JPH04109964U - 自動ワインダーの風綿回収装置 - Google Patents

自動ワインダーの風綿回収装置

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Publication number
JPH04109964U
JPH04109964U JP2122391U JP2122391U JPH04109964U JP H04109964 U JPH04109964 U JP H04109964U JP 2122391 U JP2122391 U JP 2122391U JP 2122391 U JP2122391 U JP 2122391U JP H04109964 U JPH04109964 U JP H04109964U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
fluff
filter
automatic winder
suction air
Prior art date
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Pending
Application number
JP2122391U
Other languages
English (en)
Inventor
喜康 真栄田
Original Assignee
村田機械株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 村田機械株式会社 filed Critical 村田機械株式会社
Priority to JP2122391U priority Critical patent/JPH04109964U/ja
Publication of JPH04109964U publication Critical patent/JPH04109964U/ja
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  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は自動ワインダーから発生する風綿を
確実にフィルターに捕捉し、ブロアボックス内の屑糸、
風綿を自動的に回収するようにしたものである。 【構成】自動ワインダーの糸道に近接して風綿回収用の
低圧サクションエアの開口13を設け、開口13にフィ
ルター15を設置すると共に、各ワインダーユニットの
列設方向に走行する台車21に高圧サクションの開口2
4を設け、開口24をフィルター15に近接可能な位置
に配置することにより自動ワインダーの風綿回収装置を
構成したものであり、それにより自動ワインダーから発
生する風綿を容易に捕捉し回収可能にしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は巻取ユニットを列設した自動ワインダーの風綿を吸引し回収する装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
精紡管糸の糸をテンション付加装置やスラブキャッチャーを通して綾振りドラ ムで駆動されるパッケージに巻取るに際し、精紡管糸から糸が解舒される際に多 くの風綿を発生する。これらの風綿は作業環境を悪化させるばかりでなく巻取り にも悪影響を及ぼすことがあるため、糸道の各所に風綿回収用のサクションエア 開口を設けること、あるいは風綿堆積部に高圧空気を吹き付けるブロークリーナ を用いることが行われている。
【0003】 特に風綿の発生し易い精紡管糸から糸が解舒される部分、即ち精紡管糸の上方 にサクションエア用の開口を設け、ここにフィルターを配置しワインダー全長に わたってフィルターを移動させることも考えられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の装置において、ブロークリーナーを用いる場合は風綿を飛散される ので作業環境を悪化させる欠点がある。またサクションエアの開口を設け、ここ にフィルターを配置するものにあっては、フィルターを配置するためにあたって ユニッ配置上の問題及びフレーム構成上取り付けにくく、フィルターに堆積する 風綿を除去し回収することも困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来のものの欠点を解消するため、自動ワインダーの糸道に近接 して風綿回収用の低圧サクションエアの開口を設け、前記開口にフィルターを設 置すると共に、各ワインダーのユニットの列設方向に走行する台車に高圧サクシ ョンの開口を設け、該開口を前記フィルターに近接可能な位置に配置することに より自動ワインダーの風綿回収装置を構成したものであり、それにより自動ワイ ンダーから発生する風綿を捕捉し回収可能にしたものである。
【0006】
【作 用】
本考案は上記のように構成したので、自動ワインダーにおける糸の解舒及び走 行時等に発生する風綿は、糸道に近接して配置され、常時低圧のサクションエア が作用する開口によって吸引され、その開口に設けたフィルターで捕捉される。 捕捉された風綿等は、台車に設けた高圧サクションの開口がこのフィルターに近 接する時吸引され、回収される。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面に沿って説明する。自動ワインダーの巻取りユニット1 においては第1図に示すように、精紡管糸2からの糸を、テンション付加装置3 、スラブキャッチャ4を通して綾振りドラム5で駆動されるパッケージ6に巻取 ることが行われる。糸切れ時、スラブキャッチャー4が糸欠点を検出し糸をカッ トしたときには、糸継ぎ装置7が動作し糸継ぎを行い巻取を続行する。この時、 サクションマウス8と中継パイプ9に捕捉された糸端は糸継ぎ動作時に切断され 、図示しないシャッターを備えたパイプを通じてダクト10に吸入される。前記 シャッターは糸継ぎ動作時に開放される。吸引パイプ11は常時糸道に向かって 開放され糸切れ時の精紡管糸2からの糸端を捕捉される。
【0008】 第2図に示すように、管糸2の上方には、サクションダクト12の開口13を 配置する。サクションダクト12は、ダクト10から供給されるサクションエア より低圧のサクションエアを供給している低圧ダクト14に連通しており、開口 13にはフィルター15を備える。また、開口13の果報にガイド板16を設け てある。
【0009】 このようなワインダーユニットが多数列設して自動ワインダーを構成しており 、この自動ワインダーの前面にはワインダーユニットの列設方向に走行する台車 21を設ける。台車21には高圧のサクションエアを供給するダクト22を備え ており、このダクト22から前記フィルター15に対向して延びるクリーニング ダクト23が延設している。
【0010】 本実施例では、台車21は、ファンを駆動させ、複数の排気口からの排気によ りユニットに堆積した風綿を除き、複数の吸気口から風綿を吸引する周知のブロ ークリーナーとし、上記吸気口の内の1つが、前記フィルターに対抗して延設さ れて、クリーニングダクト23となされている。前記台車21は、機台端末に走 行したときに、別のブロアに吸引した風綿をわたすようになっている。
【0011】 上記構成からなる装置において、通常の巻取作動時には精紡管糸2から高速で 糸が解舒され、その際の糸の運動によって上昇気流が発生する。この上昇気流に 乗って解舒時に発生する風綿も上昇する。その際、風綿は糸道に沿って配設した サクションダクト12の開口13に作用する低圧のサクションエアによって吸い 込まれる。この時開口13にフィルター15が設けてあるので、風綿の多くはこ のフィルター15に捕捉される。また、ガイド板16は、前記上昇気流をガイド して、風綿を前記開口13に集める効果を持つ。
【0012】 台車21は、常時または間歇的に列されたユニットの前面に沿って走行し、こ の時に、フィルター15に接近または接触して、クリーニングダクト23の開口 24が走行し、フィルター15に堆積した風綿を吸引する。
【0013】 上記実施例においてフィルター15は固定式のものを用いたが、第4図に示す ように、ローラ26,27間に掛けられた無端ベルト状の回転フィルター30と しても良い。この回転フィルター30も糸道に近接して糸道に沿って延びており 、外部から駆動されるローラ26により低速で回転している。糸道に近接てして いるフィルタ面の裏側にはサクションダクト12の開口13がローラ26,27 側に延びて設けられている。
【0015】 このような回転フィルター30を用いた際においては、フィルター30を回転 させることにより、双矢方向に走行するクリーニングダクト23の開口24をフ ィルター30に容易に接近させることが可能となる。この際フィルターにスクレ ーパ32を当接させ、フィルター30に付着した風綿を掻き落としたり或いは集 めても良い。第4図において、31はガイド板16と同様の効果を持つガイドで 平面でU形をなし、側面視でL形を形成した垂下片31’がフィルター30側に も延設されている。その垂下部にサクションダクト12の開口13と連通する開 口34を設けている。33は掻き落した風綿を集めるための板材である。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、自動ワインダーから発生する風綿をフィ ルターに捕捉し、フィルターに捕捉された風綿は間欠的に走行する台車の高圧サ クションの開口から吸引し回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体概要を示す断面図であ
る。
【図2】本考案の実施例の要部斜視図である。
【図3】本考案の実施例の台車走行時の要部斜視図であ
る。
【図4】本考案の他の実施例の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 巻取ユニット 2 精紡管糸 12 サクションダクト 13 開口 14 低圧ダクト 15 フィルター 21 台車 22 ダクト 23 クリーニングダクト 24 開口 30 回転フィルター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動ワインダーの糸道に近接して風綿回
    収用の低圧サクションエアの開口を設け、該開口にフィ
    ルターを設置すると共に、各ワインダーユニットの列設
    方向に走行する台車に高圧サクションエアの開口を設
    け、該開口を前記フィルターに近接可能な位置に配置し
    てなることを特徴とする自動ワインダーの風綿回収装
    置。
JP2122391U 1991-03-12 1991-03-12 自動ワインダーの風綿回収装置 Pending JPH04109964U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2122391U JPH04109964U (ja) 1991-03-12 1991-03-12 自動ワインダーの風綿回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2122391U JPH04109964U (ja) 1991-03-12 1991-03-12 自動ワインダーの風綿回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04109964U true JPH04109964U (ja) 1992-09-24

Family

ID=31907026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2122391U Pending JPH04109964U (ja) 1991-03-12 1991-03-12 自動ワインダーの風綿回収装置

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JP (1) JPH04109964U (ja)

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