JPH04106966U - 魚の養殖設備 - Google Patents

魚の養殖設備

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Publication number
JPH04106966U
JPH04106966U JP1991007605U JP760591U JPH04106966U JP H04106966 U JPH04106966 U JP H04106966U JP 1991007605 U JP1991007605 U JP 1991007605U JP 760591 U JP760591 U JP 760591U JP H04106966 U JPH04106966 U JP H04106966U
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JP
Japan
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floating body
cage
float
fish
floating
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Withdrawn
Application number
JP1991007605U
Other languages
English (en)
Inventor
幸明 根角
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 魚の養殖設備 【目的】 晴天、荒天等にかかわりなく、養殖設備を安
全に係留する。 【構成】 海面を上下に貫通している塔状の浮体11のま
わりに複数のいけす12を配置する。いけす12は、浮力調
節自在な浮子34を有する。浮沈手段で浮子34の浮力調節
をして同いけす12を浮体11にそって浮沈させる。係留手
段で浮上状態のいけす12および沈下状態のいけす12をそ
れぞれ浮体11に係留する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、魚の養殖設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の設備としては、図4に示すように、北欧で実用化されている、 いわゆる「船型いけす」と称されるものであって、船型の輪郭を有しかつ複数の いけす窓41を有する頑丈な鋼構造の浮体42と、いけす窓41にそれぞれはめ込まれ ている複数のいけす43とよりなるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記設備では、例えば、夏場は波が穏やかななため、設備を沖合の広い海域に 係留し、冬場は荒天を避けて内海に移動させることにより、養殖の運営管理を効 率よく行えるという利点はあるが、現実問題として、設備を移動させることは、 大変な作業である。また、浮体42の全体およびいけす43が海面近くにあるため、 波や流れに体して設備を係留することが難しいという問題点がある。
【0004】 この考案の目的は、上記問題点を解決した魚の養殖設備を提供することにある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による魚の養殖設備は、海面を上下に貫通している塔状の浮体と、浮 体のまわりに配置されかつ浮力調節自在な浮子を有する複数のいけすと、浮子の 浮力調節をして同いけすを浮体にそって浮沈させる浮沈手段と、浮上状態のいけ すおよび沈下状態のいけすをそれぞれ浮体に係留する係留手段とよりなるもので ある。
【0006】
【作用】 この考案による魚の養殖設備には、海面を上下に貫通している塔状の浮体が備 わっているから、浮体が波や潮流の影響を受け難い。
【0007】 さらに、同設備には、浮体のまわりに配置されかつ浮力調節自在な浮子を有す る複数のいけすと、浮子の浮力調節をして同いけすを浮体にそって浮沈させる浮 沈手段とが備わっているから、晴天時等には、いけすを浮上させておけば、浮子 の浮力により浮体が安定するし、荒天時等には、いけすを沈下させておけば、い けすも波や潮流の影響を受け難い。
【0008】 また、浮上状態のいけすおよび沈下状態のいけすをそれぞれ浮体に係留する係 留手段が備わっているから、波や潮流によるいけすの振れが小さい。
【0009】
【実施例】
この考案の実施例を、図1〜図3を参照してつぎに説明する。
【0010】 魚の養殖設備は、管理塔として用いられるものであって、海面を上下に貫通し ている中空塔状の浮体11と、浮体11のまわりに配置されている4つのいけす12と を備えている。
【0011】 浮体11の頂面は、甲板であり、これには、手摺13および標識灯14が装備されて いる。また、図示しないが、甲板にはハッチが設けられるとともに、浮体11内に は、電池室や餌料庫とハッチを連絡する通路が設けられている。浮体11の下面に は垂下状支柱15が設けられている。支柱15の下端には、4つのいけす窓16および これらを区画する4つの放射状アーム17を有する係留枠18が水平外方に張出すよ うに設けられている。また、支柱15とアーム17にまたがるように補強ブラケット 19が設けられている。浮体11、支柱15および係留枠18は、鋼管ないし鋼箱で頑丈 な剛構造となされている。4つのアーム17の先端にはアイプレート21がそれぞれ 設けられ、各アイプレート21は、シャックル22を介して係留索23で海底に繋ぎ止 められている。
【0012】 いけす12は、密閉箱型の網製かこい31と、かこい31の上面を除いた縦横の稜線 に網込まれている筋縄32と、かこい31の上面縁部が固定されている可動枠33とよ りなる。かこい31の天井は、詳しく図示しないが、着脱自在である。可動枠33は 、係留枠18のいけす窓16に嵌合される形状に形成されているものであって、複数 の鋼管を連結することにより形成されている。可動枠33の所要複数か所には、空 気の出入れにより、浮力調節自在な浮子34が設けられている。
【0013】 図2には、いけす12が浮上している状態が示されている。この場合、かこい31 の下面周縁部の筋縄32が係留枠18に固縛されており、これにより、流れ等による いけす12の振れはわずかとなっている。
【0014】 図3には、いけす12が沈下している状態が示されている。浮上時のいけす12の 浮力を減じかついけす12の底に重錘35を付けると、いけす12が沈下し、いけす窓 16にいけす12がぴったし収められる。そうすると、海面には浮体11のみが見えて おり、波の力は係留枠18および可動枠33のいずれにも作用せず、耐波性が向上し たことになる。また、沈下時には、自動給餌機で浮体11からいけす12に給餌する ようにすればよい。さらに、沈下状態ではいけす12に付着する生物は少ないため 、網更々は不要であるが、管理上のモニタリングは必要であろう。
【0015】
【考案の効果】
この考案によれば、浮体が波や潮流の影響を受け難く、荒天時等には、いけす を沈下させておけば、いけすも波や潮流の影響を受け難いから、動揺が少なくて 、耐波性および耐潮流性に優れ、そのため漂流力も小さくて荒天でも安全に係留 することができる養殖設備が提供される。
【0016】 さらに、晴天時等には、いけすを浮上させておけば、浮子の浮力により浮体が 安定するし、波や潮流によるいけすの振れが小さいから、波の影響があるにもか かわらず、養殖設備を安全に係留することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案設備の平面図である。
【図2】この考案設備のいけす浮上時の側面図である。
【図3】この考案設備のいけす沈下時の側面図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 浮体 12 いけす 15 支柱 18 係留枠 34 浮子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海面を上下に貫通している塔状の浮体11
    と、浮体11のまわりに配置されかつ浮力調節自在な浮子
    34を有する複数のいけす12と、浮子34の浮力調節をして
    同いけす12を浮体11にそって浮沈させる浮沈手段と、浮
    上状態のいけす12および沈下状態のいけす12をそれぞれ
    浮体11に係留する係留手段とよりなる魚の養殖設備。
JP1991007605U 1991-02-20 1991-02-20 魚の養殖設備 Withdrawn JPH04106966U (ja)

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JPH04106966U true JPH04106966U (ja) 1992-09-16

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11178472A (ja) * 1997-12-22 1999-07-06 Mutsumi Kaden Tokki:Kk 養殖用生け簀装置
JP2015515863A (ja) * 2012-05-08 2015-06-04 シー・コントロール・ホールディングス・リミテッドSea Control Holdings Ltd. 沖合養殖システム
JP2019512223A (ja) * 2016-03-07 2019-05-16 エイカー ソリューションズ エーエス 半潜水型養殖システム
JP2019535243A (ja) * 2016-10-18 2019-12-12 シー・コントロール・ホールディングス・リミテッドSea Control Holdings Ltd. 外洋養殖システム

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US11839201B2 (en) 2016-10-18 2023-12-12 Sea Control Holdings Ltd. Open-sea aquaculture system

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