JPH0410638Y2 - - Google Patents

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JPH0410638Y2
JPH0410638Y2 JP1982089737U JP8973782U JPH0410638Y2 JP H0410638 Y2 JPH0410638 Y2 JP H0410638Y2 JP 1982089737 U JP1982089737 U JP 1982089737U JP 8973782 U JP8973782 U JP 8973782U JP H0410638 Y2 JPH0410638 Y2 JP H0410638Y2
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data
melody
memory
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automatic performance
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JP1982089737U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、演奏練習等に用いるに好適な自動
演奏装置に関し、所定の楽曲に関する異なる音楽
情報を別々の記録媒体に記録し、適宜再生するこ
とにより一曲毎に多彩な自動演奏を行なえるよう
にしたものである。
従来、所定の楽曲に関するメロデイ、オブリガ
ート、オートベース・コード等の異なる音楽情報
を単一の音譜シートに磁気的に記録しておいて適
宜再生するようにした自動演奏装置が提案されて
いる。
しかしながら、このような装置にあつては、1
枚の楽譜シートに貼付した磁気テープの記録容量
に限界があるため、1曲が長くなつたり、パート
が多くなつたりすると、必要な音楽情報を記録し
きれなくなること、2ベース情報をコードネーム
(和音名)情報としてでなく、音符(音高・符長)
情報として記録できないこと等の欠点があつた。
この考案の目的は、これらの欠点を解消した新
規な自動演奏装置を提供することにある。
この考案による自動演奏装置は、 (a) 所定の楽曲に関する異なる音楽情報をそれぞ
れ記録した複数Nの記録媒体と、 (b) これらの記録媒体の全数N分より少ない複数
M分の記録容量に対応した記憶容量を有する記
憶装置と、 (c) 前記複数Nの記録媒体の中から任意に選択さ
れたM以内の数の記録媒体から音楽情報を読取
つて前記記憶装置に記憶させる読取手段と、 (d) 前記記憶装置に記憶された音楽情報に基づい
て自動演奏を行なう自動演奏手段と をそなえたものである。
この考案の構成によれば、記録すべき音楽情報
の種類が増大してもそれに対応して記録媒体の数
を増大させればよいので、記録容量が不足するよ
うな事態を未然に防止することができる。
また、記憶装置としては記録媒体の全数N分よ
り少ない複数M分の記録容量に対応した記憶容量
を有するものを用いると共に複数Nの記録媒体の
うちから任意に選択したM以内の数の記録媒体か
ら読取つた音楽情報を記憶装置に記憶して自動演
奏を行なうようにしたので、少ない記憶容量でも
記録媒体の選択組合せを変えたり、記録媒体の数
を増加させたりすることでバラエテイに富んだ自
動演奏が可能になる。
以下、添付図面に示す実施例についてこの考案
を詳述する。
第1図は、この考案の一実施例による自動演奏
装置で用いられる記録媒体としての音譜シートを
示すもので、10A,10B,10C……はそれ
ぞれ同一楽曲に関するメロデイ用楽譜シート、オ
ブリガート用楽譜シート、ベース用楽譜シート…
…である。これらの楽譜シート10A,10B,
10C……を一般的に符号10で示すと、各楽譜
シート10は表面に楽譜が印刷されると共に、表
面の下端部近傍に磁気テープ12が貼付されてお
り、磁気テープ12にはパート種類判別データ
と、音色・効果制御テータと、音符(音高及び
符長)データとが記録されている。すなわち、
楽譜シート10Aにはデータ〜として表面の
メロデイ用楽譜に対応したものが記録され、楽譜
シート10Bにはデータ〜として表面のオブ
リガート用楽譜に対応したものが記録され、楽譜
シート10Cにはデータ〜として表面のベー
ス用楽譜に対応したものが記録され、他の楽譜シ
ートについても同様である。
1つの楽曲に関する異なる音楽情報としては、
パート別の他に、メロデイバリエーシヨン、メロ
デイは同じで音色を変更したもの等を記録するこ
とができる。例えば、楽譜シート10A,10
B,10C……をそれぞれノーマルメロデイ用、
ノーマルオブリガート用、ノーマルベース用……
とすれば、各々に対応する楽譜シート10A′,
10B′,10C′……としてそれぞれメロデイバリ
エーシヨン用、オブリガートバリエーシヨン用、
ベースバリエーシヨン用……を用意し、各パート
毎に任意のものを選択して使用できるようにする
とよい。
第2図は、自動演奏装置の一構成例を示すもの
で、楽譜シート10は1枚ずつデータ読取装置1
4の受入口に挿入され、記録データが読取られ
る。そして、読取られたデータはデータ判別回路
16に供給される。
最初にメロデイ用楽譜シート10Aのデータが
読取られるものとすると、データ判別回路16は
パート種類判別データに基づいてメロデイデータ
であることを判別し、メロデイ用音色・効果制御
データを制御データレジスタ18のメロデイ用レ
ジスタに書込む。また、データ判別回路16はメ
ロデイ音符データを受信すると、データ書込制御
回路20によるデータ書込動作を開始させる。す
なわち、データ書込制御回路20はアドレスカウ
ンタ22のメロデイ用カウンタと、RAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)からなる音符データメ
モリ24とを書込モードにするので、メモリ24
にはデータ判別回路16からのメロデイ音符デー
タが書込まれる。このとき、先頭番地メモリ26
のメロデイ用記憶部には、メロデイ音符データの
最初の書込番地を指示する先頭アドレスデータが
書込まれる。
次に、オブリガート用楽譜シート10Bのデー
タが読取られるものとすると、上記したと同様に
して制御レジスタ18のオブリガート用レジスタ
にはオブリガート用音色・効果制御データが、メ
モリ24にはオブリガート音符データが、メモリ
26のオブリガート用記憶部にはオブリガート音
符データに関する先頭アドレスデータがそれぞれ
書込まれる。
次に、ベース用楽譜シート10Cのデータが読
取られるものとすると、上記したと同様にして制
御レジスタ18のベース用レジスタにはベース用
音色・効果制御データが、メモリ24にはベース
音符データが、メモリ26のベース用記憶部には
ベース音符データに関する先頭アドレスデータが
それぞれ書込まれる。なお、他のパートに関する
音楽情報が読取られる場合にも上記したと同様に
してパート別のデータ書込動作が行なわれる。
上記の結果、メモリ24にはメロデイ、オブリ
ガート、ベース……の順に音符データが書込まれ
るが、すべてのパートのデータをメモリ24に書
込む必要は必ずしもなく、特定のパート(例えば
メロデイパート)を選択してメモリ24にデータ
をロードすることもできる。また、前述したよう
にノーマル用の楽譜シート10A,10B,10
C……の他にバリエーシヨン用の楽譜シート10
A′,10B′,10C′……を用意した場合には、
10A又は10A′,10B又は10B′,10C
又は10C′……というように各パート毎に選択さ
れた1枚の楽譜シートの記録データをメモリ24
にロードすることができる。すなわち、メモリ2
4は、一例として第1図12のような磁気テープ
5枚分(5パート分)の記録容量に対応した記憶
容量を有するものとすれば、各パート毎に1枚ず
つで合計5枚までの楽譜シートの記録データをロ
ード可能である。
この後、自動演奏の開始にあたつては、モード
選択スイツチ回路28に含まれるモード選択スイ
ツチを操作して演奏すべきパートを指示する。
例えばメロデイパートを指定したものとする
と、モード選択スイツチ回路28からのメロデイ
パート指定信号に応じて読出制御回路30のメロ
デイ用読出制御部及び楽音形成回路32のメロデ
イ音形成部が各々の動作を開始する。すなわち、
読出制御回路30のメロデイ用読出制御部は先頭
番地メモリ26からメロデイに関する先頭アドレ
スデータを読出してアドレスカウンタ22のメロ
デイ用カウンタにロードするので、メモリ24か
らは最初のメロデイ音に対応した音高データが読
出され、楽音形成回路32のメロデイ音形成部に
供給される。このため、メロデイ音形成部は最初
の音高データと、制御データレジスタ18からの
メロデイ用音色・効果制御データとに応じて最初
のメロデイ音信号を発生し、このメロデイ音信号
は出力アンプ34を介してスピーカ36に供給さ
れる。従つて、スピーカ36からは最初のメロデ
イ音が奏出される。
また、メモリ24からの最初の音高データは押
鍵表示装置38に供給されるので、押鍵表示装置
38は最初に押すべき鍵を可視表示する。
メモリ24からの最初の音高データの読出しに
つついてアドレスカウンタ22のメロデイ用カウ
ンタは読出制御回路30のメロデイ用読出制御部
からの読出指令信号を受信して1カウント歩進す
る。このため、メモリ24からは最初の符長デー
タが読出され、メロデイ用読出制御部に供給され
る。
メロデイ用読出制御部はテンポ発振器40から
のテンポクロツク信号TCLを計数して最初の符
長データの示す符長に対応する時点になると、次
のメロデイ音のための読出指令信号をアドレスカ
ウンタ22に供給する。このため、アドレスカウ
ンタ22のメロデイ用カウンタは1カウント歩進
し、メモリ24からは2番目のメロデイ音に対応
した音高データが読出される。この結果、前回同
様に2番目のメロデイ音が奏出されると共に2番
目の押鍵表示がなされる。そして、上記したよう
なメロデイ音符データ読出動作が以下同様にして
くりかえされることによつて自動的にメロデイ演
奏及び押鍵表示が遂行される。
上記したのは、メロデイパートを選択した場合
の動作であるが、オブリガート、ベース等のパー
トを選択した場合にも上記と同様にしてメモリ2
4から選択パートの音符データが読出され、読出
データに基づいて自動演奏及び自動押鍵表示がな
される。また、メロデイ、オブリガート及びベー
スのうちの2つ以上のパートを同時に選択した場
合には、メモリ24からは選択された複数パート
の音符データが並列的に読出され、楽音形成回路
32では選択された複数パートの楽音形成部がそ
れぞれ楽音信号を形成するので、スピーカ36か
らは異なるパートの楽音が一緒に奏出される。
なお、オートリズム装置42はテンポクロツク
信号TCLに基づいて自動的にリズム音信号を発
生し、出力アンプ34に供給するので、スピーカ
36からはオートリズム音も奏出される。
以上のように、この考案によれば、1つの楽曲
に関する異なる音楽情報を複数の記録媒体に記録
しておいて適宜再生するようにしたので、次のよ
うな優れた作用効果が得られる。
(1) 長い曲やパートの多い曲でも記録媒体の数を
増加させることで容易に対処できる。
(2) ベース情報を音符情報として記録することが
できる。
(3) 自分の練習したいパートを選択してメモリに
ロードできる。
(3) メモリ24として記憶容量の少ないものを用
いても、記録媒体の選択組合せを変えたり、記
録媒体の数を増加させたりすることでバラエテ
イに富んだ自動演奏を楽しむことができる。例
えば、前述したようにメモリ24の記憶容量を
5パート分の記録容量に対応したものとし且つ
楽譜シート10としてノーマル用のもの10A
〜10E及びバリエーシヨン用のもの10
A′の合計6枚のものを用いるとすれば、10
A〜10Eの記録データを用いた自動演奏の他
に、10A′及び10B〜10Eの記録データ
を用いた自動演奏が可能であり、さらに10
B′〜10E′のようにバリエーシヨンを増加すれ
ば一層多様な自動演奏が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例による自動演奏
装置で用いられる楽譜シートを示す図、第2図
は、上記自動演奏装置のブロツク図である。 10,10A〜10C……楽譜シート、12…
…磁気テープ、14……データ読取装置、16…
…データ判別回路、18……制御データレジス
タ、24……音符データメモリ、28……モード
選択スイツチ回路、30……読出制御回路、32
……楽音形成回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 所定の楽曲に関する異なる音楽情報をそれぞ
    れ記録した複数Nの記録媒体と、 (b) これらの記録媒体の全数N分より少ない複数
    M分の記録容量に対応した記憶容量を有する記
    憶装置と、 (c) 前記複数Nの記録媒体の中から任意に選択さ
    れたM以内の数の記録媒体から音楽情報を読取
    つて前記記憶装置に記憶させる読取手段と、 (d) 前記記憶装置に記憶された音楽情報に基づい
    て自動演奏を行なう自動演奏手段と をそなえた自動演奏装置。
JP8973782U 1982-06-16 1982-06-16 自動演奏装置 Granted JPS58192695U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8973782U JPS58192695U (ja) 1982-06-16 1982-06-16 自動演奏装置

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JPS58192695U JPS58192695U (ja) 1983-12-21
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622240U (ja) * 1979-07-28 1981-02-27
JPS56169275A (en) * 1980-05-28 1981-12-25 Osawa Seimitsu Kogyo Kk Automatic playing electronic keyed instrument

Family Cites Families (1)

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JPS6241359Y2 (ja) * 1979-05-29 1987-10-22

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JPS58192695U (ja) 1983-12-21

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