JPH04105798U - 補聴器プログラミング装置 - Google Patents

補聴器プログラミング装置

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JPH04105798U
JPH04105798U JP1991034867U JP3486791U JPH04105798U JP H04105798 U JPH04105798 U JP H04105798U JP 1991034867 U JP1991034867 U JP 1991034867U JP 3486791 U JP3486791 U JP 3486791U JP H04105798 U JPH04105798 U JP H04105798U
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hearing
auditory
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ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチヤリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 遠隔地からでも汎用コンピュータを各遠隔地
に配置しなくとも補聴器のプログラムを実行する事が出
来るようにする。 【構成】 プログラム可能な補聴器30のそれぞれは、
個々の使用者の聴覚特性に係る一組の聴覚パラメータに
応答し更に該聴覚パラメータを記憶するプログラム可能
なメモリー38を有するものであり、又中央プログラミ
ング制御装置26に接続される該聴覚特性を中央プログ
ラミング制御装置に伝達する為の第1の伝達手段18
と、該中央プログラミング制御装置に設けられた使用者
個人の聴覚特性に基づいて、該使用者が使用する補聴器
に関する適正な聴覚パラメータの組みを計算する計算手
段26と有するものであり、更に該計算手段26により
計算された聴覚パラメータの組みを、それぞれの補聴器
30に伝達する第2の伝達手段18,40が設けられ、
且つ聴覚パラメータを、該補聴器のメモリーに格納する
記憶手段を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一般的には、プログラム可能な補聴器に関するものであり、更に詳し くはプログラム可能な補聴器をプログラムする為の装置或いはシステムに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
多くの個々の人間は、聴覚障害を持っている。 係る聴覚障害は強度な難聴、或いは聴覚消失症から聴力損失にまで広がってお り、それ等は、個々の人間が容易に音を聴く事を妨げたり、又音声を理解する事 を妨げたりするものである。
【0003】 一方、該聴覚障害の発生に関しては多くの生理的原因が存在するが、一般的に 利用しえる補正方法は、聴覚環境(auditory environmen
t) を増幅したり、フィ ルタリングする事であり、それによって、個々人が、聴こうとしている音声を含 む音を聴くことが可能となり又より好ましくはその音をより良く理解することが 可能となる。
【0004】 それほど強度ではない難聴を持つ個人に関しその聴力損失を改善する為の聴覚 用人工器官がこの分野で良く知られており、一般的には補聴器と称されるもので ある。 係る補聴器は代表的には個人個人に装着されるものであり、或る場合には、耳 の後ろの耳片(ear piece ) に担持され( 代表的には、"BTE" 装置と称されるも のであり) 、又或る場合には、少なくとも部分的に外耳道聴管(external ear ca nal)内に物理的に挿入され、(代表的には、"ITE" 装置と称されるものであり)
【0005】 更には、外耳道聴管内に物理的に配置され得る(代表的には、"ITC" 装置と称 されるものであり) もの等が有る。 係る補聴器は、物理的大きさが互いに異なり、又それを取り付ける位置も異な っているが、聴覚環境を増幅して個人の聴覚能力を増進させる機能に関しては、 何れも共通している。
【0006】 代表的には、最も基本的な形式の補聴器は、該聴覚環境音声を電気信号に変換 する為のマイクロフォーンと該電気信号を増幅する為の増幅器と該増幅された電 気信号を個人の耳に伝達する為の音声に戻す為の変換作用を行うレシーバ(拡声 器の為の補聴器用語(hearing aid parlance) とを含んでいる。 代表的には、個個人の聴力損失は、人間の聴覚に感応しえる全周波数スペクト ルに関して一様でない。
【0007】 或る個人の聴力損失に関しては、低周波数に於けるよりも高周波数に於いてよ り顕著である場合があり、それは騒音が誘発させた高周波聴力損失と言われるも のである。 又、高周波に於ける該聴力損失の程度は個人個人により異なり、又該聴力損失 が始まる周波数も又異なっている。 個人個人の聴力損失、又は言い換えれば個人個人の聴力を測定する方法をオー ディオグラム(audiogram)と称している。
【0008】 聴覚保健専門家、代表的には、聴覚機能訓練士或いは耳鼻咽喉科医達は、音の 周波数を変えたり音の増幅程度を変化させたりして個人個人の音声知覚能力を測 定する。 該聴覚保健専門家は次いで、個人個人の音声知覚能力をグラフ的に表示する増 幅/周波数ダイアグラムに、当該検査により得られた情報をプロットし、そして 個人個人の聴力損失を正常な個人の聴力と比較して決定する。
【0009】 それで、該オーディオグラムは、個人個人の特定の聴覚特性をグラフ的に示す ものとなる。 勿論、個人個人の特定の聴覚特性は表形式或いは他のグラフを用いない形式に より表示する事も可能である。 異なる個人個人はそれぞれ異なった聴力損失(及びそれ故に聴覚能力損失)を 有しているので、該補聴器は一般的には個人個人の使用者の聴覚障害を補償する 様に調整可能に作られている。
【0010】 代表的には、該調整手段は当該補聴器の増幅特性を修正する為に増幅器と共に 使用される調整可能なフィルターを含んでいる。 或る代表的な補聴器は、例えばフィルター特性の様な補聴器の聴覚特性(audi tory characteristics ) を修正する為に電圧或いは容量を調整する為に物理的 なネジ或いは回転式つまみ等を回転される事によって調整可能である。 より最近に於いては、プログラム可能な補聴器が知られる様に成って来ている 。
【0011】 該プログラム可能な補聴器は、代表的には、デジタル制御部を有しており、該 デジタル制御部は1つの聴覚パラメータ或いは一組の聴覚パラメータを記憶して おり、該補聴器の増幅特性或いはその他の特性に関する特定の態様或いは複数の 特定の態様(aspect) を制御するものであり、又該補聴器はアナログ或いはデジ タルで構成された信号を処理する信号処理部を有し、該信号処理部は該制御部に 応答して、実際の信号処理或いは増幅処理を実行する様に作動する。 或る補聴器に於いては、該制御部は、個人個人或いは他の装置が使用の為に選 択する複数の聴覚パラメータの組を記憶する能力を持っていても良い。
【0012】 係る形式を有するプログラム可能な補聴器の一例は、此処で参照文献とされる マンスゴールド等の米国特許第4,425,481 号(Mansgold sic et al) 「プログ ラマブル信号処理装置」に説明されている。 又、プログラム化が可能な補聴器の他の例は、エンゲブレトソン等の米国特許 第4,548,082 号(Engebretson et al)「補聴器、信号供給装置、聴覚障害を補償 する為のシステム及びその方法」に説明されている。
【0013】 係るプログラム可能な補聴器の出現によって、該補聴器をプログラムする為の 装置が必要と成って来た。 当該技術分野に於いて知られているプログラミングシステム及びプログラミン グ方法は一般的には多数の形式が採用されて来ている。
【0014】 1つの形式に有っては、該プログラミングシステム及びプログラミング方法は 該補聴器を使用したい個人から遠隔の地点、代表的には、該補聴器の製造者の共 通地域に設けられている。 係る製造業者に共通なシステム及び方法は、該補聴器販売人(つまり、個人個 人の補聴器を調整し適合させる責任を持つ聴覚保健専門家)が個人個人のオーデ ィオグラムを採り、そしてそのオーディオグラムを、おそらくは他の適切な情報 と共に該補聴器の注文と同時に該補聴器の製造業者に送ると言うものである。( 例えば、当該オーディオグラムの写しを郵便で送る等) 該製造業者は、そこで適性な周波数応答を持った適性な補聴器回路を選択する ことが出来る。
【0015】 又他の方法としては、該製造業者は、その工場内に於いて、在庫の補聴器を用 い、それを調整或いはプログラムして、該補聴器が個人個人の聴覚障害を補償す る事がより良く行われる様にしても良い。 該補聴器の選択、調整或いはプログラミングが完了すると、該製造業者は該補 聴器を該補聴器販売人に例えば郵便等を利用して送り返す。 該補聴器販売人は次いで、プログラム化された補聴器を、個人に渡す。 該補聴器の選択、調整或いはプログラミングに関するあらゆる変更は勿論、当 該補聴器を該製造業者に返送するか或いは、新しい補聴器を注文することの何れ かによって達成されなければならない。
【0016】 然しながら、係る方法は時間の浪費であり、又典型的には、多くの補聴器が該 製造業者に返送され個人個人の消費コストと欲求不満の程度が増大すると言う結 果になる。 他の形式に於いては、該プログラミングシステム及びプログラミング方法は、 該補聴器を使用したい個人個人の近くにいる聴覚保健専門家のいる場所に設けら れるものである。 典型的には、係る場所は製造業者から遠隔の地に存在する。
【0017】 マンスゴールド等の米国特許に開示されている補聴器の商品化された一例、即 ち『メモーメイト』“MemoryMate"(登録商標)のブランドを有する、該特許の権 利者であるミネソタマイニングアンドマニュファクチュアリングカンパニー(セ ントポール、ミネソタ(3M))(Minnesota Minning and Manufaturing Compa ny, St. Paul, Minesota(3M))により市販されている補聴器に於いては、該装置 は該プログラム機能を実行するための特別なソフトウェアを搭載した汎用コンピ ュータの形式を採るものである。
【0018】 該コンピュータは、該コンピュータにハード配線されて且つ電気配線により『 メモーメイト』(“MemoryMate" )補聴器と結合されているインターフェースユ ニットの手段を介して“MemoryMate" 補聴器と接続されている。 かかるプログラムシステムは、『マスターフィット』(“Master-Fit") (登録 商標)プログラムシステムとして商業的に知られており、それは3Mから市販さ れている。
【0019】 該プログラミング機能を実行するに際し、該聴覚保健専門家は個人個人のオー ディオグラムを、当該コンピュータに入力し、それにより該コンピュータに個人 個人の聴覚障害の見地から個人個人についての特定の聴力状態に対応した適切な 該補聴器の為の聴覚パラメータを計算させる。
【0020】 次いで、該コンピュータは当該補聴器を、直接接続されているインターフェー スユニットを介してプログラムする。 係る最後のプログラム可能な補聴器をプログラムするシステム及び方法は、該 補聴器の使用者個人個人にとって迅速でかつ効率的である。 該補聴器販売人は、その事務所に該プログラム可能な補聴器を保管しておく事 が可能である。
【0021】 消費者が来た場合に、そのオーディオグラムが個人個人から直接に或いは以前 に来た時の記録から採択され、それがコンピュータに入力され、従って該補聴器 は直ぐにプログラム化される。 当該補聴器は次いで、その消費者が当該事務所にいる間に直ちに個人個人にた いする適合性判断工程の間に試験され、再調整、即ち再プログラム化される。
【0022】 係る補聴器をプログラム化するシステムと方法による効果は、消費者の待ち時 間を最小限となし、且つ最初の消費者の為に適正に作動するプログラム化された 補聴器を提供しえると言う事である。 係るシステムと方法は又、不適切な選択、調整或いはプログラム化が原因で該 補聴器販売人から製造業者に返却される補聴器の数を少なくする事が可能である 。
【0023】 この最後のプログラム化するシステムと方法は、然しながら、補聴器を配付す る為に利用しえる場所の数を少なくしてしまう。 それは、該プログラムシステムは非常にコストが掛かる(コンピュータとそれ に付随するソフトウェア)こと、係るシステムは当該補聴器販売人の事務所に占 めるスペース及び該システムを操作する為に必要とされる特別の技術知識等が原 因とされている。
【0024】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、係る従来技術に於ける問題点を解決し、該聴覚保健専門家が 異なった地域に存在すると言う状況に於いて該プログラミングシステムが使用さ れる場合に、ハードウェアのコストを著しく節約しえる補聴器プログラミング装 置を提供するものである。
【0025】 本考案によれば、最早、各聴覚保健専門家の事務所のそれぞれに汎用コンピュ ータが置かれる必要性は無くなり、只単に単一のコンピュータシステムが中央の 事務所に配置される必要があるだけである。 本考案は更に、聴覚パラメータに関する適切な設定、即ち該補聴器をプログラ ム化する事を促進する為、当該システムの全能力を短期間に使用して当該システ ムを選定し且つ調整するに際して、技術的知識を有し又継続した技術経験を有す る、高度の経験を持った補聴器のプログラムに関する専門家を利用する事が出来 る。
【0026】 本考案は、該プログラム可能な補聴器が物理的に離れた場所からプログラムさ れうるプログラミングシステムを提供するものである。 係る補聴器のプログラミング装置は、資源を著しく節約しえると同時に、該プ ログラム可能な補聴器のプログラミング操作を小さい事務所で且つ最も遠隔の地 にある聴覚保健専門家の事務所においてさえ利用する事が可能である。
【0027】 本考案は従って、以前は地方でのプログラミング能力が無かったが故に該補聴 器を使用しえなかった個人個人に対して該補聴器をプログラミングする事が可能 となると言う利点を提供するものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成する為に以下に示す様な技術構成を採用するものであ る。即ち、複数個のプログラム可能な補聴器と該プログラム可能な補聴器とは距 離的に離れた場所に配置され且つ該複数個のプログラム可能な補聴器と電気的に 接続されている少なくとも一つの中央プログラミング制御装置との組みから構成 された補聴器プログラミング装置で有って、該プログラム可能な補聴器のそれぞ れは、個々の使用者の聴覚特性に応答し且つ一組の聴覚パラメータに応答するも のであり更に該一組の聴覚パラメータを記憶するプログラム可能なメモリーを有 するものであり、該中央プログラミング制御装置に接続される補聴器の使用者個 人の聴覚特性を該中央プログラミング制御装置に伝達する為の第1の伝達手段が 設けられ、該中央プログラミング制御装置は、該第1の伝達手段により伝達され てきた使用者個人個人の聴覚特性に基づいて、該使用者が使用するそれぞれの補 聴器に関する適正な聴覚パラメータの組みを計算する計算手段を有するものであ り、更に該計算手段により計算された該補聴器に関する適正な聴覚パラメータの 組みを、それぞれの補聴器に伝達する第2の伝達手段が設けられ、且つ該第2の 伝達手段により伝達された聴覚パラメータを、該複数個の補聴器のそれぞれのプ ログラム可能なメモリーに格納する複数個の記憶手段を有している補聴器プログ ラミング装置である。
【0029】 又本考案に於ける他の態様としては、複数個のプログラム可能な補聴器と該プ ログラム可能な補聴器を収納し該プログラム可能な補聴器をプログラミングする 複数個のプログラム部材と該プログラム部材群とは距離的に離れた場所に配置さ れ且つ該複数個のプログラム部材と電気的に接続されている少なくとも一つの中 央プログラミング制御装置との組みから構成された補聴器プログラミング装置で 有って、該プログラム可能な補聴器のそれぞれは、個々の使用者の聴覚特性に応 答し且つ一組の聴覚パラメータに応答するものであり更に該一組の聴覚パラメー タを記憶するプログラム可能なメモリーを有するものであり、該プログラム部材 のそれぞれは、当該プログラム部材に接続される補聴器の使用者個人の聴覚特性 を該中央プログラミング制御装置に伝達する為の第1の伝達手段を有するもので あり、該中央プログラミング制御装置は、該第1の伝達手段により伝達されてき た使用者個人個人の聴覚特性に基づいて、該使用者が使用するそれぞれの補聴器 に関する適正な聴覚パラメータの組みを計算する計算手段と、計算された該補聴 器に関する適正な聴覚パラメータの組みを、それぞれの補聴器が接続されている 所定のプログラム部材に伝達する第2の伝達手段とを有するものであり、該プロ グラム部材のそれぞれは、更に該第2の伝達手段により伝達された聴覚パラメー タを記憶し、且つ当該聴覚パラメータを該補聴器の該メモリーに供給する為の記 憶手段を有している補聴器プログラミング装置である。
【0030】 本考案の第1の態様に於いては、プログラム可能な補聴器のそれぞれは、個々 の使用者の聴覚特性に応答し且つ一組の聴覚パラメータに応答するものであり更 に該一組の聴覚パラメータを記憶するプログラム可能なメモリーを有する補聴器 を使用したプログラム可能な補聴器のプログラミング装置が提供されるものであ る。
【0031】 該装置に於いては、複数個の第1の伝達手段が個個の使用者のそれぞれの聴覚 特性を中央プログラミング制御装置に伝達する様に構成される。 又該中央プログラミング制御装置に於いては、計算手段が、使用者個人個人の 聴覚特性に基づいて、該使用者が使用するそれぞれの複数個の補聴器に関する適 正な聴覚パラメータの組みを計算する。
【0032】 更に、該第2の伝達手段は、かくして計算された該補聴器に関する適正な聴覚 パラメータの組みを、当該中央プログラミング制御装置から、それぞれの補聴器 に伝達される。 又、該プログラム部材のそれぞれに設けられた記憶手段は、該第2の伝達手段 により伝達されてきた聴覚パラメータを記憶し、且つ当該聴覚パラメータを該補 聴器の該メモリーに供給する為の複数個の記憶手段を有している。
【0033】 本考案に係る第2の態様に於いては、複数個の且つ物理的に複数の遠隔地点に 配置されているプログラム可能な補聴器をプログラミングする装置が提供される のであって、プログラム可能な補聴器のそれぞれは、個々の使用者の聴覚特性に 応答し且つ一組の聴覚パラメータに応答するものであり更に該一組の聴覚パラメ ータを記憶するプログラム可能なメモリーを有する補聴器を使用したプログラム 可能な補聴器のプログラミング装置が提供されるものである。
【0034】 該装置に於ける該補聴器が接続されうるプログラム部材には、個個の使用者の それぞれの聴覚特性を該プログラム部材を介して中央プログラミング制御装置に 伝達する第1の伝達手段が設けられている。 又該中央プログラミング制御装置に於いては、計算手段が設けられており、使 用者個人個人の聴覚特性に基づいて、該使用者が使用するそれぞれの複数個の補 聴器に関する適正な聴覚パラメータの組みを計算する。
【0035】 更に、該第2の伝達手段は、かくして計算された該補聴器に関する適正な聴覚 パラメータの組みを、当該中央プログラミング制御装置から、それぞれの補聴器 が接続される遠隔地に有る複数個のプログラム部材のそれぞれに伝達される。 又、該プログラム部材のそれぞれに設けられた記憶手段は、該第2の伝達手段 により伝達されてきた聴覚パラメータを記憶し、且つ当該聴覚パラメータを該複 数の補聴器の該メモリーに供給する為に設けられている。
【0036】 本考案に係る別の態様に於いては、補聴器プログラミング装置は使用者の聴覚 特性が適合する様に該補聴器をプログラミングする。 判定機構は該使用者の聴覚特性を判定する。 第1の伝達機構は該使用者の当該聴覚特性を電話回線を介して遠隔地に存在す る中央プログラミング制御装置に伝達する。
【0037】 該計算機構は、該中央プログラミング制御装置に於いて、使用者個人個人の聴 覚特性に基づいて、該補聴器に関する適正な聴覚パラメータの組みを計算する。 又、該第2の伝達機構は、計算された該補聴器に関する適正な聴覚パラメータ の組みを、電話回線を介して該中央プログラミング制御装置からそれぞれの補聴 器に伝達する。 更に、記憶機構は、適正な聴覚パラメータの組みプログラム可能な補聴器のメ モリーに供給するもので有る。
【0038】 本考案に係る該補聴器プログラミング装置を用いて補聴器をプログラミングす る手順の例を示すと以下の通りとなる。 先ず、個個の使用者の聴覚特性を適宜の通信媒体を介して中央プログラミング 制御装置に伝達すし、次いで、該中央プログラミング制御装置では、使用者個人 個人の聴覚特性に基づいて、該補聴器に関する適正な聴覚パラメータの組みを計 算する。
【0039】 その後、かくして計算された該補聴器に関する適正な聴覚パラメータの組みを 、適宜の通信媒体を介して該中央プログラミング制御装置からそれぞれの補聴器 に伝達する。 そして、その適正な聴覚パラメータの組みに関する情報を該プログラム可能な 補聴器のメモリーに格納する。
【0040】 或いは他の手順としては、先ず始めに、遠隔の地に設けられた複数個のプログ ラム部材のそれぞれから、該プログラム部材のそれぞれに接続された補聴器に関 する使用者個人個人の聴覚特性を該中央プログラミング制御装置に伝達し、次い で、該中央プログラミング制御装置では、使用者個人個人の聴覚特性に基づいて 、該補聴器に関する適正な聴覚パラメータの組みを計算する。
【0041】 その後、かくして計算された該補聴器に関する適正な聴覚パラメータの組みを 、適宜の通信媒体を介して該中央プログラミング制御装置からそれぞれの補聴器 が接続されている遠隔地にあるプログラム部材に伝達する。 そして、その適正な聴覚パラメータの組みに関する情報を該プログラム可能な 補聴器のメモリーに格納する。
【0042】 本考案に係る別の態様としては、該補聴器プログラミング装置は、個々の使用 者の聴覚特性を適合させる為にプログラム可能な補聴器を共に使用されるのに適 したインターフェースユニットと遠隔地に存在する中央プログラミング制御装置 に対する電話的回線(a telophonic link ) とを含んでおり、且つ該補聴器のそ れぞれは、個々の使用者の聴覚特性に応答し且つ一組の聴覚パラメータに応答す るものであり更に該一組の聴覚パラメータを記憶するプログラム可能なメモリー を有するものである。
【0043】 任意的には、伝達機構は該使用者の当該聴覚特性を電話的回線を介して中央プ ログラミング制御装置に伝達する。 受信機構は、中央プログラミング制御装置に於いて計算された該補聴器に関す る適正な聴覚パラメータの組みを、電話的回線を介して該中央プログラミング制 御装置からそれぞれの受信する。 記憶機構は、適正な聴覚パラメータの組みプログラム可能な補聴器のメモリー に格納するもので有る。
【0044】
【実施例】
以下に本考案に係る補聴器プログラミング装置の具体例に付いて図を参照しな がら詳細に説明する。 上記した様な本考案に係る補聴器プログラミング装置に於いて、汎用コンピュ ータが該プログラム可能な補聴器をプログラムする為に使用される場合には、或 る種のインターフェースユニットが該プログラム可能な補聴器を該汎用コンピュ ータとを接続する為に必要となる。
【0045】 インターナショナルビシネスマシーン(“IBM”)により製造されているPS /2(登録商標)と称される汎用コンピュータは上記した該『マスターフィット』 (“Master-Fit") (登録商標)のフィティングと共に使用される。 該インターフェースユニットはIBMコンピュータの入出力ポート部の一つに 直列に或いは並列に、然かしながら好ましくは、RS232の直列ポート部と 『メモーメイト』“MemoryMate"(登録商標)補聴器のプログラム端子との間に接 続される。
【0046】 該インターフェースユニットは、RS232直列フォーマットの形式で(或い は他の汎用コンピュータの入出力I/Oフォーマットで)該コンピュータにより 送られたプログラム信号を、特定の補聴器をプログラムするのに必要な特定のコ マンドと信号に変換する。 該インターフェースユニットはケーブルによって、直接汎用コンピュータと該 プログラム可能な補聴器とに接続されている。
【0047】 上述した該『マスターフィット』(“Master-Fit") (登録商標)のフィティン グシステム及び『メモーメイト』“MemoryMate"(登録商標)補聴器のと共に使用 されうる該インターフェースユニットの例としては、オペレーターズマニュアル 8140『マスターフィット』(“Master-Fit") (登録商標)聴力評価と推奨シ ステム(HEAR)3Mパート番号No.70-2005-5850-3 に図解され且つ説明され ている。
【0048】 係る例示的インターフェースユニットはミネソタマイニングアンドマニュファ クチュアリングカンパニー(セントポール、ミネソタ(3M))から入手しえる ものである。
【0049】 本考案に係る補聴器プログラミング装置を使用して補聴器をプログラムするに 際しては、該補聴器を実際にプログラムする聴覚保健専門家が居る場所から遠隔 の地点にある中央プログラミング制御機構を具備する中央事務所が該補聴器をプ ログラムする為に使用される。 好ましい具体例に於いては、複数の場所に或る補聴器が一つの中央事務所のプ ログラミング制御機構によりプログラムされるのである。 コンピュータ或いはその他のプログラミング機器は該中央事務所に配置される 。
【0050】 典型的には、係る場所が該補聴器を製造する製造者の本部と成る場合もあり又 地域的なオペレーション部署で有っても良い。 勿論、他の操作から完全に分離された中央事務所が設立しえるものであり又中 央事務所として機能する。
【0051】 本考案の目的に関する該「中央事務所」と言う言葉は単に個人個人に対して補 聴器を適合させる聴覚保健専門家の存在位置や事務所と同じものではない位置や 事務所を意味するものである。 該中央事務所は多数の聴覚保健専門家が存在する位置或いはそれ等の事務所に 対する地域的な中心部で有る必要は無く、又事実如何なる地形的な意味での中心 である必要もない。
【0052】 該事務所は、それが一つ以上の遠隔位置にあるプログラム部材或いは補聴器に 対するプログラミングを実行しえる状態に於いて中心であれば良い。 以下の説明をする目的の為に、該遠隔地なる言葉は、個人個人の聴覚特性に対 してプログラム可能な補聴器を適合させる聴覚保健専門家の存在する位置を意味 している。 典型的には、係る位置は聴覚機能訓練士の事務所或いは補聴器販売人の事務所 である。
【0053】 該聴覚保健専門家の存在している位置は、従って、物理的意味での存在位置を 示す遠隔地は何処でも良い。 たった一つの必要条件は、該遠隔地は電話の様な通信媒体にアクセスしえるも のでなければならない。 該聴覚保健専門家の事務所は、該中央の事務所から地理的に離れていなければ 成らないものでは無く、或いは事実全ての地理的な意味において遠隔地である必 要はない。
【0054】 その存在位置は該補聴器をプログラミングすると言う機能の意味に於いてのみ 遠隔であれば良い。 プログラミングシステムが、聴覚保健専門家が異なる地域に位置すると言う状 況のもとで使用される場合、本考案を使用することによって、ハードウェアに関 する著しいコスト節約が達成される。
【0055】 本考案によれば、汎用コンピュータをそれぞれの聴覚保健専門家が居る各事務 所に設置する必要が最早なくなり、今や只一つの汎用コンピュータが中央の事務 所に配置される事が必要とされるのみである。 プログラムされるべき該補聴器と長距離に亘たって情報を伝達しえる通信媒体 との間を連絡するのに特別に採用されたインターフェースユニットが、勿論該プ ログラムされるべき補聴器と共に該聴覚保健専門家の事務所に設置される事が要 求される。
【0056】 本考案に係る補聴器プログラミング装置の具体的構成は図1に概略的に示され ている。 即ち、本考案に係る補聴器プログラミング装置10は基本的には、中央地区に 設けられた中央プログラミング制御装置として機能する中央事務所16と該中央 事務所16から遠隔の地域に分散され該中央事務所16を核としてサテライト状 に分散されている補聴器群30或いは該補聴器30を取り扱う複数の地方事務所 群12から構成されるものであり、又別の形態としては、中央地区に設けられた 中央プログラミング制御装置として機能する中央事務所16と該中央事務所16 から遠隔の地域に分散され該中央事務所16を核としてサテライト状に分散され ている地域的で補助的なプログラミング機能を発揮するプログラム部材であって 、プログラム可能な補聴器が接続されうるプログラム部材を有する地方事務所群 12とから構成されるもので有っても良い。
【0057】 本考案に於いては、該遠隔地の地方事務所12にいる聴覚保健専門家が個人個 人の聴力損失に関するオーディオグラム或いは聴覚能力を従来の方法により把握 する。 次いで、該聴覚保健専門家は、当該オーディオグラムに関する情報をおそらく は患者に関する情報或いは明細情報(billing information)のような適切な情報 と共に共通的に使用され通信媒体、あるいなその他利用可能な通信媒体18を介 して中央プログラミング制御装置として機能する中央事務所16へ伝達する。
【0058】 かかるオーディオグラム情報の通信は該聴覚保健専門家がいる遠隔地の地方事 務所12に設けたインターフェースユニット20を介して、或いはそれとは別に 同一の通信媒体18を介して或いは他の通信媒体を介して行われる。 もしかかつ通信がインターフェースユニット20を介して実行される場合には 、該インターフェースユニット20が個人個人のオーディオグラム情報を受けそ れをモデム22、通信媒体18、該中央事務所16に設けられた他のモデム24 等を介してコンピュータ26に伝達する。
【0059】 該インターフェースユニット20は該プログラム可能な補聴器をプログラムす る為に従来使用されたインターフェースユニットと同じもので有っても良い。 モデム22と24は従来のものと同じである。 又該通信媒体18は好ましくは従来の電話システムである。 該コンピュータ26は好ましくは、『マスターフィット』(“Master-Fit") ( 登録商標)のフィティングシステムに以前から使用されている汎用コンピュータ を同じものである。
【0060】 図1における点線は該中央事務所16と遠隔の地にある地方事務所12とを隔 てる物理的空間を表している。 該中央事務所16はそれによって、プログラム可能な補聴器30をプログラム するのに必要なデータを作成するに要する情報をもつ事になる。 該コンピュータ26、つまり該中央事務所16にある中央プログラミング制御 装置26に必要とされる情報は、正しく該『マスターフィット』(“Master-Fit ") (登録商標)のフィティングシステムの汎用コンピュータが必要とする情報と 同じものである。
【0061】 該中央プログラミング制御装置26は次いで、それにより当該補聴器をプログ ラムする適正な聴覚パラメータの組みを計算する。 係る計算は従来公知の方法で実行される。 該中央事務所に配置されている中央プログラミング制御装置26は、当該適正 な聴覚パラメータの組みをモデム24、通信媒体18及びモデム22を介して遠 隔地に有る地方事務所12に設けた地域的にプログラムを実行する機構に返送す る。
【0062】 本考案に於いては、当該地方事務所12に配置されるインターフェースユニッ ト20を地域的に且つ補助的に実行するプログラム部材11と称する事にする。 該通信媒体18は、当該中央プログラミング制御装置26が該オーディオグラ ム情報を受けたと同じ通信媒体で有っても良く、或いはそれとは完全に別の媒体 で有っても良い。 好ましくは、該媒体18は従来公知の電話システムである。
【0063】 係る聴覚特性の伝達は当該中央プログラミング制御装置26が該オーディオグ ラム情報を受けたと同じ通信媒体を介して実行されても良く或いはそれとは完全 に別の媒体で有っても良い。 異なる接続が同じ時間につまり同時若しくは殆ど同時にあるいは遅れた時間で 実行されても良い。
【0064】 もし、伝達が遅れて実行される事が望まれる場合には、特定の複数の遠隔の地 方事務所12から発生される聴覚特性を求める多数の要求はバッチ処理されそし て同時に伝達される様にする事も出来る。 ここでモデム22と24は従来のものである。 インターフェースユニット20は該モデム22から聴覚パラメータの組みを受 け、もし必要であればそれをプログラム可能な補聴器30で使用可能なフォーマ ットに変換する。
【0065】 該プログラム可能な補聴器30は従来のものであり、また好ましくは、上記し たマンスゴールド(シック)(Mansgold sic et al) 特許に開示されている『 メモーメイト』“MemoryMate"(登録商標)補聴器である。 該プログラム可能な補聴器30はレシーバ(拡声器)36と接続された信号処 理装置34と結合されているマイクロフォーン32を持っている。
【0066】 該マイクロフォーン32、信号処理装置34及びレシーバ36とは該補聴器3 0の音声通路(audio path ) を示しており、それはアナログで有ってもデジタル で有っても良いが、好ましくはアナログである。 該信号処理装置34は該補聴器30のメモリー38に格納されている聴覚パラ メータに応答するものである。
【0067】 該インターフェースユニット20はプログラミングポート40を介して該補聴 器30と接続されている。 該インターフェースユニット20に受入られた聴覚特性は次いでプログラミン グ処理を完成する為に該補聴器30のメモリー38に格納される。 図2に示される一つの補聴器プログラミング装置の例10Aに於いては、複数 の遠隔地に有る地方事務所が示されている。
【0068】 それらは、第1の遠隔地方事務所12A,第2の遠隔地方事務所12B及び第 N番目の遠隔地方事務所12Nとして示されている。 そして各遠隔地方事務所のそれぞれは、補助的プログラミングを実行する為の 主としてインターフェースユニット20から構成されるプログラム部材11を含 いる。
【0069】 各遠隔地方事務所12A,12B及び12Nのそれぞれに存在している聴覚保 健専門家は 個人個人の聴力損失に関するオーディオグラム或いは聴覚能力を従 来の方法により把握する。
【0070】 次いで、該聴覚保健専門家は、当該オーディオグラム内に通常見出される個人 個人の聴覚特性(42A,42B,42N)を、おそらくは患者に関する情報或 いは明細情報(billing information)のような適切な情報と共に共通的に使用さ れ通信媒体、あるいなその他利用可能な通信媒体18を介して中央事務所16の 中央プログラミング制御装置26へ伝達する。
【0071】 かかるオーディオグラム情報の通信は該聴覚保健専門家がいる遠隔地の地方事 務所(12A,12B及び12N)のそれぞれに設けたインターフェースユニッ ト(20A,20B,20N)を介して、或いはそれとは別に同一の通信媒体1 8を介して或いは他の通信媒体を介して行われる。
【0072】 もしかかる通信がインターフェースユニット(20A,20B,20N)を介 して実行される場合には、該インターフェースユニット(20A,20B,20 N)が個人個人のオーディオグラム情報を受けそれをモデム(22A,22B, 22N)、通信媒体18、該中央事務所16に設けられた他のモデム24等を介 してコンピュータ,即ち中央プログラミング制御装置26に伝達する。
【0073】 該各インターフェースユニット20A,20B,20Nは図1に示すインター フェースユニット20と同じもので有っても良い。 モデム22A,22B,22Nと24は従来のものと同じである。 又該通信媒体18は好ましくは従来の電話システムである。 該コンピュータ26は好ましくは、『マスターフィット』(“Master-Fit") ( 登録商標)のフィティングシステムに以前から使用されている汎用コンピュータ を同じものである。 点線28は該中央事務所16と遠隔の地にある地方事務所12A,12B及び 12Nとを隔てる物理的空間を表している。
【0074】 このように、複数の地域に存在するプログラム可能な補聴器(30A,30B ,30N)は一つの中央プログラミング制御装置26を使用する事により遠隔操 作によりプログラム化される。
【0075】 本考案により、資源の顕著な節約が可能となり且つ小さな事務所で又かなり遠 方に位置する聴覚保健専門家の事務所に於いて該プログラム可能な補聴器のプロ グラミングを行うことが可能となった。 この事実はこれまで、地方に於けるプログラミングの可能性が欠如していたこ とから以前にはかかる補聴器を使用しえなかった個人個人に対して補聴器をプロ グラムしえる可能性があると言う利益をもたらすものである。
【0076】 更に、中央に集中化されたプログラミング機能は、高度の技術的プログラム可 能な補聴器を使用する為に、優れた技術的知識を有し又継続した技術経験を有す る、高度の経験を持った補聴器のプログラムに関する専門家を利用する事が出来 る。
【0077】 該第1の遠隔地事務所12Aにいる聴覚保健専門家は、第2の遠隔地事務所1 2A及びN番目の遠隔地事務所12Nにいる聴覚保健専門家と同時に該中央プロ グラミング制御装置26を呼び出す事が可能である。 係る操作は例えばマルチプルモデム24を使用するか、この分野で周知となっ ているマルチプレキシング技術を用いて、該コンピュータ26のマルチポートを 使用することを介して実行する事が可能である。
【0078】 勿論、別の方法としては、異なる遠隔地にいる聴覚保健専門家がそれぞれ異な る時間に該中央プログラミング制御装置26を呼び出す事も出来る。 該中央事務所16の中央プログラミング制御装置26は該プログラム可能な補 聴器30A,30B,30Nをプログラミングするのに必要とされるデータを作 成する為に必要な個人個人の聴覚特性を持っている。 係るコンピュータ26により必要とされる情報は正しく該『マスターフィット 』(“Master-Fit") (登録商標)のフィティングシステムの汎用コンピュータが 必要とする情報と同じものである。
【0079】 該中央プログラミング制御装置26は次いで、それにより当該補聴器30A, 30B,30Nをプログラムする適正な聴覚パラメータの組みを計算する。 係る計算は従来公知の方法で実行される。 該中央事務所16に配置されている中央プログラミング制御装置26は、当該 適正な聴覚パラメータの組みをモデム24、通信媒体18及びモデム22A,2 2B,22Nを介して遠隔地に有る地方事務所12A,12B及び12Nに設け た地域的にプログラムを実行する機構、即ちプログラム部材11に返送する。
【0080】 該通信媒体18は、当該中央プログラミング制御装置26が該オーディオグラ ム情報を受けたと同じ通信媒体で有っても良く、或いはそれとは完全に別の媒体 で有っても良い。 係る聴覚特性の伝達は当該中央プログラミング制御装置26が該オーディオグ ラム情報を受けたと同じ通信媒体を介して実行されても良く或いはそれとは完全 に別の媒体で有っても良い。 好ましくは、該媒体18は従来公知の電話システムである。
【0081】 係る聴覚特性に関する情報の伝達は、当該中央プログラミング制御装置26が 聴覚特性を受けたと同じ電話接続により実行されても良く、或いは別の接続方法 で実行されても良い。 係る異なる接続は同じ時間につまり同時若しくは殆ど同時にあるいは遅れた時 間で実行されても良い。 もし、伝達が遅れて実行される事が望まれる場合には、特定の複数の遠隔の地 方事務所12A,12B及び12Nから発生される聴覚特性を求める多数の要求 はバッチ処理されそして同時に伝達される様にする事も出来る。
【0082】 ここでモデム22A,22B,22Nと24は従来のものである。 インターフェースユニット(20A,20B,20N)のそれぞれは、個別に 該モデム22A,22B,22Nから聴覚パラメータの組みをそれぞれ受け、も し必要であればそれをプログラム可能な補聴器30A,30B,30Nで使用可 能なフォーマットに変換する。
【0083】 該プログラム可能な補聴器30A,30B,30Nは従来のものであり、また 好ましくは、上記したマンスゴールド(シック)(Mansgold sic et al) 特許 に開示されている『メモーメイト』“MemoryMate"(登録商標)補聴器である。 一般的には、使用される通信媒体18の特定の形式は該通信媒体18が物理的 にかなり遠距離に亘って電子情報が伝達されうるものであると言う必要性を除い ては重要ではない。
【0084】 特に、該通信媒体18は、該中央事務所16の中央プログラミング制御装置2 6と遠隔地域にある地方事務所12A,12B及び12Nにあるプログラム部材 11間を電子情報が信頼性を持って伝達されうるものであると言うことが要求さ れる。 好ましくは、該媒体18は従来公知の電話システムである。 係るシステムは広範囲の地域で精度良く利用出来る。
【0085】 係る通信媒体18として使用出来る他の例としてはサテライトデータ伝達シス テム及び広域ネットワークシステム(LAN)が含まれる。 本考案にかかるプログラム部材11に含まれるインターフェースユニット20 のブロックダイアグラムが図3に示されている。
【0086】 該インターフェースユニット20はモデム22とプログラム可能な補聴器30 との間のインターフェースを達成するものであり、該インターフェースユニット 20は該通信媒体18の手段により中央プログラミング制御装置26から送られ てきたコマンドを受信する。 該インターフェースユニット20は該補聴器30に設けられているメモリー3 8に既に格納されている聴覚パラメータの組みを読み出す、つまり検出するか、 或いは該補聴器30を該補聴器のメモリー38に新しい聴覚パラメータの組みを 格納することにより、プログラムする事が出来る。
【0087】 該インターフェースユニット20により読み出された聴覚パラメータはモデム 22と通信媒体18を介して中央事務所16の中央プログラミング制御装置26 に伝達される。 該インターフェースユニット20は5つの独立した機能グループを形成する回 路を含んでいる。 即ち、CPU,RAM,ROM回路42,LED駆動回路44,RS232イ ンターフェース回路46,補聴器インターフェース回路48及び補聴器検査回路 50である。
【0088】 該インターフェースユニット20はモデムポート52によりRS232インタ ーフェース回路46を介してモデム22と結合している。 又RS232インターフェース回路46は、内部的に使用される0から五ボル トの信号レベルをRS232の基準レベルにまで変換する。 該RS232インターフェース回路46は、多数の使用者(vendors)から利用 しえる標準的信号インターフェース回路である。
【0089】 該インターフェース20は、補聴器ポート54により該補聴器インターフェー ス回路48を介してプログラム可能な補聴器30に結合されている。 該補聴器インターフェース回路48は該補聴器30からデータを読出たりまた 該補聴器30にデータを書き込んだりする能力を有するものである。 補聴器検査回路50は、該補聴器30が補聴器ポート54と接続された時を判 断する為の検出操作を実行するものである。
【0090】 CPU,RAM,ROM回路42はマイクロコントローラを含んでおり、該R S232インターフェース回路46と補聴器インターフェース回路48とに或い はこれらからのデータの伝達を制御する。 LED駆動回路44は好ましくは6個の赤と緑の双方向性発光ダイオードから なる状態表示装置を有している。
【0091】 図4乃至図6は本考案に係るインターフェースユニット20の詳細なダイアグ ラムである。 該インターフェースユニット20は図3で説明した様に、CPU,RAM,R OM回路42,LED駆動回路44,RS232インターフェース回路46,補 聴器インターフェース回路48及び補聴器検査回路50と同じ独立の機能回路を 有している。 そして図4はRS232インターフェース回路46,補聴器インターフェース 回路48及び補聴器検査回路50の詳細な回路構成を示すものであり、図5はC PU,RAM,ROM回路42の詳細な回路構成を示すものであり又図6はLE D駆動回路44の詳細な回路構成を示すものである。
【0092】 RS232インターフェース回路46はモデムポート52を介してRS232 として知られている標準インターフェースプロトコルを使用することによりモデ ム22と接続されている。 インターフェー装置56はCPU,RAM,ROM回路42で使用される0乃 至5ボルトの信号レベルを標準のRS232電圧レベルに変換する。
【0093】 該インターフェー装置56は又、RS232電圧レベル並びに補聴器インター フェース回路48に使用されるマイナス10ボルト(-10V) を発生する。 実際のビットフレーミング(bit framing ) はCPU,RAM,ROM回路4 2で実行される。 補聴器インターフェース回路48は該補聴器30のメモリー38とデータ交換 を行う。
【0094】 アナログスイッチ76は、受信と送信間に於ける補聴器ポート54上のデータ インターフェースラインを切り換える。 該アナログスイッチ76は該CPU,RAM,ROM回路42により制御され る。
【0095】 低出力コンパレータ(low power pomparator ) 78は補聴器データ電圧レベル を該インターフェースユニット20が該補聴器30からデータを受信している時 に、−1.3 V から+1.3 Vの間の補聴器データ電圧レベルを0Vから5Vの範囲の 電圧に変換する。 0Vから5Vレベルに於ける信号は、適正なデコード(復号化)をする為に、 該CPU,RAM,ROM回路42に伝送される。
【0096】 該インターフェースユニット20がデータを補聴器30に送信している時に、 低出力コンパレータ80はCPU,RAM,ROM回路42の0Vから5Vの範 囲の電圧を補聴器30の−1.3 V から+1.3 Vの電圧レベルに変換する。 係る双方向のデータ伝送の為に、CPU,RAM,ROM回路42は全てのデ コーディングとビットフレーミングに対応することが出来る。 回路81はプログラミング中、補聴器の標準バッテリ接続を介して該補聴器3 0に電力を供給する。
【0097】 補聴器検査回路50は、該補聴器30が補聴器ポート54と接続されている時 にそれを検出する。 該補聴器検査回路50は、補聴器ポート54の+1.3 V線に現れる1ミリアンペ ア(1 milliampere ) 電流要求(current demand) を検出する。 コンパレータ82と84は電流/電圧変換器と電圧コンパレータとを形成する 。 1.3 Vのデータ供給ライン上に於ける該電流要求が1ミリアンペアを越えた時 、コンパレータ82の出力はその論理レベルを変化させる。 係る論理レベルの変化は該CPU,RAM,ROM回路42によって検出され そしてLED状態表示器及び操作条件を制御する為に使用される。 図5に示されるう該CPU,RAM,ROM回路42の中心部は八ビットマイ クロコントローラで構成されるマイクロコンピュータ86である。 ラッチ回路88は、アドレスバスの下位8ビットにラッチするのに使用される 。
【0098】 RAM92は、8K×8ビット(8K by 8 bit ) スタティックRAMであり 該補聴器30とモデム22間のデータ送信中のスクラッチパッドメモリの為に使 用される。 該ROM90は表1に示されるカスタムソフトウェアを含んでいる。
【0099】
【表1】
【表2】
【表3】
【0100】 図6に示される該LED駆動回路44は6個の双方向性をもつ赤と緑の光りを 出す発光ダイオード94,96,98,100,102及び104を有している 。 駆動回路106及び108は表示すべき表示パターンをラッチするものである 。 各発光ダイオードは緑色と赤色及び消灯の何れかとなる。 かかる6個の発光ダイオードは該インターフェースユニット20の状態を表示 する。 図4乃至図6のダイアグラムに於いて使用される好ましい部品のリストは表2 に示されている。
【0101】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【0102】 本考案にかかる補聴器プログラミング装置を用いて補聴器をプログラミングす る手順は図7のフローチャートに示されている。 ブロック200から、スタートする。 ブロック202に於いて、補聴器30を適合させたい個人個人に付いての、該 オーディオグラムを得る事によって判断された、聴覚特性が遠隔地にある補聴器 から或いは遠隔地の地方事務所にあるプログラミングの実行に関与するプログラ ム部材11から中央プログラミング制御装置26に送信される。
【0103】 ブロック204に於いて、適正な聴覚パラメータの組みが中央事務所16に設 けられた或いは中央事務所16がアクセスしえる該中央プログラミング制御装置 のコンピュータ26によって計算される。 ブロック206に於いて、かくして計算された適正な聴覚パラメータの組みが 地方事務所12の補聴器に直接或いは該地方事務所12のプログラム部材11に 送信される。
【0104】 ブロック208に於いて、該適正な聴覚パラメータの組みがプログラム可能な 補聴器30のメモリー38に格納される。 ブロック210で係るフローは終了する。 このように、本考案に係る補聴器プログラミング装置が説明されたが、本考案 の実用新案登録請求の範囲により定義される本考案の範囲から逸脱しない範囲で 係る本考案の補聴器プログラミング装置はその形式に於ける多数の変更や修正更 には省略が当業者によって、構成されるかも知れないことは理解されるところで あり、認識されるべきである。
【0105】
【考案の効果】
本考案に於いては、複数の遠隔地から補聴器のプログラミングを、各聴覚保健 専門家がいるそれぞれの遠隔地の事務所に汎用コンピュータを設置する必要性を 要せずにプログラミングする事を可能とする補聴器プログラミング装置が提供さ れ、資源の節約とコストの低減に効果を発揮することが出来る。 又、本考案により、全ての遠隔地に於いて高度の経験を持った補聴器をプログ ラムする専門家を利用する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案にかかる補聴器プログラミング装
置の一具体例を示すブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、本考案にかかる補聴器プログラミング
装置の他の具体例を示すブロックダイアグラムである。
【図3】図3は、本考案に係るインタフェースユニット
のブロックダイアグラムである。
【図4】図4は、本考案に係るインタフェースユニット
の概略ブロックダイアグラムである。
【図5】図5は、本考案に係るインタフェースユニット
の概略ブロックダイアグラムである。
【図6】図6は、本考案に係るインタフェースユニット
の概略ブロックダイアグラムである。
【図7】図7は本考案に係る補聴器プログラミング装置
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…補聴器プログラミング装置 11…プログラム部材 12…遠隔地の地方事務所 14…個人、患者 16…中央事務所 18…通信媒体 20…インターフェースユニット 22、24…モデム 26…中央プログラミング制御装置、コンピュータ 28…物理的空間 30…補聴器 32…マイクロフォーン 34…信号処理回路 36…レシーバ 38…メモリー 42…聴覚特性データ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のプログラム可能な補聴器と該プ
    ログラム可能な補聴器とは距離的に離れた場所に配置さ
    れ且つ該複数個のプログラム可能な補聴器と電気的に接
    続されている少なくとも一つの中央プログラミング制御
    装置との組みから構成された補聴器プログラミング装置
    で有って、該プログラム可能な補聴器のそれぞれは、個
    々の使用者の聴覚特性に応答し且つ一組の聴覚パラメー
    タに応答するものであり更に該一組の聴覚パラメータを
    記憶するプログラム可能なメモリーを有するものであ
    り、該中央プログラミング制御装置に接続される補聴器
    の使用者個人の聴覚特性を該中央プログラミング制御装
    置に伝達する為の第1の伝達手段が設けられ、該中央プ
    ログラミング制御装置は、該第1の伝達手段により伝達
    されてきた使用者個人個人の聴覚特性に基づいて、該使
    用者が使用するそれぞれの補聴器に関する適正な聴覚パ
    ラメータの組みを計算する計算手段を有するものであ
    り、更に該計算手段により計算された該補聴器に関する
    適正な聴覚パラメータの組みを、それぞれの補聴器に伝
    達する第2の伝達手段が設けられ、且つ該第2の伝達手
    段により伝達された聴覚パラメータを、該複数個の補聴
    器のそれぞれのプログラム可能なメモリーに格納する複
    数個の記憶手段を有している事を特徴とする補聴器プロ
    グラミング装置。
  2. 【請求項2】 複数個のプログラム可能な補聴器と該プ
    ログラム可能な補聴器と接続され、該プログラム可能な
    補聴器をプログラミングする複数個のプログラム部材と
    該プログラム部材群とは距離的に離れた場所に配置され
    且つ該複数個のプログラム部材と電気的に接続されてい
    る少なくとも一つの中央プログラミング制御装置との組
    みから構成された補聴器プログラミング装置で有って、
    該プログラム可能な補聴器のそれぞれは、個々の使用者
    の聴覚特性に応答し且つ一組の聴覚パラメータに応答す
    るものであり更に該一組の聴覚パラメータを記憶するプ
    ログラム可能なメモリーを有するものであり、該プログ
    ラム部材のそれぞれは、当該プログラム部材に接続され
    る補聴器の使用者個人の聴覚特性を該中央プログラミン
    グ制御装置に伝達する為の第1の伝達手段を有するもの
    であり、該中央プログラミング制御装置は、該第1の伝
    達手段により伝達されてきた使用者個人個人の聴覚特性
    に基づいて、該使用者が使用するそれぞれの補聴器に関
    する適正な聴覚パラメータの組みを計算する計算手段
    と、計算された該補聴器に関する適正な聴覚パラメータ
    の組みを、それぞれの補聴器が接続される所定のプログ
    ラム部材に伝達する第2の伝達手段とを有するものであ
    り、該プログラム部材のそれぞれは、更に該第2の伝達
    手段により伝達された聴覚パラメータを記憶し、且つ当
    該聴覚パラメータを該補聴器の該メモリーに供給する為
    の記憶手段を有している事を特徴とする補聴器プログラ
    ミング装置。
  3. 【請求項3】 該第2の伝達手段は、該中央プログラミ
    ング制御装置から遠隔の地域に設けられた複数のプログ
    ラム部材に設けられており、該第2の伝達手段は、各プ
    ログラム部材に接続される複数の補聴器のそれぞれに関
    する聴覚特性を該中央プログラミング制御装置に伝達す
    るものである事を特徴とする請求項2記載の補聴器プロ
    グラミング装置。
  4. 【請求項4】 該第1の伝達手段は電話回線により構成
    されている事を特徴とする請求項1乃至3記載の補聴器
    プログラミング装置。
  5. 【請求項5】 該第2の伝達手段は電話回線により構成
    されている事を特徴とする請求項1乃至3記載の補聴器
    プログラミング装置。
JP1991034867U 1990-05-18 1991-05-17 補聴器プログラミング装置 Expired - Lifetime JP2516793Y2 (ja)

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