JPH04103092U - デイジタルスピーカ装置 - Google Patents

デイジタルスピーカ装置

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JPH04103092U
JPH04103092U JP1272591U JP1272591U JPH04103092U JP H04103092 U JPH04103092 U JP H04103092U JP 1272591 U JP1272591 U JP 1272591U JP 1272591 U JP1272591 U JP 1272591U JP H04103092 U JPH04103092 U JP H04103092U
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JP
Japan
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polarity
signal
digital audio
coil
digital
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Pending
Application number
JP1272591U
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English (en)
Inventor
昭盛 富沢
Original Assignee
クラリオン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピーカをディジタルオーディオ信号で直接
駆動することである。 【構成】 スピーカユニット1は複数のコイル11〜1
3を有しており、スイッチ16〜18を介して電源制御
回路2に接続されている。ディジタルオーディオ信号に
従ってスイッチ16〜18はオンオフされ、オンとなっ
たスイッチを介して電源制御回路2から音量制御され、
かつ極性設定された電流がコイルに供給される。 【効果】 D/Aコンバータ及びパワーアンプが不要
で、装置の構成が簡単で安価となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はディジタルオーディオ信号により直接駆動できるように構成したディ ジタルスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCDプレーヤのようなディジタルオーディオ装置は、信号の伝達及び処 理の段階まではディジタル信号の形態で行なっているが、スピーカ駆動に際して はアナログ信号に変換し、パワーアンプを介してスピーカに与えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため従来のディジタルオーディオ装置では、ディジタル信号からアナログ 信号に変換するA/D変換回路部と、このアナログ信号でスピーカを駆動するた めのパワーアンプ部とを設ける必要があり、構成が複雑かつ高価となる問題があ った。
【0004】
【考案の目的】
本考案の目的はディジタルオーディオ信号により直接駆動できるディジタルス ピーカ装置を提供することにより、従来のA/D変換回路部及びパワーアンプ部 を不要とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のディジタルスピーカ装置は、振動板を振動 させるための磁界を発生する複数の磁気コイルを有するディジタルスピーカと、 上記各磁気コイルに対する駆動電流の供給路において上記磁気コイルの数に対応 するビットを持ったディジタル駆動信号の各々に対応するビットの情報に基づい て駆動電流を断続するスイッチ手段と、極性制御信号に基づいて各磁気コイルに 対する駆動電流の極性を反転制御する極性反転手段と、を備えたことを要旨とす る。
【0006】
【作用】
ディジタルオーディオ信号に応答して前記スイッチ手段により各磁気コイルに 供給される駆動電流が断続され、かつその極性が極性反転手段により反転制御さ れる。
【0007】
【実施例】
以下図面に示す本考案の実施例を説明する。 図1は本考案によるディジタルスピーカ装置の一実施例の全体構成を示す。同 図において、1はスピーカユニット、2は電源制御回路、3は極性識別回路、4 はディジタルオーディオ源、5はディジタルオーディオ信号線、6は極性識別出 力信号線である。
【0008】 スピーカユニット1は、例えば、図4に示すように、コイル11〜13、磁石 14、振動板れ15、スイッチ16〜18から成る。振動板15の被駆動部15 aにはコイル11〜13が巻装され、磁石14によって形成される磁界中に配置 され、各コイルの一端はスイッチ11〜13を介して電源制御回路2からの出力 線81に接続され、他端は他の出力線82に接続されている。
【0009】 従ってスイッチ16〜18がディジタルオーディオ信号に応答してオンオフさ れると、コイル11〜13に電流が流れて電磁力を受けるので振動板15が振動 してディジタル信号による電気−音響変換が行なわれる。
【0010】 ここで振動板15の受ける電磁力はオーディオ信号のレベルに比例する必要が ある。周知のように磁界の中でコイルに電流を流す時、コイルの受ける電磁力F は磁界の強さB、コイルの電流I、コイルの長さをLとすると、 F=kBIL である。kは定数である。
【0011】 従ってコイル11〜13の電流をI1,I2,I3、長さLをL1,L2,L3とす ると、夫々の受ける電磁力F1,F2,F3は下記のようになる。 I L F コイル11 I111=kBI11 コイル12 I222=kBI22 コイル13 I333=kBI33
【0012】 夫々のコイルによって振動板15が受ける力の大きさの比が、例えば、後述す るように4:2:1とすると、 I11:I22:I33=4:2:1 I1:I2:I3=4:2:1とすると、L1=L2=L3となるので、この時の コイル11〜13の比抵抗r1,r2,r3は r1:r2:r3=1:2:4 即ち、上述した比抵抗のコイルを使用する必要がある。
【0013】 次に電源制御回路2は、例えば、図2に示すように電圧可変型DC−DCコン バータ21及び極性反転スイッチ22,23から成り、DC−DCコンバータ2 1の入力には電源入力線71,72が接続され、また音量制御信号9が与えられ るようになっている。極性反転スイッチ22,23の入力はDC−DCコンバー タ21の出力に、また該スイッチの出力は前記出力線81,82に夫々接続され ている。
【0014】 更に極性識別回路3は、例えば、図3に示すように、アンドゲート31を有し 、該ゲートの入力にはディジタルオーディオ信号の1ビットから成る極性表示信 号51及び基準信号“1”が与えられ、その出力の極性識別信号が信号線6を介 して電源制御回路2に送られ、極性反転スイッチ22,23を制御するようにな っている。
【0015】 次に上記実施例の動作を説明する。 ディジタルオーディオ源4からは図5に示すようにディジタルコード化された オーディオ信号を信号線5に出力する。図5において、101はアナログオーデ ィオ信号、102は基準レベル、103はディジタルオーディオ信号で、通常は 2進10ビット以上、16ビット程度でディジタル化されているが、本実施例で は説明の便宜上4ビットD0〜D3でディジタル化した例を示す。基準レベル(通 常0V)102より上の部分を極性プラス、下の部分を極性マイナスとし、各サ ンプリング点でのアナログ信号がプラスであれば、4ビットデータのD0を“0 ”、マイナスの場合“1”として、即ち、D0を極性表示信号51としてディジ タル化している。 ディジタルオーディオ信号の種類は特に限定されるものではないが、信号線5 における信号のフォーマットは同一のものでなければならない。
【0016】 上記ディジタル信号はスピーカユニット1と極性識別回路3に供給される。 極性識別回路3は入力ディジタル信号がアナログ時点あるいはアナログ変換し た時点で、前記D0から極性がプラスであるか、マイナスであるかを識別して極 性識別信号を信号線6に出力する。
【0017】 電源制御回路2は通常の増幅器の音量制御と出力の極性制御とを行なうもので 、音量制御はDC−DCコンバータ21の電源入力電圧7を音量制御信号9に応 じた電圧に変換することにより行なわれ、得られた電源出力電圧8が前記出力線 81,82に出力される。これによりディジタルオーディオ信号5のレベルは一 定であってもスピーカユニット1のコイルに流れる総電流値は変化し、音量制御 を行なうことができる。また極性制御は極性識別信号に応じてスイッチ22,2 3を切り換えることにより行なわれ、出力線81,82には、音量及び極性に応 じた電圧が出力される。
【0018】 スピーカユニット1においては入力されるディジタル信号D1〜D3の値に従っ てスイッチ16〜18がオンオフされるとコイル11〜13のうちオンとなった スイッチに対応するコイルに、前記のように音量及び極性の制御された電流が流 れ、電気−音響変換が行なわれる。また前述したように、上記ディジタル信号D 1 〜D3はD1=4、D2=2、D1=1の重みづけとなるように、各コイルの比抵 抗が選定されている。
【0019】 図6乃至図9は本考案の他の実施例で、図1乃至図4と同一符号は同一又は類 似の回路及び部材をあらわす。
【0020】 図7は電源制御回路2の構成を示し、21a,22a,23aは夫々DC−D Cコンバータ、24,25,26は夫々極性設定用スイッチで、例えば図8に示 すようにスイッチ24a,24bから成る。
【0021】 極性設定用スイッチ24〜26の各出力61〜66は図9に示すようにスピー カユニット1の各コイル11〜13に夫々接続され、スイッチ16〜18が出力 61,63,65のラインに挿入されている。
【0022】 本実施例において、DC−DCコンバータ21a〜23aの各出力電圧V21, V22,V23は、例えば、コイルのインピーダンスが全て等しいとすると、V21: V22:V23=4:2:1の比に設定される。 本実施例の動作は前述した所と同様である。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ディジタルオーディオ信号によって直接 スピーカを駆動することができるので、D/Aコンバータ及びアナログ信号用の パワーアンプは不要であり、装置の構成が簡単かつ安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例における電源制御回路の構成図で
ある。
【図3】図1の実施例における極性識別回路の構成図で
ある。
【図4】図1の実施例におけるスピーカユニットの構成
図である。
【図5】アナログオーディオ信号とディジタルオーディ
オ信号との関係を示す説明図である。
【図6】本考案の他の実施例を示すブロック図である。
【図7】図6の実施例における電源制御回路の構成図で
ある。
【図8】図6の実施例における極性設定用スイッチを示
す図である。
【図9】図6の実施例におけるスピーカユニットの構成
図である。
【符号の説明】
1 スピーカユニット 2 電源制御回路 3 極性識別回路 4 ディジタルオーディオ源 11〜13 コイル 14 磁石 15 振動板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動板を振動させるための磁界を発生す
    る複数の磁気コイルを有するディジタルスピーカと、上
    記各磁気コイルに対する駆動電流の供給路において上記
    磁気コイルの数に対応するビットを持ったディジタル駆
    動信号の各々に対応するビットの情報に基づいて駆動電
    流を断続するスイッチ手段と、極性制御信号に基づいて
    各磁気コイルに対する駆動電流の極性を反転制御する極
    性反転手段と、を備えたことを特徴とするディジタルス
    ピーカ装置。
JP1272591U 1991-02-15 1991-02-15 デイジタルスピーカ装置 Pending JPH04103092U (ja)

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