JPH04102282A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は磁気ディスク装置に関し、特に磁気ディスク媒
体をスピンドルに固定する構造に関する。

従来技術 従来、この種の磁気ディスク装置においては、第４図に
示すように、磁気ディスク媒体８−１．８−２とスペー
サリング９−１〜９−８とを積み重ねて実装し、上から
力を加えてスペーサリング９−１〜９−３で磁気ディス
ク媒体８−１．８−２を挾むようにして、磁気ディスク
媒体８−１．８−２をスピンドル３に固定していた。

このような従来の磁気ディスク装置では、磁気ディスク
媒体８−１．８−２とスペーサリング９−１〜９−３と
が積層されているため、これらの上がら力を加えると、
磁気ディスク媒体８−１．８−２の内径側に圧力が加わ
り、基板がアルミニウム材質の場合には磁気ディスク媒
体８−１．８−２が変形し、また基板がガラス材質の場
合にはクラックもしくは破損が生ずるという欠点がある
。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、基板がアルミニウム材質の磁気ディスク
媒体でも変形することなく、基板がガラス材質の磁気デ
ィスク媒体でもクラックまたは破損か生ずることのない
磁気ディスク装置の提供を目的とする。

発明の構成 本発明による磁気ディスク装置は、複数の磁気ディスク
媒体をスピンドルに積層して固定する磁気ディスク装置
であって、各々前記複数の磁気ディスク媒体間に積層さ
れ、前記磁気ディスク媒体の内径以上の径の円板部と、
前記磁気ディスク媒体の内径に嵌合され、かつ前記磁気
ディスク媒体の厚さ以上の高さの凸部とからなる複数の
スペーサリングを設け、前記磁気ディスク媒体と前記ス
ペーサリングの前記円板部との接触面および前記磁気デ
ィスク媒体と前記凸部との接触面を夫々接着剤で接着す
るようにしたことを特徴とする。

実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の断面図であり、第２図は第
１図の部分拡大図であり、第３図は本発明の一実施例の
平面図である。これらの図において、ベースプレート１
にはへ・ソドキャリ・ソジ組立７が実装され、磁気ディ
スク媒体２−１〜２−４かスピンドル３を介して実装さ
れている。

回転する磁気ディスク媒体２−１〜２−４の上をヘッド
キャリッジ組立７が円弧を描くように動作することによ
って、磁気ディスク装置の機能を果している。

また、ベースプレート１にはスピンドル３が取付けられ
ており、スピンドル３にはスペーサリング４−１〜４−
４を間に入れて磁気ディスク媒体２−１〜２−４が実装
され、クランブリング５を介してネジ６により固定され
ている。

スペーサリング４−１〜４−４には各々段差部４ａ−１
〜４ａ−４が設けられており、この段差部４ａ−１〜４
ａ−４に磁気ディスク２−１〜２−４の内径部を嵌合し
、段差部４ａ−１〜４ａ−４に接着剤を塗布してスペー
サリング４−１〜４−４と磁気ディスク２−１〜２−４
とを夫々固定している。

また、スペーサリング４−１〜４−４の段差部４ａ−１
〜４ａ−４の高さａを磁気ディスク媒体２−１〜２−４
の厚さｂよりも大きくすることによって、スペーサリン
グ４−１〜４−４にクランブリング５から力Ｐが加わっ
ても、磁気ディスク媒体２−１〜２−４には何ら圧力が
加わらないようになっている。

このように、スペーサリング４−１〜４−４に磁気ディ
スク媒体２−１〜２−４の内径部を嵌合することが可能
な段差部４ａ−１〜４ａ−４を設け、この段差部４ｇ−
１〜４ａ−４の高さａを磁気ディスク媒体２−１〜２−
４の厚さｂ以上とし、この段差部４ａ−１〜４ａ−４に
、磁気ディスク媒体２−１〜２−４を接着剤で接着する
ようにすることによって、磁気ディスク媒体２−１〜２
−４をスピンドル３に固定するためにクランブリング５
からかかる力Ｐが磁気ディスク媒体２−１〜２−４に加
わらないようにすることができる。

その結果、磁気ディスク媒体２−１〜２−４の基板がア
ルミニウム材質でも変形することなく、基板がガラス材
質でもクラックあるいは破損が生じることはない。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、磁気ディスク媒体間
に積層される円板部と、磁気ディスク媒体の内径に嵌合
され、かつ高さが磁気ディスク媒体の厚さ以上の凸部と
からなるスペーサリングと磁気ディスク媒体との接着面
を接着剤で接着するようにすることに本って、基板がア
ルミニウム材質の磁気ディスク媒体でも変形することな
く、基板がガラス材質の磁気ディスク媒体でもクラック
または破損が生ずることがなくなるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は第１図の
部分拡大図、第３図は本発明の一実施例の平面図、第４
図は従来例の部分拡大図である。 主要部分の符号の説明 ２−１〜２−４・・・・・・磁気ディスク媒体３・・・
・・・スピンドル ４−１〜４−４・・・・・・スペーサリング４ａ−１〜
４ａ−４・・・・・・段差部５　・・・・・ クランプリング ６　・・・・・ ネジ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の磁気ディスク媒体をスピンドルに積層して
   固定する磁気ディスク装置であって、各々前記複数の磁
   気ディスク媒体間に積層され、前記磁気ディスク媒体の
   内径以上の径の円板部と、前記磁気ディスク媒体の内径
   に嵌合され、かつ前記磁気ディスク媒体の厚さ以上の高
   さの凸部とからなる複数のスペーサリングを設け、前記
   磁気ディスク媒体と前記スペーサリングの前記円板部と
   の接触面および前記磁気ディスク媒体と前記凸部との接
   触面を夫々接着剤で接着するようにしたことを特徴とす
   る磁気ディスク装置。