JPH04102171U - コネクタ用防水キヤツプ - Google Patents

コネクタ用防水キヤツプ

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Publication number
JPH04102171U
JPH04102171U JP1206991U JP1206991U JPH04102171U JP H04102171 U JPH04102171 U JP H04102171U JP 1206991 U JP1206991 U JP 1206991U JP 1206991 U JP1206991 U JP 1206991U JP H04102171 U JPH04102171 U JP H04102171U
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JP
Japan
Prior art keywords
waterproof cap
waterproof
connector
neck
cable
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Pending
Application number
JP1206991U
Other languages
English (en)
Inventor
亨 高橋
修身 松井
Original Assignee
日本無線株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本無線株式会社 filed Critical 日本無線株式会社
Priority to JP1206991U priority Critical patent/JPH04102171U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタ用防水キャップの防水効果を、特に
防水キャップの首部とケーブルとの間の気密性を向上す
ること。 【構成】 防水キャップの開口部と首部との間に肉薄部
を設けて、コネクタプラグを装着するに際して該肉薄部
を折り畳まれた状態(めくれた状態)とすることによ
り、首部とケーブルとの摺動を伴うこと無く装着操作が
達成されることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コネクタ用防水キャップに関し、特に防水キャップとケーブルとの 間の防水を確実なものとして、漁船等小型船舶用電気機器のコネクタに好適な防 水キャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の防水キャップは図4の断面図に示すような構造のものであり、 その装着操作は図5に示すようなものであった。即ち、断面図から明らかなよう に均一肉厚ゴム製の防水キャップ1は、図5の(a)の初期状態に示すように防 水キャップの首部1Aがケーブル2に嵌挿され、開口部1Bがコネクタプラグ3 に嵌挿されている。一方、コネクタプラグ3と接続されるべきプラグ受4は電気 機器の側面に固定されており、その両者の電気的接続は図5の(b)から(d) に示す装着操作で行われる。まず、コネクタプラグ3に対して防水キャップ1を 図面において右方向にずらしてコネクタプラグ3を露出させる(図5(b))。 次に、図5(c)のようにコネクタプラグ3をプラグ受4に電気的に装着固定し た後、図5(d)に示すように防水キャップ1を左方向に戻して装着操作を終了 する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、防水キャップ1はその装着操作の都度その首部1Aがケーブル2 を摺動するので、両者の間には隙間7が生じその結果気密性が不十分なものとな り、所期の防水効果が十分に達成され得ない。隙間7を十分小さくすれば防水の 観点では改善されるが、防水コネクタ1をずらす時の摺動操作が困難なものとな る不都合があった。
【0004】 また、従来はコネクタ接続部を接続した後テープを巻いて行う防水方法がある が、これはコネクタの着脱を行う度に一々テープの着脱を必要とする等手間の掛 かる不都合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述した不都合を解決することを目的とし、そのために防水キャッ プの開口部と首部との間に肉薄部を設けこの肉薄部を折り畳む状態(めくる状態 )とすることが可能とすることにより、首部とケーブルとの間の摺動を排除して 固定可能としそれによって首部の防水を確実なものとするものである。
【0006】
【実施例】
以下、図1、図2及び図3に示す本考案の一実施例について詳細に述べる。
【0007】 図1は該実施例の防水キャップ10の使用例を示すもので、そのより詳細は図 2に示されるが、防水キャップ10は、肉厚開口部10Aとその一部に設けられ た滑り止め部10B、コードと接する肉厚首部10D、及び滑り止め部10Bと 肉厚首部10Dとの間に設けられた肉薄部10Cとから構成される。このような 構造の防水キャップ10の装着操作について、図3を参照して説明する。防水キ ャプ10は図3(a)に示すように、コネクタプラグ16を内包しケーブル12 は肉厚首部10Dに被覆されている。この肉厚首部10Dは前にも述べたように 肉厚に構成されており、その内径はケーブル12の直径よりもやや小さく構成さ れているので、両者の気密性は高く、従って両者の摺動性は良くないが防水効果 は完璧なものである。コネクタプラグ16を機器側面5に固定されたプラグ受1 3に装着するには、まず肉厚開口部10Aを指でつまんで図3(b)に示すよう に右方向にずらすと肉薄部10Cは折り畳まれた状態(またはめくれた状態)と なってコネクタプラグ16は完全に露出する。この状態でコネクタプラグ16が 、図3(C)のようにプラグ受13と接続されると、防水キャップ10はその肉 厚開口部10Aを指でつまんで滑り止め部10Bを利用して図面中左方向にずら して戻すと、防水キャップ10の肉厚開口部10Aの先端部が、機器側面5の部 材と一体に構成された防水円筒15の内部に図3(d)のように嵌め込まれる。 防水円筒15の外径は肉厚開口部10Aの内径よりも僅かに大きく構成されてい るので、図3(d)の状態では両者の気密性は確実なものとなる。
【0008】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば防水キャップの肉厚首部とケーブルの気密 性が確実に得られるので、従来の防水キャップに較べて防水効果がより一層高信 頼性のものとなる。さらに、防水キャップの開口部においても、機器側面に設け られた防水円筒によって両者の気密性が確実となるので、なお一層防水効果が向 上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示すための図面。
【図2】 該実施例における防水キャップの断面図。
【図3】 該実施例における防水キャップの装着操作を
説明するための断面図。
【図4】 従来の防水キャップの断面図。
【図5】 該従来の防水キャップの装着操作を説明する
ための断面図。
【符号の説明】
1,10 防水キャップ 1A 首部 1B 開口部 2,12 ケーブル 3,16 コネクタプラグ 4,13 プラグ受 5 機器側面 7 隙間 10A 肉厚開口部 10B 滑り止め部 10C 肉薄部 10D 肉厚首部 11 機器本体 14 架台 15 防水円筒

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタの接続部分を防水するための防
    水キャップにおいて、該防水キャップの一部を肉薄に構
    成し、該コネクタの着脱時に該肉薄部分を折り畳む状態
    として着脱することにより、該防水キャップとケーブル
    との間の防水を確実なものとすることの可能なコネクタ
    用防水キャップ。
  2. 【請求項2】 請求項1の防水キャップにおいて、前記
    肉薄構成の一部とは、前記防水キャップの開口部と首部
    との中間部分であることを特徴とするコネクタ用キャッ
    プ。
  3. 【請求項3】 請求項1の防水キャップにおいて、前記
    防水キャップの前記ケーブルと接する部分が肉厚に構成
    されていることを特徴とするコネクタ用防水キャップ。
JP1206991U 1991-02-08 1991-02-08 コネクタ用防水キヤツプ Pending JPH04102171U (ja)

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JP1206991U JPH04102171U (ja) 1991-02-08 1991-02-08 コネクタ用防水キヤツプ

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JP1206991U JPH04102171U (ja) 1991-02-08 1991-02-08 コネクタ用防水キヤツプ

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Publication Number Publication Date
JPH04102171U true JPH04102171U (ja) 1992-09-03

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ID=31745795

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1206991U Pending JPH04102171U (ja) 1991-02-08 1991-02-08 コネクタ用防水キヤツプ

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JP (1) JPH04102171U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008153225A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Hispano Suiza 汚染に対する保護装置を有する電気コネクタアセンブリ
JP2011244637A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット
WO2013089160A1 (ja) * 2011-12-13 2013-06-20 矢崎総業株式会社 電気接続部の固定構造、コネクタ、コネクタの接続方法

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