JPH04101754A - 自動加工装置の搬送装置 - Google Patents

自動加工装置の搬送装置

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JPH04101754A
JPH04101754A JP21350090A JP21350090A JPH04101754A JP H04101754 A JPH04101754 A JP H04101754A JP 21350090 A JP21350090 A JP 21350090A JP 21350090 A JP21350090 A JP 21350090A JP H04101754 A JPH04101754 A JP H04101754A
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pallet
work
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workpieces
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Kazuo Yamada
和男 山田
Yoshikuni Miura
三浦 義邦
Yoshiko Taguchi
田口 由子
Shigeru Nagatani
永谷 茂
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合加工工作機械を備えた自動加工装置に関す
る。
〔従来の技術〕
複合加工工作機械とワークの自動搬送装置とを組み合わ
せて、長時間にわたる自動加工を可能とするフレキシブ
ル マニュファクチャリング システム(FMS)が普
及しつつある。
複合加工工作機械のうちで、対向する2台の主軸と、各
主軸と共同する2台の刃物台を備えた複合加工旋盤は、
2台の主軸間でワークの受渡しが可能であって、2つの
工程を1台の機械の中で完了することができ、生産性も
高い。
この種の複合加工旋盤とワークの自動搬送装置とを組み
合せて、長時間の無人運転を可能としたシステムは、既
に本出願人によって提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ワークの自動搬送装置は、ワークを載置したパレットと
、パレット上のワークを把持して複合加工旋盤の主軸へ
供給するガントリ型の搬送ロボットにより構成される。
この搬送ロボットは、加工が終了したワークを主軸から
とり出してパレットへ戻す。
従来のワークの自動搬送装置にあっては、単一種類のワ
ークのみを取扱うものであり、種類の異なるワークを同
一パレット上に混載することはできなかった。また、搬
送ロボットの動作は、オペレータが予めティーチングを
しておく必要があった。
本発明は、パレットに記憶素子を設け、この記憶素子に
予め必要な情報を記録しておき、この情報を基準にする
ことにより、異なる種類のワークに対しても搬送ロボッ
トは自動的に対応して長時間の無人化加工を達成する自
動加工装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の自動加工装置の搬送装置は、複合加工装置とワ
ークを収容するストッカ装置との間に配設したガイドレ
ールと、ガイドレール上を自走する搬送ロボットと、搬
送ロボットにとりつけた鉛直方向に伸縮するアームと、
アームの先端に装着されたワークを把持するワークハン
ドとを備え、ストッカ装置は、素材ワークを所定位置に
載置したパレットを収容するローディングステーション
と、加工済ワークを載置したパレットを収容するアンロ
ーディングステーションと、ローディングステーション
とアンローディングステーションとの間でパレットを搬
送するパレットチェンジャとを備え、パレットにパレッ
ト上のワークに関する情報を記憶する記憶素子を設ける
とともに、パレットチェンジャにパレットの記憶素子と
の間で情報を交換して制御装置に伝達するリード、ライ
トヘッドを配設したことを基本的な手段として備える。
〔作用〕
自動加工装置の制御装置は、パレットの記憶素子に入力
されたワークに関するデータに基いて。
搬送装置のロボットを制御して、パレット上のワークを
複合加工旋盤に対して自動的に搬入、搬出する。
〔実施例〕
以下、図面に基いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を実施する自動加工装置の全体を示す斜
視図、第2図は正面図、第3図は平面図。
第4図は左側面図である。
全体を符号1で示す自動加工装置は、複合加工工作機械
を備える。複合加工工作機械は、種々の形式の工作機械
を利用することができるが1本実施例においては、2台
の主軸と2台の刃物台を備えた複合加工旋盤10を用い
た場合を示している。
第5図は、複合加工旋盤10の概要を示すもので、対向
して配設した第1の主軸110と第2の主軸130を有
する。第1の主軸110と第2の主軸130は同一の能
力を有する主軸であって、それぞれ軸21.22で示す
方向に移動する。
一方、同一の能力を有する2台の刃物台120゜140
は対向して配設される。第1の刃物台120は、軸X□
力方向移動するとともに、軸T□のまわりに旋回するタ
レット122を有し、タレット122には複数本のツー
ル160が装着される。
第2の刃物台140も同様に、軸X2方向に移動すると
ともに、軸T2のまわりに旋回するタレット142を有
し、タレット142には複数本のツール160が装着さ
れる。
第1の主軸110は、チャック112を有し。
ジョー170でワーク150を把持して第1の刃物台1
20のツール160によってワーク150に必要な加工
を施す。第1の主軸110の軸z1の移動量と軸C工ま
わりの回転量及び刃物台120の軸X□の移動量と軸T
、まわりのインデックスはNC装置により制御される。
複合加工旋盤10は、ツール160の刃先位置を検知す
る手段(図示せず)を備え、刃先位置を計測してNC装
置にフィードバックすることにより、ワークの寸法を間
接的に計測し、加工精度を確保する。
第1の主軸110により第1工程の加工が完了すると、
第2の主軸130のチャック132は第1の主軸110
からワーク150を受けとり、NC装置により制御され
る第2の刃物台140と共同して第2工程の加工を施し
、ワーク150を完成させる。
複合加工旋盤10は以上のように、2台の主軸と2台の
刃物台を備え、複雑な形状のワークを自動的に加工する
能力を有する。
複合加工旋盤上0の後側にはチップコンベア190を配
設して切削により発生するチップを集め、チップバスケ
ット195で回収する。
全体を符号20で示す搬送装置は、複合加工旋盤上0の
上方に配設されるガイドレール200を備える。ガイド
レール200は、旋盤の主軸の移動方向である軸2工、
Z2と平行な軸Bに沿って配設され、ガイドレール20
0上に搬送ロボット220を走行自在にとりつける。
搬送ロボット220は、上下方向の軸Aに沿って移動す
るアーム230を備える。アーム230の先端部にはワ
ークハンド280をとりつけるが、後述する態様により
このワークハンド280を他のハンドと交換自在として
、種々の対象物を搬送する。
複合加工旋盤上0に隣接して、ガイドレール200の下
方に部材を備蓄して必要時に複合加工旋盤lOに供給す
るストッカ装置30を配設する。
第6図はストッカ装置30の要部の断面図、第7図は要
部の側面図である。
ストッカ装置30は、床面に載置されるベース300を
有し、ベース300は、2本で1組の案内面を2組備え
る。第1の案内面310,312は、ガイドレール20
0の軸Bに対して直交する軸X、に沿って配設される。
第2の案内面320゜322は、軸X、に平行な軸X4
に沿って配設される。
第1の案内面310,312上には、全体を符号4oで
示すストッカが軸X3に沿って移動自在に載置される。
ストッカ40は、第1の側壁410、第2の側壁420
および2つの側壁を結ぶ床430からなり、上部が開口
する断面がほぼ正方形の箱形のストッカ本体400を備
える。床430の下面には案内面上を転勤するローラ4
02を設ける。
第1の側壁410の上縁部は外側に水平方向に延び、第
1のフランジ412を形成する。第2の側壁420の上
縁部も外側に水平方向に延び、第2のフランジ422を
形成する。
ストッカ本体400は、軸X3に沿って延びる細長い形
状を有するが、内部は仕切板440によって複数の室4
45に画成される。
室445には、搬送ロボット220のアーム230の先
端に交換自在に装着される各種のハンドが収容される。
本実施例にあっては複合加工旋盤10の刃物台に供給す
るツールを取り扱うためのツールハンド240、主軸1
10,130のチャック112,132へ供給するジョ
ーを取り扱うためのジョーハンド260、ワークを取り
扱うためのワークハンド280の3種類のハンドが用意
される。
第1のフランジ412と第2のフランジ422は、軸X
3に沿って等間隔に形成した穴を有し、各人にはツール
160が挿入される。本実施例においては、各フランジ
に10本ずつ、合計20本のツール160を収容する場
合を示すが、必要に応じて収容本数を増減する。
第1の側壁410と第2の側壁420の上部の内側には
、軸X3に沿って等間隔にジョーの保持部材を配設し、
各保持部材にジョー170を挿入する。本実施例では、
合計18個のジョー170を保持する場合が示されるが
、ジョー170の個数は必要に応じて増減する。
ストッカ本体400は軸X3に沿って割り出され、位置
決め用の手段(例えばサーボ位置決め)を備える。
各ツール、ジョー、ハンドはICと電池等を含む記憶素
子を備え、必要な情報を記録する。
ツール160は記憶素子160aを備えるが、ストッカ
装置のベース300側にツールの記憶素子160aの情
報を読みとり、または書き込むためのリード、ライトヘ
ッド330を配設する。ジョー170は、チャックと係
合するベースジョーと、ベースジョーにとりつけるソフ
トジョーとからなり、ベースジョーの背面に同様の記憶
素子を備える。そして、ベース300側にジョー170
の記憶素子170aに対向するリード、ライトヘッド3
32を配設する。このリード、ライトヘッド332は、
ストッカ本体400が移動する際に、ツールシャンク1
60Sとの干渉を避けるために旋回式として、リード、
ライト時のみにジョー170の記憶素子170aに近接
する構造とする。
第1のフランジ412に貯えられるツール160と第1
の側壁410に貯えられるジョー170は、原則として
第1の刃物台120と第1の主軸110に供給される。
第2のフランジ422に貯えられるツール160と第2
の側壁420に貯えられるジョー170は、第2の刃物
台140と第2の主軸130に供給される。
第6図はツールハンド240が、第1のフランジ412
のツール160と、第2のフランジ422のツール16
0を把持する状態を示し、ジョーハンド260がジョー
170を把持する状態を中央上部に示す。
ストッカ本体400内にはハンドが貯えられるが、本体
400の床430の下方のベース300には、ハンド用
のリード、ライトヘッド340がアクチュエータ342
により上下動自在に設けられる。第6図はツールハンド
240がストッカ本体400内に収容された状態を示す
が、ツールハンド240の先端部に記憶素子240aを
とりつけて、必要な情報を記録する。ジョーハンド26
0、ワークハンド280も同様の記憶素子を備える。
ストッカ装置30のベース300の第2の案内面320
,322には、全体を符号60で示す走行台車が装架さ
れる。走行台車60はフレーム600を有し、フレーム
600はローラ602を介して案内面320,322上
に支持されるが、図示しない駆動装置によって軸X4に
沿って移動される。この走行台車6oはフォーク70と
ともにパレットチェンジャを構成し、後述する態様によ
ってワークを載置したパレットを取り扱う。
ストッカ40に係脱自在の連結ピン450によるクラッ
チ手段を設け、必要時に、走行台車60とストッカ40
とを連結する。ストッカ40は、走行台車60の駆動力
によって軸X3に沿って所定の位置に割り出され、ハン
ド、ツール、ジョーを搬送ロボット220へ供給する。
本自動加工装置は以上のように、搬送ロボットのアーム
にとりつけるハンドを交換自在とし、必要とするツール
、ジョーを複合加工旋盤10へ供給するので、多種類の
ワークに対する段取りを自動的に達成することができる
次に、ストッカ40の一端部に機外計測装置50を連結
する。この機外計測装置50は、プレート500上にワ
ークを位置決めするブロック502やマイクロメータ5
10等を配設したものであつて、加工済みのワークの寸
法を自動的に計測してその情報を制御装置90へ送る。
ベース300に案内される走行台車60は、フォーク装
置70を備える。フォーク装置70は、走行台車60に
対して上下動自在に支持される。
走行台車60に配設したモータ610は伝動手段を介し
てフォーク装置70の駆動ねじ720を回動し、フォー
ク装置70全体を昇降させる。
フォーク装置70は桁705と、桁705の両端から外
側に突出する平行した2本のアーム710を有し、2本
のアーム710の内側部でバレッ)−80を把持する。
フォーク装置70の桁705の中央内側部にはリード、
ライトヘッドを備え、パレット80の対向する位置に記
憶素子を備える。
パレット80は、ワーク150を収容する角板状のもの
で、同種、異種のワーク150を一定間隔で収容するた
めの手段を有する。。
複数個のパレット80を上下方向に重ね合せて準備する
が、最大10個程度のパレットを準備する。各パレット
80は四辺形のフレーム800の内部に■溝を形成した
アダプタからなるワークの保持手段を備える。そして、
フレーム800の4隅にはピン810を植設する。この
ピン810はワーク150の高さ寸法に対応して選択さ
れ、ピン810により上方に重ねるパレット80を支持
する。したがって、重ね合わされるパレットの上下方向
の間隔は、ピン810の長さにより規定される。
本自動加工装置の制御装置と制御方法を説明する。
第8図は制御装置の概要を示すブロック図であって、複
合加工旋盤10は、NC装置を含む制御装置95を備え
る。
制御装置95は、NC装置を含む中央処理装置950と
、操作盤952を有し、加工に必要な情報を入出力する
。複合加工旋盤10は、2台の刃物台120,140に
装着するツール160の刃先位置を検出する刃先位置検
出装置954を備え、刃先位置を検出することで加工し
たワークの寸法を管理する9この刃先位置検出装置95
4の情報を中央処理装置950へ送り、必要に応じてN
C情報を修正する。
制御装置90は、複合加工旋盤10以外の装置の制御を
担当する。本実施例においては、複合加工旋盤の制御装
置90と、それ以外の装置の制御装置95を別体にした
場合を示しであるが、制御装置を合体して総合した制御
装置を構築することもできる。
制御装置90は、中央処理装置900を備え、中央処理
装置に連結する操作盤902.ティーチングパネル90
4によって、制御対象の装置の作動に関する情報が入力
される。
搬送装置20は、ガイドレール200上を移動する搬送
ロボット220を作動するサーボ軸Bと、アーム230
の上下動を作動するサーボ軸Aの2軸を有するが、これ
らのサーボ906は中央処理装置900からの指令によ
り制御される。走行台車60とフォーク70からなるパ
レットチェンジャは、走行台車60の移動と、フォーク
70の上下動を操作するサーボ908を備え、中央処理
装置900の指令により制御される。
ハンド、ジョー、ツールを収容するストッカ40の位置
等はユニット910を介して制御される。
本自動加工装置は、ストッカ40に加えて図示しないチ
ェーンストッカ等を付加することにより、ツールやジョ
ーの収容量を拡大することができる。
チェーンマガジンを装備した場合には、ユニット912
を介して制御する。
ストッカ40と一体に連結された機外計測装置50は、
加工が完了したワークの寸法を計測するが、計測装置5
0の作動や、計測結果等の情報は。
ユニット914を介して制御される。
各々のパレット80は、記憶素子を備えるが、この記憶
素子に対する情報の読出し、書込みは、リード、ライト
ヘッドコントローラ916と、これに連結されるリード
、ライトヘッド917により実行される。
同様に、各ツールの記憶素子、各ジョーの記憶素子、各
ハンドの記憶素子の情報の読出し、書込みは、リード、
ライトヘッドコントローラ918と、これに連結される
リード、ライトヘッド919により実行される。
自動加工装置を用いて自動運転を開始する前に、オペレ
ータが行なう段取り作業を説明する。
まず、段取りステーションにおいて、各パレット80に
素材ワーク150を収容し、可搬型のリード、ライトヘ
ッドを用いて各パレット80の記憶素子にデータを書込
む。書込むデータは、固定データとして、パレット番号
、加工年月日等があり、可変データとして、ワーク番号
、ワーク間隔、ワーク基準位置、パレット上の個数、パ
レットに植設したピン810の高さ寸法等がある。
以上の段取りが完了したパレット80は、最大10段程
度に積層されて自動加工装置のローディングステーショ
ン820へ搬送される。
次に、オペレータは、ストッカ40に複数のハンド24
0,260,280、ツール160、ジョー170をセ
ツティングする。この際に、可搬型のリード、ライトヘ
ッドを用いて各記憶素子にデータを書込む。このストッ
カ40に収容される機器のデータは、システムチエツク
の際にリード。
ライトヘッドで読みとられ、制御装置9oへ送られる。
複合加工旋盤10の制御装置95にもNCデータ等を準
備する。
第9図は、本自動加工装置の作動を示すフローチャート
である。
ステップ1000でスタートした自動運転は。
ステップ1100でパレット80にとりつけた記憶素子
のデータの読取りを行なう。ローディングステーション
820に載置されたパレット80に対して、パレットチ
ェンジャのフォーク装置70は、最上部から降下して積
層されたパレット80の各記憶素子のデータを読取る。
第1o図は、パレット80の記憶素子に記入するデータ
項目を例示する。
この読取りが完了すると、パレット番号を基準とした加
工スケジュールのデータ表が作成できる。
加工順序としては、最上段に積まれたパレットが最初と
なり、順次下段のパレットが続く。
ステップ1200では、自動加ニジステムのチエツクを
行なう。パレット番号を基準とした加工スケジュールに
基き、NCデータ、ツール、ジョー、ハンド等のデータ
と、ストッカ及び複合加工旋盤内にセットされているも
のとを照合し、システムに異常がないかをチエツクする
。異常を発見したときには、ステップ1210でオペレ
ータに警告を発する。
ステップ1300へ進み、準備状況をチエツクする。
加工すべきワークに対応する準備が完了していない場合
には、ステップ131oへ進む。
ステップ1310では、ストッカ40に設けた連結ピン
450を作動して走行台車60とストッカ40を連結す
る。これにより、ストッカ40は走行台車60とともに
開動され、必要な位置まで移動できる状態となる。
ステップ132oでは、ハンド交換プログラムが実行さ
れる。ストッカ40内に収容された3種類のハンドのう
ちで、例えばツールハンド240が搬送ロボット220
のアーム230に装着される。
ステップ1330では、ツール交換プログラムが実行さ
れる。ツールハンド240は、ストッカ40の第1のフ
ランジ412に収容されたツール160を第1の刃物台
120のタレット122へ装着し、第2のフランジ42
2のツール160を第2の刃物台140のタレット14
2へ装着する。
ステップ1340では、ジョー交換プログラムが実行さ
れる。ジョーハンド260がアーム230に装着され、
ジョーハンドはストッカ40の第1の側壁410に収容
されたジョー170を第1の主軸110のチャック11
2へ装着し、゛第2の側壁420に収容されたジョー1
70を第2の主軸130のチャック132へ装着する。
ステップ1350では、族ニブログラムや交換されたツ
ール、ジョーに関するデータを複合加工旋盤の制御装置
95へ転送する。転送するデータは、ツールファイルデ
ータ、爪寸法データ等のツ−ルの記憶素子、ジョーの記
憶素子内のデータのマツプ等がある。その後に、ストッ
カ40を原位置に復帰する。原位置では、機外計測装置
50が所定の位置に位置決めされる。走行台車60とス
トッカ4oの係合を解く。アーム230にワークハンド
280が装着される。
以上で準備プログラムは完了し、ステップ140oへ進
む。
ステップ1400では、走行台車60とフォーク70が
共同して最上段のパレット80を所定の位置に保持する
ステップ1500では、搬送ロボット220が、ワーク
ハンド280によってワーク150を把持し、複合加工
旋盤上0の第1の主軸110のチャック112へ供給す
る。通常は、ワーク150に対する第1の加工工程は、
第1の主軸110で実行され、第2の加工工程は、第2
の主軸130で実行されるが、順序を逆にすることも可
能である。
ステップ1600では、複合加工旋盤上0の機内に装備
した刃先位置検出装置(図示せず)によって各ツール1
60の刃先位置を計測し、ワークの寸法を間接的に計測
する。
ステップ1700では、ステップ1600における刃先
位置の検出結果に基いて刃先の破損等によるツール交換
の必要性を判断する。ツール交換が必要と判断されると
、ステップ171oへ進み。
搬送ロボット220のアーム230に装置されていたワ
ークハンドをツールハンドに交換する。ステップ172
0でツール交換プログラムを実行し。
ステップ1730でワークハンドに再度交換してステッ
プ1800へ進む。
ステップ1800では、複合加工旋盤10によって所定
の加ニブログラムを実行する。加工が完了したワーク1
50は、ステップ1900で搬送ロボット220により
とり出され、機外計測装置50へ送られる。
ステップ2000では、機外計測装置50によるワーク
150の寸法の直接計測が実行され、誤差の大きさに応
じて、ステップ2010でNCデータを補正する。
ステップ2100では、ツール寿命をチエツクする。各
ツール160は、予め所定の使用回数、使用時間を寿命
として設定しである。そこで、この設定値に照してツー
ルの寿命をチエツクし、寿命に達した場合にはステップ
2110へ進み、ツールハンドに交換した上で、ツール
交換プログラムが実行される。
ステップ2120では、複合加工旋盤上0の制御装置9
5のNCから制御装置90ヘツールデータの転送を行な
い、ステップ213oでは、リード、ライトヘッド91
9を介して使用済みのツールの記憶素子へツールデータ
の書込みを行なう。
したがって、使用中のツールのデータは、NC内のツー
ルファイルにのみ記録され、ツールの記憶素子のデータ
は更新されない。
ステップ2200では、パレット80上に段取りされて
いたワーク個数の全ての加工が完了したか否かを判断す
る。完了していた場合には、ステップ150oへ戻り、
ワークを搬入して以上のステップをくり返す。
パレット1枚分のワークの加工が完了すると、ステップ
2300へ進み、走行台車60とフォーク7oは、支持
しているパレットをアンローディングステーション82
5へ降ろす。
このときに、パレット用のリード、ライトヘッド917
は、パレット80の記憶素子に各ワークの加工データを
書込む、具体的には、ステップ200oで実行した機外
計測の測定データにより中央処理装置900は加工結果
の良否を判定し、リード、ライトヘッド917が各ワー
クに対する良否のデータをパレットの記憶素子に書込む
以上のフローを全パレットに対してくり返し。
ステップ2400で全パレットの加工が終了したことを
確認し、ステップ250oで自動運転を終了する。
なお、上述した自動加工装置1においては、正面からみ
て、複合加工旋盤1oの左側にストッカ装置30を配設
した例を示したが、第11図に示すように、ストッカ装
置30Aを右側に配設することもできる。したがって、
自動加工装置lの設置スペースに応じて、自由に配設す
ることが可能である。
以上に説明したように、本発明の自動加工装置は、長時
間の無人化加工を達成することができるが、パレットに
異種類のワークを用意した場合等におけるパレットの構
造、機能と、搬送装置の制御方法の第12図乃至第18
図により詳細に説明する。
段取り工程において、オペレータはパレットに用意した
ワークの情報をパレットにとりつけた記憶素子に書き込
むが、第12図はこの工程に使用するリード、ライト装
置を示し、第13図、第14図はパレットの要部を示す
全体を符号80で示すパレットは、平面形状が四辺形の
フレーム800を有し、フレーム800内には、ワーク
保持手段が配設される。ワーク保持手段は、例えば等間
隔に■溝804を設けたアダプタ802であって、対向
する1対のアダプタの間隔を調節手段808によって位
置決めすることによって、異なる径のワーク150を等
間隔で保持することができる。
フレーム800の外面には記憶素子815がとりつけら
れ、フレーム800の4隅の上面にはピン810が植設
される。このピン810は、パレット80を積層すると
きに、上部のパレットを支持するためのものであるとと
もに、各パレットの地上高を設定するものである。また
、このピン810は、パレットに載置されたワークの上
面が上部パレットに干渉するのを防止する機能をもつ。
したがって、このピン810の長さ(高さ)は、調節可
能となっている。
オペレータが操作する可搬式のリード、ライト装置88
0は、本体882とヘッド884を有し、本体882は
、情報入力用のキーやデイスプレィを備える。本体に入
力された情報は、ヘッド884を介してパレットの記憶
素子815へ書き込まれる。
段取りステーションにおいて、オペレータは各パレット
のワーク保持手段が規制する位置にワークを載置し、パ
レット全体のワークに関する情報をリード、ライト装置
880によって記憶素子815に記録する。
第10図は、パレットの記憶素子815が記録する情報
項目を示すもので、ワーク基準位置寸法やワーク間隔等
は、ワーク保持手段の設定により与えられる。
ワーク番号からは、NC制御装置95が必要とする加ニ
ブログラム番号や、搬送装置の制御装置90が必要とす
る搬送プログラム番号が検索される。これらのプログラ
ム番号に応じて対応するハンド、ツール、ジョー等も選
択することができる。
パレットピンの長さ寸法に基づいて、パレットを積層し
たときの最上段のパレットの基準位置からの高さ寸法を
演算することができる。
さらに、パレット上の各位置にどのワークが載置されて
いるかの配置マツプも記録される。
以上の段取りが完了したパレットは、最大1゜程度度に
積層され、フォークリフト等を利用して自動加工装置の
ローディングステーション820へ搬入される。
ローディングステーション820にパレットの搬入が完
了すると、自動運転プログラムがスタートと、第9図の
フローチャートで説明したように、フォーク装Mhoが
上下動し、フォーク装置にとりつけたリード、ライトヘ
ッド917により全部のパレットの記憶素子の情報が制
御装置90の中央処理装置900に入力される。
このパレットの記憶素子からの情報に基づいて、全体の
加工スケジュールが策定される。
第15図乃至第18図により搬送ロボットによるワーク
の搬送制御方法を説明する。
第15図は、搬送ロボットのワークハンドがパレット上
のワークを把持する場合を示す。
前述したように、搬送装置20はガイドレール200上
を移動する搬送ロボット220を作動するサーボ軸Bと
、アニム230の上下動を作動するサーボ軸Aの2軸を
有する。
プログラム原点G0は、例えばガイドレール2oOのパ
レットチェンジャ側の端部に設定される。
したがって、搬送ロボット220が複合加工旋盤側へ移
動するときの軸F上の座標はプラスとなる。
アーム230の軸Aは、下降側がプラスとなるように設
定する。
パレットチェンジャは、走行台軸60と、走行台車60
に対して昇降自在に支持されたフォーク装置により構成
されるが、フォーク装置70は、軸Aと平行した軸Fに
沿って昇降動を制御される(第2図参照)。
第15図において、積層されたパレット8oの最上段の
パレットの高さ位置は、各パレットの記憶素子に記入さ
れているピンの長さ寸法を演算することにより中央処理
装置900内に既に入力されている。この情報に基づい
て、中央処理装置900は指令を発し、フォーク装置7
0は最上段のパレット80Aを把持し、軸Fの指定の座
標にパレット80Aを位置決めする。
パレット80Aの軸F上の座標が確定すると、ワーク1
50の寸法は記憶素子からの情報として与えられている
ので、ワーク150のパレット80A上の位置、ワーク
径、ワーク上面の軸F上の座標等も確定する。
以上の座標が得られると、中央処理装置900は、ワー
ク150を把持するためのワークハンド280の中心位
置の座標(Ai、B工)を演算することができ、パレッ
ト80A上のワーク150を確実に把持することができ
る。
加工後のワークをワークハンドがパレット上に戻す場合
も、同様の制御により達成される。
第16図は、ワークハンド280が把持するワーク15
0を複合加工旋盤の第1の主軸110または第2の主軸
130に対して着脱する場合を示している。
第1の主軸110と第2の主軸130の軸Bからの距f
iA1.は予めパラメータとして与えられている。
ワーク150をチャッキングする際の第1の主軸110
の位置は、複合加工旋盤のNC装置の中央処理装置95
0が管理するので、この第1の主軸110の位置情報に
基づいて、搬送装置を制御する中央処理装置900は座
標位置B12を演算し、ワーク150を把持したワーク
ハンド280を移動する。軸Aの座標A5は、ワークハ
ンド280の待機位置を指示する。
ワーク150を第1の主軸110へ搬入する際には、ワ
ークハンド280が座標A□。まで移動して主軸110
の軸線とワークハンド280の軸線とを合致せしめ、次
に、ワークハンドの中心位置を座#AB1゜まで移動さ
せる。この座標B□。は、ワークハンド280が把持す
るワーク150の長さ寸法に応じて決められる。
この状態で、第1の主軸110がワーク150を把持し
、ワークハンド280のチャックはワーク150を解放
してワーク150の搬入を完了する。
その後、ワークハンド280は、座標B□2まで移動す
る。この位置にあっては、ワークハンドのチャックと第
1の主軸110に把持されたワーク150とは干渉を生
じない。そこで、ワークハンド280は座標A5の待機
位置まで上昇する。
次に、加工が完了したワーク150を第2の主軸130
から搬出する工程を説明する。
ワークハンド280は、待機位置(A、、 B2□)か
ら座標(A、。、 B22)を経由して座標(A1゜。
B2゜)へ位置決めされ、第2の主軸130が把持して
いたワーク150を受けとる。ワークハンド280は、
往路を逆行してワーク150を複合加工旋盤10外へ搬
出し、機外計測装置50へ送る。
機外計測装置i50によって所定の計測を受けたワーク
150は、再度ワークハンド280により把持されて、
パレット80の所定の位置に戻され。
収納される。
ワークの搬入及び搬出の制御フローを第17図及び第1
8図に示す。
第17図は、パレット上のワークを複合加工旋盤内に搬
入する制御フローを示す。
ステップ3000で開始された搬入工程は、ステップ3
100で、このワークがパレットからとり出される1個
目のワークか否かを判断される。
1個目のワークの場合には、ステップ3200へ進み、
パレット上の基準位置を確認する。基準位置確認手段と
しては、例えば光学的な位置検出手段が利用される。
1個目のワーク以外の場合には、ステップ3300へ進
み、記憶素子の情報からワーク間隔等の情報を確認する
ステップ3400では、フォーク位置70とともにパレ
ットチェンジャを構成する走行台車60を移動して、軸
B上に1個目のワーク150の中心線を合致させる。
次に、ステップ3500では、フォーク装置70を操作
してパレット80Aの位置を軸A上の位置を所定の座標
に設定する。
ステップ3600では、搬送装置のワークハンド280
がワーク150を把持する。
ワーク150を把持する際のワークハンド280の軸A
上の座標位置A1は、パレット80A上のワーク150
の長さ寸法により変化する。
パレット80Aの高さ位置を固定しておくと、ワーク1
50の長さ寸法が異なる度にワークハンド280の座櫟
位置A工を変更する必要があり、作動に時間を要する。
そこで、ワークハンド280が複合加工旋盤側で作業を
行っている空き時間を利用して、ステップ3500にお
いて、次にワークハンドが把持するワークの寸法に合わ
せて軸下に沿ってフォーク70を昇降し、ワークハンド
280が常に同じ座標位置A□でワーク150を把持す
ることができるように予め調整する。この操作により、
ワークハンド280は合理的な動作で次のワーク150
を把持することができる。
ステップ370oでは、ワーク150を把持したワーク
ハンド280を旋回する。
通常のワーク150は、ワーク150の軸線が軸Aと平
行になるようにパレット80A上に載置されている。複
合加工旋盤の第1の主軸110と。
第2の主軸130の軸線は、軸Bに平行に配設されてい
るので、搬送途中でワークハンド280の軸線を90°
旋回する。
その後、ステップ3800で前述した作動によりワーク
150を第1の主軸110又は2の主軸130へ搬入し
、ステップ3900で搬入工程を完了する。
第18図は、加工済のワーク150を複合加工旋盤から
搬出する制御フローを示す。
ステップ4000で開始された搬出工程は、ステップ4
100でワークハンド280がワーク150を複合加工
旋盤の主軸から受けとり、搬出する。ステップ4200
では、機外計測装置50にワーク150を載置して加工
後の寸法を直接的に計測し、その結果は中央処理装置9
00へ送られる。
ステップ4300では、並替えテーブルと参照してワー
クを戻すパレット上の位置を決定する。
並替えテーブルは、加工が終了したワークをパレット上
のどの位置に並べるかを指定するテーブルであって、加
工済のワークの種類毎にパレット上に並ぶように指定す
ることができる。
これは、例えば、素材ワークが同形状であるが加工済ワ
ークの形状が異なるような場合に有用である。また、機
外計測の結果、追加工が必要のワ一りや、不合格のワー
クは1合格したワークと同列に並べないようにすること
も可能となる。
ステップ4400では、ステップ4300で指定された
パレット上の位置に5素材ワークが載置されているか否
かを判断する。並替えテーブルで指定されたパレット上
の位置には、未加工の素材ワークが載置されている可能
性がある。この判断は、パレットの記憶素子から与えら
れる素材ワークの配置マツプと並替えテーブルで指定さ
れた位置とを照合することにより達成される。
指定された位置に素材ワークがある場合には、ステップ
450へ進み、ワークハンド280の空いているチャッ
クを利用して素材ワークをパレット上の空いた位置に移
動させる。素材ワークが移動した先の位置情報等は、当
然に中央処理装置900内で管理される。
ステップ4600では、ワークハンド280がパレット
上の指定された位置にワーク150を載置する。
ステップ4700では、ワークの載置位置や機外計測の
結果等のデータをパレットの記憶素子に書き込んでステ
ップ4800でワークの搬出工程を完了する。
以上に説明したワークの搬入、搬呂工程をくり返し、最
上段のパレット80A上の素材ワークの全ての加工が完
了し、パレット80A上の指定の場所に戻されると、走
行台車60が軸X4に沿ってペレットのアンローディン
グステーション825側へ移動し、フォーク装置70が
軸Fに沿って降下してパレット80 Aをアンローディ
ングステ〜ンヨン825の最下段に載置する。
その後に、フォーク装置70と走行台車60からなるパ
レットチェンジャは、パレットのローディングステーシ
ョン820側へ戻り、2段目のパレット(80B)をと
り上げて上述した工程をくり返す。
2段目のパレット80B上のワークの加工が完了すると
、パレットチェンジャはこのパレット80J3をアン口
・−ディングステーション825側へ搬送し、1段目の
パレット80A上に積層する。
1段目のパレット80Aのピンの高さは、予め中央処理
装置900内に記録されているので、このデータに基づ
いて、フォーク7oに対して第2のパレット80Bを解
放する軸F上の座標が指令される。
本自動加工装置は、以上の処理をくり返すことにより、
ローディングステーション820に積層されたパレット
上に載置されたワークの全てを自動的に加工して、アン
ローディングステーション825に積層する。
以上の加工は、全て無人化状態で達成される。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように、複合加工旋盤と搬送装置とを組
合せた自動加工装置において、ワークを載置するパレッ
トに記憶素子を設け、この記憶素子にパレット上のワー
クに関する種々のデータを入力するものである。
そして、このワークに関するデータに基いてパレットを
支持するフォーク装置と搬送ロボットのワークハンドと
の会合地点等を最適に制御するので、搬送ロボットによ
るワークの搬入動作を最も合理的に設定することができ
る。
加工済のワークは同じパレット上に戻されるが、その位
置は、素材ワークのときの位置に限定されず、例えば、
加工済のワークの種類を統合するように、パレット上の
任意の位置に並べかえることが可能である。
加工済のワークを載置したパレットは、アンローディン
グステーションに積層されるが、パレットに高さの調節
が可能なピンを立設し、このピンを利用して上側のパレ
ットを支持するように構成したので、パレットチェンジ
ャのフォーク装置は所定の高さでパレットを解放して積
層を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものである。 第1図は自動加工装置の全体を示す斜視図、第2図は正
面図、第3図は平面図、 第4図は左側面図、 第5図は複合加工旋盤の概要を示す説明図、第6図はス
トッカ装置の要部の断面図、第7図はストッカ装置の要
部の側面図、第8図は制御装置の概要を示すブロック図
、第9図は制御のフロー図、 第10図はパレットの記憶素子に記入する項目を示す説
明図、 第11図は自動加工装置の他の配置例を示す正面図、 第12図はリード、ライト装置の斜視図、第13図はパ
レットの要部の平面図、 第14図は第12図の正面図、 第15図はワークハンドの作動を示す説明図、第16図
はワークハンドの作動を示す他の説明図、 第17図は制御のフロー図。 第18図は制御の他のフロー図である。 1・・・・・・自動加工装置 10・・・・・・複合加
工旋盤20・・・・・・搬送装置  30・・・・・・
ストッカ装置4o・・・・・・ストッカ   5o・・
・・・・機外計測装置60・・・・・・走行台車  7
o・・・・・・フォーク装置Ooo、・・・パレット 
 90,95・・・・・・制御装置50・・・・・・ワ
ーク  280・・・・・・ワークハンド00・・・・
・・パレットのフレーム 10・・・・・・ピン    815・・・・・・記憶
素子8o・・・・・・リード、ライト装置 特許出願人  ヤマザキ マザツク株式会社代理人 弁
理士 沼形義彰(外2名) 第5 第7 図 第10図 第12図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複合加工旋盤と、複合加工旋盤に部材を搬送する搬
    送装置と、全体の装置を制御する制御装置を備えた自動
    加工装置において、 搬送装置は、複合加工装置とワークを収容するストッカ
    装置との間に配設したガイドレールと、ガイドレール上
    を自走する搬送ロボットと、搬送ロボットにとりつけた
    鉛直方向に伸縮するアームと、アームの先端に装着され
    たワークを把持するワークハンドとを備え、 ストッカ装置は、素材ワークを所定位置に載置したパレ
    ットを収容するローディングステーションと、加工済ワ
    ークを載置したパレットを収容するアンローディングス
    テーションと、ローディングステーションとアンローデ
    ィングステーションとの間でパレットを搬送するパレッ
    トチェンジャとを備え、 パレットにパレット上のワークに関する情報を記憶する
    記憶素子を設けるとともに、パレットチェンジャにパレ
    ットの記憶素子との間で情報を交換して制御装置に伝達
    するリード、ライトヘッドを配設してなる自動加工装置
    の搬送装置。 2、パレットチェンジャは、ローディングステーション
    とアンローディングステーションの間を走行する走行台
    車と、走行台車に昇降自在に装備されてパレットを把持
    するフォーク装置とを備え、パレットの記憶素子に入力
    されたワークの寸法に関するデータに基いて、パレット
    を把持するフォーク装置の高さ位置を制御する手段を備
    えてなる請求項1記載の自動加工装置の搬送装置。 3、パレットは、平面形状が四辺形のフレームと、フレ
    ームの四隅に立設して上側に積層される他のパレットを
    支持するピンを備え、 パレットの記憶素子に入力されたピンの寸法に関するデ
    ータに基いて、パレットを把持又は解放するフォーク装
    置の高さ位置を制御する手段を備えてなる請求項1又は
    2記載の自動加工装置の搬送装置。 4、制御装置は、加工済のワークに関するデータに基い
    てパレットに載置される加工済ワークを素材ワークの配
    置から並び替える手段を備えてなる請求項1記載の自動
    加工装置の搬送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110989572A (zh) * 2019-10-31 2020-04-10 成都四威高科技产业园有限公司 一种适用于agv的精确移载控制方法
CN111822731A (zh) * 2019-04-16 2020-10-27 晋江市超骏机械有限公司 一种自动上下料车床
WO2023047857A1 (ja) * 2021-09-27 2023-03-30 村田機械株式会社 工作機械システム

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