JPH04100360A - 速度選択通信処理装置 - Google Patents

速度選択通信処理装置

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JPH04100360A
JPH04100360A JP2217024A JP21702490A JPH04100360A JP H04100360 A JPH04100360 A JP H04100360A JP 2217024 A JP2217024 A JP 2217024A JP 21702490 A JP21702490 A JP 21702490A JP H04100360 A JPH04100360 A JP H04100360A
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communication
signal
speed
communication network
quality
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JP2217024A
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Takashi Murakami
隆 村上
Hitoshi Komagata
駒形 日登志
Yasuki Nishi
西 泰樹
Tadashi Matsumoto
正 松本
Shiyougo Itou
正悟 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 通信端末の持つ所定の通信速度で端末間通信を確立する
ために、通信網、通信網と端末装置の間または端末装置
内に配置される通信処理装置に関するものである。
具体的には、移動通信等の回線品質が比較的悪い通信網
を介して、G■ソファシミリ等の端末間通信を行なう方
式に関する。
〔従来の技術〕
移動通信におけるGI[[ファクシミリの端末間通信を
例に採り従来の技術を説明する。
現在サービスされている移動通信におけるG■ソファシ
ミリ信号伝送方式は、元々ディジタルであるファクシミ
リ信号をファクシミリ端末内蔵モデムにより音声帯域内
のアナログ信号に変換して、これをアナログ無線回線を
通して伝送している。
第7図に従来のファクシミリの使用形態を示す。
移動側は移動機51にスイッチ52を介して送受話器5
3とファクシミリ端末54を接続する。固定側は移動通
信の無線基地局55と公衆電話網56と、それにスイッ
チ52を介して接続される送受話器53とファクシミリ
端末54から構成される。
移動側と固定側は送受話器53による通話とファクシミ
リ端末54による通信の両方を行なうが、ファクシミリ
端末54の信号も内蔵モデムにより音声信号と同一の帯
域内で伝送可能なアナログ信号に変換されているため無
線区間ではファクシミリ信号を意識することなく伝送す
ることが可能である。
しかし、この従来の技術では無線区間で生じるフェージ
ングやシャドウィングによる画品質の劣化が避けられな
いという問題があった。
この画品質の劣化を改善する手段として、ファクシミリ
画信号をディジタル信号として無線区間を伝送すること
が考えられる。この例を第8図に示す。図において移動
[151と無線基地局55にファクシミリモデム57を
設置し、ファクシミリ端末54の信号を復調し、ファク
シミリの信号をディジタル信号として無線区間を伝送す
る。この場合、誤り訂正符号や再送方式を用いた誤り制
御を行なうことによりファクシミリ画信号の品質向上を
図ることが可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記に述べたような従来の方式では、誤りの発生し易い
通信網を経由して比較的高品質の端末間通信を実現する
手段として、■誤り訂正方式(F E C)を用いる方
法、■再送回数とバッファメモリに制約を付けた再送方
式(A RQ)を用いる方法、■■と■を組み合わせた
ハイブリッドFEC/ARQ方式を用いる方法、■誤り
制御は行なわず、回線品質に従って端末間の通信速度は
変えず無線区間の伝送速度を変化させる方法等が考えら
れる。しかし、いずれを用いても以下に述べるような問
題点が存在する。
■を用いる場合は、再送制御用のフィードバックチャネ
ルやバッファメモリは不要であるが、端末一端末間の通
信速度と通信網内の伝送速度の比によって使用可能なF
ECの符号化率に制約があり、十分な誤り訂正効果が期
待できない場合が予想される(誤り訂正は、一般に符号
化率が低いほど、すなわち端末間の通信速度と通信網内
の伝送速度の差が大きいほどその効果は大きい)。
■を用いる場合には、端末一端末間の通信速度と通信網
内の通信速度(通信網内の伝送速度と採用する再送方式
の再送効率の積)の差を吸収するためのバッファメモリ
が必要となり、この差が大きい場合や、通信時間が長い
場合には膨大なバッファメモリが必要となることが予想
される。
■を用いる場合は、■、■に比べて高品質の通信が可能
となるが、■以上にバッファメモリが必要となる(但し
、通信網内の通信速度は通信網内の伝送速度と再送効率
およびFECの符号化率の積となる)。
■を用いる場合も、誤りを少なくしようとすればするほ
ど大量のバッファメモリが必要となる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、高品質の端
末間通信が可能であって、かつ、バッファメモリを必要
としないか、あるいは、それが必要であっても小量で装
置を実現することのできる通信処理手段を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば上記課題は、前記特許請求の範囲に記載
した手段によって解決することができる。
一般に、端末間通信では、通信(ユーザ・データ)の前
に、端末間の通信速度を決めるネゴシェーションがあり
、このための手順信号が定義されている。従って、この
信号の速度表示部分を変更すれば通信速度を回線の品質
に応じた速度に変更できる。本発明はこの原理を利用す
るもので通信網内、あるいは、通信網と端末装置の間、
または、端末装置内に、端末間の通信速度のネゴシェー
ションのための手順信号を検出する機能と、通信網の回
線品質を検出する機能と、該通信速度を通信網の回線品
質に応じて該ネゴシェーション信号中の速度表示部分を
書き換えることにより変換する機能を持つ通信処理装置
である。
〔作 用〕
上述の手段は、品質の悪い通信網を経由する端末一端末
間の通信において以下に述べる作用がある。尚、以下の
■、■、■および■は前述の〔発明が解決しようとする
課題〕中で使用した■、■、■および■に対応している
■ 端末装置と通信網のインタフェース点に設置する複
数の通信処理装置にFECを用いて比較的高品質な通信
を実現する場合には、通信網の回線品質に応じて端末一
端末間の通信速度を制御できるので、通信網の回線品質
に応じて使用するFECの誤り訂正能力(一般にFEC
の符号化率で決まり、端末間の通信速度と通信網内の伝
送速度の比で制限される)を変えることが可能となり、
端末間通信に必要とされる通信品質を保証することが可
能となる。言い換えれば、規定された通信品質を満足す
る通信を最小通信保留時間で実現することが可能となる
■ 端末装置と通信網のインタフェース点に設置する複
数の通信処理装置にARQを用いて比較的高品質な通信
を実現する場合には、通信網の品質に応じて端末一端末
間の通信速度を制御できるので、端末間の通信速度を通
信網内の通信速度(通信網内の伝送速度と採用する再送
方式の再送効率の積)より小さくすることが可能となり
、通信処理装置に必要とするバッファメモリを非常に小
さくする(再送処理に必要とするバッファメモリだけで
実現できる)ことが可能となる。
■ 端末装置と通信網のインタフェース点に設置する複
数の通信処理装置にハイブリッドFEC/ARQを用い
る場合にも■と同様の効果がある。
■ 回線品質に応じて無線区間の伝送速度を変化させる
方法においては、端末間の通信速度と通信網内の通信速
度を等しくすることができるためノNンファメモリは不
要になる。
上記■〜■はいずれも、ネゴシエーシッンのための手順
信号を用いて、端末間の通信速度を制御することにより
、端末間の通信速度と通信網内の通信速度の差を最小に
するという点で共通している。この原理をファクシミリ
を例にとり第1図を用いて説明する。
第1図はファクシミリのバイナリ制御信号の内、情報フ
ィールドを持つもの(DIS、DC3゜DTC)につい
てのフレーム構成を示したものである。(CCITT勧
告T、30参照)同図において8はフレームの開始、終
了を示し、フレーム同期を確率するフラグ領域、9はア
ドレス情報を伝送するアドレス領域、10はフレームの
機能を識別するフレーム制御領域、11は制御信号の機
能を識別するファクシミリ制御1ISI域、12は端末
の持つ機能情報等を伝送するファクシミリ情報領域、1
3はアドレス領域からファクシミリ情報領域までの伝送
誤りの有無を検出するフレームチエツクシーケンスを示
す。14はファクシミリ情報領域内のファクシミリ端末
の通信速度を指定する領域であり、ビット番号11と1
2のビットにより、2400bps、 4800bps
、 7200bps、 9600bpsの4段階の通信
速度の指定が可能である。
実際の端末間の通信速度を指定する処理の概要は以下の
通りである。
■ 端末装置と通信網のインタフェース点に設置する複
数の通信処理装置にFECを用いる場合は、使用するF
ECの符号化率と誤り訂正能力の関係は既知であるので
、通信網内の生の回線品質(誤り訂正を付加しない場合
の回線品質)が分かれば、端末間通信に要求される通信
品質を得るために必要なFECの符号化率が決定される
。これより、通信網内の伝送速度とFECの符号化率の
積を越えないように端末間の通信速度を指定することが
可能となる。
■、■ 端末装置と通信網のインタフェース点に設置す
る複数の通信処理装置にARQまたはハイブリッドFE
C/ARQを用いる場合は、通信網内の生の回線品質に
対するARQまたはハイブリッドFEC/ARQによる
回線品質の改善効果と通信網内の通信速度を予めシミュ
レーション等で求めておけば、測定された通信網内の回
線品質から、端末間の通信速度を通信網内の通信速度以
下に指定することが可能となる。
■ 回線品質に応じて無線区間の伝送速度を変化させる
方法においても、端末間の通信速度を無線区間の最適通
信速度に近づけることが可能であり、バッファメモリの
容量が節約できる、〔実施例〕 第2図および第4図は、それぞれ本発明の実施例を示す
図であって、本発明による速度選択通信処理装置の構成
の例を示している。第2図は、通信処理装置内にFEC
を用いて通信品質の改善を図る場合の構成例(実施例1
)を示しており、第4図は、通信処理装置内にARQを
用いて通信品質の改善を図る場合の構成例(実施例2)
を示している。尚、これらの通信端末としてGmファク
シミリを想定し、通信網としては無線を用いた移動通信
網を想定した構成例である。
GI[[ファクシミリの信号にはバイナリ制御信号と画
信号があり、バイナリ制御信号はファクシミリ端末同志
のネゴシェーシヨンのための信号である。従って、移動
機と無線基地局がファクシミリ端末の伝送プロトコルを
持てば、この信号は無線区間を伝送する必要は無い。本
実施例では、ファクシミリ端末のプロトコル(7,30
’)を移動機および無線基地局で終端し、無線区間は画
信号のみを伝送する場合を想定している。
この場合、端末間の通信をスムーズに行なうためには、
移動機側ファクシミリ端末と基地局側ファクシミリ端末
の間で起動と送信終了のタイミングおよび画信号の送信
方向を互いに通知する必要がある。
このため本実施例においては、ファクシミリ信号伝送時
の無線@線フレームの中にファクシミリ端末の起動と送
信終了のタイミングおよび画信号の送信方向を示すため
の制wJ信号伝送領域を設けている。第6図は本発明に
よる無線回線のファクシミリ信号伝送時のフレーム構成
の例を示している。同図において、15はフレーム、1
6はファクシミリ端末の起動と送信終了のタイミングお
よび画信号の送信方向を示すための制御信号を表わして
いる。
以下、本発明に係る実施例1と実施例2のそれぞれにつ
いて、項を分けて説明する。
〈実施例1〉 まず、通信処理装置内にFECを用いて通信品質の改善
を図る場合の本発明による構成例(第2図)について説
明する。
第2図において1は移動機、4はファクシミリ端末、5
は無線基地局、6は公衆電話網、18は回線品質測定回
路、19は伝送速度および符号化率選択回路、20は制
御部、21はバイナリ信号終端回路、22は符号化率可
変誤り訂正回路、23は無線部を表わしている。
同図において、移動機側と無線基地局側のファクシミリ
端末4は、それぞれ対向するバイナリ信号終端回路21
との間で接続動作を行なう。
回線品質測定回路18では接続動作中に通信網内の回線
品質を検出する等の手段により、その情報を基に通信速
度および符号化率選択回路19において、規定の通信品
質を得るために必要な符号化率、および該符号化率で信
号を伝送した場合の通信網内の通信速度(通信鋼内の伝
送速度と符号化率の積)を夏山する。
上記結果を受けて、符号化率可変誤り訂正回路22では
符号化率を設定する。またバイナリ信号終端回路21に
おいては、端末間の通信速度が通信網内の通信速度に等
しくなるよう、バイナリ制御信号中の信号伝送速度表示
領域を変更する。
送信側の局において、バイナリ信号終端回路2工は制御
部20の下でファクシミリプロトコルを終端し、画信号
のみを符号化率可変誤り訂正回路22に送る。
符号化率可変誤り訂正回路22では、既に設定された符
号化率で画信号を符号化し、無線部23に送る。
受信側の局においては、符号化率可変誤り訂正回路22
において、受信データを復号して画信号を取り出し、バ
イナリ信号終端回路21を通じて公衆電話網6に送出す
る。
次に、第3図を用いて、本実施例におけるGIIIファ
クシミリの接続シーケンスの例について説明する。
なお、同図は移動機側ファクシミリ端末が送信で、無線
基地局側ファクシミリ端末が受信の場合を想定している
第3図において通話回線設定後、無線基地局側のファク
シミリ端末が起動すると、このファクシミリ端末より起
動を知らせる2100Hzのトーン信号(CED)が送
出される。この時伝送路は電話モードになっておりCE
Dは音声帯域内で伝送される。
時点30において、移動機側のファクシミリ端末が起動
すると、移動機では時点31において、ファクシミリ端
末の電話機接続端子間電圧の変化より移動機側ファクシ
ミリ端末の起動を検出する。
さらに、上り無線回線の制御信号16を用いて無線基地
局に移動機側ファクシミリ端末の起動を知らせる。無線
基地局は時点32において、移動機側ファクシミリ端末
の起動を検出すると、時点33において下り無線回線の
制御信号16を用いて無線基地局がファクシミリ中継モ
ードに切り替わったことを知らせる。同時に無線基地局
はこの時点までに、上り無線区間の回線品質を検出して
おき、無線回線のデータ部17によりその情報を移動機
に伝える。
時点34において、移動機は上り無線回路の回線品質を
受信し、これにより通信網内において規定の伝送品質を
確保するために必要な符号化率と、該符号化率における
通信網内の通信速度(通信網内の伝送速度と符号化率と
の積)を算出する。さらに時点35において、端末間の
通信速度が通信網内の通信速度に等しくなるように、D
IS信号を用いて移動機側ファクシミリ端末の通信速度
を指定する。
時点36において移動機は、ファクシミリ端末からのD
C3信号を受信することにより、移動機側のファクシミ
リ端末が送信モードで起動したことを検出し、無線回線
の制御信号16を用いて無線基地局に知らせる。
無線基地局は、時点37において移動機からの通知によ
り移動側のファクシミリ端末が送信モードで起動したこ
とを検出すると、上り無線回線の回線品質より通信網内
の通信速度を算出するとともに、端末間の通信速度が通
信網内の通信速度に等しくなるように、DC3信号を用
いて無線基地局側ファクシミリ端末の通信速度を指定す
る。また、無線基地局内の誤り訂正回路の符号化率を設
定する。
時点38において移動機は、移動機側ファクシミリ端末
から画信号を受信すると、前に設定した符号化率で符号
化して無線基地局に送信する。無線基地局は時点39に
おいて符号化された画信号を受信すると、前に設定した
符号化率で復号して無線基地局側ファクシミリ端末に送
信する。
画信号送出後の信号には、送信終了を表わすEOPと、
運送を示すMPSがあり、どちらの信号を受けるかによ
りその後の動作が異なるため、無線区間はこれを中継す
る必要がある。
時点50において、移動機は移動側ファクシミリ端末か
らEOP信号を受信すると、無線回線の制御信号16に
より、送信原稿終了を無線基地局に通知するとともに、
移動機側ファクシミリ端末との切断動作に入る。
無線基地局は時点51において送信終了を受信すると、
無線基地局側ファクシミリ端末にEOP信号を送出し、
切断動作に入る。
〈実施例2〉 次に、通信処理装置内にARQを用いて通信品質の改善
を図る場合の本発明による構成の例(第4図)について
説明する。
第4図において1は移動機、4はファクシミリ端末、5
は無線基地局、6は公衆電話網、18は回線品質測定回
路、24は伝送速度選択回路、20は制御部、2工はバ
イナリ信号終端回路、25は再送処理回路、26はメモ
リ、23は無線部を表わしている。
同図において、移動機側と無線基地局側のファクシミリ
端末4は、それぞれ対向するバイナリ信号終端回路21
との間で接続動作を行なう。
回線品質測定回路18では接続動作中に通信網内の回線
品質を検出し、その情報を基に通信速度選択回路24に
おいて、該回線品質の通信網における通信速度(通信網
内の伝送速度と再送効率の積)を算出する。
上記結果を受けて、バイナリ信号終端回路21において
は、端末間の通信速度が通信網内の通信速度よりも低(
、且つその差が最小になるよう、バイナリ制御信号中の
信号伝送速度表示領域を変更する。
送信側の局において、バイナリ制御信号は制御部20の
下でファクシミリプロトコルを終端し、画信号のみを再
送処理回路25に送る。
再送処理回路25では画信号をHDLCフレームのデー
タとして構成して無線部23に送信するとともに、受信
側の局からの受信確認を受けるまではk HD L C
フレームをメモリ26に蓄えて再送に備える。
受信側の局においては、再送処理回路25において、受
信したF(DLCフレームから画信号を取り出しバイナ
リ信号終端回路21に送るとともに送信側の局に対し、
受信確認信号を送信する。バイナリ信号終端回路21で
は、画信号を前に指定したファクシミリ端末の通信速度
にあわせて公衆電話網6に送信する。
この方式では、端末間通信の通信速度を通信網内の通信
速度よりも低くなるように指定するが、通信網内の再送
効率が回線品質の短期変動により一時的に劣化し、通信
網内の通信時間が端末間の通信時間よりも長くなること
がある。従って、画信号の終了間際にこの現象が発生す
ると、通信網内において画信号の伝送を終了していない
にもかかわらず、送信側端末から画信号終了を表わすバ
イナリ制御信号が送られることになる。
この場合の動作の例を第5図に示すシーケンス図を用い
て説明する。本図は移動機側ファクシミリ端末が送信で
、固定側ファクシミリ端末が受信の場合を示している。
第5図において通話回線設定後、無線基地局側のファク
シミリ端末が起動すると、このファクシミリ端末より起
動を知らせるCEDが送出される。
この時伝送路は電話モードになっており、CHDは音声
帯域内で伝送される。
時点30において、移動機側のファクシミリ端末が起動
すると、移動機では時点31において、ファクシミリ端
末の電話機接続端子間電圧の変化より移動機側ファクシ
ミリ端末の起動を検出する。
さらに、上り無線回路の制御信号16を用いて無線基地
局に移動機側ファクシミリ端末の起動を知らせる。
無線基地局は時点32において、移動機側ファクシミリ
端末の起動を検出すると、時点33において下り無線回
線の制御信号16を用いて無線基地局がファクシミリ中
継モードに切り替わったことを知らせる。同時に無線基
地局はこの時点までに上り無線区間の回線品質を検出し
ておき、無線回線のデータ部17によりその情報を移動
機に伝える。
時点34において、移動機は基地局から通知された上り
無線回線の回線品質より該回線品質における通信網内の
通信速度(通信網内の伝送速度と再送効率の積)を算出
する。さらに時点35において移動機側ファクシミリ端
末に対し、端末間の通信速度が通信網内の通信速度より
も低く、かつその差が最小になるようにDIS信号を用
いて移動機側ファクシミリ端末の通信速度を指定する。
時点36において移動機は、ファクシミリ端末からのD
C3信号を受信することにより、移動機側のファクシミ
リ端末が送信モードで起動したことを検出し、無線回線
の制御信号16を用いて無線基地局に知らせる。
時点37において、無線基地局は移動機からの通知によ
り移動側のファクシミリ端末が送信モードで起動したこ
とを検出すると、時点32において測定した上り無線回
線の回線品質より通信網内の通信速度を算出するととも
に、端末間の通信速度が通信網内の通信速度よりも低く
、かつその差が最小になるようにDIS信号を用いて無
線基地局側ファクシミリ端末の通信速度を指定する。
時点38において移動機は、移動機側ファクシミリ端末
から画信号を受信すると、これをデータとしたHDLC
フレームを構成して無線基地局に送信する。無線基地局
は時点39においてHDLCフレームを受信すると、こ
れより画信号を取り出し、無線基地局側ファクシミリ端
末に送信する。
時点40において、通信網の回線品質が一時的に劣化し
たために、移動機において画信号伝送中に送信側ファク
シミリ端末より已OFを受信すると、移動機はこれを無
視し、時点41において、画信号の送信が終了するまで
送信側ファクシミリ端末に対し擬似フラグを送出して送
信側ファクシミリ端末内のシーケンスを停止させる。
また時点42において、無線基地局は受信側ファクシミ
リに送信するデータが途切れないように、画信号データ
とEOLO間にFILLを挿入する。
時点43において、移動機は画信号の送信を終えると、
擬似フラグの送出を停止する。
時点50において、移動機は移動側ファクシミリ端末か
らEOPを受信すると、無線回線の制御信号16により
送信するデータが終了したことを無線基地局に知らせる
とともに、移動側ファクシミリとの切断動作に入る。
時点51において、無線基地局は送信終了を受信すると
無線基地局側ファクシミリ端末にEOP信号を送出し、
切断動作に入る。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明においては以下に述べ
るような効果を有する。
すなわち、通信端末が複数の通信速度を持ち、手順信号
により通信相手の端末と通信速度のネゴシェーションを
行なう端末間通信において、通信網、通信網と端末装置
の間または端末装置に該ネゴシェーションのための手順
信号を検出する機能と、通信網内の回線品質を検出する
機能と、該通信速度を通信網の回線品質に応じて該ネゴ
シェーション信号中の速度表示部分を変換する機能を持
つことにより、 (1)端末と通信網のインタフェース点に設置する複数
の通信処理装置にFECを用いて比較的高品質な通信を
実現する場合には、通信網の品質に応じて端末一端末間
の通信速度を制御できるので、通信網の品質に応じて使
用するFECの誤り訂正能力(一般にFECの符号化率
で決まり、端末間の通信速度と通信網内の伝送速度の比
で制限される)を変えることが可能となり、端末間通信
に必要とされる通信品質を保証することが可能となる。
言い換えれば、規定された通信品質を満足する通信を最
小通信保留時間で実現できる。
(2)端末と通信網のインタフェース点に設置する複数
の通信処理装置にARQまたはハイブリッドFEC/A
RQを用いて比較的高品質な通信を実現する場合には、
通信網の品質に応じて端末−端末間の通信速度を制御で
きるので、端末間の通信速度を通信網内の通信速度(通
信網内の伝送速度と採用する再送方式の再送効率の積ま
たは、通信網内の伝送速度と採用するARQの再送効率
およびFECの符号化率の積)をより小さくすることが
可能となり、通信処理装置に必要とするバッファメモリ
を非常に小さくする(再送処理に必要とするバッファメ
モリだけで実現できる)ことができる。
(3)端末と通信網のインタフェース点に設置する複数
の通信処理装置に回線品質に応じて通信網内の伝送速度
を変化させる機能を用いて比較的高品質な通信を実現す
る場合には、通信網内の通信速度に応じて端末間の通信
速度を制御できるので、通信速度を大幅に変更しても通
信処理装置内にメモリバッファを設置する必要が無い。
【図面の簡単な説明】
第1図はファクシミリバイナリ制御信号のフレーム構成
を示す図、 第2図は本発明の実施何重の構成を示す図、第3図は本
発明の実施例1によるcmファクシミリの接続シーケン
スの例を示す図、 第4図は本発明の実施例2の構成を示す図、第5図は本
発明の実施例2によるG■ファクシミリの接続シーケン
スの例を示す図、 第6図は本発明を用いたファクシミリ中継時無線回線の
フレーム構成の例を示す図、 第7図は従来のファクシミリの使用形態を示す図、 第8図はファクシミリ信号をディジタル信号として無線
区間を伝送する構成の例を示す図である。 1・・・移動機、4・・・ファクシミリ端末、5・・・
無線基地局、6・・・公衆電話網、8・・・フラグ伝送
領域、9・・・アドレス伝送領域、10・・・フレーム
制御信号伝送領域、11・・・ファクシミリ制御信号伝
送領域、12・・・ファクシミリ情報信号伝送領域、1
3・・・フレームチェンク信号伝送領域、14・・・デ
ータ信号速度伝送領域、15・・・フレーム、16・・
・制御信号、17・・・データ部、18・・・回線品質
測定回路、19・・・通信速度および符号化率選択回路
、20・・・制御部、21・・・バイナリ信号終端回路
、22・・・符号化率可変誤り訂正回路、23・・・無
線部、24・・・通信速度選択回路、25・・・再送処
理回路、26・・・メモリ、 30・・・移動機側ファクシミ+フ端末が起動した時点
、31・・・移動機において移動機側ファクシミリ端末
の起動を検出した時点、またそのことを無線基地局に通
知した時点、 32・・・無線基地局において移動機側ファクシミリ端
末の起動を検出した時点、 33・・・無線基地局において中継モードをファクシミ
リモードに切り換えるとともにその事を移動機に通知し
た時点、同時に上り無線回線の回線品質を移動機に通知
した時点、 34・・・移動機において中継モードがファクシミリモ
ードに切り替わった事を検出すると同時に、上り無線回
線の回線品質を検出した時点、35・・・移動機におい
て移動機側ファクシミリ端末の通信速度をDIS信号を
用いて指定した時点、36・・・移動機において移動機
側ファクシミリ端末が送信側ファクシミリ端末であるこ
とを検出するとともに、その事を無線基地局に通知した
時点、37・・・無線基地局において移動機側ファクシ
ミリ端末が送信側ファクシミリ端末であることを検出し
た時点、またDO3信号を用いてこの事を無線基地局側
ファクシミリ端末に通知するとともに無線基地局側ファ
クシミリ端末の通信速度を指定した時点、 38・・・移動機において移動機側ファクシミリ端末か
ら送信された画信号をデータとして無線中継フレームを
構成し、無線基地局に送信する時点、39・・・無線基
地局において受信した無線中継フレームから画信号を取
り比し、移動機側ファクシミリ端末に送信した時点、 40・・・移動機において画信号伝送中にEOP信号を
受信した時点、 41−・・移動機において移動機側ファクシミリ端末に
対し擬似フラグ信号を送信した時点、 42・・・無線基地局において受信した画信号データに
FILLを挿入して無線基地局側ファクシミリ端末に送
信する時点、 43・・・移動機において無線基地局への画信号送信が
終了し、これにより移動機側ファクシミリ端末に対する
擬似フラグ信号の送信を停止した時点、50−・・移動
機において移動機側ファクシミリ端末から送信される画
信号データの終了を検出するとともに無線基地局に対し
、送信データの終了を知らせた時点、 51・・・無線基地局において送信データが終了したこ
とを検出するとともに無線基地局側ファクシミリ端末に
EOP信号を送信した時点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 通信端末が複数の通信速度を持ち、手順信号により通信
    相手の端末と通信速度のネゴシエーションを行なう端末
    間通信における該端末間通信信号を通信網内信号に変換
    するための通信処理装置であって、 該ネゴシエーションのための手順信号を検出する機能と
    、 通信網内の回線品質を検出する機能と、 通信網の回線品質に応じてネゴシエーション信号中の速
    度表示部分を該当する通信速度に書き換える機能を具備
    することを特徴とする速度選択通信処理装置。
JP2217024A 1990-08-20 1990-08-20 速度選択通信処理装置 Pending JPH04100360A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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