JPH039808B2 - - Google Patents

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JPH039808B2
JPH039808B2 JP61066442A JP6644286A JPH039808B2 JP H039808 B2 JPH039808 B2 JP H039808B2 JP 61066442 A JP61066442 A JP 61066442A JP 6644286 A JP6644286 A JP 6644286A JP H039808 B2 JPH039808 B2 JP H039808B2
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Tamiji Tezuka
Masahide Yamazaki
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Anritsu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばプレス金型やレーザ光線を用
いて金属板等の板状物に所望形状の穴を加工プロ
グラムに従つて自動的に形成する穴あけ加工装置
に用いられる加工プログラムを前もつて検査する
加工プログラム検査装置に係わり、特に、シミユ
レートされた加工形状および加工プログラムの加
工命令をCRT表示管等の表示装置に順次表示し
ていく加工プログラム検査装置に関する。
[従来の技術] 例えば複数種類のプレス金型を順次選択して金
属板に所望形状の穴を自動的に形成する穴あけ加
工装置に用いられる加工プログラムは例えば第9
図に示すような複数の加工命令の組合せにて構成
されている。すなわち、図中1は連続したプログ
ラムカウンタ(PC)であり、この各プログラム
カウンタ1にそれぞれ加工命令2が書込まれてい
る。この加工命令2は加工位置、加工形状等の複
数の命令から構成されている。例えば、
[X100Y100T10]の加工命令2においては、第1
1図に示すように、加工されるべき金属板のX、
Y座標の(100mm、100mm)位置に第10図に示す
[T10]の型番の金型を用いて半径10mmの円形穴
3を形成することを示す。
同様にPC=26の[Y200C45T20]においては、
X座標は一つ前のPC=25におけるX座標(X=
100)を移動させずに、Y座標を200へ移動させ
て、第10図に示す矩形(10mm×100mm)の
[T20]の型番の金型を45゜傾斜させて使用するこ
とにより、第11図に示すように、(100、200)
座標位置に45゜傾斜した[10×100]の矩形穴4を
形成することを示す。
さらに、PC=27の[G28I100J45K3]の加工命
令2における[G28]は繰返しを示す。すなわ
ち、一つ前のPC=26の加工命令2による矩形穴
4をピツチ100mmでもつて、45゜方向に3回繰返し
た形状の長方形穴5を形成することを示す。
なお、PC=2の[G92X1000Y1500]は金属板
上の加工範囲が1000mm×1500mmであることを予め
設定する加工命令である。
一般に、このような加工プログラムを用いて実
際に穴あけ加工装置を稼働させる前には、マイク
ロコンピユータでシミユレートすることによつ
て、加工上の問題点を捜して修正するようにして
いる。一般にはCRT表示画面上に、第9図の示
した加工プログラムのPC=2の加工命令2で示
される加工範囲を示す枠と、各加工命令2をプロ
グラムカウンタ(PC)1の順序に従つて、1ス
テツプずつ順次表示するとともに、各加工命令2
に従つて第11図に示した各穴3,4,5の各加
工形状を表示する。そして、操作者が目視で各加
工形状間の相関関係や加工形状の妥当性、加工位
置の妥当性をチエツクし、問題点あれば、印字出
力されたプログラムリスト又はCRT表示画面上
に表示された各加工命令2を調べることにより、
問題になつている加工形状に対応する加工命令2
を操作者自身が捜しだし、該当加工命令2を修正
する。そして、再び最初から修正後の加工プログ
ラムをシミユレートすることによつて、CRT表
示画面上に正しい加工形状が表示されることを確
認する。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のように各加工命令および
加工形状を順次CRT表示画面等の図形表示装置
に順次表示していくように加工プログラム検査装
置においても次のような問題点があつた。すなわ
ち、問題となる加工形状が第11図の円形穴3で
示されるように、この加工形状がPC=25の
[X100Y100T20]の一つの加工命令2で加工位置
および加工形状が決定する場合は、加工プログラ
ムをシミユレートする過程で、CRT表示画面上
に円径穴3の加工形状とこの加工形状を決定する
加工命令2とが同時に表示されるので、操作者は
問題となる加工形状の加工命令2を直ちに特定す
ることが可能である。したがつて、加工命令を容
易に修正することが可能である。
しかし、第11図の矩形穴4又は長方形穴5の
加工形状は複数の加工命令2にてその加工形状お
よび加工位置が決定される。たとえば、長方形穴
5はPC=25、26、27の3個の加工命令2によつ
て決定される。したがつて、この長方形穴5が
CR表示画面上に表示された時点においては、PC
=27の1つの加工命令2が表示されているのみで
ある。したがつて、操作者はPC=27の加工命令
2だけを見ただけではこの長方形穴5の加工形状
を決定する全部の加工命令2が特定できないの
で、加工形状の問題点を解消するためにどの加工
命令2を修正したらよいのかが簡単に把握できな
い問題がある。
特に、加工形状が複雑になり、一つの加工形状
を決定する加工命令数が多くなり、十数ステツプ
前のプログラムカウンタPCの加工命令2に間違
いが存在する場合においては、操作者が加工形状
の問題点を発見した時点では、修正すべき加工命
令2はCRT表示画面上から消去されている。し
たがつて、加工プログラムに精通した熟練者でな
ければ容易に修正すべき加工命令2を検出するこ
とができない問題がある。
なお、CRT表示画面に同時に表示できる加工
プログラムの加工命令数は一定の制約があり、ま
た、同時に多くの加工命令2を表示することは表
示画面上が煩雑になる。したがつて、操作者は印
字出力された加工プログラムの先頭から順番に各
加工命令を調べるか、又は再度最初からシミユレ
ートを開始して問題の加工命令を捜す作業をする
必要がある。したがつて、加工プログラムの修
正、点検作業能率が低下する問題がある。
本発明はこのような事情に基づいてなされたも
のであり、その目的とするところは、表示された
問題となる加工形状を例えばカーソル等で指定す
るとこの加工形状を決定する加工プログラムを表
示することによつて、加工プログラムに精通して
いない操作者であつても、簡単に問題の加工プロ
グラムを特定でき、加工プログラムの修正、点検
作業能率を向上できる加工プログラム検査装置を
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、第1図に示すように、板状物の穴あ
け加工装置に用いられる複数の加工命令の組合わ
せにて構成された加工プログラムを図形表示装置
6上でシミユレートすることにより、加工プログ
ラムを検査する加工プログラム検査装置におい
て、図形表示手段7によつて、加工プログラム記
憶手段8にて記憶された加工プログラムの各加工
命令を、加工形状を表す図形とこの図形の位置を
特定するための基準座標とからなる図形情報に順
次変換するとともに加工すべき図形を図形表示装
置6に表示する。また、図形指定手段9によつ
て、図形表示装置6上に表示された図形のうち所
望の部分を指定したとき指定された部分を他の部
分と識別表示し、検索表示手段10によつて、指
定された図形の基準座標によつて加工プログラム
記憶手段8に記憶されている加工プログラムを検
索し、指定された図形を表示した加工プログラム
の加工命令を特定し得る情報を抽出表示するよう
にしたものである。
[作用] このように構成された加工プログラム検査装置
であれば、プログラム記憶手段8に記憶された加
工プログラムは加工すべき図形を特定するための
基準座標を含む図形情報に変換されて図形表示装
置6へ表示される。そして、図形表示装置6に表
示された図形のうち所望の図形を指定すると、指
定された図形が他の部分と識別表示されるととも
に、指定された図形に対応する加工プログラムの
加工命令が加工プログラム記憶手段8内から検索
されて図形表示装置6上に表示される。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第2図は実施例の加工プログラム検査装置の概
略構成を示すブロツク図である。この加工プログ
ラム検査装置は、大きく分けて、加工プログラム
を記憶し、各種の演算処理を実行するマイクロコ
ンピユータ11と、このマイクロコンピユータ1
1からの指令にて各種加工形状および加工プログ
ラムの各加工命令度の文字を表示する図形表示装
置としてのCRT表示装置12とで構成されてい
る。
前記マイクロコンピユータ11においては、各
種演算処理を実行するCPU(中央処理装置)13
は、アドレスバスおよびデータバスからなるバス
ライン14を介して、各種演算処理を実行するた
めの制御プログラムを記憶するROM15、図示
しない板状物の穴あけ加工装置に用いられる第9
図に示した加工プログラムを記憶する加工プログ
ラム記憶手段としてのRAM16、加工プログラ
ムにおける各加工命令の解釈データ等の各種可変
データを記憶するRAM17、およびCRT表示装
置12との間で情報の授受を行なうインターフエ
ース回路18を制御する。
一方、CRT表示装置12においては、バスラ
イン19に対して、図形、文字等を表示する
CRT表示管20、CRT表示管20の表示画面上
のカーソル位置を移動させるカーソルキーや表示
された図形のうち問題となる加工形状を指定する
指定キー等が配列されたキーボード21、カーソ
ル位置等を記憶するRAM22、マイクロコンピ
ユータ11のインターフエース回路18に接続さ
れたインターフエース回路23、およびこれ等各
構成部材の動作を制御するCPU24等が接続さ
れている。
前記マイクロコンピユータ11のRAM16内
には、第3図に示すように加工プログラムの第9
図で説明した各加工命令2をプログラムカウンタ
(PC)1順に記憶する加工プログラムメモリ25
が形成されている。さらに、マイクロコンピユー
タ11のRAM17内には、第4図に示すよう
に、加工プログラムメモリ25から読み出した各
加工命令2をROM15の制御プログラムに従つ
て解釈した結果である各解釈データを記憶する命
令解釈メモリ26が形成されている。この命令解
釈メモリ26に格納される各解釈データは、この
加工命令2によつてCRT表示管20の表示画面
上に表示される第11図に示した加工形状の加工
位置を示す基準座標(X、Y)と、使用される金
型の寸法に後述する縮尺係数Kを乗じた値で定ま
る表示外形データZ、およびこの加工命令2の格
納された加工プログラムメモリ25におけるプロ
グラムカウンタPCとで構成されている。そして、
各解釈データにはこの解釈データを格納する領域
を示すデータカウンタDCが付されている。
さらに、RAM17内には、RAM16の加工
プログラムメモリ25の処理中の加工命令2に対
応するプログラムカウンタPCを記憶する領域2
7、命令解釈メモリ26の処理中の解釈データが
格納されたデータ領域を示すデータカウンタDC
を格納する領域28、CRT表示管20に表示さ
れた各加工形状の基本座標(X、Y)とカーソル
位置座標(X0、Y0)との間の各距離Lのうち最
少距離LMを格納する最少距離領域29、最少距
離LMを示す加工形状に対応する解釈データのデ
ータカウンタ値MDC、すなわちCRT表示管20
の表示画面上に他の加工形状とは異なる色で表示
する加工形状を示す解釈データのデータカウンタ
MDCを格納する表示データカウンタ領域30、
および該当解釈データに対応する加工命令2のプ
ログラムカウンタ値MPC、すなわちCRT表示管
20の表示画面上に他の加工命令2とは異なる色
で表示する加工命令のプログラムカウンタMPC
を格納する表示命令領域31が形成されている。
前記CRT表示装置12のCPU24は、マイク
ロコンピユータ11からインターフエース回路2
3を介して各加工命令2とこの加工命令2に対応
する解釈データが入力されると、CRT表示管2
0に表示する。また、キーボード21のカーソル
のキー操作に応動してCRT表示管20の表示画
面上のカーソル位置を移動させるとともに表示画
面上のカーソル座標(X0、Y0)をRAM22に記
憶させる。さらに、キーボード21における指定
キーがキー入力操作された時点におけるカーソル
座標(X0、Y0)をRMA22から読み出してマイ
クロコンピユータ11へ送出する。
しかして、マイクロコンピユータ11および
CRT表示装置12の電源が投入され動作状態に
なると、マイクロコンピユータ11のCPU13
は第5図の流れ図に従つて、加工プログラムのシ
ミユレート処理を実行するようにプログラム構成
されている。なお、RAM16の加工プログラム
メモリ25には既に検査すべき加工プログラムが
何等かの方法にて書き込まれているものとする。
すなわち、第5図の流れ図が開始されると、P
1にてCRT表示装置12に指令信号を送出して
CRT表示管20の第6図に示す表示画面32を
消去する。次にP2にてRAM16の加工プログ
ラムメモリ25の各加工命令2を検索して、第9
図に示す加工範囲を示す[G92…]で開始される
加工命令2を検索する。そして、X座標およびY
座標で示される加工範囲の加工命令が検索される
と、その加工範囲とCRT表示管20の表示画面
32の寸法から縮尺係数Kを算出して、加工範囲
を示す枠33が表示画面32をはみ出さないよう
にする。
る。
次にP3にてRAM17の領域27のプログラ
ムカウンタPCを初期値の1に設定する。P4に
て加工プログラムメモリ25内の領域27の示す
プログラムカウンタPCの指定する加工命令2を
読み出す。そして、P5にてその加工命令2が加
工終了を示す加工命令でないことを確認すると、
P6にて読み出した加工命令2から加工位置を示
す基準座標(X、Y)および加工形状を表示する
ための表示外形データZを算出する。すなわち、
読み出した加工命令2が第9図のPC=25の加工
命令2に示すように加工命令2自体にX、Y座標
が含まれる場合は、そのX、Y座標に先に求めた
縮尺係数Kを乗じて基準座標(X、Y)とする。
また、第9図のPC=26、27の加工命令2のよう
にこの加工命令X、Y座標が含まれていない場合
はX、Y座標が含まれている加工命令2が検出さ
れるまで、プログラムカウンタPCを遡つてX、
Y座標を求め、縮尺係数Kを乗じて基準座標
(X、Y)を算出する。また、表示外形データZ
も同様に、読み出した加工命令2に金型の型番お
よび、傾斜角度(回転角度)が含まれる場合は、
その型番の金型寸法に縮尺係数率Kを乗じるとと
もに傾斜角度を含めた表示外形データZを算出す
る。なお、第9図のPC=27の加工命令2のよう
に一つの加工命令で加工形状が定まらない場合
は、基準座標(X、Y)算出と同様の手法にて表
示外形データZを算出する。
P6にて一つの加工命令2に対する基準座標
(X、Y)および表示外形データZが算出される
と、P7にて算出された基準座標(X、Y)、表
示外形データZおよび該当加工命令2のプログラ
ムカウンタPCを1組の解釈データとして命令解
釈メモリ26の空きデータ領域にデータカウンタ
DPの順番に従つて格納する。次に、P8にて命
令解釈メモリ26に書き込まれた該当加工命令2
の解釈データを読み出してCRT表示装置12へ
送出し、CRT表示管20の表示画面32におけ
る基準座標(X、Y)位置に外形形状データで示
される加工形状34を表示する。さらに、P9に
て、領域27に記録されたプログラムカウンタ
PCの指定する該当加工命令2をCRT表示管20
の表示画面32の左下方位置にプログラムカウン
タ(PC)1と共に表示する。
以上で一つの加工命令2に対するシミユレート
表示処理が終了したので、P10にて操作者が表
示画面32を確認するために必要なごく短い一定
時間の経過を待つて、P11にて領域27のプロ
グラムカウンタPCを1だけ増加したのち、P4
へ戻り、加工プログラムメモリ25内から増加後
のプログラムカウンタPCの指定する加工命令2
を読み出す。
そして、P5にて読み出した加工命令2が加工
終了を示す終了命令であれば、この加工プログラ
ムに対するシミユレート表示処理を終了する。
なお、第6図は表示画面32上における加工プ
ログラムの全部の加工命令2のシミユレート表示
処理が終了した状態を示す。
また、マイクロコンピユータ11のCPU13
はCRT表示装置12からキーボード21におけ
る指定キー操作有りの情報が入力されると、第7
図の加工形状(図形)指定および加工命令検索処
理を実行するようにプログラム構成されている。
すなわち、流れ図が開始され、Q1にてCRT
表示装置12からキーボード21におけるキー信
号入力情報がマイクロコンピユータ11に入力す
ると、Q2にて入力したキー信号の種類を調べ
る。そして、Q2にてキー信号が問題加工形状を
指定する指定キーのものであれば、Q3へ進み、
CRT表示装置12から送出された、RAM22に
記憶されたカーソル36のカーソル座標(X0
Y0)を読み取る。次にQ4にてRAM17の領域
28のデータカウンタDCを命令解釈メモリ26
の先頭値に設定する。さらに、Q5にて最少距離
領域29の最少距離LMを計算上の最大値に設定
する。
以上の初期処理が終了すると、Q6にて領域2
8のデータカウンタDCが終了値に達していない
ことを確認の後、Q7にて、命令解釈メモリ26
内の領域28のデータカウンタDCの指定する解
釈データの基準座標(X、Y)を読み取り、この
基準座標(X、Y)と先のカーソル座標(X0
Y0)との間の直線距離Lを算出する。そして、
Q8にて、この距離Lと最少距離領域29に記憶
された最少距離LMとの大小関係を調べ、算出さ
れた距離Lが記憶された最少距離LMより小さけ
れば、Q9にてこの算出された距離Lを新たな最
少距離LMとして最少距離領域29に格納すると
ともに、表示データカウンタ領域30に該当基準
座標(X、Y)のデータカウンタDCを表示デー
タカウンタMDCとして格納する。そして、Q1
0にて領域28のデータカウンタDCを1だけ増
加したのち、Q6へ戻り、増加後のデータカウン
タDCが終了値であるか否かを調べる。なお、Q
7で算出された距離Lが記憶された最少距離LM
より大きい場合は、そのままQ10へ進み、デー
タカウンタDCを1だけ増加する。
そして、Q6にて、データカウンタDCが終了
すると、Q11にて命令解釈メモリ26内の表示
データカウンタ領域30の表示データカウンタ
MDCが指定する解釈データの基準座標(X、Y)
および表示外形データZを読み出して、第8図に
示すようにCRT表示管20の表示画面32に表
示外形データZに対応する加工形状34aを例え
ば赤色等のように他の加工図形34とは表示色を
変化させて表示する。Q12にて表示した該当解
釈データのプログラムカウンタPCを表示命令領
域31に表示プログラムカウンタMPCとして格
納する。そして、Q13にて加工プログラムメモ
リ25内の表示プログラムカウンタMPCが指定
する加工命令2aを中心にこの加工命令2aを中
心として前後5つの加工命令2を読み出して、図
示するように各プログラムカウンタ(PC)1と
ともにCRT表示管20の表示画面32のおける
各加工形状34を表示した左側に重ねて表示す
る。なお、中心の加工命令2aは他の8個の各加
工命令2とは赤色等の異なる色で表示する。
このように構成された加工プログラム検査装置
において、加工プログラムを検査する場合は、マ
イクロコンピユータ11のRAM16の加工プロ
グラムメモリ25に何等かの方法にて検査される
べき加工プログラムを格納した後、第5図の流れ
図を開始させると、第6図に示すようにCRT表
示管20の表示画面32上に各加工命令2とこの
加工命令2に対応する加工形状34が順次表示さ
れていく、なお、加工命令2は同時に1ステツプ
のみしか表示されないが、加工形状32は後から
の加工命令2に対応する加工形状34が先の加工
形状34に順次重ねて表示される。そして、加工
プログラムメモリ25に記憶された全部の加工命
令2のシミユレート表示処理が終了すると、図示
するようにこの加工プログラムで形成される全部
の加工形状34が表示画面32に表示される。
そして、操作者は表示された各加工形状34を
観察して、問題となる加工形状34が発見される
と、第8図に示すようにキーボード21のカーソ
ルキーを操作して、表示画面32上のカーソル3
6を問題の加工形状34a近傍へ移動させる。そ
して、キーボード21の指定キーをキー入力操作
すると、問題の加工形状34aが赤色に変化する
とともに、加工形状34aに対応する加工命令2
aが赤色で表示画面32の左側に表示されるとと
もに、この赤色の加工命令2aを中心に前後5つ
の加工命令2が通常の色で表示される。
このように操作者は問題となる加工形状34a
近傍にカーソル34を移動させて指定キーを操作
するのみで、問題の加工形状34aに対応する加
工命令2aおよび前後5個の加工命令2が表示さ
れるので、簡単に問題の加工形状34aを決定す
る各加工命令2a,2を捜すことが可能である。
したがつて、たとえ加工プログラムに精通してい
ない操作者であつても、簡単に加工プログラムを
修正、点検できる。その結果、加工プログラムを
修正、点検する作業能率を大幅に向上させること
が可能である。
さらに、この実施例においては、問題となる加
工形状34aおよび該当する中心の加工命令2a
を他の加工形状34および他の加工命令2とは異
なる色で表示するようにしているので、加工プロ
グラムの修正、点検作業を間違えずにより容易に
実施できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、表示され
た問題となる加工形状(図形)を例えばカーソル
等で指定すると、この加工形状を決定する加工プ
ログラムの加工命令を表示するようにしている。
したがつて、加工プログラムに精通していない操
作者であつても、簡単に加工プログラムの問題の
加工命令を特定でき、加工プログラムの修正、点
検の作業能率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加工プログラム検査装置を示
すブロツク図であり、第2図乃至第8図は本発明
の一実施例を示すものであり、第2図はブロツク
構成図、第3図および第4図は記憶部の主なメモ
リを示す図、第5図および第7図は動作を示す流
れ図、第6図および第8図は表示画面を示す図で
あり、第9図は加工プログラムを示す図、第10
図は金型形状を示す図、第11図は各加工形状を
示す図である。 1……プログラムカウンタ(PC)、2,2a…
…加工命令、11……マイクロコンピユータ、1
2……CRT表示装置、13,24……CPU、2
0……CRT表示管、21……キーボード、25
……加工プログラムメモリ、26……命令解釈メ
モリ、32……表示画面、33……枠、34,3
4a……加工形状、36……カーソル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板状物の穴あけ加工装置に用いられる複数の
    加工命令2の組合わせにて構成された加工プログ
    ラムの各加工命令を図形表示装置6上でシミユレ
    ートすることにより、この加工プログラムを検査
    する加工プログラム検査装置において、 前記加工プログラムを記憶する加工プログラム
    記憶手段8と、この加工プログラム記憶手段に記
    憶された加工プログラムの各加工命令を、加工形
    状を表す図形とこの図形の位置を特定するための
    基準座標とからなる図形情報に順次変換するとと
    もに、この図形情報を前記図形表示装置に表示す
    る図形表示手段7と、前記図形表示装置上に表示
    された図形のうち外部から所望の部分が指定され
    たとき、この指定された部分を他の部分に対して
    識別表示する図形指定手段9と、前記指定された
    図形の基準座標によつて前記加工プログラム記憶
    手段に記憶されている加工プログラムを検索し、
    前記指定された図形に対応する加工命令の情報ま
    たはこの加工命令を特定し得る情報を抽出して表
    示する検索表示手段10とを備えたことを特徴と
    する加工プログラム検査装置。 2 前記図形表示手段は、前記指定された部分の
    色を他の色と異なる色で表示することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の加工プログラム検
    査装置。 3 前記検索表示手段は、前記指定された図形を
    表示した加工命令を特定しうる一つの情報とそれ
    に連通した前後の複数の加工命令に対応する他の
    情報を同時に表示するとともに、この一つの情報
    を表示する色を他の情報を表示する色と異なる色
    で表示することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の加工プログラム検査装置。 4 前記図形表示装置はCRT表示装置で構成さ
    れ、かつ前記図形表示手段が表示した図形の上に
    重畳して、その図形の色と異なつた色で、前記索
    表示手段が前記指定された図形に対応する加工命
    令の情報またはこの加工命令を特定し得る情報を
    抽出表示することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の加工プログラム検査装置。
JP61066442A 1986-03-25 1986-03-25 加工プログラム検査装置 Granted JPS62224435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61066442A JPS62224435A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 加工プログラム検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61066442A JPS62224435A (ja) 1986-03-25 1986-03-25 加工プログラム検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62224435A JPS62224435A (ja) 1987-10-02
JPH039808B2 true JPH039808B2 (ja) 1991-02-12

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