JPH039697A - 遠隔監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種工業プラントの遠隔監視制御装置に関す
る。

〔従来の技術〕

従来の遠隔監視制御装置の構成図を第４図に示す。

従来、この種の遠隔監視制御装置は、プラント設備ごと
にテレメータ／テレコントロール（以下ＴＭ／ＴＣとす
る）子局装置７を設置し、通信回線２によって管理セン
ターにあるＴＭ／ＴＣ親局装置６と結合してあった。

ＴＭ／ＴＣ子局装置７の持つ機能は、もっばらプラント
からの監視データの入力とＴＭ／ＴＣ親局装置６への送
信、ＴＭ／ＴＣ親局装置６がら受信した制御指令信号の
プラントへの出力という通信回線２とプラントとのイン
ターフェースをとる機能のみに限られていた。

従って、データの表示・制御操作の入力・データの長期
保存・イベントのプリント出力といったマンマシンイン
ターフェース機能はすべて管理センターのＴＭ／ＴＣ親
局装置６の上位に位置するホストＣＰＵ５において実現
されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の遠隔監視制御装置は、マンマシンインタ
ーフェースのすべての機能がホストＣＰＵに集中してい
るため、ホストＣＰＵ、ＴＭ／ＴＣ親局装置の異常が装
置全体の障害に結び付き、このため信頼性の低下をまね
くという問題があった。

また、すべての通信回線が管理センターに集中している
ため、他のプラント設備にホストＣＰＵを設置する場合
、新たに通信回線を設定する必要があり、さらに、情報
が管理センターのＴＭ／ＴＣ親局装置を経由するために
、この親局装置の異常によってホストＣＰＵも使用不可
能になってしまうという問題点があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の遠隔監視制御装置は、地理的に離れたプラント
設備を管理センターで集中的に監視制御を行う遠隔監視
制御装置において、前記各プラントに同一の機能を持っ
たデータ処理装置を設け、通信回線とローカルエリアネ
ットワークによって接続され構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例の構成を示したものである
。

１ａ〜ＩＣはＬＡＮ・回線制御装置であり２ａ〜２Ｃの
通信回線により隣接するプラント設備に接続され、また
、３ａ〜３Ｃのローカルエリアネットワークにより同一
のプラント設備にある４ａ〜４Ｃのデータ処理装置に接
続される。

本分散処理型の遠隔監視制御装置では、すべてのメツセ
ージはＬＡＮ・回線制御装置１ａ〜ＩＣにて交換される
。すなわち、データ処理装置４ａ〜４Ｃが他の装置にメ
ツセージを送信する場合、必ず同じローカルネットワー
ク３ａ〜３Ｃに接続されているＬＡＮ・回線制御装置１
ａ〜ＩＣに送信する。ＬＡＮ・回線制御装置１ａ〜ＩＣ
はメツセージ内の情報によりメツセージ交換を行う。こ
れにより、データ処理装置４ａ〜４Ｃは送信先が物理的
にどの局に接続されているかといった意識をせずにメツ
セージを送信することができる。

装置間で送受信されるメツセージのフォーマットを第２
図に示す。

装置を認識するアドレスとしてＬＡＮ・回線制御装置ご
とにプラント設備に割り当てる局ア、ドレスと局内の装
置ごとに割り当てる装置アドレスとがあり、メツセージ
内には送信先と送信元を示すアドレスとメツセージの機
能を示すメツセージ番号とが格納されている。ＬＡＮ・
回線制御装置１ａ〜１ｃには局の構成すなわち自局を中
心にある局が右側にあるのか左側にあるのか、また、あ
る局にどの装置が接続されているのかという情報があり
、メツセージ内の送信先のアドレスとを対照してメツセ
ージ交換を行う。

また、特殊な送信先アドレスを同報送信として扱い、す
べての装置に対して同一のメツセージを送信することが
できる。

ＬＡＮ・回線制御装置１ｂにおけるメツセージ交換の場
合の手順を第３図を参照して説明する。

ＬＡＮ・回線制御装置１ｂは通信回線２ａ、２ｂまたは
ローカルエリアネットワーク３ｂからメツセージを受信
する（ステップ１１）。受信したメツセージ内から送信
先の局アドレスを抽出し、まず同報メツセージかどうか
チエツクする（ステップ１２）。

同報メツセージであれば（ステップ１３）、送信元局ア
ドレスを抽出し、チエツクする（ステップ２０）。これ
が自局であれば（ステップ２１）、両側の回線に対して
そのメツセージを送信しくステップ２４）、自局より右
側の局であれば（ステップ２１）、左側の回線に対して
送信する（ステップ２２）、逆に送信元が左側の局であ
れば右側の局に送信する（ステップ２３）。その後、自
局のローカルエリアネットワーク３ｂに接続されている
データ処理装置の内、送信元でないものく図示せず）に
も送信する（ステップ２５）。

同報メツセージでなく（ステップ１３）、送信先局アド
レスが自局であれば（ステップ１４）、送信先装置アド
レスを参照し自局のローカルエリアネットワーク３に接
続されている該当の装置にメツセージを送信する（ステ
ップ１９）。送信先が他の局であれば自局に対して右側
か左側かを判定しくステップ１５）、その方向の回線に
送信する（ステップ１６，１７．１８＞。以上でＬＡＮ
・回線制御装置１６におけるメツセージ交換動作は終了
する。

一方、監視データについては、例えばデータ処理装置４
ｂはプラントからの監視データを周期的に収集し、その
データを同報メツセージに設定して他のデータ処理装置
４ａ、４ｃに通知する。また他のデータ処理装置４ａ、
４ｃから監視データを受信して自装置内の記憶部に保持
する。すなわち、データ処理装置４ａ〜４Ｃはすべての
監視データを自装置内に保持することになり、これを基
にデータの外部記憶部への長期保存、監視データのＣＲ
Ｔ画面への表示を行う。これらの機能により遠隔監視機
能を実現することができる。

また、キーボードにより操作者から入力された制御指令
情報をメツセージに設定して制御信号を出力するデータ
処理装置に送信することにより遠隔制御を行うことがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、必要なプラント設備の
どこにでもホストＣＰＵが接続可能であり、また、ホス
トＣＰＵの異常時、任意のデータ処理装置において遠隔
監視制御が可能であり、監視データの長期保存を行って
いるため、従来の遠隔監視制御装置と比較し高い信頼性
を実現できるという効果がある。

また、通信回線の切断、ある局のＬＡＮ・回線制御装置
の異常発生時においても、分割した形態での運用が可能
であるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図はメツセー
ジのフォーマット、第３図はＬＡＮ・回線制御装置のメ
ツセージ交換手順、第４図は従来の遠隔監視制御装置の
構成図である。 １ａ〜１ｃ・・・ＬＡＮ・回線制御装置、２ａ〜２Ｃ・
・・通信回線、３ａ〜３ｃ・・・ローカルエリアネット
ワーク、４ａ〜４ｃ・・・データ処理装置、５・・・ホ
ストｃｐｕ、６・・・ＴＭ／ＴＣ親局装置、７・・・Ｔ
Ｍ／ＴＣ子局装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 地理的に離れたプラント設備を管理センターで集中的に
   監視制御を行う遠隔監視制御装置において、前記各プラ
   ントに同一の機能を持ったデータ処理装置を設け、通信
   回線とローカルエリアネットワークによって接続された
   ことを特徴とする遠隔監視制御装置。