JPH0396560A - 工業化住宅の和室用天井施工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の住宅ユニットを現場で組み合わせて建
てる工業化住宅の和室に天井を施工する［背景技術］ 最近では、工業化率を高めて現場での施工期間を短縮す
るため、ユニット工法により施工される工業化住宅が増
えつつある。この工業化住宅は、予め工場で製造された
住宅ユニットを現場まで搬送し、現場において、複数の
住宅ユニットを基礎上に組み立てて施工するものである
．この住宅においても、工業化住宅以外の住宅と同様に
和室を備えたタイプがあり、この和室は、複数の住宅ユ
ニットから構威されている。

工業化住宅の和室に天井を施工する必要があるが、従来
では、現場において、和室を構戒する複数の住宅ユニッ
トの端から端まで両端に凹部を有する複数の天井材を両
端が前記凹部に嵌合される目地材を介して順に接続して
いるものがある。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、前述の従来例では、現場において複数の天井
材を接続するものなので、このための作業時間が必要と
され、工業化住宅に望まれている現場の工期短縮化が十
分に図れないという問題点がある． ここに、本発明の目的は、現場での工期が短縮できる工
業化住宅の和室用天井施工方法を提供することにある． 〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は、複数
の住宅ユニットを現場で組み合わせて建てる工業化住宅
の和室を構處する複数の住宅ユニットに天井を施工する
方法であって、予め各住宅ユニットに両端に凹部を有す
る複数の天井材を両端が前記凹部に嵌合される目地材を
介して接続し、その後、現場において隣合う住宅ユニン
ト同士の間に前記天井材の凹部に設けられた目地材の下
面と係合する突起を有するジョイント材を配置したもの
で、これにより現場における作業を少なくし、しかも、
ジツイント材の突起により目地材を覆って天井材とジョ
イント材との継ぎ目を目立たないようにして前記目的を
達威しようとするものである． 〔実施例〕 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する． 第１図にはユニット工法により建てられた工業化住宅の
１階部分の間取りが示され、第２図には和室の天井部分
が示されている。

第ｌ図において、工業化住宅の１階部分は居間ｌ、食堂
２、台所３、和室４、広縁５等の室から構威され、この
うち、和室４は２個の住宅ユニント１０．１１から横戒
されている．これらの住宅ユニット１０．１１は、第２
図にも示される通り、それぞれ四隅に配置された柱１２
とこれらの柱ｌ２を接続する長辺梁１３及び短辺梁１４
とからなるボックス状のフレームを備えている。

住宅ユニッ｝１０．１１では天井材、目地材及びジツイ
ント材を用いて床が次の手順により施工される． 工”における まず、工場において、柱１２及び梁１３，１４から各住
宅ユニッ｝１０．１２のフレームを形威した後、内壁１
５及び外壁１６等を取り付ける．さらに、各住宅ユニッ
ト１０．１１の上方の梁１３．１４に野縁ｌ７を取り付
けるとともに、この野縁１７の下面に石こうボード１８
（第５，６図参照）を取り付ける。

その後、各住宅ユニッ｝１０．１１の石こうボード１８
の下面に複数の長板状の天井材２０を取り付ける．この
天井材２０は、その短辺方向の断面が示される第３図に
おいて、それぞれ外側に開口された凹部２１Ａを有する
２個の接続材２ｌと、これらの接続材２ｌの下面に取り
付けられた天井板２０Ａとから構或されている．前記天
井材２０を石こうボード１８に取り付けるにあたり、天
井材２０の長手方向を住宅ユニット１０．１１の長辺梁
１３と平行にするとともに、隣合う天井材２０の凹部２
１Ａの間に断面矩形状の目地材２２を嵌合した状態で接
続する． また、第６図の通り、前記内壁ｌ６と天井材２０の長手
方向の端部との隙間を隠すために、前記内壁１６の内側
には廻り縁２３を取り付ける。

ｌＩ′における 天井材２０を石こうボード１８に取り付けた各住宅ユニ
ント１０．１１及び他の住宅ユニントを現場まで搬送し
た後、これらのユニットを図示しない基礎の上で組み立
てる。その後、和室４を構戒する２個の住宅ユニット１
０．１１の石こうボードｌ８の間に接続用の石こうボー
ド２４を隣合う長辺梁ｌ３の下面に取り付ける．その後
、この石こうボード２４の下面に長板状のジョイント材
２５を長辺梁ｌ３に沿って取り付ける．このジョイント
材２５は、短辺方向の断面が示される第４図中、その下
面中央位置に溝２５Ａが長手方向に延びて形威されてお
り、かつ、両端には目地材下面２２Ａと係合する突起２
５Ｂが形威されている。

このジヲィント材２５を取り付けるにあたり、第５図の
通り、ジロイント材２５の上面に接着剤を塗布した状態
でジョイント材２５を石こうボード２４に合い釘２６で
固定する． このような本実施例によれば、和室４を構成する住宅ユ
ニッｌ−ｔｏ，１１に予め工場において複数の天井材２
０を目地材２２を介して接続しておき、現場においては
、住宅ユニット１０．１１の接続部分の目地材２２の間
にジツイント材２５を配置したので、現場での工期を短
縮することができ、その上、ジョイント材２５の突起２
５Ｂにより目地材２２が覆われるので、天井材２０とジ
ツイント材２５との継ぎ目が目立たない．なお、前記実
施例では、和室４を２個の住宅ユニット１０．１１から
構威したが、３個以上の住宅ユニットから和室を横戒す
るものでもよい。

また、天井材２０の接続材２ｌ及び天井板２２を一体に
形成したものでもよい． 〔発明の効果〕 前述のような本発明によれば、現場での工期が短縮でき
るという効果がある．

【図面の簡単な説明】

第１図は工業化住宅の１階部分の間取りを示す平面図、
第２図から第６図は本発明の一実施例を示すもので、第
２図は和室の天井部分を示す図、第３図は天井材の短辺
方向の断面図、第４図はジョイント材の短辺方向の断面
図、第５図は第２図中、■−■線の拡大断面図、第６図
は第２図中、Ｖｌ−Ｖｌ線の拡大断面図である。 ４・・・和室、１０．１１・・・住宅ユニット、１３，
ｌ４・・・梁、２０・・・天井材、２１Ａ・・・凹部、
２２・・・目地材、２２Ａ・・・目地材下面、２５・・
・ジョイント材、２５Ｂ・・・突起．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の住宅ユニットを現場で組み合わせて建てる
   工業化住宅の和室を構成する複数の住宅ユニットに天井
   を施工する方法であって、予め各住宅ユニットに両端に
   凹部を有する複数の天井材を両端が前記凹部に嵌合され
   る目地材を介して接続し、その後、現場において隣合う
   住宅ユニット同士の間に前記天井材の凹部に設けられた
   目地材の下面と係合する突起を有するジョイント材を配
   置したことを特徴とする工業化住宅の和室用天井施工方
   法。