JPH0396132A - 移動通信システムにおける位相調整方式 - Google Patents

移動通信システムにおける位相調整方式

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JPH0396132A
JPH0396132A JP1233178A JP23317889A JPH0396132A JP H0396132 A JPH0396132 A JP H0396132A JP 1233178 A JP1233178 A JP 1233178A JP 23317889 A JP23317889 A JP 23317889A JP H0396132 A JPH0396132 A JP H0396132A
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JP1233178A
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Hiroaki Tsuyama
津山 裕章
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 中央基地局と複数の周辺基地局とが、下り回線遅延と上
り@線遅延とが等しい交換機を介して下り回線及び上り
回線により接続され、中央基地局からの送信データを少
なくとも1つの周辺基地局を介して移動局へ単方向送信
する移動通信システムにおける位相調整方式に関し、 システムのサービスを向上すると共に、シスデム全体の
構成を簡略化することを目的とし、中央基地局と複数の
周辺基地局とが、下り回線及び上り回線からなる有線回
線により交換機を介して接続され、かつ、該下り@線で
の下り回線遅延と該上り回線での上り回線遅延とが等し
くなるように接続され、該中央基地局からの送信データ
を該交換機及び該複数の周辺基地局のうちの少なくとも
一つの周辺基地局を夫々介して移動局に無線送信する移
動通信システムにおける位相調整方式であって、前記中
央基地局は、前記周辺基地局への送信データのビット間
遅延とビット内遅延とを別々に調整する下りビット間遅
延調整手段及び下りビット内遅延調整手段と、前記交J
/J!機を介して入力されたデータのビット内遅延とビ
ット間遅延とを別々に調整する上りビット内遅延調整手
段及び上りビット間遅延調整手段と、該上りビット内遅
延調整手段により遅延された上りデータのビット内位相
差を検出する上りビット内位相差検出手段と、該上りビ
ット周遅延調整手段により遅延された上りデータのビッ
ト間位相差を検出する上りビット周位相差検出手段と、
該上りビット内位相差検出手段および該上りビット閂位
ltlI差検出手段の各位相差検出信号が供給され、該
上りビット内位相差検出信号の値のイずっを該下りビッ
ト内遅延調整f段及び該上りビット内遅延調整手段の各
々に設定した後、該上りビット間位相差検出信号の偶数
値の1/2ずつを該下りビット間遅延調整手段及び該上
りビット間遅延清整手段の各々に設定するIIIIl手
段とを有し、前記複数の周辺基地局の各々は、前記交換
機を介して前記下り回線で入力された前記中央基地局か
らの前記送信データの信号処理を行なう下り信号処理手
段と、該下り信号処理手段から取り出されたデータに対
し該下り信号処理手段と逆の信号処理を行なって得たデ
ータを、前記上り回線で前記交換機を介して前記中央基
地局へ折り返す上り信号処理手段とを有するよう構成す
る。
〔産桑上の利用分野〕
本発明は、移動通信システムにおける位相調整方広に係
り、特に中央基地局と複数の周辺基地局とが、下り回t
lAM延と上り回線遅延とが等しい交換機を介して下り
回線及び上り回線により接続され、中央基地局からの送
信データを少なくとも1つの周辺基地局を介して移動局
へ単方向送信する移動通信システムにおける位相調整方
式に関する。
近年、公衆移動通信システムは、多数のチャネル数を確
保できるマイクロ波帯域の利用、及び大規模集M回路(
LSI>の使用による移動局の小型化.低価格化等によ
り急速に酋及してきた。特に無線呼出しシステム《所謂
ポケットベル)は最も酋及している公衆移動通信シスア
ムの一つと言える。最近この無線呼出しシステムを発展
させたものとして、ポケットベルに液晶等による表示装
置を設け、ここに発信者からのメッセージを表示させる
メッセージ付ポケットベルシステムが一部実用化された
。このメッセージ付ポケットベルシステムなどの片方向
移動通信システムにおいては、システムを構戒する個々
の局の小型化やシステムのサービス向上が重要となる。
〔従来の技術〕
第4図は、従来の移初通信システムの一例の10ツク構
成図を示す。同図において、10は加入電話機、20は
市内交換機、30は中央局、40は中央基地局、50は
交換機、60+〜60WIは周辺1jeJS#1 〜#
m.70は受信局、80は移動局(例えばポケットベル
〉である。市内交換機20から周辺基地局60+〜60
m及び受信局70までの間は、上り回線及び下り回線と
からなる有線の回線90で接続され、特に中央基地局4
0と周辺基地8601〜60Tn及び受信局70との間
は上記回線90が2組《現用回線と予備回線)設けられ
ている。
加入電話Fs10から移動局80への焦線呼出しは、市
内交換機20.中央局30及び中央基地局40及び交換
機50を介して移動局80がいるエリア内の周辺基地局
60+〜60mに与えられ、ここから無線回線95を通
して移動局80に与えられる。移動局80が前記した表
示装置付ポケットベルの場合は図示しない表示装置に加
入電話機10からのメッセージが表示される。
上記の移動通信システムでは、通常システム立上げ時に
受信870(各周辺基地局60+〜60箱とほぼ等距離
に僚置する)でのデータ受信タイミングが一致するよう
に、中央基地840の僚相補正部(第4図に図示なし)
で各周辺基地局601〜60Tnごとに位J#J([1
)を調整している。
これは、周辺基地局60口〜60mのうち21J.上の
周辺基地局のエリアが重複している位置で移動局80が
受信する場合、それらの周辺基地局からの送信メッセー
ジの送信タイミングに所定以上の位相差があると、誤っ
て受信したり、受信できなかったりするためである。こ
の遅延量は回線90のルートによって異なる。従って、
回線90のルートが交換機50の交換動作により切替わ
ったときには、切替わった回線90の遅延量に応じた位
相調整を中央基地局40の位相補正部で行なう必要があ
る。
従来方式では、この場合、以下に詳述するように、送信
データを中央基地局40内のメモリ(第4図に図示なし
)に一時的に退避させ、すべての周辺基地局601〜6
0Tnの送信機能を中断させる(サービスの停止)。
以下、この問題点を含め各装置の具体的構成を説明する
第5図は中央局30のブロック構成図を示す。
同図において、31は焦線呼出装置、32は符号化装詔
、33は回線接続装置である。無線呼出装置31は電話
番号識別やメッセージに対するスクランブル処理及び誤
り訂正を行なう。符弓化装置32は焦線呼出装置31の
出力を符号化する。回線接続装置33は中央基地局40
との回線接続を制御する。中央基地局30は更に、交換
機50の交換動作により切替わったときに送信データを
一時保持(退避)さ,せるメモリ(図示せず)を有する
第6図は、中央基地局40のブロック構或図を示す。下
りデータ受信処理部41は、中央局30からのデータに
対してディスクランプル及び誤り訂正並びに同期をとり
直す処理などを行なう。位相補正部42+〜42旬は同
一構戒で、周辺基地局60+〜60m及び受信局70に
それぞれ対応して設けられている。位相補正部421に
おいて、下り回線90+には、下りデータ送信処理部4
2−1及び下りデータ遅延処理部42−2が設けられ、
上り回[19 0 xには上りデータ遅延処理部42−
3及び上りデータ受信処理PIS42−4が設けられて
いる。
下りデータ送信処理部42−1は、周辺基地局601〜
60m及び受信870に送出するデータのフレームフォ
ーマットの作成等の送信処理を行なう。下りデータ遅延
処即部42−2は、下り回線90+側の基準タイミング
に対するビット固遅延(位相差)及びビット内遅延(位
相差)の調整を行ない、調整したデータをモデム43へ
出力する。
上りデータ遅延処理i1flL42−3はモデム43か
らのtl調データに対し上り回119 0 2側の基準
タイミングに対するビットmg延及びビット内遅延の検
出及び調整を行なう。上りデータ受信処理部42−4は
、対応する周辺基地局又は受信局70からの信号に対し
所定の受信処理を行なう。上りデータ送信処理部44は
、位相補正部42+〜42nからのノレームフォーマッ
トを中央局30に規定されたフレームフォーマットに変
換して中央830へ出力する。モデム43は変調/復調
処理を行なう。
MPU−A (マイクロプロセッサーA)45は、下り
データ受信処理部41及び上りデータ送信処理部44を
$1119する。MPU−846は位相補正部42+〜
42mを制御する。以上、第6図は現用側のみ図示する
が、予備側も同様である。
第7図は、周辺基地局60+〜60nのうちの任意の一
つの周辺基地局60tのブロック構成図を示す。モデム
61は信弓の変復調処理を行なう。
下りデータ受信処理部62Gよ、同期のとり直し等の所
定の受信処理をfTなう。速度変換部63は例えば、4
g{)Obl)Sから1200bps(移動局80の処
理速度)にデータの速度変換を行なう。送信Il64は
、速度変換処理部63からの信号をアンテナ68を介し
て送信する。速度変換処理部65は、速度変換処理部6
3の出力を折り返して逆の速度変換処理を行なう。上り
データ送信処理部66は、同1訂パターンの付け直し等
の所定のデータ送信処理を行なう。MPU67は下りデ
ータ受信処理部62,速度変換処理部63,速度変換処
理部65及び上りデータ送信処理部66をt,IJt[
lする。
第8図は、受信870のブロック構成図を示す。
モデム71は信弓の変復調処理を行なう。下りデータ受
信処理部72は所定のデータ受信処理を行なう。速度変
換処理部73は、下りデータ受信処理部72からの信号
を速度変換して基準のタイミングを出力する。受信機7
5は、アンテナ79を介して得られる周辺基地局60+
〜60mからの電波を受信処理する。
位相差検出処理部74は、速度変換処理部73からの基
準のタイミングと受4g機75からの受信データとの位
相差を検出する。検出した位相差は、上りデータ送信処
理部77に送られる。速度変換処理部76は、速度変換
処理部73の出力を折り返し、速度変換処理部73と逆
の速度変換処理を行なう。上りデータ送信処理部77は
、速度変換処理部76の出力及び僚相差検出処理部74
の出力に所定の送信信号処理を行なう。MPU78は上
記各部72〜74.76.77を制御する。
第9図は中央局30と中央基地局40との間で伝送され
る7レームノオ−マットの一例を示す。
フレームフォーマットはlmlllパターンSYNC(
16ビット)、周辺基地局をアクティブにするかインア
クティブにするかを指示する゜rXcONrl及びTX
cONT2 (各16ビット)、周辺基地局に対するメ
ッセージデータDATAI及びDATA2 (各300
t’yト)、G[FIC 252k’ット及び300ビ
ットの空き(加入者が増えたときの対応)からなる。そ
して、1フレームは1200ビット/ 0.25sec
である。
以上の構成において、システム立上げ時には、受信局7
0でのデータ受信タイミングが一致するように、中央基
地局40の位相補正部421〜42nの遅延量を現用側
及び予備側ともに調整づる。この調整後、シス゜アムは
運用状態に入る。
この状態で、現用回線が交換I1l50により切替わり
、回線901及び902のルートになったとする。この
新たなルートを介して中央基地局40から伝送された送
信データは、現用回線側の周辺基地局601〜60mで
折り返され、交換機50を介して中央基地局40の位相
補正部421〜42πに与えられる。位相補正部42+
〜42nは受取ったデータのマルチフレームの同期タイ
ミングを検出し、MPLJ−846の制御のもとに検出
したタイミングを基準となるマルチフレームのタイミン
グと比較し、同期ずれにより、現用回線が切替クたこと
を検出する。この検出結果は中央基地840から中央局
30に送られる。
中央局30は当該送信データを含むこのときのすべての
送信データを図示しないメモリに退避させた後、全ての
周辺基地局60+〜60mの送信肋作を停止させるtI
IJ御信号を、中央基地局40及び交換8150を介し
て周辺基地局60+〜60mに送る。これにより、周辺
基地局60+〜60mU送信動作を停止する。
次に、中央局30は切替わった回線901,902に接
続されている周辺基地局60+のみに、所定の遅延調整
パターンを送出すると同時に周辺基地周60+の送{i
動作を再開させる。受信局70は、周辺基地局60+か
ら送信されたこの遅延調整パターンを受信する。一方、
中央基地局40はこの遅延調整パターンを切替わった下
り回線90+を介して受信局70に送出する。
第8図に示す受信局70の位相差検出処理部74は、上
記2つの遅延調整パターンを比較してその位相差を検出
する。回線が切替わる前では位相差はピロであるが、回
線が切替わったことにより位相差が生じる。この位相差
は受信局70から回線90を介して中央基地局40に送
られる。
中央基地局40は、この位相差情報を抽出し、その位相
差に相当する遅延量を設定する。これを繰り返すことに
より、上り回線90+の位相調整が完了すると、残りの
周辺基地局の送信動作が中央周30により再開させられ
る。通常ビット間位相差は256ビットの範囲内で調整
可能であり、ビット内位相差は±128ステップの範囲
内で調整可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の片方向移動通信システムにお
ける位相調整方式では、回線が交yk肋作により切替わ
ったときに必要となる佇相差補正を、このときのすべて
の送信データを中央局30に退避させた後、すべての周
辺基地局60+〜60mを停止させる必要があるため、
中央局30の規模が大型となりらかも円滑なサービスを
提出することができないという問題点がある。
また、従来は位相調整のためには、第4図に示したよう
に受信局70(これは所定数の周辺基地局毎に設けられ
た複数の基準受信局からなり、その基準受信局の中の特
定の一つを特にシステム基準受信局と呼ぶ。)が必要で
、システム全体構或を大掛りなものとしていた。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、システムのサ
ービスを向上すると共に、システム全体の構成を簡略化
し得る移動通信システムにおける位相調整方式を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図を示す。同図中、10
0は中央基地局.110は下り回@ 111と上り回線
112とからなる有線回線.120は交換機,1301
〜130Tnはm台《mは2以上の整数)の周辺基地局
である。中央基地局100と周辺基地局1301〜13
0T+1とが上り回線遅延と下り回線遅延が等しい交換
機120を介して有線回線110で接続され、中央基地
局100からの送信データを交換機120及び少なくと
も一つの周辺基地局を夫々介して移@!1局に無線送信
する移動通信システムにおいて、本発明は中央基地局1
00を下りビット間遅延調整手段101,下リビツ1・
内遅延調整手段102,上りビット内遅延調整手段10
3.上りビット閤遅延調整千段104,上りビット内僚
相差検出千段105,上りビット問位相差検出手段10
6及び制御千段107から構成し、周辺基地局1301
〜130Tl1の各々を下り信号処理手段131及び上
り信号処理f段132から構成した点に特徴を有する。
ここで、上記の下りビットmM延調整手段101及び下
りビット内遅延調整千段102は、周辺基地16 13
G+〜130.への送信データのビット間遅延とビット
内遅延とを別々に調整する。士記の上りビット内遅延調
整手段103及び上りビットrtJ遅延調整手段104
は夫々交換機120を介して入力されたデータのビット
内遅延とビット間遅延とを別々に調整する。
また、上記のliIIJII+手段107は、上りビッ
ト内位相差検出千段105及び上りビット間位相差検出
手段10Bの各位相差検出信号が供給され、・上りビッ
ト内位相差検出信号の値の1/2ずつを下りビット内遅
延調整千段102及び上りビット内遅延調整千段103
の各々に設定した後、上りビット間位相差検出信号の偶
数値の1/2ずつを下りビット間遅延調整手段101及
び上りビットrrJ遅延調整手段104の各々に設定す
る。
一方、前記下り信号処理手段131は、前記送信データ
の信号処理を行なう。また、前記上り信号処理手段13
2は、下り信号処理手段131から取り出されたデータ
に対し下り信号処理千段131と逆の信号処理を行なっ
て得たデータを、前記上り回線112で交換機120を
介して前記中央基地局100へ折り返す。
〔作用〕
中央基地8100からの送信データは上り/下りで回線
遅延の等しい交換機120を介して各周辺基地局130
1〜1301内の下り信号処理手段131及び上り信号
処理f段132M由で交換機120へ折り返され、更に
交換機120から中央基地局100へ戻される。このと
き、前記した各遅延調整部101,102,  103
及び104の遅延時間は制御手段107により予め設定
した固定時間である。
次に、llltllf段101は上りビット内仲相差検
出手段105からの位相差検出信号の値を〆ずつを、下
りビット内遅延調整f段102及び上りビット内遅延調
整手段103の各々に設定する。前記したように、上り
回線遅延と下り回線遅延とは等しいから、上記の上りビ
ット内位相差検出値のlfつの設定により一上りビツ1
・内位相差検出値はゼロとなる。
次にIJt[I手段107は上りビット同位相差検出手
段106からの位相差検出信号の値が偶数のときは、そ
の4ずつを下りビット間遅延調整手段101及び上りビ
ット間遅延調整千段104の各々に設定する。
ビット間位相差検出信号の値が奇数のときは、v1tl
lf段107はビット間位相差検出信号の値が偶数とな
るように、上り/下リビット内遅延調整部102及び1
03に夫々同じkクロック分の設定値を与え、再度上り
ビット間位相差検出信弓の値を検出する。
111t[t手段107は次に上りビット同位相差検出
信号の値が偶数であることを確認した後、その検出値の
4!rつを上り/下リビット同遅延調整手段101およ
び104に夫々設定する。
以上の副神を行なうことにより、周辺基地局1301〜
130Tnの各下り信号処理千段131から送信1(図
示せず)を介して移動局へ送信されるデータの送信タイ
ミングを、複数の周辺基地局1301〜130Tn間で
位相差がないように位相講整することができる。
本発明では上記の位相調整は有線系の折り返しで行なう
ことができ、しかも回線をrI1塞することなく行なう
ことができる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例の要部のブロック図、第3図
は本発明が適用される移動通信システムのブロックSr
It図を示す。第2図及び第3図中、第1図,第4図と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する
。また、第2図では便宜上、交換機120の図示を省略
してある。
第2図に示す実施例は、前記したメッセージ付ポケット
ベルシスアムに適用した例で、回線障害時にも公衆移動
通信サービスが続11できるよう、中央基地8 100
,回線110及び周辺基地局130(前記1301〜1
30mのうちの任意の一つ)【ま現用と予備の2系統を
有している。第2図では現用側を添字aを0して示し、
予備側を添字bを倒して示す。第2図中、中央基地局1
00は中央局送受信データ処理部150,位相補正部2
00a及び200b,モデム(M/D)  250a及
び250bから構成されている。中央局送受信データ処
理部150は送信データ等を生成し、また受信したデー
タを処理する。位相補正部200a,  200bは夫
々同一構或で、第2図の上部に一点鎖線枠200内に示
した構成とされている。
一方、周辺基地局130( 1301 ・〜130用}
は、モデム(M/D)300a及び300b、多重化/
分離化部(MUX/DMUX)350a及tF 350
b、送信機(TX)  400a及び400b並びにア
ンアナ450から構成されている。多重化/分離化部3
50a及び350bは夫々同一構成で、第2図の上部に
一点鎖線枠350内に示した構成とされている。
位相補正部200a ,  200bの各々は第2図に
200で示したように、下りビット間調整部201.下
りビット内調整部202がモデム250を介して下り回
線111に接続され、また上りビット内調整部203,
クロック変換部204,上りビット間調整郎205及び
同期検出部206を直列に介して上り回線112で伝送
されてきたデータを中央基地局送受信データ処即部15
Gへ送出すると共に回線情報分離部207にも送出する
構成とされ、更にビット内位相差検出部208,ビット
間位相差検出部209及びMPU210を有する構成と
されている。MPU210は位相補正部200( 20
0a,  200b)内のクロック変換11i1 20
4を除いた残りの各部の動作を後述の如くIll1!l
lする。
モデム25G ( 250a ,  250b )とモ
デム300( 300a,  300b)との間の有1
!回1 110で伝送されるデータの7レームノオ−マ
ットは第10図に示される。同図中、1ノレームは12
00ビットで、同期パターンSYNC(16ビット)、
周辺基地m 13(h〜130TI1のうち指定した一
つの周辺基地局を7クティプにするかインアクティブに
するかを指示する16ビットのrXcONT1.その一
つの周辺基地局に対する300ビットのメッセージデー
タ又は遅延調整パターンであるDA rA 1 .rX
cONT1 と[)ATAI と同様に設けられた予備
の(空きの)ビットTXCONT2 (1 6ビット)
とDA TA 2 ( 300ヒット) 、コノ1 7
L/一ムがどの周辺基地局用のものであるかを指定させ
るための252ビットのコード化された回線情報、並び
にシステム内に設けられている監視装置の糾御情報を規
定する300ビットの機器情報が時系列的に合成されて
なる。このデータは1フレームが0. 25secの速
度で伝送される。なお、中央基地局100には中央局3
0から従来と同様に第9図に示したノレームフォーマッ
トのデータが入力される。
再び第2図に戻って説明するに、多重化/分離化部35
0 ( 350a ,  350b )は下り回I/a
111テ伝送されてきた第10図のフレームフォーマッ
トのデータを受信し、そのうち所定部分のデータ1だけ
を抽出する下り受信処理部351と、下り受信処理部3
51により抽出されたTXCONrl及びDArA1を
所定の速度に変換して(多重化して〉送信@ 401)
a,  400bへ送信する速度変換i’i 352と
、速度変換部352からのデータに対して速度変換部3
52と逆の速度変換を行なう速度変換部353と、速度
変換部353からのデータ(TXCONT1及びDA 
rA 1 )を第10図のフレームフォーマットに変換
して(分離化して)上りデータとして送出する上り送信
処理部354と、MPU3S5とから構成されている。
MPU3S5は第10図のフレームフォーマット中の回
線情報とta器情報とが下り受{t処理部351から入
力され、これを解読し、自己の周辺基地局宛のデータの
場合のみ速度変換部353の出力データの信号処理を行
なうよう上り送信処理部354をilJtllする。
次に上記の実施例の位相調整動作について説明する。位
相調整時は少なくともシステム豆上げ時、及び現用回線
から予備回線への回線切換え時に行なうが、いすも同一
手順で行なわれる。また、周辺基地74 1301〜1
30.間、及び現用,予備ともすべて同一手順で僚相調
整されるためここでは第2図の現用回線110aの位1
調整IJ作について説明する。
システム立上げ時、又は現用回線110aの障害発生の
ため予備回9 110F)に切替えて移e;i線サービ
スを今までと同様に続行させつつそれまで現用であった
回線110aの位相調整を行なう。まず、位相補正部2
00a内のMPU210により、下りビットfmM整部
201.下りビット内調整部202,上りビット内調整
部203及び上りビット間調整部205を初期化し、固
定遅延とする。
図示しない中央局30からの送信データは、下りビット
間調整部201,下りビット内調整部202,モデム2
50.下り回線111,モデム300.下り受信処即部
351,速度変換部352,  353,上り送信処理
部354.モデム300.上り回線112.モデム?5
0を経由して位相補正部200aに折り返し入力される
折り返し入力されたデータは上りビット内調整部203
で固定遅延量遅延されてクロック変換部204に入力さ
れ、ここでク0ツクが中央基地局10G内の基準クロツ
クに乗せ換えられた後、上りビット■講整部205を経
由して同用検出部206に入力される。また、これと同
時にビット内位相差検出部20Bにおいて、中央局送受
信データ処理部150から送られてくる基準クロツクを
用いてビット内位相差が検出され、その検出結果がMP
U210に通知される。
これにより、MPLI21Gはそのビット内位相差の検
出値のメずつを下りビット内調整部202及び上りビッ
ト内講整8B203に夫々設定する。
次に、上記の状態に変更後、MPU210は今度はビッ
ト間位相差検出部209において基準となるマルチフレ
ームのタイミングと上りデータのマルチフレームの同明
タイミングとを比較して得られたそれらのビット間位相
差検出結果の通知に基づいて、ビットit相差検出値が
偶数か否かを判定し、偶数のときはその検出値の1/2
ずつを下りビットfLllF部201及び上リビyt”
lm調整部205ニ遅延量として夫々設定する。
一方、上記のビット間僚相差検出値が奇数の場合は、M
P121Gはイク0ツクの遅延量に相当する値を下りビ
ット内調整部202及び上りビット内調整部203に夫
々加算し、ビット間位相差検出部209での値を偶数と
する。lylp(J210はこれによりビット間位相差
検出値が偶数になったことを確認後、その検出値の!,
ffつを下りビット間調整部201及び上りビット閤講
整i’lS211に夫々遅延量として設定する。
以上の動作をビット間位相差検出部209での検出僚相
差がぜ口になるまで繰り返す。このようにして、@lm
 110aの位11;!l整が完了する。
なお、ビット内位相調整を行なった後、ビット間位相調
整を行なうのは、ビット内位相差がビロになっていない
とビットスリップを生じ、基準マルチフレームタイミン
グとのビット間位相調整ができないからである。
このように、本実施例によれば、有線系の折り返しで位
相調整ができるため、第3図に示す如き移動通信システ
ムを構築することができる。第3図と第4図とを比較す
るとわかるように、第3図では、従来必要であった受信
局70を不要にする,ことができるため、システム全体
の構成を簡略化することができる。
また、従来は例えば現用回線110a障書発生時は現用
回線110aから予備@111 t1obに切替えて移
動無線サービスを続行させた場合、それまで現用であっ
た回線110aの位相翼整は周辺基地局601〜60y
nのすべての送信動作を停止させる必要があったので、
呼の多い昼間などでは位$1111整はできず、呼の少
ない夜間などを選んで位相調整を行なわざるを得す、位
祖講整完了までに時間を要するため位相調整が済まない
うちに回線110bに障害が発生すると移動無線サービ
ス提供ができなくなってしまう。
これに対し、本実施例によれば、回線110aから回@
 1igbに切替えると共に送信fi 400aを非動
作とし、かつ、送{n機400bを動作開始させた場合
、回線110aをwINすることなく位相調整ができる
ため、上記の@線切替え直後から回線110aの位相調
整を開始することができ、よって移sm線サービスを向
上することができる。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、複数の周辺基地8ffi
llで位相差がないように位相調整を行なうに際し、中
央基地局と周辺基地局との間の有線系の折り返しのみで
行なえるため、従来必要であった位相調整のための受信
局を不要にでき、よってシステム全体の構成を簡単かつ
安価にすることができ、また位相調整の際に回線閉塞を
行なう必要がないため、システムのサービス向上に寄与
するところ大である等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例の要部のブロック図、第3図
は本発明が適用された移動通信システムのブロック構戒
図、 第4図は従来の移動通信システムのブロック構或図、 第5図は第4図に示す中央局のブロック構成図、第6図
は第4図に示す中央基地局のブロック構ft図、 第7図は第4図に示す周辺基地局の10ック構成図、 第8図は第4図に示す受信局のブロック構成図、第9図
は中央局と中央基地局門のフレームフォーマットを示す
図、 第10図は中央基地局と周辺基地局間のフレーム゛ノオ
ーマットを示す図である。 図において、 100は中央基地局、 101Lt下リビット周遅延調整手段、102は下りビ
ット内遅延調整手段、 103は上りビット内遅延調整手段、 104は上りビット間遅延調整手段、 105は上りビット内位祖差検出手段、1(16は上り
ビット層位相差検出手段、107は糾御手段、 11Gは有11回線、 111は下り回線、 112は上り回線、 120は交換機、 1301〜130面は周辺基地局、 131は下り信号処理手段, 132は上り信号処理手段、 200a ,  200b ,  200は位相補正部
、350a ,  350b ,  350は多重化/
分離化部X/DMUX) を示す。 (MtJ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中央基地局(100)と複数の周辺基地局(130_1
    〜130_m)とが、下り回線(111)及び上り回線
    (112)からなる有線回線(110)により交換機(
    120)を介して接続され、かつ、該下り回線(111
    )での下り回線遅延と該上り回線(112)での上り回
    線遅延とが等しくなるように接続され、該中央基地局(
    100)からの送信データを該交換機(120)及び該
    複数の周辺基地局(130_1〜130_m)のうちの
    少なくとも一つの周辺基地局を夫々介して移動局に無線
    送信する移動通信システムにおける位相調整方式であっ
    て、 前記中央基地局(100)は、前記周辺基地局(130
    _1〜130_m)への送信データのビット間遅延とビ
    ット内遅延とを別々に調整する下りビット間遅延調整手
    段(101)及び下りビット内遅延調整手段(102)
    と、 前記交換機(120)を介して入力されたデータのビッ
    ト内遅延とビット間遅延とを別々に調整する上りビット
    内遅延調整手段(103)及び上りビット間遅延調整手
    段(104)と、 該上りビット内遅延調整手段(103)により遅延され
    た上りデータのビット内位相差を検出する上りビット内
    位相差検出手段(105)と、該上りビット間遅延調整
    手段(104)により遅延された上りデータのビット間
    位相差を検出する上りビット間位相差検出手段(106
    )と、該上りビット内位相差検出手段(105)及び該
    上りビット間位相差検出手段(106)の各位相差検出
    信号が供給され、該上りビット内位相差検出信号の値の
    1/2ずつを該下りビット内遅延調整手段(102)及
    び該上りビット内遅延調整手段(103)の各々に設定
    した後、該上りビット前位相差検出信号の偶数値の1/
    2ずつを該下りビット間遅延調整手段(101)及び該
    上りビット間遅延調整手段(104)の各々に設定する
    制御手段(107)とを有し、 前記複数の周辺基地局(130_1〜130_m)の各
    々は、前記交換機(120)を介して前記下り回線(1
    11)で入力された前記中央基地局(100)からの前
    記送信データの信号処理を行なう下り信号処理手段(1
    31)と、 該下り信号処理手段(131)から取り出されたデータ
    に対し該下り信号処理手段(131)と逆の信号処理を
    行なって得たデータを、前記上り回線(112)で前記
    交換機(120)を介して前記中央基地局(100)へ
    折り返す上り信号処理手段(132)とを有することを
    特徴とする移動通信システムにおける位相調整方式。
JP1233178A 1989-09-08 1989-09-08 移動通信システムにおける位相調整方式 Pending JPH0396132A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5423058A (en) * 1992-10-05 1995-06-06 Motorola, Inc. Simulcast transmission system with selective call tones
JPH07193859A (ja) * 1992-05-25 1995-07-28 Oki Electric Ind Co Ltd 移動通信における基地局間tdmaフレーム同期方式

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