JPH039558Y2 - - Google Patents

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JPH039558Y2
JPH039558Y2 JP1985084238U JP8423885U JPH039558Y2 JP H039558 Y2 JPH039558 Y2 JP H039558Y2 JP 1985084238 U JP1985084238 U JP 1985084238U JP 8423885 U JP8423885 U JP 8423885U JP H039558 Y2 JPH039558 Y2 JP H039558Y2
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JP
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valve
main body
locking wall
attached
valve seat
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JP1985084238U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本考案は水道における湯水の混合栓などの器具
または配管に取り付けて使用される逆止弁に関す
る。
(従来の技術) 水道における湯水の混合栓などの器具または配
管に取り付ける従来の逆止弁として、たとえば実
開昭57−126669号公報に開示されたものがある。
この逆止弁は、筒状の逆止弁本体の二次側端面に
弁座が形成され、かつ二次側の端部を閉鎖し周壁
に通孔を設けた筒状のガイドが、前記逆止弁本体
内にスライド可能に挿入されるとともに、逆止弁
本体の前記弁座に接合した弁体が、前記ガイドの
閉鎖端にバルト・ナツトで取り付けられている。
そして、ガイドがばねで一次側に付勢され、本体
の外周に取り付け用のねじが形成されている。
上記構成において、その一次側に水などの流体
の圧力が作用すると、ガイドがばねを圧縮し二次
側に移動して弁体を弁座から分離する。このため
一次側の流体は通孔から弁座と弁体との間を通つ
て二次側に流通する。そして、前記一次側に作用
していた流体の圧力がなくなると、ばねがガイド
を介して弁体を逆止弁本体の弁座に圧接し、流体
の通過を阻止する。
したがつて、一次側が負圧になつたときは、弁
体がばねの力で弁座に圧接された状態を維持し、
流体の逆流を阻止する。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の逆止弁は、その弁座が逆止弁本体の
二次側の端面に設けられ、弁体の二次側は解放さ
れている。したがつて、弁体をガイドに取り付け
たボルト・ナツトの締め付けが不足していたり、
またはボルト・ナツトが締め付けがゆるむと、ば
ねによる弁座に対する弁体の圧接力が低下するか
ら、二次側に流体の圧力が作用すると、二次側か
ら一次側に流体が逆流する場合が生じる問題があ
る。また、パイプに対する本体の取り付けは、そ
の外周面に設けたねじをパイプのねじにかみ合せ
るから、取り付け時の手間が多くなる問題もあ
る。
本考案は、上記の問題を解決するためになされ
たもので、流体が逆流するおそれがなく、かつ取
り付けが簡単な逆止弁を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の逆止弁は、筒状の本体の一次側端部内
周にリブを設けて、その内側面を弁座とし、かつ
前記本体の二次側端部に取り付けた支持板の支持
孔にスライド可能に挿入した弁棒に、前記弁座と
接する弁体を取り付け、この弁体を弁座の方に付
勢するばねを本体内に設け、本体の外周に取り付
け用の係止壁を突設し、かつその外面にパツキン
を取り付け、更に二次側の管部の端部口縁に前記
パツキンを介して前記係止壁の二次側が係止させ
た状態で、前記本体をこの管部内に挿入し、且
つ、一次側の管部の一端を前記パツキンを介して
係止壁の一次側に接合させた状態で該管部端部を
着脱自在な固定具で前記二次側の管部端部に接続
したことを特徴とする。
(作用) 本考案の逆止弁は、その一次側に水などの流体
の圧力が作用すると、その圧力でばねが圧縮され
て弁体が移動し、弁座が開放されるから、流体は
一次側から二次側に流動する。前記一次側のに対
する圧力がなくなると、ばねが弁体を弁座に圧接
し、流体の逆流を阻止する。そして、弁座とばね
の間に弁体を配置しているから、弁棒に対する弁
体の取り付け状態に変化が生じても、弁座に対す
る弁体の圧接状態には変化が生じないから、水な
どの流体の逆流を常に確実に阻止することができ
る。
器具または配管に対する本体の取り付けは、器
具のパイプ状取付部または配管の端部内に本体を
挿入し、かつ前記取付部または配管の端面に、パ
ツキンを介して係止壁を係止する。そして、パツ
キンを介して係止壁の他面に接続管または配管を
接合し、それらをナツト等の着脱自在な固定具で
固定することによるもので、本体の取り付けを簡
単にかつ強固に行ないうる。
(実施例) 本考案の逆止弁の一実施例を第1図について説
明する。
図において、1は筒状の本体で、その一次側の
端部内に設けたリブ2の内側面が弁座3になつて
いる。4は本体1の二次側の端部に取り付けた支
持板で、その外周部に通液孔5が形成され、かつ
中心部に支持孔6が設けられるとともに、支持板
4の内側において、前記支持孔6の周縁に支持筒
7が立設されている。
本体1に対する支持板4の取り付けは、本体1
の内周に設けた段部8に前記支持板4をはめ込
み、かつ本体1の端部に設けた薄肉の折曲部9を
内方に折曲することによつている。
10は支持筒7から支持孔6にスライド可能に
挿入された弁棒で、その弁座3と相対する端部に
座金11とゴムなどからなる弁体12を重ね、か
つ前記弁体12と座金11とを貫通した小ねじ1
3を弁棒10のねじ孔14にねじ込んで、弁棒1
0に対して弁体12が取り付けられている。15
は支持板4と座金11に介在させたコイル状のば
ねで、これで弁体12が弁座3の方に付勢されて
いる。
16は本体1の一次側の端部外周に突設された
係止壁で、その外周にリング状で、断面がコ字状
のパツキン17が取付けられている。
このように構成された逆止弁は、たとえば第2
図に示したように、湯水の混合栓20に取り付け
て使用される。この図において、21は混合栓2
0に設けられたパイプ状の供給部で、この内部に
前記本体1が挿入され、かつパツキン17を介し
て係止壁16が供給部21の端部口縁に係止され
ている。22は接続管で、その一端をパツキン1
7を介して係止壁16に接合し、かつその端部外
周に設けた突壁23に係止したナツト24で、供
給部21に接続することで、係止壁16を介して
本体1を供給部21の内部に固定している。26
は蛇口である。
なお、この混合栓20における他方の供給部2
5内にも、逆止弁が取付けられるものであるが、
これは前記供給部21と同じであるから、説明と
図示を省略する。
上記の構成において、第2図に接続管22に水
圧が作用すると、第1図において、弁体12の一
次側に前記圧力が作用するから、弁体12がばね
15を圧縮して、弁棒10と共に移動し弁座3を
開放するから、水は弁座3と弁体12間から通液
孔5に流動する。
そして、弁体12に対する前記の圧力がなくな
ると、ばね15が弁体12を弁座3に圧接して、
二次側から一次側、すなわち、第2図において、
混合栓20側から接続管22側に水が逆流するこ
とを阻止する。
第1図において、支持筒7は支持板4の外方に
突出することもでき、かつ支持板4が厚いときは
支持筒7を除いて、支持孔6のみにすることもで
きる。本体1に対する支持板4の取り付けは、ね
じまたは溶接などの任意の手段によることが可能
である。また、係止壁16は、本体1の一次側端
部外周に設けたが、中間部や二次側の端部にする
などその位置は任意である。
パツキン17は、第1図で示したように、その
縦断面をコ字形にして、その内部に係止壁16を
挿入するようにすれば、係止壁16に対するパツ
キン17の取り付けが容易であるとともに、分離
しにくいから、パツキン17の紛失を防ぐことと
混合栓などの器具または配管に逆止弁を取り付け
る作業に対して適するが、係止壁16の側面に重
ねるようにするなど任意になしうる。
(考案の効果) 本考案の逆止弁は上記のように、弁座とばねと
の間に弁体を配置したから、常に同じ状態で弁座
に対して弁体を圧接することが可能で、水などの
逆流を確実に阻止することができる。
そして、殊に本考案は、本体の外周に係止壁を
突設し、かつその外面にパツキンを配置し、かゝ
る本体を、一次側と二次側の管部接合部で両管部
の端部を共にパツキンに付き合わせた状態で、二
次側の管部の内部に挿入して装着すると共に、両
管部端部同士を着脱自在な個定具で接続すること
によつて、逆止弁装着のための配管長さを従来の
ものに較べて格段に短くでき、併せて組み付けた
際の両管部端部間の水漏れ防止を、別途シール構
造を用いなくても、このパツキンが一手に引き受
けてくれるので、殊に湯水の混合栓等の器具のコ
ンパクト化を図ることができる上に、逆止弁の着
脱が容易で、組立、取り付け施工上は云うまでも
なく、メンテナンス作業の上からも非常に有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の逆止弁の一実施例を示す断面
図、第2図は本考案の逆止弁を取り付けた湯水の
混合栓を示す一部を断面した平面図である。 1……本体、2……リブ、3……弁座、4……
支持板、5……支持孔、10……弁棒、12……
弁体、15……ばね、16……係止壁、17……
パツキン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一次側の端部内周に設けたリブの内側面を弁
    座とした筒状の本体と、この本体の二次側端部
    に取付けられ、通液孔を設けた支持板の支持孔
    にスライド可能に挿入された弁棒と、この弁棒
    に取付けられて前記弁座に接する弁体と、この
    弁体を弁座の方に付勢する、前記本体内に設け
    られたばね及び本体の外周面に突出された係止
    壁とその外面に取付けられるパツキンを有し、
    二次側の管部の端部口縁に前記パツキンを介し
    て前記係止壁の二次側が係止された状態で、前
    記本体がこの管部内に挿入され、且つ、一次側
    の管部の一端が前記パツキンを介して係止壁の
    一次側に接合された状態で該管部端部が着脱自
    在な固定具で前記二次側の管部端部に接続され
    ていることを特徴とする逆止弁。 (2) パツキンの縦断面形状がコ字状にされ、その
    内部に係止壁を入れて、パツキンが係止壁に取
    付けられた実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の逆止弁。
JP1985084238U 1985-06-01 1985-06-01 Expired JPH039558Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985084238U JPH039558Y2 (ja) 1985-06-01 1985-06-01

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JP1985084238U JPH039558Y2 (ja) 1985-06-01 1985-06-01

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Publication Number Publication Date
JPS61198779U JPS61198779U (ja) 1986-12-12
JPH039558Y2 true JPH039558Y2 (ja) 1991-03-11

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ID=30633575

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146287A (ja) * 1974-10-14 1976-04-20 Kao Corp Daenkeibotorunohakozumekeitai oyobi hakozumesochi

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57164361U (ja) * 1981-04-10 1982-10-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146287A (ja) * 1974-10-14 1976-04-20 Kao Corp Daenkeibotorunohakozumekeitai oyobi hakozumesochi

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JPS61198779U (ja) 1986-12-12

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