JPH0351566Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351566Y2 JPH0351566Y2 JP2155386U JP2155386U JPH0351566Y2 JP H0351566 Y2 JPH0351566 Y2 JP H0351566Y2 JP 2155386 U JP2155386 U JP 2155386U JP 2155386 U JP2155386 U JP 2155386U JP H0351566 Y2 JPH0351566 Y2 JP H0351566Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- mounting hole
- valve mounting
- ring
- block body
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 27
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Valve Housings (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は埋込み型の制御弁をブロツク状基材に
取付ける構造に関するものである。
取付ける構造に関するものである。
従来の技術
冷凍装置や油空圧機器などには多くの制御弁が
使用されているが、これらの機器の制御部分を小
型化しまた組立を容易にするために、流体通路を
内部に設けたブロツク状基体上に弁等の制御用機
器などを配列装着することが行われるようになつ
てきている。そして、これらの制御用機器などに
接続される流体通路の数が少い場合、たとえば安
全弁や圧力計などでは、ブロツク状基体の表面上
にこれらの制御用機器などを載置結合するのみで
容易に組立てることができる。しかし流路切換弁
や圧力制御弁などの被制御用流体の通路の数が多
い場合また更に制御用流体の通路がこれに加わつ
た場合など、これらの機器のそれぞれの流体出入
口とブロツク状基体のそれぞれの流体通路とをそ
れぞれ独立に接続結合する必要があることから、
このような条件を満足させるような取付構造とし
て、取付ける機器を円柱状に形成し、ブロツク状
基体に設けた円孔内に嵌着するようにしたものが
ある。
使用されているが、これらの機器の制御部分を小
型化しまた組立を容易にするために、流体通路を
内部に設けたブロツク状基体上に弁等の制御用機
器などを配列装着することが行われるようになつ
てきている。そして、これらの制御用機器などに
接続される流体通路の数が少い場合、たとえば安
全弁や圧力計などでは、ブロツク状基体の表面上
にこれらの制御用機器などを載置結合するのみで
容易に組立てることができる。しかし流路切換弁
や圧力制御弁などの被制御用流体の通路の数が多
い場合また更に制御用流体の通路がこれに加わつ
た場合など、これらの機器のそれぞれの流体出入
口とブロツク状基体のそれぞれの流体通路とをそ
れぞれ独立に接続結合する必要があることから、
このような条件を満足させるような取付構造とし
て、取付ける機器を円柱状に形成し、ブロツク状
基体に設けた円孔内に嵌着するようにしたものが
ある。
このような取付構造においては、流体通路相互
間での流体の漏洩が起らないように、Oリングな
どを円柱状の機器等に嵌着して、円孔内に嵌め込
むことが行れていた。そして機器が制御弁等であ
るとき、たとえば第2図のように、弁Aがブロツ
ク体Bの取付円孔Hから脱落することのないよう
にダイヤフラム取付部の縁aなどを取付孔の縁b
などに鑞付やかしめにより固定することが行われ
ていたが、これらの方法では部分的に熱がかかつ
たり歪が発生したりして、機器の性能及び信頼性
が低下することがあつた。
間での流体の漏洩が起らないように、Oリングな
どを円柱状の機器等に嵌着して、円孔内に嵌め込
むことが行れていた。そして機器が制御弁等であ
るとき、たとえば第2図のように、弁Aがブロツ
ク体Bの取付円孔Hから脱落することのないよう
にダイヤフラム取付部の縁aなどを取付孔の縁b
などに鑞付やかしめにより固定することが行われ
ていたが、これらの方法では部分的に熱がかかつ
たり歪が発生したりして、機器の性能及び信頼性
が低下することがあつた。
また、第3図のようにOリングcとCリングd
とによつて固定と同時に封止を達成する方法もあ
るが、弁Aに通ずる流体圧によつて弁を押し出す
ような力が働き、Oリングcのシール性を弱める
ため、安全性と確実性に不安があつた。
とによつて固定と同時に封止を達成する方法もあ
るが、弁Aに通ずる流体圧によつて弁を押し出す
ような力が働き、Oリングcのシール性を弱める
ため、安全性と確実性に不安があつた。
解決しようとする問題点
上述のような、ブロツク状基体に設けた円孔に
弁全体を押し出すような圧力がかかる円柱状の弁
を封止固定するに当つて、流通する流体圧の如何
に拘らず封止が確実でしかも安全性が高く、取付
作業性の良好な封止取付構造が望まれていた。
弁全体を押し出すような圧力がかかる円柱状の弁
を封止固定するに当つて、流通する流体圧の如何
に拘らず封止が確実でしかも安全性が高く、取付
作業性の良好な封止取付構造が望まれていた。
問題を解決するための手段
このような要望に応えるために、本考案におい
ては、側面等に圧力流体の出入口が設けられた円
柱状の弁を該圧力流体の流通路が内壁面に開口し
ている弁取付孔が設けられたブロツク体に嵌着し
該弁の該出入口と該ブロツク体の該開口との間を
それぞれ連絡するよう構成された装置において、
前記弁の端部に設けられ前記弁取付孔の開放端部
内径より僅かに小さい外径を有するフランジ部
と、該フランジ部の側部外方面と前記弁取付孔の
内側側面とに同時に接するOリングと、前記弁取
付孔内に嵌合され少なくも内方面が該Oリングに
接する環状抑え部材とを備えた封止構造を有する
ように、弁の取付構造を構成したものである。
ては、側面等に圧力流体の出入口が設けられた円
柱状の弁を該圧力流体の流通路が内壁面に開口し
ている弁取付孔が設けられたブロツク体に嵌着し
該弁の該出入口と該ブロツク体の該開口との間を
それぞれ連絡するよう構成された装置において、
前記弁の端部に設けられ前記弁取付孔の開放端部
内径より僅かに小さい外径を有するフランジ部
と、該フランジ部の側部外方面と前記弁取付孔の
内側側面とに同時に接するOリングと、前記弁取
付孔内に嵌合され少なくも内方面が該Oリングに
接する環状抑え部材とを備えた封止構造を有する
ように、弁の取付構造を構成したものである。
実施例
第1図において、1は流体圧作動の流量制御弁
であり、2は上記弁1を取り付けるブロツク体で
ある。
であり、2は上記弁1を取り付けるブロツク体で
ある。
ブロツク体2には弁1を嵌合しうる弁取付孔2
1が設けてあり、弁取付孔21の内壁面22に
は、弁を駆動するための作動流体の流通路26,
27が開口し、また被制御流体の流通路28,2
9が開口している。
1が設けてあり、弁取付孔21の内壁面22に
は、弁を駆動するための作動流体の流通路26,
27が開口し、また被制御流体の流通路28,2
9が開口している。
弁1はその上端部分に取り付けられた下蓋11
と上蓋12との間に、ダイヤフラム13が設けて
あり、ダイヤフラム13と下蓋11との間の空間
は作動流体の出入口14と連通している。またダ
イヤフラム13と上蓋12との間の空間は、他の
作動流体の導入管15に連通している。この弁1
は全体として外形が円柱状であるように構成さ
れ、弁取付孔21の中に嵌合できるように構成さ
れているが、弁取付孔21の内面22と弁1の外
面16との間にはOリング3,3′が設けられ、
作動流体の流通路26,27と被制御流体の流通
路28および29との間で漏洩が起らぬように封
止されている。
と上蓋12との間に、ダイヤフラム13が設けて
あり、ダイヤフラム13と下蓋11との間の空間
は作動流体の出入口14と連通している。またダ
イヤフラム13と上蓋12との間の空間は、他の
作動流体の導入管15に連通している。この弁1
は全体として外形が円柱状であるように構成さ
れ、弁取付孔21の中に嵌合できるように構成さ
れているが、弁取付孔21の内面22と弁1の外
面16との間にはOリング3,3′が設けられ、
作動流体の流通路26,27と被制御流体の流通
路28および29との間で漏洩が起らぬように封
止されている。
弁取付孔21の開放端付近には環状の段部23
が設けられ、下蓋11の縁部と係合できるように
なつており、該下蓋と一体に結合されてフランジ
部を構成している上蓋12の側部外方面17と弁
取付孔21の開放端部の内壁面24との双方に同
時に接して、この間を封止するためのOリング4
が設けられている。そして更に、Oリング4の上
方には断面がL形の環状抑え部材5が弁取付孔2
1の内側に嵌め込まれ、その内方面でOリング4
を上蓋12の側部外方面17に向けて押すことが
できると共に、Oリング4を弁取付孔21の内壁
面24に向つて押すことができるように構成され
ている。また、この環状抑え部材5は、内壁面2
4に設けられた環状溝25に嵌合係止されたCリ
ング6によつて、容易に脱落しないように支えら
れている。
が設けられ、下蓋11の縁部と係合できるように
なつており、該下蓋と一体に結合されてフランジ
部を構成している上蓋12の側部外方面17と弁
取付孔21の開放端部の内壁面24との双方に同
時に接して、この間を封止するためのOリング4
が設けられている。そして更に、Oリング4の上
方には断面がL形の環状抑え部材5が弁取付孔2
1の内側に嵌め込まれ、その内方面でOリング4
を上蓋12の側部外方面17に向けて押すことが
できると共に、Oリング4を弁取付孔21の内壁
面24に向つて押すことができるように構成され
ている。また、この環状抑え部材5は、内壁面2
4に設けられた環状溝25に嵌合係止されたCリ
ング6によつて、容易に脱落しないように支えら
れている。
作 用
このように構成された、Oリングによる封止構
造を有する本考案の弁の取付構造においては、作
動流体圧や被制御流体圧のために弁に対して押し
出す方向に力が作用しても、Oリングが圧迫され
ることにより一層封止力が増加し、漏洩等の故障
が生じることがない。
造を有する本考案の弁の取付構造においては、作
動流体圧や被制御流体圧のために弁に対して押し
出す方向に力が作用しても、Oリングが圧迫され
ることにより一層封止力が増加し、漏洩等の故障
が生じることがない。
考案の効果
本考案の弁の取付構造は、簡単な構造を有して
いて、特殊な治工具等を必要とせず容易迅速に組
立てることができるばかりでなく、弁等の組立機
器に対して過度の力を加えることなく完全な封止
が達成できるという特長がある。従つて本考案
は、コストが低減できてしかも信頼性の高い製品
が得られる利点を有するものである。
いて、特殊な治工具等を必要とせず容易迅速に組
立てることができるばかりでなく、弁等の組立機
器に対して過度の力を加えることなく完全な封止
が達成できるという特長がある。従つて本考案
は、コストが低減できてしかも信頼性の高い製品
が得られる利点を有するものである。
第1図は本考案の弁の取付構造の実施例におけ
る断面図である。第2図および第3図は従来の取
付構造を示す説明図である。 1……弁、11……下蓋、12……上蓋、13
……ダイヤフラム、14……作動流体の出入口、
15……作動流体の導入管、16……外面、17
……側部外方面。2……ブロツク体、21……弁
取付孔、22……内面、23……段部、24……
開放端部の内壁面、25……環状溝、26,27
……作動流体の流通路、28,29……被制御流
体の流通路。3,3′,4……Oリング。5……
環状抑え部材。6……Cリング。
る断面図である。第2図および第3図は従来の取
付構造を示す説明図である。 1……弁、11……下蓋、12……上蓋、13
……ダイヤフラム、14……作動流体の出入口、
15……作動流体の導入管、16……外面、17
……側部外方面。2……ブロツク体、21……弁
取付孔、22……内面、23……段部、24……
開放端部の内壁面、25……環状溝、26,27
……作動流体の流通路、28,29……被制御流
体の流通路。3,3′,4……Oリング。5……
環状抑え部材。6……Cリング。
Claims (1)
- 側面等に圧力流体の出入口が設けられた円柱状
の弁を該圧力流体の流通路が内壁面に開口してい
る弁取付孔が設けられたブロツク体に嵌着し該弁
の該出入口と該ブロツク体の該開口との間をそれ
ぞれ連絡するよう構成された装置において、前記
弁の端部に設けられ前記弁取付孔の開放端部内径
より僅かに小さい外径を有するフランジ部と、該
フランジ部の側部外方面と前記弁取付孔の内側面
とに同時に接するOリングと、前記弁取付孔内に
嵌合され少なくも内方面が該Oリングに接する環
状抑え部材とを備えた封止構造を有することを特
徴とする弁の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2155386U JPH0351566Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2155386U JPH0351566Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134972U JPS62134972U (ja) | 1987-08-25 |
JPH0351566Y2 true JPH0351566Y2 (ja) | 1991-11-06 |
Family
ID=30818098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2155386U Expired JPH0351566Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0351566Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7281899B2 (ja) * | 2018-12-14 | 2023-05-26 | ナブテスコ株式会社 | 電磁弁、方向切換弁及び建設機械 |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP2155386U patent/JPH0351566Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62134972U (ja) | 1987-08-25 |
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