JPH0393534A - 中綿入り複合材料 - Google Patents
中綿入り複合材料Info
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- JPH0393534A JPH0393534A JP23198289A JP23198289A JPH0393534A JP H0393534 A JPH0393534 A JP H0393534A JP 23198289 A JP23198289 A JP 23198289A JP 23198289 A JP23198289 A JP 23198289A JP H0393534 A JPH0393534 A JP H0393534A
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Landscapes
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、衣料用の複合材料に関し、特に、シート状
の中綿を表裏の少なくとも一方が編地である表地と裏地
の間に封入してなる衣料用の複合材料に関するものであ
る。
の中綿を表裏の少なくとも一方が編地である表地と裏地
の間に封入してなる衣料用の複合材料に関するものであ
る。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]従来より
、表裏の生地の間にシート状の中綿を封入してなる衣料
用の複合材料が知られている。これは中綿を中心とする
多層構造のため優れた保温効果を有する。
、表裏の生地の間にシート状の中綿を封入してなる衣料
用の複合材料が知られている。これは中綿を中心とする
多層構造のため優れた保温効果を有する。
上記の表裏の生地としては、高密度に織られた織物やコ
ーティングした織物が使用されるのが一般的である。こ
れは、前記の複合材料よりなる衣料品を着用したときに
、中綿が表裏の生地を通して外側へ吹き出すことを防止
するためである。この吹き出し防止は重要であり、通常
、通気度を3cc/cd/sec以下にすることが必要
である。従って、生地は硬く粗こうとなりやすく、また
通気性が低いためにむれやすいなどの欠点があった。
ーティングした織物が使用されるのが一般的である。こ
れは、前記の複合材料よりなる衣料品を着用したときに
、中綿が表裏の生地を通して外側へ吹き出すことを防止
するためである。この吹き出し防止は重要であり、通常
、通気度を3cc/cd/sec以下にすることが必要
である。従って、生地は硬く粗こうとなりやすく、また
通気性が低いためにむれやすいなどの欠点があった。
一方、柔軟性や通気性の点では、前記の表裏の生地とし
て編地が優れているが、編地はループを縦緯に連続して
構成されるものであり、糸間の空隙が大きいために、中
綿の吹出しを有効に防止することができない。
て編地が優れているが、編地はループを縦緯に連続して
構成されるものであり、糸間の空隙が大きいために、中
綿の吹出しを有効に防止することができない。
この発明は、編物としてのストレッチ性とドレーブ性を
有するとともに、中綿の吹出しを有効に防止できる衣料
用の複合材料を提供しょうとするものである。
有するとともに、中綿の吹出しを有効に防止できる衣料
用の複合材料を提供しょうとするものである。
〔課題を解決するための手段]
この発明の衣料用の複合材料は、シート状の中綿を表裏
の少なくとも一方が編地である表地と裏地の間に封入し
てなり、前記編地の前記中綿に当接する内面が起毛され
ていることを特徴とするものである。
の少なくとも一方が編地である表地と裏地の間に封入し
てなり、前記編地の前記中綿に当接する内面が起毛され
ていることを特徴とするものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の編地に用いる繊維は特に限定されず、ポリエス
テル、ボリアミド、アクリルなどの合成繊維、綿などの
セルロース系繊維、レーヨンなどの再生セルロース系繊
維などを用いることができるが、強度の面でポリエステ
ル、ボリアミドなどが好ましい。
テル、ボリアミド、アクリルなどの合成繊維、綿などの
セルロース系繊維、レーヨンなどの再生セルロース系繊
維などを用いることができるが、強度の面でポリエステ
ル、ボリアミドなどが好ましい。
また、本発明の編地の組織は、二枚筬以上の組織で編成
後起毛できるものであれば特に限定されないが、好まし
くは、ハーフ組織、サテン組織などを用いることができ
る。製品密度としては、1インチ当り50コース以上、
1インチ当り40ウエール以上とすることが望ましい。
後起毛できるものであれば特に限定されないが、好まし
くは、ハーフ組織、サテン組織などを用いることができ
る。製品密度としては、1インチ当り50コース以上、
1インチ当り40ウエール以上とすることが望ましい。
この密度以下の組織であれば、中綿が吹き出すことがあ
るので好ましくない。
るので好ましくない。
また、本発明における中綿は、通常、短繊維からなる不
織布のことを言う。
織布のことを言う。
短繊維は、ポリエステル、ボリアミド、アクリルなどの
合成繊維、綿、羊毛などの天然繊維、レーヨンなどの再
成セルロース系繊維、または、それらの混合体などであ
り、特に限定されない。
合成繊維、綿、羊毛などの天然繊維、レーヨンなどの再
成セルロース系繊維、または、それらの混合体などであ
り、特に限定されない。
不繊布の形体維持性を得る方法としては、二一ドルパン
チなどにより繊維を交絡させたものや、バインダーや熱
融着繊維で繊維同士を接着する方法がとられる。
チなどにより繊維を交絡させたものや、バインダーや熱
融着繊維で繊維同士を接着する方法がとられる。
起毛の方法は特に限定されないが、好ましくは針布起毛
機が用いられる。起毛状態はカット起毛されてもされな
くてもよい。
機が用いられる。起毛状態はカット起毛されてもされな
くてもよい。
表裏生地の少くとも一方の、編地の中綿に当接する内面
は、起毛されて毛羽を有しており、この毛羽によって編
地の空隙がふさがれている。
は、起毛されて毛羽を有しており、この毛羽によって編
地の空隙がふさがれている。
この毛羽が中綿の繊維の先端を戻すように作用し、中綿
の繊維の先端が編地まで到達せず、中綿が吹出しにくく
はる。
の繊維の先端が編地まで到達せず、中綿が吹出しにくく
はる。
[実施例]
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
実施例1
第1図と第2図とにおいて、IOは実施例1の複合材料
であり、これは、表裏2枚の編地12.14と、その中
間に挾んだシート状の中綿1Bとからなる。編地12.
14と中綿1Bとは周辺において縫着されるか、または
、これに加えて全面にわたってキルティング加工がされ
ている(不図示)中綿1Bは、太さ1,3d長さ38m
mのポリエステルカットファイバー30%(重量)と、
太さ6d長さ5 1 amのポリエステルファイバー5
0%と、太さ4d長さ5 1 tataの融点110℃
の低融点共重合ポリエステルが鞘部、ポリエチレンテレ
フタレートが芯部に位置し5 0/5 0の比率で接合
紡糸されたコンジュゲート糸20%とからなる乾式不織
布であり、目付120g/ボ、荷重0.5g/c−で測
定した厚みが51Ill11縦及び緯方向の引張強度が
1.2fi/5(至)(測定方法 JIS L−10
85)である。
であり、これは、表裏2枚の編地12.14と、その中
間に挾んだシート状の中綿1Bとからなる。編地12.
14と中綿1Bとは周辺において縫着されるか、または
、これに加えて全面にわたってキルティング加工がされ
ている(不図示)中綿1Bは、太さ1,3d長さ38m
mのポリエステルカットファイバー30%(重量)と、
太さ6d長さ5 1 amのポリエステルファイバー5
0%と、太さ4d長さ5 1 tataの融点110℃
の低融点共重合ポリエステルが鞘部、ポリエチレンテレ
フタレートが芯部に位置し5 0/5 0の比率で接合
紡糸されたコンジュゲート糸20%とからなる乾式不織
布であり、目付120g/ボ、荷重0.5g/c−で測
定した厚みが51Ill11縦及び緯方向の引張強度が
1.2fi/5(至)(測定方法 JIS L−10
85)である。
編地12.14は、いずれも、その内面側において起毛
l7を有しており、これにより編地12.14の空隙は
ふさがれている。また、編地12,14の外面側13.
15は、エンボス加工されて平滑である。
l7を有しており、これにより編地12.14の空隙は
ふさがれている。また、編地12,14の外面側13.
15は、エンボス加工されて平滑である。
編地12.14は、第3図に示すように、経編によりハ
ーフ組織に編成されている。すなわち、パイルl8を構
成するフロント糸20と、締糸であるバック糸22から
形成されており、パターンチェーンの番号で表わすと、
フロント糸20は1−0/2−3、バック糸22は1−
2/1−0のように掛けわたされる。両糸20.22は
、各ウエール各コースにおいて共に編目23を形成する
。
ーフ組織に編成されている。すなわち、パイルl8を構
成するフロント糸20と、締糸であるバック糸22から
形成されており、パターンチェーンの番号で表わすと、
フロント糸20は1−0/2−3、バック糸22は1−
2/1−0のように掛けわたされる。両糸20.22は
、各ウエール各コースにおいて共に編目23を形成する
。
フロント糸20は、低収縮糸20aと高収縮糸20bと
を高速空気を噴射して間欠交絡させたものである(不図
示)。低収縮糸20aは、例えば、30デニールのポリ
エステル繊維24本からなる繊維群を延撚時に熱セット
して形成したもので、7〜8%の熱収縮率を有している
。高収縮糸20bは同様の繊維群に延撚時に熱セットせ
ずに形成したものであり、23〜24%の熱収縮率を有
している。
を高速空気を噴射して間欠交絡させたものである(不図
示)。低収縮糸20aは、例えば、30デニールのポリ
エステル繊維24本からなる繊維群を延撚時に熱セット
して形成したもので、7〜8%の熱収縮率を有している
。高収縮糸20bは同様の繊維群に延撚時に熱セットせ
ずに形成したものであり、23〜24%の熱収縮率を有
している。
バック糸22としては、30デニールのポリエステル繊
維12本からなる糸を用いる。
維12本からなる糸を用いる。
編地12.14は、例えば、機上で300an幅で編成
される。密度は、コース方向に28ゲージであり、また
、機上打込みは、1インチあたり60コースである。
される。密度は、コース方向に28ゲージであり、また
、機上打込みは、1インチあたり60コースである。
このようにして得られた編地を次の手順で加工する。
1)準備工程
編地を湯洗する。高収縮糸20bが少し収縮して、低収
縮糸20aと高収縮糸20bが分離する。(第4図) 2)プレウエットセット 編地を起毛剤の液中に浸漬したあと150℃に加熱する
。高収縮糸20bが収縮して、編地幅は200cmまで
収縮する。これにより、低収縮糸20aがパイル状にな
る。これが第1次高密度化である。(第5図) 3)起毛 針布起毛を編地の表に4回ほどこすことにより、上方に
浮いているパイル状の低収縮糸20aが集中的に起毛l
7される。この起毛により編地幅は170011になる
。これが第2次高密度化である。(第6図) 4)染 130℃の染液中に約60分間浸漬する。
縮糸20aと高収縮糸20bが分離する。(第4図) 2)プレウエットセット 編地を起毛剤の液中に浸漬したあと150℃に加熱する
。高収縮糸20bが収縮して、編地幅は200cmまで
収縮する。これにより、低収縮糸20aがパイル状にな
る。これが第1次高密度化である。(第5図) 3)起毛 針布起毛を編地の表に4回ほどこすことにより、上方に
浮いているパイル状の低収縮糸20aが集中的に起毛l
7される。この起毛により編地幅は170011になる
。これが第2次高密度化である。(第6図) 4)染 130℃の染液中に約60分間浸漬する。
これにより、毛羽が乱れて交絡し、目づめ効果が大きく
なる。同時に、起毛による編目のひずみが除去される。
なる。同時に、起毛による編目のひずみが除去される。
編地幅は160(至)になっている。これが最終高密度
化である。(第7図) 5)吸汗、制電加工 これにより吸湿性や制電除去性能が与えられる。
化である。(第7図) 5)吸汗、制電加工 これにより吸湿性や制電除去性能が与えられる。
6)仕上セット
ヒートセット機内を通過させて170℃の熱風に3分間
さらす。編地幅が165cmで熱セットされる。これに
より形態安定性が与えられる。
さらす。編地幅が165cmで熱セットされる。これに
より形態安定性が与えられる。
7)エンボス仕上
まず、180℃、1tで編地のバック側(1合材料とし
ての使用時には表側)にティッシュエンボスすなわち鏡
面押圧をほどこす。
ての使用時には表側)にティッシュエンボスすなわち鏡
面押圧をほどこす。
これにより編目23が押圧されて扁平となり、目つぶし
効果がさらに向上する。編地幅は155cmになる。(
第8図) 目つぶし効果からすれば、以上のティッシュエンボスで
充分であるが、ティッシュエンボスによって編地の表面
が鏡面となり冷たい外観を与えるとともに、チョークマ
ークも出やすい。そのため、梨地をさらにエンボスする
ことにより編地表面に微小な凹凸24をつける。(第9
図) 実施例2 実施例2の複合材料は、実施例1の編地の外面側かエン
ボス加工されていない(すなわち工程7)のエンボス仕
上を通過しない)。他の点では実施例1と同様である。
効果がさらに向上する。編地幅は155cmになる。(
第8図) 目つぶし効果からすれば、以上のティッシュエンボスで
充分であるが、ティッシュエンボスによって編地の表面
が鏡面となり冷たい外観を与えるとともに、チョークマ
ークも出やすい。そのため、梨地をさらにエンボスする
ことにより編地表面に微小な凹凸24をつける。(第9
図) 実施例2 実施例2の複合材料は、実施例1の編地の外面側かエン
ボス加工されていない(すなわち工程7)のエンボス仕
上を通過しない)。他の点では実施例1と同様である。
比較例1
比較例1の複合材料は、実施例2と同様の加工で得られ
た編地を起毛面を外面側に使用したものである。
た編地を起毛面を外面側に使用したものである。
比較例2
比較例2の複合材料は、実施例1の編地の内面側が起毛
されず、外面側がエンボス加工されていない(すなわち
工程3)の起毛、工程7)のエンボス仕上を通過しない
)。他は実施例1と同様である。
されず、外面側がエンボス加工されていない(すなわち
工程3)の起毛、工程7)のエンボス仕上を通過しない
)。他は実施例1と同様である。
なお、実施例1.2及び比較例1.2で得られた編地は
1インチ当り56コース、また1インチ当り52ウエー
ルであった。
1インチ当り56コース、また1インチ当り52ウエー
ルであった。
実施例3
編地は、50デニールのポリエステル繊維24本からな
るフロント糸と30デニールのポリエステル繊維12本
からなるバック糸を用いて経編によりハーフ組織に編成
されている。
るフロント糸と30デニールのポリエステル繊維12本
からなるバック糸を用いて経編によりハーフ組織に編成
されている。
編地は、例えば、機上で2500111幅で編威される
。密度は、コース方向に28ゲージであり、また、機上
打込みは、1インチあたり52コースである。
。密度は、コース方向に28ゲージであり、また、機上
打込みは、1インチあたり52コースである。
このようにして得られた編地を次の手順で加工する。
1)準備工程
編地を湯洗する。
2)プレウェットセット
編地を起毛剤の液中に浸漬したあと150℃に加熱する
。
。
3)起毛
針布起毛を編地の表に4回ほどこすことにより、起毛す
る。この起毛により編地幅は1600mになる。これが
第1次高密度化である。
る。この起毛により編地幅は1600mになる。これが
第1次高密度化である。
4)染
130℃の染液中に約60分間浸漬する。
これにより、毛羽が乱れて交絡し、目づめ効果が大きく
なる。同時に、起毛による編目のひずみが除去される。
なる。同時に、起毛による編目のひずみが除去される。
編地幅は155cmになっている。これが最終高密度化
である。(第7図) 5)吸汗、制電加工 これにより吸湿性や制電除去性能が与えられる。
である。(第7図) 5)吸汗、制電加工 これにより吸湿性や制電除去性能が与えられる。
6)仕上セット
ヒートセット機内を通過させて170℃の熱風に3分間
さらす。編地幅が160cmで熱セットされる。これに
より形態安定性が与えられる。
さらす。編地幅が160cmで熱セットされる。これに
より形態安定性が与えられる。
なお、得られた編地は1インチ当り54コース、また1
インチ当り44ウェールであった。
インチ当り44ウェールであった。
得られた編地に実施例1と同様の中綿を封入して製品と
した。
した。
この発明の複合材料の特性を知るために、次の要領でテ
ストを行った。
ストを行った。
1)試料: 前記実施例及び比較例の編地2)テストの
項目と方法 (1〉中綿の吹き出し二 試料:前記実施例のまたは比較例の 編地の間に中綿を挾み周辺を 縫ったもの (いずれも、縫い代1cII1,縫いピッチ7目/3、
タンブラー乾燥機(熱を かけない)の中に試料と軟式野球ボ ール5個を入れ60分間回転させた) (2〉通気性: JIS L−1018法(3〉保温性
: JIS L−1098 8.28法なお、テスト項
目のうち、「中綿の吹き出し状況」は複合材料としての
上記2)(1)に記載の試料につき測定し、その余の項
目は前記l)に記載の編地単体の試料について測定した
。
項目と方法 (1〉中綿の吹き出し二 試料:前記実施例のまたは比較例の 編地の間に中綿を挾み周辺を 縫ったもの (いずれも、縫い代1cII1,縫いピッチ7目/3、
タンブラー乾燥機(熱を かけない)の中に試料と軟式野球ボ ール5個を入れ60分間回転させた) (2〉通気性: JIS L−1018法(3〉保温性
: JIS L−1098 8.28法なお、テスト項
目のうち、「中綿の吹き出し状況」は複合材料としての
上記2)(1)に記載の試料につき測定し、その余の項
目は前記l)に記載の編地単体の試料について測定した
。
テストの結果を表1に示す。
(以下余白)
表
1
以上の結果からわかるように、前記実施例の編地は比較
例に比して、保温性に優れており、また、この編地を用
いた複合材料においても優れた吹き出し防止機能を有し
ている。
例に比して、保温性に優れており、また、この編地を用
いた複合材料においても優れた吹き出し防止機能を有し
ている。
[発明の効果]
この発明の複合材料は、中綿の吹き出しを有効に防止で
き、また、ストレッチ性と、保温性に優れ、防寒衣料と
して非常に有用である。
き、また、ストレッチ性と、保温性に優れ、防寒衣料と
して非常に有用である。
第1図は、実施例1の複合材料の一部欠載斜視図、
第2図は、その断面図、
第3図は、前記の複合材料に用いる編地の組織図、
第4図〜第9図は、実施例1の編地の後加工の各工程を
順次表した概略断面図である。 [符号の説明] 10・・・・・・衣料用の複合材料 1 2, 1 4・・・・・・表裏の編地 16・・・・・・中 綿 図面の浄書(内容:こ又夏なし) 17 第2図 1″3 14 第3図 1′2 20 18 22 13 22 23 20b 13 23 20b 22 24 手続補正書,方式、 1. 一七件の表示 平或1年特許願第231982号 つ 発明の名称 衣料用の複合材料 3. 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都墨田区墨田五丁目17番4号 (095)鐘紡株式会社 代表者 石 澤 一 朝 4.代理人 5, 補正命令の日付 平成 年 月 自発 6. 補正の対象 図 面。 7. 補正の内容 別紙のとおり、願書に最初に の浄書(内容に変更なし)を 4−→ f′X: 0,’ 手続補正書 1. 事件の表示 平成1年特許願第231982号 2. 発明の名称 中綿入り複合材料 3. 補正をする者 事件との関係
順次表した概略断面図である。 [符号の説明] 10・・・・・・衣料用の複合材料 1 2, 1 4・・・・・・表裏の編地 16・・・・・・中 綿 図面の浄書(内容:こ又夏なし) 17 第2図 1″3 14 第3図 1′2 20 18 22 13 22 23 20b 13 23 20b 22 24 手続補正書,方式、 1. 一七件の表示 平或1年特許願第231982号 つ 発明の名称 衣料用の複合材料 3. 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都墨田区墨田五丁目17番4号 (095)鐘紡株式会社 代表者 石 澤 一 朝 4.代理人 5, 補正命令の日付 平成 年 月 自発 6. 補正の対象 図 面。 7. 補正の内容 別紙のとおり、願書に最初に の浄書(内容に変更なし)を 4−→ f′X: 0,’ 手続補正書 1. 事件の表示 平成1年特許願第231982号 2. 発明の名称 中綿入り複合材料 3. 補正をする者 事件との関係
Claims (1)
- 1、シート状の中綿を表裏の少なくとも一方が編地であ
る表地と裏地の間に封入してなる衣料用の複合材料にお
いて、前記編地の前記中綿に当接する内面は起毛されて
いることを特徴とする複合材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23198289A JPH0393534A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 中綿入り複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23198289A JPH0393534A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 中綿入り複合材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393534A true JPH0393534A (ja) | 1991-04-18 |
JPH0579223B2 JPH0579223B2 (ja) | 1993-11-01 |
Family
ID=16932091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23198289A Granted JPH0393534A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 中綿入り複合材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0393534A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITFI20100129A1 (it) * | 2010-06-14 | 2011-12-15 | Texapel Spa | Procedimento per la realizzazione di manufatti tessili imbottiti e manufatto tessile imbottito. |
JP2017119046A (ja) * | 2015-12-29 | 2017-07-06 | 株式会社あさくら | 座布団 |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP23198289A patent/JPH0393534A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITFI20100129A1 (it) * | 2010-06-14 | 2011-12-15 | Texapel Spa | Procedimento per la realizzazione di manufatti tessili imbottiti e manufatto tessile imbottito. |
JP2017119046A (ja) * | 2015-12-29 | 2017-07-06 | 株式会社あさくら | 座布団 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0579223B2 (ja) | 1993-11-01 |
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