JPH039135A - 車両用圧電アクチュエータの駆動装置 - Google Patents

車両用圧電アクチュエータの駆動装置

Info

Publication number
JPH039135A
JPH039135A JP1144868A JP14486889A JPH039135A JP H039135 A JPH039135 A JP H039135A JP 1144868 A JP1144868 A JP 1144868A JP 14486889 A JP14486889 A JP 14486889A JP H039135 A JPH039135 A JP H039135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
damping force
test
drive
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1144868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2796125B2 (ja
Inventor
Yoshimichi Hara
芳道 原
Eiki Matsunaga
松永 栄樹
Hiroyuki Kawada
裕之 川田
Akira Fukami
深見 彰
Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Yuji Yokoya
横矢 雄二
Yasuhiro Tsutsumi
康裕 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1144868A priority Critical patent/JP2796125B2/ja
Priority to DE69016702T priority patent/DE69016702T2/de
Priority to EP90110731A priority patent/EP0401802B1/en
Priority to US07/535,194 priority patent/US5013955A/en
Publication of JPH039135A publication Critical patent/JPH039135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2796125B2 publication Critical patent/JP2796125B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 λ更匹旦珀 [産業上の利用分野] 本発明(友 印加された電圧に応じて伸縮する圧電体を
駆動源として利用する車両用圧電アクチュエータの駆動
装置に関する。
[従来の技術] 従来から、ピエゾ素子等の圧電体1表 印加された電圧
に対して極めて応答性よく伸縮を起こすため、車両用圧
電アクチュエータの駆動源として好適であり、多用され
ている。
例え(戴 ショックアブソーバの減衰力を切換制御して
車両走行時の乗り心地を改善するものとして、ショック
アブソーバ内のピストンに圧電体を配設すると共に、第
1、第2油室の連通路の通路面積を変化させる摺動部材
を設け、高電圧を印加した際の圧電体の変位を拡大した
分抽動部材を移動して上記連通路における作動油流量を
制御し、ショックアブソーバの減衰力を制御する技術が
提案されている(特開昭61−85210号公報)。
又 このような車両の減衰力可変型ショックアブソーバ
ばかりでなく、燃料噴射装置において(表燃料主噴射に
先駆けて噴射するいわゆるパイロット噴射用の燃料加圧
ピストンの駆動源等として用いられている。
そして、車両用圧電アクチュエータの駆動装置が、例え
ばショックアブソーバで(友 検出した路面状態等に応
じて必要とされる期間にわたって数百Vの電圧を圧電体
に印加して圧電体をその期間中伸張させて、ショックア
ブソーバの減衰力をハードからソフトに切換え、逆1:
、負の電圧を僅かの時間だけ印加して圧電体の蓄積電荷
を放電して圧電体を収縮させることにより減衰力をハー
ドに復帰させている。このようにして、車両用圧電アク
チュエータの駆動装置により、減衰力の切換パイロット
噴射の実行等といったショックアブソーバ丸  燃料噴
射装置の目的とする制御が、車両走行時になされている
圧電体の伸縮挙動の良否は車両走行時におけるショック
アブソーバの減衰力切換 パイロット噴射等の信頼性に
直接影響するものである。このため、圧電体の駆動試験
が不可欠であり、圧電体に疑似的に高電圧を印加して試
験的に伸縮させる試験モードにて駆動試験が定期的に、
又は不定期に実施されている。
この駆動試験は圧電体の伸張及び収縮の両動作が良好に
なされるか否かを試験するものであり、ショックアブソ
ーバにおける伸張試験時に(上 圧電体に数百Vの電圧
を強制的に印加する伸張試験モードを実行して実際にシ
ョックアブソーバの減衰力が速やかにハードからソフト
に切換えられるかを試験し、収縮試験時に(よ 負の電
圧を強制的に印加する収縮試験モードを実行して実際に
減衰力がハードの状態に速やかに復帰するかを試験して
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の車両用圧電アクチュエータの駆動
装置で(上 次のような問題点が未解決のまま、残され
ている。
既述したショックアブソーバにおける伸張試験終了後に
そのまま車両が走行を開始した場合、路面の状態から判
断すればショックアブソーバの減衰力がハードの状態に
自動的に切換ゎるべきであるにも拘らず、実際の減衰力
はソフトの状態のままであったり、収縮試験モードのま
まの場合に1友減衰力がソフトの状態に切換ゎるべきで
あるにも拘らずハードの状態のままであったして、路面
状態に対して減衰力がそぐわないものとなる。この結果
、乗り心地が悪化することがある。
又、通常、車両の停止時には圧電体への高電圧印加がさ
なれないよう配慮されているが、上記駆動試験モードと
された状態で1友 車両が停止していても高電圧が印加
されたままとなり、漏電の原因となったり、場合によっ
てはメンテナンスを行う作業者が電気的刺激を受ける不
都合があったこのような不具合の発生(上 ショックア
ブソーバに特有ではなく、パイロット噴射を行う燃料噴
射装置等でも伸縮試験を行うもので(よ その結果の如
何に拘らず生じている。
本発明(上 上記問題点を解決するためになさ札圧電体
の駆動試験実施に伴う不具合を回避することを目的とす
る。
1更匹璽滅 [課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために本発明の採用した手段(上
 その基本的な構成を例示する第1図のブロック図に示
すように、 印加された電圧により伸縮する圧電体MPを用いた圧電
アクチュエータM1と、 車両に搭載された電源の出力電圧を昇圧して、前記圧電
アクチュエータM1の駆動電圧を発生する昇圧手段M2
と、 該昇圧手段M2の発生した駆動電圧を、所望のタイミン
グで、前記圧電体MPに印加する走行時印加手段M3と を有する車両用圧電アクチュエータの駆動装置において
、 外部操作がなされた時に、前記圧電アクチュエータM1
の駆動モードを試験モードに設定するモード設定手段M
4と、 該モード設定手段M4により試験モードが設定されてい
るr81  前記昇圧手段M2の駆動電圧を前記圧電体
MPに印加する試験モード印加手段M5と、 前記設定手段M4による試験モードの設定後1:。
時間又は走行状態に関して予め定められた条件が成立す
ると、前記試験モードの設定を解除する試験モード解除
手段M6とを備えたことをその要旨とする。
[作用] 上記構成を有する車両用圧電アクチュエータの駆動装置
法 車両走行時に(よ 車両に搭載された電源の出力電
圧を昇圧手段M2が昇圧して発生させた駆動電圧を、走
行時印加手段M3が所望のタイミングで圧電アクチュエ
ータM1の圧電体MPに印加することにより、該圧電体
MPを伸縮させ圧電アクチュエータM1を駆動させる。
一方、外部操作がなされてモード設定手段M4が試験モ
ードを設定すると、試験モードが設定されている間試験
モード印加手段M5が作動して、昇圧手段M2の駆動電
圧を圧電アクチュエータM1の圧電体MPに印加し、試
験モードで圧電体MPを伸縮させ圧電アクチュエータM
1を駆動させる。
そして、試験モードの設定後1:、時間又は車両の走行
状態に関して予め定めた条件が成立すると、試験モード
解除手段M6が作動して試験モードの設定を解除し、そ
れまで試験モード印加手段M5によって実行されていた
圧電体MPへの駆動電圧の印加を中止する。
これにより、試験モード印加手段M5の印加中止後の車
両走行時にあって(よ 走行時印加手段M3による駆動
電圧の印加のみが実行さね 走行状態に応じて自動的に
圧電アクチュエータM1が駆動する。又、印加中止後の
車両停止時における圧電体MPへの電圧印加状態(友 
モード設定手段M4による試験モード設定以前の車両停
止時の状態に復帰することになる。
尚、ここにいう予め定めた条件と(よ 試験モードによ
る試験モード印加手段M5が作動してから所定の時間が
経過したことや、ステアリング、車速 シフト位置等か
ら判断して車両が走行状態に至ったことなど、種々の条
件を考えることができる。
[実施例] 次1:、本発明の一実施例としての車両用圧電アクチュ
エータの駆動装置について、図面に基づき説明する。こ
の車両用圧電アクチュエータの駆動装置1表 圧電体を
内蔵した減衰力可変型のショックアブソーバの減衰力を
調整する減衰力制御装置に用いられているものである。
第2図はこの減衰力制御装置全体の構成色表わす概略構
成図であり、第3図(A)はショックアブソーバを一部
破断した全体構成図であり、第3図(B)はショックア
ブソーバの要部拡大断面図である。
第2図に示すよう1:、本実施例の車両用減衰力制御装
置11表  減衰力可変型ショックアブソーバ(以下、
単にショックアブソーバという)2FL。
2 FR,2RL、  2 RRl及びこれら各ショッ
クアブソーバと接続されその減衰力を制御する電子制御
装置4を備えている。
ショックアブソーバ2FL、  2FR,2RL、  
2RR1上後述するよう1:、ショックアブソーバ2 
FL、  2 FR。
2 RL、  2 RRに作用する減衰力を検出するピ
エゾ荷重センサと、ショックアブソーバ2FL、  2
FR,2RL、  2RRの減衰力を切り換えるピエゾ
アクチュエータとを各々−組ずつ内蔵している。
また各ショックアブソーバ2 FL、  2 FR,2
RL。
2 RRl表 夫々、左右前後輪5 FL、  5 F
R,5RL、  5RRのサスペンションロワーアーム
6FL、  6FR,6RL、  6RRと車体7との
間1ミ コイルスプリング8FL、  8 FR,8R
L、  8 RRと共に併設されている。
次に、上記各ショックアブソーバ2 FL、  2 F
R。
2 RL、  2 RRの構造を説明する。尚上記各シ
ョックアブソーバ2 FL、  2 FR,2RL、 
 2 RRの構造は全て同一であるため、ここでは左前
輪Sr1側のショックアブソーバ2FLを例にとり説明
する。又、以下の説明で1よ 各部材に付した符号の添
え字(FL。
FR,RL、  RR)を必要に応じて省略することと
する。
ショックアブソーバ2(よ 第3図(A)に示すよう1
:、シリンダ11側の下端にて車軸側部材]1aを介し
てサスペンションロワーアーム6に固定さ札 一方、シ
リンダ11に貫挿されたロッド13の上端にて、ベアリ
ング7a及び防振ゴム7bを介して車体7にコイルスプ
リング8と共に固定されている。
シリンダ11内部に1よ ロッド13の下端に連接され
た内部シリンダ15.連結部材16.筒状部材17と、
シリンダ11内局面にそって摺動自在なメインピストン
18とが、配設されている。
筒状部材17にナツト19によってネジ止めされたメイ
ンピストン181よ シリンダ11内を第1の液室21
と第2の液室23とに区画し、両液室21.23の間に
おける作動油流量を、伸び側及び縮み側固定オリフィス
18a、  18bにより規制し、ショックアブソーバ
2の通常の減衰特性を減衰力大の状態(ハード)とする
そして、第3図(A)、  (B)に示すよう1:。
内部シリンダ15に圧電セラミックスの薄板を電極を挟
んで積層した電歪素子積層体であるピエゾ荷重センサ2
5及びピエゾアクチュエータ27を内蔵し、ショックア
ブソーバ2に作用する減衰力の大きさを検出すると共1
ニ ピストン3]を駆動し、油密室33内の作動油を介
してプランジャ37及びH字状の断面を有するスプール
41を移動させる。
こうして第3図(B)に示す位置(原点位置)にあるス
プール41が図中B方向に移動すると、第1の液室21
につながる副流路16cと第2の液室23につながるブ
ツシュ39の副流路39b及び筒状部材17内の流路1
7aとが連通されることとなり、第1の液室21と第2
の液室23との間を流動する作動油流量が増加する。つ
まり、ショックアブソーバ2(飄 ピエゾアクチュエー
タ27が高電圧印加により伸張すると、その減衰特性を
減衰力大(ハード)の状態から減衰力率(ソフト)側に
切換え、電荷が放電されて収縮すると減衰特性を減衰力
大(ハード)の状態に復帰させる。
尚、油密室33内の作動油油量を一定に保つよう、油密
室33と第1の液室21との間に作動油補給路38がチ
エツク弁38aとともに設けられている。
また、スプール41の隔壁41aには油路41d h(
スプール41の環状溝40には油路41dの径より大き
な径の下部連通孔41eが開けられている。
ショックアブソーバ2は副流路39bに引続いく末端空
間39cに摺動自在なプレートバルブ45を備えており
、シリンダ11内におけるメインピストン18の摺動速
度が、このプレートバルブ45に形成した油量45aと
大径の油量45bとを通過する作動油の流動方向に応じ
て調整されている。
次に、上記したショックアブソーバ2の減衰力を切換制
御する電子制御装置4について、第4図を用いて説明す
る。
この電子制御装置4に1上 車両の走行状態を検出する
ためのセンサとして、図示しないステアリングの操舵角
を検出するステアリングセンサ50と、車両の走行速度
を検出する車速センサ51と、エンジンの回転を変速し
て出力する図示しない変速機のシフト位置を検出するシ
フト位置センサ52と、図示しないブレーキペダルが踏
まれたときに信号を発するストップランプスイッチ53
と、減衰力試験を実施するときに操作されるテストスイ
ッチ54と、そのテストモード(ハード、ソフト)を指
定するテストモード切換スイッチ55とが接続されてお
り、上記各センサ、スイッチの検出信号は電子制御装置
4に入力される。
これら検出信号や各ショックアブソーバ2のピエゾ荷重
センサ25の検出信号等に基づき上述したピエゾアクチ
ュエータ27に制御信号を出力する電子制御装置41;
t、、  CP U 4 a、  ROM 4 b。
RAM4cを中心に論理演算回路として構成さ札これら
とコモンバス4dを介して相互に接続された入力部4e
及び出力部4fにより外部との入圧力を行う。
電子制御装置4に1表 このほかピエゾ荷重センサ25
の接続された減衰力検出回路56、ステアリングセンサ
50.車速センサ51の接続された波形整形回路57、
ピエゾアクチュエータ27に接続される高電圧印加回路
58、減衰力試験報知用のランプ59に点灯用電流を出
力する出力回路60、バッテリ61の電圧を昇圧してピ
エゾアクチュエータ駆動用の駆動電圧を出力するいわゆ
るスイッチングレギュレータ型の高電圧電源回路62、
バッテリ61の電圧を変圧してこの電子制御装置4の作
動電圧(5v)を発生する電源64等が備えられている
。そして、シフト位置センサ52、ストップランプスイ
ッチ53.テストスイッチ54.テストモード切換スイ
ッチ55.減衰力検出回路56.波形整形回路57は入
力部4 e I:。
高電圧印加回路58.出力回路60.高電圧電源回路6
2は出力部4fにそれぞれ接続されている。
尚、バッテリ61と電5原64との間に(表 イグニッ
ションスイッチ63が設けられている。
減衰力検出回路56は各ピエゾ荷重センサ25FL、 
 25 FR,25RL、  25 RRに対応して設
けられた4個の検出回路からなり、おのおのの検出回路
(友 路面からショックアブソーバ2が受ける作用力に
応じてピエゾ荷重センサ25に流れる電流を、ショック
アブソーバ2の減衰力及び減衰力変化率に換算してCP
U4aに出力するよう構成されている。従って、CP 
U 4 a 1.t、  この減衰力検出回路56とス
テアリングセンサ50等の検出信号をCPU4aにおけ
る処理に適した信号に波形整形して出力する波形整形回
路57とからの高力信号に基づき、路面状態や車両の走
行状態等を判定し、その結果に応じてショック・アブソ
ーバ2の減衰特性を切り換えるべく、対応する高電圧印
加回路58に制御信号を出力する。
ピエゾアクチュエータ駆動用の駆動電圧を出力する高電
圧電源回路62から高電圧の供給を受ける高電圧印加回
路58(表 その駆動電圧をCPU4aからの制御信号
(減衰力切り換え信号)に応じて印加して、ピエゾアク
チュエータ27を駆動させ、減衰力切り換え信号に応じ
たショックアブソーバ2の減衰力切り換えを実行するよ
う構成されている。 より詳細に説明すると、CPU4
aから減衰力切り換え信号としてローレベルの信号が入
力されたときには高電圧V500を印加してピエゾアク
チュエータ27を伸張させ、逆に減衰カ切り換え信号と
してハイレベルの信号が入力されたときには負の電圧v
−tooに切換えて印加し、ピエゾアクチュエータ27
を収縮させるよう構成されている。
従って、各ショックアブソーバ2の減衰力特性(上 高
電圧を印加してピエゾアクチュエータ27を伸張させた
ときに(飄既述したスプール41 (第3図)により、
ショックアブソーバ2内の第1の液室21と第2の液室
23と間を流動する作動油の流量が増加するため減衰力
率(ソフト)となり、負の電圧により電荷を放電されて
ピエゾアクチュエータ27を収縮させたときに1.t、
作動油流量が減少するため減衰刃穴(ハード)となる。
次に、上記した構成を備える本実施例の車両用減衰力制
御装置1が行う減衰力制御について、第5図のフローチ
ャートに基づき説明する。
第5図(よ イグニッションスイッチ63がオンされて
からオフされるまで1:、電子制御装置4で繰り返し実
行される減衰力制御ルーチンを表わしている。
第5図に示すように、まずイグニッションスイッチ63
がオンとなると、CPU4aの内部レジスタのクリア、
後述する処理にてセットされるフラグのリセット等の初
期処理を行い(ステップ100)、次いで高電圧電源回
路62における昇圧が完了しピエゾアクチュエータ27
を駆動するに足る状態にあるか否かを、イグニッション
スイッチ63がオンされてからの経過時間等によって判
断しくステップ110)、昇圧完了まで待機する。
昇圧完了を判断した場合に(よ 次に減衰力試験実行時
であるか否かをテストスイッチ54の出力するオン信号
によって判断しくステップ120)、この信号がオフ状
態ならば減衰力試験時ではないので1通常の減衰力切換
処理 即ち車両の走行状態に応じて減衰力を切換えるべ
くステップ130以降の処理に移行し、一方、オン状態
であれば減衰力試験時であるのでステップ160に移行
する。
殊 このテストスイッチ54は試験実施者等により操作
される。
ステップ120で減衰力試験時ではないと判断した場合
法減衰力試験を開始してからの経過時間を表すカウンタ
のカウンタ値TCHにを値Oにリセットしくステップ1
30)、減衰力試験を実行しない旨を表す試験禁止フラ
グFDをリセットする(ステップ140)。そして、こ
の試験禁止フラグFOのリセットに引続き、ショックア
ブソーバ2の減衰力切換を実行して(ステップ150)
、−旦この処理を終了しステップ110から改めて処理
を繰り返す。砥 この減衰力切換処理は周知のものであ
るので、その処理内室の概要を説明するにとどめること
とする。
即ち、ステアリングセンサ50.車速センサ51等から
の検出信号に基づき走行状態(操舵角θ。
車速S等)を、減衰力検出回路56からの検出信号に基
づき路面状態を判断し、その結果に応じて高電圧印加回
路58にローレベル又はハイレベルの制御信号を出力し
てピエゾアクチュエータ27を伸縮させ、ショックアブ
ソーバ2の減衰力をソフト又はハードに切り換える。こ
うして路面状態等に応じたショックアブソーバ2の減衰
力の切換えが実行される。
ステップ]20でテストスイッチ54からのオン信号に
基づき減衰力試験の実行時であると判断した場合は 減
衰力試験を実行しない旨を表す試験禁止フラグFOがリ
セット状態であるか、カウンタ値T CHKが所定値T
Oを下回る値であるか。
車速センサ51の検出信号から算出した車速VFが所定
車速VFO(例えば5km/時)を下回る値であるかの
判断を、順次実行する(ステップ160゜170、 1
80)。つまり、減衰力試験の実行条件が成立している
か否かを、ステップ120での判断と併せて判断する。
上記各ステップ160,170. 180でそのステッ
プに対応した判断が総て肯定された場合(表減衰力試験
の実行条件が総て成立しているので、次いでカウンタ値
TC)lにを値1だけインクリメントした後(ステップ
190)、実行すべき減衰力試験の試験モードが減衰力
をソフトからハードに切換えるハードモードかハードか
らソフトに切換えるソフトモードか否かを、テストモー
ド切換スイッチ55からの出力信号により判断する(ス
テップ20o)。
CPLJ4aがテストモード切換スイッチ55からハー
ドモードである旨の信号を入力すれ(戴 ピエゾアクチ
ュエータ27に負の電圧を強制的に短時間印加してピエ
ゾアクチュエータ27を収縮させスプール41を原点位
置に復帰させて(第3図(B))、ショックアブソーバ
2の減衰力をソフトからハードに切換え、ハードの状態
に固定する(ステップ210)。この際の減衰力の切換
わり状態や固定したハードの状態の維持の様子等が試験
されることになる。
又、ソフトモードである旨の信号を入力した場合(よ 
ピエゾアクチュエータ27に数百Vの電圧を強制的に印
加しピエゾアクチュエータ27を伸張させてスプール4
1を原点位置から移動し、第1の液室21と第2の液室
23との間を流動する作動油流量を増加させることによ
り減衰力をハトからソフトに切換え、更1:、その電圧
印加を継続して減衰力をソフトの状態に固定する(ステ
ップ220)、  この際の減衰力の切換わり状態や固
定したソフトの状態の維持の様子等が試験されることに
なる。
こうしてステップ210,220の実行後(ヨ再度ステ
ップ110からの処理を繰り返す。従って、テストスイ
ッチ54がオン状態である場合(表試験モードが継続さ
札 その期間中はカウンタ値T CHKのインクリメン
トが行われる。
このため、テストスイッチ54がオン状態のままカウン
タ値T CHKが所定値10以上の値となったり、テス
トスイッチ54がオン状態のまま車両が走行状態に至り
車速VFが所定車速VFO以上の速度となると(ステッ
プ170,180)、減衰力試験の実行条件が非成立状
態となったと判断して、減衰力試験を実行しない旨を表
す試験禁止フラグFOに値1をセットする(ステップ2
30)。
こうして試験禁止フラグFOに値1をセットした以後の
本ルーチンで(よ ステップ160にて試験禁止フラグ
FOがセット状態であると判断される。
ステップ230における試験禁止フラグFOのセット後
1上 cPU4aから出力回路60に点灯指令信号を出
力して出力回路60からランプ59:点灯用電流を通電
させ、減衰力試験報知用のランプ59を点灯する(ステ
ップ240)、  このランプ59(よ 試験実行後所
定時間が経過したり車両が既に走行状態に至ったりして
減衰力試験実行時ではなくなっているにも拘らず(ステ
ップ170.180)、テストスイッチ53は減衰力試
験実行時のままであることを(ステップ120)、報知
するものである。尚、−旦点灯したランプ59〔友 イ
グニツシミンスイッチ61又はテストスイッチ54がオ
フとなるまで点灯を続ける。
そして、ランプ59の点灯に引続き、既述したように、
車両の走行状態に応じたショックアブソーバ2の減衰力
の切換を実行する(ステップ150)。
以上説明したように本実施例の車両用圧電アクチュエー
タの駆動装置、即ち減衰力制御装置1上シヨツクアブソ
ーバ2の減衰力切換の試験を行うに当り、試験実施者等
に操作されるテストスイッチ54がオンとされれば減衰
力試験を即座に実行し、−旦試験を実行した後に車両が
走行を開始したり試験開始から試験の実施に必要とされ
る十分な時間が経過したりして、もはやソフトモード及
びハードモードの試験状態を継続する必要がないと判断
すると(ステップ170,180)、テストスイッチ5
4が依然オン状態であっても試験モトを解除して強制的
に減衰力試験を中止し、通常の減衰力切換E実行する。
この結果、試験実施者等が試験終了後にテストスイッチ
54をオフとすることを忘れたとしても。
試験モードで強制的に実行されていた高電圧の印加が自
動的に解除されることになり、その後の減衰力の切換は
車両走行時の路面の状態等に応じて好適になされる。又
、車両が停止したままの場合に(表 減衰力の状態は車
両停止に基づくものとなり、高電圧が印加されることは
なく感電 漏電等は生じない。
又 減衰力試験を実行後に試験モードを解除し忘れても
、その実行条件が非成立状態となった場合に(上 その
旨をランプ59で報知するよう構成したので、テストス
イッチ54が依然オン状態のままであることを容易に判
断することができる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明はこ
の様な実施例になんら限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し
得ることは勿論である。例え(二 上記したショックア
ブソーバばかりか、パイロット噴射用のアクチュエータ
といった種々の車両用アクチュエータの駆動装置に適用
できることは勿論である。
発明の効果 以上詳述したように本発明の車両用圧電アクチュエータ
の駆動装置(友 車両用圧電アクチュエータを使用する
に際して必要不可欠な駆動試験を行うに当り、試験実施
者等によって外部操作がなされると即座にこの駆動試験
を実行し、−旦試験を実行した後に予め定めた条件、例
えば車両の走行開地 十分な時間の経過等が成立した場
合に1表もはや駆動試験実行時における高電圧の印加を
継続する必要がないと判断して、強制的に駆動試験を解
除する。
この結果、本発明の車両用圧電アクチュエータの駆動装
置によれl′;r、駆動試験終了後における試験用の高
電圧印加の解除が人為的になされなくとも自動的に解除
されることになり、従来駆動試験後に認められていた車
両走行時における車両用圧電アクチュエータの不測な駆
動状況や停止時における漏電等の虞がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を例示するプロツりは 第
2図は本発明の一実施例を減衰力制御装置に用いた場合
における減衰力制御装置の全体構成を表わす概略構成は
 第3図(A)はその減衰力制御装置のショックアブソ
ーバの構造を示す部分断面は 第3図(B)はショック
アブソーバの要部拡大断面医 第4図は本実施例の電子
制御装置の構成を表わすブロック医 第5図は減衰力切
換ルーチンを表わすフローチャートである。 2FL、2FR,2RL、2RR・・−減衰力可変型シ
ョックアブソーバ    4・・・電子制御装置25F
L、  25FR,25RL、  25RR・・・ ピ
エゾ荷重センサ 2 7  FL、    2 7  FR,27RL、
    2 7  RR・・・ピエゾアクチュエータ 51・・・車速センサ 54・・・テストスイッチ55
・・・テストモード選択スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、印加された電圧により伸縮する圧電体を用いた圧電
    アクチュエータと、 車両に搭載された電源の出力電圧を昇圧して、前記圧電
    アクチュエータの駆動電圧を発生する昇圧手段と、 該昇圧手段の発生した駆動電圧を、所望のタイミングで
    、前記圧電体に印加する走行時印加手段と を有する車両用圧電アクチュエータの駆動装置において
    、 外部操作がなされた時に、前記圧電アクチュエータの駆
    動モードを試験モードに設定するモード設定手段と、 該モード設定手段により試験モードが設定されている間
    、前記昇圧手段の駆動電圧を前記圧電体に印加する試験
    モード印加手段と、 前記設定手段による試験モードの設定後に、時間又は走
    行状態に関して予め定められた条件が成立すると、前記
    試験モードの設定を解除する試験モード解除手段と を備えたことを特徴とする車両用圧電アクチュエータの
    駆動装置。
JP1144868A 1989-06-07 1989-06-07 車両用圧電アクチュエータの駆動装置 Expired - Fee Related JP2796125B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1144868A JP2796125B2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 車両用圧電アクチュエータの駆動装置
DE69016702T DE69016702T2 (de) 1989-06-07 1990-06-06 Antriebssystem für eine Betätigungsvorrichtung mit piezoelektrischem Element zur Verwendung in einem Kraftfahrzeug.
EP90110731A EP0401802B1 (en) 1989-06-07 1990-06-06 Drive system of actuator having piezoelectric device for use in motor vehicle
US07/535,194 US5013955A (en) 1989-06-07 1990-06-07 Drive system of actuator having piezoelectric device for use in motor vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1144868A JP2796125B2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 車両用圧電アクチュエータの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH039135A true JPH039135A (ja) 1991-01-17
JP2796125B2 JP2796125B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=15372264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1144868A Expired - Fee Related JP2796125B2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 車両用圧電アクチュエータの駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2796125B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002257000A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Denso Corp ピエゾアクチュエータ駆動回路および燃料噴射装置
US6872445B2 (en) 2002-04-17 2005-03-29 Invista North America S.A.R.L. Durable, liquid impermeable and moisture vapor permeable carpet pad
US7252072B2 (en) 2003-03-12 2007-08-07 Cummins Inc. Methods and systems of diagnosing fuel injection system error

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002257000A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Denso Corp ピエゾアクチュエータ駆動回路および燃料噴射装置
JP4635352B2 (ja) * 2001-03-05 2011-02-23 株式会社デンソー ピエゾアクチュエータ駆動回路および燃料噴射装置
US6872445B2 (en) 2002-04-17 2005-03-29 Invista North America S.A.R.L. Durable, liquid impermeable and moisture vapor permeable carpet pad
US7252072B2 (en) 2003-03-12 2007-08-07 Cummins Inc. Methods and systems of diagnosing fuel injection system error

Also Published As

Publication number Publication date
JP2796125B2 (ja) 1998-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1997655B1 (en) Vehicle suspension system
JPH0829648B2 (ja) 車両用サスペンシヨン制御装置
EP0417702B1 (en) Suspension control system
US5013955A (en) Drive system of actuator having piezoelectric device for use in motor vehicle
US5189614A (en) Vehicle shock absorbing system
US5014199A (en) Height control system in automotive suspension system preventive of uncomfortable height adjustment upon on-set of power supply
JP2685200B2 (ja) ピエゾアクチユエータの駆動装置
JPH039135A (ja) 車両用圧電アクチュエータの駆動装置
JP2913668B2 (ja) 車両用圧電アクチュエータの駆動装置
JP2765103B2 (ja) 圧電アクチュエータの駆動装置
JP5167067B2 (ja) 減衰力可変ダンパの制御装置
EP0415424B1 (en) Active suspension system with enhanced suspension control characteristics at on/off transition of suspension control
JP7441224B2 (ja) 制動システムを動作させるための方法及び装置、制動システム
JP2631021B2 (ja) サスペンション制御装置
JP3021466B2 (ja) 車両用サスペンション装置のための制御システム
JP3680377B2 (ja) アンチスキッド制御装置
EP0192178A1 (en) Rear height controller for a vehicle body
JP2711911B2 (ja) サスペンション制御装置
JP2576652B2 (ja) サスペンション制御装置
JP2569841B2 (ja) サスペンション制御装置
JP2853394B2 (ja) サスペンション制御装置
JP3024140B2 (ja) 車両用減衰力可変型ショックアブソーバのための制御装置
JP3082358B2 (ja) 減衰力可変ショックアブソーバ制御装置
JP2580818B2 (ja) サスペンション制御装置
KR100197871B1 (ko) 자동차의 속도 감응형 차고 제어장치와 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees