JPH039118A - 振動吸収型ジョイント - Google Patents

振動吸収型ジョイント

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JPH039118A
JPH039118A JP14267189A JP14267189A JPH039118A JP H039118 A JPH039118 A JP H039118A JP 14267189 A JP14267189 A JP 14267189A JP 14267189 A JP14267189 A JP 14267189A JP H039118 A JPH039118 A JP H039118A
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JP
Japan
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shaft
engagement hole
yoke
vibration
input shaft
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JP14267189A
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English (en)
Inventor
Soichiro Tanabe
田辺 総一郎
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH039118A publication Critical patent/JPH039118A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/26Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
    • F16D3/38Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
    • F16D3/40Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシャフト間に介在されて、回転駆動力を伝達す
るジヨイントに関するものである。
従来の技術 従来から自動車のプロペラシャフト等関係位置が絶えず
変化する2つの動力伝達軸を連結する部位には、ユニバ
ーサルカップリング等のジヨイントが配設されて、揺動
するシャフト間に回転駆動力を伝達している。
このようなジヨイントの1例として第7図、第8図に示
した構成が通常用いられている。図中1は回転駆動力の
入力軸であって、該入力軸1には、図中の上下端部に一
対のヨーク2a、2bが突設されている。3は回転駆動
力を受ける出力軸であり、該出力軸3の図中の左右端部
には同様に一対のヨーク4a、4bが突設されている。
上記ヨーク2a、2b及びヨーク4a、4bには夫々係
合孔5a、5b、5c、5dが開口されている。
一方、7は十字軸であり、該十字軸7の上下左右には前
記係合孔5a、5b、5c、5dに嵌合可能な支軸8a
、8b、8c、8dが突設されている。9は軸受であっ
て前記係合孔5a+5b+5c、5dに対して各1gず
つ嵌合固定されている。
このようなジヨイント構造によれば、十字軸7の支軸8
a、8b、8c、8dをヨーク2a、2b及びヨーク4
a、4bの各係合孔5a、5b15c、5dに係合して
軸受9によって前記支軸8a、8b、8C,8dを支持
することにより、入力軸lと出力軸3とがこの十字軸7
を介して揺動可能に連結されて、入力軸1から出力軸3
に回転駆動力を伝達することができる。
尚、実開昭54−42844号公報には、上記の支軸8
a、8b、8c、8dと各ヨーク2a2b、4a、4b
との間に弾性ブツシュを介在させて、該支軸とヨーク間
の振動の伝達を防止するようにした構造が開示されてい
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来のジヨイント構造にあって
は、入力軸1と出力軸2とがジヨイントを介して軸方向
に対して垂直方向への揺動が可能に連結されている反面
、軸方向の上下左右方向に対しては剛結された状態とな
っているため、入力軸1の振動が出力軸2にそのまま伝
達されてしまうという課題があった。
即ち、前記十字軸7の作用に基づいて入力軸1と出力軸
2は軸方向に対して折れる方向の上下左右には揺動自在
であるが、軸方向の上下左右方向への相互移動は不可能
であり、例えば入力軸側の曲げ振動によってジヨイント
部分の入力側ヨークが軸方向と直角方向に変位すると、
出力側ヨークも同様に変位することになり、そのため入
力軸l側の起振力が吸収されることがなく、振動が入力
軸1から出力軸2を経由して後続する機能部品にまで伝
えられてしまい、性能上での悪影響が生じてしまう外、
該振動に起因する騒音が発生するという問題点があった
そこで本発明はこのような従来のジヨイントが有してい
る課題を解消して、回転駆動力の伝達には何等の支障が
な(、しかも入力軸から出力軸への振動の伝達を防止す
ることができる振動吸収型ジヨイントを提供することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、入力軸と出力軸
との間に、係合孔が開口されたヨークを持つ一対の連結
具と、該ヨークの係合孔内に嵌合支持される支軸が突設
された十字軸とを配備して、前記入力軸と出力軸との間
で揺動可能に回転駆動力を伝達するようにしたジヨイン
ト構造において、先ず請求項1により、上記一対の連結
具に、入力軸と出力軸の軸方向と直角方向に摺動自在な
スライド機構を設けた振動吸収型ジヨイントの構成にし
てあり、請求項2により、上記ヨークに開口された係合
孔と十字軸の支軸との嵌合部位に、該支軸を係合孔に沿
って支軸の長手方向に摺動自在なスライド機構を設けた
振動吸収型ジヨイントの構成にしである。更に請求項3
により、上記係合孔と支軸との嵌合部位近傍に、入力軸
からの振動の伝達時に該入力軸の軸中心と、出力軸の軸
中心との相対位置のずれを防止する弾性体を配備した構
成にしである。
更に本発明では請求項4により、上記ヨークに開口され
た係合孔と十字軸の支軸との嵌合部位に、該支軸を係合
孔に沿って支軸の長手方向に摺動自在なスライド機構と
、外筒と内筒間に固着された弾性体から成る防振ユニッ
トとを配置し、該防振ユニットの外筒を前記係合孔の内
壁面側に固定するとともに、該防振ユニットの内筒を支
軸の外周面側に固定した振動吸収型ジヨイントの構成に
しである。
作用 かかる振動吸収型ジヨイントの請求項1の構成によれば
、入力軸を経由して一対の連結具に入力される回転トル
クが一方側の連結具から他方側の連結具に伝達された際
に、該連結具に設けられたスライド機構によって回転軸
の軸方向と直角方向に摺動するため、振動源からの起振
力によって入力軸が軸方向と直角方向に変位した場合に
あっても、前記スライド機構の作用に基づいて入力軸の
前記変位が出力軸側に伝達されることがない。
前記請求項2の構成によれば、係合孔と十字軸の支軸と
の間に設けられたスライド機構の作用に基づいて、十字
軸の各支軸が係合孔の内方で該支軸の軸方向、即ち長手
方向に沿って摺動するので、入力軸の前記変位が該スラ
イド機構によって吸収されて、出力軸側に伝達されるこ
とが防止される。
又、請求項3の記載によれば、係合孔と支軸との嵌合部
近傍に配備された弾性体の弾力を適宜選択することによ
って、上記振動の伝達時に入力軸の軸中心と、出力軸の
軸中心との相対位置が過剰にずれないように調整するこ
とができる。
更に請求項4の記載によれば、係合孔と十字軸の支軸と
の間に設けられたスライド機構の作用に基づいて、十字
軸の各支軸が係合孔の内方で該支軸の軸方向に沿って摺
動し、入力軸の前記変位が吸収されるとともに、前記起
振力によってヨークが入力側の軸方向に変位した場合に
あっても、防振ユニットを構成する弾性体の変形作用に
基づいて該振動を吸収することができて、入力軸側の振
動が出力軸側へ伝達されることを効率的に防止すること
が可能となる。
実施例 以下図面に基づいて、本発明にかかる振動吸収型ジヨイ
ントの各種実施例を前記従来の構成と同一の構成部分に
同一の符号を付して詳述する。
第1図、第2図は本発明の第1実施例を示すものであり
、図中の11はジヨイントを構成する一方側の連結具で
あって、この連結具11は予め第1のヨーク12と第2
のヨーク13とに分割形成されており、各ヨーク12.
13の取付基部12a、13aが入力軸1の取付基部1
aに対してボルト14.14及びナツト15.15を用
いて固定されている。
上記第1のヨーク12には、円形状の係合孔12bが開
口されており、且つ第2のヨーク13にも同様に円形状
の保合孔13bが開口されている。
一方、17はジ目インドを構成する他方側の連結具であ
って、この連結具17は第1のヨーク18と第2のヨー
ク19とに分割され、各ヨーク18.19の取付基部1
8a、19aが出力軸3の取付基部3aに対してボルト
ボルト20.2C1びナツト21.21を用いて固定さ
れている。
上記第1のヨーク18には、円形状の係合孔18bが開
口されており、且つ第2のヨーク19にも同様に円形状
の係合孔19bが開口されている。
7は十字軸であり、該十字軸7の上下左右には前記係合
孔12b、13b及び係合孔18b、19bに嵌合可能
な支軸8a、sb、  8c、8dが突設されており、
それぞれの支軸8a、8b、8c、  8dの先端部分
に螺子軸23.23・・・が−体に配備されている。
以下、支軸8aと係合孔1.2bとの連結部分の構造を
説明するが、他の支軸8b、  8c、3dについても
全く同様である。即ち、25は係合孔12b内に嵌合固
定される軸受であり、この軸受25と支軸8a間にはベ
アリング26が介挿される。
29.31はワッシャであって、このワッシャ29.3
1に挟まれた位置に弾性体30が配置される。更に該ワ
ッシャ31の上部からナツト33が螺合される。従って
支軸8aの上部から前記ベアリング26を具備した軸受
25.ワッシャ29゜弾性体30.ワッシャ31を順次
嵌合し、ナツト33を螺子軸23に螺合することによっ
て第2図に示した組付構造が得られる。上記の軸受25
とベアリング26とによって、支軸8aを係合孔12b
に沿って該支軸8aの長手方向に摺動自在なスライド機
構27が形成される。
このような構成としたことによって、軸受25及びベア
リング26の作用に基づいて、支軸8aが係合孔12b
内で回動自在であるとともに、該支軸8a自体の軸方向
に対しても摺動可能となっている。他の支軸8b、3c
、  8dの場合も支軸8aと同様なスライド機構27
を介在させて各係合孔13b、18b、19b内に嵌合
される。
尚、上記支軸8a、8b、8c、8dを各係合孔12b
、13b、18b、19bの内方で軸方向に摺動可能に
するために、該支軸8a、  8b。
8c、3dは従来の支軸よりも長目に形成してあり、従
ってこの支軸8a、8b、8c、8dを各係合孔に嵌合
させるために、連結具11は前記したように第1のヨー
ク12と第2のヨーク13とに分割されており、且つ連
結具17も同様に第1のヨーク18と第2のヨーク19
に分割されている。
このような第1実施例の作用を以下に説明する。
即ち、入力軸1から伝達される回転トルクが連結具11
のヨーク12.13から十字軸7を介して連結具17の
ヨーク18.19に入力されるが、このような作動中に
図外の振動源からの起振力が入力軸lからヨーク12.
13に伝達されて、該ヨーク12.13が入力側lの軸
方向と直角方向に変位した場合を想定する。このような
場合にあっても前記スライド機構27の作用に基づいて
、十字軸7の各支軸8a、8b、8c、8dが係合孔1
2b、13b、18b、19bの内方で該支軸8a、8
b、8c、8dの軸方向、即ち長手方向に沿って摺動す
るため、ヨーク12.13の前記変位が他方側のヨーク
18.19に伝達されることがない。従って入力軸l側
の振動が出力軸3側へ伝達されることを防止することが
できる。
このような動作時に、軸受25とナツト33との間に配
置された弾性体3oの弾力を適宜選択することによって
、上記振動の伝達時に入力軸lの軸中心と、出力軸3の
軸中心との相対位置刀(過剰にずれないように調整する
ことができる。
第3図、第4図は本発明の第2実施例を示しており、前
記第1実施例と同一の構成部分に同一の符号を付して表
示しである。即ち本例は前記十字軸7の変形した構造を
示しており、第3図に示した基体35と2本の軸体を用
いた変則十字軸を採用している。即ち、該基体35の図
示上の水平方向に第1の貫通孔36が形成されていると
ともに、該基体35の上下方向で且つ上記貫通孔36と
ずれた位置に第2の貫通孔37が形成されている。
40はベアリング41が内装された軸受であり、上記基
体35に形成された上記第1の貫通孔36の内方に上記
軸受40が配置されている。39はこの軸受40及び入
力軸1側の第1のヨーク12と第2のヨーク13に開口
された係合孔12b。
13b内に押通された第1の軸体であり、前記基体35
と第1のヨーク12との間にワッシャ29゜弾性体30
.  ワッシャ31が嵌合固定されている。
又、入力軸1側の第1のヨーク12に開口された係合孔
12b内には、摺動体24が内装された軸受25が介挿
固定されている。更に第1のヨーク12の外壁面には、
略キャップ状のカバ一部材28が固着されている。この
カバ一部材28は第1の軸体39の摺動時のストッパを
兼ねている。
尚、第2のヨーク13に開口された係合孔13b内にも
上記と同様な軸受25が介挿固定されていて、第1の軸
体39の他端部が該係合孔13b内に嵌合されている。
上記の軸受40及びベアリング41とによって、第1の
軸体39が第1の貫通孔36に沿って摺動自在なスライ
ド機構42が構成される。
又、前記基体35に形成された第2の貫通孔37の内方
には、上記と同様な軸受40及びベアリング41から成
るスライド機構42を介在させて第2の軸体43が押通
されていて、この第2の軸体43の両端部が出力軸3側
の第1のヨーク18及び第2のヨーク19に開口された
係合孔18b19b内に上記と同様な構成を保って嵌合
されている。この係合孔18b、19b内にも前記と同
様にベアリング24が内装された軸受25゛が介挿固定
されている。
このような第2実施例によれば、基体35と第1の軸体
39及び第2の軸体43とによって変則的な十字軸が構
成される。従って動作時にはスライド機構42の作用に
基づいて、第1の軸体39と第2の軸体43の両端部が
前記係合孔12b。
13b及び係合孔18b、19bの内方で各軸受25及
びベアリング24の作用に基づいて該軸体39.43の
軸方向に摺動するため、ヨーク12゜13の振動変位が
他方側のヨーク18.19に伝達されることがなく、従
って入力軸l側の振動が出力軸3側へ伝達されることを
防止することができる。
第5図、第6図は本発明の第3実施例を示すものであっ
て、基本的な構成は前記各側と同一であって、同一の符
号を付して表示しである。本例の場合、入力軸1側の第
1のヨーク12に開口された係合孔12b内に、十字軸
7の支軸7aが嵌合される軸受25が配置されている。
この軸受25内には前記と同様に摺動体24が内装され
ている。
上記摺動体24と軸受25とによって支軸8aのスライ
ド機構27が構成される。
更に該軸受25と上記係合孔12bとの間に、防振ユニ
ット44が配置されている。
即ち、この防振ユニット44は、外筒45及び内筒47
と、この外筒45と内筒47間に固着された弾性体4G
とから成り、上記外筒45が第6図の組付図に示したよ
うに前記第1のヨーク12の係合孔12bの内壁面に固
定されているとともに、内筒47が軸受25の外周面に
固定されている。
尚、他の支軸8b、  8c、3dの各係合孔13b、
18b、19bに対する取付構造も上記と同一である。
このような構成としたことによって、支軸8a8 b 
、8 c +  8 dは軸受25及び摺動体24から
成るスライド機構27の作用に基づいて、それぞれの係
合孔内で回動自在であるとともに、該支軸8a、8b、
  8c、  8d自体の軸方向に対しても摺動可能で
あり、且つ回転トルクの伝達方向、即ち入力軸1と出力
軸3との軸方向に対しては弾性体46が介在されたジヨ
イントが提供される。
従ってこの第3実施例によれば、図外の振動源からの起
振力が入力軸1からヨーク12.13に伝達されて、該
ヨーク12.13が入力端lの軸方向と直角方向に変位
した場合にあっても、スライド機構27の作用に基づい
て、十字軸7の各支軸8a、8b、8c、8dが係合孔
12b、13b、18b、19bの内方で該支軸8a、
  8b。
8c、  8dの軸方向に摺動して、ヨーク12,13
の前記変位が他方側のヨーク18.19に伝達されるこ
とがない上、前記起振力によってヨーク12.13が入
力側lの軸方向に変位した場合にあっても、前記弾性体
46の変形作用に基づいて該振動を吸収することができ
る。従って入力軸1側の振動が出力軸3側へ伝達される
ことを効率的に防止することが可能となる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかる振動吸収型ジ
ヨイントの構成によれば、入力軸と出力軸との間に、係
合孔が開口されたヨークを持つ一対の連結具と、該ヨー
クの係合孔内に嵌合支持される支軸が突設された十字軸
とを配C1ηして、前記入力軸と出力軸との間で揺動可
能に回転駆動力を伝達するようにしたジヨイント構造に
おいて、先ず請求項1により、上記一対の連結具に、入
力軸と出力軸の軸方向と直角方向に摺動自在なスライド
機構を設けた振動吸収型ジヨイントの構成にしてあり、
請求項2により、上記ヨークに開口された係合孔と十字
軸の支軸との嵌合部位に、該支軸を保合孔に沿って支軸
の長手方向に摺動自在なスライド機構を設けた振動吸収
型ジヨイントの構成にしである。更に請求項3により、
上記係合孔と支軸との嵌合部位近傍に、入力軸からの振
動の伝達時に該入力軸の軸中心と、出力軸の軸中心との
相対位置のずれを防止する弾性体を配備した構成にして
あり、更に請求項4により、上記ヨークに開口された係
合孔と十字軸の支軸との嵌合部位に、該支軸を係合孔に
沿って支軸の長平方向に摺動自在なスライド機構と、外
筒と内筒間に固着きれた弾性体から成る防振ユニットと
を配置し、該防振ユニットの外筒を前記係合孔の内壁面
側に固定するとともに、該防振ユニットの内筒を支軸の
外周面側に固定した振動吸収型ジヨイントの構成にした
ので、以下に記す作用効果がもたらされる。
即ち、請求項1の構成によれば、一対の連結具に設けら
れたスライド機構によって該連結具が回転軸の軸方向と
直角方向に摺動するため、振動源からの起振力によって
入力軸が軸方向と直角方向に変位した場合にあっても、
前記スライド機構の作用に基づいて入力軸の前記変位が
出力軸側に伝達されることが防止される。
又、請求項2の構成によれば、係合孔上十字軸の支軸と
の間に設けられたスライド機構の作用に基づいて、十字
軸の各支軸が係合孔の内方で該支軸の軸方向、即ち長手
方向に沿って摺動するので、入力軸の前記変位が出力軸
側に伝達されることがない。更に請求項3の記載によれ
ば、係合孔と支軸との嵌合部近傍に配備された弾性体の
弾力を適宜選択することによって、上記振動の伝達時に
入力軸の軸中心と、出力軸の軸中心との相対位置が過剰
にずれないように調整することができる。
更に請求項4の記載によれば、係合孔と十字軸の支軸と
の間に設けられたスライド機構の作用に基づいて、前記
と同様に十字軸の各支軸が係合孔の内方で該支軸の軸方
向に沿って摺動し、入力軸の前記変位が吸収されるとと
もに、前記起振力によってヨークが入力端の軸方向に変
位した場合にあっても、防振ユニットを構成する弾性体
の変形作用に基づいて該振動を吸収することが可能とな
り、入力軸側の振動が出力軸側へ伝達されることを効率
的に防止することが可能となる。
従って本発明によれば、入力軸と出力軸は軸方向に対し
て上下左右方向に揺動自在であるとともに、入力軸側の
起振力が連結具内に配備された弾性体によって効率良く
吸収されて、該振動が入力軸から出力軸を経由して後続
する機能部品にまで伝達されることがない。又、回転駆
動力の伝達には何等の支障がなく、且つ振動に起因する
騒音の発生を防止することができるという大きな効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる振動吸収型ジヨイントの第1実
施例の要部を示す分解斜視図、第2図は同組付時の状態
を示す要部断面図、第3図は本発明の第2実施例を示す
分解斜視図、第4図は同組付時の状態を示す要部断面図
、第5図は本発明の第3実施例の要部を示す分解斜視図
、第6図は同組付時の状態を示す要部断面図、第7図は
従来のジコイント例を示す側面図、第8図は同分解斜視
図である。 1・・・入力軸、3・・・出力軸、7・・・十字軸、8
a 、  3 b 、  8 c 、  8 d −支
軸、12.18・・・第1のヨーク、 13.18・・・第2のヨーク、11.17・・・連結
具、12b、13b、18b、19b・・・係合孔、1
1、lla、11b=連結具、23−・・螺子軸、4・
・・摺動体、25.40・・・軸受、6.41・・・ベ
アリング、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力軸と出力軸との間に、係合孔が開口されたヨ
    ークを持つ一対の連結具と、該ヨークの係合孔内に嵌合
    支持される支軸が突設された十字軸とを配備して、前記
    入力軸と出力軸との間で揺動可能に回転駆動力を伝達す
    るようにしたジョイント構造において、 上記一対の連結具に、入力軸と出力軸の軸方向と直角方
    向に摺動自在なスライド機構を設けたことを特徴とする
    振動吸収型ジョイント。
  2. (2)上記連結具を構成するヨークに開口された係合孔
    と十字軸の支軸との嵌合部位に、該支軸を係合孔に沿っ
    て支軸の長手方向に摺動自在なスライド機構を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の振動吸収型ジョイント。
  3. (3)上記係合孔と支軸との嵌合部位近傍に、入力軸か
    らの振動の伝達時に該入力軸の軸中心と、出力軸の軸中
    心との相対位置のずれを防止する弾性体を配備したこと
    を特徴とする請求項1記載の振動吸収型ジョイント。
  4. (4)入力軸と出力軸との間に、係合孔が開口されたヨ
    ークを持つ一対の連結具と、該ヨークの係合孔内に嵌合
    支持される支軸が突設された十字軸とを配備して、前記
    入力軸と出力軸との間で揺動可能に回転駆動力を伝達す
    るようにしたジョイント構造において、 上記ヨークに開口された係合孔と十字軸の支軸との嵌合
    部位に、該支軸を係合孔に沿って支軸の長手方向に摺動
    自在なスライド機構と、外筒と内筒間に固着された弾性
    体から成る防振ユニットとを配置し、該防振ユニットの
    外筒を前記係合孔の内壁面側に固定するとともに、該防
    振ユニットの内筒を支軸の外周面側に固定したことを特
    徴とする振動吸収型ジョイント。
JP14267189A 1989-06-05 1989-06-05 振動吸収型ジョイント Pending JPH039118A (ja)

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JP14267189A JPH039118A (ja) 1989-06-05 1989-06-05 振動吸収型ジョイント

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