JPH0390335A - Ｆｒｐ中空体の製造方法 - Google Patents
Ｆｒｐ中空体の製造方法Info
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はＦＲＰ中空体の製造方法に関するものである。
従来の技術
熱硬化性樹脂の積層成形法として、紙、血、ガラスＭＡ
維などに液状のフェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン
樹脂などを含浸させ、乾燥させたものを何枚も重ね合せ
て加熱し圧力を加えて板状にする高圧積層法と、ガラス
繊＃１５ ガラスクロス５ガラス繊維パウダーなどに液
状のポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレ
ート樹脂などの液状樹脂を含浸させて乾燥硬化させる低
圧積層法が知られている。このうち低圧積層法は木型な
どを用い低い圧力で容易に成形でき、しかも、この成形
品は強化プラスチ−７り（ＦＲＰ）として非常に強い成
形品を得ることができるので、波板５平板のみならず、
雨樋、ポート、コンテナなどの中空体（本発明で中空体
とは角筒状体、丸筒状体などの筒体のみならず箱状体の
ものも含む）の成形に広く使用されている。
維などに液状のフェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン
樹脂などを含浸させ、乾燥させたものを何枚も重ね合せ
て加熱し圧力を加えて板状にする高圧積層法と、ガラス
繊＃１５ ガラスクロス５ガラス繊維パウダーなどに液
状のポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレ
ート樹脂などの液状樹脂を含浸させて乾燥硬化させる低
圧積層法が知られている。このうち低圧積層法は木型な
どを用い低い圧力で容易に成形でき、しかも、この成形
品は強化プラスチ−７り（ＦＲＰ）として非常に強い成
形品を得ることができるので、波板５平板のみならず、
雨樋、ポート、コンテナなどの中空体（本発明で中空体
とは角筒状体、丸筒状体などの筒体のみならず箱状体の
ものも含む）の成形に広く使用されている。
発明が解決しようとする課題
しかし、ＦＲＰ中空体を低圧積層法により手加工（ハン
ドレイアップ法）で成形する場合、次のような問題があ
る。
ドレイアップ法）で成形する場合、次のような問題があ
る。
すなわち、第５図に示すように複数の枠片（イ）、（ｏ
）を接合してなる雌ｙ！！！（ハ）内で積層作業を行う
際、樹脂の粘度を弱めるため樹脂中に混入された溶剤が
成形材料が硬化する際に発生する熱（７０″″〜８０”
の熱が発生する）で気化し、人体に有害なガスとなって
雌型（ハ）内に滞留するため、雌ｆｆ１（ハ）内で作業
をしている作業員に害を及ぼすばかりでなく、何等かの
原因で滞留ガスに引火し、予期せぬ爆発事故や火災事故
を招く虞があるものである。
）を接合してなる雌ｙ！！！（ハ）内で積層作業を行う
際、樹脂の粘度を弱めるため樹脂中に混入された溶剤が
成形材料が硬化する際に発生する熱（７０″″〜８０”
の熱が発生する）で気化し、人体に有害なガスとなって
雌型（ハ）内に滞留するため、雌ｆｆ１（ハ）内で作業
をしている作業員に害を及ぼすばかりでなく、何等かの
原因で滞留ガスに引火し、予期せぬ爆発事故や火災事故
を招く虞があるものである。
Ｗｌｉｌｌを解決するための手段
そこで、本発明のＦＲＰ中空体の型造方法は。
複数個の枠片を分離可能に接合してなる雌型を各枠片に
分離して夫々開放状とし、該分離した各枠片に対し相隣
接する枠片との接合部及びその近傍部位を除いて成形材
料を所定厚さに夫々積層し、該積層部分が硬化した後、
各枠片を成形材料を積層状態のまま接合して雌型とし、
該雌型内で各枠片の接合部及びその近傍部位の未積層部
分を既積層部分と一体的に積層することにより、上記の
問題点を解消しようとするものである。
分離して夫々開放状とし、該分離した各枠片に対し相隣
接する枠片との接合部及びその近傍部位を除いて成形材
料を所定厚さに夫々積層し、該積層部分が硬化した後、
各枠片を成形材料を積層状態のまま接合して雌型とし、
該雌型内で各枠片の接合部及びその近傍部位の未積層部
分を既積層部分と一体的に積層することにより、上記の
問題点を解消しようとするものである。
作 用
雌型を各枠片に分離した状態で、各枠片に対し隣接する
枠片との接合部及びその近傍部位を除いて低圧積層法に
より手加工で積層する。この際、各枠片は開放部を上向
きにして積層作業をするので、従来のように成形材料が
硬化する際に発生するガスが雌型内にこもるようなこと
はがなく、作業員に害を及ぼすことはない、また、各枠
片の接合部及びその近傍部位は各枠片を接合して雌型と
した状態で積層するが、そのａ層面積は少なく積層時間
も僅かで済むので雌型内に滞留するガスも僅かであり、
爆発や引火などの虞もなく作業環境は安全に保持される
。
枠片との接合部及びその近傍部位を除いて低圧積層法に
より手加工で積層する。この際、各枠片は開放部を上向
きにして積層作業をするので、従来のように成形材料が
硬化する際に発生するガスが雌型内にこもるようなこと
はがなく、作業員に害を及ぼすことはない、また、各枠
片の接合部及びその近傍部位は各枠片を接合して雌型と
した状態で積層するが、そのａ層面積は少なく積層時間
も僅かで済むので雌型内に滞留するガスも僅かであり、
爆発や引火などの虞もなく作業環境は安全に保持される
。
実 施 例
次に本発明に係るＦＲＰ中空体の製造方法を図面に示さ
れた一実施例により説明する。
れた一実施例により説明する。
先ず、鉄、木又はポリウレタンなどからなる複数の枠片
ｌ、２を分離可能に接合してなる雌型３の締結具４を取
り外して各枠片ｌ、２に分離すると共に、各枠片ｌ、２
を夫々開放部１ａ、２ａを上向きにしてセットする。そ
して、各枠片ｌ、２の内面に夫々Ｍ型剤を塗布し、その
上から成形品表面を固く且つ光沢のある樹脂層とするた
めゲルコートを塗布する。このゲルコート層ｇが硬化し
た後、各枠片ｌ、２に対し相隣接する枠片との接合部及
びその近傍部位ａを除いて所定厚さに積層する。すなわ
ち、各枠片に１．２にゲルコート層ｇの上からガラス繊
維、ガラスマット、ガラスクロスなどの基材５を重ね、
その上から不飽和ポリエステル樹脂又はエポキシ樹脂な
どの液状樹ＩＩＩ（液状レジン）を含浸させる。基材５
に対する液状樹脂の含浸作用を良好にさせるため、基材
５に液状樹脂を含ませた後、ローラ等（図示せず）で基
材５の表面をコスリつける。上記のようにして雌型３を
構成する各枠片の内面に夫々所定厚さに積層した成形材
料は２〜３時間経過すると自然に硬化して強固な板状と
なるが、成形材料が硬化する際に発熱して約７０°〜８
０”の高温となるため、液状樹脂に含まれている溶剤が
気化しガスとなって外部に放出されるが、各枠片１．２
は開放部１ａ、２ａを上向きにした開放状にしであるの
で１ガスが枠片ｌ、２の周辺に徒に滞留することなく素
早く外方に分散され図示外の換気装置等により速やかに
屋外に排気される。そのため、工場内など作業現場の環
境衛生を成形材料硬化時に発生するガスで悪化させるこ
とがないのでＭｉ層作業中の作業員Ｍに害を与えること
はない。
ｌ、２を分離可能に接合してなる雌型３の締結具４を取
り外して各枠片ｌ、２に分離すると共に、各枠片ｌ、２
を夫々開放部１ａ、２ａを上向きにしてセットする。そ
して、各枠片ｌ、２の内面に夫々Ｍ型剤を塗布し、その
上から成形品表面を固く且つ光沢のある樹脂層とするた
めゲルコートを塗布する。このゲルコート層ｇが硬化し
た後、各枠片ｌ、２に対し相隣接する枠片との接合部及
びその近傍部位ａを除いて所定厚さに積層する。すなわ
ち、各枠片に１．２にゲルコート層ｇの上からガラス繊
維、ガラスマット、ガラスクロスなどの基材５を重ね、
その上から不飽和ポリエステル樹脂又はエポキシ樹脂な
どの液状樹ＩＩＩ（液状レジン）を含浸させる。基材５
に対する液状樹脂の含浸作用を良好にさせるため、基材
５に液状樹脂を含ませた後、ローラ等（図示せず）で基
材５の表面をコスリつける。上記のようにして雌型３を
構成する各枠片の内面に夫々所定厚さに積層した成形材
料は２〜３時間経過すると自然に硬化して強固な板状と
なるが、成形材料が硬化する際に発熱して約７０°〜８
０”の高温となるため、液状樹脂に含まれている溶剤が
気化しガスとなって外部に放出されるが、各枠片１．２
は開放部１ａ、２ａを上向きにした開放状にしであるの
で１ガスが枠片ｌ、２の周辺に徒に滞留することなく素
早く外方に分散され図示外の換気装置等により速やかに
屋外に排気される。そのため、工場内など作業現場の環
境衛生を成形材料硬化時に発生するガスで悪化させるこ
とがないのでＭｉ層作業中の作業員Ｍに害を与えること
はない。
さて、上記成形材料が硬化した後、各枠片１２を、成形
材料を積層状態のまま接合固定して元の雌型３に形成す
る（第３図参照）、 そして、雌型３内で各枠片１．２
の接合部及びその近傍部位ａの未積Ｎ！部分を前記同様
にして手加工により既積層部分と一体的に連続した状態
に積層する。なお、最初の積層部分と後からの積層部分
が例え段差状態となっても、成形品完成後は表面側が段
差は生ぜず平滑面に保持されるので二工程積層であって
も何等不都合はない、このように各枠片の接合部及びそ
の近傍部位ａは各枠片１．２を接合して＃ｌ型３とした
状態で積層するが、その積層面積は少なく積層時間も僅
かで済むので雌ｙ！！１３内に滞留するガスも僅かであ
り、爆発や引火などの虞もなく作業環境は安全に保持さ
れる。このようにして雌型３の内面全体が積層されるが
、ａ層部分全部が硬化した後、雌型３を再度分離するこ
とにより、所望のＦＲＰ中空成形品を得ることができる
。
材料を積層状態のまま接合固定して元の雌型３に形成す
る（第３図参照）、 そして、雌型３内で各枠片１．２
の接合部及びその近傍部位ａの未積Ｎ！部分を前記同様
にして手加工により既積層部分と一体的に連続した状態
に積層する。なお、最初の積層部分と後からの積層部分
が例え段差状態となっても、成形品完成後は表面側が段
差は生ぜず平滑面に保持されるので二工程積層であって
も何等不都合はない、このように各枠片の接合部及びそ
の近傍部位ａは各枠片１．２を接合して＃ｌ型３とした
状態で積層するが、その積層面積は少なく積層時間も僅
かで済むので雌ｙ！！１３内に滞留するガスも僅かであ
り、爆発や引火などの虞もなく作業環境は安全に保持さ
れる。このようにして雌型３の内面全体が積層されるが
、ａ層部分全部が硬化した後、雌型３を再度分離するこ
とにより、所望のＦＲＰ中空成形品を得ることができる
。
第５図に示すものは、本発明方法により成形したＦＲＰ
製のトラックボデー６の一例である。このものは底部及
び後部が開放された箱状中空体となっており、また、便
宜上隣接する各枠片の接合部対応部分は符号７で示す実
線をもって表示しである。
製のトラックボデー６の一例である。このものは底部及
び後部が開放された箱状中空体となっており、また、便
宜上隣接する各枠片の接合部対応部分は符号７で示す実
線をもって表示しである。
なお、上記本実施例は５戊形材料に対し、圧力や熱を加
えないで硬化させるものであるが、必要に応じて適度の
圧力等を加えてもよい。
えないで硬化させるものであるが、必要に応じて適度の
圧力等を加えてもよい。
発明の効果
上記したように、本発明のＦＲＰ中空体の製造方法は、
複数個の枠片を分離可能に接合してなる雌型を各枠片に
分離して夫々開放状とし、該分離した各枠片に対し相隣
接する枠片との接合部及びその近傍部位を除いて成形材
料を所定厚さに夫々積層し、該積層部分が硬化した後、
各枠片を成形材料を積層状態のまま接合して雌型とし、
該雌型内で各枠片の接合部及びその近傍部位の未積層部
分を既積層部分と一体的に積層するものであるから、従
来の低圧積層法による手加工のＦＲＰ中空体威形成形の
場合のように、成形材料が硬化する際に発生するガスが
閉塞状態のｊｌｌ型内にこもって作業員に害を及ぼすの
を解消できる。また、各枠片の接合部及びその近傍部位
は各枠片を接合して雌型とした状態で積層するが、その
積層面積は少なく積層時間も僅かで済むので雌型内に滞
留するガスも僅かであり、爆発や引火などの虞もなく常
に安全な作業環境の下で積層作業を行うことができるな
ど極めて有用な新規的効果を奏する。
複数個の枠片を分離可能に接合してなる雌型を各枠片に
分離して夫々開放状とし、該分離した各枠片に対し相隣
接する枠片との接合部及びその近傍部位を除いて成形材
料を所定厚さに夫々積層し、該積層部分が硬化した後、
各枠片を成形材料を積層状態のまま接合して雌型とし、
該雌型内で各枠片の接合部及びその近傍部位の未積層部
分を既積層部分と一体的に積層するものであるから、従
来の低圧積層法による手加工のＦＲＰ中空体威形成形の
場合のように、成形材料が硬化する際に発生するガスが
閉塞状態のｊｌｌ型内にこもって作業員に害を及ぼすの
を解消できる。また、各枠片の接合部及びその近傍部位
は各枠片を接合して雌型とした状態で積層するが、その
積層面積は少なく積層時間も僅かで済むので雌型内に滞
留するガスも僅かであり、爆発や引火などの虞もなく常
に安全な作業環境の下で積層作業を行うことができるな
ど極めて有用な新規的効果を奏する。
第１図及び第２図は雌型を各枠片に分離して各枠片に別
々に積層した状態を示す夫々正面図、第３図は積層した
各枠片を接合して雌型とした後、該雌型内で未積層部分
に積層している状態を示す斜視図、第４図は本発明方法
により成形した成形品の一例を示す斜視図、第５図は雌
型内で型内金面に同時に積層する従来のＦＲＰ中空体の
成形方法により積層作業を行っている状態を示す斜視図
である。 １．２・・・枠片、１ａ、２ａ・・・開放部、３・・・
雌型、４・・・締結具、５・・・基材、ａ・・・各枠片
の接合部及びその近傍部位、ｇ・・・ゲルコート層。 特 許 出 願 人 ヨシモト化或株弐会社
々に積層した状態を示す夫々正面図、第３図は積層した
各枠片を接合して雌型とした後、該雌型内で未積層部分
に積層している状態を示す斜視図、第４図は本発明方法
により成形した成形品の一例を示す斜視図、第５図は雌
型内で型内金面に同時に積層する従来のＦＲＰ中空体の
成形方法により積層作業を行っている状態を示す斜視図
である。 １．２・・・枠片、１ａ、２ａ・・・開放部、３・・・
雌型、４・・・締結具、５・・・基材、ａ・・・各枠片
の接合部及びその近傍部位、ｇ・・・ゲルコート層。 特 許 出 願 人 ヨシモト化或株弐会社
Claims (1)
- 複数個の枠片を分離可能に接合してなる雌型を各枠片に
分離して夫々開放状とし、該分離した各枠片に対し相隣
接する枠片との接合部及びその近傍部位を除いて成形材
料を所定厚さに夫々積層し、該積層部分が硬化した後、
各枠片を成形材料を積層状態のまま接合して雌型とし、
該雌型内で各枠片の接合部及びその近傍部位の未積層部
分を既積層部分と一体的に積層することを特徴とするＦ
ＲＰ中空体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227878A JPH0390335A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | Ｆｒｐ中空体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227878A JPH0390335A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | Ｆｒｐ中空体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0390335A true JPH0390335A (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=16867763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1227878A Pending JPH0390335A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | Ｆｒｐ中空体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0390335A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000066171A (ko) * | 1999-04-13 | 2000-11-15 | 권승근 | 마우스가 일체로 장착된 키보드 |
| JP2002278679A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Hitachi Ltd | 拡張ベイ付きキーボードおよび情報処理システム |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1227878A patent/JPH0390335A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000066171A (ko) * | 1999-04-13 | 2000-11-15 | 권승근 | 마우스가 일체로 장착된 키보드 |
| JP2002278679A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Hitachi Ltd | 拡張ベイ付きキーボードおよび情報処理システム |
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