JPH0390003A - 腹足類駆除用塗布剤

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、メタアルデヒドを有効成分として含有する軟
膏状腹足１駆除用塗布剤に関する。

〔従来の技術］ナメクジ等の腹足類の駆除には、従・来、メタアルデヒ
ドを主成分とする粉剤（数メツシュ〜３００メツシュ）
、粒剤（ｌ〜５−のベレット状製剤）及びフロアブル製
剤（懸濁液）が用いられているが、散布薬量を多く必要
とした。

〔本発明の解決すべき課題〕

上記粉剤、粒剤及びフロアブル製剤については、以下の
ような欠点があった。

■　環境汚染 ■　多量施用を要する ■　防除効果に適確性を欠くそこで、本発明は上記欠点を解決することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の腹足？ｌｌ駆除剤は、メタアルデヒドを有効成
分として含有する軟膏状塗布剤である。塗布剤中のメタ
アルデヒド含量は、浦常１−１０重早％である。

この軟膏状塗布剤を調製するには、メタアルデヒドに米
ぬか、ふすま、ビール粕、酒粕などのえさ成分、ＣＭＣ
，ＨＰＣ，ゼラチン、ワセリンなどの糊剤、エタノール
などの防腐剤、四に必要ならば、タルク、クレーなどの
増量剤、その他銹弓剤、防腐剤などを添加した後、水を
加えて軟膏状にする。

なお、水の代りに、アルコール水溶液を使用することが
できる。又、ＮＡＣ，ＤＤＶＰなどの殺虫剤を併用して
も良い。

このゲル状塗布剤は、チューブ状又は広口の容器に収納
して使用することができる。！４布形態としては、樹木
の主幹の囲りにリング状に塗布、あるいは植木鉢の場合
は鉢底の穴の囲りに塗布、又は台所や手洗所などの脚部
やすき間に塗布するなどがある。

〔実施例〕

実施例１　みかん樹におけるウスカワマイマイの防除以下に示す組成の本発明塗布剤を、みかんの樹の主幹に
１本当りｌｏｇの割合でリング状に塗布した。

組成メタアルデヒド　　　　６重量部２０％エタノール水溶液　４０米ぬか　　　　　　　２０ふすま　　　　　　　　３３ＣＭＣ１１０〇一方、対照区として市販のメタアルデヒド粒剤（メタア
ルデヒド含榊６市憤％）をみかんの樹１本当り７５ｇの
割合で、みかんの樹のまわりにまいた。

結果を下表に示す。

（８年生みかん樹を使用）実施例２　コチツウランにおけるナメクジの防除実施例
１と同じ＆Ｆｔｒ１ｉ、の本発明塗布剤を、８号植木鉢
の鉢底の穴のまわりに、１鉢あたりｔｇを塗布した。

一方、対照として、上述の市販のメタアルデヒド粒剤を
、！鉢あたり５ｇ敗粒したものを用いた。

結果を下表に示す。

注）ナメクジは、ｌ鉢あたり３頭づつ、鉢の広大に入れ
た。

参考例１　誘引性の試験本発明品と市販品（粒剤）の同薬量をナメクジを入れた
容器より同距離に配置して、それらの誘引性を比較した
。

薬剤中のメタアルデヒド及び誘引資材（米ぬか及びふす
ま）等は同量とした。ナメクジは５０！Ｉｌｌ使用した
。

その結果、ナノクジ５０頭のうち、３Ｂ！！ｌＩは本発
明品に、残り１２頭が市販品の方に誘引された。

〔発明の効果〕

１）！接薬剤に手を触れることもなく使用でき、使い方
も簡単である。

２）必要最小限の量で済む。

３）乾燥した粉剤、粒剤にくらべて誘引力が強く、駆除
効果が確実である。

４）腹足類の習性を利用した処理ができる。

【特許請求の範囲】