JPH0389832A - モータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ産業上の利用分野 本発明はモータに関し、例えば磁気ディスクを回転駆動
するようになされたモータに適用して好適なものである
。

Ｂ発明の概要 本発明は、固定部材上に鉄心を固定するようになされた
モータにおいて、鉄心の一部に配線基板を設けるように
したことにより、モータを一段と簡易な構成かつ薄型化
し得る。

Ｃ従来の技術 従来例えは磁気ディスクを回転駆動するようになされた
モータとしては、鉄心を固定するようになされた固定部
材上に配線基板を設けるようになされた構成のものが提
案されている（実開平１−５８２７８号公報）。

すなわち第４図に示すように、モータ１はフランジ形状
の固定部材３の平面中心部分に設けられた円筒形状の係
合部３Ａの内周面にベアリング４及び５を介して回転軸
６が回転自在に係合されている。

回転軸６には回転ハブ８が圧入又は接着によって固定さ
れ、当該回転ハブ８が回転軸６と一体に回転するように
なされている。

また珪素鋼板等の金属板を積層してなる鉄心１０及び配
線基板１３がスペーサ１１を介して一体に固定され、固
定部材３の保合部３Ａに嵌合された後、配線基板１３が
固定部材３の上側面３Ｂに接着剤等によって固着される
ことにより、鉄心ｌＯが固定部材３に固定される。

また鉄心１０においては表面に絶縁性の樹脂層が形成さ
れ、さらに導を線９が巻装されてコイル部を形成してお
り、回転ハブ８の内周面に固定された環状磁石１２が鉄
心１０に対向するように構成されていることによって磁
気回路が形成され、コイル部に駆動電流を導通すること
により、回転ハブ８を回転駆動するようになされている
。

Ｄ発明が解決しようとする問題点 ここで固定部材３の上側面３Ｂ上に固着された配ＬＡ基
板１３においては、入力端にリード線１４がはんだ等に
よって接続され、当該リード線１４は固定部材３に穿設
された導入孔３Ｃを介して外部に設けられた駆動電流源
（図示せず）に接続されている。

従って配線基板１３はリード線１４を介して駆動電流源
から駆動電流を入力すると共に、当該駆動電流を出力端
に接続された導電線端９Ａを介して導電線９でなるコイ
ル部に供給するようになされている。

ところが配線基板１３は固定部材３上に設けられている
ことにより、固定部材３の上側面３Ｂから鉄心１０まで
の間隔が広くなって、この分モータ１の厚みが厚くなり
、磁気ディスク装置を薄型化し得ない問題があった。

さらに配線基板１３はスペーサ１１を介して鉄心１０に
一体に固定された部品を形成していることにより、当該
部品を固定部材３上に固定する組立て工程において、配
線基板１３が折れ曲がるなどして、配線基板１３に接続
された導電線端９Ａが断線する等の問題があった。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な構
成によって配線基板１３を変形させないようにし得ると
共に全体として一段と薄型化し得るモータを提案しよう
とするものである。

Ｅ＠題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、固定部
材２２上に鉄心１０を固定した固定部と、固定部に対し
て回転するようになされた回転部８とを有するモータに
おいて、鉄心１０の一部に配線基板２３を備えるように
する。

１作用 鉄心ＩＯの一部に配線基板２３を設けたことにより、組
立て工程上配線基板２３が変形することを防止し得ると
共に、鉄心１０及び固定部材２２の間隔を狭くできるこ
とにより、モータ２０を全体として一段と薄型化し得る
。

Ｇ実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。

第４図との対応部分に同一符号を付して示す第１図にお
いて、モータ２０は固定部材２２の上側面２２Ｂに鉄心
１０を固定するようになされた鉄心固定部２２Ｄが突設
され、当該鉄心固定部２２Ｄには、円筒形状の保合部２
２Ａの外周面に嵌合された鉄心１０が固定されるように
なされている。

２３が接着剤等によって固着されている。

従って配線基板２３を固着した状態で鉄心１０を係合部
２２Ａに嵌合することにより、配線基板２３を介して鉄
心１０が鉄心固定部２２Ｄに固定される。

また配線基板２３の表面に形成された配線パターンの入
力端にリード線１４が接続され、当該リード［１４の一
端が導入孔２２Ｃを介して外部に設けられた駆動電流源
（図示せず）に接続されることにより駆動電流を入力す
るようになされている。

従って配線基板２３は入力された駆動電流を、当該配線
基板２３の表面に形成された配線パターンの出力端に接
続されている導電線端９Ａを介して導電線９に送出し、
これにより回転ハブ８が回舵駆動される。

以上の構成において、組立て工程上配線基板２３は鉄心
１００表面に固着された状態で固定部材２２の鉄心固定
部２２Ｄに固着される。

従ってこのとき配線基板２３が鉄心１０によって補強さ
れた状態となることにより、当該配線基板２３に折れ曲
がり等の変形が生じないようになされている。

また鉄心１０の表面に固着された配線基板２３の厚みは
、鉄心１０に巻装された導電線９の巻装高さより薄く形
成されており、鉄心１０に巻装された導電線９及び固定
部材２２の上側面２２Ｂの間隔が一段と狭く構成される
。

従って鉄心１０及び固定部材２２の間隔を一段と狭く構
成できる。

従って以上の構成によれば、鉄心１０の表面に配線基板
２３を固着するようにしたことにより、組立て工程上配
線基板２３の変形を防止し得ると共に、モータ２０を全
体として一段と薄型にし得る。

因に固定部材２２の上側面２２Ｂに鉄心固定部２２Ｄを
突設するようにしたことにより、スペーサ１１（第４図
）を用いることなく鉄心１０を固定し得、これにより部
品点数を削減して一段と簡易な構成にし得る。

また配線基板２３を鉄心１０の表面上に直接固着するよ
うにしたことにより、従来のようにスペーサ１１を介し
て鉄心１０及び配線基板１３が一体部品として構成され
る場合に比して一段と簡易な構成にし得、これにより組
立て工程を一段と簡略化し得る。

なお上述の実施例においては、配線基板２３としてガラ
スエポキシ材を用いた場合について述べたが、本発明は
これに限らず、他の種々の材料によって形成された配線
基板を用いても良い。

この場合第３図に示すように、配線基板として金属材料
で基材を形成した金属基板３３を用いるようにすれば、
積層構造の鉄心１０を構成する金属板の一部を当該金属
基板３３で構成することができ、これによりモータ３０
を一段と簡易な構成にし得る。

また上述の実施例においては、鉄心１０の表面上に配線
基板２３を固着する方法として接着剤を用いた場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば鉄心１０
の表面を絶縁処理する樹脂ＪｉｌＯＡ（第２図）を配線
基板２３の周縁部まで形成することによって、当該樹脂
層１０Ａによって配線基板２３を固定する等、他の方法
を適用し得る。

また上述の実施例においては、駆動電流を人力するよう
になされた配線基板２３を装着する場合について述べた
が、配線基板はこれに限らず、例えば回転ハブ８の回転
位置検出を行う際に、検出信号を入出力するようになさ
れた配線基板等、他の種々の配線基板を装着する際に広
く適用し得る。

さらに上述の実施例においては、本発明を磁気ディスク
回転駆動用のモータに適用した場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、他の種々のモータに広く適用し
得る。

Ｈ発明の効果 上述のように本発明によれば、配線基板を鉄心の表面に
設けるようにしたことにより、構成を簡易化して組立て
工程を簡略化し得ると共に、−段と薄型のモータを実現
し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるモータの一実施例を示す路線的断
面図、第２図は配線基板の実装例を示す斜視図、第３図
は他の実施例を示す路線的断面図、第４図は従来例を示
す路線的断面図である。 １．２０．３０・・・・・・モータ、３．２２．３２・
・・・・・固定部材、６・・・・・・回転軸、８・・・
・・・回転ハブ、１０・・・・・・鉄心、１２・・・・
・・環状磁石、１３．２３・・・・・・配線基板、３３
・・・・・・金属基板。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　固定部材上に鉄心を固定した固定部と、上記固定部に
   対して回転するようになされた回転部とを有するモータ
   において、 上記鉄心の一部に配線基板を具えた ことを特徴とするモータ。