JPH0389638A - 構内メッセージ通信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は通信占有時間の短縮が可能な構内メツセージ通
信システムに関する。

（従来の技術） 第４図は構内メツセージ通信システムの構成図である。

同図に示すように、１は構内メツセージ通信システム、
２Ａ、２Ｂはメツセージの送受信機能を有する複数の子
機、３Ａ〜３Ｄは子機２Ａ、２Ｂとの間でメツセージの
送受信機能を有する複数の親機であり、親機３Ａは子機
２Ａからのメツセージを受信する状態を示し、親機３Ｃ
は子機２Ｂに対しメツセージを送信する状態を示す。４
は複数の親機３Ａ〜３Ｄとそれぞれ接続する中継回線、
５は中継回１４に接続した複数の！１Ｉｉ３Ａ〜３Ｄを
それぞれ回線制御する回線制ａ機である。そしてこの構
内メツセージ通信システム１はＭｉ３Ａ〜３Ｄと中継回
線４を介してページャＡ、Ｂがもつ子１２Ａ、２Ｂ相互
間の双方向メツセージ伝送を光信号を用いて行なう。６
〜９は部屋である。

さて、上記の親機３Ａ〜３Ｄはメツセージ（送信データ
〉を所定の回数再送する。また上記の子機２Ａ、２Ｂは
受信したメツセージ（受信データ）をアベレージング（
平均値化）し受信品質が向上した良質のメツセージを得
る平均値処理手段と、受信品質を判定する判定手段とを
備え、平均値化されたメツセージの受信品質が少なくと
もデータエラーを起こさないレベルに達したと上記の判
定手段で判定されると、その平均値化処理手段の動作を
途中で停止させて受信品質が高いメツセージを受信して
いた。

この例としては本出願人が先に提案した特願昭６３−５
４４３号「無線ベージングシステム」がある。

（発明が解決しようとする課題〉 上述した従来の構内メツセージ通信システムは子機２Ａ
、２Ｂには送受信時間の短縮、動作時間の短縮等の利点
があるものの、親ｔ１３Ａ〜３Ｄは子１１２Ａ、２Ｂが
受信を終了したにも拘らず、所定の回数メツセージを送
信し続ける（再送する）から、親機３Ａ〜３Ｄの送信時
間の短縮は望めないという欠点があった。

（課題を解決するための手段） 上述した課題を解決するために、本発明は下記の構成に
なる構内メツセージ通信システムを提供する。

送信データを所定の回数再送する再送手段を有し、親機
との間でメツセージの送受信を行なう複数の子機と、 この子機から送信される前記送信データを受信して得た
受信データを平均値化する平均値処理手段と、前記受信
データの受信品質を判定しこの受信品質が所定のレベル
に達した場合、前記平均値処理手段の動作を停止させる
判定手段とを有し、前記複数の子機との間でメツセージ
の送受信を行なう複数の親機と、 前記複数の￥ＱＩｉｌに接続される中継回線と、前記中
継回線に接続された前記複数の１１機を制御する回線制
御機とを有し、 前記親機及び前記中継線を介して前記子機相互間の双方
向メツセージ伝送を行なう構内メツセージ通信システム
において、 前記受信データの受信品質が所定のレベルに達したと前
記親機の前記判定手段が判断した場合、前記親機から前
記子機に対して送信停止命令を発し、前記子機の前記再
送手段による前記送信データの再送を停止させるよう構
成したことを特徴とする構内メツセージ通信システム。

〈実施例〉 以下、本発明になる構内メツセージ通信システムを第１
図〜第３図に沿って説明する。前述したものと同一構成
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。

第１図は本発明になる構内メツセージ通信システムの要
部である１１機及び子機の一実施例ブロック構成図、第
２図（Ａ）、（Ｂ）は親機から出力される連続再送デー
タを示す図、第３図はアベレージング処理回路の一実施
例構成図である。

本発明になる構内メツセージ通信システムは、後述する
ように、上記した子機２Ａ、２Ｂを子機１０Ａ、１０Ｂ
に置換し、また上記した親機３Ａ〜３Ｄを親ｔａ１１Ａ
〜１１Ｄに置換したものであり、これ以外は旬述したの
と同様のものを用いる。

第１図において、１０　（ＩＯＡ、１０Ｂ）は子機、１
１（１１Ａ〜１１Ｄ）は親機である。

子機１０はキーボード１２．送出データ生成器１３、連
続再送データ発生器（再送手段）１４゜変調回路１５．
送信回路１６．受信回路１７．復調回路１８．メツセー
ジ解読回路１９１表示駆動回路２０９表示器２１．ＩＤ
コード判別回路２２゜ブザー駆動回路２３．ブザー２４
．データ比較回路２−５．データ記憶回路２６から構成
される。

１１１１１は受信回路２７．復調回路２８．アベレージ
ング処理回路（平均値処理手段＞２９．１り検出器（判
定手段）３０．データバッファ３１゜回線用送信回路３
２１回線用受信回路３３．変調回路３４．送信回路３５
とから構成される。

さて、子機１０Ａより親機１１Ａ、中継回線４゜ＩＳ！
機１１Ｇを介して、子１１１０Ｂへメツセージデータを
送る場合について説明する。

まず、子１１０Ａのキーボード１２を用いてページャＢ
の識別信号（ＩＤコード）とメツセージデータをインプ
ットする。キーボード入力は送出データ生成器１３に入
力され、送出データ生成器１３の出力として、第２図（
Ａ）に示す所定のパケットデータに変換された信号が生
成され、連続再送データ発生器１４．データ記憶回路２
６に入力される。

この連続再送データ発生器１４では上記のパケットデー
タを元に、第２図（８）に示す連続再送データが発生す
る。この連続再送データ発生器１４から送出される連続
再送データは、同図（Ｂ）に示すように、送信が開始さ
れることなどを示す例えば、１０ビツトのプリアンプル
に続き、１６ビツトからなる１０コード、１００ビツト
のメツセージ、誤り検出用のＣＲＣコードからなる周期
Ｔのデータブロックが１００回にわたって再送されるよ
うになっている。そして、この連続再送データは変調回
路１５により、例えば搬送波４００Ｍ　）＋２のＦＭ変
調波とされ、アンテナを含む送信回路１６を介して空中
に放射される。また上記のデータ記憶回路２６では上記
のパケットデータの一部のデータ例えばＩＤコードをメ
モリする。

つぎに、子１ｆｉ１０Ａの送信回路１６からの送信信号
は親機１１Ａのアンテナを備えた受信回路２７により受
信され、復調回路２８で復調された後、アベレージング
処理回路２９に入力され後述するアベレージングが行な
われる。

第３図はアベレージング処理回路２９の一実施例構成図
であって、入力端子３６に入力された復調回路２８から
の信号ｅ１は加算回路３７を経て１ブロツクデイレイ３
８で１ブロック分遅延して記憶され、その出力はスイッ
チ３９に与えられると共に、加算回路３７の他方側入力
にフィードバックされている。なお、１ブロツクデイレ
イ３８の出力は入力が加えられる以前にはＯレベルに設
定されている。信号ｅ１はレベル変換開始検知回路４０
にも入力されており、この回路の出力はスイッチ３９に
供給されこれを切り換え制御する。スイッチ３９の出力
側は１／ｎ乗算回路４１を経て復号器４２に与えられ、
出力端子４３から出力信号が取り出される。

したがって、受信されたデータブロックは前回のデータ
ブロックに加算して得た値が加算回数で除算されるため
、データの平均化がなされることになる。例えばｎ回の
アベレージングにより改善されるＳ／Ｎ比は情報理論に
基づき ３１００２　ｎ　（ｄＢ）であるから、再送回数ｎ＝１
００とすればＳ／Ｎ比は約２０ｄＢ改善され、サービス
エリアは約３倍に拡大することになる。

また、この実施例においてはアベレージング処理回路２
９の出力を受ける誤り検出器３０が設置すられており、
ここではデータ中のＣＲＣコードをチエツクする。この
チエツク結果、誤りがなくなった時点で誤り検出器３０
はアベレージングを停止する信号をアベレージング処理
回路２９に対して出力する。この信号によりアベレージ
ング処理回路２９の中ではレベル変換開始検知回路４０
が付勢され、データブロックごとの加算を中止してスイ
ッチ３９を切り換えて７ベレージング結果を取り出し、
これをデータバッファ３１に一旦記憶する。

この後、アベレージングされたデータはデータバッフ７
３１を介して変調回路３４により例えば搬送波４２０Ｍ
　）ｔ、のＦＭ変調波とされ、アンテナを含む送信回路
３５を介して空中に放射されると共に、データバッファ
３１は中継回線４が空いていることを確認し、中継向１
４に回線用送信回路３２を介シテ各１Ｉｔａ１１Ｂ〜１
１Ｄへ受信データを送出する。

ところで、中継回線４から伝送された伝送データに応じ
てｍ機１１Ｃはつぎのように作動する。

すなわち、中継向１ｉ１４より伝送されたデータは！［
１１Ｇの回線用受信回路３３により受信され、データバ
ッファ３１に蓄えられる。データバッファ３１は子１ｆ
ｌｌ　０Ｂからの受信がないことを確かめ、このデータ
を変調回路３４．送信回路３５を介して、空中に放射す
る。なお、Ｉ２１１１１Ｂ。

１１０はこの親機１１Ａと同様な動作を行なう。

親機１１Ｃの送信回路３５からの送信信号は子１ａ１０
Ｂのアンテナを備えた受信回路１７により受信され、復
調回路１８でＩｌｌされた後、メツセージ解読回路１９
および１０コード判別回路２２へそれぞれ入力される。

この１０コード判別回路２２ではアベレージングされた
信号のうち１０コード部分を選択的に取り出し、これと
その内部に設けられたＲＯＭに格納された１０コードと
比較する。この比較により両者が一致しているときはブ
ザー駆動回路２３によりブザー２４が鳴動され、ページ
ャＢにメツセージが送られたことを知らせる。また、Ｉ
Ｄコード判別回路２２からは駆動信号が表示駆動回路２
０に送られて表示器２１への表示を可能とする。メツセ
ージ解読回路１９で解読されたメツセージデータは表示
駆動回路２０へ送られて表示器２１にメツセージが表示
される。

一方、１［１１Ｇのサービスエリア内の子機１０Ｂ以外
の他の子機（図示せず）がこれを受信した場合、この他
の子機においては受信信号のＩＤコードの内容と格納さ
れたＩＤコードとが不一致となり、ＩＤコード判別回路
２２からはブザー駆動回路２３および表示駆動回路２０
に対して不一致信号が発生されるので、ブザー２４は＋
＠動せず、表示器２１への表示も行なわれない。

さてここで、親機１１Ａの送信回路３５から送信された
子１１１０Ａの送信を停止要求する予め定められた所定
のコードは子機１０Ａの受信回路１７により受信され、
復調回路１８により復調された後、データ比較回路２５
の一方の入力端子に入力される。この他方の入力端子に
はデータ記憶回路２６に記憶されているＩＤコードが供
給され、ここで両者のＩＤコードが比較され、両者が同
一であるときには３！統再送デ一タ発生器１４に送信停
止命令を送出する。これにより、連続再送データ発生器
１４からの３１続再送デ一タ発生は停止する。

ところで、上述した子機１０の他の構成としては、その
受信回路１７内に新たにキャリア検出回路を設け、例え
ば子＊ｉｏの送信回路１６からの人カデターの送信を開
始してから所定の回数再送を終える前に親機１１からの
送信をその受信回路１７で受信すると、この内部のキャ
リア検出回路が受信信号のキャリアを検出しくキャリア
センスし）、検出されたキャリアレベルが所定のレベル
に達したと判定された場合には、このキャリア検出回路
から連続再送データ発生器１４に再送停止命令を送出す
ることにより、子機１０からの送信を途中で停止するよ
う構成する。

この結果、上記のデータ比較回路２５およびデータ記憶
回路２６を省略しても、連続再送データ発生器１４の再
送を停止できる。

コウシテ、子１１１０ＡヨリｖＡＢ１１１　Ａ、中継回
［１４，親機１１Ｃを介して子８１１０Ｂへメツセージ
データを送ることができる。

（発明の効果） 上述したように、本発明になる構内メツセージ通信シス
テムは、親機には送受信時間の短縮や動作時間の短縮を
行なうことができ、子機は親機の受信状況に応じてその
再送回数を最小限とすることができるので子機の可動時
間を短縮できるからその寿命を伸ばすことができ、この
結果、通信占有時間の短縮が可能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる構内メツセージ通信システムの要
部である１１機及び子機の一実施例ブロック構成図、第
２図（Ａ）、（Ｂ）は親機から出力される連続再送デー
タを示す図、第３図はアベレージング処理回路の一実施
例構成図、第４図は構内メツセージ通信システムの構成
図である。 １・・・構内メツセージ通信システム、２Ａ、２８．１
０Ａ、１０Ｂ・・・子機、３Ａ〜３Ｄ、１１Ａ〜１１Ｄ
・・・親機、４・・・中継回線、５・・・回線料ｍ機、
１４・・・連続再送データ発生器（再送手段）、２９・
・・アベレージング処理回路（平均値処理手段）、３０
・・・誤り検出器（判定手段）、Ａ、Ｂ・・・ページャ
。 特　許　出願人　日本ビクター株式会社代表者　垣木　
邦夫 橿１ 第 第 図 図 （Ａ） 第 呻匍創乏４虹４−ｒｔら 呻鱒何４Ｒ４４へ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 送信データを所定の回数再送する再送手段を有し、親機
   との間でメッセージの送受信を行なう複数の子機と、 この子機から送信される前記送信データを受信して得た
   受信データを平均値化する平均値処理手段と、前記受信
   データの受信品質を判定しこの受信品質が所定のレベル
   に達した場合、前記平均値処理手段の動作を停止させる
   判定手段とを有し、前記複数の子機との間でメッセージ
   の送受信を行なう複数の親機と、 前記複数の親機に接続される中継回線と、 前記中継回線に接続された前記複数の親機を制御する回
   線制御機とを有し、 前記親機及び前記中継線を介して前記子機相互間の双方
   向メッセージ伝送を行なう構内メッセージ通信システム
   において、 前記受信データの受信品質が所定のレベルに達したと前
   記親機の前記判定手段が判断した場合、前記親機から前
   記子機に対して送信停止命令を発し、前記子機の前記再
   送手段による前記送信データの再送を停止させるよう構
   成したことを特徴とする構内メッセージ通信システム。