JPH0386655A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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Publication number
JPH0386655A
JPH0386655A JP1224171A JP22417189A JPH0386655A JP H0386655 A JPH0386655 A JP H0386655A JP 1224171 A JP1224171 A JP 1224171A JP 22417189 A JP22417189 A JP 22417189A JP H0386655 A JPH0386655 A JP H0386655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error angle
pivot shaft
wiper
pivot
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1224171A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Saeki
壮一 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP1224171A priority Critical patent/JPH0386655A/ja
Publication of JPH0386655A publication Critical patent/JPH0386655A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等の乗物のガラス窓を払拭するワイパ
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種ワイパ装置においては、ワイパモータユニ
ットの出力軸であるクランク軸の旋回運動をリンク機構
により往復回転(角)運動に変換して、第5図に示すよ
うに、ワイパブレード21にA点−B点間の角αにわた
り、往復払拭運動を行わせるようになっている。
一方、窓ガラス(フロントガラス)22の法線とワイパ
ブレード21の中心線との威す角度θをエラーアングル
(Error  Angle)と呼び、これは、車輌の
フロントガラスが通常3次元曲面形状であるために、第
6図(1)、(2)に示すように、払拭位置(ワイパブ
レードの位置)によって変化する。ここでは、エラーア
ングルθは、ワイパブレードの進行方向(第5図ないし
第6図の矢印C方向)と同じ方向にブレードの頂点が傾
く方向を正(+)、逆を(−)とする。
エラーアングルθは、通常、ワイパブレード21が第5
図のA点−B点間で往復払拭運動をする際に第7図に示
すように変化する。即ち、エラーアングルθ=Oの時、
ワイパブレード21とフロントガラス22は直角となり
〔第6図(1)参照〕、払拭往き行程(B点→A点間)
ではその前半でエラーアングルθが正〔第6図(2)参
照〕。
後半でエラーアングルθが負となり、逆に、払拭戻り行
程(A点→B点間)では、その前半でエラーアングルθ
が負、後半でエラーアングルθが正となるよう設計され
ている。これは、ワイパブレード21の反転時に、摩擦
による抵抗を減少せしめて反転しやすくするためである
〔発明が解決しようとする課題〕 上述したように、払拭行程での反転時1例えば第5図の
A点ではエラーアングルは第7図に示す角度−θ1をと
るよう設計されるが、実際には、ラバーブレード(ブレ
ードゴム)23とガラス面との摩擦抵抗のため反転の瞬
間には、第8図に示すような状態となる。このため、反
転後、動き始める瞬間にラバーブレード23は第9図に
矢印りで示す部分がワイパブレード21と接触すること
があり、この傾向はラバーブレード23が古くなればな
るほど顕著となり、騒音(不快音)が発生するという不
都合があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに、払拭行程の反転時における不快音の発生を有
効に低減せしめることができるとともに、取付けの自由
度を増大することが可能なワイパ装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、ワイパモータユニットのクランク軸の旋回
運動をリンク機構により往復角運動に変換してワイパア
ームに装備されたワイパブレードに往復払拭運動を行わ
せるようになっている。この内、リンク機構とワイパア
ームとの間に、エラーアングル可変機構を介装している
。そして、このエラーアングル可変機構が、車体に固定
されたピボットハウジングに回転自在に装備され且つ一
端がリンク機構に連結された第1のピボットシャフトと
、当該第1のピボットシャフトの他端に対して傾動自在
に且つ回転力伝達可能に一端が連結され、且つ他端が前
記ワイパアームに連結された第2のピボットシャフトと
、この第2のピボットシャフトに一体的に装備された円
盤状で且つ両方の面が所定の凹凸形状に形成されたエラ
ーアングル補正板と、このエラーアングル補正板をガイ
ドするガイド手段とを備えているという構成を採ってい
る。これによって、前述した目的を達成しようとするも
のである。
〔発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。
この実施例は、図示しないワイパモータユニットのクラ
ンク軸の旋回運動をリンク機構により往復角運動に変換
して図示しないワイパアームに装備されたワイパブレー
ドに往復払拭運動を行わせる構造のワイパ装置である。
この内、リンク機構とワイパアームとの間に、エラーア
ングル可変機構が介装されている。
第1図は、このエラーアングル可変機構の構成を示すも
のである。即ち、このエラーアングル可変機構1は、円
柱状に形成されたピボットハウジング2と、このピボッ
トハウジング2に回転自在に装備され且つ一端(第1図
の下@)がリンク機構の一部を成すリンク部材11に連
結された第1のピボットシャフト3と、この第1のピボ
ットシャフト3の他端(第1図の上端)に対して傾動自
在に且つ回転力伝達可能に一端(第1図の下端)が連結
された第2のピボットシャフト4とを備えている。
これを更に詳述すると、ピボットハウジング2は、実際
には、図示しない車体のカウル部に固定されて使用され
る。このピボットハウジング2の中央部には、底面部近
傍に形成された断面円形の第1の凹部2a、この第1の
凹部2aに連続して同心状に形成された幾分大きな直径
を有する第2の凹部2b、及びこの第2の凹部2bに連
続して同心状に形成され且つ外部に向かうに伴って直径
が大きくなる円錐状の第3の凹部2Cとが設けられてい
る。このピボットハウジング2の底面には軸受け2dが
形成されている。
前記第1のピボットシャフト3は、小径部3aとこれに
連続するテーバ部3bと大径部3Cとから戒る。この大
径部3Cがピボットハウジング2の軸受け2dに回転自
在に装備されている。この第1のピボットシャフト3の
小径部3aには、第2のピボットシャフト4の一端の大
径部4aに形成された断面円形の凹部4bが遊嵌され、
ピン5により当該筒1のピボットシャフト3に連結され
ている。即ち、第2のピボットシャフト4の大径部4a
には、第2図に示すようにU字状の切り欠き4Cが形成
され、ここでは図示していないがこの切り欠き4Cは同
図の反対側にも形成されている。そして、第1のピボッ
トシャフト3の小径部を貫通し且つその両端が幾分外部
に突出したピン5にこの切り欠き4Cが係合した状態で
第2のピボットシャフト4が第1のピボットシャフト3
に連結されている。そして、第2のピボットシャフト4
の大径部4aは、前述した第1の凹部2aに遊嵌されて
いる。
第2のピボットシャフト4は、大径部4aに連続するテ
ーパ部4dを介して小径部4eが形成されている。この
小径部4eの先端には、ワイパアームがネジ止めされる
ようになっている。第1図において、符号4fはワイパ
アーム回転防止用の凹凸を示す。また、この第2のピボ
ットシャフト4の小径部4eには、円盤状で且つ両方の
面が第3図ないし第4図に示すような凹凸形状に形成さ
れたエラーアングル補正板6が同心状に且つ一体的に取
付けられている。このエラーアングル補正板6は、第1
図に示すように、前述した第2の凹部2bに一定のクリ
アランスを介して収納装備されている。
この一方、ピボットハウジング2の第2の凹部2b側に
は、エラーアングル補正板6に当接した状態で、このエ
ラーアングル補正板6をガイドするガイド手段としての
ローラ(ベアリング)7が第3図ないし第4図に示すよ
うエラーアングル補正板6の円周を略4分割する位置に
それぞれ配設されている。このため、本実施例では、第
4図に示すように、エラーアングル補正板6が図の矢印
E方向(第3図の上方より見て時計回りの方向)に回転
すると、ローラの位置が固定されているため、工与−ア
ングル補正板60表・裏面の形状に応じて第2のピボッ
トシャフト4がピン5を中心として第3図の矢印F方向
に回動し、これと反対の方向へエラーアングル補正板6
が回転すれば、第2のピボットシャフト4がピン5を中
心として第3図の矢印Fと反対の方向に回動するように
なっている。第4図において、符号6aで示す横線部は
凸部(上面が上に出っ張り、下面が凹んでいる)を示し
、符号6bで示す縦線部は凹部(上面が凹み、下面が下
に出っ張っている)を示す。
第2のピボットシャフト4とピボットハウジング2の第
3の凹部2cとの間の隙間の部分は、実際には、車体の
カウルに取付は後、フレキシブルなゴム製グロメット等
でシールされる。
以上のように構成された本実施例によると、図示しない
ワイパモータユニットのクランク軸の旋回運動がリンク
機構を介してリンク部材11の往復角運動に変換され、
この往復角運動により第1のピボットシャフト3が往復
回動運動をする。
そして、この第1のピボットシャフト3とともに第2の
ピボットシャフト4が往復回動運動をするが、前述した
ようにローラフの位置が固定されているため、エラーア
ングル補正板6の表・裏面の形状に応じて第2のピボッ
トシャフト4が第3図に示すようにピンを中心として回
動する。
このため、エラーアングル補正板6を、例えば。
理想的なエラーアングルを考慮した形状にしておけば、
ワイパブレードの払拭行程の任意の位置でその位置に応
じたエラーアングルを設定することが可能である。
即ち、ローラ7の数やエラーアングル補正板6の表裏面
の凹凸形状(山、溝の数等)は任意に設定できるので、
あらゆるタイプのガラスのあらゆる払拭位置においても
理想的なエラーアングルを設定することが可能となり、
従来問題となっていた払拭行程の反転時のラバーブレー
ドの接触を有効に回避できるので、騒音(不快音)の低
減及払拭性能の向上を図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成され機能するので、これによ
ると、ガイド手段を、例えば、上記実施例のようにその
位置が固定されたベアリング等で構成すれば、ワイパモ
ータユニットのクランク軸の旋回運動によりリンク機構
を介して第1.第2のピボットシャフトが往復回動する
に伴い、第2のピボットシャフトをエラーアングル補正
板の表・裏面の形状に応じて起伏回動せしめることがで
き、これにより第2のピボットシャフト4の他端に連結
されたワイパアームに装備されたワイパブレードのエラ
ーアングルを変化せしめることができ、払拭行程の反転
時におけるラバーブレードとワイパブレードの接触を回
避して不快音の発生を有効に低減せしめることができ、
エラーアングル補正板の表・裏面の形状を変えることに
よりガラス形状に応じて且つ払拭行程の任意の位置で理
想に近いエラーアングルを設定することができ、これに
より取付けの自由度を増大せしめることができるという
従来にない優れたワイパ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の主要部の構成を示す断面図
、第2図は第1図の第1.第2のピボットシャフト及び
エラーアングル補正板の外観を示す斜視図、第3図は第
1図の動作説明図、第4図は第3図のエラーアングル補
正板を上方から見た凹凸形状を示す説明図、第5図ない
し第9図は従来例を示す説明図であり、この内筒5図は
フロントガラス上のワイパブレードの払拭角運動の範囲
を示す説明図、第6図(1)、(2)はエラーアングル
の例を示す説明図、第7図はブレード払拭位置に対する
エラーアングルの変化を示す線図、第8図ないし第9図
は従来例における不都合を説明するための図である。 1・・・・・・エラーアングル可変機構、2・・・・・
・ピボットハウジング、3・・・・・・第1のピボット
シャフト、4・・・・・・第2のピボットシャフト、6
・・・・・・エラーアングル補正板、7・・・・・・ガ
イド手段としてのローラ、11・・・・・・リンク機構
の一部を威すリンク部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ワイパモータユニットのクランク軸の旋回運動
    をリンク機構により往復角運動に変換してワイパアーム
    に装備されたワイパブレードに往復払拭運動を行わせる
    構造のワイパ装置において、前記リンク機構とワイパア
    ームとの間に、エラーアングル可変機構を介装し、 当該エラーアングル可変機構が、車体に固定されたピボ
    ットハウジングに回転自在に装備され且つ一端が前記リ
    ンク機構に連結された第1のピボットシャフトと、当該
    第1のピボットシャフトの他端に対して傾動自在に且つ
    回転力伝達可能に一端が連結され、且つ他端が前記ワイ
    パアームに連結された第2のピボットシャフトと、この
    第2のピボットシャフトに一体的に装備された円盤状で
    且つ両方の面が所定の凹凸形状に形成されたエラーアン
    グル補正板と、このエラーアングル補正板をガイドする
    ガイド手段とを備えていることを特徴としたワイパ装置
JP1224171A 1989-08-30 1989-08-30 ワイパ装置 Pending JPH0386655A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1224171A JPH0386655A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 ワイパ装置

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JP1224171A JPH0386655A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 ワイパ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0386655A true JPH0386655A (ja) 1991-04-11

Family

ID=16809645

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1224171A Pending JPH0386655A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 ワイパ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0386655A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6129040A (en) * 1997-09-05 2000-10-10 Esec Sa Semi-conductor mounting apparatus for applying adhesive to a substrate
JP2008236811A (ja) * 1996-04-26 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corp 携帯端末

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JP2008236811A (ja) * 1996-04-26 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corp 携帯端末
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