JPH038416Y2 - - Google Patents

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JPH038416Y2
JPH038416Y2 JP19742584U JP19742584U JPH038416Y2 JP H038416 Y2 JPH038416 Y2 JP H038416Y2 JP 19742584 U JP19742584 U JP 19742584U JP 19742584 U JP19742584 U JP 19742584U JP H038416 Y2 JPH038416 Y2 JP H038416Y2
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heat
sheet
shrinkable
shrinkable sheet
protrusion
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JP19742584U
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、各種管体や電線、ケーブル等の接
続部分に対して防食や保護のために用いる熱収縮
性シートに関するものである。
〈従来の技術〉 各種管路や電線、ケーブル等の接続部を防食又
は保護する必要があり、このため熱収縮チユーブ
を用い、接続部を覆うことが行なわれているが、
熱収縮チユーブを使用する場合、管や電線、ケー
ブルを接続する前に予めこれらに挿入しておかな
ければならない。
ところで、管路や電線、ケーブルにおいては、
接続後に生じた事故等によりチユーブを被せた
り、破損部を補修する必要が起るが、上記のよう
な熱収縮性チユーブはこのような部分に使うこと
ができないため、巻付方式の熱収縮性シートが必
要になる。
従来の巻付式熱収縮性シートとしては、第6図
と第7図に示すように、短形状に形成した熱収縮
性シート1の両側縁に突起2を設け、シート1を
管等の被着体aに巻回した後、両側の突起2にチ
ヤンネル材3を嵌合して巻回状態を固定化するよ
うにしたものや、第8図に示す如く、短形状の熱
収縮性シート1を被着体aに巻付け、このシート
1の両側を熱接着性のパツチ材4で止めるように
したものがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、前者の熱収縮性シートは、形状が複
雑なため、製造コストが高くつき、しかも突起2
を設けた両側部分の加熱が充分にされず、収縮が
不均一となり、更に電線やケーブルに施工したと
き、チヤンネル3があるため柔軟性に劣り、電線
やケーブルの曲りを許容することができないとい
う問題がある。
また、後者のものは熱収縮性シート1の側縁全
長を予めパツチ材料4で固定しなければならない
ので、特に管や電線、ケーブルが小口径の場合に
パツチ材の取付けが容易ではなく、作業が困難で
あるという問題がある。
この考案は、上記のような問題を解決するため
になされたものであり、接続後の管路や電線、ケ
ーブル等に対して簡単な作業で巻付け施工でき、
しかも突起物がなく外観がスツキリ仕上がる熱収
縮性シートを提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記のような問題点を解決するため、この考案
は熱収縮性シートの収縮方向に位置する一方の端
部にV字状の突出部を形成し、この突出部の先鋭
端部を、外側にして巻付けたときの固定部分とし
たものである。
〈作用〉 配管や電線、ケーブル等の被着体の接続部に熱
収縮性シートを一方の端部に設けた突出部が外側
になるよう巻付け、この突出部の先鋭端を適宜の
手段で固定化し、この後ガスバーナなどで加熱し
て収縮させ、被着体を密着被覆する。
〈実施例〉 以下、この考案の実施例を添付図面の第1図な
いし第5図にもとづいて説明する。
第1図と第2図はこの考案の第1の例を示して
おり、短形状熱収縮性シート11の収縮方向に位
置する一方端部に、V字状の突出部12を連成
し、突出部12は先鋭端Aと傾斜辺縁が短形部の
側縁と交差するコーナB,Cが先鋭端Aを頂点と
する三角形をなし、突出部12の先鋭端Aの部分
及びコーナB,Cを結ぶ線上の中央部とに、掛脱
自在となる一対のボタン13,14を取付けて形
成されている。
この考案の第1の例は上記のような構造であ
り、使用の方法を説明すると、先ず熱収縮性シー
ト11を管や電線、ケーブル等の被着体aへ、こ
のシート11の端部D,E側より巻付け、突出部
12の先鋭端Aに取付けてあるボタン13を、す
でに巻付けたシート表面のボタン14に結合す
る。
次に、プロパンガスバーナ等を用い、巻回した
熱収縮性シート11を外周から加熱して収縮させ
れば、被着体aの外周を密着被覆することができ
る。
第3図に示す第2の例は、被着体aに巻回した
熱収縮性テープ11の突出部12における先鋭端
Aの固定手段にバンド15を用い、バンド15の
両端をクリツプやホツチキスの針16で固定する
ようにしたものであり、このときバンド15は熱
収縮性のものを使用するのが好ましい。
なお、熱収縮性テープ11の突出部12におけ
る先鋭端Aの固定手段は、上記のようなボタン方
式やバンドのほか、加熱時にずれが起らない方式
であればよく、例えば粘着テープ等の使用も可能
である。
第4図と第5図に示す第3の例は、熱収縮性シ
ート11に連成した突出部12の突出量を長くし
て先鋭端Aを鋭角に形成し、被着体aに対する巻
付け時に中央部の巻厚が厚くなるようにしたもの
である。
実施例 1 2倍に延伸された厚み0.5mmの架橋ポリエチレ
ンシートを第1図において、先鋭端と交点間A−
B、A−Cを320mm、交点とコーナ間B−D、C
−Eを350mm、幅B−C、D−Eを400mmに切断
し、先鋭端Aと交点B−C間の位置とにボタンを
取付けた。
このシートを65mmφの管に巻付け、ボタンを結
合した状態で外周面からガスバーナで加熱し、収
縮した熱収縮性シートは管の外周に密着し、加熱
後の外端縁のずれは、両端縁部で7mmであつた。
実施例 2 2倍に延伸した厚み0.3mmの架橋ポリエチレン
シートを、第1図においてA−B、A−C230mm、
B−D、C−E230mm、幅B−C、D−E400mm、
に切断し、同一材料のシートで収縮方向に160mm、
幅20mmのバンドを製作した。
このシートを外径21mmのポリエチレンケーブル
に、内径が35mmφとなるよう巻付け、中央部に第
3図で示した如くバンドを巻付け、バンドの両端
を針で固定化した状態でガスバーナにて加熱した
ら、熱収縮性シートはケーブルに密着した。
実施例 3 2倍延伸した架橋ポリエチレンシートを用い、
第4図で示したように、突出部の長いシートを形
成し、先鋭端とこの先鋭端を通る軸線上とに一対
のボタンを取付け、これをケーブルの接続部に巻
付けて加熱収縮させた。
この熱収縮性シートでは、両端部が収縮してシ
ートの厚みが増加するが、中央部ではあまり増加
しない。
しかし、中央部の巻き数が多くなり肉厚の大き
いものが得られる。
なお、何れの実施例においても、熱収縮性シー
トの内面側に接着剤を塗布して使用するようにす
ることは当然可能である。
〈効果〉 以上のように、この考案によると、熱収縮性シ
ートの収縮方向の一方端部に先鋭状の突出部を設
け、この突出部を巻付け時外側にして先鋭端を固
定化するようにしたので、被着体に巻付け、先鋭
端を止めるだけでよく、被着体aに対する被覆の
施工作業が非常に簡単になり、全周面を均一に加
熱処理することができる。
また、熱収縮性シートを被着体の寸法に合せて
切断するだけでよいので加工が簡単で低コストで
あり、しかも巻付け施工後においては、外周に突
起物がなく、外観がスツキリと仕上りどの角度に
対しても柔軟性がある。
さらに、被着体に対して巻付けるだけでよいの
で、熱収縮チユーブを挿入できない配管や電線、
ケーブル等の接続部の防食、保護あるいは補強材
として極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る熱収縮性シートの第1
の例を示す平面図、第2図同上の使用状態を示す
斜視図、第3図は同第2の例を示す使用状態の斜
視図、第4図は同第3の例を示す平面図、第5図
は同上の使用状態を示す斜視図、第6図は従来の
熱収縮性シートを示す斜視図、第7図は同上の使
用状態を示す正面図、第8図は従来の他の例を示
す斜視図である。 11……熱収縮シート、12……突出部、1
3,14……ボタン、15……バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱収縮性シートの収縮方向に位置する一方の端
    部にV字状の突出部を形成し、この突出部の先鋭
    端部を外側にして巻付けたときの固定部分とした
    熱収縮性シート。
JP19742584U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH038416Y2 (ja)

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JP19742584U JPH038416Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JP19742584U JPH038416Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JPS61115615U JPS61115615U (ja) 1986-07-22
JPH038416Y2 true JPH038416Y2 (ja) 1991-03-01

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JP2016179616A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社関電工 熱収縮機能を有するシートの被覆方法

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JPS61115615U (ja) 1986-07-22

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