JPH0383757A

JPH0383757A - 用紙補充装置

Info

Publication number: JPH0383757A
Application number: JP21866689A
Authority: JP
Inventors: Mitsuki Endo; 遠藤　光樹; Masaaki Aida; 相田　正秋; Susumu Wakuta; 涌田　享
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1989-08-28
Filing date: 1989-08-28
Publication date: 1991-04-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、連続して供給されるロール紙に印字を含む処
理を行う処理装置に対してロール紙を補充する用紙補充
装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の上記装置は、例えば第６図に示すように、用紙収
納部３からロール紙１が搬送ローラ６および２０を介し
て供給され、印字部７により取引内容に関する印字を行
い、取外し可能な巻取スプール１１により巻取られる。

また、顧客の都合により用紙を途中で切断する場合は、
印字部７と巻取スプール１１の間にある用紙切断機構１
５により切断される。通常は、この場合用紙収納部３に
収納されるロール紙は１個だけである。

〔発明が解決しようとする課題〕上記従来技術は、処理装置の取扱量の増加に伴う用紙容
量増加もしくは用紙補充に十分対応できないだけでなく
、ロール紙ｌを使い終る時期には、処理装置の運用時間
内であっても、必ず装置を一時的に停止させて、係員が
用紙を補充しなければならず、連続運転処理ができない
という問題点があった。また、従来技術では印字部の用
紙の切断機構は印字部７と用紙巻取スプール１１間に設
けられているので、印字部用紙を途中で切断してしまう
という問題点もあった。

本発明は、処理装置に装填するロール紙の容量増加と、
処理装置の運用時間内の一時的停止をなくし、処理装置
の連続運転を可能にすると共に、ロール紙の切断の際に
特別な注意を要しない印字機構と切断機構を備えた構成
の用紙巻取装置を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的は、複数個のロール紙を保留する用紙収納部
と、用紙収納部から繰り出されたロール紙を処理する処
理部と、処理後の用紙を連続状態で保存する複数の保存
部と、保存部に用紙を誘導する切換えゲート部と、各動
作を制御する制御部を備え、先頭位置にあるロール紙の
自動頭出し手段を有する用紙補充装置、または、正逆回
転し、かつロール紙装填可能な第１スプールおよび第２
スプールと、前記処理部と、補充用ロール紙を支持する
用紙収納部と、第１スプールから繰り出し、処理部を経
て第２スプールに巻取ったロール紙を第１スプールに巻
戻した後、補充用ロール紙が処理部を経て第１スプール
に巻取られるように制御動作を行う制御部とを有する用
紙補充装置によって遠戚される。

〔作用］複数の用紙収納部から繰出される先頭位置にあるロール
紙は、自動的に頭出しされ処理部に搬送され、該処理部
において所定の処理をなされたのち、保存部に連続状態
のまま保存される。次いで、用紙収納部からは次のロー
ル紙が同様に頭出しされて搬送路へ導かれ前記と同様に
処理され、処理装置の連続運用が可能である。また２つ
の正逆回転可能なスプール軸と用紙収納部を有する用紙
補充装置についても同様の作用効果が得られ、ロール紙
の補充に際して処理装置の運用を停止することがない。

〔実施例〕

以下、本発明に係る用紙補充装置の一実施例を第１図お
よび第２図により説明する。第１図は、ロール紙ｌ、２
．２１を用紙収納部３に収納した状態から先頭位置にあ
るロール紙ｌが用紙巻取スプール１１に巻取られる初期
の状態を示し、第２図は、第１図におけるロール紙１が
印字部７により印字処理され、用紙巻取スプール１１に
全て巻取られたのち、ロール紙２がロール紙ｌに代って
用紙巻取スプール１２に巻取られる初期の状態を示す。

実施例では、ロール紙１に対する処理部は印字部７を代
表的に示したが、本発明は印字処理のみに限定されない
ので、請求項１および請求項２には処理部として記載さ
れている。

第１図において、ロール紙１は用紙収納部３がら繰出し
ローラ５により搬送路に従って繰出される。このとき、
ロール紙１は繰出しローラ５と用紙ガイド４の尖端部で
支持されている。ロール紙ｌの巻中心○を通る鉛直線Ｖ
−■は、ロール紙ｌと繰出しローラ５および用紙ガイド
４との両接点Ｐ、Ｑを結ぶ線分ＰＱ上の点Ｒと交わるよ
うに構成されており、しかもロール紙１の外周は用紙ガ
イド４．２２．２３により規制されるでいるから、ロー
ル紙１の末端が円周のどの位置にあっても頭出しができ
る。

搬送路へ繰出されたロール紙ｌは搬送ローラ６により印
字部７へ搬送され、スプール切換ゲート８および用紙ガ
イド９により、用紙巻取スプールｌｌまで導かれると共
に巻取られる。また、印字部７により取引内容とカード
のエンボスイメージ印字がロール紙１上になされ、ロー
ル紙ｌが用紙収納部３から繰出しローラ５と搬送ローラ
６を介して繰出され、用紙巻取スプール１１の回転によ
り順次巻取られる。前記印字と巻取動作は連続的になさ
れ、ロール紙１が用紙巻取スプール１１に全て巻取られ
ると、第２図に示すように、補充用紙ストッパを兼ねた
用紙ガイド２２．２３が開放される。このとき用紙収納
部３の底面は斜面となっているので、ロール紙２は転動
しロール紙１のあとに補充される。次いで用紙ガイド２
２．２３は閉じ、第１図の状態に戻り、ロール紙２は頭
出しされ用紙切換ゲート８によりロール紙１とは別の用
紙巻取スプール１２へ導かれ巻取られる。

次に、ロール紙２が巻取スプール１２に全て巻取られる
までの間に、新しいロール紙２１を用紙収納部３へ装填
し、用紙巻取スプール１１に巻取られたロール紙ｌを取
外すことにより、用紙巻取スプール１１は空の状態とな
り、ロール紙２が用紙巻取スプール１２に全て巻取られ
た後も、上記と同様の操作により、用紙巻取スプール１
１を利用して処理装置の運用を継続することができる。

定期的な集計を行うために係員がロール紙を途中で切断
する場合は、ロール紙の進行方向に対し、印字部７の手
前に設けられた用紙切断機構１５により切断される。

本実施例では、用紙切断機構１５が印字部７の手前に設
けられているため、係員はロール紙を先送りするなどの
操作を実施しなくても、すでに印字部のロール紙を途中
で切断するというミスをおかす心配はなくなる。

また本実施例では、着脱可能な用紙巻取スプール１１．
１２にそれぞれに一体に構成した複数の穴を有するスプ
ール回転検知部１６．１７、および前記穴に対応する位
置にセンサ１３．１４を設けている。スプール回転に対
応する前記穴によるパルス数を検知し、これをカウント
することにより、直接的にスプールの回転速度あるいは
、ロール紙の単位送り量当りのパルス数が正常な範囲内
にあるかどうかを判定し、用紙巻取スプール１１、また
は１２が正常にロール紙ｌ　（または２）を巻取ってい
るかどうかを判断する。これにより、ロール紙のジャム
は検知され、以後の処理に悪影響を及ぼすことがない。

上記実施例には、用紙収納部３から繰り出したロール紙
１　（または２）は印字部７を経てロール状に巻取られ
る構成を示しているが、用紙巻取スプール１１．１２に
代えて、折たたみなどによる回収手段を適用しても差し
支えない。請求項１に記載した「処理後の用紙を連続状
態で保存するエリアを有する保存部」とは上記の内容を
意味するものであって、実施例としては用紙巻取スプー
ル１１．１２を使用したものである。

第３．４．５図に他の実施例を示す。本実施例は、２組
のロール紙を２箇所に収容する構成を備えた実施例であ
って、第３図の場合は、２つの用紙収納部３．１８にロ
ール紙１．２が収容され、１つの用紙巻取スプール１１
を有しており、ロール紙ｌの巻取初期状態を示している
。第４図は第３図におけるロール紙１が終端部を残して
全て巻取スプール１１に巻取られた状態を示す。ロール
紙ｌの残量が少くなったことが検知されると、用紙巻取
スプール１１が逆回転することにより、ロール紙ｌは巻
戻されて用紙巻取スプール１２に巻取られる。こうして
、用紙巻取スプール１１が空になったのを確認したのち
、ロール紙２を用紙収納部１８から繰り出して用紙巻取
スプール１１に巻取りを開始する。ロール紙２を使い終
わる前に用紙収納部３に補充のロール紙ｌを装着するこ
とにより処理装置の運用を継続することができる。

また、第５図は、２つの用紙収納部３．１８と２つの用
紙巻取スプール１１，１２を備える装置を示す図である
。ロール紙１．２の搬送手段は第３図と同様で、巻取手
段は第１図と同様である。

請求項４に記載の第１スプール、第２スプールは、第３
図、第４図実施例の用紙巻取スプール１１．１２を指す
ものである。

〔発明の効果〕

本発明は、用紙収納部に複数のロール紙を収容すること
により、ロール紙の容量増加が可能となり、かつ複数の
ロール紙を自動的に搬送路へ繰出す機構により、１木目
のロール紙を使い終っても、次のロール紙がなくなるま
での間に、ロール紙を補充することできるので、処理装
置の運用内に一時停止する弊害が解消される。また、ロ
ール紙の外周形状に沿って設けた用紙ガイド、および繰
出しローラを含む頭出し手段により、ロール紙の先端位
置がどこにあっても、ジャムすることなくロール紙の頭
出しができるなどの顕著な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明に係る用紙補充装置の一実施例
でその巻取状態の変化を示す図、第３図、第４図および
第５図は本発明の他の実施例を示す図、第６図は従来の
用紙補充装置の概要図である。１．２．２１・・・ロール紙３．１８・・・用紙収納部
５・・・繰出しローラ　　　　　７・・・印字部８・・
・用紙切換ゲート４．９．１０，２２．２３・・・用紙ガイド１１．１２
・・・用紙巻取スプール１３．１４・・・センサ　　　　１５・・・用紙切断機
構１６．１７・・・スプール回転検知部２５・・・制御部

Claims

【特許請求の範囲】１、複数個のロール紙を保留する用紙収納部と、前記用
紙収納部から繰り出されたロール紙を処理する処理部と
、処理後の用紙を連続状態で保存する複数のエリアを有す
る保存部と、前記エリアのいずれか一方に前記用紙を誘導する切換え
ゲート部と、前記各動作を制御する制御部と、を備え、前記用紙収納部は、先頭位置にあるロール紙の自動頭出
し手段を有していることを特徴とする用紙補充装置。２、前記用紙収納部の自動頭出し手段は、ロール紙の外
周面に当接する楔状の用紙ガイドと前記ロール紙に外接
する繰出しローラとを備え、前記ロール紙の巻中心を通
る鉛直線が、前記用紙ガイドと前記ロール紙との接点と
、前記繰出しローラと前記ロール紙との接点との、中間
点を通るように構成されていることを特徴とする請求項
１記載の用紙補充装置。３、前記用紙収納部は、前記先頭位置にあるロール紙と
、該ロール紙の外周面に当接する補充ロール紙との間を
開閉自在に仕切る用紙ガイドを備え、前記補充ロール紙
を含む複数のロール紙を保有すると共に、前記先頭位置
にあるロール紙は常時頭出しの状態を保持していること
を特徴とする請求項１記載の用紙補充装置。４、正逆回転しかつロール紙の装填可能な第１スプール
および第２スプールと、前記ロール紙に所定の処理を行う処理部と、補充ロール
紙を支持する用紙収納部と、前記第１スプールから繰り出し前記処理部を経て前記第
２スプールに巻取ったロール紙を第１スプールに巻戻し
た後、補充ロール紙が前記処理部を経て前記第１スプー
ルに巻取られるように前記各部の制御動作を行う制御部
と、を有することを特徴とする用紙補充装置。