JPH038371B2 - - Google Patents

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JPH038371B2
JPH038371B2 JP57127211A JP12721182A JPH038371B2 JP H038371 B2 JPH038371 B2 JP H038371B2 JP 57127211 A JP57127211 A JP 57127211A JP 12721182 A JP12721182 A JP 12721182A JP H038371 B2 JPH038371 B2 JP H038371B2
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Japan
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nco
oxyethylene
urethane resin
ratio
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Yutaka Kawahara
Ryozo Umazume
Takeyoshi Komori
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はウレタン樹脂の製法に関するものであ
る。さらに詳しくは、水に接すると水を吸収し自
重の10〜20倍程度に膨潤しうる水膨潤性ウレタン
樹脂の製法に関するものである。 水膨潤性樹脂は土木建築工事における間〓充填
用止水剤、コーキング材、コーテイング材、シー
ラント、乾式シートなどとして使用されている。 このような水膨潤性樹脂として、オキシエチレ
ン/オキシプロピレン共重合系ポリエーテルポリ
オールとポリイソシアネートとをNCO/OH比が
当量近辺で反応させたものがある。しかしこのも
のは水および海水の膨潤性が小さく、間〓が大き
く大きな膨潤性が要求されるところでは使用する
ことが困難である。 本発明者らは上記欠点の解消を目的に鋭意検討
した結果、本発明に到達した。すなわち本発明は
ポリエーテルポリオール(a)と有機ポリイソシアネ
ート(b)との末端にイソシアネート基を有するウレ
タンプレポリマー〔A〕およびポリエーテルポリ
オール〔B〕を、NCO/OH比2.1〜4で触媒の
存在下に反応させ、硬化させることを特徴とする
水膨潤性ウレタン樹脂の製法である。 本発明におけるポリエーテルポリオール(a)とし
てはオキシエチレン/オキシプロピレン共重合系
ポリエーテルポリオール(以下共重合体というこ
とがある)があげられる。このようなポリエーテ
ルポリオールとしては活性水素(OH基、アミノ
基など)含有化合物のエチレンオキサイド(以下
EOという)およびプロピレンオキサイド(以下
POという)付加物があげられる。たとえば多価
アルコール〔二価アルコール(エチレングリコー
ル、プロピレングリコールなど);三価以上通常
三価ないし八価のアルコール(グリセリン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトール、しよ糖など)など〕;多価フエノー
ル〔ヒドロキノン、レゾルシン、カテコール、ビ
スフエノール(ビスフエノールAなど)など〕;
アミン〔モノアミン(モノ−またはジ−アルキル
アミン、シクロヘキシルアミン、モルホリンな
ど)、アルカノールアミン(モノ−、ジ−または
トリ−エタノールアミン、n−またはイソ−プロ
パノールアミンなど)、(ポリ)アルキレンポリア
ミン(エチレンジアミン、ジエチレントリアミン
など)、芳香族ポリアミン(トリレンジアミンな
ど)など〕などの活性水素含有化合物のEOおよ
びPO付加物(ランダムまたはブロツク付加物、
好ましくはランダム付加物)があげられる。これ
らのうち好ましいのは多価アルコールとくにエチ
レングリコール、プロピレングリコールおよびグ
リセリンのEOおよびPO付加物である。 共重合体中のオキシエチレン含量はオキシエチ
レンとオキシプロピレンの合計重量中、通常50〜
90%、好ましくは60〜85%である。オキシエチレ
ンの含量が50%未満では水膨潤率が不足し、90%
より多くなると水中での水膨潤樹脂の形状保持性
が低下する。 共重合体の水酸基当量は通常1000〜4000、好ま
しくは2000〜3000である。100未満では膨潤率が
不足し、4000を越えると形状保持性が低下する。
また共重合体の分子当りの平均官能基数は通常、
2〜2.5、好ましくは2〜2.2である。平均官能基
数が2.5より大きくなると架橋をおこし水膨潤性
が低下する。 本発明においてポリエーテルポリオールとして
前記オキシエチレン/オキシプロピレン共重合系
ポリエーテルポリオールを用いるのが好ましい
が、これ以外にポリエチレンポリオールとポリプ
ロピレンポリオールを併用したものであつてもよ
い。この場合は、併用物中のオキシエチレン含量
が前記と同じくオキシエチレンとオキシプロピレ
ンの合計重量中、通常、50〜90%とされ、60〜85
%にするのが好ましい。また併用物の水酸基価お
よび分子当りの平均官能基数も通常、上記共重合
物の場合と同様にする。 本発明における有機ポリイソシアネート(b)とし
ては芳香族ポリイソシアネート〔トリレンジイソ
シアネート(以下TDIという)、4,4′−ジフエ
ニルメタンジイソシアネート(以下MDIとい
う)、粗MDI、キシリレンジイソシアネートな
ど〕、変性ポリイソシアネート〔たとえばポリイ
ソシアネート(MDIなど)をカーボジイミド基、
ウレトジオン基、ウレトンイミン基を含有するよ
うに変性したポリイソシアネート(特公昭39−
8968号公報、特公昭55−27098号公報、特公昭54
−33597号公報などに記載したもの)〕たとえばア
イソネート143L(化成アツプジヨン製)、ミリオ
ネートMTL(保土谷化学製)およびスミジユール
PF、CD(住友バイエルウレタン製)、脂環式ポリ
イソシアネート(水添MDI、水添TDI、イソホ
ロンジイソシアネートなど)、脂肪族ポリイソシ
アネート(ヘキサメチレンジイソシアネートな
ど)およびこれらの二種以上の混合物があげられ
る。 また、過剰のポリイソシアネート(TDI、
MDIなど)とポリオール(トリメチロールプロ
パン、1.4−ブタンジオールなど)とを反応させ
て得られる遊離イソシアネート含有プレポリマー
も使用することができる。 (a)と(b)との末端にイソシアネート基を有するウ
レタンプレポリマー〔A〕において、(a)と(b)を反
応させる場合の割合はNCO/OH比で通常2〜
8、好ましくは2.5〜5である。 ウレタンプレポリマー〔A〕を得る場合の反応
温度は通常60〜100℃、好ましくは70〜90℃、反
応時間は通常3〜12時間、好ましくは4〜8時間
である。 プレポリマー化反応は場合により溶媒中で行う
こともできる。この溶媒としては活性水素をもた
ない極性溶媒たとえばケトン系溶媒(メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンなど)、エス
テル系溶媒(酢酸メチル、酢酸エチルなど)、セ
ロソルブ系溶媒(メチルセロソルブなど)および
これらの二種以上の混合物があげられる。 得られたウレタンプレポリマー(A)のNCO%は
通常2〜7%、好ましくは3〜6%である。 本発明におけるポリエーテルポリオール〔B〕
としては前述したポリエーテルポリオール(a)と同
様のポリエーテルポリオールがあげられ、好まし
いものも同様である。 本発明における触媒としてはNCOと水酸基ま
たは水との反応を促進する触媒たとえば錫系触媒
(ジブチル錫ジラウレート、オクタン酸第1錫な
ど)、鉛系触媒(オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛な
ど)、アミン系触媒(1.4−ジアザ−ビシクロ
〔2,2,2〕オクタン、1.8−ジアザ−ビシクロ
〔5,4,0〕ウンデセン−7、トリエチルアミ
ン、N−エチルモルホリンなど)などがあげられ
る。これらのうち好ましいのは錫系触媒および鉛
系触媒である。 〔A〕と〔B〕を触媒の存在下、反応させ、硬
化させ水膨潤性ウレタン樹脂を製造するに際し、
〔A〕および〔B〕のNCO/OH比は通常2.1〜
4、好ましくは2.1〜3.7、とくに好ましくは2.2〜
3.3である。NCO/OH比が2.1未満の場合は水膨
潤時における物理的強度および形状保持性が悪
い、硬化の際大気中の水分の影響を受け易く水膨
潤能力の再現性に乏しい、硬化が充分に進まない
などの欠点を有する。またNCO/OH比が4より
大きくなると水膨潤度が低くなる(吸水性が低下
する)、硬化の際発泡が生じ易いのでその結果水
膨潤時の物理的強度の低下をもたらすなどの問題
が生じる。 触媒の量は、水膨潤性ウレタン樹脂に対して通
常0.01%〜2%、好ましくは0.05%〜1%であ
る。 反応、硬化は溶剤を存在させることなく行つて
もよいが作業性を向上させるため必要により溶剤
の存在下行つてもよい。この場合の系中の固形分
濃度は通常60〜100重量%である。溶剤を用いる
場合その溶剤としてはウレタンプレポリマー化反
応の個所で記載した溶剤と同様のものがあげられ
る。また溶剤による希釈は〔A〕、〔B〕および/
または触媒にあらかじめ溶剤を加えておいても、
また〔A〕、〔B〕および触媒を混合したものに溶
剤を加えてもよい。反応、硬化条件は通常、常温
で4〜36時間、50℃で2〜6時間である。 また、ウレタン樹脂製造の際にはフイラー(タ
ルク、ベントナイト、炭酸カルシウム、リトポ
ン、シリカ、マイカなど)着色剤〔顔料(チタン
白、ベンガラ、カーボンブラツク、クロムグリー
ンなど)〕、紫外線吸収剤、酸化防止剤、可塑剤
(DOP、DBPなど)、たれ防止剤(超微粉末シリ
カ、アスベストなど)などを加えることもでき
る。添加量はフイラーの場合はウレタン樹脂に対
して0〜60%であり、好ましくは0〜25%であ
る。さらに水不溶性吸水性樹脂(特開昭52−
149190号、特開昭51−125468号、特開昭52−
25886号、特開昭52−59690号に記載されている水
不溶性単量体および/または加水分解により水溶
性となる単量体(A)′とデンプンおよび/またはセ
ルロース(B)′および/または架橋剤(C)′を必須成分
として重合させ、必要により加水分解を行うこと
により得られる重合体など)も加えることもでき
る。 〔A〕、〔B〕を触媒の存在下、反応、硬化させ
ウレタン樹脂を製造する場合は基体に適用して基
体上でウレタン樹脂を製造してもよく、また基体
に適用することなくウレタン樹脂の成型品として
もよい。 基本に適用する場合、その基体としては金属
(鉄、ブリキ、トタン、アルミなど)、コンクリー
ト、モルタル、木材、スレート、ガラスなどがあ
げられる。 適用する基体が金属のときはプライマーが通常
用いられる。このプライマーとしてはビスフエノ
ール類のオキシアルキレンエーテルおよび必要に
より多価アルコール、高分子ポリオールからなる
活性水素成分と、ポリイソシアネート成分とを反
応させて得られるNCO過剰ウレタンプレポリマ
ー(本出願人による昭和57年6月25日付特許願
「プライマー組成物」および特願昭55−187353号
記載のもの)、ならびにポリメチレンポリフエニ
ルポリイソシアネートからなるNCO成分とビス
フエノール類のオキシアルキレンエーテル、必要
により低分子ポリオールおよび高分子ポリオール
からなる活性水素成分とからなる組成物(特願昭
55−120318号、同−168310号および同−168311
号)があげられる。これらのうち好ましいものは
前者である。その他、通常の湿気硬化型のNCO
ウレタンプレポリマー〔高分子ポリオール(ポリ
プロピレングリコールなど)必要により低分子ポ
リオール(エチレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール、ポリプロピレングリ
コール(分子量400以下)など)からなる活性水
素成分と、ポリイソシアネートからなるNCO成
分とをNCO基過剰で反応させて得たプレポリマ
ーでNCO%は通常3〜15%のもの〕も使用でき
る。 〔A〕、〔B〕などの原料を基体に適用する方法
としては、スプレー、ハケ塗り、ローラ塗り、ヘ
ラ付け、コーキングガンによる塗り、コテ塗りな
どがあげられる。この場合の塗布量はとくに限定
されないが通常100g〜5000g/m2である。また
膜厚は通常10μ以上であり、好ましくは100μ〜5
mmである。 本発明にしたがつて、(A)と(B)は大気中で反応さ
せて硬化させる。〔A〕を〔B〕と反応させると
同時に大気中の水分と反応させて湿気硬化させる
のが好ましい。 本発明により製造されたウレタン樹脂は水、海
水、硬水、金属イオン含有水などに浸漬すること
により自重の10〜20倍(1000〜2000%)程度にま
で膨潤する性質を有する。 本発明により製造されるウレタン樹脂は、上述
したように大きな水膨潤性を有する。しかも今ま
で困難とされていた海水中、硬水中またはナトリ
ウム、カルシウム、鉄などの金属イオンを含む水
中でも膨潤度が低下せず純水の場合と同程度であ
る。上記効果に加えて本発明により製造されるウ
レタン樹脂は基体との接着性がよい、水膨潤時に
剥離脱落しない、水膨潤、乾燥の繰り返しによつ
て水膨潤能力が低下するようなことがないという
効果も併せ有する。 本発明により得られるウレタン樹脂は水膨潤性
のコーテイング材、シーラント、コーキング材、
乾式シートなどの用塗に使用できる。とくに本発
明により得られるウレタン樹脂は、海水中、硬水
中、ナトリウム、カルシウム、鉄などの金属のイ
オンを含有する水中においても水膨潤性が低下し
ないため、海洋工事、河川の締切り工事、ビルや
水道管敷設などの根切り工事、貯水池の止水工事
などにおける間〓充填用止水材としても極めて有
用である。 以下、実施例および比較例により本発明をさら
に説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。実施例中の部は重量部を示す。また、実
施例中の膨潤率は 吸水量(g)/浸漬前の水膨潤性ウレタン樹
脂組成物の重量(g)×100 であり、止水試験は下記のように行つた。 止水試験 内径20mmの鋼管内部にプライマー(ビスフエノ
ールAのオキシアルキレンエーテルと粗MDIの
ウレタンプレポリマー;NCO% 4%のもの)
を塗布、室温で30分乾燥後、本発明におけるウレ
タンプレポリマー〔A〕と硬化剤として本発明に
おけるポリエーテルポリオール〔B〕を所定の割
合で混合したものを厚さ2mmになるよう塗布(3
回塗り)し、大気中常温で硬化せしめ、内面部分
コーテイングを行なつた。この鋼管を水槽底部に
取り付け鋼管出口をゴム栓で密閉し水を水槽に満
たし24時間放置後、鋼管出口のゴム栓をとりはず
し漏水の有無を試験した。 実施例1〜4、比較例1〜2 下記のプレポリマーおよび硬化剤を使用し、表
−1に示したようなNCO/OH比の割合で混合
し、ガラス板に流し、大気中常温で24時間硬化せ
しめ、厚さ2mmの水膨潤性ウレタン樹脂成型品を
得た。 この水膨潤性ウレタン樹脂成型品について、水
道水そして3%食塩水浸漬後の膨潤率を測定し、
膨潤後の形状保持性を調べ、さらにこの水膨潤性
ウレタン樹脂について止水試験を行ない、併せて
結果を表−2に示した。 (プレポリマー) 「エチレングリコールにEOとPOのEO/PO重
量比で80/20の混合物を付加させて得た平均分子
量4000のポリエーテルグリコール(以下ポリエー
テルグリコールという)、1000gとグリセリン
にEO/PO重量比70/30のEO/PO混合物を付加
させて得た平均分子量3366のポリエーテルトリオ
ール(以下ポリエーテルトリオールという)50
gにTDI−80(2,4−異性体と2.6−異性体の混
合比80:20のTDIを言う)157.4g(NCO/OH
比:3.32)を加え80℃で5時間反応させてNCO
%が4.4%のウレタンプレポリマー(以下ウレタ
ンプレポリマーという)を得た。 (硬化剤) オクタン酸鉛をポリエーテルグリコールの重
量の0.5%含有したポリエーテルグリコール
(以下硬化剤という)を硬化剤として用いた。
【表】 実施例5、6、比較例3 下記のプレポリマー及び硬化剤を使用し
NCO/OH比2.5の割合で混合し、ガラス板上に
流し、大気中常温で24時間硬化せしめ、厚さ2mm
の水膨潤性ウレタン樹脂成型品を得た。 この水膨潤性ウレタン樹脂成型品について水道
水そして3%食塩水浸漬後の膨潤率を測定し、膨
潤後の形状保持性を調べ、さらにこの水膨潤性ウ
レタン樹脂について止水試験を行ない、併せて結
果を表−2に示した。 (プレポリマー) Γウレタンプレポリマー;実施例1に記載のポ
リエーテルグリコール1000gにTDI−80 145
g(NCO/OH比3.32)加え、80℃で5時間反
応させNCO%が4.3%のウレタンプレポリマー
(以下、ウレタンプレポリマーという)を得
た。 Γウレタンプレポリマー;実施例1に記載のポ
リエーテルグリコール800gと実施例1に記
載のポリエーテルトリオール200gを混合し
TDI−80 167g(NCO/OH比3.32)を加え、
80℃で5時間反応させ、NCO%が4.8%のウレ
タンプレポリマー(以下ウレタンプレポリマー
という)を得た。 Γウレタンプレポリマー;実施例1に記載のポ
リエーテルグリコール500gと実施例1に記
載のポリエーテルトリオール500gを混合し、
TDI−80 200g(NCO/OH比3.32)を加え80
℃で5時間反応させNCO%が5.6%のウレタン
プレポリマー(以下ウレタンプレポリマーと
いう)を得た。 (硬化剤) Γ硬化剤 実施例1に記載の硬化剤と同様の
ものを用いた。 Γ硬化剤 実施例1に記載のポリエーテルグリ
コール800gと実施例1に記載のポリエーテ
ルトリオール200gとオクタン酸鉛5gを混
合したもの(以下硬化剤という)を用いた。 Γ硬化剤 実施例1に記載のポリエーテルグリ
コール500gと実施例1に記載のポリエーテ
ルトリオール500gとオクタン酸亜鉛5gを
混合したもの(以下硬化剤という)を用い
た。
【表】
【表】 実施例7、8、比較例4、5 下記のプレポリマー100gと下記の硬化剤83g
を(NCO/OH比2.5)混合し、ガラス板上に流
し、大気中常温で24時間硬化せしめ、厚さ2mmの
水膨潤性ウレタン樹脂成型品を得た。 この水膨潤性ウレタン樹脂成型品について水道
水そして3%食塩水浸漬後の膨潤率、膨潤後の形
状保持性を調べ、さらにこの水膨潤性ウレタン樹
脂について止水試験を行ない、併せて結果を表−
3に示した。 (プレポリマー) エチレングリコールにEOとPOの表−3に示し
たEO/PO重量比の混合物を付加させて得た平均
分子量4000のポリエーテルグリコール(以下ポリ
エーテルグリコールという)1000gと実施例1
に記載のポリエーテルトリオール50gにTDI−
80 157.4g(NCO/OH比3.32)を加え80℃で5
時間反応させてNCO%が4.4%のウレタンプレポ
リマーを得た。 (硬化剤) オクタン酸鉛をポリエーテルグリコールの重
量の0.5%含有したポリエーテルグリコールを
硬化剤成分として用いた。
【表】 比較例 6〜9 下記のプレポリマーおよび硬化剤を使用し、表
−4に示したようなNCO/OH比の割合で混合
し、実施例1〜4、比較例1〜2と同様に行つ
た。結果を表−4に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリエーテルポリオール(a)と有機ポリイソシ
    アネート(b)との末端にイソシアネート基を有する
    ウレタンプレポリマー[A]およびポリエーテル
    ポリオール[B]を、NCO/OH比2.1〜4で触
    媒の存在下に[A]と[B]とを反応させると同
    時に大気中の水分を反応させて湿気硬化させるこ
    とを特徴とする水膨潤性ウレタン樹脂の製法。 2 (a)がオキシエチレン/オキシプロピレン共重
    合系ポリエーテルポリオールである特許請求の範
    囲第1項記載の製法。 3 [B]がオキシエチレン/オキシプロピレン
    共重合系ポリエーテルポリオールである特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の製法。 4 (a)のオキシエチレン含量がオキシエチレンと
    オキシプロピレンの合計重量に基づいて50〜90%
    である特許請求の範囲第2項または第3項記載の
    製法。 5 [B]のオキシエチレン含量がオキシエチレ
    ンとオキシプロピレンの合計重量に基づいて50〜
    90%である特許請求の範囲第2項〜第4項のいず
    れかに記載の製法。 6 (a)および/または[B]の分子当りの平均官
    能基数が2〜2.5である特許請求の範囲第1項〜
    第5項のいずれかに記載の製法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5196848A (ja) * 1975-02-21 1976-08-25

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