JPH0383451A

JPH0383451A - ファクシミリ装置

Info

Publication number: JPH0383451A
Application number: JP1218587A
Authority: JP
Inventors: Nobuko Yokota; 横田　信子
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-08-28
Filing date: 1989-08-28
Publication date: 1991-04-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（概要）本発明は、ファクシミリ装置に関し、受信側での設定により送信画情報の複数部数記録を可能
にすることを目的とし、送信端末の識別情報と、その識別情報に対応づけられた
記録出力部数とを設定する相手局別出力部数設定手段と
、送信端末から送信される送信端末識別情報が相手局別
出力部数設定手段に設定されたいずれかの識別情報に一
致するか否かを判別する送信端末一致判別手段と、送信
端末判別手段での一致判別がなされたときに、送信端末
からの送信画情報を画像メモリに格納する画情報格納手
段と、画像メモリに格納された画情報の印字記録を、送
信端末一致判別がなされた識別情報に対応して相手局別
出力部数設定手段に設定された出力部数にて行なう記録
制御手段とを備えるよう構成したものである。

（産業上の利用分野）本発明は、送信端末から送信される送信端末識別情報を
確認し、同送信画情報を印字記録するファクシミリ装置
に関する。

（従来の技術）従来、この種のファクシミリ装置は、送信端末からの送
信端末識別情報を確認した後に、同送信端末から送信さ
れる画情報をバッファ内に蓄積すると共に、その画情報
を順次読出して印字記録に供している。

また、一部のフアツジくり装置においては、送信側から
の指定により送信画情報を画像メモリに蓄え、通信終了
後に画像メモリ内の画情報を印字記録するもの、あるい
は、用紙がない場合に送信画情報を画像メモリ内に蓄え
ると共に、用紙の保給を促し、用紙が保給されたときに
画像メモリ内の画情報を印字記録するもの等がある。

（発明が解決しようとする課題）上記従来のフアツジくり装置にあっては、１回の通信に
おいて、受信側にて必要に応じ複数部数の印字記録を行
なうことができない。

それは、受信側では、送信側の指令に基づいて送信画情
報をそのまま印字記録する機能しかないからである。

用紙が無い場合に送信画情報を画像メモリ内に蓄え、そ
の画情報を後に印字記録する機能も、上記基本的な機能
を補うだけのものであり、画像メモリ内の画情報を複数
部数印字記録する機能に発展するものではない。

そこで、本発明の課題は、受信側での操作に基づいた画
像メモリの制御により、必要に応じた複数部数び印字記
録を行なうえるファクシミリ装置を提供することである
。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するための技術的手段は、第１図に示す
ように、送信端末の識別情報と、その識別情報に対応づ
けられた記録出力部数とを設定する相手局別出力部数設
定手段１と、送信端末から送信される送信端末識別情報
が相手局別出力部数設定手段１に設定されたいずれかの
識別情報に一致するか否かを判別する送信端末一致判別
手段２と、送信端末一致判別手段２での一致判別がなさ
れたときに、送信端末からの送信画情報を画像メモリ３
に格納する画情報格納制御手段４と、画像メモリ３に格
納された画情報の印字記録を、送信端末一致判別手段２
での一致判別がなされた識別情報に対応して相手局別出
力部数設定手段１に設定された出力部数にて行なう記録
制御手段５とを備えたものである。

（作用）相手局別出力部数設定手段１に送信端末の識別情報とそ
の識別情報に対応づけられた記録出力部数とを予め設定
する。送信端末の識別情報は、例えば、発信元の電話番
号であり、この電話番号と対応する記録出力部数の各デ
ータがテンキー等の操作入力により設定される。

上記の状態で、送信側からの発呼信号を受信すると、送
信端末一致判別手段２が、送信端末から送信される送信
端末識別情報が相手局別出力部数設定手段１に設定され
たいずれかの識別情報に一致するか否かを判別し、この
送信端末一致判別手段２での一致判別がなされると、そ
の後送信端末から送信される画情報が画情報格納制御手
段４により画像メモリ３内に格納される。そして、１回
の通信が終了すると、記録制御手段５により、送信端末
一致判別手段２での一致判別がなされた識別情報に対応
して相手局別出力部数設定手段１に設定された出力部数
にて画像メモリ３に格納された画情報の印字記録がなさ
れる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図は本発明に係るフアツジくり装置の受信側の基本
構成例を示すブロック図である。

同図において、１０は回線を介した送信側からの信号を
復調するモデム、１１はモデム１０を介した受信信号を
手順信号と画信号に分離する受信フレーム制御部である
。１２は受信フレーム制御部１１にて分離された手順信
号を一時格納するバッファ、１３は手順信号制御部であ
り、この手順信号制御部１３はバッファ１２を介して供
給される手順信号に基づいて各種の受信制御を行なうと
共に記録制御部２０に対する記録指令を行なうようにな
っている。また、１４はレジスタであり、このレジスタ
１４には、本装置のオペレーションパネルに設けられた
テンキーの操作により入力される相手先電話番号と出力
部数データが、例えば、第３図に示すように夫々が対応
づけられたかたちで予め格納され、その内容が手順信号
制御部１３にて参照されるようになっている。

一方、受信フレーム制御部１１にて分離された画信号は
バッファ１５にデータ圧縮されたかたちで格納され、そ
の圧縮データが記録制御部２０に供給されている。この
記録装置２０の基本的な構成は、バッファ１５から供給
されるデータ圧縮された画信号をもとの状態に復元する
復元部２１と、復元部２１にて復元された画信号を順次
格納するバッファ２２と、バッファ２２を介して供給さ
れる画信号に対応した画像を記録シート上に再現する記
録部２３とを備えると共に、バッファ２２を介した画信
号を再度データ圧縮する圧縮部２４と、圧縮部２４から
の圧縮画像データをページ単位に記憶する画像メモリ２
５とを備えたものとなっている。なお、上記記録部２３
は一般的な感熱プリンタ、電子写真方式のレーザープリ
ンタ等にて構成される。

次に、第４図に示す通信シーケンスに従って作動を説明
する。

送信側からの呼出し信号を受信すると、受信側は、正常
な状態にある場合に、被呼局確認信号（ＣＨＤ）と共に
、特定要求を示す信号（ＮＳＦ）　　被呼局識別信号（
ＣＳＩ）更に、標準プロトコルによるか否かを示す信号
（ＤＩＳ）を送信側に返送する。このような受信側から
の各種信号を確認した送信側は、発信局識別信号（ＴＳ
Ｉ：発信元電話番号）と共に上記ＤＳＩ信号に対する応
答信号（ＮＳＳ）を出力する。そして更に、受信側に対
してトレーニング信号と、そのチエツク信号（ＴＣＰ）
が転送される。このトレーニング信号は回線の信号伝送
状態を確認するために試験的に送信される信号であり、
受信側ではこのトレーニング信号を誤りなく受信したか
どうかを確認し、誤しなく受信した場合には、当該確認
が肯定的であることを示す信号（ＣＦＲ）を返送する。

上記のような処理の仮定で、送信側からの手順信号（Ｎ
ＳＳ、ＴＳＩ等）は手順信号制御部１３に供給されてお
り、手順信号制御部１３は、各種受信制御と共に、送信
側からの発信局識別信号（ＴＳＩ：発信元電話番号）と
レジスタ１４に格納された相手先電話番号（第２図参照
）とが一致するか否かを判別している。この一致判別処
理において一致を確認すると、手順信号制御部１３は指
令と共に、一致が確認された相手先電話番号に対応して
レジスタ１４内に格納される出力部数データを供給する
。すると、上記ＣＦＲ信号と確認した送信側から順次転
送されてくる画信号が受信側のモデム１０、受信フレー
ム制御部１１、バッファ１５を介して記録制御部２０に
供給される。そして記録制御部２０では供給される画信
号が復元部２１．バッファ２２、圧縮部２４を介して画
像メモリ２５内に順次格納される。画信号の送信が終了
すると画像メモリ２５内に格納された圧縮画像データは
、復元部２１．バッファ２２を介して記録部２３に供給
され、記録部２３はこの画像データについて上記手順信
号制御部１３からの出力部数データに合致した部数での
プリントアウト処理を行なう。

なお、送信側から転送される発信局識別信号（ＴＳＩ）
がレジスタ１４内の相手先電話番号と一致しない場合に
は、手順信号制御部１３から記録制御部２０に対して「
通常記録モード」の指令送される画信号が、モデム１０
、受信フレーム制御部１１、バッファ１５を介して記録
制御部２０に供給され、その画信号が記録制御部２０内
にて更に、復元部２１．バッファ２２を介して順次記録
部２３に供給される。そして、記録部２３は、順次供給
される画信号をそのまま１部だけプリントアウトする。

上記のように、本実施例によれば、例えばＡ支店から本
社に毎日売上げ報告がフアツジくりにてなされ、本社で
はその報告書を三つの部署に送付することになっている
場合、当該フアツジくす装置にＡ支店の電話番号を出力
部数３部を予め設定しておけば、Ａ支店からの報告は本
社フアツジくす装置にて自動的に三部プリントアウトさ
れ、特にコピーをする手間が省ける。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、本発明によれば、送信端末の
識別情報に対応させて記録出力部数を予め設定し、実際
のフアツジくす通信に際して、送信端末の識別情報と上
記予め設定した識別情報とが一致したときに、送信画情
報を画像メモリに格納し、その画信号について設定した
出力部数の記録を行なうようにしたため、受信側での設
定により送信画情報の複数部数の記録が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は受信
側の基本的構成を示すブロック図、第３図はレジスタの
内容を示す図、第４図は送受信側間での通信シーケンス
を示す図である。１・・・相手局別出力部数設定手段２・・・送信端末一致判別手段３．２５・・・画像メモリ４・・・画情報格納制御手段５・・・記録制御手段１０・・・モデム１１・・・受信フレーム１３・・・手順信号制御部１４・・・レジスタＯ・・・記録制御部１・・・復元部３・・・記録部４・・・圧縮部

Claims

【特許請求の範囲】送信端末の識別情報と、その識別情報に対応づけられた
記録出力部数とを設定する相手局別出力部数設定手段（
１）と、送信端末から送信される送信端末識別情報が相手局別出
力部数設定手段（１）に設定されたいずれかの識別情報
に一致するか否かを判別する送信端末一致判別手段（２
）と送信端末一致判別手段（２）での一致判別がなされたと
きに、送信端末からの送信画情報を画像メモリ（３）に
格納する画情報格納制御手段（４）と、画像メモリ（３）に格納された画情報の印字記録を、送
信端末一致判別手段（２）での一致判別がなされた識別
情報に対応して相手局別出力部数設定手段（１）に設定
された出力部数にて行なう記録制御手段（５）とを備え
たことを特徴とするファクシミリ装置。