JPH038217A - ハーネス製造装置 - Google Patents

ハーネス製造装置

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JPH038217A
JPH038217A JP1142353A JP14235389A JPH038217A JP H038217 A JPH038217 A JP H038217A JP 1142353 A JP1142353 A JP 1142353A JP 14235389 A JP14235389 A JP 14235389A JP H038217 A JPH038217 A JP H038217A
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cutting
clamp
electric wire
wire
cutter
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Kenji Nakada
中田 憲嗣
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電線の端部処理に加えて電線中間部のスト
リップ機能をも有するハーネス製造装置に関する。
(従来の技術) 第22図は従来のハーネス製造装置を示す略側面図、第
23図はその要部斜視図である。このハーネス製造装置
は、両端部の被覆部がそれぞれ剥取られてその剥取端部
にそれぞれ端子が圧着されたハーネスを順次製造してい
く装置である。
両図に示すように、電線送給ラインXに沿って、電線送
給手段1.電線10を把持・解除自在な第1クランプ2
.カッター3および電線10を把持・解除自在な第2ク
ランプ4が順次この順で配列されている。
この装置では、まず第1クランプ2による電線10の把
持が解除された状態で、電線送給手段1により電線10
が電線送給ラインXに沿って矢符P方向に送給される。
つづいて、両クランプ2゜4で電線10が把持されてか
ら、カッター3により電線10が切断される。次に、第
1クランプ2が矢?7P方向に所定量だけ前進されてそ
れに把持された残留電線10の電線送給方向Pに対し下
流側の被覆部がカッター3により切込まれ、その状態で
第1クランプ2が後退することにより残留電線10の下
流側端部の被覆部が剥取られる。その後、第1クランプ
2が電線送給ラインXに対し直交する水平方向(第23
図矢符Rに示す)に移動されて、図示しない端子圧着手
段により残留電線10の下流側剥取端部に端子6が圧着
され、その後再び第22図および第23図に示す元の位
置に戻る。
一方、残留電線10に端子6が圧着されている間、第2
クランプ4は矢符Q方向に所定mだけ後退されてそれに
把持された切断電線の電線送給方向Pに対し上流側の被
覆部がカッター3により切込まれ、その状態のまま矢符
P方向に前進することにより、切断電線の上流側の被覆
部が剥取られる。その後、第2クランプ4が矢符Sに示
す水平方向に移動されて、図示しない端子圧着手段によ
りリノ断電線の上流側剥取端部に端子が圧着される。
つづいて、切断電線(ハーネス)が、第2クランプ4か
ら図示しない排出手段に引き渡されて、所定箇所に排出
される。
一方、第2クランプ4は、排出手段に切断電線を引き渡
した後、第22図および第23図に示す元の位置に戻る
。このような動作か連続的に繰り返されて両端に端子が
それぞれ圧着されたハーネスが順次製造される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、ハーネスには数多くの種類があり、そのうち
のひとつに第24図に示すようなハーネス11がある。
このハーネス11は、両端の被覆部がそれぞれ剥取られ
て、その剥取端部にそれぞれ端−f’−12,12が圧
着される一方、中央領域に芯線13が外部に露出した中
間ストリップ領域14が形成されている。
このようなハーネス11を上記従来のハーネス製造装置
により製造するには、例えば以下のような手順が考えら
れる。なお、ハーネス11の両端の被覆剥取処理および
端子圧着処理は、それぞれ」二足動作と同手順により行
われるので、以下の説明では中間ストリップ領域14を
形成する手順についてのみ説明する。
すなわち、第25図に示すように、両クランプ2.4に
より電線10を把持して、電線10の中間ストリップ予
定領域のほぼ中央位置の被覆部にカッター3を切込ませ
る。その切込状態のまま、第26図に示すように、両ク
ランプ2,4をそれぞれ矢符P方向に移動させて、電線
10をその長手方向に沿って前進させる。つづいて、第
27図に示すように、両クランプ2.4を矢符Q方向に
移動させて電線10をその長手方向に沿って後退させる
。これにより、中間ストリップ予定領域の被覆部を前後
にそれぞれ圧縮させて、芯線13が露出した中間ストリ
ップ領域14を形成する。
このように従来のハーネス製造装置では、中間ストリッ
プ領域14を形成する際に、電線10の中間ストリップ
予定領域の被覆部を前後に圧縮させるようにしているた
め、時間の経過とともに被覆部が弾性復元し、経時的に
中間ストリップ領域14の芯線13の長手方向の露出寸
法(以下「芯線露出寸法」と称す)が小さくなり、中間
ストリップ領域14の芯線露出寸法にばらつきが生じる
という問題があった。
(発明の目的) この発明は、上記観点に基づいてなされたもので、芯線
露出寸法にばらつきの生じない中間ストリップ処理を行
なえるハーネス製造装置を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) この発明は、電線を電線送給ラインに沿って送給する電
線送給手段と、前記電線をクランプした状態で前記電線
送給ラインを含む仮想平面内を2次元方向に移動自在な
第1および第2クランプ手段と、前記第1および第2ク
ランプ手段によりクランプされた前記電線を切断しまた
はその被覆部に切込みを入れる一対の切断・切込カッタ
ーとを有するハーネス製造装置であって、上記目的を達
成するため、前記仮想平面上に切裂カッターを配置し、
前記電線送給手段により前記電線送給ライン上の所定の
第1および第2の位置にそれぞれ移送された電線を前記
両クランプ手段により把持して、前記切断・切込カッタ
ーにより前記電線の中間ストリップ領域の一端側と他端
側の被覆部にそれぞれ切込みを入れる切込制御手段と、
前記両クランプ手段により前記電線を前記切裂カッター
位置に移動させて、前記中間ストリップ領域の一端側の
被覆部に前記切裂カッターを切込ませた状態で前記両ク
ランプ手段により前記電線をその長手方向に沿って移動
させることにより、前記中間ストリップ領域の一端側か
ら他端側にかけてスリット状の切込溝を形成する切裂制
御手段とを設けている。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例であるハーネス製造装置を
示す斜視図、第2図はその側面図、第3図はその平面図
、第4図はその要部斜視図である。
これらの図に示すように、この装置は、本願出願人によ
り既に出願されたハーネス製造装置(昭和63年特許願
106014号)によりほぼ構成されており、2本の電
線600a、600bをそれぞれ同時に間欠的に送給す
る電線送給手段50と、カッタ一部100と、それぞれ
3次元方向に移動自在で電線600a、600bを把持
・解除自在な第1および第2クランプ手段250.35
0と、第1および第2端子圧着手段400,500と、
排出手段550とを備える。
電線送給手段50には、電線送給ラインXaxbを挟ん
で上下に一対の搬送部51−.51が設けられるととも
に、両搬送部51.,51がそれぞれその一端に枢結さ
れた測長ローラ5252の回転軸を支点として揺動自在
に構成される。そして、両搬送部51.51の他端にそ
れぞれ枢結された送給ローラ53,53で2本の電線6
00a。
600bを挟持するように両搬送部51.51を揺動さ
せた状態で電線送給モータ60(第3図)が駆動すると
、両送給ローラ53,53が相互に逆方向に回転して、
2本の電線600a、600bが同時に電線送給ライン
Xs、Xbに沿って矢符P方向に送給されるように構成
されている。
第1および第2クランプ手段250.35’0は、それ
ぞれ電線600a、600bを把持・解除自在な第1お
よび第2クランプ200,300と、第1および第2ク
ランプ200,300をそれぞれ3次元方向に移動自在
に支持する第1および第2クランプ移動手段251.3
51とを有している。第1および第2クランプ移動手段
251,351において、基台201,301にそれぞ
れ左右移動部202,302が矢符R,Sに示す左右方
向に移動自在に支持されるとともに、左右移動部202
,302にそれぞれ前後移動部203303が矢符P、
Qに示す前後方向に移動自在にそれぞれ支持される。さ
らに、第1および第2クランプ200,300が前後移
動部203..303に矢符T、Uに示す上下方向に昇
降自在に支持される。また、左右移動部202,302
は基台201、.301にそれぞれ取付けられたモータ
204.304が駆動することにより動力伝達機構20
4a、304aを介して左右方向に移動するように構成
されている。さらに、前後移動部203.303は図示
しないモータが駆動することにより、前後方向に移動す
るように構成されている。
また、第2クランプ300は、そのクランプ3゜Oと一
方側の前後移動部303との間に配置されたシリンダ3
05,305が駆動することにより上下方向に昇降する
ように構成されている。
第4図に示すように、第1クランプ200には、電線送
給ラインXa、Xbに沿って送給される電線600a、
600bをそれぞれ挿通可能な電線挿通穴210,21
.0がそれぞれ形成されており、その挿通穴210,2
10を通過する電線600a  600bをそれぞれ把
持・解除できるように構成されている。
第2クランプ300は、2木の電線600a。
600bにそれぞれ対応し、相互に対向して配置される
2個の略し形の固定爪306,306と、固定爪306
,306のそれぞれの水平部に電線送給ラインXa、X
bに対して直交する左右方向へ進退自在に取付けられた
可動爪307,307と、可動爪307,307をそれ
ぞれ進退駆動するためのシリンダ308,308とを有
している。
そして、固定爪306,306のそれぞれの垂直部と可
動爪307,307との間にそれぞれ電線600a  
600bを配置した状態で、シリンダ3(18’308
の駆動により可動爪307,307かそれぞれ進出する
と、固定爪306,306とiiJ動爪307.307
とて電線600a、60()bがそれぞれ把持されると
ともに、可動爪307307がそれぞれ後退すると電線
600a60 (、) bの把持がそれぞれ解除される
ように構成されている。
第5図にカッタ一部100の正面図を示す。同図に示す
ように、カッタ一部100は、中央に電線挿通用開口1
02か形成されたカッター本体101と、電線送給ライ
ンXa、Xbを挾んで上下に配置された一対の切断・切
込カッター1.、03 。
103と、その切断−切込カツタ−103103を開閉
駆動するための第1駆動部104と、切断・切込カッタ
ー103.1.03に並ぶように配置された上下一対の
切裂カッター153.153と、その切裂カッター15
3を開閉駆動するだめの第2駆動部154とて構成され
ている。
第1駆動部104のボールネジ105は、その上部外周
に右ネジ領域105aが刻設されるとともに、下部外周
に左ネジ領域105bか刻設される。このボールネジ1
05がその軸方向が上下方向に沿って配置されるように
して、上下両端がそれぞれ軸受106を介してカッター
本体101に回転自在に支持される。さらに、ボールネ
ジ105の下端にサーボモータki 1の回転駆動軸が
連結されて、サーボモータM1の回転駆動軸の回転力が
ボールネジ105に伝達されるように構成している。さ
らに、切断・切込カッター103,103がそれぞれ取
付けられたブラケット107,107は、鉛直軸回りの
回転を規制された状、I!!でボールネジ105の右ネ
ジ領域105aおよび左ネジ領域]、 05 bにそれ
ぞれ螺着される。そして、上述したように、ボールネジ
105が回転すると、右ネジβn域105aおよび左ネ
ジ領域105bに螺合されているブラケット1.07,
107が、ボールネジ105の回転方向に応じ、ボール
ネジ105の軸方向に沿って相互に接離駆動され、こう
して、一対の切断・切込カッター103,103が開閉
駆動されるように構成されている。
一方、切裂カッター153側も上記とほぼ同様に1構成
されている。すなわち、カッター本体101にボールネ
ジ155が軸受156を介して回転自在に支持されると
ともに、切裂カッター153゜153がそれぞれ2枚ず
つ取付けられたブラケット1.57,157か、鉛直軸
回りの回転を規制された状態でそれぞれボールネジ15
5の右ネジ領域155aおよび左ネジ領域155bに螺
着される。そして、サーボモータM2の駆動により上記
同様にしてブラケット157,157が接離して、切裂
カッター153,153が開閉するように構成されてい
る。
第1図ないし第3図に示すように、排出手段550は、
支柱551と、支柱551の上端に固定され矢符R,S
に示す左右方向に沿って配設されたレール552と、レ
ール552にそのレール長手方向に沿って移動自在に支
持される排出クランプ553とを備える。そして、図示
しない駆動手段の駆動により排出クランプ553がレー
ル552に沿って左右方向に移動するとともに、排出ク
ランプ553により後述する2本の切断電線を同時に把
持・解除できるように構成されている。
一方、このハーネス製造装置において、上記各駆動部は
、図示しない制御手段にそれぞれ接続されており、その
制御手段からの出力信号に基づいて、上記各駆動部の駆
動が制御されて、以下に説明するような動作が行われる
次に、このハーネス製造装置の動作を第6図のフローチ
ャートおよび第7図ないし第21図の動作説明図に基づ
いて説明する。なお、動作開始前における第1および第
2クランプ200,300はそれぞれ電線送給ラインX
a、Xb上に配置され、それぞれ電線600a、600
bへの把持を解除した状態にあり、切断・切込カッター
103および切裂カッター153はそれぞれ開成してい
る。さらに、排出手段550の排出クランプ55゛3は
第1図矢符Rに示す右方向に移動した位置で電線保持解
除状態にある。
この状態から、ステップS1て、第7図に示すように、
電線送給手段50の送給ローラ53,53が電線600
a、600bをそれぞれ挟持しながら回転して、電線6
00a、600bが電線送給ラインXa、Xbに沿って
矢符P方向に所定量送給される(第7図において一方側
の電線600a側のみを示す。第8図ないし第21図に
おいても同し。)次に、第8図に示すように第1クラン
プ200により電線600a、600bが把持される。
つづいて、第9図に示すように、送給ローラ53,53
による電線600a、600bへの挟持が解除されると
ともに、第2クランプ300が電線600a、600b
に沿って少量前進してから、第10図に示すように、第
2クランプ3()0により電線600a、600bが把
持される。
これにより、電線600a、600bの中間ストリップ
予定領域の上流側端部位置に対応して切断・切込カッタ
ー1.03の先端がそれぞれ配置されることになる。
次に、ステップS2で、第11図に示すように、切断・
切込カッター103により電線600a。
600bが挟み込まれ、中間ストリップ予定領域の上流
側端部の被覆部全周が芯線に達するまで切込まれる(第
1の切込処理)。次に第12図破線に示すように、切断
・切込カッター103が開成してから、第13図に示す
ように、第1および第2クランプ200,300がそれ
ぞれ矢符Rに示す右方向へ所定量移動する。これにより
、電線600a、600bの中間ストリップ予定領域の
上流側端部位置に対応して切裂カッター153の先端が
それぞれ配置されることになる。つづいて、ステップS
3で、第14図に示すように、切裂カッター153が閉
成して、切裂カッター153により電線600a、60
0bの中間ストリップ予定領域の上流側端部が切込まれ
る。この切込状態のまま、第15図に示すように、第1
および第2クランプ200,300がそれぞれ矢符Q方
向に所定量後退される。これにより、中間ストリップ予
定領域の上流側端部位置から下流側端部位置にかけて2
木のスリット状の切込溝650がそれぞれ11ニ成され
る(切裂処理)。次に、第16図に示すように、切裂カ
ッター153が開成してから、ステップS4て第17図
に示すように、第1および第2クランプ200.300
がそれぞれ矢符Sに示す左方向に所定量だけ移動して、
電線600a、600bがそれぞれ電線送給ラインXa
、Xb上に配置される。これにより、電線600a。
600bの中間ストリップ予定領域の下流側端部位置に
対応して切断・切込カッター103の先端かそれぞれ配
置されることになる。次に、ステップS4で、第18図
に示すように、切断・切込カッター1.03が閉成され
て、切断・切込カッター103により電線600a、6
00bの中間ストリップ予定領域の下流側端部の被覆部
全周が芯線に達するまで切込まれる(第2の切込処理)
。この切込状態のまま、第19図に示すように、第1お
よび第2クランプ200,300がそれぞれ矢符Pに示
す前方へ所定量移動される。このように切断・切込カッ
ター103を被覆部に係止させながら電線600a、6
00bを前方へ移動させることにより、中間ストリップ
f定領域の被覆部をその下流側から上流側にかけて順に
剥取り、こうして中間ストリップ領域の被覆部が芯線6
10から剥落される。次に、第20図に示すように、切
断・切込カッター103が開成されるとともに、送給ロ
ーラ53,53により電線600a、600bがそれぞ
れ挟持される。
つづいて、第21図に示すように第1および第2クラン
プ200,300の電線600a  600bへの把持
がそれぞれ解除されてから、ステップS5で送給ローラ
53,53が回転して、電線600a、600bが電線
送給ラインXa、Xbに沿って矢符P方向に所定量送給
される。なお、このステップS5における電線600a
、600bの送給量と、上記ステップS1における電線
600a、600bの送給量との総和がノλ−ネスの長
さ寸法量に対応している。
次に、電線600a、600bが第1および第2クラン
プ200,300によりそれぞれ把持されるとともに、
送給ローラ53,53による電線600a、600bへ
の挟持が解除されてから、ステップS6で切断・切込カ
ッター103により電線600a、600bがそれぞれ
切断される(切断処理)。その後、ステップS7におい
て、第1クランプ200が矢符P方向に少量前進し、第
1クランプ200に把持された残留電線600a  6
00bの下流側端部の被覆部全周が切断・切込カッター
103により切込まれる。そしてその切込状態のまま第
1クランプ200が矢符Q方向へ後退することにより、
2木の残留電線60 C)a、600bの下流側端部の
被覆部がill取られる。
つづいて、ステップS8に示すように、第1クランプ2
00が矢符Rに示す右方向に移動して、第1端子圧着手
段400により2本の残留電線600a、600bの下
流側剥取端部に端子602602がそれぞれ圧着される
(第1の端子圧着処理)。その後、第1クランプ200
が矢符Sに示す左方向に移動して、第8図に示す元の位
置に戻る。
一方、ステップ510に示すように、第1の端子圧着処
理(ステップS8)が実行されている間、第2クランプ
300は矢符Q方向に少量後退し、つづいて第2クラン
プ300により把持された2本の切断電線の上流側端部
の被覆部全周が切断・切込カッター103によりそれぞ
れ切込まれる。
その切込状態のまま第2クランプ300か矢符P方向に
前進して2本の切断電線の上流側端部の被覆部が剥取ら
れる(第2の被覆剥取処理)。
次に、ステップSllで、第2クランプ300が矢符S
に示す左方向に移動し、第2端子圧着手段500により
2本の切断電線の上流側剥取端部にそれぞれ端子が圧着
される。
その後、ステップ51.2で、2本の切断電線がそれぞ
れ排出クランプ553により把持されるとともに、第2
クランプ300の切断電線への把持がそれぞれ解除され
、切断電線が第2クランプ300から排出クランプ55
3に引き渡される。つづいて、排出クランプ553がレ
ール552に沿って矢符Sに示す左方向に移動してから
、切断電線への把持が解除されて、2本の切断電線が図
示しない電線排出部にそれぞれ排出される。
一方、切断電線を排出クランプ553に引き渡した第2
クランプ300は、下方へ降下しなから矢符Rに示す右
方向に移動され、電線送給ラインXa、Xbの下方位置
まで移動してから上昇し、これにより第8図に示す元の
位置に戻る。この第2クランプ300の元の位置への移
動動作に並行するようにして、ステップSっで、残留電
線600a、600’bが上記ステップS1と同様にし
て送給される。こうして再びステップS2に戻り、上述
の動作が繰り返されて、中間ストリップ領域の被覆部が
剥取られ、しかも両端にそれぞれ端子が圧着されたハー
ネスが順次2本ずつ製造される。
このハーネス製造装置によれば、切断・切込カッター1
03により電線600a、600bの中間ストリップ領
域の両端の被覆部全周に切込みを入れるとともに、切裂
カッター153により中間ストリップ領域の被覆部に上
流側端部から下流側端部にかけてスリット状の切込溝6
50を形成して、中間ストリップ領域の被覆部を剥落す
ようにしているため、中間ストリップ領域の芯線露出寸
法が経時的に変化するようなことはない。すなわち、上
記第22図、第23図、第25図ないし第27図に示す
従来のハーネス製造装置のように、中間ストリップ領域
の被覆部を前後にそれぞれ圧縮させるようなことはなく
、被覆部の弾性復元により中間ストリップ領域の芯線露
出寸法が経時的に小さくなるようなことはない。したが
って、中間ストリップ領域の芯線露出寸法が常に一定に
保たれて、芯線露出て1法のばらつきを防11−できる
また、切断・切込カンタ−103および切裂カッター1
53を開閉駆動させるにあたり、ボールネジ105.1
55およびサーボモータMl、M2等を用いて、サーボ
モータMl、M2の回転駆動軸の回転により切断・切込
カッター103および切裂カンタ−153が開閉駆動す
るように構成しているため、サーボモータMl、M2の
駆動量に応して切断・切込カッター103および切裂カ
ッター153をそれぞれ任意の上下位置で停止させるこ
とができる。したがって、サーボモータM1、M2の駆
動量を変化させるだけで切断・切込カッター103およ
び切裂カッター153の電線600a、600bへの切
込位置および切込量をそれぞれ調整することができる。
換言すれば、径:1゛法等が異なるあらゆる種類の電線
に対し、切断・切込カッター103および切裂カッター
153の切込位置および切込量の調整がそれぞれ容易に
行なえる。
なお、上記実施例においては、中間ストリップ領域の被
覆部を剥取る際に、第6図のステップS2ないしS4に
示すように、第1の切込処理、切裂処理、第2の切込処
理をこの順で実行するように構成しているが、これらの
処理(32〜S4)の時間的な順序は特に限定されるよ
うなことはなく、どのような順序で行ってもよい。
(発明の効果) 以上のように、このハーネス製造装置によれば、切裂カ
ッターを配置して、切断・切込カッターにより電線の中
間ストリップ領域の両端の被覆部全周にそれぞれ切込み
を入れるとともに切裂カッターにより中間ストリップ領
域の被覆部に一端側から他端側にかけてスリット状の切
込溝を形成するようにしているため、中間ストリップ領
域の被覆部が電線から剥取れることにより、中間ストリ
ップ領域の芯線露出寸法が経時的に変化せず、芯線露出
寸法にばらつきが生じないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるノ1−ネス製造装置
を示す斜視図、第2図はその側面図、第3図はその平面
図、第4図は同じくその装置の要部斜視図、第5図はそ
の装置に適用されたカッター部を示す正面図、第6図は
上記一実施例のノλ−ネス製造装置の動作を説明するた
めのフローチャート、第7図ないし第21図はそれぞれ
その装置の動作説明図、第22図は従来のノ\−ネス製
造装置を示す略側面図、第23図はその要部斜視図、第
24図はハーネスを示す斜視図、第25図ないし第27
図はそれぞれ従来のノ\−ネス製造装置の動作を説明す
るだめの要部側面図である。 50・・・電線送給手段、  100・・・カッタ一部
、103・・・切断・切込カッター 104・・・第1駆動部、 153・・・切裂カッター
154・・・第2駆動部、 200・・・第1クランプ
、250・・・第1クランプ手段、 251・・・第1クランプ移動手段、 300・・・第2クランプ、 350・・・第2クランプ手段、 351・・・第2クランプ移動手段、 600a、600b−411線、 650・・・切込溝  10 芯線、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電線を電線送給ラインに沿って送給する電線送給
    手段と、前記電線をクランプした状態で前記電線送給ラ
    インを含む仮想平面内を2次元方向に移動自在な第1お
    よび第2クランプ手段と、前記第1および第2クランプ
    手段によりクランプされた前記電線を切断しまたはその
    被覆部に切込みを入れる一対の切断・切込カッターとを
    有するハーネス製造装置であって、 前記仮想平面上に切裂カッターを配置し、 前記電線送給手段により前記電線送給ライン上の所定の
    第1および第2の位置にそれぞれ移送された電線を前記
    両クランプ手段により把持して、前記切断・切込カッタ
    ーにより前記電線の中間ストリップ領域の一端側と他端
    側の被覆部にそれぞれ切込みを入れる切込制御手段と、 前記両クランプ手段により前記電線を前記切裂カッター
    位置に移動させて、前記中間ストリップ領域の一端側の
    被覆部に前記切裂カッターを切込ませた状態で前記両ク
    ランプ手段により前記電線をその長手方向に沿って移動
    させることにより、前記中間ストリップ領域の一端側か
    ら他端側にかけてスリット状の切込溝を形成する切裂制
    御手段とを設けたことを特徴とするハーネス製造装置。
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