JPH0381574A - ラジアルピストンポンプ - Google Patents

ラジアルピストンポンプ

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JPH0381574A
JPH0381574A JP1219734A JP21973489A JPH0381574A JP H0381574 A JPH0381574 A JP H0381574A JP 1219734 A JP1219734 A JP 1219734A JP 21973489 A JP21973489 A JP 21973489A JP H0381574 A JPH0381574 A JP H0381574A
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JP
Japan
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cylinder
piston
dead center
cam
ring
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JP1219734A
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Makoto Yamamura
山村 真
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、固定シリンダ式のラジアルピストンポンプの
改良に関する。
(従来の技術) 固定シリンダ式のラジアルピストンポンプにおけるキャ
ビテーシヨンの発生やカムとピストンとの接触部の摩耗
等を防止して、騒音の低下と耐久性の向上を図るための
工夫として、本出願人により特願昭63−164355
号が提案されている。
これは、第3図に示すように、ピストン6の数に等しい
多角形断面の外周部10Aを備えたリング10を、偏心
位置で回転軸2に固定した円形のカム3の外側に回動自
由に嵌合し、シリンダ5に摺動自由に収装したピストン
6の基端をスプリング8によりリング10の外周部10
Aに摺接保持したもので、リング10の外周部10Aに
はピストン6に形成した作動油の吸込口13をカム3の
回転位置に応じてカム室4に連通する切欠14が形成さ
れている。
2− 回転軸2を介してカム3を回転駆動すると、カム3の偏
心量に対応してリング10が平行円運動し、外周部1.
 OAをピストン6に対して横断方向に摺動させつつ、
ピストン6の軸方向にも移動してシリンダ5の容積を拡
大、縮小させる。そして、拡大行程では切欠14に連通
ずる吸込口13を介してカム室4からシリンダ5に作動
油を吸い込み、縮小行程では吸込口13を閉鎖するとと
もに、シリンダ5内の作動油を加圧してチエツク弁9を
介して図示されない吐出通路に吐出する。
(発明の課題) ところで、このポンプにおいてはシリンダ5が縮小行程
から拡大行程に移る際に、シリンダ5内の作動油に混入
している空気が圧力低下により膨張し、第4図に示すよ
うに拡大行程の初期においてはこの膨張空気のために作
動油が逆にシリンダ5からカム室4へ流出することがあ
った。なお、作動油に混入した空気は吐出圧力が高いほ
ど大きく圧縮され、シリンダ5が拡大行程に転じた時の
膨張もその分大きくなる。したがって、この逆流現象は
吐出圧が高いほど起きやすく、それだけ吸込量を低下さ
せるので、結果として高吐出圧のもとでは第5図に示す
ように回転数の増加に対して吐出流量が減少するという
問題があった。
本発明は、以上の問題点に鑑みて、シリンダからカム室
への逆流現象を防止して、安定した流量特性を得ること
を目的とする。
(課題を遠戚するための手段) 本発明は、回転軸に偏心位置で固定した円形のカムをポ
ンプボディに形成したカム室に回転自由に収装し、カム
室を中心にポンプボディに放射状に形成したシリンダに
ピストンをそれぞれ摺動自由に収装し、ピストン数に等
しい多角形断面の外周部を備えたリングを前記カムの外
側に回転自由に嵌合し、ピストンの基端をこのリングに
摺接保持する手段を備え、シリンダ内に連通ずる作動油
の吸込口をピストンに形成し、リングとピストンとの相
対位置の変化に応じてこの吸込口をカム室に連通ずる切
欠をリングの外周部に形成したラノアルピストンポンプ
において、ピストンが」二死点=4− に達する直前にシリンダを隣接する拡大行程のシリンダ
に連通させるとともに、ピストンが上死点で反転した直
後にこの連通を遮断する手段を備えている。
(作用) 上記手段により、縮小行程で上死点近傍に達したシリン
ダは隣接する拡大行程のシリンダと連通し、作動油の一
部をより低圧の拡大行程のシリンダへと流出させて圧力
を低下させる。このため、上死点においてシリンダの吸
込口が切欠と連通ずる時点ではシリンダ内は既に低圧化
しており、この低圧によりカム室の作動油が直ちに吸込
口からシリンダへ吸い込まれる。
また、上死点の直前で流出した分の作動油は、拡大行程
の途中で次のシリンダから流入する作動油により補われ
る。
(実施例) 第1図及び第2図に本発明の実施例を示す、第1図にお
いて、1はポンプボディ、2は回転軸、3は回転軸2に
偏心位置で固定した円形断面=5− のカムである。
カム3はポンプボディ1に形成したカム室4の内側に収
装され、このカム室4の外側のポンプボディ1には回転
軸2を中心にしてシリンダ5が放射状に6箇所に形成さ
れ、各シリンダ5に有底の筒状に形成されたピストン6
が底部をカム室4に向けて突出した状態で摺動自由に収
装される。
ピストン6の底部の中心には吸込口13が開口し、ピス
トン6の反対側の端部はシリンダ5内に開口する。なお
、シリンダ5はポンプボディ1に螺合するキャップ7に
より 4密閉される。
カム3の外側には、ピストン6の数に等しい正六角形断
面の外周部10 Aを備えたリング10が回転自由に嵌
合する。ピストン6はキャップ7に支持された摺接保持
手段としてのスプリング8に付勢され、底部をこのリン
グ10の外周部10Aに摺接する。リング10の外周部
10Aの各頂部の付近には、ピストン6の底部の摺接位
置に応じて、吸込口13をカム室4に連通する切欠14
が− 形成される。
各シリンダ5には加圧した作動油を図示されない吐出通
路に吐出するためのチエツク弁9が接続される。また、
ピストン6が上死点に達する直前にシリンダ5を隣接す
る拡大行程のシリンダ5に連通させるとともに、ピスト
ン6が上死点で反転した直後にこの連通を遮断するため
に、各シリンダ5の壁面にピストン6の側面に臨む環状
溝15が形成される。この環状溝15はポンプボディ1
内に形成された通路11を介し、カム3の回転方向と反
対側に隣接するシリンダ5と常時連通する。
また、ピストン6の側面にシリンダ5の内側に至る孔部
16が形成される。この孔部16はピストン6の上死点
付近でのみこの環状溝15と重なるような位置に形成さ
れる。
次に作用を説明する。
回転軸2が回転するとカム3が一体に回転し、カム3の
外側に回転自由に嵌合するリング10は、自らは回転す
ることなく、回転するカム3に案内されてカム3の偏心
距離を半径とする円軌道に沿っ7− て変位する。
つまり、カム3が一回転すると、リング10の外周部1
0Aはピストン6の底部の吸込口13に対して切欠14
の位置を変えながら左右に一回の往復運動を行い、同時
に上下に一回の往復運動を行ってピストン6を駆動する
具体的に説明すると、例えば図の(、)に示すピストン
6はシリンダ5に最も深く侵入した上死点位置にあり、
この位置からカム3が矢印の方向へ回転すると、リング
10が右下方へと変位(平行移動)し、スプリング8に
付勢されたピストン6がリング10に追随してカム室4
内に突出する一方、底部を外周部10Aに沿って摺動さ
せ、吸込口13を切欠14に連通させる。こうして、カ
ム3が60°回転すると、図の(、)のピストン6は(
1〕)と同じ状態になる。
カム3がさらに60’ 回転すると、ピストン6は図の
(c)に示されるのと同じ状態となり、カム3がさらに
60°回転するとピストン6は(d)に示されるのと同
様にカム室4内に最も突出した下8− 死点位置に達する。この間、シリンダ5は拡大を続け、
カム室4の作動油が切欠14に連通する吸込口13を介
してシリンダ5に吸い込まれる。なお、下死点位置に至
ると吸込口13は閉鎖される。
カム3がさらに回転すると、ピストン6は作動方向を転
じてシリンダ5に侵入する一方、切欠14が吸込口13
から遠ざかり、シリンダ5はカム室4から遮断状態とな
る。これにより、図の(e)及び(f)に示されるよう
に、縮小するシリンダ5内で加圧された作動油がチエツ
ク弁9を介して図示されない吐出通路に吐出される。こ
うして、カム3が一回転するとピストン6は再び上死点
位置に戻る。
このようにして、各ピストン6がカム3の回転とともに
所定の位相差で往復運動を繰り返し、各シリンダ5が作
動油の吸込と吐出とを繰り返す。
ところで、縮小行程の末期においてピストン6が図の(
a)に示す上死点の近傍に達すると、ピストン6に形成
した孔部16が環状溝15と重なり、シリンダ5は通路
11を介して、カム3の回転力9− 向と反対側に隣接する(1))のシリンダ5と連通する
。(1))のシリンダ5は既に拡大行程の途中にあり、
低圧となっているため、この連通により上死点近傍のシ
リンダ5め作動油の一部がこの隣接するシリンダ5へと
流出し、結果として上死点近傍のシリンダ5の圧力が低
下する。
この圧力低下により、上死点近傍のシリンダ5は第2図
に示すように、上死点で吸込口13が切欠14と連通す
る時点では既に十分に低圧化している。したがって、吸
込口13が切欠14と連通した瞬間に、シリンダ5内の
作動油が内部に混入した空気の膨張によりカム室4に押
し出される恐れはなく、吸込口13が切欠14に連通す
ると同時にカム室4の作動油がシリンダ5に流入する。
そして、シリンダ5が拡大行程に入り、ピストン6が上
死点位置から僅かに下降すると、孔部16と環状溝15
との連通は遮断され、以後は下死点に至るまで通常の吸
込動作が行われる。
なお、上死点の直前で隣接するシリンダ5に流出した分
の作動油は、次に上死点に達するンリン10− ダ5から通路11を介して流入する作動油により補われ
る。
このようにして、拡大行程の開始後直ちにシリンダ5へ
作動油が吸い込まれるので、良好な吸込特性が得られ、
カム3の回転数が所定値を越えた後は、回転数によらず
一定した吐出量が得られる。
(発明の効果) 以上のように、本発明はピストンが上死点の直前に達し
たところでシリンダを隣接する拡大行程のシリンダと連
通させ、ピストンの上死点の通過後にこの連通を遮断す
るようにしたので、シリンダがカム室に連通ずる時点で
は、シリンダは既に十分に低圧化し、カム室の作動油が
シリンダへとスムーズに流入する。このため、シリンダ
内の作動油に混入した空気の膨張により、シリンダがカ
ム室と連通した瞬間にシリンダ内の作動油がカム室へ逆
流する現象を防止でき、吐出圧が高い場合でも作動油の
吸込不足が起こりにくくなるので、安定した流量特性が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すラジアルピストンポンプ
の断面図、第2図は同じくピストンの変位とシリンダの
圧力変化を示すグラフである。 また、第3図は従来例を示すラノアルピストンボンブの
断面図、第4図は同じく逆流現象を説明するグラフ、第
5図は同じくポンプの回転数と吐出流量との関係を示す
グラフである。 1・・・ポンプボディ、2・・・回転軸、3・・・偏心
カム、4・・・カム室、5・・・シリンダ、6・・・ピ
ストン、8・・・スプリング、9・・・チエツク弁、1
0・・・リング、11・・・通路、13・・・吸込口、
14・・・切欠、15・・・環状溝、16・・・孔部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転軸に偏心位置で固定した円形のカムをポンプボディ
    に形成したカム室に回転自由に収装し、カム室を中心に
    ポンプボディに放射状に形成したシリンダにピストンを
    それぞれ摺動自由に収装し、ピストン数に等しい多角形
    断面の外周部を備えたリングを前記カムの外側に回転自
    由に嵌合し、ピストンの基端をこのリングに摺接保持す
    る手段を備え、シリンダ内に連通する作動油の吸込口を
    ピストンに形成し、リングとピストンとの相対位置の変
    化に応じてこの吸込口をカム室に連通する切欠をリング
    の外周部に形成したラジアルピストンポンプにおいて、
    ピストンが上死点に達する直前にシリンダを隣接する拡
    大行程のシリンダに連通させるとともに、ピストンが上
    死点で反転した直後にこの連通を遮断する手段を備えた
    ことを特徴とするラジアルピストンポンプ。
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