JPH0379397A - 複合筆記具 - Google Patents

複合筆記具

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JPH0379397A
JPH0379397A JP1215565A JP21556589A JPH0379397A JP H0379397 A JPH0379397 A JP H0379397A JP 1215565 A JP1215565 A JP 1215565A JP 21556589 A JP21556589 A JP 21556589A JP H0379397 A JPH0379397 A JP H0379397A
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shaft
outer cylinder
refills
rear end
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Shuhei Kageyama
秀平 陰山
Masuo Kubota
久保田 益男
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Kotobuki and Co Ltd
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Kotobuki and Co Ltd
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、例えば芯径の異なる2種のシャーブペンシ
ル、または、シャープペンシルとボールペンの組合せな
ど、第1と第2のレフィールを交互に突出・退没させる
スライダーを備えた複合筆記具に関する。
【従来の技術】
従来の複合筆記具として、本出願人の先願である特願昭
61−184317号に記載されたものがあり、その概
要構成を第10図〜第23図によって説明する。 まず、第10図に示す如く、前部外筒1の後端部には鞘
2を介して後部外筒3が正逆回動自在に且つ挿脱可能に
連結され、この後部外筒3はノック操作できるように軸
方向への移動も可能になっている。 上記軸2は、第10図および第10図〜第23図示の如
く、上記前部外筒l後端の内ネジ部10に着脱可能に螺
合された外ネジ筒部20と、この外ネジ筒部20の後端
に一体達設されて上記前部外筒1の後端に当接係合され
た大径段差状の前方円形段部21と、この前方円形段部
21の後端同軸上に一体連結された小径段差状の円筒部
22を有している。 この円筒部22の後端同軸上には平板状の鞘軸部23が
、かつ、該鞘軸部23の後端には大径段差状の後方円形
段部24が、また、該後方円形段部24の後端には小径
段差状の保合軸部25がそれぞれ同軸上に一体形成され
ている。 この保合軸部25は2つ割円筒状に形成され、後端に係
止爪25aを有している。 上記前方円形段部21には、第14図、第16図および
第22図示のように、その軸心対称位置で外ネジ筒部2
0および円筒部22内に通じる2つの摺動孔26.27
が設けられている。 これらの摺動孔26,27には、シャープペンシル軸(
第1のレフィール)4とボールペン軸(第2のレフィー
ル)5が軸方向へ摺動自在に挿通されている。 上記シャープペンシル軸4は、第21図示のように、上
記一方の摺動孔26に挿通された芯パイプ40の先端に
リードガイド41が着脱可能に差込み連結されており、
このため、上記軸2を前部外筒1から取り外した後、芯
パイプ40をリードガイド41から抜き取ることにより
、上記芯パイプ40への芯補充を行うことができる。 かかるシャープペンシル軸4において、リードガイド4
1の先端側には芯送出機構42が配置されている。この
芯送出機構42は、リードチャック43とチャック締付
リング44および第1の弾性体45を有する構成になっ
ている。 一方、ボールペン軸5は、上記他方の摺動孔27に摺動
自在に挿通されたペン取付軸50の前端に一体連結され
ているペンホルダ51の先端大径嵌合筒部51Bに、後
端側が着脱可能に差込み連結されるようになっている。 かかるシャープペンシル軸4とボールペン軸5の各後端
にはスライダー6.7が連結されている。 そして、上記シャープペンシル軸4とボールペン軸5は
、それぞれのスライダー6.7と上記軸2の前方円形段
部21の後端との間に介在された弾性体46と52とに
よって、常時後退方向に付勢され、これによって、上記
各スライダー6.7は、それぞれの後端が鞘軸部23の
後方円形段部24前端に当接して、それ以上の後退移動
が規制されている。 ここで、上記各摺動孔26,27は、これらの挿通され
たシャープペンシル軸4の芯パイプ40およびボールペ
ン軸5のペン取付軸50のそれぞれの軸方向移動を許容
する孔径で、且つ、上記シャープペンシル軸4のリード
ガイド41とボールペン軸5系統のペンホルダ51の先
端大径嵌合筒部51Bおよび上記各弾性体46.52の
それぞれの外径より小径に形成されている。 従って、上記軸2に対して上記シャープペンシル軸4と
ボールペン軸5とを組立てる際、まず、シャープペンシ
ル軸4にあっては、芯パイプ40の先端からリードガイ
ド41を抜き取り、その芯パイプ40に弾性体46を嵌
装した状態で、該芯パイプ40を先端側より一方の摺動
孔26に対し後方側から差込み挿通した後、上記芯パイ
プ40の先端にリードガイド41を差込み連結しなげれ
ばならず、このような手順でしか上記鞘2に対するシャ
ープペンシル軸4の組立てを行うことができない。また
、ボールペン軸5にあっては、ペン取付軸50の後端か
らスライダー7を取り外し、且つ、弾性体52を抜き取
った状態で、そのペン取付軸50を後端側より他方の摺
動孔27に対しその前方側より差込み挿通した後、上記
ペン取付軸50に後端側より弾性体52を嵌装し、次い
で、そのペン取付軸50の後端にその系統のスライダー
7を取付けるという手順でしか、上記鞘2に対するペン
取付軸50の組立てを行うことができない。 一方、上記各スライダー6.7は、第11図。 第12図示のように、2つ割円形部材から成って断面円
形状に組合せ合体されるもので、それらの合体面には、
第17図〜第19図および第23図示のように、断面凹
状の軸方向摺動溝60.70と、該軸方向摺動溝60,
70の底部長手方向に設けられ、且つ、長手方向中間部
が仕切壁60a。 70aで区切られた断面U字状のレフィール支持孔60
b、70bとが設けられている。 また、上記レフィール支持孔60b、70bの先端開口
縁部には係止爪部60c、70c (第17図参照)が
設けられている。 そして、上記レフィール支持孔60b、70b内に上記
芯パイプ40およびペン取付軸50の後端部を嵌込んで
、それらの後端部に上記係止爪部60c、70cを弾性
係合させることにより、上記芯バイブ40および上記ペ
ン取付軸50の各後端部にそれぞれの系統のスライダー
6.7が着脱可能に連結されている。この場合、上記芯
バイブ40およびペン取付軸50の各後端側には、抜止
め段部40a、50aを設け、これらの抜止め段部40
a、50aを上記レフィール支持孔60b。 70bの先端開口縁部の内側の当接係合されている。 また、上記軸方向摺動溝60.Toは鞘軸部23に上下
から嵌込まれて該鞘軸部23を抱え込んでいることによ
り、該鞘軸部23をガイドとして上記スライダー6.7
が上記シャープペンシル軸4およびボールペン軸5のそ
れぞれと一体に軸方向へ個々に摺動できるようになって
いる。 このようして、鞘2とシャープペンシル軸4およびボー
ルペン軸5並びにスライダー6.7等がそれぞれユニッ
ト化された状態で、鞘2の外ネジ筒部20を前部外筒l
の内ネジ部10に連合連結した後、後部外筒3の先端側
を前部外筒1の後端側に回動自在に嵌込む。 この嵌込み時において、後部外筒3の軸挿通孔35が鞘
2の係合軸部25に係止爪25aの先端側から圧入され
ることにより、該係止爪25aが上記軸挿通孔35を通
過して該軸挿通孔35の後端面に係止される。 この状態で、上記後部外?#3後端側の内ネジ孔部36
に天ビス8が螺合されて該天ビス8の突入軸部8aが上
記保合軸部25内に挿入され、もって、上記軸挿通孔3
5に対する係止爪25aの圧接係合を一層確実堅固なも
のとしている。 また、上記天ビス8は、クリップ9の環状基部を後部外
筒3の後端に共線めしている。 このようにして、筆記具全体が組立てられた状態におい
て、スライダー6.7がそれぞれの系統の弾性体46.
52によって後退付勢され、且つ、上記各スライダー6
.7の外周面に形成されたカム面61.71相互の前端
対向面部が後部外筒3と一体のカム係合突起34に圧接
係合されている。 即ち、上記カム面61.71は、第22図示のように、
スライダー6.7相互が後退位置で円柱状に合体した状
態において、それぞれの前端部相互がテーパー状の短絡
状態となり、且つ、後端側軸方向に沿って軸径方向へ漸
次対称的に弯曲傾斜している。 次に動作について説明する。シャープペンシル軸4およ
びボールペン軸5が前部外筒1内に退没収納された第1
0図、第21図の状態において、後部外筒3を一方向に
回動すると、これと一体のカム係合突起34が、例えば
シャープペンシル軸4例のスライダー6のカム面61を
、その先端から後端係止部61a側に向って押圧滑動す
ることにより、上記スライダー6が弾性体46に抗して
前進する。これにより、上記スライダー6と一体のシャ
ープペンシル軸4が前進して前部外筒1から突出する。 そして、上記カム係合突起34が上記カム面61の後端
係止部61aに係合することにより、シャープペンシル
軸4が筆記状態に保持される。 この筆記状態において、後部外筒3をノックすると、上
記カム面61の後端係止部61aに係合している上記カ
ム係合突起34を介してスライダー6が更に前進移動す
ることにより、シャープペンシル軸4の芯送りが行われ
る。 また、上記筆記状態から上記後部外筒3を逆方向に回動
させると、上記カム係合突起34と後端係止部61aと
の係合が解除され、そのカム係合突起34が上記カム面
61から離脱する方向に回動することにより、上記スラ
イダー6が弾性体46の付勢力で後退移動する。 この後退移動により、シャープペンシル軸4が退没して
収納され、該収納位置では、上記カム係合突起34が上
記カム面61を先端側に係合した状態に復帰する。 この状態から上記後部外筒3を他方向に回動させると、
上記カム係合突起34が今度はボールペン軸5側のスラ
イダー7のカム面71をその系統の後端係止部71a側
に向って押圧滑動することにより、上記他方のスライダ
ー7が前進移動して該スライダー7と一体のボールペン
軸5が筆記位置に突出し、該筆記位置で、上記カム面7
1の後端係止部71aにカム係合突起34が係合してボ
ールペン軸5がロック状態に保持される。 この状態で、後部外筒3を逆方向に回動させると、上記
シャープペンシル軸4系統の場合と同様にボールペン軸
5系統のスライダー7が後退移動してボールペン軸5が
収納される。
【発明が解決しようとする課題】
従来の複合筆記具は以上のように構成され、鞘2の摺動
孔26.27が、シャープペンシル軸4のリードガイド
41とボールペン軸5系統のペンホルダ51の先端大径
嵌合筒部51Bおよび上記各弾性体46.52のそれぞ
れの外径より小径に形成されているので、シャープペン
シル軸4の系統にあっては、芯パイプ40にリードガイ
ド41と弾性体46およびスライダー6のそれぞれが組
付けられた状態で鞘2の摺動孔26に差込み挿通させる
ことができず、また、ボールペン軸5の系統にあっても
、ペン取付軸50にその系統の弾性体52とスライダー
7およびボールペン軸5を組付けた状態でその系統の摺
動孔27に差込み挿通ずることができず、このため、上
記鞘2に対する上記シャープペンシル軸4およびボール
ペン軸5の組立作業に多くの手数と時間を費やして組立
効率が非常に悪いという課題が生じた。 また、上記鞘2の鞘軸部23が単なる平板状を成してい
るにすぎないので、その鞘軸部23に沿ってガイドされ
るシャープペンシル軸4およびボールペン軸5の前後進
移動が不安定になるという虞れが生じた。 更に、各スライダー6.7に設けられたレフイール支持
孔60b、70bはそれぞれの中途部が仕切壁60a、
70aで区切られているので、その分だけシャープペン
シル軸4にあっては芯パイプ40を短くしなければなら
ず、また、ボールペン軸5にあっては、この系統の上記
レフイール支持孔70bに後端部が嵌込み連結されたペ
ン取付軸50を介してボールペン軸5を連結しているの
で、該ボールペン軸5は一層短くなってインク収納容量
が少なくなるという課題が生じた。 また、上記シャープペンシル軸4およびボールペン軸5
のそれぞれの系統の弾性体46.52は、単にスライダ
ー6.7の前端と鞘2の前方円形段部21との間に介在
させているにすぎないので、上記弾性体46.52が圧
縮時に径方向外側へ逃げ変形し、その結果、シャープペ
ンシル軸4使用時の芯送出に際してのノック操作が円滑
に行われなくなるという課題も生じた。 この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、鞘に対する第1および第2のレフィールの組立
てを簡単に行うことができ、かつ、それらのレフィール
を鞘に沿って円滑に前後進移動させることができると共
に、筆記具全長を変えずに各レフィールの全長を長くす
ることができ、しかも、弾性体を安定保持できる複合筆
記具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る複合筆記具は、鞘の摺動孔を
、レフィールの最大外径部より大径で、且つ、上記弾性
体の内径より小径に形成したものである。 この発明の請求項2に係る複合筆記具では、上記鞘に、
第1および第2のレフィールが摺動自在に嵌込まれ、該
レフィールのそれぞれを軸方向にガイドする断面U字状
のガイド溝を設けたものである。 この発明の請求項3に係る複合筆記具では、各スライダ
ーのそれぞれの軸方向全長に亘って、各レフィールの後
端側が差込み連結されるレフィール支持孔を設けたもの
である。 この発明の請求項4に係る複合筆記具では、上記各スラ
イダーの前端に、それぞれの系統の弾性体側に突出して
該弾性体を圧縮時に外側から抑える爪部を設けたもので
ある。
【作 用】
この発明の請求項1の複合筆記具では、第1および第2
のレフィールのそれぞれを鞘の摺動孔に対して後方側か
ら差込み挿通することができる。 この発明の請求項2の複合筆記具では、第1および第2
のレフィールを鞘のU字状ガイド溝によって、軸方向へ
円滑に安定移動させることができる。 この発明の請求項3の複合筆記具では、筆記具全体の長
さを変えずにレフィール全長を長くすることができる。 この発明の請求項4の複合筆記具では、弾性体を安定保
持されることができる。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による複合筆記具の内部ユニッ
ト行動を一部断面して示す平面図、第2図は鞘の平面図
、第3図は第2図の■−■線断面図、第4図はスライダ
ーの裏面図、第5図は第4図の■−V線断面図、第6図
は第4図の■−■線断面図、第7図は後部外筒とクリッ
プの分解断面図であり、第10図〜第23図との同一部
分には同一符号を付して重複説明は省略する。 第1図〜第3図において、鞘2の鞘軸部23には、断面
U状のガイド溝23a、23bが対称に設けられ、これ
らのガイド溝23a、23bにシャープペンシル軸4の
芯パイプ40とボールペン軸5がそれぞれの弾性体46
.52を介して軸方向へ摺動自在に嵌込まれるようにな
っている。 また、上記鞘2の前方円形段部21に設けられた摺動孔
26.27は、上記芯パイプ40およびボールペン軸5
のそれぞれの軸方向移動を許容し、且つ、それぞれの系
統の弾性体46.52の外径およびシャープペンシル軸
4の最大外径部(芯送出機構42)のそれぞれより小径
に形成されている。 従って、シャープペンシル軸4およびボールペン軸5を
それぞれの先端側より、上記摺動孔26゜27に対し、
それらの後方側から容易に差込み挿通することができ、
それらの組立てが簡単に手際よく行える。 また、第1図〜第3図示のように、スライダー6.7の
合体面部には、その軸方向全長に亘って、筒状のレフィ
ール支持孔6a、7aが一体形成され、これらのレフィ
ール支持孔6a、7aに前端側から上記芯パイプ40お
よび上記ボールペン軸5の後端側が着脱可能に嵌入連結
されている。 このように、各スライダー6.7の軸方向全長に形成さ
れたレフィール支持孔6a、7aに上記芯パイプ40お
よび上記ボールペン軸5の後端側が嵌入連結されている
ことにより、筆記具自体の全長を変えることなく、それ
らの芯パイプ40およびボールペン軸5の全長を長くす
ることができ、これに伴って、シャープペンシルの芯を
長くできる共に、ボールペンのインク収納容量を大きく
できる。 第7図および第8図はそれぞれ上記スライダー6.7の
変形例を示すもので、第7図のスライダー6.7にあっ
ては、レフィール支持孔6a、7a孔壁の側部に、それ
らの軸方向に沿って所定長さのスリット6c、7cを設
けた構成としている。 この実施例のスライダー6.7の場合、それらのスリッ
ト6c、7cの存在によって、芯パイプ40およびボー
ルペン軸5の後端部を上記レフィール支持孔6a、7a
に挿脱可能に圧入保合させることができるようにしてい
る。 第8図のスライダー6.7にあっては、これらの後端内
壁部よりそれぞれのレフィール支持孔6a。 7a内に突出する突出軸部6e、7eを一体連設した構
成としている。 この実施例のスライダー6.7では、レフィール支持孔
6a、7aに対する芯パイプ40およびボールペン軸5
の各後端部挿入時に、該芯パイプ40およびボールペン
軸5の各後端側内部に上記突出軸部6e、7eがそれぞ
れ挿脱可能に圧入係合されるようになっている。 従って、第7図および第8図のスライダー6゜7によれ
ば、一般に押し出し成形パイプから成るレフィールの外
径に成形誤差があっても、該レフィールをレフィール支
持孔6a、7aに対して円滑かつ確実に差込み係合保持
させることができる。 また、上記各スライダー6.7の先端には、第1図示の
ように、前方へ突出して弾性体46.52をそれぞれの
圧縮時に外側から抑えて該弾性体46.52が径方向外
側に逃げ変形するのを防止するための爪部6b、7bが
一体形成されている。 従って、これらの爪部6b、7bによって、上記各弾性
体46.52を安定保持できる。 更に、第9図示のように、クリップ9としては、その後
端にコ字状に係止片部9aが一体屈曲形成されたものを
使用し、この係止片部9aを後部外筒3の後端部に設け
られた切欠孔部3aに嵌込んで弾性係合させている。 そして、上記後部外筒3の天蓋8を嵌合させ、該天蓋8
の先端筒状部36に外周に設けられた保合突起8aを上
記後部外筒3の後端側内壁部に設けられた係合突起3b
に弾性係合させることにより、上記クリップ9の抜止め
機能を奏する。
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、鞘に対する第1およ
び第2のレフィールの組立てを簡単に行うことができ、
かつ、それらのレフィールを鞘に沿って円滑に前後進移
動させることができると共に、筆記具全長を変えずに各
レフィールの全長を長くすることができ、しかも、弾性
体を安定保持できる複合筆記具を提供できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による複合筆記具の内部ユ
ニット構造を一部断面して示す平面図、第2図は鞘の平
面図、第3図は第2図の■−■線断面図、第4図はスラ
イダーの裏面図、第5図は第4図の■−V線断面図、第
6図は第4図のVl−■線断面図、第7図および第8図
はそれぞれスライダーの変形例を示す断面図、第9図は
後部外筒とクリップの分解断面図、第10図は従来の複
合筆記具を示す断面図、第11図は第10図のA−A線
断面図、第12図は第10図のB−E線断面図、第13
図は第10図の鞘の平面図、第14図は第13図の下端
面図、第15図は第13図のC−C線断面図、第16図
は第13図のD−D線断面図、第17図は従来のスライ
ダーの裏面図、第18図は第17図の断面図、第19図
は第17図の下端面図、第20図(A)は従来の後部外
筒の断面図、第20図(B)は第20図(A)のE−E
線断面図、第21図は従来の複合筆記具の内部ユニット
構造を一部断面して示す平面図、第22図は従来の複合
筆記具の後部外筒側の拡大断面図、第23図は第21図
のY−Y線断面図である。 1・・・前部外筒、2・・・鞘、3・・・後部外筒、4
,5・・・レフィール、6,7・・・スライダ+、6a
、?a・・・レフィール支持孔、6b、7b・・・爪部
、22・・・連結部、23a、23b・・・ガイド溝、
26.27・・・摺動溝、46.52・・・弾性体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、前部外筒(1)の後端に後部外筒(3)を回動自
    在に且つ着脱可能に連結し、この後部外筒の後端に着脱
    可能に連結された鞘(2)と、この鞘の上記後部外筒(
    3)との連結部(22)に設けられ、その鞘(2)に沿
    って前後進させる第1および第2のレフィール(4)、
    (5)が摺動自在に挿通された摺動孔(26)、(27
    )と、上記第1および第2のレフィール(4)、(5)
    の各後端に連結されたスライダー(6)、(7)と、該
    スライダーと上記鞘(2)の上記連結部(22)との間
    で上記各レフィール(4)、(5)に嵌装され、該レフ
    ィールを後退方向に付勢する弾性体(46)、(52)
    とを備え、上記後部外筒(3)の回動により、上記第1
    および第2のレフィール(4)、(5)を上記前部外筒
    (1)の先端より交互に突出・退没させる複合筆記具に
    おいて、上記鞘(2)の摺動孔(26)、(27)は、
    上記レフィール(4)、(5)の最大外径部より大径で
    、且つ、上記弾性体(46)、(52)の内径より小径
    に形成したことを特徴とする複合筆記具。 2)、上記鞘(2)には、上記第1および第2のレフィ
    ール(4)、(5)が摺動自在に嵌込まれ、該レフィー
    ルのそれぞれを軸方向にガイドする断面U字状のガイド
    溝(23a)、(23b)が設けられている請求項1記
    載の複合筆記具。 3)、上記各スライダー(6)、(7)には、それぞれ
    の軸方向全長に亘って、上記各レフィール(4)、(5
    )の各後端側が差込み連結されるレフィール支持孔(6
    a)、(7a)が設けられた請求項1記載の複合筆記具
    。 4)、上記各スライダー(6)、(7)の前端には、そ
    れぞれの系統の弾性体(46)、(52)側に突出して
    該弾性体(46)、(52)を圧縮時に外側から抑える
    爪部(6b)、(7b)が設けられた請求項1〜3いず
    れか1項記載の複合筆記具。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5642953A (en) * 1993-11-02 1997-07-01 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Multiplex writing implement
WO2010024346A1 (ja) * 2008-08-29 2010-03-04 株式会社壽 複合筆記具
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JP2016168747A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 ゼブラ株式会社 回転繰出し式筆記具

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