JPH0378808A - 安定化電源回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は安定化電源回路に関し、特に発熱量の大きな３
端子レギュレータＩＣを用いた安定化電源回路に関する
。

〔従来の技術〕

従来のこの種の安定化電源回路は、３端子レギュレータ
ＩＣ及び発振防止・平滑用のコンデンサから構成されて
いた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の安定化電源回路は、出力電流が全て３端
子レギュレータＩＣの内部を流れるため、３端子レギュ
レータＩＣによる電圧ドロップ（Ｖｉｎ−Ｖｏｕｔ、）
と出力電流との積にほぼ等しい電力が全て３端子レギュ
レータＩＣで消費されるという欠点がある。

電圧降下を制御することによって直流入力電圧より低い
あらかじめ定めた電圧の直流出力電圧を得る電圧制御手
段と、負荷抵抗の最大値、前記直流入力電圧の最大値及
び前記あらかじめ定めた電圧に基づきあらかじめ定めた
抵抗値より抵抗値が大きいかあるいは等しく前記電圧制
御手段の入出力間に接続した抵抗とを備えている。

本発明の安定化電源回路は、前記電圧制御手段が３端子
レギュレータＩＣであってもよい。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す回路図である。

この実施例に接続される負荷抵抗Ｒ２を流れる電流が（
Ｖ　ｉｎ　−Ｖ　ｏｕｔ）／　Ｒ１を超えた時、負荷電
流は３端子レギュレータＩＣＩと抵抗Ｒ１とを分流し、
３端子レギュレータＩＣＩにより安定化された出力電圧
Ｖ　ｏｕｔが出力される。出力電流が３端子レギュレー
タＩＣＩと抵抗Ｒ１とに分流するため、３端子レギユレ
一タＩＣＩ単体での消費電力は小さくなり、例えばＲ２
＝２Ｒ１・Ｖｏｕｔ／（Ｖｉｎ−Ｖｏｕｔ　）の時の３
端子レギュレータＩＣ１の消費電力は、抵抗Ｒ１のない
時と比較した場合、約２分の１とすることができる。

この実施例が所要の出力電圧Ｖｏｕｔを出力すべき入力
電圧Ｖｉｎ及び負荷抵抗Ｒ２のそれぞれの最大値をＶＩ
Ｍ　　、Ｒ２Ｍとしたとき、抵抗Ｒ１の抵抗値をＲ１≧
Ｒ２Ｍ　・（ＶＩＭ−Ｖｏｕｔ　）　／Ｖｏｕｔとなる
ように設定すれば、抵抗Ｒ１を付加したことによって出
力電圧がＶ　ｏｕｔを超えることはない 以上、３端子レギュレータＩＣが１段の場合について本
発明の詳細な説明したが、出力電圧安定度の向上のため
、あるいはその他の目的で３端子レギュレータＩＣを多
段接続する場合も、本発明を適用して同じ効果を得るこ
とができる。

又、３端子レギュレータＩＣと同様に動作する個別部品
を用いた電圧制御手段を用いる場合にも、本発明を適用
して同じ効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、出力電流を電圧制御手段
と抵抗とに分流することにより、電圧制御手段単体での
消費電力を小さくできる効果がある。このなめ電圧制御
手段の放熱設計が容易、になり、ケースの小型化が可能
である。

また、電圧制御手段の入出力間に接続する抵抗の実装位
置を変更することが可能なため、発熱源を分散、もしく
は、ケース外に置くことができる。これにより、ケース
の内部温度の均一化、及び、温度上昇の低減を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の“一実施例の回路図である。 １・・・３端子レギュレータＩＣ，Ｒ１・・・抵抗、Ｃ
Ｉ、Ｃ２・・・コンデンサ、Ｒ２・・・負荷抵抗。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）直列抵抗成分による電圧降下を制御することによ
   って直流入力電圧より低いあらかじめ定めた電圧の直流
   出力電圧を得る電圧制御手段と、負荷抵抗の最大値、前
   記直流入力電圧の最大値及び前記あらかじめ定めた電圧
   に基づきあらかじめ定めた抵抗値より抵抗値が大きいか
   あるいは等しく前記電圧制御手段の入出力間に接続した
   抵抗とを備えたことを特徴とする安定化電源回路。
2. （２）前記電圧制御手段が３端子レギュレータＩＣであ
   る請求項１記載の安定化電源回路。