JPH0377656A - 空気清浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気中の粉塵粒子を捕集するための空気清浄
装置に関するものでちる。

従来の技術 以下従来例の構成について第２図を参考に説明する。

空気清浄にかいて、粉塵粒子の捕集にエレクトレットフ
ィルターを用いることがある。例えば、特開昭５７−１
５８５６号公報に示される様に空気中の粉塵粒子を荷電
しエレクトレットフィルターの静電気力によシ粉塵粒子
を捕集する提案がなされている。１０１は空気清浄機本
体の外枠であｊ５．１０２は荷電部、１ｏ３はエレクト
レフトフィルターである。荷電部１０２は放電線１０４
と平行平板電ｆＭ１ｏｅｉとから成り、放電線１０４と
平行平板電極１０５との間に直流高圧電源１０６から放
電線１０４にプラス、平行平板電［１０Ｓにマイナスが
接続された構成となっている。

以上の構成にかいて、粉塵粒子を含む空気流が送風機等
によう荷電部１０２に流入すると、放電線１０４にグラ
ス、平行平板電極１０５にマイナスの直流高電圧が印加
されているため、放電線１０４と平行平板電極１０５の
間にかいてプラスのコロナ放電が生じ、流入した粉塵粒
子はコロナ放電によシブラスに荷電される。このプラス
に荷電された粉塵粒子はエレクトレットフィルター炉材
の取分極子のマイナス側に静電気力によう引きつけられ
捕集されるものであった。

発明が解決しようとする課題 この様な従来の構成下は、エレクトレットフィルター１
０３は、フラットな形状であるため炉材面積が小さく風
量を確保するためにはエレクトレットフィルター１０３
の目つけ量を小さくする必要があシそのために粉塵粒子
の捕集効率が悪いという問題があった。

又、荷電された粉塵粒子の捕集ば、プラスに粒子が荷電
されているためエレクトレットフィルター１０３の炉材
のマイナスでのクーロン力によって行われるため荷電粒
子が付着すると炉材の電荷と粉塵粒子の電荷が電気的に
中和されエレクトレットフィルター１０３の静電気力が
弱まシ経時的に捕集効率の低下を生じる。

すなわち、風量を確保した目つけ量の少ない低圧力損失
仕様にかいては、初期の粉塵の捕集効率が低く、粉塵が
堆積するにしたがって経時的に粉塵捕集効率が著しく低
下するため寿命が短いという問題があった。

従って、エレクトレットフィルター１０３を炉材として
用いる空気清浄機に訃いては圧力損失を小さく、粉塵粒
子の初期捕集効率を良好にし、エレクトレットフィルタ
ー１０３の静電気力を維持し、経時的な粉塵の捕集効率
の低下をおさえ寿命を延ばすことが課題である。

本発明は、上記課題に鑑み、圧力損失を小さく粉塵の初
期捕集効率を良好にし、エレクトレットフィルター１０
３の静電気力を維持し、経時的な粉塵の捕集効率の低下
を釦さえ寿命を延ばしエレクトレットフィルター１０３
の取替え交換時期の長い空気清浄装置を提供するもので
ある。

課題を解決するための手段 空気の流れに対し上流側に配置した第１放電線と金属ネ
ットからなる放電部と、下流側にエレクトレットフィル
ターを備え、前記エレクトレットフィルターは通気路を
横ぎるごとくかつ波形状に配置され、又エレクトレット
フィルターの下流側に第２放電線を配置したものである
。

作　　用 本発明は上記した構成によシ、エレクトレットフィルタ
ーの実効面積を上げエレクトレットフィルター通過風速
を下げることにより圧力損失を低減すると共に捕集効率
を上げ又、第２の放電線に電圧を印加することによシ粉
塵を捕集し静電気力を失ったエレクトレットフィルター
を誘電分極させ荷電粉塵粒子を静電気力により更に捕集
することを可能としエレクトレットフィルターの寿命を
延ばすものである。

実施例 以下本発明の一実施例について第１図に基づき説明する
。

第１図は本発明の空気清浄装置を示す断面概略図である
。

第１図にかいて、１は気流上流側に設けられた放電部で
１波形状に取付けられた金属ネット２、前記金属ネット
２の凹部に設けられた第１の高電圧放電線３、前記高電
圧放電線３に高電圧を印加する高圧電源４よシ戒ってい
る。６は気流下流側に設けられた集塵部でちゃ波形状に
設けられたエレクトレットフィルター６と前記エレクト
レットフィルター６の凹部に設けられた第２の高電圧放
電線Ｔ、第３の高電圧放電線７に高電圧を印加する高電
圧電源８よシ戒っている。又１０は放電部１の気流上流
側に設けられたブレフィルターである。

以上の様に構成された空気清浄装置について第１図から
第３図を用いて説明する。

先ず、空気清浄装置の運転スイッチを投入する。

高電圧電源４によシ高電圧放電＃！３にグラスの高電圧
が印加され、高電圧放電ｌ１Ａ３から金属ネット２へ放
電電流が流れ電離域が形成される。装置に具備されてい
る起風装置（図示せず）により空気中の浮遊粒子は空気
清浄装置内へ空気と共に取シ込まれ、まず粒径の大きな
粒子のわたぼこυ等の粗大粒子１０がプレフィルタ−９
によ砂取シ除かれる。ブレフィルター９を通過した微細
粒子１１は前述の電離域を通過する時に電離域内下放出
される電子やイオンの衝突電離の繰す返しやイオンの拡
散によシブラスに帯電され帯電粒子（図示せず）となる
。

帯電粒子（図示せず）が波形状に配置されたエレクトレ
ットフィルター６に近づくと、この帯電粒子（図示せず
）はエレクトレフトフィルター６の双極分極子のマイナ
ス側に静電気力により引きつけられ捕集される。

エレクトレットフィルターｅに帯電粒子（図示せず）が
付着すると、フィ゛〜ター炉材のマイナス電荷が帯電粒
子（図示せず）のプラス電荷により電気的に中和される
が、エレクトレットフィルター６の下流側に設けた第２
の高電圧放電線７に電圧を印加するとエレクトレットフ
ィルター６の上流側に設けた金属ネット２との間で電界
が生じ粉塵粒子を捕集し静電気力を失ったエレクトレッ
トフィルター６は誘電分極され帯電粒子（図示せず）を
静電気力により更に捕集することが可能となる。

以上の過程より、エレクトレットフィルター６は波形状
に配置されているため、フラット形状の場合に比較し炉
材面積が大きくなってかり、エレクトレットフィルター
６を通過する時の帯電粒子（図示せず）の通過速度が小
さくなる。このため、帯電粒子（図示せず）がエレクト
レットフィルター６中を通過する時間が長くなシ、静電
気力及びメカニカル的に捕集される帯電粒子（図示せず
）の数が多くなう捕集効率が向上する。又帯電粒子（図
示せず）の通過速度が小さくなることによりエレクトレ
ットフィルター６による圧力損失が低減される。

又、エレクトレットフィルター６は帯電粒子（図示せず
）の捕集により静電気力を失うがエレクトレフトフィル
ター６を誘電分極させることにより帯電粒子（図示せず
）を静電気力によって更に捕集することも可能にできる
ためエレクトレットフィルター６の寿命を延ばすという
効果がある。

更に、金属ネット２は、微細粒子１１の帯電及びエレク
トレットフィルター６の誘電分極の両方の役割を兼ねる
ため空気清浄装置の薄型化が図れるという効果もある。

発明の効果 以上の様に本発明は空気の流れに対し上流側に配置した
第１放電線と金属ネットからなる放電部と、下流側にエ
レクトレフトフィルターを備え、前記エレクトレットフ
ィルターは通気路を横ぎるごとくかつ波形状に配置され
、又エレクトレットフィルターの下流側に第２放電線を
配した空気清浄機であう以下の効果が得られる。

（１）　　エレクトレットフィルターは波形状に配置さ
れている炉材面積が向上する。これによシ同−風量にか
いては粉塵粒子のエレクトレットフィルター通過速度が
小さくなるため、エレクトレットフィルターの粉塵粒子
の捕集効率が向上し圧力損失が低減される。

（匂　帯電粒子の捕集により静電気力を失ったエレクト
レフトフィルターを誘電分極させ帯電粒子を静電気力を
失ったエレクトレットフィルターを誘電分極させ帯電粒
子を静電気力によシ更に捕集できるためフィルターの寿
命をのばすことができる。

（３）金属ネットは微細粒子の帯電及びエレクトレット
フィルター６の誘電分極の両方を兼ねるため空気清浄装
置の薄型化が図れる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である空気清浄装置の概略図
、第２図は従来の空気清浄機の概略図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　空気の流れに対し上流側から配置した第１放電線と金
   属ネットからなる放電部と、エレクトレットフィルター
   と、第３の放電線とを順に備え、前記エレクトレットフ
   ィルターは通気路を横ぎるごとくかつ波形状に配置され
   、又エレクトレットフィルターの下流側に第２放電線を
   配置することを特徴とする空気清浄装置。