JPH037585A - 光活性オリゴヌクレオチドによる遺伝子発現の選択的阻害 - Google Patents

光活性オリゴヌクレオチドによる遺伝子発現の選択的阻害

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JPH037585A
JPH037585A JP2011958A JP1195890A JPH037585A JP H037585 A JPH037585 A JP H037585A JP 2011958 A JP2011958 A JP 2011958A JP 1195890 A JP1195890 A JP 1195890A JP H037585 A JPH037585 A JP H037585A
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JP
Japan
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sequence
oligonucleotide
composition
dna
uva
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JP2011958A
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English (en)
Inventor
Francis P Gasparro
フランシス ピー.ガスパッロ
Richard L Edelson
リャード エル.エデルソン
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Yale University
Original Assignee
Yale University
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光活性化可能な治療化合物および組成物、前
記化合物および組成物を使用して標的DNAの機能およ
び/または発現を阻害する方法に関する。さらに詳しく
は、ここに開示する本発明は、前以て決定した配列を有
するヌクレオチド塩基(オリゴヌクレオチド)のUVA
 (紫外線A光)照射産生物からなる、光活性化可能な
治療組成物の治療学的使用に関し、そして化合物は2つ
の光活性化可能な官能基を有し、そしてUVA照射条件
下にオリゴヌクレオチドの少なくとも1つの塩基と反応
することができる。
ソラレン誘導体は、本発明の実施において三機能性化合
物としてとくに有用である。この組成物は生存しうる細
胞に、好ましくは生体内において、投与する。その後、
細胞をUVA照射に暴露する。
これにより、細胞中でオリゴヌクレオチドの前以て決定
した配列により標的された、不活性化または「ターンオ
フ(turn−off) J遺伝子が細胞中に生ずる。
光活性化可能な治療材料の調製に使用するオリゴヌクレ
オチドは、「センス(sens)」SRのセグメントま
たは標的された遺伝子の「アンチセンス(antise
nse) 」DNA鎖の塩基配列セグメントに対して相
補的である、塩基配列セグメントを含有する。光活性化
可能な治療材料の調製において、オリゴヌクレオチドは
UVA照射のとき二官能性化合物の光活性化可能な成分
と反応してモノアダクト(monoadduct)を形
成し、そして細胞を投与しそしてさらにUVA照射する
と、光活性化可能な治療組成物は標的された遺伝子中で
DNAの相補的セグメントとその場で架橋する。
ここにおいて、光活性化可能な部分およびオリゴヌクレ
オチド成分、例えば、オリゴヌクレオチドの光活性化可
能なソラレンモノアダクトを有するキメラ分子であると
信じられる、光活性化可能な治療薬物、DNA機能を選
択的に阻害する方法、例えばUVAで生存可能な細胞中
でソラレンーオリゴヌクレオチドモノアダクトを照射す
る方法;および標的された組織、例えば、皮膚に本発明
の光活性化可能な治療材料を投与し、次いで前記部位の
局在化UVA照射からなる方法を開示する。
光治療技術は大昔から知られている。エジプト人は、ナ
イル河に成長する雑草(ammi a+ajus)の葉
を摂取し、次いで彼ら自身太陽に暴露して皮膚の脱色し
た判〔白斑(vitiligo) )を処置した。am
mimajus植物の活性成分は、1947年において
分離および特性決定され、ソラレン、8−メトキシプソ
ラレン(8−MOP)の誘導体である。ラーナー(Le
r−net)および共同研究者は、1953年において
、精製した8−MoPはヒトに安全に投与することがで
きこと、そして増感した8−MoPは白斑の管理におい
て低い投与量で有効であることを確立した。ラーナーお
よび共同研究者による研究は、大きい興味をつくり、そ
して、とくに皮膚科学の分野において、治療の光製剤学
の現代の領域を開始した。
引き続く研究は、UVAで照射したソラレン誘導体(フ
ロクマリン類)、例えば、8−MoPはDNAと反応す
ることを立証した。光活性化したソラレンの治療効果は
、DNAの2つの相補的鎖中の塩基との光反応から生じ
た。
こうしてさらにソラレンの誘導体、例えば、8−MoP
を開発した光治療は、ソラレン誘導体の局所的適用また
は経口的摂取後、皮膚のUVA光照射を含みそして、最
近、病気をもった血液の体外照射を含んだ。
最も早い光治療の2つは、ソラレンおよびUVAで白斑
および乾唐を処置することであった。より最近の発展は
、皮膚のT細胞リンパ腫(CTCL)の白血球相をソラ
レンおよびUVAで処置することであった。8−MoP
の経口的投与後、患者の血液を白血球泳動により3つの
分画に分離する:赤血球、白血球および血漿、白血球お
よび血漿を一緒にし、そしてプラスチックカセットに通
過させ、ここでそれらを薄い(1mm)層として照射す
る。
「体外の光化学治療により皮膚細胞リンパ腫の治療(T
reatment of Cutaneous T−C
ell Lymphoma byExtracopor
eal Photochemotherapy) J 
、Vol、316、No、6、The New Eng
land Jour、Med、、pp、297−303
、February 5.1987゜ ソラレン誘導体、8−MOP(1)は、天然に産出する
3環の芳香族化合物であり、その平らな構造はDNA中
の核酸塩基対間のインターカレーシコン(i n Le
rca la t ton)を促進する。
ラレンとチミンとの4’、57−(フラン側)シクロブ
チルアダクト(上のチミンについて示されている、■)
である。
UVA光(320〜400nm)で活性化するとき、ソ
ラレンは細胞のDNA中でピリミジン塩基と、優先的に
チミンと反応する。他のヌクレオチド塩基を越えたチミ
ンに対する優先は約20:1である。ソラレンは多官能
性試薬である、DNAと3つの明確なタイプのアダクト
=2つのモノ付加生成物および1つの架橋した生成物、
を形成する。モノアダクトは、ソラレンとチミンの5.
6炭素との3゜4−「ピロン側Jシクロブチルアダクト
(例えば、上のチミンについて示されている、■)また
はソ3.4−モノアダクト(n)は300nffl(=
j近に弱い吸収のみを有し、したがってUVA光を弱く
吸収するのみである。ソラレンの4’、5’−モノアダ
クトは330r+m付近に強い吸収を有し、こうして第
2UVA光子をより容易に吸収することができる。第2
光子は3.4−ピロン環を光活性化して、反対のDNA
N玉鎖上のチミン塩基(例えば、上のチミンについて示
した、■)との第2反応に導き、これにより架橋したD
NA鎖を生成する。
換言すると、ソラレンはDNA鎖中でチミン塩基との反
応により作用してDNA鎖を架橋する。
4’、5’−モノアダクトは他のUVA光子を吸収する
。こうして、DNAの架橋の形成は2つの光子プロセス
であり、ここで第1光子の吸収はDNAへのソラレンの
4’、5’ −モノアダクトの形成に導き、そしてUV
Aの第2光子の吸収はソラレンの3.4−ピラン環を光
活性化し、これは引き続いて反対のDNAtl上の他の
チミンに付加して架橋したDNAを与える。
相補的核酸鎖間の塩基対形成は、罪極性ソラレン分子に
より占有のために見事に位置する疎水性部位を提供する
。結合しかつ配向したソラレン部分の光活性化は、DN
A中のピリミジン塩基(主としてチミン)とのプソラレ
ン光アダクトの形成を促進する。前述のように、可能な
反応生成物はモノ付加のアダクト(モノアダクト)およ
び1つのシアダクトまたは架橋物を包含する。
いくつかの因子は光縮合プロセスに影響を及ぼす、特定
のソラレンがDNAと相互作用する能力は、コアソラレ
ン分子上の置喚基の性質に関係する、その固有の熱力学
的性質に依存する。ソラレンは、それ自体、DNAを取
り囲む水性環境および塩基対間の疎水性部位の間で分割
する。分布は、a)温度の低下、b)反応緩衝液の塩濃
度の増加、およびC)ソラレンコア上の置換基の変更(
例えば、8−MoPの代わりに4′−アミノメチル−4
゜5’、8−1−リメチルソラレン(AMT)により、
より多い塩基対の相互作用に向かってシフトすることが
できる。
塩基対の不存在下に、ソラレン光アダクトの収量は減少
し、そして8−MoPの場合において、収量は少なくと
も2桁だけ減少する。したがって、DNAの塩基対の鎖
は、本発明のモノアダクトを生成する好ましい方法にお
いて使用する。
モノアダクトの形成を制御するために、2つの方法を使
用した。第1に、390nmより大きい紫外線の波長で
ソラレンー二本鎖DNA溶液を照射することによって、
モノアダクトは事実上形成する光アダクトのみである。
第2に、標的鎖に対して相補的である鎖中のオリゴヌク
レオチドのA 79i域中に不一致の塩基を組み込むこ
とによって、モノアダクト単独は照射のために使用する
UVAの波長に無関係に生成する。例えば、構造(V)
は−敗した塩基対を表し、そして構造(Vl)は不一致
の塩基対を表し、ここで不一致の相補的鎖は相補的塩基
Tの代わりにAを有し、これにより不一致の鎖中のT塩
基間の架橋からソラレンを阻害する。
相補的鎖中に不一致塩基を意図的に組み込むことによっ
て、架橋の形成は遮断される。照射後、モノアダクトの
オリゴヌクレオチドを含有する混合物を変性して、未反
応の相補的DNA鎖をオリゴヌクレオチドーソラレンモ
ノアダクト鎖から分離する。主な結果により、モノアダ
クトは8−M0P十ds −DNA (完全に一致して
いるか、あるいは単一の不一致塩基を含有する)を40
0nmの光で照射するとき、同様な効能をもってモノア
ダクトが形成することが示される。
先行技術の光治療は、ソラレンの誘導体、例えば、8−
MoPを投与し、次いでUVAで照射して8−MoPを
含有する照射した細胞中のDNAの相補的鎖中にモノア
ダクトおよび架橋を生成することを包含する。しかしな
がら、ソラレンそれ自体の投与は、細胞中に含有される
DNAの特定の位置に対して特異的でなく、そして引き
続<UVAの照射はモノアダクトの形成および細胞のD
NAの全体を通じて不規則な架橋を引き起こす。
本発明の1つの目的は、オリゴヌクレオチドの前取て決
定した配列および少なくとも2つの光活性化可能な官能
基を有する化合物のモノアダクトとの光架橋のために細
胞遺伝子中の特定の遺伝子を標的することであり、前記
化合物はUVA照射条件下にオリゴヌクレオチドの少な
くとも1つの塩基と反応することができる。このような
架橋反応の結果は、反応生成物を含有する遺伝子はター
ンオフされる、すなわち、架橋したDNAが複製および
それがコードするポリペプチドを発現することを阻害さ
れることである。こうして、全体のゲノムのDNAの少
なくとも1つの標的されたセグメントはその遺伝子、ま
たはある他のDNAセグメント中で架橋により選択的変
更される。したがって、他のゲノム位置は光活性化化合
物、例えば、ソラレンの作用により節約される。標的さ
れた遺伝子中のDNAの1つの鎖に対して相補的なオリ
ゴマー(標的されたセグメントを位置決定し、そしてそ
れとハイブリダイゼーションすることができる)を、光
活性化可能な化合物、例えば、ソラレンーオリゴヌクレ
オチドアダクトを、UVA照射および架橋の形成の前に
、細胞遺伝子中の特異的ヌクレオチド配列へ供給する手
段として設計した。
標的された遺伝子の活性化が起こる特定の理論に拘束さ
れたくないが、光活性化された反応は生体内で起こり、
不活性化または「ターンオフ」された1または2以上の
遺伝子を生ずると信じられる。こうして、本発明の治療
材料は、それらの治療作用がUVA照射によりので、光
活性化可能であると呼ぶ。最初の反応において、生体外
で、メチレン分子はオリゴヌクレオチドに接合して、メ
チレンおよびオリゴヌクレオチドの4’、5’モノアダ
クトを形成する。
本発明のメチレン−オリゴヌクレオチドモノアダクトは
、生存可能な細胞または組織に、例えば、注射、または
動物の皮膚の局所的または病変内の適用により投与し、
そして移送または他の方法で細胞中に入る。細胞におい
て、メチレン−オリゴヌクレオチドアダクトは標的され
たDNA配列中のDNAの特異的または相補的セグメン
トとハイブリダイゼーションすると、われわれは理論化
する。ハイブリダイゼーションした光活性化可能なメチ
レン−オリゴヌクレオチド物質の引き続くその場のUV
A照射は、メチレン−オリゴヌクレオチド物質をそれが
ハイブリダイゼーションする相補的鎖と反応または架橋
させ、これにより標的されたDNA配列と相互作用させ
る。
いったん遺伝子のDNA配列が知られるか、あるいはい
ったん遺伝子がコードするポリペプチドのアミノ酸配列
が知られると、特異的オリゴヌクレオチド配列は既知の
方法により構成することができる。構成する特異的オリ
ゴヌクレオチド配列は、少なくともターンオフすべき遺
伝子のDNAのセグメントに対して相補的であるべきで
ある。
したがって、TA配列またはAT配列を含有する既知の
遺伝子位置は、本発明の光治療物質のための潜在的標的
であろう。なぜなら、モノアダクトのメチレン部分は、
オリゴヌクレオチドおよび細胞のDNAの両者中で、チ
ミン塩基と優先的に反応するからである。
本発明の組成物は、光活性化可能なオリゴヌクレオチド
、例えば、少なくともTAまたはAT配列および望まし
くはTATまたはATA配列を含有する、特定の前以て
決定したオリゴヌクレオチドとメチレン化合物との4’
、5’−モノアダクトからなる。これらのキメラ4’、
5’ −モノアダクト化合物は、メチレンおよび前以て
決定した配列のオリゴヌクレオチドの混合物のUVA照
射後、形成すると信じられる。メチレンの4’、5’−
モノアダクトは、この第1照射により生成した他の光生
成物ならびに未反応物質を含有しうる反応混合物から分
離することができる。
オリゴヌクレオチドの少なくとも1つの塩基とUVA照
射条件下に反応することができ、したがってここに記載
する治療学的処置において使用である、少なくとも2つ
の光活性化可能な官能基を含有する他の化合物は、次の
ものを包含する:NN′−NNキーン(C−1〜C−5
)−ビス−マレイミド(例えば、N、N’ −テトラメ
チレン−ビス−マレイミド)、N−HまたはN−アルキ
ル(C−1〜C−8)−フラノカルボスチリル(例えば
、7H−フラノ(3,2−g)グイノロンー2);フラ
ノクロモン(例えば、7H−フラノ(3,2−g)(1
)ベンゾピラン−5−オン);およびアルケニル(C−
〜C−10)オキシクマリン(例えば、7−アルキルオ
キシクマリン)。
モノアダクトのオリゴヌクレオチド部分は、DNAの相
補的配列内にチミン塩基を含有する、標的された遺伝子
のDNAのセグメントに対してハイブリダイゼーション
ように設計する。こうして、有用な照射した生成物は、
オリゴヌクレオチドの前以て決定した配列中のチミン部
位にメチレン4’、5’−モノアダクトを含有する。4
′5′−モノアダクトは、標的された遺伝子において相
補的DNA配列とハイブリダイゼーションし、次いでそ
れと光反応することができる。
さらに、標的された遺伝子中の選択した配列に対して相
補的であるオリゴデオキシリボヌクレオチド−およびオ
リゴデオキシリボヌクレオシド−アルキルホスホネート
は、ここに記載する本発明の実施のために使用するオリ
ゴヌクレオチドまたはオリゴマーの意味の範囲内に入る
。オリゴデオキシリボヌクレオシド−低級(C−1〜C
−3)アルキルホスホネートは非イオン性核酸の類似体
であり、通常核酸中に存在する負に帯電したホスホジエ
ステルインターヌクレオチド結合を置換する、自然のア
ルキルホスホネート結合を含有する。
ホスホネート結合はヌクレアーゼによる加水分解に対し
て抵抗性であり、したがって非イオン性オリボヌクレオ
チドは細胞壁中に浸入することができる。本発明は、イ
ンターヌクレオチドホスフェートのすべてまたはあるも
のがアルキルホスホネートと置換できることを包含する
。「雑種」分子を形成する、アルキル(例えば、メチル
)ホスホネートとのインターヌクレオチドとの選択的置
換は、これらの変更されたオリゴヌクレオチドへの皮膚
中に位置するヌクレオチック(nucleolytic
)酵素の活性を抑制するとき、とくに有利であることが
発見された。完全に置換されたオリゴヌクレオチドと比
較して、同一の細胞効果を達成するために、雑種インタ
ーヌクレオチドを有するオリゴヌクレオチドの濃度を有
意に低下させることが必要であることがある。
本発明において使用するオリゴヌクレオチドは、約8塩
基から約30塩基までの大きさの範囲のDNA配列の前
以て決定した配列からなる。最も好ましくは、配列は約
12〜約20塩基の長さである。配列中の8より小さい
塩基は前以て決定した配列として使用することができる
が、独特性の程度は長さの減少とともに急速に減少し、
これにより標的された遺伝子に対するソラレンーオリゴ
ヌクレオチドモノアダクトの潜在的特異性を大きく減少
する。換言すると、ソラレンーオリゴヌクレオチドモノ
アダクトは他の遺伝子(標的された遺伝子として意図し
ない遺伝子)と相互作用し、そしてこのような他の遺伝
子の望ましくない相互作用を引き起こすことがある。他
方において、約30塩基より大きい前以て決定したオリ
ゴヌクレオチド配列は、本発明の実際の適用を妨害しう
る程度に高い、標的すべき遺伝子中のその相補的セグメ
ントの認識およびハイブリダイゼーションのための相同
性を要求しうる。換言すると、標的された遺伝子の相補
的DNAセグメントへのより長い前以て決定したオリゴ
ヌクレオチド配列のハイブリダイゼーションのために必
要な時間は、この方法を実際に無効とすることがある。
そのうえ、長い前以て決定した配列を有するを有する4
’、5’−ソラレンーオリゴヌクレオチドモノアダクト
の細胞壁を横切る移送は、遅延されるか、あるいは妨害
されることさえある。
前以て決定した前以て決定した配列に関すると、配列は
オリゴヌクレオチド内に少なくともチミン−アデニンま
たはアデニン−チミン(TAまたはAT)を含有しなく
てはならない。換言すると、前以て決定した配列は、A
TまたはTAジヌクレオチド配列を含有する標的すべき
遺伝子のDNAの相補的配列から選択される。好ましく
は、選択すべき前以て決定したオリゴヌクレオチド配列
は、前以て決定した配列内に多数のTAまたはAT配列
を含有すべきである0例えば、TATまたはATA、お
よびTATAまたはATATは好ましい、また、シトシ
ンをオリゴヌクレオチドまたは標的された遺伝子中でチ
ミンと置換することができるが、望ましさに劣る。
したがって、選択しかつ、例えば、10塩基を有する前
以て決定した配列は、TAT^配列および6つの追加の
塩基を含有することができる0例えば、T3 (T細胞
受容体)のための遺伝子において、配列5 ’ −GG
AATATAGG −3’が存在し、そして選択した配
列は所望のATATA配列を含有する。その10塩基の
配列は、本発明における使用のための前以て決定した相
補的オリゴヌクレオチド配列として選択することができ
る。この例において、相補的オリゴヌクレオチド配列は
通常5’ −CCTATATTCC−3′である。
オリゴヌクレオチド配列は、この分野においてよく知ら
れている技術により調製することができる0例えば、オ
リゴヌクレオチド配列は、DNA合成装置において固相
合成により調製することができるか、あるいは好ましさ
に劣るが、逆転写の複雑な技術を使用することができる
ソラレンーオリゴヌクレオチドモノアダクトを調製する
ために、緩衝された(pH7,4>ソラレンの水溶液(
0,05〜0.2■/ll11)を調製する。ソラレン
溶液のlll11につき、約10〜50■の前以て決定
したオリゴヌクレオチドを約0.01〜0.05ミリモ
ルの濃度で添加する。したがって、この溶液をソラレン
ーオリゴヌクレオチド溶液の1−につき約1〜5時間の
間、モノクロメータ−から長い波長のUVA光(390
〜410nm)で照射する。より長い時間にわたって照
射する場合、より大きい溶液を使用することができる。
紫外線ランプの代わりに、増熱または特別の蛍光ランプ
を使用することができる。紫外線ランプは、架橋反応を
引き起こすUVA波長、すなわち、320〜370nm
の排除するガラスフィルターとともに使用することがで
きる。
本発明の方法は、生存可能な細胞に、治療学的に有効量
の光活性化可能なオリゴヌクレオチド、例えば、4’、
5’−ソラレンーオリゴヌクレオチドモノアダクトを投
与することからなる。オリゴヌクレオチド部分の細胞中
のその相補的DNA遺伝子位置へのハイブリダイゼーシ
ョンは、起こると信じられ、次いで細胞をUVA光で照
射する。
ハイブリダイゼーションした4’、5’ −ソラレンー
オリゴヌクレオチドモノアダクトは、標的された遺伝子
内の相補的DNA配列へハイブリダイゼーションする。
ソラレンーオリゴヌクレオチドモノアダクトのソラレン
部分の3,4−ピラン環の光活性化、およびモノアダク
トのオリゴヌクレオチド部分をハイブリダイゼーション
させる標的されたDNA上のチミンへの引き続く付加は
、シアダクトの架橋を提供し、これにより標的された遺
伝子中の遺伝情報の複製および発現を阻害する。
多分皮膚の1 、000の病気および疾患が存在する。
皮膚は体の大きい器官であり、全体の体重の15%に及
ぶ、1eII1以内で、約100の汗腺、4mの神経、
接触、温度、圧力および痛みに応答する3、000より
多い神経細胞が存在する。それは、また、体の免疫系の
重要な部分である;体の防御機構において含まれるリン
パ球の最高の濃度は皮膚中に位置する。さらに、表皮細
胞は有意な量のインターロイキン−1、インターロイキ
ン−3、サイモポイエチン、インターフェロン、顆粒球
/単球コロニー刺激因子、リンパ球機能関連抗原(例え
ば、LFA−1)および細胞間付着分子(例えば、IC
AM−1)を産生ずることが知られている。これらの遺
伝子またはタンパク質またはペプチドをコードする他の
遺伝子、例えば、CD1a (免疫反応に参加する)を
阻害して、このようなポリペプチド産生物を発現させな
いようにすると、種々の重大なまたは面倒な免疫系の疾
患を効果的に処置することができる。
前述のポリペプチドの産生に原因となる遺伝子、または
他の標的された遺伝子のヌクレオチド配列を検査するこ
とによって、標的された遺伝子内に8〜30塩基配塩基
台有する特定のATまたはTAに対して相補的なオリゴ
ヌクレオチドを選択および調製することができる。相補
的配列を使用して、本発明の組成物を調製する。例えば
、次の配列は、細胞間付着分子ICAM−1をエンコー
ドする遺伝子中の配列に対して相補的である: (1) TTT AGG CAA CGG GGT C
TCTAT GCCCAA CAACTT GGG C
TG。
(2) CTCGCT CTG GTT CCCCAG
 TAT TGCTGCACACGT CAG CCG
 。
(3) CCG GGT CTG GTT CTT C
TG TAT AAG CTG GCCGGCCACC
TC及び (4) GAG GCCTGCAGT GCCCAT 
TAT GACTGCGGCTGCTACCAC。
最も好ましくは、本発明による組成物中に使用するオリ
ゴヌクレオチドは、ATAまたはTA、Tを含有し、そ
して12〜20ヌクレオチド配列の長さであるので、上
の配列の各々中に含まれるいくつかの配列は、ICAM
−1の発現を阻害する組成物の生成にとくに適当である
ことがある。
同様に、次の配列はCD1a(T−6)をコードする遺
伝子中の配列に対して相補的である:(1) TGT 
CACCAA CCT CCA ACT TAT TC
A CCT TCCCCT AAT TC。
(2)  CA  TAT  CATT  TGCAG
A  TGT  TAT  TTCCTT  CTCT
CA  GAA  AAA (3) GAA GTA GCA AAA ACA G
CA TAT CAT TTG CAG^TG TTA
 TTT。
(4) TGG AAT TGCTGT CCCAGG
 TAT GAG TCT GCA^AT CACTC
A。
(5) AAA TGA CCG AAT GGT G
CG TAT ACG GAA TAATGT TTC
CAG。
(6) ACA GCCTCCTGT CACCTG 
TAT CTCAAA AGGATCTGG CCT。
(7)^TA TTCCCA GCCACT GGA 
TAT GGCAACCATGAA TTG TTC。
(8)  TGCAGA  AAT  GCT  TG
G  CCA  TAT  TCCCAG  CC八へ
TG  GAT  ATG。
(9)AAG AAG TAA XXX AGG CA
CTAT CACCGCCAAGAT  GAT  G
AA。
(10)AACTGCAAT TCA TCG GCG
 TAT CTA CGA ATTCCCTCA  A
AT。
(11)ACCTGT ATCTCA AAA GGA
 TAT TCA AACTGCAAT TCA  T
GG。
(12)ACA GCCTCCTGT CACCTG 
TAT CTCAAA AGGATA  TTCAAA
(13)ATA TTCCCA GCCACT GGA
 TAT GGCAACCATGAA TTG TTC
,および (14)ACT GAG AAG ATT GTG T
GT TAT GTCATT TTCATG  CTG
  ATT。
ここでX=A、T、GまたはC0 これらの配列内にATまたはTA、Jiも好ましくはT
ATまたはATA配列を含有する12〜20塩基の配列
が含まれ、これらの配列はCD1aの産生を遮断するた
めに使用できる本発明による組成物の調製においてとく
に有用である。
IL−6受容体をコードする遺伝子における領域に対し
て相補的であるいくつかの配列は、タンパク質の発現の
遮断において通常であろう。これらは次ののもの含む: (1) GGCGACGCA CAT GGA CAC
TAT GTA GAA AGAG、CT GTCTC
C。
(2) TTT GACCGT TCA GCCCGA
 TAT CTG AGCTCAAAG CGT AG
T。
(3) GAA TAT TAT CAT CGT C
TT TAT TAG TAG TAAGTG CCT
 GCA。
(4) AAT CTCTGA AGA GAA TA
T TAT CAT CGT CTTTAT TAG 
TAG。
(5) TGG GGA AGA AGT AGT C
TG TAT TGCTGA TGTCAT AAG 
GGCおよび (6) TGG TGCCACCCA GCCAGCT
AT CTG GGG AAGAACTAG TCT。
これらの配列内に包含される、TAおよびATを含有す
るか、あるいは最も好ましくはTATを含有する12〜
20塩基配列を使用して、IL−6受容体タンパク質の
発現を阻害するための本発明による組成物を生成するこ
とができる。
GM −C3Fをコードする遺伝子中の領域に対して相
補的であるオリゴヌクレオチドは、次の配列を有するも
のを包含する: (1) GAA AGCCTT GCA AGA GG
CTAT AAG CAG CCCTGCAGG GC
A。
(2) CTG CTA CAG AGG AAT G
GA TAT AGA GAT CTTGACTACC
CA。
(3) ATA CCCTCT GTG CCCCTG
 TAT AAT CAA TACCTT CTCTC
C。
(4) TTCTGT GTG GGG AAG CA
CTAT TTCAAA AGCCCCTCT GTG
(5)  CCG  TAG  ACCCTG  CT
CGAA  TAT  CTT  CAG  GCGG
GT CTG CAC。
(6) ACCGGA GTT GGG GGG CA
G TAT GTCTGG TAGTAG CTG G
CT。
(7) CTA GGG CTG AAT AGG A
GCTAT GGCCTG TTCTTG GGG G
GC,および (8)  CGT GG(、GAA AGA ACT 
GTG TAT TTCTCT CTCGCT  GC
T  GAG。
これらの配列内に含有される配列を有する、12〜20
塩基のTAまたはATを含有する、最も好ましくはAT
AまたはTATを含有するオリゴヌクレオチドを使用す
る、光活性化可能な組成物は、GM −C3Fの発現を
阻害する。
次の配列は、IL−1αをコードする遺伝子中の領域に
対して相補的である: (1) ATG ATCCTCATA AAG TTG
 TAT ′Trc ACA TTGCTCAGG A
AG (2) CTG ATCATT GGCTCG AAT
 TAT ACT TTG ATTGAG GGG G
TC (3) ACCTGT GAT GGT TTT GG
G TAT CTCAGG CATCTCCTT CA
G (4) CTA CGCCTG GTT TTCCAG
 TAT CTG AAA GTC^GT GAT A
GA 。
これらの配列内に含有される配列を有する、12〜20
塩基のTAまたはATを含有する、最も好ましくはAT
AまたはTATを含有するオリゴヌクレオチドは、IL
−1αの発現の阻害のための本発明による組成物の調製
において有用である。
本発明の組成物および方法は、光活性化可能な治療組成
物を使用する、局所的適用、例えば、皮膚への局所的適
用または処置すべき組織中への注射による、皮膚の疾患
の処置にとくに適当である。
なぜなら、表皮細胞をUVA照射に暴露することが容易
であるからである。光活性化可能な治療組成物は、皮膚
の外側層に浸透する。表皮のより低い層中の生存可能な
細胞は、光活性化可能な物質を細胞核中に吸収し、ここ
で前述のハイブリダイゼーションおよび引き続<UVA
照射を行う。
本発明による組成物により処置すべき病気の例は、次の
とおりである:炎症の病気(例えば、アトピー性皮膚炎
またはエリテマトーデス)、角質層の病気(例えば、角
鱗瑠または乾廚)、ウィルスの病気(例えば、いぼおよ
び単純ヘルペス)、および新生物の病気(例えば、黒色
腫および皮膚のT細胞リンパ腫)。
さらに、本発明の光活性化可能なオリゴヌクレオチド組
成物および方法は、内因性遺伝子ばかりでなく、かつま
た外因性の遺伝子、例えば、皮膚細胞またはUVA照射
することができる他の標的された細胞中に存在するウィ
ルスのゲノムから誘導されるものの選択的阻害において
有効であることがある。
ここに記載するモノアダクトのオリゴヌクレオチドは、
皮膚の疾患、例えば、乾府の処置のための局所的または
病変内の投与のための適当な製剤学的賦形剤中で調製す
ることができる。本発明の組成物は、局所的にまたは処
置部位中の注射、例えば、皮下に注射により適用するこ
とができる。
局所的のために使用するとき、アダクトは通常製剤学的
に許容されうるキャリヤーと配合する。
キャリヤー材料は医薬製剤においてよく知られており、
そして希釈剤または賦形剤と呼ばれる物質を包含する。
キャリヤーは無機または有機の物質を包含することがで
き、そして十分な粘度を付与して組成物の広がりを可能
とし、そして局所的に適用する組織へのすぐれた付着を
提供する。このようなキャリヤーの例は次のものを包含
するが、これらに限定されない:ポリオール、例えば、
グリセロール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、適当なそれらの混合物、植物油、および
当業者によく知られている他の物質。
製剤の粘度は、この分野においてよく知られている方法
により、例えば、高分子量のポリエチレングリコールの
使用により調節することができる。
アダクトおよびキャリヤーに加えて、製剤は薬理学的に
許容されうる添加剤またはアジュバント、例えば、抗微
生物剤、例えば、バラ−ヒドロキシ安息香酸のメチル、
エチル、プロピル、およびブチルエステル、ならびにク
ロロブタノール、フェノール、アスコルビン酸などを含
有するすることができる。製剤は、また、増粘剤または
ゲル化剤、乳化剤、湿潤剤、着色剤、緩衝剤、安定剤お
よび防腐剤、例えば、酸化防止剤、例えば、ブチルヒド
ロキシアニソールをこの分野の実施に従って含有するこ
とができる。製剤は、また、浸透増強剤、例えば、ジメ
チルスルホキシド、長鎖アルコール、例えば、ノンオキ
シツール、長鎖カルボン酸、プロピレングリコール、N
−(2−ヒドロキシエチル)ピロリドン、1−ドデシル
−アザシクロへブタン−2−オンなどを含有することが
できる。適用の方法および特定の治療の要件に依存して
、吸収遅延剤、例えば、モノステアリン酸アルミニウム
およびゼラチンを使用することが望ましい。
製剤の組成は、製剤技術においてよく知られている成分
を使用して調節して、ゲル、クリーム、軟膏、固体、液
体、半固体などである医薬製剤を提供することができる
。製剤の特定の物理学的形態は、処置の所望する方法お
よび処置されるべき患者に依存する。
本発明の医薬組成物の典型的な処方を、次に記載する: m瞥 アスコルビン酸 ベンジルアルコール プロピレングリコール 水 ステアリルアルコール セチルアルコール 白色ペトロラタム ポリオキシ−40ステアレート 水 グリセリン 塩化ナトリウム アスコルビン酸ナトリウム ポリプロピレングリコール 注射による適用のため、本発明による組成物は、注射す
るために十分に低い粘度を有する溶液または懸濁液とし
て配合される。注射の使用に適する組成物は、無菌であ
るかつ容易な注射を可能とする程度に流動性である。そ
れは、また、製造および貯蔵の条件下に安定であり、そ
して微生物による汚染に対して保存されるべきである。
防腐剤は、アルコール、安息香酸、ソルビン酸、プロピ
レングリコールを含みおよび含まないメチルパラベンお
よびプロピルパラベンを包含する。さらに、組成物のp
Hは、組織の損傷を生じないか、あるいはアダクトの化
学的不安定性に導かない範囲、すなわち、約4〜7内で
なくてはならない。
特定の効果を提供するために要求される特定の製剤中の
活性成分の濃度は、医薬製剤の分野においてよく知られ
ているように、キャリヤーの性質および製剤中に導入す
べき特定のアダクトに基づいて決定することができる。
使用するキャリヤーおよびアダクトに依存して有意に高
い濃度のアダクトを有する製剤を、調製することができ
る。キャリヤーが実質的にアダクトを保持するか、ある
いはそれを遅い速度で放出する場合、製剤中のアダクト
の濃度は、実質的に上昇することができそして、事実、
実質的に上昇させて有効な処置を行うことができる。実
際に、製剤は所望する回数の適用で状態を効果的に処置
する最低濃度のアダクトを含有すること、すなわち、よ
り低い有効投与割合が、多数の適用を使用する場合、許
容され得ることが好ましい。この低い濃度の限界は、キ
ャリヤーまたは賦形剤の供給有効性に依存する。好まし
くは、アダクトは製剤の約0.01〜約10重量%を構
成する。
本発明の好ましい態様は、アダクト、すなわちオリゴヌ
クレオチド8 MOPモノアダクトを含む製剤を含んで
成る。この製剤は、乾瘤を治療することにおいて特に効
果的である。その治療に投じられるアダクトの有効な濃
度は、中でも、その製剤に含まれるキャリヤー及び他の
アダクトに依存するけれども、通常、その製剤における
アダクトの濃度は、約0.01〜10重量%の間である
。これらの範囲は、例示的であって、制限するものでは
ない。
なぜならば、その濃度は、上記のように、キャリヤー材
料、使用される多くの用途、等に依存して広範囲にわた
って調節され得るからである。
製剤のpHは、アダクトの安定性を確保し、そしてその
製剤が患者に生理学的に受は入れられることを確保する
ことにおいて重要である。製剤のpHは、毒物学的に許
容できる緩衝液の使用により維持され得る。そのような
緩衝液は、医薬製剤業界において良(知られており、そ
して塩酸緩衝液、無水フタル酸緩衝液、リン酸緩衝液及
びクエン酸/クエン酸ナトリウム緩衝液を包含する。
局部的適用においては、本発明の組成物は、患者の冒さ
れた部分又は苦痛の位置に適用される。
用語°“局所的”とは、上皮組織、特に皮膚の表面及び
変性され、そしてプラークが皮膚上から除かれている皮
膚上の乾磨病の表面を言及する。
局所的起用のために適切な製剤の調製においては、アダ
クトは通常、適切な溶媒と共に混合される。この目的の
ために効果的である溶媒の例として、エタノール、アセ
トン、酢酸、アルカリ水溶液、ジメチルスルホキシド、
グリセリン、グリセロール、プロピレングリコール、非
オキシツール、エチルエーテル、ポリエチレングリコー
ル、等ヲ挙げることができる。
注射による適用は、乾廖の治療のために使用さ得る。こ
の方法においては、本発明の組成物が、乾宥皮膚中に直
接注射される。
次の例は、本発明の原理及び実施を例示し、そして制限
するものではない。すべての%は、特にことわらないか
ぎり、重量によってである。
■上: 8−メトキシソラレンの4’、5’モノアダクトを含む
光活性オリゴヌクレオチドの調製。
8−メトキシソラレン(8−MOP)の4’、5’−モ
ノアダクトを含むオリゴヌクレオチドの光活性モノアダ
クトを、次の通りにして調製した。配列GAGTATG
AG (遺伝子の“センス′”鎖の部分に相補的である
)及びその相補的配列、CATACを、8−MoP及び
U V A (320〜400nm)により5°Cで処
理した。緩衝液(0,OIMのトリス、0.001Mの
EDTA及び0.5MのNaC1、pH7,4)中、8
−MOP(0,2111g/戚、0.93mM)及び上
記9−マー及び5−マーの等モル量から成る二本鎖らせ
ん状オリゴマーを、格子モノクロメータ−を用いて40
0nmの光により照射した。この場合、調製された主要
光アダクトは、9−マーの4’、5’ −モノアダクト
であった。その4’、5’ モノアダクトされたオリゴ
ヌクレオチドを、ポリアクリルアミドゲル電気泳動(2
0%アクリルアミド及び8.3Mの尿素)を用いて変性
することにより他のオリゴヌクレオチド種から分離した
。ゲルバンドを切り出し、モノアダクトを含むオリゴヌ
クレオチドを溶離するために蒸留水に浸軟し、そして次
に、カートリッジクロマトグラフィーにより精製した。
その精製された4’ 、5’−8−M0Pオリゴヌクレ
オチドを用いて、特定の細胞DNA配列に8−MoPを
向けた。
A、光化学ニドリス−EDTA緩衝液中、8−MoP(
0,2■/戚)及び(zp)−オリゴヌクレオチド(0
,03mM )を、400nmの光により照射した。最
初の実験において、光化学的動力学を、オリゴヌクレオ
チドへの8−MoPの4’、5’モノアダクトの生成の
ための最適時間を決定するために、0゜0.5.1.2
及び3時間で、その溶液をアッセイすることにより決定
した。
B、ポリアクリルアミド電気泳動: 8−MOP −オ
リゴヌクレオチド反応混合物のアリコートを、スクロー
ス−染料混合物と共に混合し、そしてポリアクリルアミ
ドゲルに適用した。電流は、10〜15mアンペア(約
1500〜2000ボルト)で約5時間適用された。電
気泳動の間、ゲルの作業温度は、約5°Cであった。
C,4’  5’8−M0Pオリゴマーの精製:ポリア
クリルアミドゲル上の(3!p)−オリゴヌクレオチド
バンドを、オートラジオグラフ法により可視化した。そ
のオートラジオダラムを、鋳型として使用し、ゲルから
オリゴヌクレオチドバンドを切り出した。その切り出さ
れたゲルバンドを、蒸留水中に4〜8時間、浸軟し、8
−MoP−モノアダクトオリゴヌクレオチドを溶離した
。次に、そのオリゴヌクレオチド溶液(オリゴヌクレオ
チド20〜40nを含む溶液10成まで)を、Nen5
orbカートリツジに適用した。保持されなかった種を
除くために洗浄した後、その精製された8−MoP−オ
リゴヌクレオチドを、水:メタノール溶液(60%)に
より、約1d/分の流速で溶離した。次に、その8−M
oP−オリゴヌクレオチドを凍結乾燥せしめ、そして少
量の蒸留水に溶解し、そしてその濃度をUV分光分析法
により決定した。短い波長のUVA光(320〜370
nm)により、相補的配列を含むオリゴヌクレオチドの
存在下で8−1’lOPオリゴヌクレオチドを含む溶液
を照射することにより、架橋を形成するモノアダクトオ
リゴヌクレオチドの能力を確認した。元のオリゴヌクレ
オチドよりも一層ゆっくり移動する架橋されたオリゴヌ
クレオチドの収量を、オートラジオダラムの検査により
評価した。
劃」− 8−MoP−オリゴヌクレオチドによるE、コリにおけ
る耐アンピシリンの抑制。
アンピシリン耐性E、コリを、例1に記載されるように
8−MoPにより、耐アンピシリン(amp)遺伝子の
一部のアンチセンスオリゴマーをアダクトすることによ
って構成された8−?l0P−オリゴヌクレオチドによ
り細菌を処理することによって、アンピシリンに対して
敏感にする。
A、細菌及び培地ニブル−スクリプトプラスミドにより
形質転換された、StratageneからのE−ユニ
株XL−1ブルーは、アンピシリン及びテトラサイクリ
ンに対して耐性である。細菌は、テトラサイクリンを含
み、そしてアンピシリンを含むか又は含まないLB培地
中で増殖される。
B、8−MoP−オリゴヌクレオチド:配列5′−CT
CATACTC−3’は、耐amp配列(塩基番号28
23〜2832 )の開始近くで及び全プラスミドにお
いてこの部位においてのみ生じる。相補的配列、5 ’
 −GAGTATGAG−3’ 、9−単位オリゴマ−
(又は“9−マーfl)を、8−MoPと組合し、そし
て次に、例1に記載のようにして精製する。
E、コリプラスミドにその相補的配列を認識することに
よって、その9−マーは、架橋可能部位で8−M0Pモ
ノアダクトの“位置を定める°° (又はハイブリダイ
ズする)。UVA光(十分なスペクトル)による続く照
射によるこの部位での架橋は、“アンピシリナーゼ゛の
生成を阻害し、そして従って、8−MoP−オリゴマー
により処理された細菌は標準培地中で生存するが、アン
ピシリン含有培地中では生存しない。この効果の特異性
を、テトラサイクリン耐性がこの手段により影響されな
いことを示すことによって例示する。
上記のようにして変性されたアンピシリン配列(282
3〜2832 )に対して相補的な9−マーを、細菌培
養物に添加し、そして続いてUVA光により照射する(
1〜2ジユール/ ci )。対照は、未処理細菌及び
UVAのみ又は8−MoP−オリゴマーのみのいづれか
により処理された細菌を含む。
C0手段: 1、初期培養物ニブラスミドを含む定常期細菌50mを
、アンピシリン(25g/d)及び0〜11000n/
ll11(対照の場合、Ong/mの濃度)の濃度範囲
での8−MoP−オリゴマーを含むLB培地5d中に接
種し、そして37℃で定常期に増殖する。
2、 8−MoP−オリゴマー効力の評価:集密的培養
物のアリコートを、抗生物質(含まない)、アンピシリ
ン、テトラサイクリン又はアンピシリン士テトラサイタ
リンのいづれかを含む培地に添加する(10種のグルー
プ)。5種のアリコートを、UVA光(2,5ミ’J 
”77 )/c1a(7)照射)ニヨ/’)15分間処
理する(1〜2 J/csfi)。個々のグループにお
ける他の5種のアリコートを、暗やみに保持する。その
培養物を、いづれの抗生物質も不在下で増殖されるグル
ープが定常期になるまで、37°Cで連続的に振盪(2
20rpm) Lながら増殖する。生存率を、アンピシ
リン及びテトラサイクリンを含む標準寒天プレート上に
培養物をプレートすることによって決定する0次に確立
されたコロニーを、7日以内で、及び1〜2日後できる
だけ早く計数する。
3、標的特異性の決定:初期培養物の他のアリコートを
、上記のようにして照射する。プラスミドDNAを単離
し、そして制限酵素FnuH1及びN1alVにより消
化し、約50個の塩基対を含む1つの標的配列を含む複
数のフラグメントを得る。消化生成物を変性し、そして
次に電気泳動する。
aa+p遺伝子の(zzp)−ラベルされたフラグメン
ト(標的配列を含む)を、電気泳動により単離されたD
NAのサザントランスファー分析においてプローブとし
て使用する。
D、結果 1、 8−MoP−オリゴマー及びUVAにより処理さ
れ、そしてアンピシリンの存在下で増殖された培養物は
、他のグループよりもより少ないコロニーを有する。
2、 ザザントランスファーからのフィルターのプロブ
は、処理された細菌から単離されたプラスミドの50塩
基対のフラグメントが、未処理の細菌からのDNAと比
較して、前者における8−MoP−オリゴマーの架橋の
ために異なった速度で移動することを示す。
!1L3L=ケラチン細胞サイトキン遺伝子発現の光不
活性化。
PAM 212は、新生Ba1b/Cマウスの皮膚に由
来する自発的に形質転換されたネズミケラチン細胞系で
ある。この同種細胞系は、IL−1α及び顆粒球マクロ
ファージコロニー刺激因子(GM−C3F)ヲ組織的に
産生ずる。この基準は次のものにより決定された:ネズ
ミマクロファージIL−1α及びネズミT細胞GM −
CSPのためのcDNAを用いてのノザンプロット分析
i 2 ) GM−CSFのためのHT−2細胞増殖及
びIL−1のためのDlo、G4.1細胞間時刺激を用
いての生物学的活性インビトロアッセイ;及び3)組換
え体由来のネズミIL−1α及び叶−CSFに生ぜしめ
られる抗体を有するPAM 122培養物からの精製さ
れたならし培地の特徴化。
PAM 212細胞は、組織培養プラスチック中におい
て付着性単層として、10%ウシ胎児血清(FCS)に
より補足されたダルベコの最少必須培地(DMEM)に
おいて増殖される。その単層が集密的になる場合、細胞
は接触阻止により増殖を止める。PAM 212細胞の
集密的単層は、週2度、培地を変えることにより、2力
月までの間、静止増殖期において活性のまま存続するこ
とができる。そのような培養物からのサイドキン生成は
、組織的に存続する。下記に概略される手段は、8−M
oP−変性アンチセンスオリゴマーを用いてのGM −
CSF遺伝子の光不活性化によりGM −C3F遺伝子
発現を阻止することを企画する。GM −CSFのため
のネズミ遺伝子は、RNA合成においてGM −CSF
のための主要開始部位を含む配列5 ’ −CCCAG
TACTC−3’を含む。相補的オリゴヌクレオチド鎖
におけるソラレン標的部位は、相補的AT配列である。
この方法の特異性のための対照は、この同じシステムに
おけるIL−1遺伝子発現である。
A、細胞の処理:  PAM 212細胞を、集密約培
養物が得られるまで、75cfflの培養フラスコ中で
増殖する。集密的での1週間後、培地を3日ごとに変え
、8−MoP−オリゴマー(例1に従って産生される)
を、組織培養培地(濃度範囲: O””1100n/蔵
)に添加する。PAM 212細胞の30分間のインキ
ュベーションの後、その培養物をUVA光により処理す
る(1〜J/cffl )。培地をデカントし、そして
培養物をPBSにより3回洗浄し、その後、10%FC
3を含む新しいDMEMを再び添加する。上記操作のた
めの対照は、未処理細胞、並びに、UVA光又は8−M
oP−オリゴマーのみのいづれかにより処理された細胞
を包含する。
B、RNA単離:上記処理後、1 、2 、4 、8゜
12 、16 、24 、36 、48及び72時間で
、培地を細胞から収穫し、そして1rn1のアリコート
に凍結する。
細胞を集め、そして全細胞RNAを、Chirgivi
n−な−炙、のグアニジンイソチオシネート方法により
単離する。全細胞RNA又はポリA−選沢RNA〔メツ
センジャーRNA (mRNA)のために富化された)
のいづれかを、アガロースゲル上で電気泳動し、そして
そのゲルをナイロンフィルター膜(zetabind)
上にプロットする。その膜を、GM −CSFのために
(” P )−cDNAによりハイブリダイズし、そし
て70°Cでフィルムに暴露する。同じ実験を、IL1
αのために(”P) −cDNAにより行なう。デンシ
トメーター法を用いて、mRNAの定量差異を評価する
C1GM−CSF活性:培地を、HT−2細胞と共に4
8時間のインキュベーション、続く、(”H)−チミジ
ンと共に4時間のインキュベージ、コンにより、GM 
−CSF活性についてアッセイする。DNA中へのチミ
ジンの組込みを、シンチレーション分光測定により測定
する。HT−2刺激因子の同定を、GM −CSFに対
する中和化抗体が、HT−2細胞に対するその効果を阻
止するために添加される類似する実験により確証する。
抗−GM −C5F抗体と反応性であるタンパク質の分
析を、ELISAにより達成する。最後に、培養された
細胞の凍結乾燥分解物を、同一の態様でGM −C3F
生物学的活性及びタンパク質について試験する。GM 
−SCFについて試験されるサンプルをまた、Dlo、
G4.1クローン化Tヘルパー細胞及びコンカナバリン
Aを用いてIL−1について試験する。サンプルを、C
onAの存在下でDIO細胞と混合し、そして72時間
培養し、続いて再び4時間、〔3H〕−チミジンにより
パルスする。増殖を、シンチレーション分光測定により
測定する。
D、結果 GM −〇SF遺伝子発現の効果的且つ特異的阻止は、
次の結果を生む: 1.4時間後、叶−C3F mRNAは、ノザンプロッ
ト分析により検出できず又は著しく減じられるが、しか
しIL−1αmRNAレベルは、変化しないように思え
る。他方、質的に(大きさ)異なるGM −C5FmR
NAは、変性されたGM −C3F遺伝子の異常且つ非
生産性転写の結果として蓄積する。
2、  HT−2刺激活性は、処理されたRAM 21
2細胞のならし培地又は細胞溶解物のいずれにも存在せ
ず;この不在は、研究の期間を通して持続する。
対照的に、ConAの存在下でDIO細胞の増殖を強化
するためのならし培地及び細胞溶解物の能力は、影響を
受けず;すなわち、IL−1活性は影響を受けない。
3、  f!LISAは、PA?1212細胞のならし
培地又は細胞溶解物のいづれにおいても免疫反応性GM
 −C5Fを示さず;対照的に、IL−1α免疫反応性
は影響を受けない、他方、切断された非機能的GM −
CSFペプチドは、ならし培地及び細胞溶解物において
明白である。
五土:接触皮膚炎の治療のための光治療クリーム組成物
対象患者の接触皮膚炎を治療するために局所適用のため
の光治療クリーム組成物は、光活性薬物成分及びオリゴ
ヌクレオチド成分を有するキメラ分子である光治療化合
物0.01〜10重量部(キャリヤー100重量部に基
づ<)、及びそのための医薬キャリヤーを含んで成る。
好ましくは、前記キャリヤーは、UVA光を吸収すべき
でない。
光活性治療化合物は、例1に記載のようにして合成され
、そして精製された、8−メトキシソラレン(8−MO
P)の光活性4’、5’−モノアダクト及びCDI遺伝
子のDNA“センス°゛又は“アンチセンス”鎖のセグ
メントに相補的なオリゴヌクレオチドである。8− M
OPが光反応されるアンチセンスオリゴヌクレオチドは
、配列5 ’ −TTCCTATAAGTT−3′を有
する。このアンチセンスオリゴヌクレオチドにおけるソ
ラレンは、それがUVA光に暴露される場合、標的遺伝
子配列におけるチミンと反応することができる。
キャリヤー製剤は、皮膚への適用のために適合され、そ
して皮膚細胞膜を通して光反応性治療化合物の輸送を促
進することができる。適切なキャリヤー製剤の例は、本
明細書の始めで記載された。
上記表に記載されるクリーム製剤における、治療的に有
効な量の光治療組成物、すなわち約0.5重量部のモノ
アダクトが、対象患者の皮膚に適用され、そして有効時
間(約30分)の後、その皮膚はUVA光(1〜5J/
cli)により5〜30分間照射される。CDI遺伝子
のDNAが、それにより機能を阻止され、そして患者は
、疾病、すなわち接触皮膚炎が治おる。
側Jノアンチセンス配列5 ’ −GAGTATGAG
−3’のために′ハイブリッドヌクレオチド間連鎖を含
むオリゴヌクレオチドの調製。
異なったメチルホスフェート位置を有するハイブリッド
ヌクレオチド開基を含む3種のオリゴヌクレオチドを、
DNA合成機(Applied Biosystems
)で市販の試薬を用いて調製した。次に、これらのハイ
ブリッドを、相補的な5−塩基オリゴヌクレオチドと複
合体化し、4′アミノメチル−4゜5’  8−)リメ
チルソラレン(AMT) 、すなわちソラレン誘導体と
共にインキュベートし、そして次にUVAにより照射し
た。次に、そのオリゴヌクレオチドを、例2に従って精
製した。下記第1表は、調製された3種のハイブリッド
オリゴヌクレオチド及びそれらのそれらのそれぞれのメ
チルホスフェート基の位置を示す。
個々のこれらのハイブリッド分子の特異的光変性の程度
を、変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動により決定し
た。個々のこれらのハイブリッドアンチセンスオリゴヌ
クレオチドのための光化学的収量は、非置換性非変性対
照のオリゴヌクレオチドに観察される収量に類似した。
草−」−一表 メーじL−表 9−マー(alt−mp) 位置2での交互の開始 9マー 9マー(alt−mp) 9マー(TAT−mp) 9マー(AG−mp) 0 ++++ ++++      ++++ ++++       ++ 炎旦:ヒト皮膚に存在することが知られているタイプの
酵素によるハイブリッドオリゴヌクレオチドの試験。
オリゴヌクレオチド(9マー)、オルト−ホスフェート
(モノアダクト)オリゴヌクレオチド(9マー−MA)
及び例5で調製された3種のハイブリッドオリゴヌクレ
オチドを、既知の上皮タイプの酵素二T4ポリマラーゼ
(T4 Po1) 、酸性ホスファターゼ(AP)及び
酸性ホスファターゼ/ホスフォジェステラーゼ(AP/
PDE)に適切な緩衝溶液中において暴露した。種々の
オリゴヌクレオチドの感度を、下記第2表に示す。
(尺度:+++十最っとも耐性、0耐性が存在しない)
it:アンピシリンへの通常の耐性細菌の感作。
例2に関して、アンピシリン耐性遺伝子β−ラクタマー
ゼを有するプラスミドを含むE、コリを、2種の濃度の
モノアダクトオリゴヌクレオチド(9マー−MA)によ
り処理した。オリゴマーを、標準の熱シ目ツク方法によ
り細胞中に導入した。
次に、その細胞を37°Cで60分間インキュベートし
、オリゴマー(9マー)をアニーリングし、そして次に
、氷上で30分間U V A (2,3mW/cffl
)により照射した。新しい培地を、UVA処理後、その
細胞に添加し、そしてその細胞をさらに1時間インキュ
ベートした。細胞(処理されていない対照及びモノアダ
クト9マー〔97一−MA)により処理された細胞〕を
、アンピシリンを含む寒天プレート及びアンピシリンを
含まない寒天プレート上にプレートした。37°Cで一
晩インキユベートした後、コロニー計数を行なった。ア
ンピシリンを含まないプレートに比べてのアンピシリン
を含むプレート上でのコロニーの割合を用いて、E、コ
リのアンピシリン耐性の抑制の測定としてコロニー増殖
に対する9マー−MA及びUVAの効果を計算した。
56ngの9マー−MAにより処理された細菌は、29
%の増殖阻止を示したが、しかし112ngの9マー−
MAにより処理された細菌は42%の増殖阻止を示した
。アンピシリンを含まないが、しかしテトラサイクリン
を含むプレート上にプレートされた細胞は、アンピシリ
ン耐性を担当するβ−ラクタマーゼ酵素配列に向けられ
るアンチセンスオリゴヌクレオチドにより影響を受けな
かった。
■工:アンチセンスオリゴヌクレオチドにより処理され
たプラスミド株5L−1ブルーに対するS1ヌクレアー
ゼ活性。
プラスミドをE、コリ(XL−1ブル一株)から得、そ
してアンチセンスオリゴヌクレオチド(9マー−MA)
を、DNA合成機で既知の試薬を用いて合成した。その
プラスミドを、2MのNaOH−21MのEDTAを用
いて変性し、そして次に、モノアダクトオリゴヌクレオ
チドと共に37°Cで60分間インキュベートした。こ
の溶液をU V A (320〜400nm。
2.8mW/c+fl)に30分間暴露した。次に、そ
のサンプルを2つの両分に分けた:1つはNa叶及びE
DTAにより変性された。次のそれぞれの画分を、S1
ヌクレアーゼ(33nMのNa0Ac、 50mMのN
aCj!及び0.03nMのZnSO4において40単
位)と共に37°Cで30分間インキュベートし、そし
て次にすぐに、変性条件下で作用する20%ポリアクリ
ルアミドゲルに適用した。
保護された領域の存在を、二本鎖オリゴヌクレオチドの
保護された領域に対応するバンドを示す変性ポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動により決定した。これは、バンド
が他の方法で81ヌクレア−ゼに対する暴露を残存する
ことができなかったので、二本鎖形態の存在を確認した
開示される本発明の多くの変法が、当業者に浮かぶであ
ろう。しかしながら、これは、本発明の範囲を限定する
ものではない。
特許出願人 イエール ユニバーシティ 特許出願代理人 弁理士 青 木   朗 弁理士 石 1)  敬 弁理士山口昭之 弁理士 西 山 雅 也 第1頁の続き @Int、C1,’ 識別記号 庁内整理番号 C07H21104 G 12 N  15/11 NA 手 続 補 正 書(方式) 5、補正の対象 (1)願書の「出願人の代表者」の欄 平成2年5月 30日 (2)委 任 状 特許庁長官 士 田 文 毅 殿 (3)明 細 t 1゜ 事件の表示 6、補正の内容 平成2年特許願第11958号 (1)(2)別紙の通 り 2゜ 発明の名称 (3)明細書の浄書(内容に変更なし)光活性オリゴヌ
クレオチドによる遺伝子発現の選択的阻害 3゜ 補正をする者 7゜ 添附書類の目録 事件との関係 特許出願人 (1)訂 正 願 圭 通 (2)委任状及び訳文 各 通 名称 イエール ユニバーシティ (3)浄書明細書 通 4゜ 代 理 人 住所 〒105 東京都港区虎ノ門−丁目8番10号 5゜ 補正命令の日付

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、生存細胞における標的DNAの機能を阻害するため
    の光活性治療組成物であって、2種の光活性官能基を有
    する化合物のUVA照射生成物、及び塩基配列が、(a
    )少なくとも1つのTA又はAT配列を含み、そして(
    b)インターロイキン−1、インターロイキン−3、イ
    ンターロイキン−6、サイモポエチン、インターフェロ
    ン、顆粒球/単球コロニー刺激因子、リンパ球機能関連
    抗原、細胞内付着分子及びCDlaをコードする遺伝子
    から成る群から選択された遺伝子に存在する細胞DNA
    のセグメントに実質的に相補的である、DNAのオリゴ
    ヌクレオチド(ここで、前記UVA照射生成物が前記細
    胞の機能を阻害するために光活性条件下で前記細胞にお
    ける標的DNAと反応することができる)、並びに前記
    生成物100重量部に対してキャリヤー0.01〜20
    重量部の割合での、前記UVA照射生成物のための医薬
    的に許容できるキャリヤーを含んで成る組成物。 2、2種の光活性官能基を有する前記化合物がソラレン
    化合物である請求項1記載の組成物。 3、前記12〜20個の塩基の配列が、次の配列:(1
    )TTTAGGCAACGGGGTCTCTATGCC
    CAACAACTTGGGCTG、 (2)CTCGCTCTGGTTCCCCAGTATT
    GCTGCACACGTCAGCCG、 (3)CCGGGTCTGGTTCTTCTGTATA
    AGCTGGCCGGCCACCTC、及び (4)CAGGCCTGCAGTGCCCATTATG
    ACTGCGGCTGCTACCAC の1つ内に含まれる配列である請求項1記載の組成物。 4、前記12〜20個の塩基の配列が、次の配列:(1
    )TGTCACCAACCTCCAACTTATTCA
    CCTTCCCCTAATTC、 (2)CATATCATTTGCAGATGTTATT
    TCCTTCTCTCAGAAAAA、 (3)GAAGTAGCAAAAACAGCATATC
    ATTTGCAGATGTTATTT、 (4)TGGAATTGCTGTCCCAGGTATG
    AGTCTGCAAATCACTCA、 (5)AAATGACCGAATGGTGCGTATA
    CGGAATAATGTTTCCAG、 (6)ACAGCCTCCTGTCACCTGTATC
    TCAAAAGGATCTGGCCT、 (7)ATATTCCCAGCCACTGGATATG
    GCAACCATGAATTGTTC、 (8)TGCAGAAATGCTTGGCCATATT
    CCCAGCCACTGGATATG、 (9)AAGAAGTAAXXXAGGCACTATC
    ACCGCCAAGATGATGAA、 (10)AACTGCAATTCATCGGCGTAT
    CTACGAATTCCCTCAAAT、 (11)ACCTGTATCTCAAAAGGATAT
    TCAAACTGCAATTCATGG、 (12)ACAGCCTCCTGTCACCTGTAT
    CTCAAAAGGATATTCAAA、 (13)ATATTCCCAGCCACTGGATAT
    GGCAACCATGAATTGTTC、及び (14)ACTGAGAAGATTGTGTGTTAT
    GTCATTTTCATGCTGATT の1つ内に含まれる配列である請求項1記載の組成物。 5、前記12〜20個の塩基の配列が、次の配列:(1
    )GGCGACGCACATGGACACTATGTA
    GAAAGAGCTGTCTCC、 (2)TTTGACCGTTCAGCCCGATATC
    TGAGCTCAAAGCGTAGT、 (3)GAATATTATCATCGTCTTTATT
    AGTAGTAAGTGCCTGCA、 (4)AATCTCTGAAGAGAATATTATC
    ATCGTCTTTATTAGTAG、 (5)TGGGGAAGAAGTAGTCTGTATT
    GCTGATGTCATAAGGGC、及び (6)TGGTGCCACCCAGCCAGCTATC
    TGGGGAAGAACTAGTCT の1つ内に含まれる配列である請求項1記載の組成物。 6、前記12〜20個の塩基の配列が、次の配列:(1
    )GAAAGCCTTGCAAGAGGCTATAAG
    CAGCCCTGCAGGGCA、 (2)CTGCTACAGAGGAATGGATATA
    GAGATCTTGACTACCCA、 (3)ATACCCTCTGTGCCCCTGTATA
    ATCAATACCTTCTCTCC、 (4)TTCTGTGTGGGGAAGCACTATT
    TCAAAAGCCCCTCTGTG、 (5)CCGTAGACCCTGCTCGAATATC
    TTCAGGCGGGTCTGCAC、 (6)ACCGGAGTTGGGGGGCAGTATG
    TCTGGTAGTAGCTGGCT、 (7)CTAGGGCTGAATAGGAGCTATG
    GCCTGTTCTTGGGGGGC、及び (8)CGTGGGGAAAGAACTGTGTATT
    TCTCTCTCGCTGCTGAG の1つ内に含まれる配列である請求項1記載の組成物。 7、前記12〜20個の塩基の配列が、次の配列:(1
    )ATGATCCTCATAAAGTTGTATTTC
    ACATTGCTCAGGAAG、 (2)CTGATCATTGGCTCGAATTATA
    CTTTGATTGAGGGGGTC、 (3)ACCTGTGATGGTTTTGGGTATC
    TCAGGCATCTCCTTCAG、及び (4)CTACGCCTGGTTTTCCAGTATC
    TGAAAGTCAGTGATAGA の1つ内に含まれる配列である請求項1記載の組成物。 8、次の配列: (1)YTTAGGCAACGGGGTCTCTATG
    CCCAACAACTTGGGCTG、 (2)CTCGCTCTGGTTCCCCAGTATT
    GCTGCACACGTCAGCCG、 (3)CCGGGTCTGGTTCTTCTGTATA
    AGCTGGCCGGCCACCTC、及び (4)GAGGCCTGCAGTGCCCATTATG
    ACTGCGGCTGCTACCAC の1つ内に含まれる配列を有する12〜20個の塩基の
    AT又はTA−含有オリゴヌクレオチド。 9、次の配列: (1)TGTCACCAACCTCCAACTTATT
    CACCTTCCCCTAATCT、 (2)CATATCATTTGCAGATGTTATT
    TCCTTCTCTCAGAAAAA、 (3)GAAGTAGCAAAAACAGCATATC
    ATTTGCAGATGTTATTT、 (4)TGGAATTGCTGTCCCAGGTATG
    AGTCTGCAAATCACTCA、 (5)AAATGACCGAATGGTGCGTATA
    CGGAATAATGTTTCCAG、 (6)ACAGCCTCCTGTCACCTGTATC
    TCAAAAGGATCTGGCCT、 (7)ATATTCCCAGCCACTGGATATG
    GCAACCATGAATTGTTC、 (8)TGCAGAAATGCTTGGCCATATT
    CCCAGCCACTGGATATG。 (9)AAGAAGTAAXXXAGGCACTATC
    ACCGCCAAGATGATGAA、 (10)AACTGCAATTCATCGGCGTAT
    CTACGAATTCCCTCAAAT、 (11)ACCTGTATCTCAAAAGGATAT
    TCAAACTGCAATTCATGG、 (12)ACAGCCTCCTGTCACCTGTAT
    CTCAAAAGGATATTCAAA、 (13)ATATTCCCAGCCACTGGATAT
    GGCAACCATGAATTGTTC、及び (14)ACTGAGAAGATTGTGTGTTAT
    GTCATTTTCATGCTGATT の1つ内に含まれる配列を有する12〜20個の塩基の
    AT又はTA−含有オリゴヌクレオチド。 10、次の配列: (1)GGCGACGCACATGGACACTATG
    TAGAAAGAGCTGTCTCC、 (2)TTTGACCGTTCAGCCCGATATC
    TGAGCTACAAGCGTAGT、 (3)GAATATTATCATCGTCTTTATT
    AGTAGTAAGTGCCTGCA、 (4)AATCTCTGAAGAGAATATTATC
    ATCGTCTTTATTAGTAG、 (5)TGGGGAAGAAGTAGTCTGTATT
    GCTGATGTCATAAGGGC、及び (6)TGGTGCCACCCAGCCAGCTATC
    TGGGGAAGAACTAGTCT の1つ内に含まれる配列を有する12〜20個の塩基の
    AT又はTA−含有オリゴヌクレオチド。 11、次の配列: (1)GAAAGCCTTGCAAGAGGCTATA
    AGCAGCCCTGCAGGGCA、 (2)CTGCTACAGAGGAATGGATATA
    GAGATCTTGACTACCCA、 (3)ATACCCTCTGTGCCCCTGTATA
    ATCAATACCTTCTCTCC、 (4)TTCTGTGTGGGGAAGCACTATT
    TCAAAAGCCCCTCTGTG、 (5)CCGTAGACCCTGCTCGAATATC
    TTCAGGCGGGTCTGCAC、 (6)ACCGGAGTTGGGGGGCAGTATG
    TCTGGTAGTAGCTGGCT、 (7)CTAGGGCTGAATAGGAGCTATG
    GCCTGTTCTTGGGGGGC、及び (8)CGTGGGGGAAGAACTGTGTATT
    TCTCTCTCGCTGCTGAG の1つ内に含まれる配列を有する12〜20個の塩基の
    AT又はTA−含有オリゴヌクレオチド。 12、次の配列: (1)ATGATCCTCATAAAGTTGTATT
    TCACATTGCTCAGGAAG、 (2)CTGATCAATGGCTCGAATTATA
    CTTTGATTGAGGGGGTC、 (3)ACCTGTGATGGTTTTGGGTATC
    TCAGGCATCTCCTTCAG、及び (4)CTACGCCTGGTTTTCCAGTATC
    TGAAAGTCAGTGATAGA の1つ内に含まれる配列を有する12〜20個の塩基の
    AT又はTA−含有オリゴヌクレオチド。
JP2011958A 1989-01-20 1990-01-23 光活性オリゴヌクレオチドによる遺伝子発現の選択的阻害 Pending JPH037585A (ja)

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US299265 1989-01-20
US29926589A 1989-01-23 1989-01-23
US410622 1989-09-21
US07/410,622 US5256648A (en) 1988-01-21 1989-09-21 Selective inhibition of gene expression by photoactivatable oligonucleotides

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5433944A (en) * 1990-08-31 1995-07-18 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Therapeutic agent for corneal disorders
EP0690929A4 (en) * 1994-01-21 1999-03-31 Amoco Corp NUCLEIC ACID SAMPLES FOR DETECTING -i (HAEMOPHILUS INFLUENZA)

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