JPH0375190A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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JPH0375190A
JPH0375190A JP1211016A JP21101689A JPH0375190A JP H0375190 A JPH0375190 A JP H0375190A JP 1211016 A JP1211016 A JP 1211016A JP 21101689 A JP21101689 A JP 21101689A JP H0375190 A JPH0375190 A JP H0375190A
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substituent
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Pending
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JP1211016A
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English (en)
Inventor
Akihiro Takazawa
高沢 明弘
Takashi Kobayashi
孝史 小林
Yoshio Inagaki
由夫 稲垣
Masao Yabe
矢部 雅夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、高エネルギー密度のレーザビームを用いての
情報の記録(書き込み)および/または再生(読み取り
)が可能な情報記録媒体、特に、感度が高く、しかも優
れた耐光性を有する情報記録媒体に関するものである。
[発明の技術的背景] 近年において、レーザ光等の高エネルギー密度のビーム
を用いる情報記録媒体が開発され、実用化されている。
この情報記録媒体は光ディスクと称され、ビデオ・ディ
スク、オーディオ・ディスク、さらには大容量静止画像
ファイルおよび大容量コンピュータ用ディスク・メモリ
などとして使用されている。
光ディスクは基本構造として、ガラス、合成樹脂などか
らなる円盤状の基板と、この上に設けられたBi、Sn
、In、Te等の金属または半金属:またはシアニン系
、金属錯体系、キノン系等の色素からなる記録層とを有
する。なお、記録層が設けられる側の基板表面には通常
、基板の平面性の改善、記録層との接着力の向上あるい
は光ディスクの感度の向上などの点から、高分子物質か
らなる中間層が設けられることが多い。
また、情報記録媒体の耐久性を向上させる目的で、記録
層上に保護層を設けたり、あるいはディスク構造として
、二枚の円盤状基板のうちの少なくとも一枚の基板上に
記録層を設け、この二枚の幕板を、記録層が内側に位置
し、かつ空間を形成するようにリング状内側スペーサと
リング状外側スペーサとを介して接合してなるエアーサ
ンドイッチ構造が提案されている。このような保護層が
設けられた光ディスクやエアーサンドイッチ構造を有す
る光ディスクでは、記録層は直接外気に接することがな
く、情報の記録、再生は基板を透過するレーザ光で行な
われるために、記録層が物理的または化学的な損傷を受
けたり、あるいはその表面に塵埃が付着して情報の記録
、再生の障害となることがないとの利点がある。
そして、光ディスクへの情報の記録および光ディスクか
らの情報の再生は通常下記の方法により行なわれる。
情報の記録はレーザビームをこの光ディスクに照射する
ことにより行なわれ、記録層の照射部分がその光を吸収
して局所的に温度上昇し、物理的あるいは化学的な変化
(たとえば、ピットの生成)が生じてその光学的特性を
変えることにより情報が記録される。情報の再生もまた
、レーザビ−ムを光ディスクに照射することにより行な
われ、記録層の光学的特性の変化に応じた反射光または
透過光を検出することにより情報が再生される。
このような情報記録媒体の記録層を形成する記録材料と
して上記のように金属類や色素等が知られている。色素
を用いた情報記録媒体は、金属等の記録材料に比べて高
感度であるなど記録媒体自体の特性において長所を有す
る他に、記録層を塗布法により簡単に形成することがで
きるという製造上の大きな利点を有している。しかしな
がら、色素からなる記録層は、一般に反射率が低い、あ
るいは高いC/Nが得られ難いとの欠点がある。
色素からなる記録層への情報の記録は、該色素記録層に
ビットを形成することにより行なわれる。上記記録層の
ための色素として種々の化合物が提案されているが、一
般に色素の溶剤への溶解度が小さく、そのために記録層
形成用塗布液の調製及び塗布が困難であるとか、吸収波
長が長波長側になり感度、反射率が低いという問題点か
ある。
例えば、特開昭62−227693号公報には、インド
リジン核を有するポリメチン系化合物を記録層の色素と
して使用する光学記録媒体が記載されているが、この色
素はメチン鎖の炭素数が5個であり長いためにその吸収
波長は長波長側に寄っており、情報の再生のために通常
使用されている780nmのレーザ光での情報の再生で
は反射率が小さいという問題点がある。特開昭64−4
9684号公報には、上記記録層に使用する色素として
インドリジン系色素が示されているが、インドリジン核
へのポリメチン鎖の結合位置が本発明における色素とは
異なっている。また、特開昭64−49685号公報に
も、上記記録層に使用する色素として広範囲のインドリ
ジン系色素が示されているが、本発明における特定され
た色素は具体的に示されていない。そして特開昭64−
49685号公報に具体的に示されている色素は、記録
層形成用塗布液を調製する際に溶剤に対して必ずしも十
分満足できる溶解度を有していな[発明の目的] 本発明は、基板上に色素を含む記録層が設けられ、情報
の再生のために最も一般的に使用されている780nm
の波長のレーザ光に対して反射率が高く、しかも耐光性
が優れており、塗布により色素含有記録層を容易に形成
することができる情報記録媒体を提供することを目的と
する。
[発明の要旨] 本発明は、円盤状基板上に、レーザ光により情報の記録
又は再生が可能な色素を含む記録層が設けられた情報記
録媒体Cおいて、該色素が、下記一般式(I1): (式中、R1及びR4は、それぞれ独立に、置換基を有
していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよい
アリール基、芳香環に置換基を有していてもよいアラル
キル基、アルコキシ基、芳香環に置換基を有していても
よいアリールオキシ基、アルキルカルボニルアミノ基、
芳香環に置換基を有していてもよいアリールカルボニル
アミノ基、シアノ基、アシル基、アルコキシカルボニル
基又はハロゲン原子を表わし、R”及びR”は、それぞ
れ独立に、水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、置換基を有していてもよいアリール基、芳香環に
置換基を有していてもよいアラルキル基、アルコキシ基
、芳香環に置換基を有していてもよいアリールオキシ基
、アルキルカルボニルアミノ基、芳香環に置換基を有し
ていてもよいアリールカルボニルアミノ基、シアノ基、
アシル基、アルコキシカルボニル基又はハロゲン原子を
表わし、R2R3Rli  R6及びR)は、それぞれ
独立に、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル
基、置換基を有していてもよいアリール基、芳香環に置
換基を有していてもよいアラルキル基、アルコキシ基又
はハロゲン原子を表わし、R2及びR3がアルキル基で
あるときR2とR3とは一緒になって環を形成してもよ
く、R5及びR6がアルキル基であるときR5とR6と
は一緒になって環を形成してもよく、X−はアニオンを
表わす。) で表わされるインドリジン系色素と、 下記一般式(I■): R26R” R25R28 [式中R”、R22、R23およびR”は、それぞれ独
立に、置換されていてもよいアルキル基、置換されてい
てもよいアルケニル基、置換されていてもよいアリール
基、置換されていてもよいアラルキル基、または、置換
されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいア
ルケニル基、置換されていてもよいアリール基若しくは
置換されていてもよいアラルキル基を二個有するアミン
基を表わし、R25、R26、R”およびR”は、それ
ぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換されていて
もよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基
、置換されていてもよいフェニル基、置換されていても
よいアルコキシ基、置換されていてもよいフェノキシ基
、置換されていてもよいアシル基、置換されていてもよ
いアルキルスルホニル基もしくはベンゼンスルホニル基
、またはシアノ基を表わし、nは1または2を表わす。
たたし、R”とR”、R”とR”、R26とR”  R
25とR28は互いに連結して環を形成していてもよい
。コ で表わされるジインモニウム系化合物との混合物である
ことを特徴とする情報記録媒体にある。
上記本発明の情報記録媒体の好ましい態様は以下のとお
りである。
1)上記インドリジン系色素が、一般式(II)におけ
るアルキル基が炭素数8以下の直鎖又は分岐のアルキル
基である一般式(I)で表わされる色素であることを特
徴とする上記情報記録媒体。
2)上記インドリジン系色素が、一般式(II)におけ
る置換基が低級アルキル基(但し、アルキル基に結合し
た置換基を除く)、水酸基、ハロゲン原子、低級アルコ
キシ基、アミノ基又はシアノ基である一般式(I)で表
わされる色素であることを特徴とする上記情報記録媒体
3)上記インドリジン系色素が、一般式(II)におけ
るX−がCI2−  B r −1−、CHaCOO−
1C113504−、CF、CO2−1cILo4−5
BF4−1PF、−1般式(I)で表わされる色素であ
ることを特徴とする上記情報記録媒体。
4)上記インドリジン系色素と上記ジインモニウム系化
合物との制令が、インドリジン系色素/ジインモニウム
系化合物=10010.01〜100/99の重量比の
範囲内であることを特徴とする上記情報記録媒体。
5)上記記録層の層厚が、SOO〜2000Xの範囲に
あることを特徴とする上記情報記録媒体。
6)上記記録層の上に更に金属からなる反射層が設けら
れていることを特徴とする上記情報記録媒体。
7)上記反射層が、Au、Ag、Cu、Pt、C「、T
i、AItおよびステンレスからなる群より選ばれる少
なくとも一種の金属または合金からなる反射層であるこ
とを特徴とする上記情報記録媒体。
8)上記反射層の層厚が、500〜2000大の範囲に
あることを特徴とする上記情報記録媒体。
9)上記反射層の上に保護層が設けられていることを特
徴とする上記情報記録媒体。
10)上記基板の材料が、ポリカーボネート、ポリオレ
フィンまたはセルキャストポリメチルメタクリレートで
あることを特徴とする上記情報記録媒体。
[発明の詳細な説明 本発明の情報記録媒体は、円盤状基板上に、特定のイン
ドリジン系色素及びジインモニウム系化合物を含む記録
層が設けられた基本構成を有する。
上記基板はプラスチックから作られた基板であることが
好ましく、このプラスチックとしては従来の情報記録媒
体の基板として用いられている各種の材料から任意に選
択することができる。基板の光学的特性、平面性、加工
性、取扱い性、経時安定性および製造コストなどの点か
ら、基板材料の例としては、セルキャストポリメチルメ
タクリレート、射出成形ポリメチルメタクリレート等の
アクリル樹N:ボリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等
の塩化ビニル系樹脂;エポキシ樹脂:ポリカーボネート
樹脂、アモルファスポリオレフィンおよびポリエステル
を挙げることができる。好ましくは、ポリカーボネート
、ポリオレフィンおよびセルキャストポリメチルメタク
リレートを挙げることができる。
記録層が設けられる側の基板表面には、平面性の改善、
接着力の向上、基板の耐溶剤性の改善および記録層の変
質の防止の目的で、下塗層が設けられてもよい。下塗層
の材料としてはたとえば、ポリメチルメタクリレート、
アクリル酸・メタクリル酸共重合体、スチレン・無水マ
レイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、N−メチロ
ールアクリルアミド、スチレン・スルホン酸共重合体、
スチレン・ビニルトルエン共重合体、タロルスルホン化
ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化ビニル、塩
素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリイミド、酢酸
ビニル・塩化ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共
重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート等の高分子物質;シランカップリング剤などの有機
物質;および無機酸化物(S i 02 、 A 11
203等)、無機フッ化物(MgF2)などの無機物質
を挙げることができる。
下塗層は、たとえば上記物質を適当な溶剤に溶解または
分散して塗布液を調製したのち、この塗血液をスピンコ
ード、デイツプコート、エクストルージョンコートなど
の塗布法により基板表面に塗布することにより形成する
ことができる。下塗層の層厚は一般に0.005〜20
μmの範囲にあり、好ましくは0.01〜10μmの範
囲である。
また、基板(または下塗層)上には、トラッキング用溝
またはアドレス信号等の情報を表わす凹凸の形成の目的
で、プレグルーブ層および/またはプレピット層が設け
られてもよい。プレグルーブ層等の材料としては、アク
リル酸のモノエステル、ジエステル、トリエステルおよ
びテトラエステルのうちの少なくとも一種のモノマー(
またはオリゴマー)と光重合開始剤との混合物を用いる
ことができる。
プレグルーブ層の形成は、まず精密に作られた母型(ス
タンバ−)上に上記のアクリル酸エステルおよび重合開
始剤からなる混合液を塗布し、さらにこの塗布液層上に
基板を載せたのち、基板または母型を介して紫外線の照
射により液層を硬化させて基板と液相とを固着させる。
次いで、基板を母型から!Ill!することによりプレ
グルーブ層の設けられた基板が得られる。プレグルーブ
層の層厚は一般に0.05〜100μmの範囲にあり、
好ましくは0.1〜50μmの範囲である。基板材料が
プラスチックの場合は、射出成形あるいは押出成形など
により直接基板にプレグルーブおよび/またはプレピッ
トが設けられてもよい。
基板(またはプレグルーブ層等)上には、レーザ光によ
り情報の記録(書き込み)または再生(読み取り)が可
能な色素を含む記録層が設けられる。本発明においては
、特に記録層の色素に特徴を有する。
即ち、本発明における記録層の色素は、前記−般式(I
)で表わされるインドリジン系色素と前記一般式(II
)で表わされるジインモニウム系化合物との混合物であ
る。
先ず、前記一般式(I)で表わされるインドリジン系色
素について説明する。
一般式(I)において、置換基を有していてもよいアル
キル基は、置換基として水酸基、ハロゲン原子、低級ア
ルコキシ基、アミノ基、シアノ基等を有するか又は置換
基を有しない、直鎖又は分岐のアルキル基(炭素数8以
下であることが好ましい)である。このようなアルキル
基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、i−
プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、2−
エチルヘキシル、これらのアルキルの任意の位置に上記
置換基が結合したもの等を挙げることができる。
一般式(I)において、置換基を有していてもよいアリ
ール基は、置換基として炭素数4以下の低級アルキル基
、水酸基、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、アミノ基
、シアノ基等を有するか又は置換基を有しない、フェニ
ル基、ナフチル基等のアリール基である。このようなア
リール基の例としては、フェニル基、4−クロロフェニ
ル基、3−メトキシフェニル基、4−t−アミルフェニ
ル基等を挙げることができる。
一般式(I)において、芳香環に置換基を有していても
よいアラルキル基は、置換基として上記アリール基につ
いての置換基と同様の置換基を有するか又は置換基を有
しないアラルキル基(そのアルキレン部分は、炭素数4
以下のアルキレンであることが好ましい)である。こに
ようなアラルキル基の例としては、ベンジル基、フェネ
チル塙、3−クロロベンジル基、4−t−ブチルペンシ
ル払、4−イソプロピルベンジル基、3−フェニルプロ
ピル基等を挙げることができる。
一般式(II)において、アルコキシ基、アルキルカル
ボニルアミノ基、アシル基及びアルコキシカルボニル基
は、そのアルキル部分が炭素数8以下の直鎖又は分岐の
アルキルであるものが好ましい。
数式(I)において、アリールオキシ基及びアリールカ
ルボニルアミノ基は、そのアリール部分が前記のアラル
キル基のアリール部分と同様であるものが好ましい。
一般式(I)において、ハロゲン原子は、塩素、臭素、
弗素、沃素の何れであってもよい。
数式(I)において、R1及びR4のピリジン環への結
合位置は特に限定されない。
一般式(II)において、X−としては、C1−B r
 ”’   I −、cH3coo−、CH3SO4−
、(:F3CO2−CJ204−1BF4−1PFs−
1HS O4−1CF3503−1CH3@ s 03
−などを例示することができる。
本発明における色素は、前記一般式(II)で表わされ
るように、メチン鎖の炭素数が3個であることと、ピリ
ジン環にR1及びR4で表わされるバルキーな基が結合
していることを特徴とするものであり、その吸収極大波
長が、情報の再生のために通常使用されているレーザ光
の780nmの波長より短波長側に寄っており、その為
に再生レーザ光の780nmの波長の領域では、吸収率
力く低下し反射率が増大し、情報記録媒体の感度力(高
くなるという顕著に優れた効果を奏することになる。
更に本発明における色素は、有機溶媒に対する溶解度が
高く、記録層(色素含有層)形成用塗布液を調製する際
に色素が十分に溶解した均一な塗布液を容易に調製する
ことができ、従って塗布液の基板への塗布性能が向上し
ているので、表面が平滑で微細な凹凸も実質的に観察さ
れない優れた記録層(色素含有層)を容易に形成するこ
とができるという顕著に優れた効果をも奏するものであ
る。
以下に、本発明における一般式(I)で表わされる色素
の具体例を示すが、これらの化合物に限定されるもので
はない。
以下余白 (10) (11) (12) (13) (14) (15) (20) (21) (22) (17) (18) (24) (25) (26) C27) 前記一般式(II>で表わされるインドリジン系色素は
、例えば、W、L、Mo5by著″Heterocyc
licSystems with BRIDGEHEA
D NlTR0GEN ATOM Partone″I
nterscience Publishers 19
61 、米国特許第2,409,612号、同第2,5
11,222号、同第2,571゜775号、同第2.
622.082号、同第2,706,193号、特開昭
62−227693号公報、同64−49685号公報
等に開示された方法を参考にして合成することができる
。以下に、前記例示した一般式(I)で表わされるイン
ドリジン系色素の合成法を合成例により説明する。なお
、下記合成例における色素番号は前記各式の番号を意味
する。
合成例1:色素27の合成 3.5−ジメチル−2−フェニルピロコリン25gをエ
タノール200mJZに溶解した後、1゜3.3−トリ
メトキシプロベン17m1lを加えた。この溶液に濃塩
酸16mItを滴下した後、15分間にわたり加熱還流
した。反応液を水冷し生じた結晶を濾取し、エタノール
で洗浄して色素27の粗結晶29gを得た。
合成例2:色素2の合成 合成例1で得られた色素27の粗結晶20gにメタノー
ル1皇を加えて溶解し少量の不溶物を濾別した後、過塩
素酸テトラブチル、アンモニウム20gを100mfの
メタノールに溶解して添加した。生じた結晶を濾取し、
メタノールで洗浄して17gの色素2を得た。
融点:300℃以上 合成例3:色素7の合成 3.5−ジメチル−2−フェニルピロコリン6gをエタ
ノール50mj!に溶解した後、1,3゜3−トリメト
キシプロベン4mJLと濃塩酸4 m ILとを加え、
15分間にわたり加熱還流した。反応液を氷冷し生じた
結晶を濾取し、メタノールで洗浄して色素7の粗結晶を
得た。
合成例4:色素3の合成 合成例3で得られた色素7の粗結晶5gにメタノール2
50mILを加えて溶解し少量の不溶物を濾別した後、
過塩素酸テトラブチルアンモニウム5gを50mjLの
メタノールに溶解して添加した。生した結晶を濾取し、
メタノールで洗浄して4.2gの色素3を得た。
融点:300℃以上 合成例5:色素4の合成 合成例3で得られた色素7の粗結晶6gをメタノール5
00mfiに溶解し、ヘキサフルオロリン酸の60%水
溶液2mfiを滴下した。生じた結晶を濾取し、メタノ
ールで洗浄して8,2gの色素4を得た。
融点:300℃以上 合成例6:色素5の合成 3.6−ジメチル−2−フェニルピロコリン5.6g、
2−メチル−1,l、3.3−テトラエトキシプロパン
4.5g及びパラトルエンスルホン酸−水和物3.0g
を酢酸千チル100m1に溶解し、50分間にわたり加
熱還流した。反応液を放冷後生じた酢酸エチルに不溶の
油状物を、酢酸エチルで洗浄した後メタノール50m1
!に溶解し、これに過塩素酸テトラブチルアンモニウム
3.0gをメタノール100mfiに溶解して添加した
。析出した結晶を濾取し、メタノールとクロロホルムと
の混合溶媒から再結晶して1.3gの色素5を得た。
融点: 264−270℃ 合成例7:色素8の合成 5−エチル−3−メチル−2−フェニルピロコリン47
gをエタノール50mfiに溶解した後、1,3.3−
トリメトキシ−1−プロペン29muを加えた。この溶
液に濃塩酸29mfを滴下した後、10分間にわたり加
熱還流した。反応液から約200m12の溶媒を餞圧留
去した後酢酸エチル300+nJZを添加し、生じた結
晶を濾取し、色素8の結晶を得た。
合成例8:色素9の合成 合成例7で得られた色素8の結晶をメタノール21に溶
解し、少量の不溶物を濾別した後、過塩素酸テトラブチ
ルアンモニウム50gを250m12のメタノールに溶
解して添加した。生じた結晶を濾取し、メタノールで洗
浄して60gの色素9を得た。
融点: 300℃以上 合成例9:色素26の合成 3.7−ジメチル−2−フェニルピロコリン5g、エタ
ノール50m角、及び1,3.3−トリメトキシ−1−
プロペン3.7muからなる溶液に、濃塩酸3.4ml
を滴下した後、2時間40分にわたり加熱還流した。反
応液を氷冷し生じた結晶を濾取し、エタノールで洗浄し
て3.9gの色素26を得た。
合成例10:色素12の合成 合成例9で得られた色素26の結晶をメタノールに溶解
し、少量の不溶物を濾別した後、過塩素酸テトラブチル
アンモニウム3gを20+nJZのメタノールに溶解し
て添加した。生じた結晶を濾取し、メタノールで洗浄し
た?&乾燥して3.1gの色素12を得た。
融点7265〜268℃ 次に、前記一般式(III)で表わされるジインモニウ
ム系化合物について説明する。
数式(n)において、上記R”、R22R23又はR”
で表わされる基のうち、好ましいものは炭素原子数1な
いし10の置換されていてもよいアルキル基、炭素原子
数6ないし30の、特に好ましくは電子供与性基で置換
されていてもよいフェニル基若しくはベンジル基、また
は、上記のようなアルキル基、フェニル基若しくはベン
ジル基を二個有するアミノ基である。R”とR22また
はR23とR”が連結して形成される環の好ましいもの
はピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン環などの飽
和へテロ環である。
R2S R26R27又はR28で表わされる基のうち
好ましいものは、水素原子、F、Of、Br、炭素原子
数1ないし8の置換されていてもよいアルキル基、炭素
原子数6ないし12の置換されていてもよいフェニル基
、炭素原子数1ないし8の置換されていてもよいアルコ
キシ基、炭素原子数6ないし12の置換されていてもよ
いフェノキシ県、または置換されていてもよい炭素原子
数1ないし8のアシル基であり、特に好ましくは水素原
子、F、CIL、炭素原子数1ないし8の置換されてい
てもよいアルキル基、炭素原子数1ないし8の置換され
ていてもよいアルコキシ基である。
上記のような基に置換していてもよい置換基として好ま
しいものは、F、C1,CN、炭素原子数6ないし10
の置換されていてもよいフェニル基、炭素原子数6ない
し10の置換されていてもよいフェノキシ基、炭素原子
数1ないし10のアルコキシ基、炭素原子数1ないし1
0のアルキルチオ基、炭素原子数1ないしlOのアルキ
ルスルホニル基、炭素原子数6ないし10の置換されて
いてもよいフェニルチオ基、炭素原子数6ないし10の
置換されていてもよいフェニルスルホニル基、ヒドロキ
シ基、炭素原子数1ないし10の置換されていてもよい
アシル皐、炭素原子数1ないし10の置換されていても
よいアシルオキシ基、炭素原子数1ないし10の置換さ
れていてもよいスルホンアミド基、炭素原子数1ないし
10の置換されていてもよいスルファモイル基、または
上記のような置換基で置換されていてもよい炭素原子数
1ないし12のアルキル基を二個有するアミノ基である
上記xn−で表わされる陰イオンとしては、CIL−B
r−1−などのハロゲンイオン、SO4”−H3O4−
1CH30SO3−などのアルキル硫酸イオン、パラト
ルエンスルホン酸イオン、P−クロロベンゼンスルホン
酸イオン、メタンスルホン酸イオン、オクタンスルホン
酸イオン、ナフタレン−1,5−ジスルホン酸イオン、
トリフルオロメタンスルホン酸イオンなどのスルホン酸
イオン、酢酸イオン、p−クロロ安息香酸イオン、トリ
フルオロ酢酸イオン、シュウ酸イオン、コハク酸イオン
などのカルボン酸イオン、PF6− 、BF4−  C
lO4−1■04−、タングステン酸イオン、タングス
トリン酸イオンなどのへテロポリ酸イオン、82PO,
”、NO3−、ピクリン酸イオンなどのフェノラートイ
オンなどが挙げられる。
本発明における一般式(II)で表わされるジインモニ
ウム系化合物の具体例を以下に示す。ただし、本発明は
これらに限定されるものではない。
以下余白 2CF3803゜ BF4− 2C104゜ 2CIO,− [101 [111 [121 (17] 【191 2C10,− LJ3 【141 【15J [16] 【20] [211 【231 【241 [25] 2C104” 上記本発明に使用される特定のジインモニウム系化合物
は、吸収最大波長を900nm以上にもっており、上記
特定のインドリジン系色素の吸収したエネルギーのうち
で劣化に結びつくと考えられる余分なエネルギーを上記
化合物が吸収すると考えられる。上記ジインモニウム系
化合物の含有量は、インドリジン系色素とジインモニウ
ム系化合物との割合が、インドリジン系色素/ジインモ
ニウム系化合物=10010.01〜100/99の重
量比の範囲内にあることが好ましい。特に好ましくは、
インドリジン系色素/ジインモニウム系化合物=100
/1〜100150の重量比の範囲内である。ジインモ
ニウム系化合物が、上記範囲より少ない場合は、エネル
ギー吸収する効果が充分でなく、上記範囲を超える場合
は記録層の反射率が低下し好ましくない。
記録層の形成は、上記色素、さらに所望により結合剤を
溶剤に溶解して塗布液を調製し、次いでこの塗布液を基
板表面に塗布して塗膜を形成したのち乾燥することによ
り行なうことができる。
上記色素塗布液調製用の溶剤としては、酢酸エチル、酢
酸ブチル、セロソルブアセテートなどのエステル、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソブチル
ケトンなどのケトン、ジクロルメタン、1.2−ジクロ
ルエタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素、テ
トラヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサンなどの
エーテル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパ
ノール、n−ブタノールなどのアルコール、ジメチルホ
ルムアミドなどのアミド、2,2,3゜3−テトラフロ
ロ−1−プロパノール等フッソ系溶剤などを挙げること
ができる。なお、これらの非炭化水素系有機溶剤は、5
0容量%以内である限り、脂肪族炭化水素溶剤、脂環族
炭化水素溶剤、芳香族炭化水素溶剤などの炭化水素系溶
媒を含んでいてもよい。
塗布液中にはさらに酸化防止剤、UV吸収剤、可塑剤、
滑剤なと各種の添加剤を目的に応じて添加してもよい。
結合剤を使用する場合に結合剤としては、例えばゼラチ
ン、ニトロセルロース、酢酸セルロース等のセルロース
誘導体、デキストラン、ロジン、ゴムなどの天然有機高
分子物質:およびポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ポリイソブチレン等の炭化水素系樹脂、ポリ
塩化ビニル。
ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル
共重合体等のビニル系樹脂、ポリアクリル酸メチル、ポ
リメタクリル酸メチル等のアクリル樹脂、ポリビニルア
ルコール、塩素化ポリオレフィン、エポキシ樹脂、ブチ
ラール樹脂、ゴム誘導体、フェノール・ホルムアルデヒ
ド樹脂等の゛熱硬化性樹脂の初期縮合物などの合成有機
高分子物質を挙げることができる。
塗布方法としては、ス゛プレー法、スピンコード法、デ
イツプ法、ロールコート法、ブレードコート法、ドクタ
ーロール法、スクリーン印刷法などを挙げることができ
る。色素の良好な配向状態を形成するためには、スピン
コード法を用いることが好ましい。さらにスピンコード
時に、スピンナーの回転数を500〜5000r、p、
m、の範囲にて、そして乾燥時間を1〜60秒の範囲に
て行なうことが上記色素の良好な配向を促進させる上で
好ましい。
記録層の材料として結合剤を併用する場合に、結合剤に
対する色素の比率は一般に0.01〜99%(重量比)
の範囲にあり、好ましくは1.0〜95%(重量比)の
範囲にある。
色素記録層の層厚は一般には200〜3000孟、好ま
しくは、500〜2000大の範囲である。
本発明の情報記録媒体において上記記録層の上に金属か
らなる反射層を設けてもよい。反射層を設けることによ
り、反射率の向上の効果、情報の再生時におけるS/N
の向上および記録時における感度の向上の効果も得るこ
とができる。
反射層の材料としては、Mg、Se、Y、Ti、Zr、
Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、
Fe、Co、Ni。
Ru、Rh、Pd、I r、Pt、Cu、Ag、Au、
Zn、Cd、An、Ga、In、Si、Ge、Te、P
b、Po、Sn、Biなどの金属および半金属を挙げる
ことができる。さらにステンレス鋼などの合金であって
もよい。本発明では、温度400Kにおける熱伝導率が
高い、少なくとも10w7m−に以上の金属からなる反
射層が設けられることが好ましい。これにより、色素記
録層にレーザー光を照射した際の熱を反射層に急速に伝
導することができる。これらの中でもAu、Ag%Cu
、Pt、Al1、Cr、Niおよびステンレス鋼が特に
好ましい。これらの物質は単独で用いてもよいし、ある
いは二種以上の組合せでまたは合金として用いてもよい
反射層は、たとえば上記光反射性物質を蒸着、スパッタ
リングまたはイオンブレーティングすることにより記録
層の上に形成することができる。
反射層の層厚は一般には100〜3000Xの範囲、好
ましくは、500〜2000Xの範囲である。
そして該反射層の上には、記録層および情報記録媒体全
体を物理的および化学的に保護する目的で保護層を設け
てもよい。また、この保護層は、基板の記録層が設けら
れていない側にも耐傷性、耐湿性を高める効果も有する
保護層に用いられる材料の例としては、無機物質として
は、5iO1Si02.5isN4、MgF2,5n0
2等を挙げることができる。また、有機物質としては、
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、UV硬化性樹脂等を挙げ
ることができ、好ましくはUV硬化性樹脂である。本発
明においては、上記物質を塗布により設けた場合に顕著
な効果を得ることができる。特に上記有機物質を塗布に
より設けた場合に有効である。
すなわち、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などを適当な溶
剤に溶解して塗布液を調製したのち、この塗布液を塗布
し、乾燥することによっても形成することができる。U
V硬化性樹脂の場合には、そのままもしくは適当な溶剤
に溶解して塗布液を調製したのちこの塗布液を塗布し、
UV光を照射して硬化させることによっても形成するこ
とができる。UV硬化性樹脂としては、ウレタン(メタ
)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリ
エステル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレー
トのオリゴマー類、(メタ)アクリル酸エステル等のモ
ノマー類等さらに光重合開始剤等の通常のUV硬化性樹
脂を使用することができる。これらの塗布液中には、更
に帯電防止剤、酸化防止剤、UV吸収剤等の各種添加剤
を目的に応じて添加してもよい。本発明では、UV硬化
性樹脂を用いることが好ましい。
保護層の層厚は一般には0.1〜100μmの範囲にあ
る。
上記以外にも、保護層は、たとえばプラスチックの押出
加工で得られたフィルムを接着層を介して色素記録層の
上にラミネートすることにより形成することができる。
あるいは真空蒸着、スパッタリング、塗布等の方法によ
り設けられてもよい。
以下に、本発明の実施例および比較例を記載する。ただ
し、これらの各側は本発明を制限するものではない。
[実施例1] 前記の一般式(I)で表わされるインドリジン系色素(
3)の3gと、前記の一般式(n)で表わされるジイン
モニウム系化合物[25]  (日本化薬■製、赤外線
吸収剤IRGO23)の0.6gとの混合物を、2.2
,3.3−テトラフロロ−1−プロパノール100mu
に溶解して記録層塗布液を調製した。この塗布液は均一
な溶液であり、不溶解物は観察されなかった。
トラッキングガイドが設けられた円盤状のポリカーボネ
ート基板(外径:130mm、内径=15mm、厚さ:
1.2mm、トラックピッチ=1.6μm、グループの
深さ: 800X)上に、上記塗布液をスピンコード法
により回転数400r、p、m、の速度で塗布し、回転
数1000 r、p、m、で30秒間乾燥して膜厚が1
300Xの記録層を形成した。記録層の表面は極めて平
滑で、微細な凹凸は全く観察されなかった。
上記のようにして形成した記録層上に、AuをDCスパ
ッタリングして膜厚が1300Xの反射層を形成した。
上記反射層上に、保護層としてUV硬化性樹脂(スリー
ボンド社製、商品名: 3070)をスピンコード法に
より回転数850 r、p、m、の速度で塗布した後、
高圧水銀灯にて紫外線を照射して硬化させ、層厚3μm
の保護層を形成した。
このようにして、基板、記録層、反射層及び保護層から
なる情報記録媒体を製造した。
得られた情報記録媒体について、下記の評価方法に従っ
て反射率を測定したところ、反射率は、70%であった
上記情報記録媒体をキセノンランプで24時間照射した
後、同様にしてその反射率を測定したところ、反射率は
70%であり、キセノンランプ照射の前後で反射率に変
化がなかった。
キセノンランプ照射の前後で反射率が変化しないことは
、実施例1で得られた情報記録媒体が耐光性の優れたも
のであることを示している。
[情報記録媒体の評価] 情報記録媒体に、所定の波長の半導体レーザ光を使用し
て、定線速度1.3m/秒、記録パワー6mWで、変調
周波数720kHz (デユーティ:33%)の単一信
号を記録した。
(反射率) 上記条件で記録された情報を再生したときの、基板側か
らのレーザの入射光のエネルギーと反射光のエネルギー
とを、溝尻光学工業製反射率計を使用して波長780n
mで測定し、その比を百分率で求めた。
[比較例1] ジインモニウム系化合物を使用しなかった他は、実施例
1におけると同様にして情報記録媒体を製造した。
得られた情報記録媒体について、実施例1におけると同
様にしてキセノンランプによる24時間照射の前後で反
射率を測定したところ、反射率はキセノンランプの照射
前は70%であったが、照射後は90%であった。
キセノンランプ照射後の反射率の著しい増大は、比較例
1で得られた情報記録媒体が耐光性の劣るものであるこ
とを示している。
[発明の効果] 本発明の情報記録媒体に使用されるインドリジン系色素
は、溶媒に対して溶解性に優れており均一な記録層塗布
液を容易に形成することができるので塗布により平滑な
記録層を形成することが可能であり、本発明の情報記録
媒体は極めて平滑な記録層を有し、情報の再生のために
最も一般的に使用されている780Xmの波長のレーザ
光に対して反射率が高いという顕著に優れた効果を奏す
る情報記録媒体である。
また、本発明の情報記録媒体は、記録層に特定のインド
リジン系色素とジインモニウム系化合物との混合物を含
有させることにより、耐光性が優れているという顕著に
優れた効果を奏する情報記録媒体である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円盤状基板上に、レーザ光により情報の記録又は再
    生が可能な色素を含む記録層が設けられた情報記録媒体
    において、該色素が、下記一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1及びR^4は、それぞれ独立に、置換基
    を有していてもよいアルキル基、置換基を有していても
    よいアリール基、芳香環に置換基を有していてもよいア
    ラルキル基、アルコキシ基、芳香環に置換基を有してい
    てもよいアリールオキシ基、アルキルカルボニルアミノ
    基、芳香環に置換基を有していてもよいアリールカルボ
    ニルアミノ基、シアノ基、アシル基、アルコキシカルボ
    ニル基又はハロゲン原子を表わし、R^1^1及びR^
    4^1は、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有して
    いてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリ
    ール基、芳香環に置換基を有していてもよいアラルキル
    基、アルコキシ基、芳香環に置換基を有していてもよい
    アリールオキシ基、アルキルカルボニルアミノ基、芳香
    環に置換基を有していてもよいアリールカルボニルアミ
    ノ基、シアノ基、アシル基、アルコキシカルボニル基又
    はハロゲン原子を表わし、R^2、R^3、R^5、R
    ^6及びR^7は、それぞれ独立に、水素原子、置換基
    を有していてもよいアルキル基、置換基を有していても
    よいアリール基、芳香環に置換基を有していてもよいア
    ラルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表わし、
    R^2及びR^3がアルキル基であるときR^2とR^
    3とは一緒になって環を形成してもよく、R^5及びR
    ^6がアルキル基であるときR^5とR^6とは一緒に
    なって環を形成してもよく、X^−はアニオンを表わす
    。) で表わされるインドリジン系色素と、 下記一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中R^2^1、R^2^2、R^2^3およびR^
    2^4は、それぞれ独立に、置換されていてもよいアル
    キル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換され
    ていてもよいアリール基、置換されていてもよいアラル
    キル基、または、置換されていてもよいアルキル基、置
    換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよ
    いアリール基若しくは置換されていてもよいアラルキル
    基を二個有するアミノ基を表わし、R^2^5、R^2
    ^6、R^2^7およびR^2^8は、それぞれ独立に
    、水素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよいアル
    キル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換され
    ていてもよいフェニル基、置換されていてもよいアルコ
    キシ基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換され
    ていてもよいアシル基、置換されていてもよいアルキル
    スルホニル基もしくはベンゼンスルホニル基、またはシ
    アノ基を表わし、nは1または2を表わす。だたし、R
    ^2^1とR^2^2、R^2^3とR^2^4、R^
    2^6とR^2^7、R^2^5とR^2^8は互いに
    連結して環を形成していてもよい。] で表わされるジインモニウム系化合物との混合物である
    ことを特徴とする情報記録媒体。2、該記録層の上に更
    に金属からなる反射層が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100427415B1 (ko) * 2001-11-19 2004-04-14 기아자동차주식회사 차량용 수평센서
JP2007152829A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Adeka Corp 光学記録材料
US7348125B2 (en) * 2001-08-01 2008-03-25 Fujifilm Corporation Optical information recording medium and novel immonium compound
JP2008101064A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Tdk Corp 色素、電極および光電変換素子

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