JPH0373839A - 触媒の劣化検出装置 - Google Patents

触媒の劣化検出装置

Info

Publication number
JPH0373839A
JPH0373839A JP1211158A JP21115889A JPH0373839A JP H0373839 A JPH0373839 A JP H0373839A JP 1211158 A JP1211158 A JP 1211158A JP 21115889 A JP21115889 A JP 21115889A JP H0373839 A JPH0373839 A JP H0373839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
catalyst
nox
deterioration
operating state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1211158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2501643B2 (ja
Inventor
Yasunori Iwakiri
保憲 岩切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1211158A priority Critical patent/JP2501643B2/ja
Publication of JPH0373839A publication Critical patent/JPH0373839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2501643B2 publication Critical patent/JP2501643B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N11/00Monitoring or diagnostic devices for exhaust-gas treatment apparatus, e.g. for catalytic activity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2550/00Monitoring or diagnosing the deterioration of exhaust systems
    • F01N2550/02Catalytic activity of catalytic converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、触媒の劣化検出装置に係り、詳しくはNO,
lセンサを用いて三元触媒の劣化を検出する装置に関す
る。
(従来の技術) 近時、エンジンへの要求が高度化しており、有害な排出
ガスの低減が強く求められている。そのため、排気中の
有害成分を触媒コンバータを通して清浄化し、無害成分
として大気に放出する装置が取り付けられており、その
うちNOxを還元作用によって処理する還元触媒コンバ
ータが主流になりつつある。
このような触媒の劣化を検知する従来の装置としては、
例えば実開昭62−41815号公報に記載のものがあ
る。この装置では、触媒前後の排気温度を検出し、その
温度差が設定値より少ないとき触媒が劣化していると判
断している。
また、他の従来の装置としては、例えば特開昭64−4
5913号公報に記載のものがあり、この装置では触媒
前後に設置したリニア02センサの出力を比較すること
により、触媒内の酸化還元反応と関係のある酸素貯蔵効
果を検知し、これから間接的に触媒の劣化を判定してい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の触媒の劣化検出装置に
あっては、前者の場合、触媒の劣化を触媒の反応による
発熱の減少という間接的な方法で検出する構成であるた
め、劣化度合の定量的な検出が難しく、触媒のタイプや
容量が変わると、温度差の変化と劣化度合の関係を新た
に求めなければならず、多くの工数を要するため、触媒
劣化度合の定量的な評価検出方法が要求され、正確かつ
簡単に劣化検出ができないという問題点があった。
また、温度検出前の運転状態により触媒自体の蓄熱量が
変化し、検出値に影響を与えて正確な劣化判定が難しい
一方、後者の場合も同様に劣化検出前の運転状態の変化
によって劣化判定が左右されるという問題点の他に、や
はり同様に02センサの出力に基づいて間接的な方法で
検出するために正確な判定が難しいという問題点があっ
た。
(発明の目的) そこで本発明は、検出前の運転状態に拘らず触媒のNo
工転換能力を適切に評価して触媒の劣化を正確に検出で
きる触媒の劣化検出装置を提供することを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の発明による触媒の劣化検出装置は上記目
的を達成するため、その基本概念図を第1図に示すよう
に、排気系に排気浄化触媒を有するエンジンの運転状態
を検出する運転状態検出手段aと、それぞれ酸素イオン
伝導性の固体電解室を挟んで電極を配設したセンシング
セルとポンピングセルを所定の間隙をもって積層し、か
つこの間隙に排出ガスの導かれる拡散室を形成したセン
サ本体と、拡散室内のガスが常に理論空燃比相当になる
ように、ポンピングセルへの流し込み電流を制御する回
路とから構成される広域空燃比センサであって、排出ガ
ス中のNOxに感応しないものと感応するものとを排出
ガス中に設ける一方で、各センサについて酸素成分に対
する感度係数を予め設定する手段と、これら感度係数と
前記流し込み電流とを用いてNoxtl度を算出する手
段とを備え、触媒後流のN Ox濃度を検出力するNO
x濃度検出手段すと、エンジンが予め設定された所定の
運転状態にあるとき、NoXFi度検出手段すの出力に
基づいて排気浄化触媒の劣化を判別する劣化判定手段C
と、を備えている。
また、請求項2記載の発明による触媒の劣化検出装置は
上記目的を達成するため、その基本概念図を同じく第1
図と同様に示すように、排気系に排気浄化触媒を有する
エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段aと、
酸素イオン伝導性の固体電解質と、これに接して設けら
れた電極からなる電気化学的セルに導かれたガスの酸素
分圧を測定する手段を有し、高低2つの分圧に対する電
極間電流の差から触媒後流のN Ox 濃度を検出する
N Ox 71度検出手段すと、エンジンが予め設定さ
れた所定の運転状態にあるとき、NOx?m度検出手段
すの出力に基づいて排気浄化触媒の劣化を判別する劣化
判定手段Cと、を備えている。
(作用) 本発明では、エンジンが予め設定された運転状態になっ
たとき、触媒通過後のNOx濃度が検出され、その検出
値に基づいて(例えば該検出値が所定値より大きいとき
)触媒の劣化が判定される。
したがって、触媒のNOx転換能力が直接的に評価され
、触媒の劣化度合が簡単かつ正確に検出される。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明に係る触媒の劣化検出装置を適用したエ
ンジンの全体構成図である。第2図において、lはV型
のエンジンであり、吸入空気は矢印で示すようにエアク
リーナ2より吸気管3を通して各気筒に供給され、燃料
は噴射信号Siに基づきインジェクタ4により噴射され
る。各気筒には点火プラグ5が装着されており、点火プ
ラグ5はパワートランジスタユニット6からの高圧パル
スPiに基づき気筒内の混合気を爆発させる。燃焼後の
排気は排気管7を通して三元触媒を備えた触媒コンバー
タ8に導入され、触媒コンバータ8内で排気中の有害成
分を清浄化した後、マフラ9から大気に排出される。
吸入空気の流il Q aはエアフローメータ10によ
り検出され、吸気管3内のスロソトルバルブ■1によっ
て制御される。また、吸気管3内の吸入負圧(ブースト
)は吸気圧センサ12により検出され、エンジン1の回
転数Nはクランク角センサ13により検出される。ウォ
ータジャケソトを流れる冷却水の温度TWは水温センサ
14により検出される。
また、排気中の酸素濃度は酸素センサ15により検出サ
レ、N01l′a度ハNO,tセンサ16、N OX 
711%度検出装置17およびセンサ加熱手段18から
なるNOx?74度検出手段19により検出される。N
 Ox ?m度検出手段19は本出願人が先に提案して
いるもので(特願昭63−122707号参照)、新規
技術であるから後に詳述する。なお、センサ加熱手段1
8はNO,センサ16が適温となるようにヒータ等で加
熱するものである。
上記エアフロメータlO1吸気圧センサ12、クランク
角センサ13、水温センサ14および酸素センサ15は
運転状態検出手段20を構成しており、運転状態検出手
段20およびNoX濃度検出装置17からの出力はコン
トロールユニット21に入力される。コントロールユニ
ット21は劣化判定手段としての機能を有し、主にマイ
クロコンピュータにより構成され、内部のメモリに書き
込まれているプログラムに従ってエンジン1の燃焼状態
を制御する処理値や触媒コンバータ8の劣化判定に必要
な処理値を演算し、触媒コンバータ8の劣化を判定する
警報信号を警報装置22に出力する。警報装置22は、
例えばLEDからなり、警報信号が人力すると点灯して
触媒コンバータ8の劣化を運転者に知らせる。
ここで、本実施例のもととなった窒素酸化物の計測理論
を第3図ないし第9図を参照して説明する。
なお、センサの基本的構成は従来の広域空燃比センサ(
以下センサでも略称する)に負うところが大きい。ここ
に、広域空燃比センサの基本的な動作原理、基本特性等
については、論文(「広域空燃比センサを用いた小型高
応答空燃比計の開発」、自動車技術Vo1.41. N
Ox12.1987.  第1414頁ないし1418
頁)に詳しい。このため、以下には一酸化窒素Noを中
心にして話を進めるのであるが、その際に関係する部分
についてこの論文を適宜引用するものとする。
(i)センサの動作原理 センサ本体111の構造とセンサ制御回路125とを第
3図に示すと、酸素イオン伝導性の固体電解質(0□を
選択的に透過する特性を有するジルコニア)113を挟
んで一対のリング状電極114.115を配設した電気
化学的セル(ポンピングセルともいう)112が層状に
形成され、固体電解質113の中央において上下方向に
孔117壱貫通させることで、拡散室116を上部のセ
ル外側と連通させている。ここに、被測定ガス(排出ガ
ス)はこの導入孔117を介してポンピングセル112
の一方の電極114に導かれるのであり、導入117が
所定のガス拡散抵抗を有する拡散律速部として構成され
ている。
126はポンピングセル112の画電極114.115
間に電流を流し込む手段(電流供給手段)で、この電流
値(センサ出力ともいう)■、にて電極114近傍の酸
素分圧を自由に設定することができる。たとえば、理論
空燃比の酸素分圧とするためには、希薄燃焼時(過剰0
2が存在する)に、電流を実線矢印の方向に流すことに
より、過剰の02をセル外側に汲み出し、この逆に過濃
燃焼時(可熱成分Co、H,が存在する)には、破線矢
印の方向に電流を流すことにより、セル外側の排出ガス
中から過剰燃料部の02を拡散室116内燃機関に汲み
入れる(主にCO2を還元して得られる)ことができる
からである。
ここに、ネルンストの式によれば電極114近傍の酸素
分圧に応して次式で示す起電力(E)が発生することが
知られている。
E=(RT/4 F)f n ((基準極の酸素分圧)
/(測定極の酸素分圧)〕 ・・・・・・(1) ただし、Rは気体定数、Fはファラデ一定数、Tは素子
の絶対温度、j2nは自然対数である。
開式(1)によれば基準極と測定極との酸素分圧比に応
じた出力が得られることを意味する。たとえば、基準極
の酸素分圧を大気中の酸素分圧(はぼ0.209気圧)
、温度を1073 Kにとると、測定極の酸素分圧に対
する起電力Eの関係は第4図に示すところとなり、同図
によれば測定極の酸素分圧が起電力已に変換されること
が分かる。
このため、同じく酸素イオン伝導性の固体電解i 12
0を挟んで一対の電極121.122を配設した層状の
第2の電気化学的セル(センシングセルともいう)11
9を前記電気化学的セル112と積層して形成する一方
で、電極121を電極114の近傍に設け、大気導入室
123に大気を導入すれば、一方の電極121が測定極
、他方の電極122が基準極となり、ここに第2の電気
化学的セル119とこの電気化学的セルの流量電極12
1122間の電圧(V、)を測定する手段とから酸素分
圧測定手段が構成される。
次に、センサ出力■、の絶対値(図では単にI2で示す
)と電圧■、との間には、第5図に示す関係が得られる
。この場合、電極114の近傍に存在する被測定ガス中
の酸素分圧が低い領域ではNOを分解し、この逆に酸素
分圧が高い領域ではNOを分解しなくなる特性を有する
触媒118を電極114に近接して設けておくと、電極
114近傍のNo1度が増すほどI、が増大する。つま
り、N。
濃度と■、とが対応するのである。
なお、Noを分解する触媒は公知の白金(Pt)やロジ
ウム(Rh)があり、白金のように電極材を兼ねる触媒
であれば、電極114あるいは121を白金で形成すれ
ば良く、改めて触媒を設ける必要はない。
いま、■3として、酸素分圧が低い領域での値(たとえ
ば0.4V)と、酸素分圧が高い領域での値(たとえば
0.IV)を選び、No濃度を横軸として描き直せば、
第6図に示す関係が得られる。
同図より、V、= 0.4Vの場合は、1.がNo濃度
に比例して大きくなるのに対して、Vs = O,t■
の場合にはNo濃度に関係なく横軸に平行な直線となる
。後者の場合にNo濃度に対して反応しなくなる理由は
、触媒が周囲の酸素分圧によってNoを分解(つまりN
Oを還元)できなくなるためで、白金であれば、第7図
に示すように、lo−2程度(Vs = 0.IVに相
当する)を越える高い酸素分圧になると、還元効率が零
となっている。なお、10−I′〜10−9程度の低い
酸素分圧がV、 = 0.4Vに相当する。
したがって、第5図と第6図より分かることは、vsが
0.4V(一定値)を維持するようにIPを変化させる
と、平衡状態でのI、の値がN04度に比例するという
ことである。なお、一定値として選択する値は、第5図
において■、が変化してもl、が殆ど変化しない領域で
あれば良く、0.4Vに限定される訳ではない。
ここに、■3を一定値に保つには、一定値制御系を構成
すれば良く、第3図においては、維持すべき一定値を基
準電圧(VE )として、このVEと■、と比較器とし
ての差動アンプ127に入力し、■、と■、の差を電流
供給手段126にフィードバンクしてI、を増減させる
ことで、■、が■、と一致するように制御される。そし
て、平衡値に落ち着いたI、が電流測定手段128にて
測定される。
一方、センサ出力I2とガス成分濃度との関係を、ネル
ンストの式を用いて表せば、次式(2)となる。
IP =(n F / RT) P−D ・(A/ j
lりX・・・(2)ここで、nは電極反応おける電荷の
数、Pはガス圧力、Aは拡散室11Gの拡散有効断面積
、iは拡散室116の拡散有効距離、Dは導入孔117
にて定まる燃焼成分の拡散係数、Xはガス成分の濃度で
ある。なお、F、R,Tの意味は式(1)と同じである
この式(2)によってもセンサ出力■、がガス成分濃度
(X)に比例する特性をもって動作することがわかる。
つまり、第6図はガス成分としてNOを選んだ場合の特
性であった。
(ii)排出ガス組成とセンサ出力特性エンジンの排出
ガス組成は、理論上は燃料の組成が定まれば燃焼反応式
(水性ガス反応を含む)で求められる。ここに、燃焼反
応式で求められる成分のモデルガスを用いて、ガス成分
(Ox、C011z 、NOxHC)の濃度とセンサ出
力の関係を実験すると、センサ出力1.(正しくは絶対
値)は、第8図に示すように、それぞれのガス濃度に比
例した出力として得られる(温度、圧カ一定)。
なお、(No) A、(No)mはそれぞれVE−〇、
1■、0.4■とした場合の特性である。
ここに、各ガス成分濃度に対するセンサ出力I、の傾き
(この傾きを以下「感度係数」と称す)は、旧式(2)
に基づくガス成分固有の値を持つことになる。たとえば
、(Nodsに対しては0□のほぼ1/2の出力が得ら
れている。なお、感度係数は、単位濃度当たりの電流出
力の形で示し、mA/%の単位を用いる。
また、計算で求められる上記以外のガス成分(Nz 、
  COz 、  tlz O)については、旧式(2
)においてn(電極反応における電荷の数)が零である
ため、センサ出力に関与しない。この結果から、センサ
出力は、排出ガス組成(希薄空燃比領域では、02.H
C,No濃度、過濃領域ではCO,H,、HC,No濃
度)と一定の関係があることが分かる。
以上、センサの基本特性から、センサ出力■。
は空燃比の全域にわたり次式(3)で表すことができる
I p  (Al  = T ozXoz + T c
oXc。
+T、l2XH□+γHcXHc +TNoX)Io+α  ・・・・・・(3)ここで、
X OZ + X Co + X HZ +  X H
c +  X N Oは各ガス成分(02,Co、I2
.HC,No)の濃度(%)、γ02+  T col
T H2+  γHcITNoは各ガス成分(02,C
o、H,、HC,No)に対する感度係数(mA/%)
、αは各ガス成分がゼロの場合のセンサ出力(このセン
サ出力を以下「ゼロ出力」という)である。なお、この
旧式(3)はVE = 0.4Vとした場合の式であり
、V、−0,IVとした場合には第5項目はない。
(ij)NO濃度の算出 第3図おいて、Vえを0.IVに設定したセンサと、0
.4Vに設定した一対のセンサを用意する。
この場合に、一対のセンサを区別するため改めてセンー
リーA、センザBど略称することにし、各センサ出力に
は添字A、Bを付して区別すると、センサA (VtA
= 0.IVOもの)についてのセンサ出力(I P 
tA) )は次式(4)で与えられる。
IP(^) =TO!(^)XOZ+γcoTAI  
Xc。
+ γ I2(A)    Xwz  +  r  H
C(A)    X++c  十 α (1)・・・(
4) ここで、X oz+  X Co、X H!t  X 
Hcは排出ガス中の各ガス成分(0,、CO,H,、H
C)の濃度(%)、γ。Z(A)、 T Co(All
 T )+2(A)、 T He(A)  はガス成分
に対応するセンサAについての感度係数(mA/%)、
α。、はセンサAについてのゼロ出力である。
同様にして、センサB (VEl= 0.4Vのもの)
についてのセンサ出力(I□a))は次式(5)で写え
られる。
Iz+n=Toz+g+  Xoz+Tco+s+  
Xc。
+ 7112(1)  Xuz +T octa+  
Xoc+7H6゜+XNO+α(1・・・(5)ここで
%  T 02(R)、 T C1’1fR)+γ+1
2 (81+ T llc fR) II8゜□ 番よ
各ガスJ戊分(02,Co、H□、  Ifじ。
No)に対応するセンサBについての感度係数(mA/
%)、α、、はセンサBについてのゼロ出力である。ま
た、X8゜はNo濃度(%)である。
ここに、式(4) 、(5)の相違は式(5)にはXS
Oの項(第5項目)がある点とゼロ出力値(α。、とα
、>)である。ただ、α。、とα。、については予め求
めておけば良い。
したがって、式(4) 、(5)の差をとれば、N。
濃度(XSO)が定量されるように見える。ところが、
各センサA、Bの02.co、H,、HC。
Noに対する感度係数は概ね第9図に示すレベルである
ため、Noに対する感度係数(T No (Ml )は
小さく、かつ排出ガス中のNo濃度もO,、C0、H2
などに比して低い(数百〜数千ppm)ので、実際に得
られる電流レベルはセンサ毎のバラツキの中に入ってし
まう。このため、単なるセンサ出力差(I P (B、
I P (A) )では、No濃度を定量することがで
きない。
しかしながら、次に示す理論に基づけば、NOに対する
感度係数を測定しなくとも、両センサ出力を用いて、N
o濃度を計測することができる。
この理論を述べると、センサA、Bの特仕として、次式
(6A)〜(6C)の関係があることが分かっている。
ただし、間代において、ηは各ガス成分(Co、H,、
HC)に対する感度係数と0□に対する感度係数との比
で、無名数である。
T  C0(A)   /  T  02(A)   
=  T  Co(1)   /  T  02(II
1−丁co(一定値)・・・(6A) T nz+a+ / T 0Z(Al  −γN!+M
l / T 0X(11=Tllz(一定値)・ (6
B) THC(^)II02(A)  = r HC(Ml 
/ T OX fat=T□。(一定値)・・・(6C
) そこで、これらの式を旧式(4) 、(5)に代入する
と、 I  P  (A)  −γ OX  (A)  (X
  oz +  X  co  η co+XH2ηo
十XHcηoc)十α、。・・・(7)I P(1) 
= T ozts+ CXoz +Xco77co+X
nzηH2+XH(ηHC) +X、1oTHo+αイ。・・・(8)となるので、 K=Xoz+Xcoηco+XHz77oz+Xnc7
7ocと置くと、次式(9) 、(10)が得られる。
I P (Al =γ。2.A、・K+α。、・・・(
19)I P +I+1 =γoz +1) K + 
X NoγHO+α、、) °(10)式(9) 、(
10)よりKを消去して、X !l(lについて整理す
る。
XNo= ((I P(ml−α+a+)D ozun
/γ。2、。
X(IP(A)−α(Al) l / T so  ・
・−(11)ここでも、 γNo(。II02゜、=ηNo (一定値)・・−(
12)であることを考慮して、これを弐(11)に代入
すると、次式(13)が最終的に得られる。
χN0−((IPLll、−α(11(T Of (B
l / T 02 (A)X(IP(A)−α、Al)
)/ηNO’T(1m(II、・・・(13) 式(13)は、センサA、Bについて02に対する感度
係数(γ。Z(A)lTO2゜、)とゼロ出力(α(A
lα。、)を予め求めておけば(なお、ηNoは回行の
値)、センサA、Bで実際に測定されるI l’ fA
)I P (II)を用いて、XSOつまりNo濃度が
計算で求められることを示している。したがって、この
弐(13)によれば、No濃度のような微量成分(数千
ppm)であっても確実に計測することができる。しか
も、感度係数も各センサに対し02についてだけ予め求
めておくだけで良く、極めて簡単である。
なお、センサBは低い酸素分圧(10−R−10−9気
圧)であるため、センサBについてのゼロ出力(α、8
.)は理論的にはほぼゼロであり、α(B)−〇として
も良い。
これで、理論的な説明を終え、次にNoXeA度検出手
段の実施例を説明する。この場合、実施例としては、最
終的に■、^〉と■1..が得られる構戒であれば良い
ので、様々なタイプが考え得るが、以下には3つの実施
例を挙げるに止どめる。
第1O図〜第13図は請求項1記載の発明に係るNox
I度検出手段19の第1実施例である。第11図と第1
2図は、一対のセンサ本体111A、  IIIBの構
造を示し、触媒の特性以外はぼ特性の揃ったものを用意
している。触媒については、一方のセンナ142Bにつ
いて測定極の酸素分圧が低い領域でNoを分解する特性
を有するものであるのに対し、他方のセンサ142Aに
ついては測定極の酸素分圧に関係なくNoを分解しない
ものとしている。つまり、第3図のところで説明したよ
うに、酸素分圧が低い領域でNoを分解する触媒118
を一対のセンサ142の双方とも設けておき、そのうち
−方のセンサAについての基準雷圧VEAを高くするこ
とでNOe、度に感応させないようにするのではなく、
この実施例では触媒自体のほうでNO4度に感応させな
いようにするのである。言い替えると、一方のセンサA
については酸素分圧測定手段にて測定される酸素分圧を
所定値にするものであるともいえる。
具体的には一方のセンサ142Bについての電極121
 Bを白金で形成するのに対し、他方のセンサ142A
の電極121Aについては測定極の酸素分圧に関係なく
Noを分解しない電極材を採用する。
このような電極材には、公知のペロブスカイト型複合酸
化物(たとえばランタンストロンチウム鉄酸化物La、
−xsrxFeo3)やホタル石型酸化物(たとえばセ
リア系(CeOz)。、a(LaO2,、)。、4)な
どがある。
この結果、センサ142Aについての基準電圧■、Aは
センサ142Bの基準電圧VEI(0,4V)と同しで
良いことになる。よって前述のごとく、この場合両セン
サとも低い酸素分圧であるため、ゼロ出力(α、A、、
α(。)は弐(13)において、α、A、−〇、α。。
=Oとしても良い。
なお、一対のセンサ本体111A、  IIIBは第2
図のNOxセンサ16を構威し、第10図示すように排
気管7に対して連続して設けられる。また、第11.1
2図に示すように131 A 、 131 Bはヒータ
ー132A、  132Bはヒーター用電源であり、第
2図のセンサ加熱手段18を構成する。上記センサ制御
回路125A、125B、センサ感度設定器143A 
、 143B、演算装置145、出力装置146、ゼロ
出力設定器144 A 、 144 BはNOx濃度検
出装置17を構成している。また、Noやセンサ16お
よびNOx4度検出装置17はNOx濃度検出手段19
を構成している。
第10図において143A、143Bはセンサ感度設定
器で、各センサ142A、142Bについて予め求めた
T OX (Al 、 T oz u+ を設定する。
また、144A、144Bはゼロ出力設定器で、各セン
サ142 A 、 142 B ニついて予め求めたα
、A1.α(!+1を設定する。センサ感度設定器14
3A、143Bからの信号と、一対のセンサ142A、
142Bからの■、。l+  IP+81とをマイクロ
コンピュータからなる演算装置145に入力させ、演算
装置145において、第13図に示す動作を行なわセて
XNOを計算さセる。求めたXNoは出力装置146に
てアナグロ表示部(またはデジタル表示器)に出力させ
る。
この例によれば、予め設定すべきは02に対する感度係
数およびゼロ出力だけあり、いかなる感度係数およびゼ
ロ出力を持つ一対のセンサ14’2A。
142B間においても、触媒以外の特性が揃っていれば
、予め設定したセンサ枚の感度係数(7oztA+。
γ。Z(Ill )およびゼロ出力(α。5.α33.
〉 と各センサ出力(I P+Al、  I P(ml
)とを使って演算することで、NO濃度が精度良く定量
され表示される(ステップ151〜156)。
この場合に、全体の構成は、第10図に示す通り一対の
センサ142A、142Bとセンサ142A、142B
からの信号を処理する装置(センサ感度設定器143A
、143B、ゼロ出力設定器144A、144B、演算
装置145A 、 145 B 、出力装置146)と
からなるのみであり、装置全体が可搬性を有してコンパ
クトにまとまり、前記実施例と同様にかつ極めて安価な
ものとすることができる。
また、第11図、第12図に示すセンサ本体構造とする
のであれば、電極121 A 、 121 B部分の変
更をするだけで済み、後は従来の広域空燃比センサを製
造するのと同じ工程で製作することがてきる。
つまり、従来の広域空燃比センサを殆ど変更することな
く用いることで、Noを計測することができるので、コ
ストアップを招かずに済む。
さらに、一方のセンサ本体111Aについてはその電極
121Aに高価な白金触媒を採用しないで済むので、コ
スト低減を図ることができる。
また、酸素分圧が両方ともより安定な低い酸素分布で良
く、計測精度の向上が図れる。
次に、作用を説明する。
第14図は触媒劣化検出のプログラムを示すフローチャ
ートであり、本プログラムは所定時間毎に一度実行され
る。まず、Plで冷却水の温度Tw、エンジン回転数N
および吸入負圧Pを読み込み、P2〜P4の各ステップ
で次の判別を行う。
P z : T w >75°Cか Ps :240Orpm <N<2600rpa+かP
 a  :  240 mmHg> P > −26O
n+mHgか全てYESであるときはエンジン1がNO
x検出に適した一定の運転状態にあり、第15図に示す
ようなNoX検出区間に該当すると判断し、P5でNO
,eA度検出手段19の動作を開始する。NoX検出区
間は、例えば車速か40km/hに相当し、ブースト、
回転数共に安定しているような状態である。次いで、P
6でNOx濃度A pplmを検出し、P7でこの検出
値A99.を運転状態に応じて予め定められた所定値α
A0と比較する。A≦αA。
のときは触媒コンバータ8が正常に作動していると判断
してルーチンを終了し、A〉αA0のときは触媒コンバ
ータ8のNOx転換能力が低下して劣化していると判断
し、Paで警報信号を出力して警報装置22を作動させ
、運転者に警告する。これにより、運転者は触媒コンバ
ータ8の修理、交換等の適切な処理を採ることができる
このように、本実施例では触媒の劣化を排気のNO8濃
度から直接的に判定しているので、劣化度合の定量的な
検出が容易で触媒のNOx転換能力を適切に評価して正
確に検出することができる。
例えば、触媒のタイプや容量が変わった場合には所定値
αA0を適切に設定すればよい。また、定の運転状態の
ときのみ判定しているので、触媒自体の蒸着量等が変化
せず、また、劣化検出前の運転状態によって劣化判定が
左右されるということがなく、極めて正確な劣化判定を
行うことができる。
次に、第16図ないし第20図は請求項2記載の発明に
係るNOx:a度検出手段19の第2実施例である。第
16図は一対のセンサ本体の構成図、第17図は一対の
センサ本体を構成する各部の上下に離して示した斜視図
、第18図は一対のセンサ本体に対応するセンサ制御回
路の構成図、第19図は演算装置の構成図である。
この例は、第16図、第17図に示すように一対のセン
サ本体111A、IIIBを1つのアルξす基板15■
上に一体に構成したものである。一対のセンサ本体11
1A、IIIBを別個に設ける構成であると、同じよう
な特性のものを揃えていても、センサ本体の晒される雰
囲気温度や、被測定ガスの温度、圧力、流速などがセン
サ出力に大きく影響するため、これらの条件が同一でな
い場合に計測精度が低下することがあるからである。例
えば、被測定ガス温度を相違させた場合の測定極近傍の
酸素分布と起電力Eの関係を第20図に示すと、特に酸
素分布が高い領域においてガス温度に対する変化が大き
く、これによって高い酸素分圧のときのセンサ出力IP
がNofi度に関係なく変化している。
つまり、一対のセンサ本体の晒されるガス温度が違えば
両者の酸素分圧にずれが生し、このずれ分が計測精度の
誤差となるのである。
これに対して、一対のセンサ本体111A、111Bを
第16図に示すように一体に構成すれば、センサ本体の
特性を揃えることができるばかりか、被測定ガスについ
ての条件をほぼ同じにすることができるので、MO濃度
の計測精度をさらに高めることができるのである。また
、第1実施例よりも装置を小型化することができる。
なお、この例では第1実施例と相違して、一対のセンサ
本体の各電極121 A 、 121 Bとも測定極の
酸素分圧が低い領域でNoを分解する電極材(白金)を
用いている。したがって、第18図では一方のセンサに
ついての基準電圧■、に高い電圧(0,4V)を与えて
いるのに対し、他方のセンサについての基準電圧VEA
には低い電圧(0,IV)を与えている。なお、周基準
電圧VZA、VERの向きが第1実施例と相違するが、
要は基準電圧が差動アンプ127 A 、 127 B
にマイナス入力として入れば構わない。
また、この例では、第18図に示すように、各検出抵抗
(R1)とこの抵抗間の電圧を測定する手段155A、
155Bとから一対の電流測定手段を構威し、IPIA
)、  IP+11の代わりに電圧値V iA+  V
iaとして扱っている。第17図において、131はヒ
ーター 152は大気導入板、153はスペーサーであ
る。
また、酸素分圧を一定に保つ手段としては、(イ)排気
温度が200〜900°Cと変化してもヒータ131へ
の供給電圧を制御してセンサ本体温度を一定に保つ、(
ロ)センサ包帯温度を測定し、測定したセンサ本体温度
に応じて基準電圧を変化させるなどが考えられる。
次に、第21図、第22図は請求項2記載の発明に係る
NOxiff度検出手段19の第3実施例である。
この例はセンサ本体111およびセンサ制御回路を1づ
つしか設けていなくとも、2つのセンサ出力IF+。+
  IP(11が得られるようにしたものである。
例えば、第21図に示すように、2つの基準電圧VEA
 (0,lV)とVE!+ (0,4V)をそれぞれ設
定する設定器161.162と、CPU167からの信
号にて駆動され所定時間毎に切換えられるスイッチ16
3とを設けておくと、切換スイッチ163が図示の位置
にある場合にI、(1)力咄力ぎれ、スイッチ163が
切換えられることによりI、(1が出力されることにな
る。この様子を第22図に示す。
つまり、この例は時分割方式であり、この例によればセ
ンサ本体111、センサ制御回路が各1個でよく、セン
サ本体111の固体差に基づ< IP(A)。
IF(。への影響が低減されるので、第1実施例や第2
実施例よりも計測精度がさらに高まる。また、センサ本
体111についての小型化の程度は第2実施例の場合よ
りも大きい。
ただし、応答性の点では、IF(。、  Ipt+nヲ
連続して検出する第1実施例や第2実施例のほうが優る
。センサ出力は正確には第22図に示すように1次の応
答遅れ曲線で立ち上がるものだからである。なお、セン
サ出力が平衡値に達するまでの時間は、エンジン負荷と
エンジン回転数に応じて変化するので、切換時間(たと
えばtlやtz)を負荷と回転数に応して可変とするこ
ともできる。
第21図において、165は電流電圧変換器、166は
A/D変換器、168は感度計数設定器、169はゼロ
出力設定器、170は発光ダイオードを用いた表示器、
171はD/A変換器である。
ここでは、−例としてNOを挙げて説明したが、他の窒
素酸化物(NO2,NO3等)についても触媒を相違さ
せることで同様に適用することができる。
(効果) 本発明によれば、触媒のNOx転換能力を一定条件で直
接的に評価して劣化度合を定量的に判定しているので、
触媒の劣化を簡単かつ正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本概念図、第2図は本発明に係る触
媒の劣化検出装置を適用したエンジンの全体構成図、第
3〜9図は窒素酸化物の計測理論を説明するための図で
あり、第3図はそのセンサの作動原理を説明するための
概略図、第4図はその測定極の酸素分圧に対する起電力
Eの特性図、第5図はその測定極で測定される電圧V、
に対するセンサ出力■、の特性図、第6図はそのNoi
XIlf度に対するセンサ出力■、の特性図、第7図は
その白金についてのNo還元効率を示す特性図、第8図
はその各ガス成分濃度に対するセンサ出力I、の特性図
、第9図はその各ガス成分に対する感度係数の実測値の
一例を示す表図、第10〜13図は請求項1記載の発明
に係るNOx濃度検出手段の第1実施例を示す図であり
、第10図はその装置全体図、第一11図と第12図は
その一対のセンサ本体の構造とセンサ制御回路を示す概
略図、第13図はその制御動作を説明するための流れ図
、第14図は触媒劣化検出のプログラムを示すフローチ
ャート、第15図は触媒劣化検出の作用を説明するタイ
ミングチャート、第16〜20図は請求項2記載の発明
に係るNoxfa度検出手段の第2実施例を示す図であ
り、第16図はそのセンサ本体の構造を示す概略図、第
17図はそのセンサ本体を構成する各部を離して示した
斜視図、第18図はそのセンサ制御回路を示す概略図、
第19図はその演算装置を示すブロフク図、第20図は
そのガス温度を相違させた場合の起電力Eの特性図、第
21.22図は請求項2記載の発明に係るNoxfa”
度検出手段の第3実施例を示す図であり、第21図はそ
の装置全体図、第22図はその作用を説明するための波
形図である。 1・・・・・・エンジン、 7・・・・・・排気管、 8・・・・・・触媒コンバータ、 lO・・・・・・エアフロメータ、 12・・・・・・吸気圧センサ、 13・・・・・・クランク角センサ、 I4・・・・・・水温センサ、 15・・・・・・酸素センサ、 1G・・・・・・N01lセンサ、 17・・・・・・NoX濃度検出装置、18・・・・・
・センサ加熱手段、 19・・・・・・N Ox 濃度検出手段、20・・・
・・・運転状態検出手段、 21・・・・・・コントロールユニット22・・・・・
・警報装置。 (劣化判定手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)排気系に排気浄化触媒を有するエンジンの運
    転状態を検出する運転状態検出手段と、 b)それぞれ酸素イオン伝導性の固体電解質を挟んで電
    極を配設したセンシングセルとポンピングセルを所定の
    間隙をもって積層し、かつこの間隙に排出ガスの導かれ
    る拡散室を形成したセンサ本体と、拡散室内のガスが常
    に理論空燃比相当になるように、ポンピングセルへの流
    し込み電流を制御する回路とから構成される広域空燃比
    センサであって、排出ガス中のNOxに感応しないもの
    と感応するものとを排出ガス中に設ける一方で、各セン
    サについて酸素成分に対する感度係数を予め設定する手
    段と、これら感度係数と前記流し込み電流とを用いてN
    Ox濃度を算出する手段とを備え、触媒後流のNOx濃
    度を検出力するNOx濃度検出手段と、 c)エンジンが予め設定された所定の運転状態にあると
    き、NOx濃度検出手段の出力に基づいて排気浄化触媒
    の劣化を判別する劣化判定手段と、 を備えたことを特徴とする触媒の劣化検出装置。
  2. (2)a)排気系に排気浄化触媒を有するエンジンの運
    転状態を検出する運転状態検出手段と、 b)酸素イオン伝導性の固体電解質と、これに接して設
    けられた電極からなる電気化学的セルに導かれたガスの
    酸素分圧を測定する手段を有し、高低2つの分圧に対す
    る電極間電流の差から触媒後流のNOx濃度を検出する
    NOx濃度検出手段と、 c)エンジンが予め設定された所定の運転状態にあると
    き、NOx濃度検出手段の出力に基づいて排気浄化触媒
    の劣化を判別する劣化判定手段と、 を備えたことを特徴とする触媒の劣化検出装置。
JP1211158A 1989-08-15 1989-08-15 触媒の劣化検出装置 Expired - Fee Related JP2501643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1211158A JP2501643B2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 触媒の劣化検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1211158A JP2501643B2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 触媒の劣化検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0373839A true JPH0373839A (ja) 1991-03-28
JP2501643B2 JP2501643B2 (ja) 1996-05-29

Family

ID=16601355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1211158A Expired - Fee Related JP2501643B2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 触媒の劣化検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2501643B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5431043A (en) * 1994-05-02 1995-07-11 General Motors Corporation Catalyst activity test
EP0814249A2 (en) * 1996-06-21 1997-12-29 Ngk Insulators, Ltd. Method for controlling engine exhaust gas system
EP0878709A2 (en) * 1997-03-21 1998-11-18 NGK Spark Plug Co. Ltd. Method and apparatus for measuring NOx gas concentration
WO2001049991A1 (de) * 1999-12-31 2001-07-12 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum betreiben eines dreiwegekatalysators einer brennkraftmaschine
WO2001034960A3 (de) * 1999-11-08 2001-11-29 Siemens Ag Verfahren zum überprüfen eines abgaskatalysators einer brennkraftmaschine
JP2006125226A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 National Traffic Safety & Environment Laboratory 三元触媒の劣化診断方法、及び排気ガス浄化装置
JP2016035938A (ja) * 2015-12-17 2016-03-17 大阪瓦斯株式会社 固体酸化物形燃料電池システム

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5431043A (en) * 1994-05-02 1995-07-11 General Motors Corporation Catalyst activity test
EP1302648A2 (en) * 1996-06-21 2003-04-16 Ngk Insulators, Ltd. Method for controlling engine exhaust gas system
EP0814249A2 (en) * 1996-06-21 1997-12-29 Ngk Insulators, Ltd. Method for controlling engine exhaust gas system
EP1302648A3 (en) * 1996-06-21 2005-04-27 Ngk Insulators, Ltd. Method for controlling engine exhaust gas system
EP0814249A3 (en) * 1996-06-21 2000-02-23 Ngk Insulators, Ltd. Method for controlling engine exhaust gas system
US6743352B2 (en) 1997-03-21 2004-06-01 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Method and apparatus for correcting a gas sensor response for moisture in exhaust gas
EP1074833A1 (en) * 1997-03-21 2001-02-07 Ngk Spark Plug Co., Ltd Method and apparatus for measuring NOx gas concentration
EP1077375A1 (en) * 1997-03-21 2001-02-21 Ngk Spark Plug Co., Ltd Method and apparatus for measuring NOx gas concentration
US6375828B2 (en) 1997-03-21 2002-04-23 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Methods and apparatus for measuring NOx gas concentration, for detecting exhaust gas concentration and for calibrating and controlling gas sensor
EP1074834A1 (en) * 1997-03-21 2001-02-07 Ngk Spark Plug Co., Ltd Method and apparatus for measuring NOx gas concentration
EP0878709A3 (en) * 1997-03-21 1999-04-28 NGK Spark Plug Co. Ltd. Method and apparatus for measuring NOx gas concentration
EP0878709A2 (en) * 1997-03-21 1998-11-18 NGK Spark Plug Co. Ltd. Method and apparatus for measuring NOx gas concentration
WO2001034960A3 (de) * 1999-11-08 2001-11-29 Siemens Ag Verfahren zum überprüfen eines abgaskatalysators einer brennkraftmaschine
WO2001049991A1 (de) * 1999-12-31 2001-07-12 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum betreiben eines dreiwegekatalysators einer brennkraftmaschine
JP2006125226A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 National Traffic Safety & Environment Laboratory 三元触媒の劣化診断方法、及び排気ガス浄化装置
JP4607541B2 (ja) * 2004-10-26 2011-01-05 独立行政法人交通安全環境研究所 三元触媒の劣化診断方法
JP2016035938A (ja) * 2015-12-17 2016-03-17 大阪瓦斯株式会社 固体酸化物形燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2501643B2 (ja) 1996-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10184913B2 (en) Abnormality diagnosis system of a gas sensor
CN101415917B (zh) 催化剂劣化监测***和催化剂劣化监测方法
EP2442099B1 (en) Gas concentration measuring apparatus designed to compensate for output error
US8075759B2 (en) Procedure for the determination of the Lambda values with a broadband Lambda probe
US20090242426A1 (en) Gas Sensor
US8418439B2 (en) NOx sensor ambient temperature compensation
US10126204B2 (en) Nitrogen oxide sensor
JPH021543A (ja) 窒素酸化物濃度の計測装置
EP0871872A1 (en) Arrangement for analysis of exhaust gases
US11060439B2 (en) Catalyst deterioration diagnosis system and catalyst deterioration diagnosis method
JP6421771B2 (ja) 硫黄酸化物検出装置
US8047063B2 (en) Exhaust purification device of internal combustion engine
US8721856B2 (en) Gas sensor control system ensuring increased measurement accuracy
JPH034157A (ja) 窒素酸化物濃度の計測装置
JPH0373839A (ja) 触媒の劣化検出装置
US11174807B2 (en) Operation control method of vehicle engine and vehicle system
JP3420932B2 (ja) ガス濃度センサの素子抵抗検出方法
JP3973851B2 (ja) ガスセンサ素子
JP3565091B2 (ja) ガス濃度センサの特性計測方法
JP2623926B2 (ja) 内燃機関の触媒コンバータ装置
JPH0373840A (ja) 窒素酸化物排出量測定装置
GB2307557A (en) Exhaust gas sensor and associated circuit arrangement
JP2009210299A (ja) NOxセンサ、排気浄化システムおよびNOx測定方法
US20180188202A1 (en) NOx SENSOR WITH CATALYTIC FILTER AND POLARISATION
JPH02310453A (ja) 触媒の劣化検知方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees