JPH0373740A - コンベア上を移動するガラスシートの位置決め方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンベア上を移動するガラスシートとくに、
ガラスシートの反りを付は及び／または、そのある種の
機械的特性に変化させることを意図する熱処理のための
、軟化点以上に加熱されたガラスシートの位置決めに関
する。本発明は、さらに詳細には、ガラス板または自動
車類の窓の製造に関する。

〔従来技術〕

最も重要な要求である、−律な反りと、満足する光学特
性を満たす正確なガラスシートを供給するために、ガラ
スシートにとって、反りを付ける及び／または、熱処理
の工具によって取り上げられる前に、正確に位置決めさ
れることが重要である。しかしながら、その軟化点以上
に加熱されたガラスシートは、くわえ部材によって裏側
に余儀なく残される跡を容認できなければ、くわえ爪ま
たは、他のくわえ部材によって保持されることができな
い。さらに、ガラスシートの位置決めは、それが加熱さ
れる前の工具、すなわち、非常に長時間これらの工具を
固定することに関して、とても高い生産費用がもたらさ
れる。

おさえ爪の跡と工具の固定の問題は、反りを付ける及び
／または、熱処理の工程で、ある関係を持って軽減され
る。その工程では、第１段階、すなわちガラスシートの
加熱が、たとえばローラ台上を運搬されるようなガラス
シートによって横断される、炉で起こる。しかしながら
、位置決めの問題は解決されない。なぜならば移動速さ
と炉の長さは、２つの連続するガラスシートが厳密には
同一の軌道を必ずしも持たないようなものであるためで
ある。

軌道の変化は２つの型の欠点、すなわちコンベアの軸に
垂直な滑りと、前記軸に関しての回転、とをもたらすこ
とが可能で、これらは側面の位置決め手段と、前面の位
置決め手段、とによって比較的取り除かれる。

ヨーロッパ特許出願第２６７１２０号で述べられている
様に、側面の位置決めは、たとえばガイド棒によって得
られる。そのガイド棒は、コンベアの前方に動く方向へ
進む時、共に動き、ガラスシートの通路を区画形成する
。ガラスはその棒に対して摩擦するが、その棒によって
止められない。

しかしながら、自動車類向けのガラスシートが、矩形板
の形状ではなくて、はとんど板の一端から他端へ、幅が
規則正しく変化するものであるので、前記側面の位置決
めは、十分ではなく、ヨーロッパ特許出願第２６７１２
０号による、ガラスシートの固定段階に伴う前面の位置
決めにより完全なものとされなければならない。ガラス
シートに、要求された配置を与えるために、止め部材、
たとえば２つの接触部で構成されているものが、その通
路に沿って配置され、シートの前縁の一端によって必ず
当てられ、ガラスシートを動かし続けるコンベアによっ
て、ガラスが新たな方向に向けられることを可能とする
十分な時間、決められた位置に維持される。ガラスシー
トが、止め部材によって、少なくとも部分的に固定され
るのと同時間、ローラ上の同位置を摩擦し、このローラ
がそれから、その高い温度のためひじょうにたやすく跡
が付けられるガラスの裏に跡を残す。このように、前面
の位置決めは、多数の光学上の欠点の源である。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、ローラ上のガラスの摩擦と、その結果として
跡が付く危険を最小限とするガラス板の前面位置決めの
新規な方法に関する。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、その結果、２つの接触部を挿入されたガラス
シートの通路に沿うことにより、コンベア上を移動する
ガラスシートの位置決めの工程を提案する。この接触部
は、コンベアにより移動され続けるガラスシートの前縁
部の２端によって連続的に当てられ、ガラスシートが２
つの接触部との接触時、ガラスシートは正確な方向に向
けられ、２つの接触部の同時におこる引っ込み動作の制
御が、ガラスシートと２つの接触部の間の接触の適切な
検出手段による記録の次に、素早く起こる。

本発明による工程は、いかなる位置決めの時間差も除き
、ガラスシートが、引っ込み機構の応答時間だけ加えら
れた、ガラスシートの方向付けの必要な実時間だけ裏側
を保持され、そこでローラ上の摩擦時間が、各ガラスシ
ートにとって最小となる。このように、この位置決め工
程は、たとえ２つの連続な空間の考慮に入れる方向付け
の変動があっても、正確な光学上の特性を保証する。与
えられたシートの実際の偏倚だけが考慮され、より悪い
又は、最も大きい偏倚は観察されない。

多くの場合、観察される偏倚の不規則な特性は、接触部
の一方又は、他方が最初に当てられることが可能である
ことを意味し、各接触部には、好ましくはガラスと接触
部間に検出する接触のための手段を備えつける。

好ましくは、これらの検出手段が、衝撃によりガラスと
共に接触部に与えられるモーメントを測定することによ
り、ガラスシートの一端の状態を間接的に記録する。こ
のように、全く機械的な測定がもたらされ、これはガラ
スシートの温度に全く無関係で、有利である。その上、
このモーメントは、コンベアが設置される熱い外壁の外
に設置される検出電池に至るレバーアームによりいかな
る猶予もなく伝わることが可能である。

本発明は、提案された位置決め工程を実行する装置にも
関する。

提供された位置決め装置は、２つの同一の互いに向き合
った位置決め組立体を、コンベアの各側に具備し、それ
ぞれの組立体は、接触部を動かす腕と、ガラスシートと
接触部間の接触の検出器と、接触部を引っ込めるために
、腕を回転可能とする手段とで構成される。２つの接触
部の引っ込み動作は、接触部と結合されたそれぞれの検
出器に相当する２つの安全器をそれぞれに、直列に有す
る回路によって、同時に制御される。

接触部を担持する腕は、好ましくは、伝達軸へ結合する
つかみ具によって接続され、この伝達軸の回転は、棒−
ハンドル機構を経て、電磁石型の迅速装置又は、遠方操
作法継手の機械制御により任意に制御される。つかみ具
は、軸と腕の間に適切なすきまを残し、それにより、腕
がたとえば光電池により検出可能であるわずかな変位で
、ガラスシートにより生じる軸方向の力に応答できるよ
うにしなければならない。制御系統は、はぼ１／１０秒
の応答時間を都合よく有する。

好ましくは、各位置決め組立体は、コンベアにより形成
される平面の２軸、すなわちコンベア軸に平行な長手軸
と、この長手軸に垂直な軸とに沿って、又運搬台の変位
が接触部の位置を変えることを可能とするコンベアの平
面に、ガラスシートの形状と大きさの違いを考慮に入れ
て、動く運搬台上に取付けられる。

位置決め装置へ測定器が加えられ、この測定器は、ガラ
スシートの全長の通過を可能とし、コンベア上を移動す
る２つのシート間へ接触部を下げるために、接触部を引
っ込める間の待ち段階の時間を決定する。

本発明の改良によって、位置決め時間中、２つの組立体
は、長平方向軸Ｘに沿って、ガラスシートの移動方向に
、またコンベア速度以下の速度で、並進運動動作を行な
う。この目的のため、２つの運搬台は、１つ又は２つの
モータ、たとえばコンベアの下に設置され、同時にそれ
らを動かすものによって動かされる。

このように、位置決め時間（これは、ガラスシートの前
に接触部を移動するために、前よりもまた少しだけ長い
）だけでなく、摩擦動作の度合もまた最小限とし、それ
で熱いガラスシートは減速されるが、接触部の１つによ
って止められはしない。

都合よく、２つの組立体は、ガラスシートの最前端部が
第１の接触部に当たる前に動かされ、それで実際の位置
決めが始まる時、すでに接触部は、一定の運転速度に達
している。この動作は、好ましくは、ガラスシートの上
流側の到達の検出によって、好ましくは、たとえば、ヨ
ーロッパ特許公開第２６７８５０号から知られるように
障壁光によって開始される。

もし位置決めの間、接触部の可動装置を保持するのと同
時に操作することが決定されれば、２つの接触部とガラ
スの接触の記録は、接触部を引っ込める直接の制御の代
りに、接触部がガラスシーすることにより、接触部の同
時に起こる加速のために、最初に使用可能である。これ
は、ガラスシートがコンベアかられずかに起こされるこ
と又、ガラスシートの高温度のため、ときどき起こる接
触部へ付着することのどのような危険も取り除く。

〔実施例〕

本発明の他の詳細及び、有利な特徴は添付図面を参照し
て以下に述べる実施態様から推測されることが可能であ
る。

第１図と第２図は、最初に提供された実施態様に従って
、本発明を行なうための装置に関する。

この位置決め装置は、ローラ台１によって形成され、又
好ましくは、中空シリカ管により構成されるコンベア上
に取付けられる。このシリカ管は、シリカフィラメント
布で巻かれ、ガラスシートの滑りを容易にする生成物で
おおわれている。この生成物は、リトポン又は窒化ホウ
素系とすることが可能である。これらのローラ１は、壁
２により区画形成される熱い外壁を横に横断し、たとえ
ば熱い外壁の外側に設置されたフレーム４に位置するロ
ーラ３上を回転する。

ローラ１によって運ばれるガラスシートの位置決めは、
腕６の端部に固定された接触部５によって得られる。こ
こで示されている物は、ローラｌ上に取付けられた腕の
上に接触部を有する組立体とえば金属管で形成される。

熱い外壁の外側に位置する腕の端部へ、スリーブ７が固
定され、運転軸８がころ軸受９でガイドされる。次に運
転軸８へ、ころ軸受１１でガイドされる軸１０を設置す
る。

ころ軸受９と１１は、コンベアの長手軸Ｘに平行に、運
搬台１３と一体の軸受１４を、それに沿って滑らすスラ
イド１５上を動かすことができる運搬台１３上に設置さ
れる。運搬台の変位は、ハンドル１７によって動かされ
る無限ネジ又は、ウオーム１６によって生じる。ウオー
ムは第２図でだけ見ることができる。スライド１５とウ
オーム１６は、台１８と一体の軸受１９と、全体フレー
ムと一体の台２１に固定されたスライド２０に沿って動
けるもの、とによって、軸Ｘに垂直な軸Ｙに沿って動く
台１８によって支持される。台１８の位置は、ハンドル
２３によって動かされる無限ネジ２２によって調整され
る。

長手方向及び横断方向の両方に非常に正確に調整するこ
とを可能とする。

前記したように、腕６とその運転軸８はころ軸受に、好
ましくは、実質的に摩擦なしで取付けられ、そこで、ガ
ラスシートにより接触部５に生じる限られた圧力は、軸
８と、その結果耳２５とを回転を始めるのに十分である
。耳２５は、電池２４よりカバーを取る。この最初の回
転は、とても小さな角度であり、つか−一ギアの歯の最
大すき間に相当する。

さらに、軸ＩＯは、電磁石２８の作用のもとに並進運動
される棒２７へ関節で結ながれたハンドル２６によって
操作可能である。これらの電磁石のための供給回路は、
２つの安全器を直列に持ち、各安全器が、位置決め組立
品の２つの電池の１つと接結され、そこで供給回路は、
２つの接触部がガラスシートと接触することを意味する
２つの電池がカバーを外される時、閉じる。

本装置は以下の方法で作動する。ガラスシートの前縁の
最初の端部がモーメントを受ける接触部５に当たり、そ
れで、腕６と、接続された軸８と、その結果耳２５、と
が回転される。２つの電池２４の１つは、もはやカバー
を外され、これは安全器の１つを閉じる。しかしながら
、接触部５は所定位置に留まり、コンベアにより駆動さ
れ続けるガラスシートを保持し、そこで一定時間後、ガ
ラスシート位置の最初の分岐により、第２の接触部が、
引き続き当たり、これは対応する安全器を閉じることを
引き起こす。供給回路は、それから閉じられ、電磁石が
ハンドル２６を経て、たとえば半回転だけ軸１０を回転
する棒２７を移動する。２つの電池のカバーを外すこと
に続くこの装置の完全な応答時間はほぼ１／１０秒であ
る。

軸１０の回転は、つかみ１２によって、軸１０へ接続さ
れた軸８の回転を引き起こし、その結果最終的に、接触
部の引っ込みを引き起こす。

接触部が、位置決め時間の間コンベアの軸と平行に移動
される場合には、この装置は、さらに、ベルトによって
、その動きを、長台２１のそれぞれに接続されたウオー
ム、又はジヤツキへ伝えるモータを有する。

この場合、長台は、コンベア速度ｖ１以下の速度■２で
、コンベアと同じ方向に動かされ、それでコンベアによ
り動かされるガラスシートが、第１の接触部と次に第２
の接触部に追いつくことが可能で、前述のように、第２
の接触部とガラスの接触は、２つの接触部の同時の引っ
込みを引き起こす。好ましくは、長台は、次のガラスシ
ートの位置決めのために、持ち上がった位置で、接触部
と共に、高速で、始めの位置へもどされる。

本発明による位置決め装置は、任意の熱いガラスシート
処理装置と、とくに仏国特許第５４９４６５号、同第６
０４９９２号、同第０８５４６４号、同第５６７５０８
号、同第５９６５５１号、又は同第５９６５５０号によ
る反りを付ける装置で使用されることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は位置決め組立体のコンベアの平面に直角な図、
第２図は第１図の位置決め組立体の側面図である。 １・・・ローラ、　　　　　５・・・接触部、２１・・
・長台、　　　　　　２４・・・検出器、２５・・・耳
、２６・・・ハンドル、 ２７・・・棒、　　　　　　　２８・・・電磁石。 ＩＧ−２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、コンベア上を移動するガラスシートの位置決め方法
   であって、ガラスシートの通路上に、２つの接触部が挿
   入され、この接触部が、コンベアにより動かされ続ける
   ガラスシートの前縁の２つの端部により、連続的に当て
   られ、ガラスシートが２つの接触部と接触する時、ガラ
   スシートは正確に方向付けられるような位置決め方法に
   おいて、２つの接触部を同時に引っ込める制御が、２つ
   の接触部とガラスとの接触を記録した後、素早く起こる
   ことを特徴とする位置決め方法。 ２、独立の記録が、それぞれの接触部とガラスの接触の
   代わりをし、その時間中の第２の記録が、引っ込める機
   構の制御回路の閉鎖をもたらすことを特徴とする請求項
   １記載の位置決め方法。 ３、それぞれの接触部が、コンベアにより形成される平
   面のコンベア軸線に平行な長手方向軸線Ｘとこの軸線と
   直角な軸線Ｙとからなる２軸に沿う位置決め組立体の可
   動装置の一部を形成することを特徴とする請求項２記載
   の位置決め方法。 ４、位置決め時間を通して、位置決め組立体が、長手方
   向軸線に沿って、ガラスシートの移動方向に、コンベア
   速度より遅い速度で移動動作を行なうことを特徴とする
   請求項３記載の位置決め方法。 ５、位置決め組立体の運動は、ガラスシートの前縁の一
   端が第１の接触部と当たる前に始まることを特徴とする
   請求項４記載の位置決め方法。 ６、位置決めの端部で、接触部を出す作用が、引っ込め
   る作用の前の加速によって生じることを特徴とする請求
   項４又は５記載の位置決め方法。 ７、位置決め組立体の変位は、コンベア上を移動するガ
   ラスシートの上流側の検知によって制御されることを特
   徴とする請求項４から６のいずれかに記載の位置決め方
   法。 ８、接触部とガラスの接触が、ガラスシートによりそれ
   ぞれの接触部に与えられるモーメントを測定することに
   より、記録されることを特徴とする請求項１から７のい
   ずれかに記載の位置決め方法。 ９、コンベアの各側体の２つの同一の、及び向かい合っ
   た位置決め組立体により構成される位置決め装置であっ
   て、各組立体が、接触部を担持する腕（６）と、接触部
   （５）とガラスシートの接触を検出するための検出器（
   ２４）と、接触部を引っ込めるための腕（６）を回転す
   ることのできる手段により構成され、２つの接触部を引
   っ込める動作が、接触部（５）と結合された検出器にそ
   れぞれが相当する２つの安全器を直列に有する回路によ
   って同時に制御される位置決め装置。 １０、腕が、２つの直交する軸ＸとＹに沿って動く運搬
   台（１３）により運ばれることを特徴とする請求項９記
   載の位置決め装置。 １１、ガラスシートとの衝突に基づく接触部（５）の動
   作が、待機位置で腕（６）と一体の耳（２５）によりカ
   バーされ又接触部が当てられた時に、カバーが外される
   、光電池（２４）により記録されることを特徴とする請
   求項９又は１０に記載の位置決め装置。 １２、接触部（５）を同時に引っ込めるための腕（６）
   の回転は、腕（６）がつかみ具（１２）により接続され
   た軸（１０）の回転により得られ、軸（１０）が、２つ
   の電磁石（２８）により動かされる棒（２７）により移
   動されるハンドル（２６）により回され、前記電磁石の
   供給回路は、２つの接触部が当てられた時に閉じられる
   ことを特徴とする請求項９から１１のいずれかに記載の
   位置決め装置。 １３、可動運搬台（１３）が、位置決めの間コンベアの
   軸と平行に移動可能な長台（２１）に取付けられている
   ことを特徴とする請求項９から１２のいずれかに記載の
   位置決め装置。 １４、コンベアローラ（１）に対するガラスの摩擦が、
   リトポン又は、窒化ホウ素系の滑り作用物を含ませるこ
   とにより最小限となることを特徴とする請求項４から８
   のいずれかに記載の位置決め方法。 １５、ガラスシートの反りを付ける装置である請求項９
   から１３のいずれかに記載の位置決め装置。