JPH0372309A - カメラの主要被写***置情報記録装置 - Google Patents

カメラの主要被写***置情報記録装置

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JPH0372309A
JPH0372309A JP20883489A JP20883489A JPH0372309A JP H0372309 A JPH0372309 A JP H0372309A JP 20883489 A JP20883489 A JP 20883489A JP 20883489 A JP20883489 A JP 20883489A JP H0372309 A JPH0372309 A JP H0372309A
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JP
Japan
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main subject
time
primary object
series signal
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP20883489A
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English (en)
Inventor
Keisuke Shiba
柴 恵輔
Takashi Murayama
任 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0372309A publication Critical patent/JPH0372309A/ja
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  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カメラの主要被写***置情報記録装置に関し
、更に詳しくはフォーカスロック機能を利用して検出し
た主要被写体の位置情報を記録する装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
近年、露出制御や焦点調節の自動化によりカメラの性能
が向上し、誰でも写真撮影を適正に行うことができるよ
うになった。また、写真フイルムの性能向上、現像処理
やプリントの性能間上等により、プリント写真の仕上り
品質も大幅に向上した。
しかし、従来の写真プリントでは、撮影状況や撮影者の
意図と関係なく、写真フィルムに記録された画像の状態
からプリントを行っているため、撮影者にとって不満な
プリント写真に仕上がってしまうことがある。そこで、
撮影者の意図に合ったプリント写真を作製するために、
写真撮影時に各種の情報、例えば撮影の日付や時刻、シ
ャッタ速度、絞り値等のデータを写真フィルムに記録す
るようにしたカメラが知られている(例えば、特開昭5
1−117632号5同59−214023号、実開昭
63−188644号、特開昭64−6933号、同6
3−201645号同49−74019号、同55−1
01932号、同54−2115号等)。
また、撮影照明光の種類の情報を写真フィルムに記録す
るカメラも知られている(例えば、特開昭51−117
632号、同52−1333号、同52−30429号
等)。更に、撮影のときにトリミング情報を記録するカ
メラも知られている(例えば特開昭63−298233
号、同64−21432号等)。更にまた、被写体の種
類等を表す文字を写し込むカメラも知られている(例え
ば特開昭50−30517号、同55−101932号
同54−2115号等)。
〔発明が解決しようとする課題〕
1つのコマには、主要被写体の他に各種の被写体が含ま
れているが、この主要被写体が適正な濃度とカラーバラ
ンスに仕上がれば、その他の画像の仕上がりが多少不適
正であっても、撮影者の満足が得られることが経験的に
知られている。しかし、従来のカメラで撮影された写真
フィルムからは、主要被写体がどれであるかを知ること
ができなかった。
本発明の目的とするところは、主要被写体の位置を自動
的に記録することができるようにしたカメラの主要被写
***置情報記録装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、被写体を撮像し
て時系列信号を出力するイメージセンサ−と、測距時に
イメージセンサ−の時系列信号を記憶するメモリと、こ
のメモリに記憶された時系列信号とイメージセンサ−か
ら出力されている時系列信号とを比較して主要被写体の
移動位置を検出する手段と、撮影時(撮影直前又は直後
も含む)の主要被写体の位置情報を記録する手段とを設
けたものである。
別の発明は、複数の撮像エリアに分割されており、その
中央にある撮像エリアが測距に用いられるイメージセン
サ−と、測距時に測距用エリアから出力された主要被写
体の時系列信号を記憶するメモリと、このメモリに記憶
された時系列信号と各撮像エリアの時系列信号とを比較
して主要被写体が位置している撮像エリアを判定する手
段と、撮影時に主要被写体が位置している撮像エリアを
識別するコードを記録する手段とを設けたものであ。
〔作用〕
ファインダを通して被写体を観察し、ファインダ内に表
示されるターゲットマークに主要被写体を合わせる。こ
の状態でレリーズ操作の第1段を行えば、測距装置が作
動して主要被写体の距離を検出する。レリーズ操作を第
1段のままに保つと、フォーカスロック状態となる。こ
のフォーカスロック時には、被写体の全部又はターゲッ
トマーク内に位置している主要被写体の時系列信号がメ
モリに記憶される。
フォーカスロック状態のままで、カメラの向きを変えて
構図を決定してから、レリーズ操作の第2段を行えば、
シャッタが作動して撮影が行われる。これとともに、撮
影時のイメージセンサ−の時系列信号とメモリから読み
出した測距完了時の時系列信号とが比較され、撮影時に
おける主要被写体の移動量が検出される。撮影画面上に
おけるターゲットマークの位置に、主要被写体の移動量
を加減算することで主要被写体の位置が算出され、この
位置の情報が記録媒体例えば写真フィルムに記録される
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図はオートフォーカス機構を備えたカメラを示すも
のである。周知のようにカメラボディ(図示せず)の前
面に、発光ダイオード10とレンズ11とからなる投光
部と、レンズ12と測距用イメージラインセンサー(以
下、単に測距用ラインセンサーという)13とからなる
受光部とが配置されている。測距回路14は、レリーズ
ボタン15が半押しされてスイッチ16がONしたとき
に、発光ダイオード10を発光させ、近赤外域のスポッ
ト光を主要被写体8に向けて投光する。
なお、スイッチ16の代わりにタッチセンサーを用いれ
ば、レリーズボタン15に指を触れると、測距が行われ
る。主要被写体8で反射された光は測距用ラインセンサ
ー13に入射するが、この入射位置はカメラボディから
主要被写体8までの距離に関係している。この測距用ラ
インセンサー13の入射位置から求めた被写体距離の情
報は、メモリ17に記憶される。
レリーズボタン15を更に押下するとスイッチ18がO
Nして撮影開始信号が発生する。この撮影開始信号はレ
ンズセット機構19に送られ、メモリ17に記憶された
被写体距離情報に応じて撮影レンズ20を繰り出して焦
点調節を行う。レンズセット機構19は、撮影レンズ2
0のセットが完了すると、信号をシャッタ21に送って
これを作動させる。このシャッタ21が被写体輝度に応
じた速度で開閉する間に、撮影レンズ20によって被写
体の像が写真フィルム22に写し込まれる。
撮影画面上における主要被写体の像の記録位置を検出す
るために、レンズ25と撮像用イメージラインセンサー
(以下、単に撮像用ラインセンサーという)26とがカ
メラボディの前面に設けられており、撮影画面のほぼ中
央に位置している横長のエリアを撮像する。この撮像用
ラインセンサー26はファインダ内に配置されていない
が、第2図(A)ではファインダ視野27との関係が分
るように撮像用ラインセンサー26が図示されている。
この第2図(A)において、符号28はファインダ内に
表示されるターゲットマークであり、これに囲まれた範
囲が測距エリアとなり、この測距エリア内に入っている
被写体を測距用ラインセンサー13が測光する。
前記撮像用ラインセンサー26から出力された時系列信
号は、アンプ30で増幅されてから、メモリ31とコン
パレータ32とに送られる。メモリ31は、レリーズボ
タン15が半押しされてスイッチ16がONしたときに
、時系列信号を記憶する。また、コンパレータ32は、
レリーズボタン15が完全に押し込まれてスイッチ18
がONしたときに、メモリ31から読み出した時系列信
号と、撮像用ラインセンサー26からリアルタイムで出
力された時系列信号とを比較し、主要被写体の移動量を
測定する。
位置判定部33は、コンパレータ32で検出した移動量
と、撮影レンズ20とレンズ25の倍率比と、測距エリ
アの位置とから、主要被写体の位置を判定し、位置情報
をバーコードデータ発生回路34に送る。このバーコー
ドデータ発生回路34から出力されたバーコードデータ
は、バーコード記録装置35に送られる。この実施例で
は、バーコード記録装置35は、バーコードを表示する
液晶デイスプレィ36と、これを照明するランプ37と
、シャッタ21の作動に同期してランプ37を発光させ
るドライバ38とから構成されており、主要被写体の位
置を表すバーコードを写真フィルム22に記録する。な
お、写真フィルム22の巻上げ給送中にバーコードを記
録してもよい。
この場合には、液晶デイスプレィは、1本のバーだけを
表示すればよいから、バーコード記録装置をコンパクト
化することができる。
第4図は位置情報を記録した写真フィルムの一例を示す
ものである。この写真フィルム22には、一定間隔でパ
ーフォレージジン22bが穿孔されており、このパーフ
ォレーション22bを巻止め装置のセンサーで検出する
ことにより1コマ送りが行われる。パーフォレーション
22bの反対側に、コマ22aに記録された主要被写体
8の像8の画面上での位置を表す位置情報41が写し込
まれており、写真現像によって可視像に変換される。
なお、この位置情報41としてはバーコードの他に、数
字9文字、マーク等を用いることができる。
次に、上記実施例の作用について説明する。写真撮影に
際しては、第2図(A)に示すように、ファインダを観
察しながら主要被写体8がターゲットマーク28内に位
置するようにカメラを構える。次に、レリーズボタン1
5を半押しすれば、スイッチ16がONするから、測距
回路14が作動してスポット光を主要被写体8に向けて
投光する。この主要被写体8で反射された光の一部は、
測距用ラインセンサー13に入射し、この入射位置から
主要被写体8の距離が検出され、得られた距離情報がメ
モリ17に記憶される。
また、撮像用ラインセンサー26は、ターゲットマーク
28で囲まれた測距エリアを含む横長なエリアに存在し
ている被写体を撮像する。そして、スイッチ16がON
した時に、第2図(B)で示すように撮像用ラインセン
サー26から出力された時系列信号がメモリ31に記憶
される。
主要被写体8を画面の片側に寄せた構図で撮影したい場
合でも、主要被写体8に撮影レンズ20のピントを合わ
せるために、測距時には主要被写体8がターゲットマー
ク28内に入るようにすることが必要である。この場合
には、レリーズボタン15を半押しして、スイッチ16
をONしたままのフォーカスロック状態にし、この状態
でカメラの向きを変え、第3図(A)に示すように主要
被写体8を画面の片側に寄せる。次に、レリーズボタン
15を完全に押し込むとスイッチ18がONし、レンズ
セット機構19によって撮影レンズ20の焦点調節が行
われ、その直後にシャッタ21が作動して被写体が写真
フィルム22に写し込まれる。
他方、スイッチ18がONすると、コンパレータ32が
作動して撮像用ラインセンサー26の時系列信号(第3
図(B)参照)と、メモリ31から読み出した時系列信
号(第2図(B)参照)とが比較され、2個の波形のず
れ量ΔXが算出される。撮影画面上における測距エリア
の位置をXlとし、係数をKとすると、移動後の主要被
写体8の位置X2は、次式から求められる。
X2=X1+K・ΔX この係数には、ファインダ視野内における画像の移動量
と撮影画面上での画像の移動量の比であり、これは撮影
レンズ20の焦点距離とレンズ25の焦点距離の比で表
される。
この実施例では、撮影画面の左端をX座標の原点として
いるが、撮影画面の中央を原点とした場合には、移動f
f1(K・ΔX)を主要被写体の位置として記録すれば
よい。
位置判定部33で求めた撮影画面上での主要被写体8の
位置X2は、バーコードデータに変換されてから、バー
コード記録装置35に送られ、写真フィルム22にバー
コードで記録される。
また、主要被写体8を画面の中央に位置させた構図で撮
影する場合には、カメラの向きを測距時と同じ状態にし
たままでレリーズボタン15を第2段まで一気に押し込
めばよい。この場合には、測距時の時系列信号と、撮影
時(撮影直前又は直後を含む)の時系列信号とは位相が
同じであり、ずれ量ΔXが零となるから、位置X1を表
すバーコードが写真フィルム22に記録される。
前記実施例では、撮影両面の横方向の移動を検出してい
るが、撮影画面の縦(Y)方向での移動量を調べるには
、第7図に示すように2個のラインセンサー45.−4
6を用い、ファインダ視野47の中央で直交するように
配置すればよい。また、第6図に示すようにイメージエ
リアセンサー4Bを用いてもよい。
最近の一眼レフカメラのAF装置としては、位相差検出
方式が主として用いられている。第7図は、位相差検出
方式のAF装置を利用して主要被写体の移動位置を検出
する実施例を示すものである。撮影レンズ50の後方に
、コンデンサレンズ51、セパレータレンズ52が配置
されている。
更に、セパレータレンズ52の後方に、撮影レンズ50
の光軸53に対して対称な位置に2個のラインセンサー
54.55が配置されている。これらのラインセンサー
54.55は、n個のビクセりを持っている。
前記フィルム等偏部56は、撮影レンズ50とコンデン
サレンズ51との間に位置しているため、実際にはフィ
ルム等価面56の前方にハーフミラ−(図示せず)が撥
ね上げ自在に配置されている。
更に、ハーフ〔ラーの背面にサブミラー(図示せず)が
取り付けられ、ハーフミラ−を透過した光がカメラボデ
ィの底部に向かって反射される。このカメラボディの底
部に、コンデンサレンズ51゜セパレータレンズ52.
ラインセンサー54及び55が配置されている。
ラインセンサー54.55には、一対の被写体像が入射
し、そして各ピクセルで光電変換される。
このラインセンサー54.55で発生した電気信号は、
読出し回路58.59で読み出されて位相差処理回路6
0に送られる。また、フォーカスロックを利用して主要
被写体の移動位置を検出するために、メモリ61と、切
換えスイッチ62及び63とが設けられている。
ラインセンサー54.55上の結像は、被写体像がフィ
ルム等価面56よりも前方に位置する前ピン状態にあっ
ては光軸53に近づき、逆に後ビン状態にあっては光軸
53よりも遠ざかり、合焦状態では前ピンと後ピンの中
間にある所定位置となる。したがって、位相差処理回路
60がラインセンサー54.55から読み出した電気信
号に基づいて像の光軸53からの位置を検出することで
合焦状態を識別する。
ラインセンサー54.55上の像の相対位置を検出する
ために、位相差検出の手法が用いられる。
この手法は、次式(1)に基づく演算により、ラインセ
ンサー54.55上の一対の像の相関値を求め、相関値
が最大(又は最小)となるまでのこれらの相対移動量(
位相差)に基づいて合焦状態を識別する。
ここで、Lは相対移動量に相当する整変数であり、rl
、から「n」まで変化する。また、B (K)は一方の
ラインセンサー54から出力された時系列信号であり、
R(K−L−1)は他方のラインセンサー55から出力
された時系列信号である。
例えば、ピクセルの個数nが「9」の場合には、移動N
Lをrl、ないし「9」まで変化させる毎に演算式(1
)を実行すれば、相関値H(1) 、 H(2)、H(
3)  ・・・H(9)が得られる。ここで、第8図(
a)に示すように、移動ilLをr4jとしたときの相
関値H(4)が最大となる場合に撮影レンズ50が合焦
状態であると仮定する。第8図(b)では、L=2の相
関値H(2)が最大となっており、L=4よりも小さい
から前ピンであり、かつピントのずれ量はピクセル数で
「2」となっていることが分る。第8図(C)では、相
関値H(6)が最大であるため後ピンであり、かつピン
トのずれ量はピクセル数で「2」である。
通常は、切換えスイッチ62.63が接点aに接続され
ている。カメラを主要被写体に向けてからレリーズボタ
ンに指を当てれば、タッチセンサー(図示せず)がON
する。これにより、位相差処理回路60が作動し、ライ
ンセンサー54.55から読み出した2組の時系列信号
を比較し、相関値が最大となる相対移動ILを求める。
この相対移動量りが合焦状態の相対移動量と異なってい
る場合には、前述したようにずれの方向から前ピンと後
ピンとを判定する。そして、ずれの方向に応じてドライ
バ64を介してモータ65を回転させ、撮影レンズ50
を光軸53に沿って移動させる。この撮影レンズ50の
移動により、ラインセンサー54.55に入射する被写
体の像の位置がずれてくるが、位相差処理回路60が周
期的に作動しているため、撮影レンズ50の移動中も相
対移動量が検出される。そして、相関値が最大となる相
対移動量りが合焦状態の相対移動量と一致した時に、モ
ータ65の回転が停止する。
レリーズボタンを第2段まで一気に押下すれば、シャッ
タが作動して撮影が行われる。ここで、フォーカスロッ
クを行う場合には、前述したようにレリーズボタンを半
押しすれば、ドライバ64の作動が停止するため、撮影
レンズ50の位置が変化しない。また、レリーズボタン
が半押しされると、メモリ61がラインセンサー54か
ら出力された時系列信号を記憶する。
フォーカスロック状態でカメラの向きを変えて構図を決
めてから、レリーズボタンを第2段まで押し込む。この
レリーズボタンが押し込まれると、前述したようにシャ
ッタが作動して撮影が開始される。これとともに、切換
えスイッチ6263が接点す側に切り換わるから、位相
差処理回路60はメモリ58から読み出した時系列信号
と、ラインセンサー54から読み出した時系列信号とを
用いて、各相対移動ILに対する相関値をそれぞれ算出
する。例えば、相関値の波形が第8図(1))に示す状
態となっている場合には、フォーカスロック時の相関値
の波形が第8図(a)であるから、主要被写体は画面の
中央からピクセル2個分だけ左側に移動したことが分る
。このずれ星がバーコードデータ発生回路66に送られ
てバーコードデータに変換され、前述したように写真フ
ィルムに記録される。
第9図は1個のエリアセンザーで主要被与体の測距と位
置とを検出するようにした実施例を示すものであり、第
1図と同しものには同し符号を付しである。レリーズボ
タン15を半押してスイッチ16をONにすると、A 
F :7 アトロ−ラフ0はドライバ71を介してモー
・タフ2を回転させる。
このモータ72は、レンズ73を一回往復動させてエリ
アセンサー74に対する焦点調節を行う。
このエリアセンサー74は、第10図に示すように9個
の撮像エリア74a〜゛141に分割されこおり、その
中央の撮像エリア74eは測距に用いられる。なお、符
号75はターゲットマークである。
エリアセンサー74から出力された時系列信号は、アン
プ30で増幅されてからピーク検出回路77とメモリ7
8とに送られる。このピーク検出回路77は、撮像エリ
ア74eの各ビクセルの出力を加算し、この加算値が最
大(ピーク値)となる点を求める。すなわち、ターゲッ
トマーク75内に位置している主要被写体に対してレン
ズ73のピントが合っている場合には、撮像エリア74
Cの加算値がピーク値となる。
前記ピーク検出回路77がピークを検出すると、検出信
号がAFコントローラ7oに送られる。他方、レンズ7
3の移動位置はエンコーダ78で測定サレ、この位置信
号がAFコントローラ7oに人力されている。このAF
コントローラ7oは、ピーク検出信号が出力された時点
での位置信号を合焦位置信号として記憶する。また、A
Fコントローラ70は、メモリ78を書込みモードにセ
ットして、撮像エリア74eの時系列信号をメモリ78
に書き込む。
し’J−スボタンを半押ししてフォーカスロックし、こ
の状態でカメラの向きを変えて構図を決定する。この構
図決定後に、レリーズボタンを完全に押下して撮影をj
jう。スイッチ18がONすると、AFコントローラ7
oは、レンズセット機構19を介して撮影1/ンズ20
を光軸8oに沿って移動させて、合焦位置信号に関連し
た位置に撮影レンズ20を位置決めする。
また、スイッチ18がONすると、コンパレータ81は
メモリ78に記憶された撮像エリア74eの時系列信号
と、各撮像エリアから読み出した時系列信号とを順次比
較する。具体的には、各撮像エリア毎に時系列信号を加
算し、この加算値とメモリ78に記憶された時系列信号
の加算値とをそれぞれ比較する。エリア判定部82は、
コンパレータ81の出力信号から、類似度が最も大きい
撮像エリアを見つけ出し、この撮像エリアの位置情報を
バーコードデータ発生回路34に送る。このバーコード
データ発生回路34は、位置情報をバーコードデータに
変換し、バーコード記録装置36によって写真フィルム
22に記録する。
この実施例ではイメージエリアセンサーを用いているが
、この代わりに複数の受光面を形成した受光素子例えば
CdSを用いてもよい。また、エリアセンサー74はフ
ァインダ視野のほぼ全部を撮像するが、第9図に示すよ
うにファインダ視野27のほぼ中央部だけを撮像するエ
リアセンサー85を用いてもよい。
位置情報を記録した写真フィルム22は、現像処理され
てから写真プリンタにセットされる。この写真プリント
時に各コマに記録した位置情報がバーコードリーダで読
み取られ、画面上での主要被写体の位置が特定される。
周知のようにスキャナーはコマの各点を三色分解測光し
、そして得られた各測定点の三色濃度が焼付露光量の算
出に用いられる。この際に、主要被写体の三色濃度値は
大きな重み付けが与えられ、主要被写体が適正な濃度と
カラーバランスに仕上がるように、三色の焼付露光量が
それぞれ決定される。
また、主要被写体の位置情報の他に、照明光源の種類、
照明の状態(順光、逆光)、ストロボ撮影の有無、撮影
光の三色光の強度比等のデータも写真フィルムに記録し
ておき、これらのデータと併用することで、仕上がり品
質を更に向上させることができる。
前記実施例では、位置情報を写真フィルムに記録してい
るが、この代わりにICカードやパトローネの外周に形
成した磁気記録部に記録してもよい。また、本発明は電
子スチールカメラに対しても利用することができる。こ
の電子スチールカメラでは、画像データとともに位置情
報が磁気フロッピィに書き込まれる。
〔発明の効果〕
上記構成を有する本発明は、被写体を撮像するイメージ
センサ−を用い、測距された主要被写体の時系列信号を
記憶しておき、撮影時にイメージセンサ−から出力され
た時系列信号と比較することで、主要被写体の位置を検
出するようにしたから、何ら特別な操作を要することな
く主要被写体の位置を記録媒体に自動的に記録すること
ができる。また、主要被写体の位置が記録されているか
ら、この主要被写体の濃度を重視して写真プリントを行
うことが可能となり、それにより特に主要被写体を適正
に焼付露光し、撮影者が満足する仕上がり品質のプリン
ト写真を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略図である。 第2図(A)は測距時のファインダ視野と撮像用ライン
センサーとの関係を示す説明図であり、(B)は撮像用
ラインセンサーの時系列信号を示す波形図である。 第3図は撮影時の状態を示す第2図と同様な図である。 第4図は位置情報の記録例を示す写真フィルムの平面図
である。 第5図はイメージセンサ−として2個のラインセンサー
を用いる実施例を示す説明図である。 第6図はイメージセンサ−としてエリアセンサーを用い
る実施例を示す説明図である。 第7図は位相差検出方式のAF装置を利用して主要被写
体の位置を検出する実施例を示す概略図である。 第8図は相関値の波形を示すものであり、(α)は合焦
状態であり、(b)は前ピンであり、(C)は後ビンで
ある。 第9図は主要被写体が移動したエリアを検出する実施例
を示す概略図である。 第10図は第9図に示すエリアセンサーの説明図である
。 第11図はエリアセンサーの別の実施例を示す説明図で
ある。 8 ・ ・ ・ ・ ・ 10 ・ ・ ・ ・ 13 ・ ・ ・ ・ 26 ・ ・ ・ ・ 35 ・ ・ ・ ・ 41 ・ ・ ・ ・ 45.46  ・ 48 ・ ・ ・ ・ 50 ・ ・ ・ ・ 54、 55  ・ 56 ・ ・ ・ ・ 74 ・ ・ ・ ・ 74a〜74 85 ・ ・ ・ ・ 主要被写体 発光ダイオード 測距用ラインセンサー 撮像用ラインセンサー バーコード記録装置 位置情報 ・・撮像用ラインセンサー 撮像用エリアセンサー 撮影レンズ ・・ラインセンサー フィルム等偏頭 エリアセンサー i・・撮像エリア エリアセンサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レリーズ操作の第1段で、ファインダ視野の測距
    エリアに入っている主要被写体に対して測距を行い、レ
    リーズ操作の第2段でシャッタを作動させて撮影を行う
    カメラにおいて、 被写体を撮像して時系列信号を出力するイメージセンサ
    ーと、測距時にイメージセンサーの時系列信号を記憶す
    るメモリと、このメモリに記憶された時系列信号とイメ
    ージセンサーの時系列信号とを比較して主要被写体の移
    動した位置を検出する手段と、撮影時の主要被写体の位
    置情報を記録媒体に記録する手段とを設けたことを特徴
    とする主要被写***置情報記録装置。
  2. (2)レリーズ操作の第1段で、ファインダ視野の測距
    エリアに入っている主要被写体に対して測距を行い、レ
    リーズ操作の第2段でシャッタを作動させて撮影を行う
    カメラにおいて、 複数の撮像エリアに分割されており、その中央にある撮
    像エリアが測距に用いられるイメージセンサーと、測距
    時に測距用エリアから出力された主要被写体の時系列信
    号を記憶するメモリと、このメモリに記憶された時系列
    信号と各撮像エリアの時系列信号とを比較して主要被写
    体が位置している撮像エリアを判定する手段と、撮影時
    に主要被写体が位置している撮像エリアのコードを記録
    する手段とを設けたことを特徴とする主要被写***置情
    報記録装置。
JP20883489A 1989-07-19 1989-08-11 カメラの主要被写***置情報記録装置 Pending JPH0372309A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267338A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Casio Comput Co Ltd デジタルカメラ及びフォーカス位置特定方法、プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007267338A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Casio Comput Co Ltd デジタルカメラ及びフォーカス位置特定方法、プログラム

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