JP3337027B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP3337027B2
JP3337027B2 JP2000351092A JP2000351092A JP3337027B2 JP 3337027 B2 JP3337027 B2 JP 3337027B2 JP 2000351092 A JP2000351092 A JP 2000351092A JP 2000351092 A JP2000351092 A JP 2000351092A JP 3337027 B2 JP3337027 B2 JP 3337027B2
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忠雄 高木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一眼レフカメラでは、ファインダ
を通して、実際に撮影する画面の範囲で被写体を観察し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のカメラでは、撮影する画面の範囲しか観察できないの
で、人込みの中や道路に面した場所で撮影する場合等に
は、構図を決めてからレリーズする直前に、主要被写体
とカメラの間を通行人が横切ってしまったり、主要被写
体の背景に不似合いな車が通過してしまい、写真が台無
しになってしまうことがあった。また、後者の場合に
は、構図としての失敗の他に、車の窓ガラスの反射等に
より、適正露出が得られなくなる可能性もあった。
【0004】本発明の目的は、撮影する被写界の状況を
的確に観察することができる画像表示装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、被写体像を受けて画像信号を生
成する撮像手段と、前記画像信号の撮影条件を示す条件
データを算出する算出手段と、前記撮像手段から出力さ
れた前記画像信号を記憶する記憶手段と、前記撮像手段
によって生成された前記画像信号を表示する表示手段と
を有する画像表示装置において、前記表示手段は、所定
の順序に配列された複数の前記画像信号を同時に表示す
る複数画像信号同時表示と、同時表示された複数の前記
画像信号のそれぞれに対応する複数の前記条件データを
前記所定の配列を保持したまま同時に表示する複数条件
データ同時表示とが切り換え可能であることを特徴とす
画像表示装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面などを参照して、実施
形態について、本発明を詳細に説明する。図1は、本発
明による画像表示装置を含む一眼レフカメラの実施形態
を示したブロック図である。
【0007】撮像素子1は、撮像と測光を行うための素
子であり、図2に示すように、54万画素(横900画
素,縦600画素)の画面分割形状をしており、各画素
から得られる輝度値をBAE(m,n)(m=1〜90
0,n=1〜600)とする。このとき、図中左下のア
ドレスは(1,1)の場合であり、右上のアドレスは
(900,600)の場合である。撮像素子1の出力
は、公知の画像処理回路2を介して、CPU10に接続
されている。
【0008】CPU10には、表示装置インターフェイ
ス(IF)12を介して、外部機器接続コネクタ13
a,13bが接続されており、外部機器接続コネクタ1
3a,13bには、本発明の表示手段となる電子ビュー
ファインダ14や電子手帳15を接続することができ
る。なお、電子ビューファインダ14以外に、光学ファ
インダ11を備えている。
【0009】測距素子4は、被写体までの撮影距離を測
距するための素子であり、図3に示すように、測距素子
4の測距フレーム形状は、中央部4a,左部4b,右部
4cの3点で測距し、中央部4aから得られる測距値を
D(1),左部4bから得られる測距値をD(2),右
部4cから得られる測距値をD(3)とする。測距素子
4の出力は、公知の測距回路5を介して、CPU10に
接続されている。なお、測距方法は特に限定しない。
【0010】CPU10には、外部記憶媒体インターフ
ェイス(IF)16を介して、外部機器接続コネクタ1
7が接続されており、外部機器接続コネクタ17には、
ディスク装置18が接続され、画像データ等の各種デー
タを記憶しておくことができる。このディスク装置18
でディスクに記録した内容を再生することにより、電子
スチル写真を得ることができる。
【0011】また、CPU10には、露出制御回路19
が接続されており、撮像素子1から得られたBAE輝度値
に基づいて、シャッタ20および撮影レンズL側の絞り
22を制御して、フィルム21に露光する。
【0012】さらに、CPU10には、AFモータ制御
回路23が接続され、AFモータ24を駆動するととも
に、Zoomモータ制御回路25が接続され、Zoom
モータ26を駆動する。図1において、破線で示した部
分は、撮影レンズL側を示しており、撮影レンズLに
は、前述の他に、撮影レンズLの繰り出し位置から撮影
距離情報Xを検出するエンコーダ27、焦点距離fを記
憶するメモリ28、その他の固有情報を記憶するメモリ
29等が内蔵されている。
【0013】複数結果予測情報表示許可スイッチ3は、
異なる制御値に設定した結果により得られる複数の予測
された画像の情報を表示するモードに入ることを許可す
るスイッチであり、スイッチの形態は公知のオン・オフ
スイッチを使用できる。指示位置切り替えスイッチ6
は、電子ビューファインダ14に表示されたフレームN
O.の指示位置を切り替えるスイッチであり、選択スイ
ッチ7は、表示されたフレームNO.を選択するスイッ
チである。各スイッチ6,7の出力は、CPU10に接
続されている。
【0014】調光素子は8、閃光発光の反射光を受光す
る素子であり、この実施形態では、図4に示すように、
中央部8a,左上部8b,右上部8c,左下部8d,右
下部8eに5分割した画面分割形状をしており、公知の
調光回路9を介して、CPU10に接続されている。C
PU10には、閃光制御回路30を介して、閃光手段3
1に接続されている。シャッタ20を全開したのちに閃
光手段31で発光を開始させ、被写体界の像がフィルム
21の面で反射してきた光を調光素子8で光電変換し、
所定光量に達した段階で発光を停止するように閃光手段
31の発光量を制御する。
【0015】次に、この実施形態の動作を、CPU10
の流れを中心にして説明する。図5は、本発明の一実施
形態のCPUのメインルーチンを示した流れ図である。
ステップ#101では、撮影レンズLに内蔵されたメモ
リ28からの焦点距離情報fmin ,fmax や、エンコー
ダ27からの撮影距離情報X,撮像素子1からの輝度値
BAE,測距素子4からの測距値D(k)等を検出する。
【0016】ステップ#102では、ステップ#101
で検出した検出結果に基づいて、公知の通常のアルゴリ
ズムに従って、通常露出制御値BNML ,閃光発光の必要
性の有無を判断する通常閃光有無制御値SNML ,通常ピ
ント位置制御値XNML ,通常画角制御値fNML をそれぞ
れ演算する。
【0017】ステップ#103では、複数結果予測情報
表示許可スイッチ3がオンか否かを判断して、オン状態
であればステップ#104以降の撮影の前に、本発明に
よる異なる制御値に設定したときに得られる複数の画像
を表示するモードに入り、オン状態でなければステップ
#110へ進む。ステップ#110では、前記表示のな
い通常モードに入り、ステップ#102で算出した通常
露出制御値BNML ,通常閃光有無制御値SNML ,通常ピ
ント位置制御値XNML ,通常画角制御値fNMLを、実際
の撮影に使用する決定露出制御値BANS ,決定閃光有無
制御値SANS ,決定ピント位置制御値XANS ,決定画角
制御値fANS に代入する。
【0018】ステップ#104では、図8で詳述する露
出関連サブルーチンを実行し、候補となる露出制御値B
CND と閃光有無制御値SCND とを算出する。ステップ#
105では、図9で詳述するピント関連サブルーチンを
実行し、候補となるピント位置制御値XCND を算出す
る。ステップ#106では、図10で詳述する構図関連
サブルーチンを実行し、候補となる画角制御値fCND を
算出する。
【0019】ステップ#107では、図11で詳述する
表示サブルーチンを実行し、ステップ#104〜#10
6で算出した候補となる露出制御値BCND ,閃光有無制
御値SCND ,ピント位置制御値XCND ,画角制御値fCN
D をフレームNO.ごとに電子ビューファインダ14に
表示する(図15参照)、また、電子手帳15が接続さ
れている場合には、電子手帳15のモニタ(画像)にも
表示できる。
【0020】ステップ#108では、図12で詳述する
選択サブルーチンを実行し、ステップ#107で表示し
た異なる複数の候補をもつ露出制御値BCND ,閃光有無
制御値SCND ,ピント位置制御値XCND ,画角制御値f
CND から、任意の制御値を選択して、決定露出制御値B
ANS ,決定閃光有無制御値SANS ,決定ピント位置制御
値XANS ,決定画角制御値fANS に代入する。
【0021】ステップ#109では、ステップ#108
またはステップ#110で決定された各制御値BANS,S
ANS,XANS,fANS に基づいて、カメラの駆動部を駆動制
御して撮影を実行する。
【0022】次に、図5に含まれるサブルーチンを、図
6〜図12に基づいて詳細に説明する。図6は、本発明
の一実施形態を構成するCPUの検出動作のサブルーチ
ンを示した流れ図である。
【0023】ステップ#201,#202では、図1に
示した撮影レンズL内のメモリ28からの焦点距離fの
情報に基づいて、装着されている撮影(ズーム)レンズ
Lの最小焦点距離fmin と、最大焦点距離fmax をそれ
ぞれ読み込む。次に、ステップ#203では、メモリ2
8からの焦点距離fの情報に基づいて、装着されている
撮影レンズに、例えば撮影者によって、設定された焦点
距離fPRM を読み込む。
【0024】ステップ#204では、エンコーダ27で
撮影レンズLの繰り出し位置を検出した結果から撮影距
離Xを読み込む。ステップ#205では、撮像素子1の
各分割領域の輝度値BAE(m,n)を読み込む。ステッ
プ#206では、測距素子4からの測距値D(k)、つ
まり、図3に示したフレームの中央部4aで検出した測
距値D(1)、左部4bで検出した測距値D(2)、右
部4cで検出した測距値D(3)をそれぞれ読み込む。
【0025】図7は、本発明の一実施形態を構成するC
PUの通常演算動作のサブルーチンを示した流れ図であ
る。図5に示した流れ図において、ステップ#110へ
進んだ場合や、ステップ#108で選択されなかった場
合には、このルーチンで演算された結果に基づいて撮影
がなされる。
【0026】通常演算では、通常露出制御値BNML に、
撮像素子1によって各分割領域の輝度値BAE(m,n)
について全ての画素(m=1〜900,n=1〜60
0)の総和を求め、画素数で除した平均輝度値を代入す
る(ステップ#301)。通常閃光有無制御値SNML
は、閃光発光を行わないとして、SNML =0に設定する
(ステップ#302)。通常ピント位置制御値XNML
は、図3で示した画面中央部4aで測距した測距値D
(1)に設定する(ステップ#303)。通常画角制御
値fNML は、現在設定されている焦点距離fPRM に設定
する(ステップ#304)。
【0027】図8は、本発明の一実施形態を構成するC
PUの露出関連動作のサブルーチンを示した流れ図であ
る。
【0028】ステップ#401〜ステップ#404で
は、第1候補のピント位置制御値XCND (1)〜第3候
補のピント位置制御値XCND (3)に、ステップ#30
3で演算した通常ピント位置制御値XNML を代入すると
ともに、第1候補の画角制御値fCND (1)〜第3候補
の画角制御値fCND (3)に、ステップ#304で演算
した通常画角制御値fNML を代入する。
【0029】ステップ#405では、ステップ#205
で検出した各分割領域の輝度値BAE(m,n)につい
て、全ての画素(m=1〜900,n=1〜600)の
総和を求め、画素数で除した相加平均を演算して、平均
輝度値BMに代入する。次に、ステップ#406では、
ステップ#205で検出した最も低い輝度値Bmin と平
均輝度値BMの平均を(Bmin +BM)/2の式から演
算して低輝度重視輝度値BLに代入する。ステップ#4
07では、ステップ#205で検出した最も高い輝度値
Bmax と平均輝度値BMの平均を(Bmax +BM)/2
の式から演算して高輝度重視輝度値BHに代入する。
【0030】ステップ#408〜ステップ#410は、
被写界が暗い場合の露出設定を示したルーチンである。
つまり、ステップ#408において、被写界が暗いか否
か、具体的には、平均輝度値BMが5〔BV〕よりも小
さいか否かを判断し、平均輝度値BMが5〔BV〕より
も小さい場合には、ステップ#409に進む。ステップ
#409では、第1候補の露出制御値BCND (1)は、
低輝度重視の露出として、低輝度重視輝度値BLを代入
し、第2候補の露出制御値BCND (2)は、普通の閃光
撮影に必要な輝度値として、5〔BV〕を代入し、第3
候補の露出制御値BCND (3)は、候補なしとして、9
99を代入して、ステップ#410に進む。
【0031】ステップ#410では、ステップ#409
の第1〜第3候補に対応する閃光有無制御値SCND
(1)〜SCND (3)の設定を行う。すなわち、第1候
補の閃光有無制御値SCND (1)は、閃光発光なしとし
て、0を代入し、第2候補の閃光有無制御値SCND
(2)は、閃光発光ありとして、1を代入し、第3候補
の閃光有無制御値SCND (3)は、候補なしとして、9
99を代入する。
【0032】ステップ#408において、平均輝度値B
Mが5〔BV〕より大きいか等しいと判断された場合に
は、ステップ#411で逆光か否かを判断する。逆光と
判断された場合、つまり、被写界が明るくかつ逆光のと
きには、ステップ#412,#413に進む。ここで、
逆光か否かの検知は、例えば、中央部付近の平均輝度値
と周辺付近の平均輝度値を比較して、中央部付近の平均
輝度値が所定量以上暗い場合に、逆光である判別してい
る。
【0033】ステップ#412では、、第1候補の露出
制御値BCND (1)に、低輝度重視輝度値BLを代入
し、第2候補の露出制御値BCND (2)に、高輝度重視
輝度値BHを代入し、第3候補の露出制御値BCND
(3)に、平均輝度値BMを代入して、ステップ#41
3に進む。
【0034】ステップ#413では、ステップ#412
の第1〜第3候補に対応する閃光有無制御値SCND
(1)〜SCND (3)の設定を行う。すなわち、第1お
よび第2候補の閃光有無制御値は、閃光発光なしとし
て、SCND (1)=0,SCND (2)=0を代入し、第
3候補の閃光有無制御値は、閃光発光ありとして、SCN
D (3)=1を代入する。
【0035】ステップ#414〜ステップ#415で
は、被写界が明るくかつ順光の場合のルーチンを示して
いる。ステップ#411で逆光でないと判断されて場合
には、ステップ#414に進む。
【0036】ステップ#414では、第1候補の露出制
御値BCND (1)に、低輝度重視輝度値BLを代入し、
第2候補の露出制御値BCND (2)に、平均輝度値BM
を代入して、第3候補の露出制御値BCND (3)に、高
輝度重視輝度値BHを代入し、ステップ#415に進
む。
【0037】ステップ#415では、ステップ#414
の第1〜第3候補に対応する閃光有無制御値SCND
(1)〜SCND (3)の設定を行う。すなわち、第1〜
第3候補の閃光有無制御値は、すべて閃光発光なしとし
て、SCND (1)=0,SCND (2)=0,SCND
(3)=0を代入する。
【0038】図9は、本発明の一実施形態を構成するC
PUのピント関連動作のサブルーチンを示した流れ図で
ある。ステップ#501〜ステップ#504では、露出
制御値BCND (k),閃光有無制御値SCND (k),画
角制御値fCND (k)の第1候補(k=4)および第2
候補(k=5)に、各々通常制御値BNML ,SNML ,f
NML を代入する。
【0039】ステップ#505では、周辺の最遠距離と
中央の距離との距離差Δを、|MAX(D(2),D
(3))−D(1)|から求める。
【0040】ステップ#506において、距離差Δが1
0D(1)/fよりも小さいか否かを判断して、小さい
ときには、ステップ#507へ進み、大きいか等しいと
きには、ステップ#508に進む。
【0041】ステップ#507では、第1候補のピント
位置制御値XCND (4)に中央部の測距値D(1)を代
入し、第2候補のピント位置制御値XCND (5)は、な
しとして、999を代入する。
【0042】ステップ#508では、第1候補のピント
位置制御値XCND (4)に中央部の測距値D(1),第
2候補のピント位置制御値XCND (5)にMAX(D
(2),D(3))を代入する。この場合には、ステッ
プ#508では、実際に撮影レンズLをピント位置制御
値XCND (5)の位置に移動させて、その値の予備採取
を行う。
【0043】図10は、本発明の一実施形態を構成する
CPUの構図演算関連動作のサブルーチンを示した流れ
図である。ステップ#601〜ステップ#604におい
て、露出制御値BCND (k),閃光有無制御値SCND
(k),ピント位置制御値XCND (k)の第1候補〜第
3候補(k=6〜8)に、各々、通常制御値BNML ,S
NML ,fNML を代入する。
【0044】ステップ#605では、ステップ#203
で検出した設定画角制御値fPRM に基づいて、ワイド側
焦点距離fWD=0.7fPRM を演算し、ステップ#60
6では、テレ側焦点距離fTL=1.4fPRM を演算す
る。例えば、設定焦点距離fPRM =50mmの場合に
は、ワイド側焦点距離fWD=35mm,テレ側焦点距離
fTL=70mmと演算される。
【0045】ステップ#607では、ワイド側焦点距離
fWDが最小焦点距離fmin 以上か否かを判断して、ワイ
ド側焦点距離fWDが最小焦点距離fmin 以上のときに
は、ステップ#608へ進み、ワイド側焦点距離fWDが
最小焦点距離fmin よりも小さいときには、ステップ#
609へ進む。
【0046】ステップ#608では、テレ側焦点距離f
TLが最大焦点距離fmax 以下か否かを判断して、最大焦
点距離fmax 以下のときには、ステップ#610へ進
み、最大焦点距離fmax より大きいときには、ステップ
#611へ進む。また、ステップ#609では、テレ側
焦点距離fTLが最大焦点距離fmax 以下か否かを判断し
て、最大焦点距離fmax 以下のときには、ステップ#6
12へ進み、最大焦点距離fmax より大きいときには、
ステップ#613へ進む。
【0047】ステップ#610は、ワイド側焦点距離f
WD,テレ側焦点距離fTLが、共に設定可能の場合であっ
て、第1候補の画角制御値fCND (6)にワイド側焦点
距離fWDを代入し、第2候補の画角制御値fCND (7)
に設定焦点距離fPRM を代入し、第3候補の画角制御値
fCND (8)にテレ側焦点距離fTLを代入する。
【0048】ステップ#611は、ワイド側焦点距離f
WDが設定可能でテレ側焦点距離fTLが設定不可能の場合
であって、第1候補の画角制御値fCND (6)にワイド
側焦点距離fWDを代入し、第2候補の画角制御値fCND
(7)に設定焦点距離fPRMを代入し、第3候補の画角
制御値fCND (8)は候補なしとして、999を代入す
る。
【0049】ステップ#610,#611の場合には、
第1候補の画角制御値fCND (6)の値まで、撮影レン
ズLを移動させて、予備採取を行う(ステップ#61
4,#615)。
【0050】ステップ#612は、ワイド側焦点距離f
WDが設定不可能でテレ側焦点距離fTLが設定可の場合で
あって、第1候補の画角制御値fCND (6)に設定焦点
距離fPRM を代入し、第2候補の画角制御値fCND
(7)にテレ側焦点距離fTLを代入し、第3候補の画角
制御値fCND (8)は候補なしとして、999を代入す
る。
【0051】ステップ#613は、ワイド側焦点距離f
WD,テレ側焦点距離fTLが共に設定不可能の場合であっ
て、第1候補の画角制御値fCND (6)に設定焦点距離
fPRM を代入し、第2および第3候補の画角制御値fCN
D (7),fCND (8)は候補なしとして、999を代
入する。この場合は、単焦点またはズーム比の小さいレ
ンズを用いたと考えればよい。
【0052】前述した各ステップ#610〜#613で
は、設定位置と、予測可能な位置と、予備採取が必要な
位置は、次の表の通りであり、設定位置よりもワイド側
の情報をもっていないので、予備採取して実際の撮影に
備えることになる。
【0053】 ステップ : #610 #611 #612 #613 ワイドW : 予備採取 予備採取 −−−− −−−− ノーマルN : 設定位置 設定位置 設定位置 設定位置 テレT : 予測可能 −−−− 予測可能 −−−−
【0054】なお、全ての候補に対し、その条件で、順
次予備採取をしてもよいが、露出や焦点距離に関して
は、擬似的な予測も可能である。例えば、特開昭62−
50743に開示されているような方法を用いれば、実
際にズーミングを行うことなく、加工して予測結果とし
て表示することも可能である。構図を予測する際に、主
要被写体が含まれており、大きさだけを見たい場合等に
は、速写性を向上させるために、表示に使用する予備採
取を行わなくてもよく。
【0055】図11は、本発明の一実施形態を構成する
CPUの表示動作のサブルーチンを示した流れ図であ
る。前述のように演算された各候補によって、全ての候
補(k=1〜8)について(ステップ#701,#70
2,#707)、露出制御値BCND (k),閃光有無制
御値SCND (k),ピント位置制御値XCND (k),画
角制御値fCND (k)の予測を行い、図15に示したよ
うに、フレームNO.kの結果を表示する(#70
5)。このとき、候補の各制御値BCND (k),SCND
(k),XCND (k),fCND (k)に、999のデー
タがある場合には(#703)、フレームNO.kを塗
りつぶして表示を行わない(#706)。
【0056】ここで、第13図に示したように、撮影対
象被写界50として、中央に人物51がいて、左後ろに
背景の山52が位置し、右上に太陽53が含まれる撮影
シーンを当てはめて説明する。
【0057】このような場合には、明るくて逆光である
ので、図8で説明した露出関連演算では、ステップ#4
12,#413が実行される。つまり、第1候補は、B
CND(1)=BL,SCND (1)=0となり、背景をと
ばして人物に露出を合わせた画像61が表示される(図
15)。第2候補は、BCND (2)=BH,SCND
(2)=0となり、人物はシルエットとなった画像62
が表示される。第3候補は、BCND (3)=BM,SCN
D (3)=1であるので、デイライトシンクロの状態に
なる画像63が表示される。
【0058】また、図3に示した測距素子4の中央部4
aでは人物51を測距し、左側部4bでは、山52を測
距するので、2つの被写体の距離差Δは所定の値よりも
大きくなり(図9のステップ#506)、ステップ#5
08が実行される。つまり、第1候補は、XCND (4)
=D(1)となり、中央部4aで測距された人物51に
ピントを合せた画像64が表示される。また、第2候補
は、XCND (4)=MAX(D(2),D(3))=D
(2)となり、左側部4bで測距された山52にピント
を合せた画像65が表示される。
【0059】さらに、装着している撮影レンズLが、f
=28〜85mmのズームレンズであって、設定焦点距
離fPRM が人物51に設定されfPRM =50mmとなっ
たとすると、図10のステップ#605,#606でワ
イド側焦点距離fWD=35mm,テレ側焦点距離fTL=
70mmと演算される。従って、ワイド側焦点距離fW
D,テレ側焦点距離fTLが、共に設定可能であるので、
ステップ#610が実行される。つまり、第1候補は、
fCND (6)=fWDとなり、ワイド側焦点距離に合わせ
た画像66が表示される。第2候補は、fCND (7)=
fPRM であるので、設定された焦点距離に合わせた画像
67が表示される。第3候補は、fCND (8)=fTLと
なり、テレ側焦点距離に合わせた画像68が表示され
る。
【0060】なお、図15で表示した画像61〜68の
データは、図14で示したようなフレームNO.毎に数
値データとして記憶されており、電子ビューファインダ
14に、画像61〜68に対応する数値データ71〜7
8を表示することもできる(図16参照)。また、これ
らのデータを外部端子13bを介して電子手帳15に出
力すれば、記憶と表示が電子手帳15によって行える。
【0061】図12は、本発明の一実施形態を構成する
CPUの選択動作のサブルーチンを示した流れ図であ
る。ステップ#801では、各通常制御値BNML ,SNM
L ,XNML ,fNML を、それぞれの決定制御値BANS ,
SANS ,XANS ,fANS に代入する。
【0062】ステップ#804では、フレームNO.k
の周囲を点灯させる。ステップ#805では、レリーズ
がなされた否かを判断し、レリーズされていなければ、
ステップ#806において、選択スイッチ7がオンか否
かを判断する。選択スイッチ7がオンの場合には、1≦
k≦3か否かを判断する。
【0063】1≦k≦3の場合には、ステップ#810
において、露出制御値に関して、BCND (k)をBANS
に、閃光有無制御値に関して、SCND (k)をSANS に
それぞれ代入する。1≦k≦3でない場合には、ステッ
プ#809において、4≦k≦5か否かが判断され、4
≦k≦5の場合には、ステップ#811へ進む。
【0064】ステップ#811では、ピント位置制御値
に関して、XCND (k)をXANS に代入する。4≦k≦
5でない場合には、ステップ#812において、画角制
御値に関して、fCND (k)をfANS に代入する。この
動作をフレームNO.1〜8まで行い、8回行った後に
は、k=0にして、ステップ#803に戻る。
【0065】選択スイッチ7がオンでない場合には、指
示位置切り換えスイッチ6を切り換えたか否かを判断し
(#807)、切り換えた場合には、ステップ#803
に戻り、切り換えていない場合には、ステップ#805
に戻る。
【0066】つまり、指示位置切り換えスイッチ6でフ
レームNO.k(k=1〜8)を順次切り換えていき、
切り換えたフレームNO.kには、その周囲が点灯し
て、そのフレームNO.kで示した画像61〜68のよ
うな写真を撮りたいときには、選択スイッチ7をオンし
て選択する。
【0067】以上説明した実施形態に限定されず、種々
の変形や変更ができ、それらも本発明の範囲内である。
例えば、指示位置切り換えスイッチ6を切り換えなが
ら、選択スイッチ7で選択を繰り返して、記憶してお
き、複数枚の写真を撮影することもできる。また、選択
されなかった画像を順次消去していってもよい。さら
に、選択を構図、ピント、露出等の順にして、撮影した
い画像を作り上げて表示するようにしてもよい。図15
で示した露出、ピント、構図をそれぞれ組み合わせたも
のを表示してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、画像信号と画像信号の撮影条件を示す数値データ
とを切り換え表示するので、撮影画像に対して、画像信
号による視覚的な確認と撮影条件を示す数値データによ
る定量的な確認との両手法による確認を行うことができ
る、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の画像表示装置を含む一眼レフ
カメラの一実施形態を示したブロック図である。
【図2】図2は、本発明の一実施形態に使用される撮像
素子の画面分割形状を示した図である。
【図3】図3は、本発明の一実施形態に使用される測距
素子の測距フレーム形状を示した図である。
【図4】図4は、本発明の一実施形態に使用される調光
素子の画面分割形状を示した図である。
【図5】図5は、本発明の一実施形態に使用されるCP
Uのメインルーチンを示した流れ図である。
【図6】図6は、本発明の一実施形態に使用されるCP
Uの検出のサブルーチンを示した流れ図である。
【図7】図7は、本発明の一実施形態に使用されるCP
Uの通常演算のサブルーチンを示した流れ図である。
【図8】図8は、本発明の一実施形態に使用されるCP
Uの露出関連演算のサブルーチンを示した流れ図であ
る。
【図9】図9は、本発明の一実施形態に使用されるCP
Uのピント関連演算のサブルーチンを示した流れ図であ
る。
【図10】図10は、本発明の一実施形態に使用される
CPUの構図関連演算のサブルーチンを示した流れ図で
ある。
【図11】図11は、本発明の一実施形態に使用される
CPUの表示のサブルーチンを示した流れ図である。
【図12】図12は、本発明の一実施形態に使用される
CPUの選択のサブルーチンを示した流れ図である。
【図13】図13は、撮影シーンの一例を示した図であ
る。
【図14】図14は、数値データ表示の一例を示した図
である。
【図15】図15は、図11のサブルーチンを実行した
結果を電子ビューファインダに表示した例を示した図で
ある。
【図16】図16は、図15の各フレームに対応する制
御値を示した図である。
【符号の説明】
1 撮像素子 2 画像処理回路 3 複数結果予測情報表示許可スイッチ 4 測距素子 5 測距回路 6 指示位置切り替えスイッチ 7 選択スイッチ 8 調光素子 9 調光回路 10 CPU 11 光学ファインダ 12 CPU表示装置インターフェイス 13a,13b 外部機器接続コネクタ 14 電子ビューファインダ 15 電子手帳 16 外部記憶媒体インターフェイス(IF) 17 外部機器接続コネクタ 18 ディスク装置 19 露光制御回路 20 シャッタ 21 フィルム 22 絞り 23 AFモータ制御回路 24 AFモータ 25 Zoomモータ制御回路 26 Zoomモータ 27,28,29 メモリ L 撮影レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/765 H04N 101:00 5/781 5/781 510C 5/91 5/91 J // H04N 101:00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/18 - 17/20 H04N 5/225 H04N 5/232 H04N 5/765 H04N 5/781 H04N 5/91

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を受けて画像信号を生成する撮
    像手段と、 前記画像信号の撮影条件を示す条件データを算出する算
    出手段と、 前記撮像手段から出力された前記画像信号を記憶する記
    憶手段と、 前記撮像手段によって生成された前記画像信号を表示す
    る表示手段と を有する画像表示装置において、 前記表示手段は、所定の順序に配列された複数の前記画
    像信号を同時に表示する複数画像信号同時表示と、同時
    表示された複数の前記画像信号のそれぞれに対応する複
    数の前記条件データを前記所定の配列を保持したまま同
    時に表示する複数条件データ同時表示とが切り換え可能
    であること を特徴とする 画像表示装置。
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