JPH0370574A - カテーテル装置およびその製造に有用な組成物 - Google Patents

カテーテル装置およびその製造に有用な組成物

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JPH0370574A
JPH0370574A JP2190376A JP19037690A JPH0370574A JP H0370574 A JPH0370574 A JP H0370574A JP 2190376 A JP2190376 A JP 2190376A JP 19037690 A JP19037690 A JP 19037690A JP H0370574 A JPH0370574 A JP H0370574A
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ロナルド ジェイ.ジャバ
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マノーシェール ミラキ
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ロバート スキリビスキ
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ルイス シラー、ジュニア
Robert L Wilcox
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は患者の身体に挿入するためのカテーテルならび
にこの種のカテーテルを製造するのに有用である組成物
に関する。より詳細には、本発明はこの種のカテーテル
、例えば線状外転バルーン(linear evert
ing balloon)カテーテルに関し、これらは
比較的容易に製造でき、患者の身体に挿入する際、比較
的容易かつ効果的なものである。
医療用カテーテルは麗々所望位置に到達する前に患者身
体内の曲がりくねった細道を通過せねばならない。患者
の身体におけるこの種のカテーテルの処理に際して、多
くの困難および不快さ、更に患者に対する危険にすら屡
々遭遇するものである。ガイドワイヤーの存在はこの問
題を解決するものではない。例えば、以前の外転バルー
ンカテーテル、例えば血管形成術処理において有用なも
のはガイドワイヤーに沿うトラッキングに関する所望方
法において、−層不具合に実施されがちである。カテー
テル本体の末梢端あるいは尖端は堅すぎるし、また内転
バルーンカテーテルシステムは容易なガイドワイヤー運
動を許容するものではない。
成るカテーテルを使用するに際して生ずる他の問題は、
そのカテーテルが患者身体の何処に在るかを非常に精確
に知る必要があるということである。従来の透視診断法
の手順が身体中のカテーテルを可視化するために用いら
れてきた。これらのカテーテルはこの種の可視カテーテ
ルを容易にするため、そのカテーテルの末梢端あるいは
その近傍において重いバンドである、放射線不透過性金
属を備えている。この種の放射線不透過性金属のバンド
は成る種の困難を呈する。例えば、この種のバンドは付
加的な製造工程を伴う。更に、もしバンドがカテーテル
本体の末梢尖端から離れていると、その末梢尖端の精確
な位置は容易に明らかにはならない。他゛方、それらの
バンドがカテーテル本体の末梢尖端に配置されていると
そのカテーテルの機能を妨げる可能性がある。
新規なカテーテルが発明された。本発明の一つの実質的
な効果は比較的可撓性の末梢端部を備えるカテーテルが
提供されることである。本カテーテルは曲がりくねった
細道を経由して効果的に操作することおよび/または患
者身体内のガイドワイヤーの細道をフッ0−乃至追跡す
ることを可能とするものである。本発明は特に、線状外
転バルーンカテーテルにおいて有用である。この種の線
状外転バルーンカテーテルにおいて、本発明は臨床的使
用に関する準備の間カテーテルの本体内にそれが外転さ
れる際、そのバルーンの折畳みシステムに対して更に予
期せぬ、かつ偶然の効果を提供するものである。このよ
うな訳で、バルーンが外方カテーテルシャフトの末梢端
または尖端を介して外転されると、そのバルーンは二枚
貝の酸パターンに折畳まれるのが好ましく、このことは
そのバルーンの外転に対する摩擦抵抗を減少させること
になるカテーテルシャフト内にバルーンを能率的にバッ
クすると共に更に、中央チャンネルを外転バルーンを介
して効果的に維持させるので、ガイドワイヤーは外転バ
ルーン/カテーテルシステムを経由して有効に通過させ
、かつ操作することができる。
本発明により提供される他の重要な効果は、患者身体に
おけるカテーテルの一層精確な可視化を許容することで
ある。この効果的な可視化はカテーテルの機能の実効性
に対する如何なる不利益な結果を伴うこともなく得られ
る。更に、この種の可視化は比較的容易に提供されるの
で、製造上の経済が達成される。
本発明の説明に際し、主として外転バルーンカテーテル
について言及するものとする。しかし、本発明は外転バ
ルーンカテーテル以外の様々なカテーテルシステムにお
いて有用であることが注目されるべきである。
一つの広範な特徴において、本発明は外転バルーンカテ
ーテルを指向しており、これは患者の身体、たとえば脈
管系内に挿入すべき寸法とされ、かつそのように適応さ
れた可撓性の、細長いチューブ状カテーテル本体または
シャフトを包含するものである。このカテーテル本体は
末梢端部および該末梢端部の基部に配置された本体部を
備えている。このカテーテル本体部はまた、末梢端開口
部を含んでいる。身体内に内転させ、かつこれから外転
させることができるバルーン手段が設けられている。本
改良は、本明細書中で定義されるように、斜めに切断さ
れたカテーテル本体の末梢端開口部を形成するリムを含
んで構成される。この斜めに切断されたリムは、カテー
テル本体の本体部に関してそのカテーテル本体の末梢端
部の増強した可撓性を提供する。更に、この斜めの切断
部(beveling)は、それがカテーテル本体内に
内転される際そのバルーンの改良された折畳みを提供す
るのが好ましい。
カテーテル本体の末梢端開口部を形成するリムは斜めに
切断されている。すなわち、リムは1個以上の点を含ん
でおり、これらは該リムの最末梢点から円周方向に離間
しており、またそれらはこの種の最末梢点の基部に在る
。このリム上の少なくとも2箇所の円周方向に離間した
最末梢点はまた、軸方向で離間している。リムは線また
は面であってもい。一実施態様において、軸方向の輪郭
においてみたとき(すなわち、カテーテル本体の縦軸に
垂直な方向における輪郭においてみたとき)この斜めに
切断されたリムはカテーテル本体の縦軸から傾斜した略
直線を形成し、好ましくは約5゜乃至約45°の配置内
の角度をもって傾斜するものとする。軸方向輪郭におい
てみたとき、斜めに切断されたリムは曲線、特にその最
基部点からその最末梢点に及ぶ略対称形の曲線を形成し
ていてもよい。
一実施態様において、カテーテル本体の末梢端部は好ま
しくは放射線不透過性、すなわち、かなりの程度の放射
線不透過性を有するものとする。
この特徴がそのカテーテルを可視化させる、すなわち患
者身体内の適切な配置のために、その患者身体内で従来
の透視技法を利用して可視化させるものである。
本発明の他の主要な特徴は、密接に結合した、好ましく
は実質的に均一な、高分子物質と放射線不透過性物質と
の混合物を含んで成る組成物を提供することであり、こ
れはカテーテル本体またはシャフトの末梢端部の少なく
とも一部上に配置、たとえば塗布されるものである。こ
の組成物はカテーテル本体またはシャフトの末梢端部の
少なくとも一部に対しかなりの程度の放射線不透過性を
もたらすのに有効な量をもって存在するものとする。
この組成物中に含まれる高分子物質は、それ自体が好ま
しくは■種類以上のポリマーから調製されるカテーテル
本体またはシャフトの末梢端部に対して好ましくは適合
性、たとえば密着し得るものとする。特に有用な実施態
様において、使用される高分子物質は高分子接着剤、高
分子接着剤の前駆体およびそれらの混合物から選択され
る。あらゆる適切な高分子接着剤は、この現在有用な組
成物において使用することができる。中でも有用な高分
子接着剤はポリオレフィン基板に対し接着可能なもので
ある。有用な高分子接着剤の例には、ポリウレタン、エ
ポキシ樹脂、ポリシアノアクリレート、エチレン酢酸ビ
ニルコポリマー等およびそれらの混合物がある。
組成物中に含まれる放射線不透過性物質は如何なる物質
であってもよく、例えばカテーテルの末梢端部に対しか
なりの程度の放射線不透過性を提供する、従来使用され
るようなものでよい。この放射線不透過性物質は放射線
不透過性金属成分およびそれらの混合物、特に放射線不
透過性元素金属およびそれらの混合物、例えば金属粒子
の形態におけるものから成る群から選択されるのが好ま
しい。この種の金属の例には、金、白金族金属、タング
ステン、モリブデン、レニウム、タンタルおよびそれの
混合物があり、タンタルが特に有用である。本組成物中
で使用されるべき放射線不透過性物質の量は、所望の放
射線不透適性度の量に基づいて選択される。比較的少量
の放射線不透過性物質を使用してもよいが、組成中に存
在する放射線不透過性物質と高分子物質の合計量につい
て主要量、すなわち少なくとも50重量%の放射線不透
過性物質および少量、すなわち50重量%未滴の高分子
物質を含有する組成物を使用することが好ましい。これ
の特徴は、使用することを要する組成物の量を減少させ
る一方、所望程度の放射線不透過性を提供するというこ
とである。
この現在有用である組成物はカテーテル本体の末梢端部
に対し液体−固体スラリーの形態で塗装、浸漬等によっ
て適用するのが好ましい。1種類以上の揮発性液体キャ
リヤー、例えば高分子物質および/または使用される高
分子物質の前駆体用溶媒が、適用される混合物中に含ま
れていてもよい。
適用後、この組成物は、たとえばキャリヤーの蒸発およ
び/または高分子物質前駆体の重合および/またはその
他の手段によって固化されて、最終放射線不透過性組成
物、たとえばカテーテル本体の末梢端上のコーチングを
形成する。
特に有用な実施態様において、カテーテル本体またはシ
ャフトの末梢端部は外部表面を有しており、モして組成
物はこの外部表面の少なくとも一部分上に配置されるも
のとする。この組成物は末梢端部に接着すればよい。
本発明の別の主要な特徴は、カテーテル本体またはシャ
フトの基部について末梢方向に配置された末梢端・エレ
メントを備えるカテーテルを包含している。この末梢端
エレメントは緊密に結合された、好ましくは略均−な、
高分子物質と末梢端エレメントに対しかなりの程度の放
射線不透過性を提供するために有効な量において存在す
る放射線不透過性物質との混合物を含んで成る結合物(
combination)から調製されるものである。
この末梢端エレメントはこのましくはカテーテル本体ま
たはシャフトの基部に結合されており、そしてカテーテ
ル本体の基部のように、好ましくは貫通管腔を備え、こ
れは−層好ましくはカテーテル本体の基部の管腔を経由
して略整列している。この末梢端エレメントは好ましく
は、たとえば、カテーテル本体の基部に固定される前に
押し出すことによって予備形成される。末梢端エレメン
トの末梢端開口部を形成するリムは丸くなっていてもよ
く、あるいは、そして好ましくはそれが本明細書中で説
明されるように斜めに切断された末梢端であればよい。
組成物に関して本明細書中で説明された高分子物質およ
び放射線不透過性物質もまた本結合物において使用する
ことができる。本組成物と結合物との主要な差異は1.
fJffi物が例えば塗膜としてカテーテル本体の末梢
端部上に配置されるのに対し、結合物はカテーテル本体
の末梢端部を実際に形成するということである。この差
異の故で、成る高分子物質および放射線不透過性物質は
本発明の組成物および結合物の一方において有用である
が、その両者においてそうであるという訳ではない。
例えば、本組成物の成るものはカテーテル本体の末梢端
部をコーチングするためには有用であるが、カテーテル
本体自体の末梢端部を形成可能、例えば押出し可能であ
るものではない。本組成物および結合物の双方において
使用可能である、特に有用な高分子物質はオレフィン類
のコポリマー、特にエチレンと酢酸ビニル、およびそれ
らの混合物から選択される。好ましいのはコポリマーが
酢酸ビニルモノマー単位的l乃至51%、より好ましく
は酢酸ビニルモノマー単位約10乃至約30%、そして
更に、−層好ましくは酢酸ビニルモノマー単位約18%
を含有することである。
本発明のこれらおよび他の特徴ならびに効果は以下の具
体的な説明および特許請求の範囲中で述べられ、特に添
付図面と関連して注目されるが、図面中、同様な部分は
同様な参照数字で示されるものとする。
さて、第1図および第2図を参照すると、一般に10と
して示される外転バルーンカテーテルは拡張カテーテル
であって、重心軸13を形成する外径約0.06インチ
および長さ約135cmの外方チューブ12を備えてい
る。カテーテル10は外方チューブ12と共通の軸を持
った中央乃至内方チューブ14を備えて二重管腔カテー
テルを形成するが、これは好ましくは約150cmの長
さを有する、一方の管腔16(内方乃至″貫通”管腔)
が他方の管腔18内で軸方向に配置されている。貫通管
腔16は、外方チューブ12がバルーン20の長さを加
える程長いけれども、付加的な長さは外転および再内転
の間、容易な操縦可能性を付与することができる。貫通
管腔16は外界に対し末端において開放されており、そ
して内方チューブ14は好ましくは内径約0.02イン
チ、かつ外径約0.028インチである。貫通管腔16
はガイドワイヤー上のカテーテル10の利用を許容し、
そして注入口24を経由して染料、対比媒質、食塩水ま
たはその他の液体を県内に注入するために使用すること
ができる。
カテーテル10は、基部端26においてウィング30を
備えた外方ハブ28内に終結している。外方ハブ28は
、外方管腔18にアクセスする膨張口を34を備える外
部Y−コネクタ32に取り付けられる。その基部端にお
いて、外方管腔18を外界からシールする○リング36
を介して内方チューブ14は外方ハブ28の基部から摺
動可能に延在してスリーブ38中に終結するが、該スリ
ーブはウィング42を備える内方ハブ40によって取り
囲まれ、かつ貫通管腔16にアクセスする注入口24を
含む内部Y−コネクタ44に取り付けられている。基部
端における貫通管腔16に対するアクセスは、シールを
形成し得る○リング48を介して達成される。
スリーブ38は通常、熱収縮ポリ塩化ビニル(PVC”
)から形成され、そして関連するアダプターである2個
のハブ28および40は一般にポリカーボネートまたは
PVCから形成される。
以下で論述されるべき末梢端セグメント54を除いて、
カテーテル10の外方チューブ12および内方チューブ
14はポリエチレンから調製される。チューブ12およ
び14の材料に関する第一の要件は勿論、生物学的不活
性、食塩水、対比媒質およびその他のチュービングを経
由して注入すべき物質に対する不活性および充分な可撓
性、耐変形性、ならびに脈管またはあらゆる他の系の曲
がりくねった細道を経由するカテーテル10を屈曲させ
るためのトルク能力であるが、この場合該カテーテルは
妨げられたり、閉鎖されることなく使用されるものとす
る。
カテーテルIOは使用前には、末梢端領域22を覆うカ
バーまたは保護スリーブ52によって無菌状態で貯蔵さ
れる。
外方チューブ12は放射線不透過性であり、かつ斜めに
切断した末梢リム56を備える末梢端セグメント54を
包含するが、前記末梢リムは外方チューブ12の末梢端
開口部59を形成する。この斜め切断部は更に、点56
Aおよび56Bを考察することにより例示される。点5
6Aおよび56Bは円周方向に離間しており、そしてそ
れらはリム56上の2個所における最末梢地点である。
地点56Aは地点56Bに対して遠位にある。このよう
にして、リム56は斜めに切断されている。末梢端セグ
メント54は外方チューブ12の基部55に結合されて
いる。例示の目的で、この結合は第2図において単一線
57として示されているが、この結合は限定された結合
領域を含むことが好ましい。この種の結合は接着剤の使
用、熱等を適用することによって達成することができる
。末梢端セグメント54の内径および外径は外方チュー
ブ12の基部55の対応するパラメータと略同−である
第2図に示すように、末梢リム56は斜めに切断されて
いるので、その末梢リム56の軸方向輪郭(輪郭カテー
テル10の縦軸13に対し垂直方向に取られている〉 
は対称形をした曲線である。この斜めの切断は、カテー
テルIOの末梢端部に対し増強した可撓性を提供すると
共に外方チューブ12中へバルーン20を内転される際
、該バルーン20の有利な折畳みを促進または容易にす
るものである。
バルーン20のこの有利な折畳みは第4図に関連して例
示されている。収縮かつ再内転すると、バルーン20は
2個の長手方向に伸びるウィング21および23を形成
する。斜めに切断された末梢リム56は、各バルーンの
ウィング21および23を伴って、第4図に示されるよ
うに、「二枚貝の殻」形状へのバルーン20の折畳みを
容易にするが、前記ウィング21および23は互いに略
対向する円周方向において、それぞれその末梢端25お
よび27に向かって延在している。バルーン20のこの
「二枚貝の殻」折畳みは、たとえばスペース利用(us
e−of−space)の観点から、外方チューブ12
内へバルーン20を能率的にパックし、かつ略中央に位
置する長手方向に伸びる開放スペース29を形成し、こ
れを介して貫通管腔16からのガイドワイヤーは容易に
通過され得る。この種の折畳み無しでは、内転バルーン
はカテーテルを経由する通過に対する抵抗を生成し、あ
るいはガイドワイヤーの通過に対する阻止現象をすら生
成する可能性がある。
末梢端セグメント54は好ましくは、外方チューブ12
の基部55と適合性の有る、例えばこれと結合可能であ
る物質から押し出されることにより調製され、そしてこ
れは放射線不透過性である。末梢端セグメント54用の
、一つの特に有用な構成材料はエチレン酢酸ビニルコポ
リマーとタンタルの混合物である。エチレン酢酸ビニル
はカテーテル尖端には現在使用されているとは考えられ
ないホットメルト接着剤である。他の可能性あるポリマ
ーは、高い配合量の放射線不透過性物質を受容し得るも
のであり、そしてその他の放射線不透過性物質、たとえ
ばビスマス、バリウム、金およびチタン、モリブデン、
レニウムならびに白金族金属も使用可能である。好まし
い混合物において、約50乃至75重量%、最も好まし
くは75重量%のタンタルがエチレン酢酸ビニル25重
量%と共に使用される。エチレン酢酸ビニルコポリマー
は通常酢酸ビニル約5乃至約51重量%を含んでおり、
残りはエチレン単位である。好ましいエチレン酢酸ビニ
ルコポリマーはエチレン約82重量%および酢酸ビニル
コポリマー18重量%のものである。
内方チューブ14がその充分に引っ込めた位置にあると
き、その末梢端58は斜めに切断した末梢リム56から
通常約15cmまで逆戻りして終結する。端部56から
の精確な距離はカテーテル10が設計された特定目的な
らびに血管中の予期された閉塞の長さによって変動する
。従って、冠状動脈内で使用するためのカテーテル10
のモデルにおいて、内方チューブ14は2乃至4 am
戻って終結するのに対し、末梢(peripheral
)モデルにおいて、内方チューブ14は10cm以上戻
って終結している。
チューブ状バルーン20の一端はその末梢端において内
方チューブ14の周縁に取り付けられている。
バルーン20の他端は、外方チューブ12の外部の環状
凹所60内で末梢端セグメント54から逆戻り離間して
いる外方チューブ12の外側に取り付けられている。好
ましくはエチレン酢酸ビニルコポリマーから調製されて
いるバルーン20は凹所60に、例えば接着剤を用いる
か、あるいは熱を加えて結合されている。ある場合には
、バルーン20はその表面上で織成して血管内の所望地
点における固定を促進させるようにしてもよい。
内方チューブ14が完全に引っ込められると、バルーン
20は外方チューブ12の内側に実質的に残留する。内
方チューブ14が末梢方向に移動すると、それはこのバ
ルーン20を外転させ、そして膨張口34を介して食塩
水が同時に注入されて該バルーン20を膨張させる際、
バルーンの膨張を助ける。
バルーン20に使用される物質は膨張のために必要とさ
れる圧力、通常約10乃至12気圧を維持する充分な強
度を有するものとする。
カテーテル10を製造するために、バルーン物質が押出
されてチュービングを形威し、そして架橋標準バルーン
について利用される態様において、電子ビーム輻射をも
って照射が行われる。次いで、バルーンはブローされ、
かつ成る寸法とするべく切断される。
内方チ・ニーピング材料もまた押出され、かつ或る寸法
に切断され、そしてバルーンは外方末梢尖端に、あるい
は好ましくはバイオ適合性接着剤、たとえばポリシアノ
アクリレート接着剤またはポリウレタン接着剤を使用す
ることによって結合される。マンドレルをバルーン内に
入れるが、このバルーンはその開放端部をマッドガル上
で、かつ内方チューブの周囲に手で押し戻すことにより
内転される。
それから外方チューブ12の基部55が調製されるチュ
ービング、およびそれから外方チューブ12の末梢およ
びセグメント54が調製されるチュービングは構成され
、押出され、そして切断される。これら2本のチュービ
ングは、例えば従来の方法、例えばチュービングの重な
った端部に対し熱を加えることによって互いに結合され
る。
次に、斜めに切断されたリム56が結合されたチューブ
の末梢端から切断される。
中空ステンレス鋼チュービングをサポートとして使用し
て、内方チューブ14を外方チューブ12(結合したチ
ューブ)内へ逆に装填(backload)し、そして
熱収縮または接着剤の適用によってバルーン20を外方
チューブに結合する。一実施態様において、熱が外方チ
ューブ12に加えられて凹所60を生成し、そしてバイ
オ適合性接着剤がバルーンを取り付けるために使用され
る。
中間スリーブ35は内方チューブ14の基部の周囲に熱
収縮されて内方チューブ14に増強された剛性を提供す
る。次いで、スリーブ38が中間スリーブ35の基部の
周囲に熱収縮され、そしてエチレン酢酸ビニル高分子接
着剤を使用して外方ハブ28が外方チューブ12に取り
付けられ、外方Y−コネクタ32、内方ハブ42、そし
てY−コネクタ44が引き続くものとする。そのパッケ
ージは検査され、そして最終的に滅菌され、そして販売
される。
作用を説明すると、内転されたバルーン20を伴うカテ
ーテル10は、通常、具体的に経皮性冠状アクセス(p
ercutaneous coronary acce
ss)  に関して使用される場合には案内カテーテル
を介して脈管系内に導入される。それが末梢脈管のみに
挿入される場合、あるいは内部作動的に(intrao
peratively)挿入される場合には、一般に案
内カテーテルは用いないが、貫通管腔16を経由してガ
イドワイヤーを使用することはできる。
カテーテル10の末梢端セグメント54は、透視下で除
去すべき病巣をできるだけ接近して挿入され、そしてバ
ルーン20は約2気圧で膨張口34を経由する食塩水に
よって膨張される。透視下のカテーテル10の精確な配
置は有利に助成される。それは末梢端セグメント54全
体が放射線不透過性だからである。従って、透視下で操
作者はカテーテル10の末梢端セグメント54を効果的
に可視化させることができる。更に、斜めに切断された
末梢リム56が外方チューブ12の末梢部をその基部5
5より一層可撓性にする。この増強された可撓性が脈管
系へのカテーテル10の挿入を容易とする。内方チュー
ブは、抵抗を感じるまで、末梢方向に摺動してバルーン
20を外転させるが、抵抗を感じるのはバルーンが固定
用環状部分(anchor annulus)を形成し
たことを示している。しかし、もし末梢端セグメント5
4が移動を続ければ、カテーテル10は不十分に固定さ
れており、そしてバルーン20は固定用環状部分が形成
されるまで、更に膨張される。バルーン材料が応動的で
あればある程、固定用環状部分を形成するために要する
圧力の量は小さくなる。
環状部分の外部へのシリコーン織物の生成は更に、カテ
ーテル10の固定を助けることができる。
内方チューブ14を末梢方向に押圧すると、バルーン2
0はそれが狭窄部を横断するまで、外転してそれを延在
させる。その地点において、膨張(あるいはカテーテル
10が挿入されるあらゆる診断目的)が標準の方法にお
いて処理される。処理が終了すると、〈膨張口を経由し
て)バルーン20は収縮され、そしてカテーテルは引っ
込められるか、あるいは内方チューブ14を基部方向に
引っ張ることによりカテーテルを引っ込めた後、バルー
ン20は再内転される。本発明の、一つの重要な特徴を
第4図中に例示する。斜めに切断された末梢リム56は
、外方チューブ12内への内転に際してバルーン20の
二枚貝の殻状折畳みを容易とする。この折畳みが、外方
チューブ12を経由して中央チャンネルを形成し、これ
は貫通管腔16内のガイドワイヤーを減少した抵抗をも
って移動させる。
第5図および第6図は本カテーテルの別の実施態様を示
している。以下で明白に言及する場合を除き、一般に1
10で示されるこの別の外転バルーンカテーテルはカテ
ーテル10と略同様に構成され、かつ機能するものとす
る。カテーテル10の構成要素に対応する別のカテーテ
ル110の構成要素は100だけ増加させた対応する参
照数字によって与えられる。
カテーテル10と別のカテーテル110の主要な差異は
、別のカテーテル110の末梢端領域122に包含され
ている。カテーテル10におけるように、該カテーテル
の末梢端について基部方向に終結するかわりに、外方チ
ューブ112は末梢開口部77を形成する斜めに切断さ
れた末梢リム76中で末梢方向に終結している。末梢リ
ム76の斜め切断部分は軸方向離隔において(縦軸11
3に対し垂直方向にみたとき〉直線を形成(すなわち、
直線状)し、これは、好ましくは約5°乃至約45°の
範囲内、たとえば約30°の角度Aを形成する。
更に、末梢端領域122は放射線不透過性コーチング7
8を含み、これは別のカテーテル110を透視下で放射
線不透過性とするものである。このコーチングは接着剤
キャリヤー、例えばウレタン、シアノアクリレートまた
はエポキシ、たとえば、そして好ましくはポリウレタン
を含む組成物から調製される。この組成物はまた、放射
線不透過性物質、例えば上で末梢端セグメント54の形
成に際して使用するために列挙したような重金属または
その無機化合物を含んでいる。一般に、放射線不透過性
物質は約50乃至90重量%の量をもって存在し、そし
てこの組成物は液体一固体スラリーとして生成される。
組成物は更に、後で蒸発してしまう液体キャリヤーを含
有して、放射線不透過性コーチング78の塗装を容易と
してよい。1層以上の液体一固体スラリーを適用して、
コーチング78の所望厚さ、そして延いては別のカテー
テル110に関して所望程度の放射線不透過性を得るこ
とは望ましいどころか、必要ですらある。好ましくは接
着的に外方チューブ112に結合される放射線不透過性
コーチング78は交互に、あるいは更に、外方チューブ
112の内面82に配置してもよいが、外面80をコー
チングすることが好ましく、内面が好ましいのではない
。このコーチングは外方チューブ上に接着剤として使用
するために塗布し得るのが有利であって、そうすればこ
れがバルーンをカテーテルに結合することになる。
如何なる場合にも、別のカテーテル110はカテーテル
10と略同−の方法において機能し、かつ略同−の有利
な結果を提供するものとする。従って、外方チューブ1
14の斜めに切断された末梢リム76は別のカテーテル
110の基部に関して末梢端領域122に対し増強され
た可撓性を提供する。この増強された可撓性は別のカテ
ーテル110をして患者の脈管系の曲がりくねった部分
を経由して容易な操縦を許容するものである。更に、別
のカテーテル110の斜めに切断された末梢リム76は
、カテーテル10と関連して上で説明したように、別の
カテーテル110のバルーンについて有利な二枚貝の殻
状折畳みを容易にする。その上、放射線不透過性コーチ
ング78は透視下でカテーテル110の末梢端領域12
2とするものである。これが患者身体内の別のカテーテ
ル110の適切かっMlな配置を許容する。更に、放射
線不透過性コーチング78は別のカテーテル110の機
能、例えばバルーンの外転を妨げるものではない。
上の説明は例示を意図するものであって、限定意図する
ものではないこと、ならびに数多くの変形および変更が
特許請求の範囲に記載される発明の範囲内にあることが
理解されるべきである。更に、本発明は単に膨張カテー
テルのみならず、多くの異なったタイプの装置およびカ
テーテルに関するものであることが注目されるべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカテーテルの一実施態様を示す全体図
であって、充分に内転されたカテーテルバルーンを示す
末梢端部の破断面を伴うもの、第2図は第1図に示した
カテーテルの末梢端領域についての一部横断面の軸方向
平面図であって、充分に膨張かつ外転された、陰影をつ
けて示したバルーンを伴うもの、第3図は第2図の一般
に3−3線に沿う平面図、第4図は第2図の一般に4−
4線に沿う横断面図であって、充分に内転された状態を
示すバルーンを伴うもの、第5図は本外方カテーテルチ
ューブの別の実施態様についての末梢端領域を部分的に
横断面で示す軸方向平面図、そして第6図は第5図の一
般に6−6線に沿う平面図である。 符号の説明 12、112・・・外方チューブ 16・・・貫通管腔 22、122・・・末梢端領域 56、76・・・末梢リム 10、110・・・カテーテル 14・・・内方チューブ 20・・・バルーン 26・・・基部端  55・・・基部 59、77・・・末梢端開口部 78・・・放射線不透過性コーチング 槌へ

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)患者の身体内に挿入すべき寸法とされ、かつ適応
    されている可撓性カテーテルチューブと、前記カテーテ
    ルチューブ内に内転、かつそれから外転可能であるバル
    ーン手段とを含んで構成され、 前記カテーテルチューブは末梢端部および前記末梢端部
    の基部方向に配置された本体部を備えており、そして 前記カテーテルチューブは斜めに切断されるリムによっ
    て形成される末梢端開口部を含んでいることを特徴とす
    る患者の身体内に挿入するための装置。
  2. (2)前記末梢端部が、前記本体部に関して増強された
    可撓性を有している請求項1記載の装置。
  3. (3)前記カテーテルチューブが更に管腔を備え、そし
    て前記末梢端開口部は前記管腔の末梢終結部である請求
    項1記載の装置。
  4. (4)前記末梢端部がかなりの程度の放射線不透過性を
    有している請求項1記載の装置。
  5. (5)前記バルーン手段が前記カテーテルチューブ内に
    内転されたとき、前記斜めに切断されたリムが前記バル
    ーン手段の折畳みを容易にする請求項1記載の装置。
  6. (6)前記バルーン手段が前記カテーテルチューブ内に
    内転されたとき、前記バルーン手段は二枚貝の殼形状に
    折畳まれる請求項1記載の装置。
  7. (7)前記リムの斜め切断部分が湾曲した軸方向輪郭を
    有する請求項1記載の装置。
  8. (8)前記リムの斜め切断部分が略対称形の湾曲した軸
    方向輪郭を有する請求項1記載の装置。
  9. (9)更に、少なくとも部分的に前記カテーテル本体内
    に配置された細長い部材を備え、前記部材は開放終端チ
    ューブ状エレメントを含み、そして前記バルーン手段は
    前記チューブ状エレメントに固定されている請求項1記
    載の装置。
  10. (10)患者の身体内に挿入すべき寸法とされ、かつ適
    応されているカテーテルチューブと、 少量の高分子物質と、放射線不透過性金属成分およびそ
    れらの混合物から成る群から選択される主要量の放射線
    不透過性物質とを含んで成る組成物とを含んで構成され
    、 前記カテーテルチューブは末梢端部、前記末梢端部の基
    部方向に配置された本体部及び管腔を備えており、そし
    て 前記組成物は前記末梢端部の少なくとも一部上に配置さ
    れ、そして前記末梢端部の少なくとも一部に対してかな
    りの程度の放射線不透過性を提供するのに有効である量
    をもって存在することを特徴とする患者の身体内に挿入
    するための装置。
  11. (11)前記組成物が前記高分子物質と前記放射線不透
    過性物質との緊密に結合された混合物として存在する請
    求項10記載の装置。
  12. (12)前記放射線不透過性物質が、元素放射線不透過
    性金属およびそれらの混合物から成る群から選択される
    請求項10記載の装置。
  13. (13)前記末梢端部は外部表面を備え、そして前記組
    成物が前記外部表面の少なくとも一部上に配置される請
    求項10記載の装置。
  14. (14)前記組成物が前記末梢端部に接着される請求項
    10記載の装置。
  15. (15)前記放射線不透過性物質が金、白金族金属、タ
    ングステン、モリブデン、レニウム、タンタルおよびそ
    れらの混合物から成る群から選択される請求項10記載
    の装置。
  16. (16)患者の身体内に挿入すべき寸法とされ、かつ適
    応されているカテーテルチューブと、 前記カテーテルチューブの末梢方向に配置され、かつそ
    の末梢端部に対してかなりの程度の放射線不透過性を提
    供するのに有効である量をもって、結合物中に存在する
    高分子物質と放射線不透過性物質とを含んで成る結合物
    から調製される末梢端エレメントと、 前記カテーテルチューブおよび前記末梢端エレメント内
    に内転可能であり、またそれから外転可能であるバルー
    ン手段とを含んで構成され、前記末梢エレメントは、斜
    めに切断されているリムによって形成される末梢端開口
    部を備えることを特徴とする患者の身体内に挿入するた
    めの装置。
  17. (17)前記放射線不透過性物質が放射線不透過性金属
    成分およびそれらの混合物からなる群から選択される請
    求項16記載の装置。
  18. (18)前記末梢端エレメントが前記カテーテルチュー
    ブに結合されている請求項16記載の装置。
  19. (19)前記末梢端エレメントが押出しによって形成さ
    れる請求項16記載の装置。
  20. (20)前記高分子物質が、エチレン酢酸ビニルコポリ
    マーおよびそれらの混合物から成る群から選択され、ま
    た前記放射線不透過性物質が粒子状のタンタルである請
    求項16記載の装置。
  21. (21)前記末梢端エレメントが、前記カテーテルチュ
    ーブに関して増強された可撓性を有している請求項16
    記載の装置。
  22. (22)前記バルーン手段が前記カテーテルチューブお
    よび前記末梢端エレメント内に内転されたとき、前記斜
    めに切断されたリムが前記バルーン手段の折畳みを容易
    にする請求項16記載の装置。
  23. (23)患者の身体内に挿入すべき寸法とされ、かつ適
    応されているカテーテルチューブと、 前記チューブに装着されたものに対してかなりの程度の
    放射線不透過性を提供するのに有効である量をもって、
    組成物中に存在する高分子物質と放射線不透過性物質と
    を含んで成る組成物と、前記チューブに取り付けられ、
    かつ前記カテーテルチューブ内に内転可能であり、また
    それから外転可能であるバルーン手段とを含んで構成さ
    れることを特徴とする患者の身体内に挿入するための装
    置。
  24. (24)前記放射線不透過性物質が、元素放射線不透過
    性金属およびそれらの混合物から成る群から選択される
    請求項23記載の装置。
  25. (25)前記放射線不透過性物質が元素金属粒子の形態
    で存在する請求項23記載の装置。
  26. (26)前記放射線不透過性物質が金、白金族金属、タ
    ングステン、モリブデン、レニウム、タンタルおよびそ
    れらの混合物から成る群から選択される請求項24記載
    の装置。
  27. (27)組成物が液体−固体スラリーの形態で適応され
    る請求項23記載の装置。
  28. (28)前記高分子物質が、ポリウレタン、エポキシ樹
    脂、ポリシアノアクリレート、エチレン酢酸ビニルコポ
    リマーおよびそれらの混合物から成る群から選択される
    請求項23記載の装置。
  29. (29)前記カテーテルチューブがその末梢端において
    、斜めに切断された尖端を備え、そして前記組成物が前
    記尖端に接着されている請求項23記載の装置。
  30. (30)前記バルーン手段が前記組成物を用いて前記チ
    ューブに対して接着的に取り付けられる請求項23記載
    の装置。
  31. (31)リムの斜め切断部が、カテーテルの軸から或る
    角度を成す線状軸方向輪郭を有する請求項1記載の装置
  32. (32)その角度が約5度乃至45度である請求項31
    記載の装置。
  33. (33)その角度が約17度である請求項32記載の装
    置。
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