JPH036819A - エッチング状態の検査方法および被検査パターンの構造 - Google Patents

エッチング状態の検査方法および被検査パターンの構造

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JPH036819A
JPH036819A JP14178689A JP14178689A JPH036819A JP H036819 A JPH036819 A JP H036819A JP 14178689 A JP14178689 A JP 14178689A JP 14178689 A JP14178689 A JP 14178689A JP H036819 A JPH036819 A JP H036819A
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JP
Japan
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junction
electron beam
etching
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induced
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JP14178689A
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Toru Koyama
徹 小山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分計〕 この発明は、半導体装置の製造工程であるエツチング処
理後のエツチング状態の検査方法および被検査パターン
の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図に、n型MO3+−ランジスタのコンタクトホー
ルのエツチング処理後の断面模式図を示す。
この図において、1はシリコン基板、2は前記シリコン
基板1上に形成された単層あるいは多層の無機ガラス族
、3は前記無機ガラス膜2にレジストをマスクとするエ
ツチングにより形成されたコンタクトホールを示す。
コンタクトホール3では、次工程で形成する金属配線と
、シリコン基板1とをオーミック接合させなければなら
ないため、エツチング不足のために、コンタクトホール
3内部に−様な残膜が少しでも残っていると接合不良に
なってしまう。したがって、コンタクトホール3のエツ
チング状況の検査は非常に重要である。
従来、エツチング処理後のコンタクトホール3内部の検
査は、光学顕微鏡あるいは電子顕微鏡による上面からの
n察によって行っていた。光学顕微鏡の場合には、無機
ガラス膜2の残膜状況を色の変化から判断し、電子顕1
m鏡の場合には、コントラストの変化から判断していた
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のエツチング状態の検査方法は、素子
の微細化に伴うコンタクトホール3径の縮小化およびア
スペク1−比の増大に対応できなくなってきており、コ
ンタク1−ホール3内の残膜状況を検査することは非常
に困難になってきている。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、エツチング後のコンタクトホール内部の残
膜状況を正確、かつ定量的に検査できる検査方法および
その検査に用いる被検査l<ターンの構造を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るエツチング状態の検査方法は、pn接合
を構成する拡散層上のエツチング処理が行われた領域に
、電子ビームを照射し、pn接合部にて誘起される電子
ビーム誘起電流を検出することにより、エツチング後の
残膜状態を検査するものである。
また、この発明に係る被検査パターンの構造は、pn接
合を構成し、被エツチング部直下から延長させた拡散層
上に電極パッドを形成したものである。
〔作用〕
この発明のエツチング状態の検査方法においては、pn
接合部にて誘起される電子ビーム誘起電流から残膜の程
度が検査されろ。
また、この発明の被検査パターンの構造においては、拡
散層上の電極パッドを用いて電子ビーム誘起電流が検出
される。
〔実施例〕
まず、この発明の原理について説明する。
第3図は電子ビームによってpn接合面に誘起される電
子−正孔対の様子を表したn型コンククトホールの断面
模式図であり、第3図(a)はコンタクトホールのエツ
チングが完全に行われている場合を示し、第3図(b)
はエツチングが不完全でコンタクトホール内部に残膜が
ある場合を示す。
これらの図において、1,2,3は第4図と同様のもの
を示し、4は電子ビーム、5はpn接合面近傍で誘起さ
れる電子−正孔対、6はエツチングの残膜を示す。
Siに電子ビームを照射すると、3.75eV当たり一
対の電子−正孔対が発生する。拡散領域では、発生した
電子−正孔対は再結合してしまい、外部電流に寄与しな
い。一方、pn接合面近傍で発生した電子−正孔対は、
pn接合に逆バイアスを印加することにより、電子はn
領域へ、正孔はp領域へ分離して流れ、外部電流として
観測される。Si面に照射された電子ビームは、Sl内
部での吸収によりエネルギーを減衰しながらpn接合面
に達するが、第3図(b)のようにコントクトホール3
の内部に無機ガラスの残膜が存在すると、残膜を透過す
る際にエネルギーの減衰が有り、接合面で誘起される電
子−正孔対の発生程度が減少する。また、エツチングが
過剰に行われ、下地の81基板自体も若干エツチングさ
れれば、基板表面からpn接合面までの距離が短くなり
、pn接合面で誘起される電子−正孔対の発生程度は増
加する。このように、残膜の程度に応じてpn接合面近
傍で誘起される電子−正孔対の発生程度が変化すること
から、外部電流をg測することにより、残膜のレベルを
定量的に検査することができろ。
以下、この発明の一実施例を図面について説明する。
第1図はこの発明における最も基本的な被検査パターン
の構造および検査方法を示す図で、第1図(a)は断面
模式図、第1図(b)は、第1図(a)に対応した上面
パターン図である。
これらの図において、1〜5は第3図、第4図と同様の
ものを示し、7はn型拡散層、8はリンを拡散した多結
晶シリコンの電極パッド、9は電子ビーム誘起電流を検
出する電流計、10はpn接合に印加するバイアス電圧
を供給する可変電源装置を示す。
まず、検査を行うために、第1図(a)に示すようにコ
ンタクトホール3の直下からn型拡散層7を延長させ、
その上に電極パッド8を有する被検査パターンを形成す
る。次いで、電極パッド8とシリコン基板1との間に逆
バイアスを印加し、コンタクトホール3に電子ビーム4
を照射すると、pn接合面近傍に電子−正孔対5が誘起
され、この電子−正孔対5は各々の領域に引き込まれ、
外部電流として電流計9にて検知される。この際、コン
タクトホール3内の残膜程度によって変化する外部電流
の程度は、電子ビーム4の加速電圧、試料電流のレベル
および可変電源装置10による電圧印加レベル等の調整
により定量的に求めることができ、残膜状況を正確に知
ることができる。
また、この実施例では、電極パッド8にリンを拡散した
多結晶シリコン膜を使用しているが、リン拡散の多結晶
シリコン膜は、通常MO3型半導体装置のゲート配線材
として使用されており、デー1−配線形成工程は、通常
コンタクトホール3のエツチング工程以前に行われる。
したがって、第1図の被検査パターンの構造は、本番の
半導体装置の製造工程において、特に処理工程を追加す
ることなく、コンタクトホール3のエツチング工程以前
のマスクパターンを若干追加変更することにより、通常
の製造工程中で形成することができる。
そのため、実際の製品基板内の空き領域に形成すること
が可能である。
なお、上記実施例では、コンタクトホール3の1個を検
査対象とした最も基本的な構造の例を示したが、第2図
に示すような多数のコンタクトホール3を検査対象とし
てもよく、電子ビーム4の走査領域は任意に変更できろ
ため、コンタクトホール3の1つ1つにビームを照射し
て個々の検査をする乙ともできる。− また、このような被検査パターンを基板上に複数個形成
しておけば、基板面内の分布を採ることもできる。
さらに、上記実施例と同様の方法および同様の被検査パ
ターンを使用して拡散層内部や、pn接合の近傍におけ
る結晶欠陥の発生程度を同時に評価することができる。
これば、結晶欠陥が存在すればそこにエネルギーの局在
準位が生じ、電子ビム4により誘起された電子−正孔対
5が捕捉されて外部電流を増加させることになる。した
がって、コンタクトホール3内のエツチングの残膜6の
程度が同じであれば、電流量から欠陥の発生程度を検出
することができる。
〔発明の効果〕
この発明のエツチング状態の検査方法は、以上説明した
とおり、pn接合を構成する拡散層上のエツチング処理
が行われた領域に、電子ビームを照射し、pn接合部に
て誘起される電子ビーム誘起電流を検出することにより
、エツチング後の残膜状態を検査するので、微細な領域
に対してもpn接き部にて誘起される電子ビーム誘起電
流から、定量的、かつ正確に残膜程度を測定できるとい
う効果がある。
また、この発明による被検査パターンに構造は、pn接
合を構成し、被エツチング部直下から延長させた拡散層
上に電極パッドを形成するだけなので、・特に処理工程
を追加することなく、エツチング工程以前のマスクパタ
ーンを若干変更するt!けで、空き領域に容易に形成で
き、上記検査方法の実施に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の被検査パターンの構造および検査方
法の一実施例を示す図、第2図は被検査パターンの構造
の他の実施例を示す図、第3図はこの発明の基本原理を
示す断面模式図、第4図はエツチング処理後のコンタク
)・ホール部の断面模式図である。 図において、1はシリコン基板、2は無機ガラス膜、3
ばコンタクトホール、4は電子ビーム、5はpn接合面
近傍で誘起された電子−正孔対、6はエツチングの残膜
、7はれ型拡散層、8ば電極パッド、9は電流計、1o
は可変電源装置を示す。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)pn接合を構成する拡散層上のエッチング処理が
    行われた領域に、電子ビームを照射し、前記pn接合部
    にて誘起される電子ビーム誘起電流を検出することによ
    り、エッチング後の残膜状態を検査することを特徴とす
    るエッチング状態の検査方法。
  2. (2)pn接合を構成し、被エッチング部直下から延長
    させた拡散層上に電極パッドを形成したことを特徴とす
    る被検査パターンの構造。
JP14178689A 1989-06-02 1989-06-02 エッチング状態の検査方法および被検査パターンの構造 Pending JPH036819A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100478231B1 (ko) * 2003-06-19 2005-03-23 한정호 위생용 비닐장갑 및 그 제조방법
JP2010287778A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Shin Etsu Handotai Co Ltd シリコン基板の評価方法及び半導体デバイスの製造方法

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KR100478231B1 (ko) * 2003-06-19 2005-03-23 한정호 위생용 비닐장갑 및 그 제조방법
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