JPH036808Y2 - - Google Patents

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JPH036808Y2
JPH036808Y2 JP1985113298U JP11329885U JPH036808Y2 JP H036808 Y2 JPH036808 Y2 JP H036808Y2 JP 1985113298 U JP1985113298 U JP 1985113298U JP 11329885 U JP11329885 U JP 11329885U JP H036808 Y2 JPH036808 Y2 JP H036808Y2
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JP
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muffler
tailpipe
long
tail pipe
short
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JP1985113298U
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JPS62105323U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内燃機関における排気ガスを大気中
に放出するためのテールパイプを2本にしたいわ
ゆるデユアル型の排気消音装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
先行技術としての実開昭57−103320号公報は、
内燃機関からの排気ガスが流入する消音器に接続
されるテールパイプを2本にしたデユアル型排気
消音装置において、前記両テールパイプのうち1
方のテールパイプの長さを長く、他方のテールパ
イプの長さを短くし、前記短いテールパイプの消
音器内への開口率を、前記長いテールパイプの消
音器内への開口率よりも小さく設定することによ
つて、排気音を排気ガスの排圧を高めることなく
低減することを提案している。
この先行技術に開示されているデユアル型排気
消音装置の場合、排気ガスは主として長いテール
パイプから大気中に放出され、短いテールパイプ
から大気中に放出される排気ガスの量は、前記長
いテールパイプから放出される排気ガス量よりも
少ない形態になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この先行技術に開示されているデユア
ル型排気消音装置においては、その消音器内の底
には、排気ガスの冷却に伴つて凝縮水が溜る一
方、前記両テールパイプ内で凝縮する凝縮水も長
いテールパイプの方が多くなるから、前記消音器
内の底に溜つた凝縮水が長いテールパイプに流れ
ると、当該長いテールパイプ内における凝縮水が
多くなるから、排気ガスの流れが阻害されて排圧
が上昇して内燃機関の出力が低下したり、排気音
の消音効果が低下したりするのであり、特に、冬
期においては、長いテールパイプ内における凝縮
水の凍結によつて当該長いテールパイプを閉塞す
るのであつた。
本考案は、先行技術のデユアル型排気消音装置
における前記の問題を解消するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案は、内燃機関からの排気ガスが
流入する消音器に、短いテールパイプと長いテー
ルパイプとを接続開口し、前記短いテールパイプ
の消音器内への開口率を、前記長いテールパイプ
の消音器内への開口率よりも小さく設定して成る
デユアル型排気消音装置において、前記長いテー
ルパイプの消音器内への開口部が、短いテールパ
イプの消音器内への開口部より高い位置となるよ
うに構成したものである。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、消音器内の底に溜る凝
縮水は主として短いテールパイプ内に流れて、長
いテールパイプ内における凝縮水の量を低減する
ことができるから、長いテールパイプ内における
凝縮水が多くなることによる不具合、つまり排気
ガスの流れを阻害することによる内燃機関出力の
低下及び消音効果の低下を確実に防止できると共
に、冬期において長いテールパイプが凍結にて閉
塞することをも確実に防止できる効果を有する。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、図において1は、自動車におけるフレームシ
ヤーシの下面に取付く消音器を示し、該消音器1
内には、自動車に搭載した内燃機関(図示せず)
からの排気管2が接続開口する第1拡張室3と、
該第1拡張室3に対して連通管4にて連通する第
2拡張室5と、前記排気管2内に多数個の小孔6
を介して連通すると共に前記第2拡張室5に対し
て連通管7を介して連通する低周波用共鳴室8と
が、2枚の仕切板9,10によつて区成されてい
る。
この場合、前記消音器1は、第2図に示すよう
に自動車の側面視において当該消音器1の後部が
前部より高くなるように水平面に対して適宜角度
θだけ後方斜め上向きに傾斜している。
11は長さが短いテールパイプを、12と長さ
の長いテールパイプを各々示し、長いテールパイ
プ12は、第1図に示すように平面視においてU
字状に曲がつており、その入口端12aを、前記
消音器1における第2拡張室5内に接続開口する
一方、前記短いテールパイプ11の入口端11a
を、これに盲蓋13を設けて前記消音器1におけ
る第2拡張室5内に挿入し、且つこの入口端11
aには、前記長いテールパイプ12の入口端12
aの開口率より小さい開口率にした複数個の小孔
14を穿設する。
なお、図示していないが短いテールパイプ11
の出口端は、自動車の後部における一側部におい
て大気に開口し、長いテールパイプ12の出口端
は自動車の後部における他側部において大気に開
口している。
そして、前記長いテールパイプ12の入口端1
2aを、短いテールパイプ11の入口端11aよ
りも第2図に示すように適宜高さHだけ上方に位
置する。すなわち、長いテールパイプ12の消音
器1内の開口部が、短いテールパイプ11の消音
器1内への開口部より高い位置となるように構成
するのである。
しかして、消音器1内の底には排気ガスの冷却
に伴つて凝縮水が溜ることになるが、この凝縮水
は、長いテールパイプ12の消音器1内の開口部
を短いテールパイプ11の消音器1内への開口部
より高い位置となるように構成したことによつ
て、短いテールパイプ11内を流れて流出するか
ら、長いテールパイプ12内に流入する凝縮水を
低減できるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は消音装
置の平断面図、第2図は第1図の−視拡大断
面図である。 1……消音器、2……排気管、3……第1拡張
室、5……第2拡張室、8……低周波用共鳴室、
11……短いテールパイプ、12……長いテール
パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関からの排気ガスが流入する消音器に、
    短いテールパイプと長いテールパイプとを接続開
    口し、前記短いテールパイプの消音器内への開口
    率を、前記長いテールパイプの消音器内への開口
    率よりも小さく設定して成るデユアル型排気消音
    装置において、前記長いテールパイプの消音器内
    への開口部が、短いテールパイプの消音器内への
    開口部より高い位置となるように構成したことを
    特徴とする内燃機関用デユアル型排気消音装置。
JP1985113298U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH036808Y2 (ja)

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JP1985113298U JPH036808Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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JPS62105323U JPS62105323U (ja) 1987-07-04
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JP5876058B2 (ja) * 2011-09-05 2016-03-02 本田技研工業株式会社 排気消音装置
JP5771113B2 (ja) * 2011-10-06 2015-08-26 川崎重工業株式会社 排気消音装置

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JPS62105323U (ja) 1987-07-04

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