JPH0367824A - 文書印刷方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホストコンピュータで作成した文書を通信回
線を介して印刷装置で印刷する文書印刷方式に係り、特
に、神類（用紙サイズ、紙質）の異なる用紙を混在して
印刷するときの文書印刷方式に関する。

〔従来の技術〕

パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等文字や図
形の文書を作成するホストコンピュータで文書を大量に
印刷する場合、用紙が用紙格納部に格納されここから用
紙を自動給紙できる印刷装置を使用すれば操作者が１枚
１枚用紙をセットすることなく印刷できるため印刷効率
が良い。さらには、用紙サイズの異なる複数の用紙を格
納できる印刷装置ならば、操作者は用紙サイズが替わる
毎に用紙をセラ１〜し直さなくてすむため、印刷効率は
さらに良い。

しかしながら、このような印刷装置は高価である。この
ため、１台の印刷装置を複数台のホストコンピュータで
共有使用し、ホストコンピュータ１台当りの印刷装置の
コス１−を低くすることが行ねれる。しかし、共有使用
するためにわざわざ操作者がホストコンピュータと印刷
装置の接続を切り替えていたのでは操作が面倒である。

このため、複数台のホストコンピュータと１台の印刷装
置を通信回線で接続し、通信方式により複数台の中から
印刷要求のある１台のホストコンピュータが自動的に選
択され、そのホストコンピュータと印刷装置間の通信回
線が接続される方式がとられる。

この種の印刷システムを説明するものとして、″日立日
本語ワードプロセッサ、ワードパル６２０ＨＤ、操作説
明書（増補版）、２〜４頁、昭６３年９月”が挙げられ
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

一方、印刷用紙には、普通紙（白紙、未使用紙）とは紙
質の異なる特殊紙（オフセット印刷済の用紙、トレース
紙９色紙、ＯＨＰシート、裏面印刷済の用紙等）が使用
される機会が多くなってきた。

前記した従来装置は、複数の用紙格納部を持ち、各格納
部には用紙サイズを設定する設定部を持ち、セットされ
ている用紙格納部のうち印刷に必要なサイズの用紙を格
納している用紙格納部を自動選択して印刷する。しかし
、これらの設定部には紙質の情報を持たない。このため
、同一サイズで紙質の異なる用紙を交代で印刷するとき
は、たとえ普通紙と特殊紙を同時に格納できたとしても
同一サイズであるため、どちらの紙質の用紙が選択され
印刷されるかわからない。このため操作者は普通紙から
特殊紙へ、または特殊紙から普通紙へ、用紙をセットし
直す必要があった。

また、普通紙と特殊紙を混在して使用する操作者にとっ
ては、印刷する際わざわざ印刷装置の所に行き、格納さ
れている用紙の紙質を確認してから印刷要求しなければ
ならないという煩わしさがあった。

このことは、１台の印刷装置と１台のホストコンピュー
タからなるシステムの場合でも発生するが、１台の印刷
装置に複数台のホストコンピュータが接続される場合は
、操作者も多数となるため知らぬ間に紙質が替わってい
てそのまま印刷してしまい、意図しなかった用紙に印刷
してしまい、− 用紙を無駄にする場合も多くなる。また、ホストコンピ
ュータと印刷装置の距離は長いので、紙質の確認がより
煩わしくなるという問題があった。

本発明の目的は、従来技術での上記した問題を解決し、
用紙のサイズと紙質の両者を任意に選択することができ
、操作者が普通紙から特殊紙へまたは特殊紙から普通紙
へ、用紙をセットし直す作業を省くことができる文書印
刷方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、ホストコンピュータと印刷装置からなる文
書印刷方式において、ホストコンピュータに用紙サイズ
と紙質を指定するデータ部を設け、印刷装置の用紙格納
部に用紙サイズと紙質を設定する用紙種類設定部を設け
、設定された用紙稍類の情報を検知する手段を印刷装置
内部に設け、ホストコンピュータが指定した用紙サイズ
のデータと印刷装置が検知した用紙サイズの情報との一
致及びホストコンピュータが指定した紙質のデータと印
刷装置が検知した紙質の情報との一致を判断４− する手段を設け、用紙サイズかつ紙質ともに一致した判
断結果により印刷を行う方式とすることにより、達成さ
れる。

〔作用〕

上記一致を判断する手段での判断結果が、用紙サイズか
つ紙質ともに一致したときに印刷が行われる。これによ
り、ホストコンピュータ側から指定のあったサイズと、
指定のあった紙質の用紙が自動選択されて印刷される。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明する。第
１図は、複数台（図ではｎ台）のワードプロセッサ（以
下、ＷＰと略す）と１台の印刷装置が通信回線で接続さ
れる印刷システムを示したものである。

ＷＰｌは、ＷＰＩ全体の制御を行うＷＰ本体２と、ｗｐ
本体２の制御により表示を行う表示画面３と、操作者か
らのキー人力を受けてこの入力データをＷＰ本体２へ送
るキーボード４とからなる、文書作成装置である。ｗｐ
本体２は、その内部に、印刷しようとする用紙の種類を
指定する用紙種類指定データ３１（データＯ，データ１
．データ２）を持ち、用紙サイズ（Ａ３．Ｂ４．、Ａ４
．Ｂ５）と紙質（普通紙、特殊紙）を指定することがで
き、割り付けを表１のようにする。データ２が紙質を指
定するデータで、レベル１１０”で普通紙を、レベルｕ
　１　＋＋で特殊紙を指定する。

表　　　　１ 印刷装置５は、印刷装置５全体を制御する印刷装置本体
６と、用紙格納部である用紙カセット（用紙カセット上
７ａ、用紙カセット下７ｂ）からなり、ＷＰＩで作成し
た文書を印刷する。印刷装置本体６は、用紙カセットを
２個まで差し込むことができ、上側に差し込まれた方を
用紙カセット」二７ａ、下側に差し込まれた方を用紙カ
セット下７ｂとする。用紙カセット上７ａ及び用紙カセ
ット下７ｂは、側面に、格納されている用紙の種類を設
定する用紙種類設定ピン３２（ピンＡ、ピンＢ、ピンＣ
）を持ち、格納している用紙サイズ（Ａ３．Ｂ４−、Ａ
４．、Ｂ５）と紙質（普通紙、特殊紙）をピンの有無に
よって設定することができ、割り付けを表２のようにす
る。印刷装置本体６は、その内部に、上記のピンの有無
を検知する検知部を持ち、用紙力セラ１〜」二７ａ及び
用紙カセット下７ｂに格納されている用紙の種類を知る
ことができる。

第２図は、ＷＰＩ側の印刷処理手順を、第３図は、印刷
装置５側の印刷処理手順を示す。以下、第２図及び第３
＠により印刷処理手順について述表　　　　２ べる。

ＷＰＩは、印刷を行おうとするときは、印刷装置５に差
し込まれている用紙カセット上７８及び用紙カセット下
７ｂの用紙種類を知るために、まず、印刷装置５へ用紙
種類設定ピン報知要求２１を送信する（ステップ１０１
）、印刷装置５は、これを受信して（２０１，）、用紙
力セラｈ　７　ａ　。

７ｂの用紙種類設定ピン３２を検知する（２０２）。

そしてこれをＷＰＩへ用紙種類設定ピン報知２４８− として送信する（２０３）。ＷＰＩはこれを受信して、
用紙種類指定データ３１と用紙種類設定ピン３２との一
致を確認する（１０２）。これが不一致ならば、表示画
面８に、用紙種類の不一致を表示し、必要な用紙をセラ
１へする要求を表示する（１．０３）。操作者はこれを
見て、印刷に必要な用紙が格納された用紙カセットを印
刷装置５に差し込み、キーポーｌり４からセット完のキ
ーを入力してＷＰＩに入力する。ＷＰＩは、これを受け
て（１，０４−）、再度、用紙種類設定ピン報知要求２
１を送信する（１０１）。以下、同様にして、今度は用
紙種類指定データ３１と用紙種類設定ピン３２の一致が
確認（↓０２）できたならば、ＷＰＩは印刷装置５へ印
刷データ２２を送信し、同時に、上側と下側のどちらの
用紙カセットと一致したかという一致用紙カセツ１へ報
知２３を送信する（１０５）。印刷装置５はこれを受け
て（２０１）、１頁分の印刷データを受は取り、文字展
開を行い、一致した用紙力セラｈ（７ａあるいは’７ｂ
）を選択して、印刷を実行する（２０４．）。

２２３ ０ 印刷終了後、印刷装置５はＷＰＩへ印刷終了報知２５を
送信する（２０５）。ＷＰＩはこれを受けて（１０６）
、印刷処理を終了する。

本実施例によれば、ＷＰＩの用紙種類指定データ３１の
データ２と、印刷装置５の用紙種類設定ピン３２のピン
Ｃとで、普通紙か特殊紙かの紙質を識別して自動選別す
る方式であるから、操作者は格納されている用紙の紙質
を確認する必要はなく、また意図しなかった用紙に印刷
されることもなく、用紙を無駄にしないで印刷すること
ができる。また、たとえ同一サイズの普通紙と特殊紙を
同時に格納しても、操作者が普通紙から特殊紙へまたは
特殊紙から普通紙へと用紙をセツトシ直すことなく印刷
することができる。

なお、実施例では、紙質を指定及び設定する情報量に１
ビツトを割り付けて、普通紙と特殊紙とを識別するとし
て述べたが、この情報量をさらに増やせば、より多くの
紙質を識別選択でき、オフセット印刷済の用紙、トレー
ス紙２色紙、○ＨＰシート、裏面印刷済の用紙、等の複
数の特殊紙に同時に対応することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、用紙サイズと紙質との両者を確認して
用紙を選択する方式としたことにより、操作者は格納さ
れている用紙の紙質を確認する必要はなく、また意図し
なかった用紙に印刷することがなくなり用紙を無駄にせ
ずに印刷することができる。また、たとえ同一サイズの
普通紙と特殊紙を同時に格納しても、操作者が普通紙か
ら特殊紙へまたは特殊紙から普通紙へと用紙をセットし
直すことなく印刷することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の印刷システムを示す図、第
２図は第１図のＷＰＩ側の印刷処理手順を示す図、第３
図は第１図の印刷装置５側の印刷処理手順を示す図であ
る。 １・・・ＷＰ（ワードプロセッサ）、２・・ＷＰ本体、
３・・表示画面、４・・・キーボード、５・・印刷装置
、６・・・印刷装置本体、７ａ・・用紙カセット上、７
ｂ・・・用紙カセット下、３１・・用紙種類指定データ
、１１ 尋 １２−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ホストコンピュータで作成した文書を通信回線を介
   して印刷装置で印刷する印刷方式において、ホストコン
   ピュータに用紙サイズと紙質を指定するデータ部を設け
   、印刷装置の用紙格納部に用紙サイズと紙質を設定する
   用紙種類設定部を設け、その指定された用紙種類の情報
   を検知する手段を印刷装置内部に設け、ホストコンピュ
   ータが指定した用紙サイズのデータと印刷装置が検知し
   た用紙サイズの情報との一致及びホストコンピュータが
   指定した紙質のデータと印刷装置が検知した紙質の情報
   との一致を判断する手段を設け、用紙サイズかつ紙質と
   もに一致した判断結果により印刷を行うことを特徴とす
   る文書印刷方式。