JPH0365528A - モアレパターンの透明板硝子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は大型建築物の仕切壁又は外装壁として使用され
ている透明板硝子、或いは、窓硝子、ドア、室内のパー
ティション、家具等に使用されている透明板硝子に関す
るもので、詳しくは、モアレパターンを創造する透明板
硝子に関するものである。

〔従来技術とその問題点〕

近年、特に、都市部では建築ラッシュにより。

新築のビル等の建物が乱立し、夫々に個性的な建物が立
てられており、特に最近では外観的なデザインが競われ
ている感もあり、その上、採光の点も勘案して、ふんだ
んに板硝子を用いた外装壁及び窓部が多用される傾向に
戒っており、又、区画壁としても板硝子を用いる建物も
増加しているが、その殆どは単なる透明板硝子か、反射
膜を貼着して反射板硝子としたものが主流であり、既に
、斬新さに欠はデザイン上の変化が乏しく戊りっつある
。

亦、最近では建物等の雰囲気に合わせて色々工夫をした
外装壁、窓硝子も見られるように成っているが、適当な
象形図形の磨り硝子部分を形成したものや、大きく絵画
的な図形を描いたもの、或いは、デザイン文字等を宣伝
媒体として施したものが殆んどであり、何の変哲も変化
も無いものでる。

〔発明の目的〕

本発明は前記に鑑みて、透明板硝子において、透明板硝
子の厚みと、磨り硝子図形の大きさと。

多数の該図形の配列と、両面のクロスする複数の帯状パ
ターンと、目視する人間の目線との相互関係とによって
、幻想的な雰囲気を醸し出し装飾性に富むモアレパター
ンを創造する透明板硝子を提供する目的である。

〔発明の構成〕

本発明の構成は、透明板硝子の片面へ多数の片面摺り硝
子図形で複数の片面帯状パターンを形成し、他面一部へ
は多数の他面摺り硝子図形で複数の他面帯状パターンを
片面帯状パターンとクロスさせて形成すると共に、他面
摺り硝子図形と片面摺り硝子図形とは透明板硝子を介し
て非対称位置へ形成した構成である。

〔発明の実施例〕

本発明は前記の事由に着目し、様々な試行錯誤を繰り返
して研究を積み重ねた結果、本発明のモアレパターンを
創造する透明板硝子に創達したものである。

次いで、本発明の実施例の図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の第１実施例の要部であるＡ−Ａ線断面
図であり、第２図は第１実施例の正面図であり、第３図
は第２実施例の正面図である。

本発明は大型建築物の仕切壁又は外装壁として、或いは
、窓硝子、ドア、室内のパーティション、家具等の板硝
子ヘモアレパターンを創造するものであり、厚さを有す
る透明板硝子ｌにおいて、前記透明板硝子１の片面１ａ
の全部又は一部へ整列的に連続させた多数の片面摺り硝
子図形２ａで複数の片面帯状パターン３ａを一定間隔を
有し且つ一定巾で形成し、前記透明板硝子１を介した他
面１ｂの全部又は一部へは整列的に連続させた多数の他
面摺り硝子図形２ｂで複数の他面帯状パターン３ｂを一
定間隔を有し且つ一定巾で前記片面帯状パターン３ａと
クロスさせて形成すると共に、前記他面摺り硝子図形２
ｂと前記片面阿り硝子図形２ａとは前記透明板硝子１を
介して非対称位置へ形成したものである。

即ち、本発明はあらゆる処に使用されている通常の厚み
を有した透明板硝子１を加工して形成するもので、前記
透明板硝子１の片面１ａの全部又は一部へ整列的に連続
させた多数の片面摺り硝子図形２ａで複数の片面帯状パ
ターン３ａを一定間隔を有し且つ一定巾で形成するもの
であり、前記片面摺り硝子図形２ａは通常的には円形形
状、楕円形形状、又は、矩形形状等の比較的小型形状の
ものであるが、透明板硝子ｌの用途先の透明板硝子１の
面積と厚さとによってその最大巾又は直径等は決定する
ものであり、該片面摺り硝子図形２ａは多数を整列的に
連続させて形成し、該多数の片面摺り硝子図形２ａを一
定間隔を有し且つ一定巾の縞模様状の複数の片面帯状パ
ターン３ａを形成するもので、その片面帯状パターン３
ａは透明板硝子１の片面１ａの全部へ形成しても、適宜
な位置の一部へ形成しても良く、摺り硝子面とする片面
摺り硝子図形２ａは希望する任意形状をマスキングした
上で機械的なサンドブラスト工法、電気的なエッチング
工法、化学的な蝕刻工法、或いは、レーザー光線による
エツチング工法等の手段によって形成するものである。

一方、前記透明板硝子１を介した他面１ｂの全部又は一
部へは整列的に連続させた多数の他面摺り硝子図形２ｂ
で複数の他面帯状パターン３ｂを一定間隔を有し且つ一
定巾で前記片面帯状パターン３ａとクロスさせて形成す
るものであり、該他面摺り硝子図形２ｂは前述の片面摺
り硝子図形２ａと同様な任意形状の小型図形で、例えば
、第２図に図示の如く１片面摺り硝子図形２ａを正方形
の矩形形状にした場合、他面摺り硝子図形２ｂへは若干
拡大させた正方形の矩形形状の摺り硝子面を形成したも
のであり、或いは、図示しないが。

縦長の矩形形状の片面摺り硝子図形２ａを片面１ａへ形
成し、他面１ｂへは横長の矩形形状の他面摺り硝子図形
２ｂを形成しても良く、更には、第３図図示の如く、円
形形状の片面摺り硝子図形２ａと他面摺り硝子図形２ｂ
としたものであり、多数を整列的に連続させ一定間隔を
有し且つ一定巾で前述と同一工法で縞模様状に形成する
ものであるが、片面帯状パターン３ａと他面帯状パター
ン３ｂとは夫々が必ずクロスするもので、直角にクロス
させるか一定の傾斜角度を有してクロスさせるものであ
る。

そして、前記他面摺り硝子図形２ｂと前記片面摺り硝子
図形２ａとは前記透明板硝子１を介して非対称位置へ形
成するものであり、つ−まり、透明板硝子１の両面へ形
成した夫々の摺り硝子図形２ａ、２ｂを対称に形成する
と見掛は上は片面１ａへ形成したものと同じことであり
、本発明のモアレパターンは創造できないものであり、
夫々の摺り硝子図形２ａ、２ｂは非対称位置へ形成する
ことを特徴の一つとするものであり１片方側から目視す
ると片面１ａと他面１ｂとの夫々形成した摺り硝子図形
２ａ、２ｂは少なくとも一部分が重複しない位置に配し
て膨出部分を形成するか、全く相違した位置へ非対称と
して形成したものである。

本発明のモアレパターンを創造する透明板硝子上は、透
明板硝子上の片面１ａと他面１ｂへ多数の夫々の片面摺
り硝子図形２ａで複数の夫々の帯状パターン３ａ、３ｂ
をクロスさせて形成し、且つ、多数の夫々の摺り硝子図
形２ａ、２ｂを非対称位置へ形成したことよって、片方
側から目視すると透明板硝子１の片面１ａへ形成した片
面摺り硝子図形２ａと片面帯状パターン３ａとは直接、
他面Ｌｂへ形成した他面摺り硝子図形２ｂと他面舟状パ
ターン３ｂは透明板硝子１を透して夫々目視することが
でき、且つ、夫々の帯状パターン３ａ、３ｂがクロスし
た部分では双方の摺り硝子図形２ａ、２ｂ及び帯状パタ
ーン３ａ、３ｂが重なり合って異パターンが目視できる
ものであり、更に、透明板硝子１の厚さによって真正面
の位置以外では目線の距離が長くなる程、夫々の摺り硝
子図形２ａ、２ｂが若干宛ずれて目視できるものであり
、又、当該モアレパターンの透明板硝子１を人間が歩き
ながら目視するすると、クロスした夫々の帯状パターン
３ａ、３ｂの夫々の摺り硝子図形２ａ、２ｂが恰も波状
的に動く様なモアレパターンを目視することができ、当
該発明は正に幻想的な透明板硝子ｌを供することができ
るものである。

〔発明の効果〕

本発明の透明板硝子は、前述の如く、現在の技術及び装
置で充分製造することが可能であり、装飾を必要とする
商店、店舗等の透明仕切壁材として、建物等の外装壁と
して、或いは、一般家庭の窓硝子、ドア等のあらゆる処
の透明板硝子へ適応できると共に、透視、遮視、透光、
遮光等は自在に調整できるもので、透明板硝子の両面へ
形成した多数の夫々の磨り硝子図形と複数の夫々の帯状
パターンと透明板硝子の厚さとが醸し出す微妙なコン１
〜ラストが、頗る秀逸とも思われる装飾性を演出せしめ
ることができるものであり、近時のニーズに合った変化
に富んだ幻想的な雰囲気を醸し出すことができる画期的
で、ぼっ、実用性の高い顕著な効果を得る発明である。

【図面の簡単な説明】

第工図は本発明の第１実施例の要部であるＡ−Ａ線断面
図である。 第２図は第１実施例の正面図である。 第３図は第２実施例の正面図である。 ｌ−透明板硝子、１ａ−透明板硝子の片面、１ｂ−透明
板硝子の他面、２ａ−片面摺り硝子図形、２ｂ−他面摺
り硝子図形、３ａ−片面帯状パターン、３ｂ−他面帯状
パターン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 厚さを有する透明板硝子において、 前記透明板硝子の片面の全部又は一部へ整列的に連続さ
   せた多数の片面摺り硝子図形で複数の片面帯状パターン
   を一定間隔を有し且つ一定巾で形成し、前記透明板硝子
   を介した他面の全部又は一部へは整列的に連続させた多
   数の他面摺り硝子図形で複数の他面帯状パターンを一定
   間隔を有し且つ一定巾で前記片面帯状パターンとクロス
   させて形成すると共に、前記他面摺り硝子図形と前記片
   面摺り硝子図形とは前記透明板硝子を介して非対称位置
   へ形成したことを特徴とするモアレパターンの透明板硝
   子。