JPH0365140A - 胃に優しいコーヒー - Google Patents

胃に優しいコーヒー

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JPH0365140A
JPH0365140A JP2118518A JP11851890A JPH0365140A JP H0365140 A JPH0365140 A JP H0365140A JP 2118518 A JP2118518 A JP 2118518A JP 11851890 A JP11851890 A JP 11851890A JP H0365140 A JPH0365140 A JP H0365140A
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coffee
malic acid
acid
roasted
arabica
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JP2118518A
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Kenneth R Hirsh
ケネス・アール・ハイアーシュ
Larry M Schanbacher
ラリー・エム・スチャンバーチヤー
Alice S Cha
アリス・シェン・チャ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、コーヒー加工、特に摂取後の胃酸反応を減少
させるコーヒー製品に関する。このコーヒー製品はリン
ゴ酸の大部分を除去するように加工したものである。
背景技術 1046年代の中頃から、コーヒーがそのカフェイン成
分とは異なる胃酸分泌促進物質(胃内の消化性酸の生産
の刺激剤)を含むと推測されていた。
この以前の研究は、脱カフェインコーヒー(deca−
ffecnated coffee)が胃による酸分泌
を増加させるコーヒーの能力の大部分を保有することを
示した多くの研究者によって、数年間にわたって再確認
されている。
通常の食物摂取はごく少数の食物成分の作用と胃拡大の
直接効果とのために胃酸分泌を生ずる。
カフェイン、コーヒー、カルシウムイオンアルコール及
び蛋白質の消化生成物は胃酸生産量を増加させることが
分っているごく一般的に摂取される食物成分である。脱
カフェインコーヒーの胃酸分泌促進性成分は和学社会を
通しての推測と討論の対象であった。
「胃にやさしい(stollach friendly
) Jコーヒーすなわち敏感な個人に胸やけを殆んどま
たは全く生じさせないようなコーヒーを製造するための
食品分野における以前の試みは、例えばコーヒー中に存
在する酸の食品等級アルカリ剤(alkalineag
ent)の添加による中和によるようなコーヒーの脱酸
(deaudifi cation)に集中していた。
ファル(Faru)とホールマン(llorman) 
 (米国特許第4,160,042号と第4,204,
004号)は、カフェインとクロロゲン酸を吸収するい
なごまめのさや(carob pods)の粒子による
処理によって、コーヒーのカフェイン及び/またはクロ
ロゲン酸含量を減する方法を教えている。マグロラド(
MaguolatO)(米国特許第4,278,696
号)は、コーヒー抽出物を脱酸する方法として、粉状の
キトサンに接触させる、そして生じた脱酸抽出物を回収
することを教えている。この特許はり0ロゲン酸がコー
ヒー中に存在する主要な酸であるので、クロロゲン酸除
去の重要性を強調している。しかし、リンゴ酸を含めた
他の酸もこの処理によって減少する。
プラムビラ(Brambilla)とホールマン(tl
orman)による米国特許第4,317,841号に
述べられた他のプロセスは、電気透析によるコーヒー抽
出物中の酸度減少を教えている。非カソード抽出物を回
収し、細分されたキトサンと接触させ、キトサン除去の
後、カソード抽出物の少なくとも一部分と混合すると、
脱酸されたコーヒー抽出物が得られる。
「コーヒー原料のクロロゲン酸含量の減少方法(Pro
cess for the Reduction of
 the ChlorogenicAcid Cont
ent of Raw Coffee) Jなる名称の
西ドイツ特許第3,239.219号(公開日1984
年4月26日)ではグリーンコーヒー(green c
offee)の水性抽出物の、ポリマー陰イオン交換樹
脂との接触を含む方法を教えている。この樹脂は水性抽
出物中に存在する酸と交換して還元クロロゲン酸グリー
ンコーヒーを形成するために、少なくとも1種類の非酸
性コーヒー抽出物成分を吸着によって負荷させたもので
ある。この発明の目的は胃粘膜の刺激を減じ、胃の酸度
(acidity)を惹起させないようなコーヒー製品
を製造することである。
PC?国際公開特許第一087104598号(公開日
1987年8月13日)名称「コーヒーとその製造方法
」はクロロゲン酸含量の高いコーヒー製品を教えている
。この高いクロロゲン酸しヘルはヒトの酸分泌を減する
ことによってコーヒーの消化性(digesti I 
i ty )を改良するといわれている。この特許出側
に報告されている生理的研究は男性と女性の対象に対し
て実施されている。しかし、この研究に用いられている
不備な方法は適当な化学的対照を含まず、研究結果をせ
いぜい疑わしいものにしているにすぎない。リンゴ酸を
選択的に除去し、大きな収率低下と先行技術文献が教え
るような、クロロゲン酸の大部分の除去から生ずるフレ
イバーへの悪影響という犠牲を伴うことなく、胃にやさ
しいコーヒーを製造することがこの分野で依然として切
望されている。
発功及澗禾 本発明は摂取時に低い胃酸反応を惹起するようなコーヒ
ー製品に関する。このコーヒー製品はコーヒーからリン
ゴ酸の大部分が除去されるように加工したものであるが
、重要なことはこの加工中にクロロゲン酸の大部分が保
有されていることである。摂取時に低い胃酸反応を惹起
するような独特のコーヒー製品の製造方法を開示する。
Iの  の′−′旨− 本発明のコーヒー製品は摂取後にかなり低量の胃酸分泌
を惹起するにすぎないことが本発明者によって示されて
いる。リンゴ酸の大部分が除去され、クロロゲン酸の大
部分が保有されている製品が得られるようなコーヒーを
加工する。クロロゲン酸含量を最大に可能な程度に保有
し、同様に他の酸を保有しながらリンゴ酸を選択的に除
去するように、コーヒーを加工する。加工の選択的な性
質のためにリンゴ酸ρ11の低下したコーヒー製品はリ
ンゴ酸除去(脱リンゴ酸として公知の方法)の前に出発
コーヒーからの0.5pl+単位より大きいpH差を有
するべきではない。
コーヒー製品はリンゴ酸の55%より多くが除去され、
クロロゲン酸の55%より多くが保有されるように加工
されたものであることが好ましい。好ましい実施態様で
は、リンゴ酸の65%より多くが除去され、クロロゲン
酸の75%より多くが保有される。
焙焼粉砕したコーヒーまたは焙焼した全粒コーヒーのい
ずれかである焙焼コーヒー製品を本発明に従って製造す
ることができる。このような場合に、焙焼コーヒーは乾
量基準で0.085%未満のリンゴ酸を含む。本発明に
よる焙焼コーヒー製品はアラビカ(Arabica)を
35%より多く含むブレンドから製造される。
未加工コーヒー豆の分析によると、典型的なロブスタコ
ーヒー(Robusta coffee)は乾量基準で
リンゴ酸0.12〜0936%を含み、典型的なアラビ
カコーヒーは乾量基−準でかなり高量の0.38%〜0
.67%のリンゴ酸を含む。それ故、100%ロブスタ
溶解性コーヒー(脱リンゴ酸せず)は乾量基準で0.1
1〜0.33%のリンゴ酸含量を含む、これは焙焼粉砕
コーヒーから商業的な約50%の溶解抽出収率を想定し
たものである。焙焼粉砕した100%ロブスタコーヒー
(脱リンゴ酸せず)は、焙焼の程度に依存して、乾量基
準で0.05%〜0.2%のリンゴ酸含量を有する。こ
れらの2種類の100%ロブスタコーヒーの各々は摂取
基準(as−consumed basis)で、lカ
ップにつき2.5〜9.8+ngリンゴ酸を含むコーヒ
ーを生ずる(本発明のために、lカップは160成であ
る)、シかし、当業者は純粋なロブスタコーヒーが土臭
い、ざらざらした、タールのような不快なフレイバーを
有することを知っている。
リンゴ酸含量を知るための様々なコーヒーの分析による
と、アラビカコーヒーはロブスタコーヒーよりもかなり
高量のリンゴ酸を含有する。ロブスタ頁中に存在するリ
ンゴ酸含量の一部を除去することは、コーヒー製品に漸
増的な利益を与えコーヒーを胃によりやさしいものにす
ると考えられる。しかし、本発明の好ましい製品はリン
ゴ酸の大部分が除去され、クロロゲン酸の大部分が保有
されるように加工した焙焼アラビカコーヒーである。こ
の脱リンゴ酸アラビカコーヒーをロブスタコーヒー(本
質的に低いリンゴ酸含量を有する)と混合して、胃にや
さしい焙焼コーヒーを製造することができる。ロブスタ
コーヒー成分を脱リンゴ酸することもできるが、好まし
い製品と方法ではロブスタ成分を脱リンゴ酸しない(ロ
ブスタコーヒーの本来のリンゴ酸含量が低いために)。
このコーヒーは35%より多いアシビカと0〜65%の
ロブスタを含む。脱リンゴ酸したアラビカ/ロブスタブ
レンドからまたは100%脱リンゴ酸アラビカからの焙
焼粉砕コーヒーは乾量基準で0.085%未満のリンゴ
酸しヘルを有する。本発明では、脱リンゴ酸焙焼粉砕コ
ーヒー製品を少なくとも35%アラビカ、好ましくは少
なくとも50%アラビカのコーヒーブレンドから製造す
る。同様に、カフェインは今までに胃酸分泌促進物質(
胃内の消化性酸の生産の刺激剤)として認められている
ので、本発明のコーヒー製品がカフェインの50%より
多い除去、好ましくは90%より多い除去まで脱カフェ
インされることが好ましい。
または、リンゴ酸の大部分が除去され、クロロゲン酸の
大部分が保有されるように加工した脱リンゴ酸アシビカ
コーヒーを55%より多い量で、45%までの量の非脱
すンゴ酸アシビカコーヒーと組合せて、リンゴ酸含10
.085%以下の焙焼コーヒーブレンドを生成すること
ができる。非脱リンゴ酸アラビカと組合せた脱リンゴ酸
アラビカの特定ブレンドは、脱リンゴ酸度と未加工アラ
ビカの本来のリンゴ酸含量とに依存する。
コーヒー製品は、溶解性コーヒー製品(すなわち凍結乾
燥、噴霧乾燥もしくは抽出成形粉末)、焙焼全粒製品、
焙焼粉砕コーヒー製品または液体コーヒーのいずれであ
っても、摂取基準でリンゴ酸7.8■未満/カソプ(1
60d)を含む。摂取基準(as−consumed 
basis)なる用語はコーヒー飲用者が摂取するとき
に再構成形またはいれた(brewed)形のコーヒー
製品すなわち熱水で再構成した溶解性コーヒーまたはい
れた後の焙焼粉砕コーヒーを意味する。好ましいコーヒ
ー製品は摂取基準でリンゴ酸O〜7.8■/カノプを含
む。
次の例は本発明の実施態様を説明する。これらの例は特
許請求の範囲以外に本発明を限定しようと意図しないも
のである。
斑−上 9種のコーヒーを実験用ネコを使って摂取後の胃酸分泌
促進能力を評価した。これらの被験動物は、コーヒー及
びコーヒーコンパウンドに対するヒト胃酸分泌反応のモ
デルを提供する。
実駄軌璽■徂息 オス、「ミニマルディシーズドキャット(Minima
lDiseased Cats) J  (リバティラ
プ(Liberty Labs)ニューシャーシー州、
リバティコーナーズ)、体重3.2〜4 、5 kgを
慢性留置胃フィステルを施して用意した。この研究を行
うために、ネコは空腹時に試験した。しかし、水は常に
任意にとらせた。試験用の動物を用意するために、ネコ
匝できる限り快適であるように設計された布張りの設備
に入れ、これを支えのための木のわく内に最小限Jll
l制した。
ネコが落ち着いたならば、フィステルのキャップを取り
除き、胃を水30ccで3回フラッシュし、胃に存在す
る残渣を除去した。残渣が過剰量の食物粒子を含んでい
るならば、動物は試験しないように注意すること。排出
する水が透明であるならば、動物は使用可能である。フ
ラッシュ操作中に回収さた溶液は廃棄した。動物は一週
間に一度だけ試験した。1ランにつき3匹のネコを試験
し、−週間に3ラン、全体で一週間に9匹ネコを用いた
。1匹のネコにつき11サンプルが回収された。
3サンプルは水及び胃酸対照であり、8サンプルは回収
した試験コーヒー及び胃分泌であった。
動物は留置フィステルを通して10分間隔で水20d3
回投与した。胃内容物は各投与前と最終の水投与IO分
後に回収した。これらの3サンプルは、水の最初のpH
であるpH7,0に逆滴定し、このことは、対照の胃酸
分泌を表わす。水投与後に、ネコに5分間隔で同し試験
コーヒー溶液20m18回与えた。
胃内容物を各投与前及び最後のコーヒー投与5分後に回
収した。コーヒーの投与から生した8胃内容物サンプル
をコーヒーの出発pHへ逆滴定した。
対照と被験サンプル両方の値は1時間あたりの胃酸濃度
uEq/allとして表現する。報告された結果は、8
匹のネコの平均の正味胃酸分泌(コーヒーマイナス水対
照)を表わす6 被ゑコーヒーサンプル 91f!類のコーヒーをこの研究のネコによる摂取のた
めに用意した。、9種類のコーヒーは全て脱リンゴ酸及
び/または脱カフェインされたか、またはリンゴ酸及び
/またはカフェイン含量を変えるようないかなるプロセ
スもうけなかった焙焼粉砕コーヒーであった。すべての
コーヒーは、シングル力ップブルーアー(single
 cup brewer)を用いて、全固体公約1,1
%を含有するコーヒー飲料(bres)を形成するため
に、必要なR&Gコーヒー含量を選択して、試験の朝に
新たにいれた69種類の被験コーヒーを任意にA−1と
名づけた。
各焙焼粉砕コーヒーの&ll或物は第1表に示す。表は
各製品処理方法とそのブレンド組成を示す。
第1表は用いたコーヒーサンプル、その出所、処理、説
明、焙焼色、豆の乾量基準及び試験時にいれたコーヒー
1160mff1あたりの■での総合基準でのリンゴ酸
及びカフェイン含量の要約である。
ツー1::−F、D、I及びAはアラビカコーヒーであ
ることに注意。コーヒーDはFと同じ未加工豆に由来す
るが、但しそれらはスーパークリティカルC02法(s
upercritical COg method)を
用いて脱カフェインしたものである。コーヒーAは、D
と同じ未加工豆に由来しているが実施例2で述べたプロ
セスと同様なイオン交換方法によってさらに処理して、
存在するリンゴ酸約75%を除去した。
コーヒーIは実際に、使用する各試験日に、動物試験直
前に焙焼直後のコーヒーAからの抽出物にL−リンゴ酸
を加えることによって調製した。この研究では、他のサ
ンプルの2倍量のコーヒーを用いた。この理由は、サン
プルIを調製するためにその等量を用いたからである。
コーヒーAとコーヒー1の唯一の相違は、コーヒーAに
L−リンゴ酸約20■添加し、そのコーヒー飲料をコー
ヒーIと呼ぶことにしたことである。
コー ヒー C、E 及ヒHはロブスタコーヒーテアっ
た。コーヒーCは焙焼ロブスフコーヒ一対照であった。
コーヒーEはコーヒーCと同し未加工豆に由来するが、
但しそれらは活性炭プロセスを用いて脱カフェインした
。コーヒーHはEと同し未加工豆に由来するが、但しリ
ンゴ酸含量を減するためにさらにイオン交換によって処
理した。
コーヒーGもロブスフコーヒーであるが、カフェイン及
びリンゴ酸含量はコーヒーCにより約50%高かった。
コーヒーBは市販の焙焼粉砕脱カフェインコーヒーであ
った。サンプルAとDのクロロゲン酸含量を測定し、脱
リンゴ酸プロセス中に約43%のクロロゲン酸が除去さ
れていることが測定された。
ま4目0I4症果 実験結果は第1図に報告する。このグラフはコーヒーの
種類によって類別した各試験コーヒー(ブレンドコーヒ
ーBは別に示す)によるリンゴ酸含量、カフェイン含量
、生じた胃酸分泌を示す。
3変数をグラフに表示するために、スケール係数はY軸
に次のように定める: 】、 リンゴ酸値は実際よりも3倍大きい、2、 カフ
ェイン値は実V!A値のl/2である、3、 胃酸分泌
値は実際値である(スケール係数は用いない) ネコにおけるこの実験で最も重要な結果は低すン’rf
 fa 含itのコーヒーは高リンゴ酸含量のコーヒー
に比べて、他の要素が全て等しい場合に、胃酸分泌を少
なく増加させることである。リンゴ酸を処理工程によっ
て除去したためにリンゴ酸含量が低い(コーヒーAの場
合のように)かまたはコーヒーのリンゴ酸含量が本質的
に低い(コーヒーCとEの場合のように)のいずれにし
ても、リンゴ酸含量が低い場合にはコーヒーに対する反
応(胃酸産生の増加)は低い。高カフェイン含量は酸産
生反応を高めるが、これらのネコではヒトにおけるほど
大きな反応ではない。
さらに、この研究は少なくともネコでは、コーヒーI(
コーヒーAと同じコーヒーであるが、いれた後にリンゴ
酸を加え戻したもの)の場合のようなリンゴ酸復元は、
例えばコーヒーD(完全リンゴ酸、但し脱カフェインし
たもの)のような高リンゴ酸含有コーヒーによって生ず
るレベルと同しレベルにまで胃酸分泌を復元させる。
2二互二止較 コーヒーA1脱リンゴ酸かつ脱カフェインしたアラビカ
コーヒー(コーヒーFがらイオン交tA 処理技術によ
って誘導したもの)はコーヒーF(その完全リンゴ酸と
カフェインを含む原コーヒー)よりも有意に低い酸分泌
を惹起する傾向があった。
コーヒーAはコーヒーD〔脱カフェインしたが、完全リ
ンゴ酸を含有するプロゲニター(progenitor
) )に比べて胃酸分泌を有意に低く刺激する蛍光があ
った。コーヒーAはまた、コーヒーI (実際にはいれ
た後でそのリンゴ酸含量をコーヒーDのレベルに高める
ために充分なL−リンゴ酸を加えたコーヒーAである)
との差を大きくする傾向があった。リンゴ酸は全脱リン
ゴ酸プロセスによって出発コーヒーからその活性成分を
かなり特異的に除去されるように思われる。
コーヒーF、D、I、Aは全てアラビカであったが、コ
ーヒーG、C,E及びHは全てロブスタであった。コー
ヒーGはリンゴ酸含量が中程度に低いが、コーヒーAは
コーヒーGよりも胃酸分泌をかなり低く刺激する傾向が
あることが判明した。コーヒーGがコーヒーAに比べて
高リンゴ酸含量(9,79対7.89■/160cc)
であることまたはコーヒーGが非常に高いカフェイン含
量であること(Gでは187.63mg/160cc対
Aでは7.3mg/ 160cc )のいずれがこれら
2コ一ヒー間の差の原因であるかは不明である。
詰−抜 この研究から次のように結論した: 1、 同じカフェイン含量のコーヒーでは、コーヒーの
低リンゴ酸含量は低胃酸分泌傾向の良好なインジケータ
ーである 2、減ぜられたまたは本質的に低いリンゴ酸含量の存在
に関係なく、コーヒーの非常に高いカフェインレベルは
胃酸分泌を増加させる。
3、 リンゴ酸含量が本質的に低い、例えばロブスタコ
ーヒーのようなコーヒーと、リンゴ酸含量が本質的に高
いが(例えばアラビカ)、リンゴ酸しヘルをロブスタコ
ーヒーに本質的に検出されるレベルにまで減するように
処理したコーヒーとの間には、胃酸分泌に対する作用の
差が認められなかった。
4、 単独化学物質(L−リンゴ酸)のみの出発レベル
をその化合物の含量を減するように加工したコーヒーに
復元すると、脱リンゴ酸時に低下した胃酸分泌傾向の大
部分が回復した。
枇−斐 この例は、コーヒーから、クロロゲン酸の大部分を保有
させながら、リンゴ酸の大部分を除去するための4種類
の方法を述べる。これらの4種類の方法には(a)〜(
d)と名づける。
(a)イオン−グ1−ン グリーンコーヒーを単一パス水性グリーンコーヒー抽出
物方法(siBle pass aqueous gr
een coffee extract praces
s)によって・未加工コーヒー抽出物中のリンゴ酸を酢
酸と交換するためのイオン交換樹脂を用いて次のように
脱リンゴ酸した。
6インチ直径、8フィート高さのジャケット付きガラス
カラムにヒドロキシド形のダウ(Don)XIIS40
373樹脂を4フイートの高さまで充てんした(20.
300cc )。樹脂に対して一般に用いられる手段に
よって、樹脂を酢酸によって逆洗してアセテート形に転
化させた。
総固体濃度20%、リンゴ酸含量20%(そのままで)
を有する未加工コーヒー抽出物全体で13.6ガロンを
180″Fのイオン交換樹脂に通して、脱リンゴ酸して
、それぞれリンゴ酸濃度(そのまま基準で)0.048
%、0.021%、0.046%を有する45ガロンの
等しい3アリコートを回収して、約83.3%の抽出物
の総合脱リンゴ酸を遠戚した。樹脂ビーズ中及び周囲に
吸収された水の希釈効果のために、抽出物フィード(f
eed)中の初期総固体濃度は3アリコートにおいてそ
れぞれ14.4%、15.5%、16.7%に希釈され
た。抽出物フィードのクロロゲン酸含量と酢酸含量はそ
れぞれ4.94%(そのまま)と0、14%(そのまま
)と測定された。脱リンゴ酸した抽出物アリコートはク
ロロゲン酸をそれぞれ、0.46%、0.89%、0.
14%(そのまま基準で)含有した。脱リンゴ酸抽出物
の酢酸含量は約1.8%(そそのまま)まで増加した。
脱リンゴ酸抽出物の第2アリコート(4,5ガロン)を
用いて、3インチ直径、4フィート高さジャケント付き
ガラスカラム(180’F、流量200d/分)内で、
脱カフェインしたコロンビア(Colom−bian)
コーヒー1kgから1.5時間脱リンゴ酸した。
板上に通した後、総固体分16.7%、リンゴ酸0.0
4%(そのまま)、クロロゲン酸1.1%(そのまま)
、酢酸1.96%(そのまま)を含む抽出物約4.2ガ
ロンが回収された。
脱リンゴ酸後、蒸留水11を用いて豆から抽出物を洗い
流した。次に豆を最終重量985gになるまで160°
Fにおいて1.25時間風乾させた。脱リンゴ酸の前後
でのグリーンコーヒーの分析は次の通りであった: 脱リンゴ酸 コロンビア  12.94   0.103     
 5.08        1.86表に表示したよう
に、グリーンコーヒーの73.6%脱リンゴ酸(乾量基
準)が遠戚され、クロロゲン酸71.9%が未加工コー
ヒー中に保有された。
(b)     コーヒーと   4・フ ルR&Gコ
ーヒー/フィルター/樹脂/フィルターのセントアップ
をこの方法では説明する。焙焼粉砕コーヒーを第1コー
ヒーフイルターに入れる;樹脂を第2コーヒーフイルタ
ー内に、約0.5#厚さの層が形成されるように拡げる
。樹脂/フィルターの組合せはコーヒー/フィルターの
組合せの下方に置き、この複合セットアツプを家庭用コ
ーヒーメーカーのハスケント内に入れる。樹脂は、コ0
.065 −ヒー飲料(brew)からリンゴ酸を効果的に除去す
るために必要な、乾燥樹脂1gにつきコーヒー飲料中の
コーヒー固体分1.0gの比で用いる。
コーヒー飲料(褐色コーヒー抽出物)は慣習的なやり方
で、家庭用プルーアー(home brewer)内で
焙焼粉砕コーヒー58.2gから沸とう水1800af
fiによっていれることにより調製した。このコーヒー
飲料は次に、フィルターセットアツプのメカニックによ
って、強陰イオン交換樹脂(リンゴ酸をアセテートイオ
ンと交換する、アセテート形のXUS40163)の乾
燥樹脂8.7g (そのままで15g、42%水分)と
接触して、直ちに飲める低リンゴ酸コーヒー飲料を生成
する。
上記セットアツプに従ってアセテート形のXll540
163樹脂を用いて、上記処方に従っ”ζ調製したコー
ヒー飲料からサンプル採取し、リンゴ酸、総コーヒー固
体分、pl+及び滴定可能な酸度に関して分析した。同
条件(R&Gコーヒー58.2g、沸とう水1800m
jりで但し7樹脂を用いずに3JiI製した対照コーヒ
ー飲料を比数のために用いた。結果はコーヒー飲料中の
有効リンゴ酸の77.78%が樹脂床によって除去され
、固体分損失は11.6%であることを示す。脱リンゴ
酸コーヒー飲料のpHは対照コーヒー飲料に比べて約2
%上昇した(pH4,86からpl+4.97へ)。官
能的評価は低リンゴ酸コーヒー飲料がやや弱酸性であり
、コーヒーの芳香性では対照に非常に近似することを示
した。新しくいれた低リンゴ酸コーヒーは総合的に、新
しくいれたコーヒーに匹敵しうる品質であった。
アセテート形のXUS40163樹脂の他に、ホスフェ
ート形、シトレート形、クロリド形及びヒドロキシド形
の同しXUS40163樹脂を用いて、家庭用コーヒー
ブルーアー内のR&G/フィルター/樹脂/フィルター
セットアツプを用いて低リンゴ酸コーヒー飲料を生成す
ることができる。
(C)マロールアセーー − リンゴ酸0.144%(そのまま)、総固体分20.0
%、不溶物0.05%、pH4,91を有するグリーン
コーヒー抽出物900ボンドを0.2umクロスフロー
(crossf low)セラミックミクロ濾過装置に
よって明澄化する。
この装置は100°F、平均圧力3Qps iで操作す
る。明澄化(不溶物音まず)グリーン抽出物730ポン
ドを透過物(pers+eate)として回収する。こ
の透過物はリンゴ酸0.144%と総固体分17.9%
を含有する。不溶物に冨む抽出物(保留物)170ボン
ドはこの例にもはや用いない。明澄化抽出物を次に一連
のカートリッジフィルターに供給して抽出物を殺菌する
フィルター系は連続した2フイルターカートリツジから
成る。第1フイルターはセルロースエステル製の0.3
umプレフィルターである。第2フイルターは親水性ポ
リビニリデンジフルオリド製の0.22um終端最終フ
ィルター(dead−end final filte
r)である。抽出物はフィルターに80°F、速度55
1b/分において供給する。最終フィルターを出る抽出
物は無菌であり、微生物を含まないと考えられる。
このことは37℃において72時間インキュベートする
培養プレートによって調べる。最終フィルターを出る無
菌抽出物は総固体分(Ts) 17.9%を含み、80
’Fを維持するために冷却器(chiller)に通し
てから、750IV、発酵器に直接供給する。使用前に
、プレフィルタ−を熱湯消毒し、最終フィルター発酵器
及び管はスチーム殺菌する。
最初に、発酵装置はり、オエノス(L 、oenos)
2.3E+06 CFU/−(コロニー形成単位/m)
、ts24.4%及びリンゴ酸0.076%(そのまま
)を含んだ。フィルター殺菌装置からの高リンゴ酸グリ
ーン抽出物7301bを発酵器に加える。75ON発酵
器中の高リンゴ酸グリーン抽出物にり、オエノス細胞数
6.OE+06 CFU/dとリンゴ酸しヘル0.01
3%(そのまま)を有するグリーン抽出物1201bを
接種する。この時点、瞬間零において、7501発酵器
発酵器ゴ酸0.113%(そのまま)と、L、オエノス
6.5B+06 CF11/mfを含む。750i発酵
器を1100rpで撹拌しながら、87’F、3ρsi
に維持し、無菌空気251/分で換気する。48時間後
に、発酵器内の抽出物のリンゴ酸しヘルは0%に減少し
、細胞数は8゜8B+08 CFU/dに増加し、pH
は4.85から4.62へ低下した。
低リンゴ酸高細胞グリーン抽出物1.0851bを0.
2umセラミンククロスフローミクロ濾過装置に無菌式
に通して、L、オエノス細胞を低リンゴ酸グリーン抽出
物から分離した。装置は80°F、平均圧力60ps 
iで操作した。低すンゴ酸低細胞グリーン抽出物865
1bを透過物として回収した。この透過物はリンゴ酸0
%、TS18.4%、L、オエノス5.1[!+03 
CFU/dを含有した。この抽出物を次に160″Fで
保存して、新たな高すンゴ酸グリーン豆床に通過させる
ために待機させた。高細胞グリーン抽出物1451b 
(ミクロ濾過装置からの保留物)は7501発酵器発酵
器て高リンゴ酸グリーン抽出物の添加を待たせた。
750e発酵器に戻した保留物はり、オエノス6.8E
+09 CI’U/−とTS23.6%を含有する。こ
の抽出物は87°Fに維持する。
初期リンゴ酸含量0.486%(乾量基準)を有する脱
カフェインセントラル(Central )豆(そのま
まで、@ Ht 011 、5%) 134+bを、リ
ンゴ酸0%とTS18.4%を有する上記低リンゴ酸グ
リーン抽出物によって脱リンゴ酸した。高すンゴ酸豆(
02040%)をグリーン豆抽出器の頂部に半連続的に
供給する。グリーン豆抽出器は頂部に高すンゴ酸豆を律
動的に送り、座部から30分毎に低すンゴ酸豆を放出す
る常圧パルスカラム(atmospheric pul
secolumn)である。177°Fの低リンゴ酸グ
リーン抽出物を単バス方弐で豆床を横切って向流で通し
て、パルスあたり抽出物/層比6.3/Iでリンゴ酸を
抽出する。豆は抽出器内に6.5時間の滞留時間を有す
る。抽出器を出る豆は11□054%の状態であり、リ
ンゴ酸0.006%を含む(乾量基準)。抽出器の頂部
から出るグリーン抽出物はリンゴ酸を多く含み(0,0
9%)(そのまま) 、TS19.8%レベルである。
低すンゴ酸豆を次に180”Fの流動床エアードライヤ
ー内でo、o 54%から11%へ乾燥する。
グリーン豆抽出器パルスカラムは内径4インチ高さ33
フイートである。グリーン抽出物を表面速度0.2ft
/分で豆床に通ず。
抽出器を出る高リンゴ酸グリーン抽出物を回収しく88
01b) 、160″Fに維持して、明澄化、殺菌、7
50 N発酵器への添加を待機させる。
グリーン脱リンゴ酸コーヒーのクロロゲン酸含盪は低下
しなかった。
(d)敗退1タ:ゴビ肚貯た二上発酢 別の実験では、リンゴ酸0.09%(そのまま)、TS
19.5%、不溶物0.08%及びpH4,67を有す
るグリーンコーヒー抽出物882ポンド(例2(C)の
最後からの高リンゴ酸抽出物)を0.2umクロスフロ
ーセラiツクごクロが過装置によって明澄化する。この
装置は169’F、平均圧力80psiで操作する。明
澄化(不溶物を含まない)グリーン抽出物7431bが
透過物として回収される。この透過物はリンゴ酸0.0
9%(そのまま)と総固体含量16.4%を含む。
不溶物富化抽出物(保留物)139ボンドはこの例には
もはや使用しない。この明澄化抽出物を次に一連のカー
トリノジフィルターに供給して、抽出物を殺菌する。
このフィルター系は連続した2フイルターカートリツジ
から戒る。第1フイルターはセルロースエステル製の0
.3umプレフィルターである。第2フイルターは親水
性ポリビニリデンジフルオリド製の0.22uPa終端
最終フイルターである。抽出物は110“Fにおいて2
21b/分の速度で供給する。最終フィルターを出る抽
出物は無菌であり、微生物を含まないと考えられる。こ
のことは37°Cで72時間インキュベートする培養プ
レートによって調べられる。最終フィルターを出る無菌
抽出物はTS16.2%を含み、80’Fを維持するた
めに冷却器に通してから直接7501発酵器発酵器する
。使用前に、フレフィルターは熱湯消毒し、最終フィル
ター、発酵器、管はスチーム殺菌する。
最初に、7501発酵器発酵器オエノス約6,2E+0
9CFU/d (コロニー形成単位/d) 、TS23
.0%、及びリンゴ酸0.0%を含むグリーンコーヒー
豆1451bを含有した。フィルター殺菌装置からの高
リンゴ酸グリーン抽出物7431bを発酵器に加える。
この時点(時間零)において、7501発酵器発酵器ゴ
酸0.07%(そのまま) 、TS18.0%、pH4
,62及びり、オエノス1.2E+09 CFU/−を
含有した。750L発酵器を87’F、3psiに維持
し、loorpmで撹拌し、真菌空気251/分で換気
する。6時間後に、発酵器内の抽出物のリンゴ酸しヘル
は0%に低下し、細胞数は1.5E+09 CFIJ/
mlに増加し、pl+は4.40に低下した。
低リンゴ酸高細胞グリーン抽出物8881bを0.2u
mセラミノククロスフローミクロ?濾過装置に無菌式に
通して、L、オエノス細胞を低リンゴ酸グリーン抽出物
から分離した。装置は82°F、平均圧力80psiで
操作した。低すンゴ酸低細胞グリーン抽出物7491b
を透過物として回収した。この透過物はリンゴ酸0%、
T515.4%、L、オエノス7,7E+03CFU/
affiを含有した。この抽出物を次に160下で保存
して、新たな高リンゴ酸グリーンコーヒー豆床に通すた
めに待機させた。高細胞グリーン抽出物1391b (
ミクロが過装置からの保留物)はり、オエノス6.2E
+09 CFU/Id、 TS23.0%を含む。この
抽出物はこの例にもはや用いない。
初期リンゴ酸含量0.486%(d、b、)を有する脱
カフェインセントラルコーヒー豆(そのまま、@nt。
11.5%)110ポンドを、リンゴ酸0%とTS15
.4%含む上記低リンゴ酸グリーン抽出物によって脱リ
ンゴ酸した。高すンゴ酸豆(H,040%)をグリーン
豆抽出物の頂部に半連続的に供給する。グリーン豆抽出
器は、頂部に高リンゴ酸コーヒー豆を律動的に送り、座
部から30分毎に低リンゴ酸コーヒー豆を放出する常圧
パルスカラムである。178°Fの低リンゴ酸グリーン
抽出物を単パス方式で豆床を横切って向流で通してパル
スあたり抽出物/歪比6.8/1でリンゴ酸を抽出する
。豆は抽出器内に6.5時間の滞留時間を有する。抽出
器を出る豆は11□056%の状態であり、リンゴ酸0
.00%(d、b、)を含む。抽出器の頂部を出る豆は
リンゴ酸を多く含み(0,09%)(そのまま) TS
19.8%レベルである。
低すンゴ酸豆を次に180°Fの流動床エアードライヤ
ー内で11□056%から11%に乾燥する。
グリーン豆抽出器パルスカラムは内径4インチ高さ33
フイートである。グリーン抽出物は表面速度0.23f
t/分で豆床に通す。
抽出器を出る高リンゴ酸グリーン抽出物(8801b)
を回収する。
クリーン脱リンゴ酸コーヒーのクロロゲン酸含量はその
初期含量と比較して、低下しなかった。
例−J− 例2(C)で形成したグリーン脱リンゴ酸コーヒーを5
0°I、焙焼色になるまで焙焼した。焙焼の結果脱リン
ゴ酸生成物はリンゴ酸0.024%とカフェイン0.0
39%(乾量基準)で含有し、これに対して対照はリン
ゴ酸0.32%、カフェイン0.0285%であった。
この生成物は焙焼籾砕セントラル製品の典型的なもので
あり、その非脱リンゴ酸、脱カフェイン対照よりもやや
酸味があると判定された。
例−」ユ 例2(C)で形成したグリーン脱リンゴ酸コーヒーを5
0’L焙焼色になるまで焙焼する。焙焼の結果この脱リ
ンゴ酸生成物はリンゴ酸0.024%とカフェイン0.
039%(乾量基準)を含有する。リンゴ酸0.253
%とカフェイン0.06%(乾量基準)を含有する、象
牙海岸からのグリーン脱カフェインロブスタコーヒーを
64°L焙焼色になるまで焙焼する。
焙焼の結果脱カフェイン象牙海岸ロブスタコーヒーはリ
ンゴ酸0.128%(乾量基準)を含有する。
焙焼した脱リンゴ酸脱カフェインセントラルコーヒーに
焙焼象牙海岸製品をセントラルコーヒー少なくとも42
%の比でブレンドして、リンゴ酸0.085%以下(乾
量基準)を含む脱リンゴ酸製品ブレンドを製造する。
班−i リンゴ酸0.024%とカフェイン0.039%(乾量
基1りを含む、例3の焙焼脱カフェイン脱リンゴ酸セン
トラルコーヒーに同側の焙焼非脱リンゴ酸、脱カフェイ
ン対照を脱リンゴ酸少なくとも80%、非脱リンゴ酸2
0%の比でブレンドして、リンゴ酸0.085%以下(
乾量基準)を含む脱リンゴ酸焙焼粉砕コーヒー製品を製
造する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、例1にその詳細を述べる、ネコ実験室実験で
報告された、各試験コーヒーによるリンゴ酸含量、カフ
ェイン含量、生した胃酸分泌を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、摂取時に低い胃酸反応を惹起するにすぎない、リン
    ゴ酸の大部分を除去されたがクロロゲン酸の大部分を保
    有する焙焼アラビカコーヒー製品。 2、リンゴ酸の55%より多くを除去されたが、クロロ
    ゲン酸の55%より多くを保有する請求項1記載のコー
    ヒー製品。 3、リンゴ酸の65%より多くを除去されたが、クロロ
    ゲン酸の75%より多くを保有する請求項2記載のコー
    ヒー製品。 4、乾量基準で0.085%以下のレベルのリンゴ酸を
    含む請求項1記載の焙焼アラビカコーヒー製品。 5、脱カフェインした請求項1記載の焙焼アラビカコー
    ヒー製品。 6、請求項1記載の脱リンゴ酸した焙焼アラビカコーヒ
    ー少なくとも35%と、焙焼ロブスタコーヒー0〜65
    %を含む焙焼コーヒー製品。 7、脱リンゴ酸した焙焼アラビカコーヒー少なくとも5
    0%を含む請求項6記載のコーヒー製品。 8、脱カフェインした請求項6記載のコーヒー製品。 9、請求項1記載の脱リンゴ酸した焙焼アラビカコーヒ
    ー55%より多くと、脱リンゴ酸しないアラビカコーヒ
    ー45%までとから成り、乾量基準で0.085%以下
    のレベルのリンゴ酸を含む焙焼コーヒー製品。 10、脱カフェインした請求項9記載のコーヒー製品。 11、摂取時に低い胃酸反応を惹起するにすぎない焙焼
    コーヒー製品の製造方法において、 アラビカコーヒーからリンゴ酸の大部分が除去され、ク
    ロロゲン酸の大部分が保有されるようにアラビカコーヒ
    ーを加工する工程と、 リンゴ酸を減じたアラビカコーヒー少なくとも35%と
    ロブスタコーヒー0〜65%をブレンドして、乾量基準
    で0.085%以下のリンゴ酸含量を含む焙焼コーヒー
    を製造する工程 から成る方法。 12、リンゴ酸の55%より多くが除去され、クロロゲ
    ン酸の55%より多くが保有されるようにアラビカコー
    ヒーを加工する請求項11記載の方法。 13、リンゴ酸の65%より多くが除去されクロロゲン
    酸の75%より多くが保有されるようにアラビカコーヒ
    ーを加工する請求項11記載の方法。 14、焙焼コーヒー製品を脱カフェインする請求項11
    記載の方法。 15、請求項11記載の方法によって製造した製品。 16、請求項14記載の方法によって製造した製品。 17、摂取時に低い胃酸反応を惹起するにすぎない焙焼
    コーヒー製品の製造方法において、 アラビカコーヒーからリンゴ酸の大部分が除去され、ク
    ロロゲン酸の大部分が保有されるようにアラビカコーヒ
    ーを加工する工程; リンゴ酸を減じたアラビカコーヒー少なくとも55%に
    脱リンゴ酸しないアラビカコーヒー45%までをブレン
    ドして、乾量基準で0.085%以下のリンゴ酸含量を
    含む焙焼コーヒーを製造する工程から成る方法。 18、リンゴ酸の55%より多くが除去され、クロロゲ
    ン酸の55%より多くが保有されるようにアラビカコー
    ヒーを加工する請求項17記載の方法。 19、リンゴ酸の65%より多くが除去され、クロロゲ
    ン酸の75%より多くが保有されるようにアラビカコー
    ヒーを加工する請求項17記載の方法。 20、焙焼コーヒー製品を脱カフェインする請求項17
    記載の方法。 21、請求項17記載の方法によって製造した製品。 22、請求項20記載の方法によって製造した製品。 23、摂取時に低い胃酸反応を惹起するにすぎないコー
    ヒー製品の製造方法において、前記コーヒー製品から、
    クロロゲン酸の大部分を保有しながら、リンゴ酸の大部
    分を除去することから成る方法。 24、リンゴ酸の55%より多くが除去され、クロロゲ
    ン酸の55%より多くが保有される請求項23記載の方
    法。 25、リンゴ酸の65%より多くが除去され、クロロゲ
    ン酸の75%より多くが保有される請求項24記載の方
    法。 26、コーヒー製品を脱カフェインする請求項23記載
    の方法。
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