JPH0364257A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0364257A
JPH0364257A JP1200476A JP20047689A JPH0364257A JP H0364257 A JPH0364257 A JP H0364257A JP 1200476 A JP1200476 A JP 1200476A JP 20047689 A JP20047689 A JP 20047689A JP H0364257 A JPH0364257 A JP H0364257A
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船田 正広
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像処理装置、特に像域判定を行うことが出来
る画像処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、対象画像中の文字部、中間調画像部を判別し、文
字部については単純2値化を行い、中間調部については
例えば組織的デイザ法をかけることによって夫々の画像
の特性に対応した良好な画像を得ることが出来る様に構
成されていた。
〔発明の解決しようとする課題〕
しかしながら従来の方法においても文字部、中間調画像
部の識別能力という点では余だ改善の余地が大いにあっ
た。文字部、中間調部、即ち画像中の特定の領域に関し
てはやはり、本発明はかかる点に鑑みて文学部中間調画
像部の識別能力を向上させることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の点に艦みてなされたものであり、対象画
像中の文字部、又はハーフトーン部を判別する判別手段
、前記対象画像中の画像領域を指定する指定手段、前記
指定手段により指定された領域に関して、前記判別手段
の動作を制御する制御手段とを有する。
〔作用〕
上記構成に於いて前記指定手段により指定された領域に
関して前記判別手段が前記制御手段により制御される。
(以下余白) (実施例) 以下本発明をフルカラーディジタル複写機を例として説
明するが、かかる実施例に限らず、本発明は種々の装置
例えば対象画像を電気信号に変換する機能のみを有する
装置にも適用可能である。
〔全体構成〕
第2図はフルカラーディジタル複写機の全体構成図を示
している。
201はイメージスキャナ部で原稿を読取り、ディジタ
ル信号処理を行う部分である。また、202はプリンタ
部であり、イメージスキャナ部201に読取られた原稿
画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力
する部分である。
イメージスキャナ部201において、200は鏡面圧板
であり、原稿台ガラス(以下プラテン)203上の原稿
204は、ランプ205で照射され、ミラー206、2
07. 208に導かれ、レンズ209により3ライン
センサ(以下C0D)210上に像を結び、フルカラー
情報レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B) l
ff1分として信号処理部211に送られる。尚、20
5、206は速度Vで、207.208はl / 2 
vでラインセンサの電気的走査方向に対して垂直方向に
機械的に動くことによって原稿全面を走査する。
信号処理部211では読取られた信号を電気的に処理し
、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)。
ブラック(Bk)の各成分に分解し、プリンタ部202
に送る。また、イメージスキャナ部201における一回
の原稿走査につき、M、C,Y、Bkのうちひとつの成
分がプリンタ部202に送られ、計4回の原稿走査によ
り一回のプリントアウトが完成する。
イメージスキャナ部201より送られてくるM。
C,YまたはBkの画信号は、レーザドライバ212に
送られる。レーザドライバ212は画信号に応じ、半導
体レーザ213へ変調駆動する。レーザ光はポリゴンミ
ラー214、f−θレンズ215、ミータ216を介し
、感光ドラム217上を走査する。
218は回転現像器であり、マゼンタ現像部219、シ
アン現像部220、イエロー現像部221、ブラック現
像部222より構成され、4つの現像器が交互に感光ド
ラム217に接し、感光ドラム217上に形成された静
電潜像をトナーで現像する。
223は転写ドラムで、用紙カセット224又は225
より給紙されてきた用紙をこの転写ドラム223に巻き
つけ、感光ドラム217上に現像された像を用紙に転写
する。
この様にしてM、C,Y、Bkの4色が順次転写された
後に、用紙は定着ユニット226を通過して排紙される
〔イメージスキャナ〕
第3図はイメージスキャナ部の内部ブロック図である。
第3図において、101はカウンタであり、CCD21
0の主走査位置を指定する主走査アドレス102を出力
する。すなわち、水平同期信号H3YNCが1のときに
、図示されないCPUより所定値にセットされ、画素の
クロック信号CLKによってインクリメントされる。
CCD201上に結像された画像は、3つのラインセン
サ301,302,303において充電変換され、それ
ぞれRfi分、G成分、Bd分の読取信号として、増巾
器304.305.306、サンプルホールド回路30
7.308,309及びA/D変換器310. 311
゜312を通じて各色8ビットのデジタル画信号313
(R)、314 (G)、315 (B)として出力さ
れる。
〔信号の流れ〕
第4図に全体の信号の流れを示す。第2図と共通のもの
については同一の番号で示す。図中CLKは画素を転送
するクロック信号であり、H5YNCは水平同期信号で
あり、主走査開始の同期信号であり、CLK4は、後述
する400線スクリーンを発生させるクロック信号であ
り第5図に示す通りであり、制御部401よりイメージ
スキャナ部2011信号処理部211、プリンタ部20
2へ送られる。
イメージスキャナ部201は原稿204を読取り、電気
信号としてのR,G、 B信号を、色信号処理部402
及び特徴抽出部403に送る。特徴抽出部403におい
ては、色処理制御信号発生部404に対して現在の処理
画素が黒画像であることを示すBL倍信号色味をもった
画像であることを示すCOL信号、黒画像であるか色味
をもった画像であるかどちらの可能性もあることを示す
UNK信号、BL倍信号取消すCAN信号、文字エツジ
であることを示すEDGE信号を送る。
制御部401から出力されるATLAS信号は地図等の
細かい文字原稿をコピーする際の画処理動作切り換え信
号であり、特徴抽出部403及び色信号処理部402に
入力される。
同様に、制御部401から出力される4ビツトのSEG
信号は文字抽出の程度を可変する制御信号であり、特徴
抽出部403に入力される。
407は操作パネルであり制御部401にCPUにより
キー人力取り込み、表示動作が制御される。
第6図に操作パネル407の詳細を示す。第6図におい
て601は64 X 192ドツトのドツトマトリクス
液晶表示部である。602はコピー開始キー、603は
記録用紙カセツト選択キー、604はテンキ一部、60
5はテンキー人力のクリアキー及びコピー動作ストップ
キーである。606は設定した表示をリセットするため
のキー、607〜610は液晶表示部のカーソルを上、
下、左、右の各方向に移動させるキー、611は液晶表
示部による選択を終了させるキーである。612は各種
コピーモードを設定するためのアスタリスク(*)キー
であり、613は画像編集モードを設定するイメージ・
クリエイジョンキーである。
再び第4図に戻り、色処理制御信号発生部404は特徴
抽出部403からの上記信号を受けて、色信号処理部に
対する色処理制御信号を発生する。これらは、二種の画
信号を重み付は演算するための2つの乗算係数信号GA
INI、GAIN2や空間フィルタを切り換えるFIL
信号や、複数の濃度変換特性を切り換えるCAM信号で
ある。制御部401からは各処理ブロックに対して2b
itのPHASE信号が送られる。この信号はプリンタ
部の現像色に対応しており、PHASE信号の0.1.
2.3は各々現像色のマゼンタ(M)、シアン(C)、
イエロー(Y)、ブラック(Bk)を意味する。
色信号処理部はこのPHASE信号と、上記色処理制御
信号に基いて、プリンタ部202に対する記録画信号V
IDEOを発生する。
このVIDEO信号に基いてプリンタ部202では、レ
ーザの発光時間をパルス巾変調し、濃淡表現のあるコピ
ー出力406を出力する。
プリンタ部202には色処理制御信号発生部404から
SCR信号GA入力されている。プリンタ部202は、
このSCR信号によって、複数のパルス巾変調基本クロ
ック(スクリーンクロッ〃)を切り換えて、原稿に最適
な濃度表現を行う。本実施例ではSCR信号が0の場合
は1画素単位のパルス巾変調を行い、SCR信号が1の
場合には2画素単位のパルス中変調を行う。
以下第1図を行いて、色信号処理部402、特徴抽出部
403、色処理制御信号発生部404の動作を詳細に説
明する。
〔特徴抽出部〕
特徴抽出部403は色判定部106と文字エツジ判定部
107により構成される。
第11図に各処理部の構成を示す。
第11図において1101は画素色列部であり、画素ご
とに黒であることを示すBLP信号、色味をおびている
ことを示すC0LP信号、どちらであるか不明であるこ
とを示すU N K P信号を発生し、エリア処理部1
102へ送る。領域処理部1102は5×5のエリア内
において、BLP、C0LP、UNKP及びG信号を領
域毎に判定してエラーをとり除きBL。
COL、UNKを発生し、CAMA号を生成する。
1103は文字エツジ判定部でありG信号により文字エ
ツジ部であるか否かの判定をしEDGEO信号を発生す
る。G信号のみにより文字エツジ部であるか否かの判定
をする理由は、第12図に示す様にR,G、Hの各信号
の中でG信号が最も被視感度特性に近い為、G信号でも
って白/黒イメージの文字エツジ検出信号に代表させる
ことが可能であるからである。
1104は網点判定部であり、文字エツジ判定部110
3からの濃度方向信号DSLによって、注目画素が網点
領域に含まれることを画素単位に判定したDOT信号を
出力する。原稿が網点印刷物である場合、文字エツジ判
定部1103は網点を文字として判定してしまうことが
多い。文字エツジに対して、本実施例では後述するよう
に記録画像のシャープさを改善するためにエツジ強調を
かけたり、記録解像度を増加させる等の処理を行う。網
点画像に対してこのような処理を施すとモアレが発生し
、記録画像の品位が著しく低下してしまう。そのためこ
の網点判定信号DOTにより原稿が網点部であることを
判定しゲート1105により文字エツジ信号EDGEが
発生するのを防ぐ。
ATLAS信号、SEG信号は制御部407より出力さ
れるものである。後に詳しく述べるがATLAS信号は
細かい文字をクリアに記録するための制御信号であり、
SEG信号は文字エツジ検出のスライスレベルを可変制
御する信号である。
第13図は、画素色判定部1101の彩度判定のブロッ
ク図である。
第13図において、工301はMAX/MIN検知器で
あり、1302〜1309はセレクタ、1310〜13
15は減算器で入力Aと入力Bに対してA−Bを出力す
る。1316〜1323はコンパレータで入力Aと入力
Bに対して1316.1319は2A>Hの場合、13
17゜1320.1322.1323はAGEの場合、
1318゜1321はA>2Bの場合に1を出力し、そ
れ以外の場合には0を出力する。1324〜1328は
ANDゲート、1329はNORゲート、1330はN
ANDA−トである。
上記構成において、MAX/MIN検知器1301には
、第14−1図に示す回路を用いる。第14−1図にお
いて、1350,1351.1352はコンパレータで
あり、それぞれR>G、G>B、BARの場合に1を出
力する。第14−1図に示す回路は、第14−2図に示
す様に、以下の判定信号SOO,SOI。
SO2,SIO,Sll、 S12を発生させる。すな
わち、MAXがRの場合又はR,G、 Bがすべて等し
い場合には5OO=l、5O1=SO2=O。
MAXがGの場合は、5ot=t; 5OO=SO2=
0゜MAXがBの場合は、5O2=l、 5OO=SO
1=O。
MINがRの場合又は、R,G、 Bがすべて等しい場
合には、510=1,511=S12=0゜MINがG
の場合は、511=1.510=SI2=O。
MINがB10)場合は、512=1.510=S11
=O。
となる。
例えば、MAXがRの場合にはR>GかっR2Hである
からコンパレータ1350はlを出力し、コンパレータ
1352はOを出力する。そしてANDIは1を出力し
、ORIは1を出力する。AND2.AND3はOを出
力する。すなわち5OO=1,5O1=SO2=0とな
る。同様の判定を行った結果が第14−2図に示す表で
ある。
MAX/MIN検知器の出力SOO,SQL、 SO2
はセレクタ1302に入力され、出力SIO,Sll、
 512はセレクタ1303〜1309に入力される。
セレクタ1302〜1309は第15−1図に示す様に
AND回路とOR回路で構成される。このセレクタによ
れば、第15−2図に示す様に、入力A、  B。
Cに対し5O=1,5L=32=OのときにAを出力し
、51=1,5O=S2=OのときにBを出力し、52
=1,5O=S1=OのときにCを出力する。本実施例
では入力A、  B、 CにR,G、 B信号を対応さ
せている。
本実施例の画素色判定は、R,G、 B信号の中で最大
のものの値をMAX、最小のものの値をMINとし、第
16−1図に示す様にA、  B、  C,Dの4つの
領域に区分することによって行う。
すなわち、無彩色の領域においては、MAXとMINの
差が小さく、有彩色に近くなればなるほど、M A、 
XとMINの差は大きくなることを利用して、MAX。
MINをパラメータとして線形の連立不等式によってM
AX−MIN平面を区分する。
具体的には、ka、 kb、 kc、 ia、 ib、
 ic、 WMX。
WMNを予め定められた定数とし、第16−1図の様な
A、  B、  C,Dの4つの領域に区分する。
Aは、暗い無彩色(黒)の領域である。(MAX。
MIN)がこの領域に含まれる条件は、MIN≦WMN
  又は MAX≦WMXであって、かつ MIN)がこの領域に含まれる条件は、MIN≦WMN
  又は MAX≦WMXであって、かつ のいずれかを満し、かつ のすべてを満たすことである。
Cは、有彩色領域である。(MAX、MIN)がこの領
域に含まれる条件は、 MIN≦WMN 又は MAX≦WMXであって、かつ のすべてを満たすことである。
Bは暗い無彩色と有彩色の中間の領域である。(MAX
のいずれかを満たすことである。
Dは、明るい無彩色(白)の領域である。(MAX。
MIN)がこの領域に含まれる条件は、のいずれも満た
すことである。
第16−2図は上記A、 B、 (1:、  Dの各状
態に対する出力信号を示したものである。すなわち、A
領域に含まれる場合には、 BLP=I、UNKP=COLP=O1B領域に含まれ
る場合には、 UNKP=1.BLP=COLP=0、C領域に含まれ
る場合には、 C0LP=1.BLP=UNKP=0、D領域に含まれ
る場合には、 BLP=l、UNKP=COLP=0、である。
上述の領域判定を行うのが第13図の1304〜133
0の回路である。MAX/MIN検知器1301の出力
に応じセレクタ1302.1303はそれぞれMAX信
号、MIN信号をR,G、  Bの中から選択するが、
セレクタ1303に連動してセレクタ1304〜130
9もそれぞれ定数ka、  kb、 kc、 ia、 
ib、 icの値を選択する。例えばMAXがR信号、
MINがG信号の場合にはセレクタ1304はKAG、
1305はKBG。
1306はKCG、 1307はiAG、 1308は
iBG、 1309はiCGを選択し、それぞれ定数k
a、 kb、  kc。
ia、 ib、  icとする。このように最小値がR
,G。
Bのいずれかによって定数ka、 kb、 kc、 i
a、 ib。
icの値を変更するのは以下の理由による。
さて、第16−lにおける色空間の分離は、CCDセン
サのR,G、 B色分解信号を用いている。このR,G
、  B信号のMAX、MIN平面は人間の視感度特性
からずれを持っている。すなわち原稿が何色かによって
無彩色領域、有彩色領域の線引きを切り換える必要があ
る。
このため本実施例では原稿色に応じてka、 kb。
kc、 ia、  ib、  icの各MAX軸切片値
を可変としている。原稿色を特定するために、本実施例
ではR,G、 Hの光量信号内のMIN信号がいずれで
あるかの判定結果を用いている。それは以下の理由によ
る。人間が判定する原稿の色味は原稿に含まれるC、M
、Yの反射濃度に依存するところが大きく、反射濃度の
最大色は光量信号の最小色に対応するからである。また
、R,G、 B光量信号をC9M、Y濃度信号に変換す
る際、−10g関数を用いるため光量信号の最大値側は
レンジが圧縮され、光量信号の最小値側はレンジが伸長
される。このように、濃度信号での色味を支配する色信
号の分離は光量信号のMIN色信号を用いるのが、判定
精度の面でも有利である。
そこで第15−1図にその構成の詳細を示すセレクタ1
304〜1309においてMIN色を示すデコード信号
AIO,Sll、S12を用いて、MIN色に応じたM
AX切片値ka、 kb、 kc、 ia、 ib、 
 icを発生させる。
本実施例では、CCDセンサの色分解フィルタを考慮し
て実験的に求めた値によりka、  kb、  kc。
ia、 ib、 icを以下の値にしている。ただし、
RIG、  Bのレンジは0から255までとする。
以上のように、MIN色毎に異なるMAX軸切片値を用
いて、減算器1316〜1315にてMAX値から減算
する。コンパレータ1316では2XMrN>(M A
 X −k a )を判定してMAX値とMIN値の組
合せが第16−1図の直線Sの上方にあることを検出す
る。同様にしてコンパレータ1317〜1321は各々
MAX値とMIN値の組みが各々直線t、  u。
v、  w、  xの上方にあることを検出する。
また、コンパレータ1322.1323にてMAX値、
MIN値が所定値WMX、WMNよりともに大きいこと
検出してゲート1324にてAND処理することで読取
画素が白地肌部であることを示すWB倍信号生成する。
以上の信号を以下のようにエンコードすることでBLI
、UNKI、C0LI信号は生成される。BE、1信号
は第16−1図のA領域なのでANDゲート1325で
直線s、 t、 uの上方にあることを検出し、AND
ゲー) 1326でD領域でない条件を付加している。
C0LI信号は直線v、w、xの下方にあることをNA
NDゲート133oで検出しD領域でない条件をAND
ゲート1328で付加している。
UNKI信号は直線S、 t、 uの下方にあり直線V
W、  Xの上方にあることをNORゲート1329で
検出してANDゲート1327でD領域でない条件を付
加している。
〔エリア処理部〕
第7図に第11図に示すエリア処理部11o2のブロッ
ク図を示す。
画素色判定部1101によって判定されたBLP。
C0LP、UNKPの信号は、ラインメモリ1701゜
1702、 1703. 17041mよッテライン遅
延され第3図示のH3YNC信号、cLK信号によって
同期をとられ、5ラインが同時に出力される。ここで、
BKP。
C0LP、UNKPを 1ライン遅延したものをそれぞれ BE2.C0L2.UNK2. 2ライン遅延したものをそれぞれ BE3.C0L3.UNK3. 3ライン遅延したものをそれぞれ BE4.C0L4.UNK4. 4ライン遅延したものをそれぞれ BE5.C0L5.UNK5 とするとき、1705で各信号を5画素遅延した。第8
図に示す5×5のエリア内で黒画素(BL)の数をカウ
ントし、NBを得、同様にカウント手段1706で有彩
色画素(COL)数をカウントしNCを得る。
更に、コンパレータ1707により5×5のブロック内
での黒画素の数NBと有彩画素の数NCを比較する。
更に、ゲート回路1708. 1709. 1710.
 1711゜1712.1713,1714.1715
を通じて5×5のエリアの中心画素に対する画素色判定
部の出力BK3゜C0L3.UNK3の結果と共に演算
され中心画素が黒であることを示すBL倍信号、中心画
素が有彩であることを示すCOL信号と、中心画素が中
間彩度であることを示すUNK信号が出力される。この
ときの判定基準は、第1判定基準の判定結果が、黒画素
及び有彩画素であったものに対しては、判定を覆さない
。すなわち、BL3=1又はC0L3=1である場合に
はBL=1又はC0L=1となる。又、第1判定基準の
判定結果が有彩画素と無彩画素の中間であったものに対
しては、コンパレータ1716にて、黒画素数が所定値
(NEC)以上であるかを判定し、コンパレータ171
7にて有彩画素数が所定値以上であるかを判定する。さ
らにコンパレータ1707にて、黒画素数と有彩画素数
のどちらが多いかを判定する。そして、黒画素数が所定
値以上でありNB>NCの場合、即ち注目画素がUNK
であっても該注目画素を含む5×5のマトリクス内で黒
画素が多ければゲートエフ08にてUNK3はBLとな
る。
また、有彩画素数が所定値以上でありNB≦NCの場合
、即ち注目画素がUNKであっても該注目画素を含む5
×5のマトリクス内で有彩色画素が多ければゲート17
09にてUNK3はCOLとなる。
本実施例においては走査光学系206.207.208
の走査ムラや結像光学系209の倍率誤差による原稿の
色の変化点における色にじみを取り除くため上述の様な
アルゴリズムによって有彩色、無彩色の判定を行ってい
る。そして、UNK3信号の周辺に、黒画素も有彩画素
も所定数以上存在しない場合にはゲート1713. 1
714. 1715で検出して中間彩度信号UNKを出
力する。
次に第17−1図に第11図に示すエリア処理部内に含
まれるCAN信号発生部の構成を示す。
第7図に示したBL倍信号発生のためのロジック回路で
は、注目画素が黒画素であると周辺に関係なくBL倍信
号出力される。しかし、前述の走査速度ムラや結像倍率
誤差があると第9図のように色信号(C)の周辺に色に
じみによる黒信号(Bk)が発生することがある。この
色にじみ(C)による黒信号(Bk)は色信号の周辺に
おいて第10図に示す様に発生するため色信号より光量
値は大きくなる。そこで第7−1図に示すCAN信号発
生部では注目画素の周辺に注目画素より光量値が小さい
色信号(COL)が存在するかを検出してCAM信号を
発生させる。
本実施例では光量信号として、前述の被視感度特性に最
も近いG信号を用いる。このG信号を1ラインのfif
oメモリ1718,1719.1720で遅延させて注
目ラインG3信号とその前後に1ライン分離れたG2.
G4信号を演算部1722に入力する。
これと同時に第7図で作った3ライン分色判定信号C0
L2.C0L3.C0L4を入力する。
第17−2図に演算部1722の詳細を示す。
G2. G3. G4. C0L2. C0L3. C
0L4は1723〜1735に示すフリップフロップに
よって各々2画素もしくは3画素遅延される。ここで注
目画素は、G32とC0L32となる。G32はコンパ
レータ1737〜1740によって周辺画素G22. 
G31. G33. G42と比較される。コンパレー
タ出力は周辺画素が注目画素より光量値が低い時Hを出
力する。そしてANDゲート1741−1744にて、
周辺画素の色判定信号とANDを取って、ORゲート1
745にてCAN信号を出力する。
即ち注目画素周辺のレベルが注目画素のレベルより低く
かっ色成分が有る場合には第9図、第10図に示す様な
色にじみが派生されていると判定し、CAN信号を発生
する。
これは例えば「あずき色」の文字を読み取って得られた
電気信号を処理する際に発生する色文字周辺の「黒にじ
み」が発生することを防止するために都合が良い。
〔文字エツジ判定部〕
次に第19図を用いて文字エツジ判定部の動作を説明す
る。
概念図を示す第19図中(a)に示す原稿1901は、
濃淡を有する画像の例であり、文字エツジ領域1902
と網点で表現される中間調領域1903を含む。画像中
のエツジ情報を抽出する方法として、本実施例において
は1904に示す様に注目画素X i、 jをとり囲む
近傍9画素を一つの単位とする画素ブロックにおける急
峻な濃度変化が存在するか否かの判定を行い、さらに、
急峻な濃度変化点が特定方向に連続して存在することを
利用する。
具体的には、注目画素X11.に対し、その近傍画素の
差分値のをとり、 で表現されるパラメータをとり、その大小判定で、急峻
な濃度変化が存在するか否かの判定を行い、更には、急
峻な濃度変化点が特定の方向に連続して存在するかどう
かの判定を行う。尚X iJ等については第19図中の
(b)に示す様に注目画素及び周辺画素である。
具体的には、第19図の1905に・示すような右側に
高濃度がある縦方向のエツジの検出は、第6式のJ+の
値が大きい点が縦方向に連続しているという性質がある
(第21図2101.2102)。1906に示すよう
な下側に高濃度がある横方向のエツジの検出は第6式の
J2の値が大きい点が横方向に連続しているという性質
がある(第21図2103.2104)。
1907に示すような右下方向に高濃度のある右ななめ
方向のエツジの検出は第6式の13の値が大きい点が右
ななめ方向に連続しているという性質がある(第21図
2105.2106)。1908に示すような左下方向
に高濃度のある左ななめ方向のエツジの検出は第6式の
14の値が大きい点が左ななめ方向に連続しているとい
う性質がある(第21図2107゜2108)。190
9に示すような左側に高濃度のある縦方向のエツジの検
出は第6式のJ5の値が大きい点が縦方向に連続してい
るという性質がある(第21図2109.2110)。
1910に示すような上側に高濃度のある横方向のエツ
ジの検出は第6式の16の値が大きい点が横方向に連続
しているという性質がある(第21図2111.211
2)。1911に示すような左上方向に高濃度のある右
ななめ方向のエツジの検出は第6式のJ7の値が大きい
点が右ななめ方向に連続しているという性質がある(第
21図2113.2114)。1912に示すような右
上方向に高濃度のある左ななめ方向のエツジの検出は第
6式のJ8の値が大きい点が左ななめ方向に連続してい
るという性質がある(第21図2115.2116)。
一方、1909〜1912に示す様な網点部分において
も11〜J4までの値が太き(なる。さらに網点のサイ
ズが大きくなると特定方向の連続性も発生して来るため
文字エツジとして誤判定されてしまうことになる。
この網点画像は第22−2図に示すような濃度の対称性
を有している(詳しくは後述する。)。本実施例ではこ
の網点画像の特徴を抽出する手段を設は網点と判定した
場合には文字エツジの検出結果をキャンセルするように
構成されている。
第18−1図に文字エツジ判定部のブロック図を示す。
第18−1図において1801は濃度変化検出部であり
、1802は文字エツジを抽出するための濃度変化の連
続性を検出する部分である。1842は注目画素が網点
画像であることを検出する網点判定部であり、内部には
網点特徴抽出部1827、網点エリア判定部1828を
有す(内部の詳細については後述する)。網点検出信号
DOTが“l”になるとNANDゲート1840の出力
が0となり(ATLAS二〇の場合)、ANDゲート1
.841により、文字エツジ判定信号EDGEOがキャ
ンセルされEDGE=0となる。即ち、たとえエツジが
有ると判定された部分であっても、網点であると判定さ
れればこれらはエツジから除外され、文字エツジ判定信
号は“0″ となる。
しかし、地図のような原稿においては網点画像中に微細
な文字が書かれている。したがって、例えば操作者によ
り操作部407を介して地図モードが選択されこれに応
じて制御部401によってATLAS=1となれば、N
ANDゲート1840によってDOT信号はキャンセル
され、網点中の文字エツジ情報はEDGE=1として出
力される。
次に第18−1図に示す1801の濃度変化点検出部を
以下に説明する。
画信号Gは信号変換テーブル1826によりTXG信号
に変換される。信号変換テーブル1826の構成を第1
8−8図に示す。
第18−8図において信号変換テーブルは1881と1
882の2種類がある。テーブル1881の入力と出力
との関係は次式のように構成される。
ここでテーブルの入力・出力とも8ビツトの信号であり
、信号値は0〜255の範囲である。このテーブル18
81は通常のカラー写真、網点写真1文字の各種情報の
混在した原稿の文字エツジ判定に用いられる。
そもそも文字エツジ判定部は通常原稿中の文字情報を他
の写真情報から分離するものである。通常の文字情報は
白地中に記録されているものが多い。その反面、写真情
報は濃度情報の連続的な変化で記録されており、白地中
に急峻な濃度変化を持つことはほとんどない。
そこでテーブル1881では白地中の文字情報を分り易
くするために、白地(レベル255)付近の情報のレベ
ル変化を大きくとっている。そして写真に多く見られる
ある程度濃度を持った地肌に対する濃度変化を文字エツ
ジとして検出しづらくするため黒地(レベル0)付近の
情報のレベル変化を圧縮している。そのためテーブル1
881ではy−X2の特性でO≦X≦1の範囲を用いて
いる。
一方においてテーブル1882は次式のように入力と出
力のレベル変換を行わないものである。
out   =   in この信号変換テーブル1882は地図のようす色地航中
に記録されている微細な文字情報を分離するためのもの
である。そのため色地航中の文字情報も白地中の文字情
報も同等に分離されるように入力=出力となっている。
この2つの変換テーブルの出力はセレクタ1883によ
って選択されてTXG信号となる。セレクタ1883の
選択信号としてATLAS信号が入力されており、Hレ
ベルでは1882の出力が、Lレベルでは1881の出
力が各々選択される。
第18−8図に示すセレクタ1883から出力されるT
XG信号はラインメモリ1803及び1804により遅
延され、3ラインが同時に第18−1図示の検出器18
05 (内部は第20−1図に示す)に入力され、8種
類の濃度変化情報AKI−AK8が出力される。ここで (以下余白) として表わされそれぞれ注目画素に対して右、下右下、
左下、左、上、左上、右上方向に急峻な濃度の増加があ
る場合lとなりそれ以外は0となる。
ここでT1は主走査方向濃度変化検出スライスレベル、
T2は副走査方向濃度変化検出スライスレベル、T3は
ななめ方向濃度変化検出スライスレベルであり、ATL
US信号と4ビツトのSEG信号によって可変制御され
る。尚SEG信号は第1図示の操作部407から使用者
により入力されるデータである。
検出器1805は第20−1図に示す様に、フリップフ
ロップ2001〜2006、差分算出器2007〜2o
14、コンパレータ2015〜2122より成る。
すなわち第20−1図中でフリップフロップ2001〜
2006において画像クロックCLKによって第9図(
b)の1904に示す画素の画像データがラッチされ、
差分算出器2007〜2014において、前述のJ1〜
J8を算出し、コンパレータ2015〜2022におい
て、判定結果AKI〜AK8が出力される。2023は
濃度変化検出スライスレベル発生部でありATLUS信
号、SEG信号をアドレスとして入力し、T1T2.T
3をデータとして出力するROMテーブルである。この
テーブルの内容を第20−2図に示す。
本実施例においてはSEG信号はOから8まで9段階に
変化する。この値が大きくなるとスライスレベルT l
r  T2+  T3も大きくなる。その結果原稿中に
大きな濃度変化がないと濃度変化信号AKI〜AK8が
発生しなくなる。逆にSEG信号値を小さくするとT 
In  72+  ”T3は小さくなり原稿中の小さな
濃度変化によりAKI−AK8が発生する。
即ち本実施例においてはSEG信号を制御することによ
って濃度変化の検出の度合いをかえている。またATL
AS信号が1の場合はATLAS信号が0の場合に比べ
てT、、T2.T3値が全体的に約半分になり原稿の微
小な濃度変化を検出し易くなる。
その結果としてATLAS信号がlの場合は原稿の微細
な文字情報も検出される。
第18−1図に戻り1802は急峻な濃度変化が、その
濃度変化の方向に対して90°の角度を持った方向に連
続していることを判定する部分である。本実施例では第
22−1図に示すように、注目画素を中心とする5×5
の画素ブロック内での濃度変化の連続を見ている。例え
ば第22−1図に示す2201 。
2202はたて方向のエツジの連続を検出する場合の参
照画素を示す。前述の周辺画素の濃度変化の特徴がAK
IもしくはAK5である画素が3画素連続していること
を検出する場合の参照画素である。2203゜2204
は同様にAK2もしくはAK6の連続を検出する場合の
参照画素である。2205.2206はAK4もしくは
AK8の連続を検出する場合であるし、2207゜22
08はAK3もしくはAK4の連続を検出する場合の参
照画素である。
本実施例において濃度変化の連続を抽出する際に注目画
素を連続性チエツクの中心に持って来ないのには次の理
由がある。すなわち、第22−3図に示すように、文字
端部を構成する画素も連続エツジに含まれる画素として
判定するためである。
上記の5×5の領域で濃度変化の連続を検出するために
、濃度変化点検出部で検出された各画素毎の8方向のエ
ツジは4ラインのラインメモリ1805〜1808によ
って遅延される。このようにして形成された5ライン分
の濃度変化情報AKI〜AK8、BKI〜BK8、CK
I〜CK8、DKI〜DK8、EKI〜EK8は各々第
22−1図に示した連続性をチエツクされるべく1段か
ら5段までのフリップフロップで画素遅延される。その
後NANDゲート1809〜1824で中心画素(CP
U3.CBr4.CLF3.CRT3゜CUL3.CB
R3,CUR3,CBL3)を端部とする3画素の連続
を検出し、NORゲート1825にて中心画素が連続エ
ツジを構成していることを示すEDGEO信号を発生す
る。例えばゲート1809はAK6の特徴が第22−1
図に示す2203の形で連続していることを検出してい
る。
又1810はAK6の特徴が第22−1図に示す22o
4の形で連続していることを検出している。同様にゲー
ト1811はAK2の特徴が2203の形で連続してい
ることを検出している。ゲート1812はAK2の特徴
が2204の形で連続していることを検出している。ゲ
ート18】3はAK5の特徴が2201の形で連続して
いることを検出している。ゲート1814はAK5の特
徴が2202の形で連続していることを検出している。
ゲート1815はAKIの特徴が2201の形で連続し
ていることを検出している。ゲート1816はAKIの
特徴が2202の形で連続していることを検出している
。ゲート1817はAK7の特徴が2208の形で連続
していることを検出している。
ゲート1818はAK7の特徴が2207の形で連続し
ていることを検出している。ゲート1819はAK3の
特徴が2208の形で連続していることを検出している
。ゲート1820はAK3の特徴が2207の形で連続
していることを検出している。ゲート1821はAK8
の特徴が2205の形で連続していることを検出してい
る。ゲート1822はAK8の特徴が2206の形で連
続していることを検出している。ゲート1823はAK
4の特徴が2205の形で連続していることを検出して
いる。ゲート1824はAK4の特徴が2206の形で
連続していることを検出している。
このように第19図に示す文字領域中1902中の文字
エツジ部のみがEDGE信号として判定され出力される
〔網点判定部〕
第18−1図に示す1842の網点判定部は第23−2
図に示すような網点の持つ対称的な濃度変化を検出する
網点特徴抽出部1827と網点特徴信号DOTOが一定
サイズのエリア内において一定数以上分布していること
を検出する網点エリア検出部1828より構成される。
これは漢字等の複雑な文字情報中にも第23−2図に示
すような対称的な濃度変化を示す部分が存在するためで
ある。この複雑な文字中には対称的な濃度変化は広い範
囲で存在しないが、網点原稿中には対称的な濃度変化が
広範囲に分布するため本実施例では一定サイズのエリア
内のDO’TO信号数をカウントすることで、網点のエ
リア判定を行う。
第23−1図に、網点判定をする為の判定画素群を示す
。第23−1図に示すように注目当該画素225゜を中
心として2251,2252,2253.2254に太
わくで示す様な各々4画素から成る画素群において、そ
れぞれ特徴的な濃度変化を検出して網点を検知する。
第18−2図に網点特徴抽出部1827の構成を示す。
第18−2図において文字エツジ判定部よりの濃度方向
信号DSLによって以下の様に網点を検出している。
ゲート1851の出力は画素群2254において少な(
とも一画素以上下向きの濃度変化が存在することを示し
、 ゲート1852の出力は画素群2253において少なく
とも一画素以上上向きの濃度変化が存在することを示し
、 ゲー) 1853の出力は画素群2254において少な
くとも一画素以上上向きの濃度変化が存在することを示
し、 ゲー) 1854の出力は画素群2254において少な
くとも一画素以上下向きの濃度変化が存在することを示
し、 ゲート1855の出力は画素群2252において少なく
とも一画素以上右向きの濃度変化が存在することを示し
、 ゲート1856の出力は画素群2251において少なく
とも一画素以上左向きの濃度変化が存在することを示し
、 ゲート1857の出力は画素群2252において少なく
とも一画素以上左向きの濃度変化が存在することを示し
、 ゲート1858の出力は画素群225Iにおいて少なく
とも一画素以上右向きの濃度変化が存在することを示す
これらの出力は、ゲート1859〜1865によって論
理演算され、結果的には第23−2図の2210゜22
11、2212.2213に示す様な4通りの場合に出
力DOTOが“1” となる。
第23−2図において記号→は、太線で囲まれた画素群
の中に、右向きの濃度変化が、1画素以上存在すること
を示し、 同様に記号←は、太線で囲まれた画素群の中に、左向き
の濃度変化が、1画素以上存在することを示し、 記号官は、太線で囲まれた画素群の中に、上向きの濃度
変化が、1画素以上存在することを示し、記号集は、太
線で囲まれた画素群の中に、下向きの濃度変化が、1画
素以上存在することを示す。
尚2210に示す様な場合は、2214又は2215に
示す様な網点部分であり、2211に示す様な場合は、
2216.2217に示す様な網点部分であり、221
2に示す様な場合は、2218.2219に示す様な網
点部分であり、2213に示す様な場合は、2220.
2221に示す様な網点部分である。
第18−3図は、第18−2図に示す1827で生成さ
れたDOTO信号に対し広いエリアで判定を加え、当該
注目画素近傍にDOTO=“1”である点があるか否か
の信号DOTIを形成する。網点エリア検出部である。
1831は、当該注目画素を含む4×3のウィンドウ中
に、1個以上DOTO=″l”なる点が存在するか否か
の判定部であり、存在する場合には“I″を、そうでな
い場合には“0”をDOTO”  として出力する。1
8311.18312はラインメモリであり、それぞれ
1ラインの遅延を与え、フリップフロップ18313に
同時、こ3ライン分のDOTOが入力されORゲート1
8314、フリップフロップ18315,18316゜
18317によりそれぞれ1クロツクの遅延がなされそ
れらの出力がORゲート18318に入力されDOTO
’を得る。このとき、例えば第18−4図の様に、連続
した3ラインにおいてDOTOとして1(図)とO(ロ
)とが混在して出力されたとき、1851で示す注目画
素に対しては、1852で示す3×4のウィンドウ内で
論理ORがとられDOTO’  が演算される。
この操作により、網点画像中にまばらに存在していたD
OTO信号が比較的連続したDOTO’ 信号に変換さ
れる。
一方、第18−3図中の1832はDOTO’ 信号を
広域にわたり計算し当該注目画素が網点領域にあるか否
かを示すDOTO信号を生成する。
18321.18322はラインメモリでありそれぞれ
lライフ分の遅延を行わせる。18323.18324
は計算器である。
第18−5図に示す様に、当該注目画素1861 (副
走査iライン目、主走査j番目の画素)に対し、主走査
4画素おき、副走査lラインおきにDOTO’をサンプ
リングする。lライン前(i−1ライン目)において、
Nを適当な整数としく本実施例では以下の演算を行う。
N=16) 当該注目画素のlライン後(i+1ライン目)において 以上のSUMLI、SUMRI、SUML2.SUMR
2を出力する。
18325.18326は加算器でありそれぞれ当該注
目画素の左側におけるDOTO’  のサンプリング和
SUMLをSUML1+SUML2===OSUMLと
して演算し、当該注目画素の右側におけるDOTO’ 
のサンプリング和SUMRをSUMR1+SUMR2−
>SUMRとして演算出力する。
18327及び18328はコンパレータ、18329
はORゲートであり、1830はROMテーブルであり
、アドレスとして入力される4bitのSEG信号に対
応して網点判定スライスレベル値T4を出力する。
本実施例ではN=16としているため注目画素の主走査
方向の前後に4N=64画素ずつ副走査方向に5ライン
の2つのエリアで網点を検出している。
SUML>T 4もしくはSUMR>T 4の少なくと
も一方が成立したときのみにDOTが“1”と出力され
それ以外は“O”になる。信号DOTは、結果として網
点の領域において“1”となる領域信号となる。
ROMテーブル1830の内容を第18−6図に示す。
SEG信号値が大きくなるにつれて網点判定のスライス
レベルが小さ(なり、第23−2図に示すような濃度パ
ターンが原稿中にわずかに存在するだけで網点判定をし
DOT信号を出力する。
即ち以上の実施例においては網点画像を判別するために
例えば4×3のウィンドウの中に網点の様にドツトが連
なる点が有るかを判別しドツトの連なる点が所定エリア
内に所定個以上有れば網点領域と判別している。
以上説明したのが、第1図示403の特徴抽出部である
。次のこの特徴抽出部からの画素毎の色判定信号SL、
UNK、COL、CANと文字エツジ判定信号EDGE
を用いた色信号処理部402と色処理制御信号発生部4
04の動作を第1図の色処理回路において説明する。
103は光量信号−濃度信号変換部でありO〜255レ
ンジのR,G、 B信号は次式によりO〜255レンジ
のC,M、Y信号に変換される。
このC,M、Y信号に含まれる黒成分には、黒抽出部1
04により次式のように決定される。
K=min (C,M、Y) このKを加えた4色の濃度信号C,M、  Y、  K
はU CR/ M a s k部105において下色除
去されるとともにプリンタ202の現像材の色にごりを
除去すべく次式により演算される。
・・・式・・・ ここでa 11 ′va 141 a 21 ′a 2
41 a 31− a u r a 41〜a44はあ
らかじめ定められた色にごり除去のためのマスキング係
数であり、u l+ u2.u3はに成分をM、C,Y
の色成分から除去するためのUCR係数である。ここで
M’ 、 C’ 、 Y’ 、 K’  は制御部40
1からの2ビツトの現像色信号PHASEによって1つ
が選択され、■1信号として出力される。
PHASE信号の0.1. 2.3に対応してM’、C
’Y’ 、に’  が選択される。
112.113は、ライン遅延メモリであり特徴抽出部
からの文字エツジ判定信号の生成に3ラインと4クロッ
ク分遅延するためvI倍信号M信号も同様に3ラインと
4クロツク遅延させるものである。
一方、色判定部106はBL、UNK等の判定出力を生
成するまで2ラインと2クロツク遅延する。この遅延量
を文字エツジ判定部107の遅延量に合致させるために
ライン遅延メモリ120によってlラインと2クロック
分遅延させた信号BLI、UNKI。
C0LI、CANIを生成する。
〔重み付は加算部〕
次に第1図の114〜116から成る重み付は加算部の
動作について説明する。第24−1〜−7図に各種色状
部で読まれたrAJ文字における色判定信号1文字エツ
ジ判定信号を示す。第24−7図に示す文字のaに示す
断面の判定信号を第24−1図〜第24−6図に示す。
第24−1図は黒いrAJ字を黒として読み取った場合
の各信号のタイミングチャートを示す図であり、無彩濃
度信号(以下ND倍信号記す。)を示す。113によっ
て遅延されたM2信号は読取光学系のボケにより第24
−7図に比べてなまって読まれる。またエツジ信号は前
述のAK3とAK7の濃度変化の連続により文字端部よ
りふくらんだ形で形成される。色判定信号としてはBL
I信号のみが発生する。
ここで、ND倍信号示すM2信号及びEDGE信号は、
グリーンの色分解信号を用いているためグリーン色の文
字以外は第24−2図以降も概略第24−1図と同様の
出力を示す。グリーン色の文字の場合はM2信号及びE
DGE信号は生成されない。
第24−2図は色文字で構成されたrAJ文字を読み取
った場合であり、色であることを示すCOLI信号及び
白画素の周辺に白画素以上の濃度を持った色画素が存在
することを示すCANI信号が図の如く発生する。
第24−3図は中間彩度文字で構成されたrAJ字を読
取った場合であり、中間彩度を示すUNKI信号が発生
する。
第24−4図は黒文字で構成されたrAJ文字を色ズレ
して読んだ場合であり、第24−1図に比べてBLI信
号が細る一方で、その周辺に色ズレによる中間彩度信号
UNKIが発生する。第24−5図は色文字で構成され
たrAJ文字を色ズレして読んだ場合であり、第24−
2図に比べてC0LI信号が細る一方で文字縁部にUN
KI信号が発生する。また、CAN1信号も色と判定さ
れる部分が減少する分、文字縁部の外側に相当する部分
が細って発生する。
第24−6図は中間彩度に近い色文字が色ズレして読ま
れ縁部に黒判定画素が発生した場合を示す。
この場合UNK1信号の代りにBLI信号が発生する以
外第24−5図と同一の信号が発生する。
また第25−1図〜第25−3図は第24図の黒文字、
中間彩度文字、黒文字の縁部中間彩度文字の各場合のa
断面を拡大したものである。ここでv2は現像色がM、
C,Y、Bkの場合の回路105の出力信号の一例を示
している。
第25−1図は黒文字を読んだ場合であり、回路105
にてUCRが作用しているためM、C,Yの色成分は2
0%程度に減少している。しかし、この文字は黒文字で
あるので極力黒トナーを用いて記録するのが望ましい。
また、第24−4図に示すような黒文字の縁部に発生す
る中間彩度はM、C,Yの色成分を極力域することが望
ましい。それとは反対に第24−5図に示すような色文
字の縁部に発生する中間彩度はに成分を減することが望
ましい。また、第24−6図のように色文字の縁部に発
生する黒成分は第24−i図の黒文字エツジと区別した
い。
以上より、本実施例では第26図に示すように色判定信
号と文字エツジ判定信号の結果に従って、UCR/ M
 a s k回路105からのカラー記録信号量2 (
M’C’ 、  Y’ 、 K’ )とND信号M2を
適宜まぜ合わせて色記録を行う。
第26図(a)では、第24−1図の黒文字EDGEに
相当し、現像色がM、C,Yの時にはO信号(現像せず
)を出力し、現像色がBkの時には濃度信号M2を出力
する。第26図(C)では第24−3図や第24−5図
の中間彩度Jツジに相当する。この場合はエツジの黒成
分を強調するために、現像色がM、C,Yに対しては色
記録信号v2として105より発生するM’ 、  C
’ 、  Y’  の半分を各々出力し現像色がBkの
場合は、色記録信号v2のに′ 出力と濃度信号M2を
各々、50%ずつ加算した信号を出力する。第26図(
f)では第24−1図の黒文字の非エツジ部に相当する
。ここでは、Bk単色で記録されるエツジ部との信号の
つながりを良くするために、色記録信号v2のM’ 、
 C’ 、 Y’ 成分を374に減じ、Bk記録時の
に′成分の3/4に濃度信号M2の1/4を加算してい
る。第26図(b)。
(d)、  (g)はCANI信号により上記の黒強調
動作が行われないものである。
次に第25−1図〜25−3図を用いて第26図の演算
による画信号の変化を説明する。なおここでV2 (M
)はPHASF、=O(7ゼンタ現像色)の時のv2出
力を意味する。V2 (C)、V2 (Y)、V2(B
k)も各々シアン、イエロー、ブラック時の■2出力で
ある。
第25−1図では黒文字部であり、b′の部分が第26
図の(a)に相当するエツジ部分である。ここでは、M
、C,Yの記録信号量はOとなり、Bkの信号として濃
度信号M2が出力される。Cの部分は第26図の(f)
に相当する黒部分のうちの非エツジ部であり、現像色M
、C,Yの■4信号■4(M)、 V4 (C)、 V
4 (Y)はV2 (M)、 V2 (C)。
V2 (Y)17)3/4となりBk(7)信号として
V2(Bk)の3/4とM2の1/4を加算した値であ
る。
第25−2図は中間彩度文字であり、d部分が第26図
(C)に相当するエツジ部である。ここではV4 (M
)、V4 (C)、V4 (Y)はV2 (M)、V2
(C)、V2 (Y)(7)1/2となりV4 (Bk
)はv2(Bk)の1/2とM2の1/2を加算した値
となる。
第25−3図は黒文字のエツジ部に中間彩度が発生した
場合であり、エツジ部eはd部と同じ処理をされ非エツ
ジ部は黒判定により(BL=1)C部と同じ処理をされ
る。これにより黒文字縁部の色信号が減少する。
第26図のV44倍を発生させるために、第1図におい
て乗算器114.115と加算器116を用いている。
そして、乗算係数発生部108において、BLI。
UNKI、C0LI、CANIの各色判定信号と、文字
エツジ判定信号EDGEを受けて乗算器の乗算係数GA
INI、GAIN2を発生する。
乗算係数発生部108は第27図に示すようにROMで
構成されており図示する様にBLI、UNKI、C0L
I。
CANI、EDGEの5ビツトの判定信号とPHASE
アドレスとして入力し、それに対応して各3ビツトづつ
の2つのゲイン信号GAINI、GAIN2を出力する
このROMのアドレスと出力の関係を第28図に示す。
ここでのゲイン信号は実際のゲインを4倍したものであ
り、乗算器114. 115にて実質的に1/4倍して
入力V2.M3に乗算される。
第29図に乗算器114,115の詳細を示す。8ビツ
トの画信号はビットシフト形乗算器2901.2902
で各4倍、2倍される。それらが3ビツトのゲイン信号
GAIN (2)、 GAIN (1)、 GAIN 
(0)によってゲー)2903.2904.2905で
選択された加算器2906.2907で加算される。こ
の後ビットシフト形の除算器2908で1/4倍され2
55リミツタ2909にて255以上の9ビツトデータ
は全て255の8ビツトデータにまるめられて出力され
る。
以上のようにして色判定信号と文字エツジ判定信号によ
り重み付は加算された色記録信号v2と濃度信号M2は
空間フィルタ117に入力される。
〔空間フィルタ部〕
第30図に本実施例における空間フィルタ(第1図の1
17に示す)の構成図を示す。第30図の空間フィルタ
は3×3画素のラプラシアンフィルタを用いたエツジ強
調フィルタであり、ラプラシアンの乗数を1/2.1の
2種類で切換可能としている。
3001と3002は各々ライン遅延メモリである。
このライン遅延メモリによって生成された3ライン分の
画信号V4.  V42.  V45は各々フリップフ
ロップ3003〜3006でlクロックずつ遅延される
ココテ注目画素V43となり、V41.V42.V44
゜V46はラプラシアンを構成すべく乗算器3007〜
3010で(−l)倍され各々加算器3011.301
2゜3013で加算される。さらに注目画素V43を乗
算器3014で4倍して加算器3015で3013の出
力と加算してラプラシアンLが生成される。このラプラ
シアンしは乗算器30I6で172倍される。加算器3
0I7において注目画素V43とL/2は加算されて弱
いエツジ強調信号Elを発生する。加算器3018では
注目画素V43とラプラシアンLを加算して・強いエツ
ジ強調信号E2を発生する。この2種類のエツジ強調さ
れた信号と注目画素そのものの信号V43は制御信号D
FIL (1)、 DFIL (0)で選択されてv5
5倍として出力される。DFIL (1)が0でDFI
L (0)が1の場合は弱いエツジ強調信号E1が選択
されDFIL (1)がlでDFIL (0)が1の場
合は強いエツジ強調信号E2が選択され、DFIL(0
)がOの場合はエツジ強調のかからない画信号V43が
選択されv55倍として出力される。
このフィルタの切り換え信号DFIL (1)、 DF
IL(0)からなる2ビツトのDFIL信号を発生させ
るのがフィルタ制御信号発生部である。
本実施例においては、黒い文字エツジ部には強いエツジ
強調をかけて黒字エツジをシャープに出力するようにし
ている。また、非文字エツジ部にはエツジ強調によって
色調が変化するのを防ぐためエツジ強調はかけない。そ
して中間彩度及び色の文字エツジ部はエツジ部をシャー
プに記録しつつエツジ強調による色調の変化がさほど目
立たせないよう、弱いエツジ強調をかけるべく構成され
ている。なおCANI信号が1の場合は色文字エツジ縁
部の色ズレによって発生したBLI信号、UNKI信号
であるのでEDGE強調をしない。第31図に第30図
に示すフィルタを制御する第1図に示すフィルタ制御信
号発生部109の回路を示す。その論理式を第32図に
示す。
FILTER回路117において注目画素はlラインと
1クロツク遅れるため、フィルタ制御回路発生部109
からのFIL信号は1ラインメモリ121にてlライン
と1クロツク遅延されて、DFIL信号となる。同様に
してガンマ切換信号発生部110からのGAM信号とス
クリン切換信号発生部111からのSCR信号も、lラ
インとlクロック遅延してDGAM信号、DSCRSC
上なる。
〔ガンマ変換部〕
第1図に示すガンマ変換部118においては、画像の濃
度変換を行う。ガンマ変換部118は第33図のように
ROMで構成されており、フリルタ処理された8ビツト
の■5信号がROMのアドレスとして入力され、それに
対応したガンマ変換出力がROMのデータ端子より8ビ
ツトのVIDEO信号として出力される。さらにv5信
号とともにアドレスラインに入力される2ビツトのDG
AM信号によって第34図に示すように、4種類のガン
マ変換特性が選択出来る。
第34図においてDGAM=0の場合は入力=出力の場
合であり、非文字エツジ部に適応されるものである。D
GAM=1の場合は図のようにO〜255の入力に対し
て0側、255側ともにj−区間に対応する入力には0
及び255の出力を発生し、その間る。これは低濃度入
力である近傍入力に対しては、より薄い濃度のVide
o信号が出力され、高濃度入力である255近傍入力に
対しては、より高濃度のVideo信号が出力され、中
間濃度である128近傍の入力の濃度変化を強調するこ
とになるので、文字エツジをよりシャープに記録するこ
とが出来る。
このDGAMIは色文字エツジに適応される。
DGAM=2の場合はDGAM=1のjの値をさらに大
きいkとしたものであり、さらに文字エツジがシャープ
に記録される。しかし、入力と出力の直線性が崩れて来
るので、色調が保障されなくなる。
そのためDCAM=2は中間彩度文字エツジに適応され
る。
DGAM=3の場合はkよりさらに大きい値のlを用い
た特性であり、シャープさをより求められる黒文字エツ
ジに適応される。
このガンマ切換信号DGAMはガンマ切換信号発生部1
10からGAM信号をライン遅延121にて1ラインと
1クロツク遅延されたものである。ガンマ切換信号発生
部110は第35図に示すようにROMで構成されてお
り色判定信号2文字エツジ判定信号をアドレスとして入
力してGAM信号をデータとして出力する。ROMテー
ブルの内容を第36図に示す。前述のように黒文字エツ
ジ部(EDGE=1゜BL1=1)はCAM=3となり
中間彩度文字エツジ部(EDGE=1.UNK=1)は
CAM=2となるが、いずれの場合も色ズレによってB
L1=1もしくはUNK=1となったことを示すCAN
I信号があった場合には文字エツジを強調しないように
CAM=0とする。
(PWM変調部〕 ガンマ変換されたVIDEO信号はPWM変調部119
にてパルス巾信号に変換される。そして、そのパルス巾
変調された信号でレーザ213の点灯時間を制御するこ
とで、階調濃度表現のあるコピー出力406を得る。
第37図に該変調部に用いられるPWM変調回路の詳細
を示す。
VIDEO信号はD/A変換部3701にてアナログ画
信号AVになる。VIDEO信号に同期した画信号CL
K及びその倍の周波数のスクリンクロックCLK4はト
グルフリップフロップ3702.3703にてH3YN
Cに同期をかけられて1/2に分周され、各々デユーテ
ィ50%のクロックCLK4F、CLKFに変換される
。この2つのクロックは積分器3704.3705にて
三角波に変形された後、アンプ3706.3707にて
A/D変換器の出力ダイナミックレンジに波高調整され
て各々アナログコンパレータ3708.3709でAV
信号と比較される。これによりAV信号はPW4とPW
の2つのパルス巾変調信号に変換される。その後セレク
タ3710においてDSCRSC上よってPW4とPW
の一方が選択されてレーザー駆動信号LDRとなる。
この回路の動作タイミングを第38図に示す。図示の如
(CLK4を1/2に分周したクロック4Fを積分した
三角波TRI4は画像1画素周期の三角波である。この
三角波はD/Aコンバータの全出力レンジに渡って略リ
ニアに変化しているのでこの三角波とアナログ画信号A
Vとを比較することによりAV信号は画像1画素区間を
1周期としてパルス巾変調されて、PW4となる。同様
にTRIは画素クロックCLKを1/2に分周したCL
KFで作られているので、このTRIによりAV信号は
画像二画素区間を1周期としてパルス巾変調されPWと
なる。
1画素周期でパルス巾変調されたPW4信号はクロック
CLKと同一の解像度でプリンタにより記録される。し
かしPW4信号で画像記録を行うと基本濃度単位が1画
素と小さいためプリンタに用いた静電写真プロセスの特
徴により階調表現が十分とは言えない。
それに対してPW倍信号二画素単位で濃度を再現するの
で階調表現は十分であるが記録の解像度がPW4の半分
になってしまう。
このため本実施例では画像の種類に応じてDSCRを制
御することで、PW、!−PW4を画素毎に切り換える
。具体的には解像度を必要とする黒文字エツジ部及び中
間彩度文字エツジ部はPW4を用いる。
そして、色文字エツジ部及び非エツジ部は色調を重視す
る意味でPWを用いる。ただし、地図などの細い色文字
によって構成される原稿に対しては色調を犠牲にしても
、色文字エツジも解像度重視のPW4を用いた方がよい
ことも実験的には確認されている。このPWとPW4を
切り換える信号DSCRはスクリン切換信号発生部11
1からのSCR信号をライン遅延121にて1ラインと
lクロック遅延させたものである。スクリン切換信号発
生部111の詳細を第39図に示す。また、細かい色文
字もPW4で記録する場合のスクリン切換信号発生部1
11の詳細を第40図に示す。スクリン切換信号発生部
111の内部にはこれら第39図、第40図に示す回路
が並列に設けられ、かかる2つの回路を操作部407か
ら入力されるモードに応じて切り換える。これによって
第38図のDSCRは、黒もしくは中間彩度文字エツジ
部(第40図では色文字エツジ部も)に相当する部分が
LOWとなり、この区間だけPW4がLDR信号として
出力される。なおこの際文字エツジ部と判定されても色
ズレを有する文字エツジ部(CAN1=1)の場合は色
ズレが強調されることによる記録画像の品位の低下を防
ぐためにPW4信号を用いないようになっている。
以上の処理によって生成されたレーザ駆動信号LDRを
第2図のプリンタ201に供給する。そしてこの信号に
応じて、■画素単位に半導体レーザ213をパルス巾変
調駆動し、その結果をレーザ光を感光ドラム217上を
ライン走査させる。
その結果、プリンタ201から出力される記録画像は第
45−1図〜45−6図のようになる。
第45−1図から第45−6図の原画は、第24−1図
から第24−6図の各種文字と同一のものである。
第45−1図は黒文字画像である。文字周辺部で判定さ
れたEDGE信号と文字全体で判定されるBL7信号に
よって、記録面は図示のように、エツジ部Sと非エツジ
部Pとで、別々の処理が施こされる。
エツジ部Sでは黒強いエツジ部であるので第26図に示
したように、黒トナーのみが濃度信号M2で記録される
。さらに、第32図に示した強いエツジ強調がかけられ
る。
さらに第34図に示した、DGAM=3のガンマ変換特
性が用いられる。これにより黒文字エツジ部は黒トナー
単色が強いエツジ強調と傾きが急便なガンマ特性により
2値画像に近いシャープな画像で記録される。また8部
では第37図に示したDSCR信号がLowとなるため
I画素周期のPWM変調信号PW4でレーザが駆動され
、このため1画素毎の高解像な記録画像が得られる。
これに対して非エツジ部PではUCR/マスキング色処
理を施されたv22部によって、Y、 M、 C。
BKの4色の現像材で記録され、さらに、エツジ強調も
かけられず、ガンマ変換特性もDGAM=Oのリニアな
ガンマ変換特性が用いられるため原稿に忠実な色調及び
階調による記録が行われる。またP部ではDSCR信号
がHighとなるため2画素周期のPWM変調信号Pw
でレーザが駆動される。この結果プリンタでは2画素毎
に濃度を表現するために、高階調な記録画像が得られる
DSCR信号で、レーザ駆動信号が2画素毎のパルス巾
変調信号PWと1画素毎のパルス中変調信号PW4が切
り換えた結果の記録画像を第46−1図。
46−2図に示す。第46−1図の記録画像のa′ 部
(原画のa部に対応する)を拡大したものが第46−2
図である。
ここで斜線分は4601に示す1画素単位のパル巾変調
信号で記録された部分であり、ベタ部は4602に示す
2画素単位のパルス巾変調信号で記録された部分である
。レーザー光がa 断面図を走査する際、文字のエツジ
部に対応したSCR信号が発生するため図示のように、
文字外周部は1画素単位のパルス中変調信号で記録され
ている。この結果、文字外周部はギザツキの少ない原稿
に忠実なシャープな記録画像となる。
第45−2図は色文字原稿に対する記録画像を示してい
る。色文字記録画像にエツジ部Uは第26図(e)で示
すようにM、C,Y、BKの各現像色ともマスキング、
OCRされた色信号■2を、弱いエツジ強調をかけて、
さらにDGAM=1の少し立ったガンマ変換特性でやや
シャープさを改善する。そして2画素周期のパルス巾変
調信号でレーザを駆動するため文字エツジのシャープさ
は劣るものの色調(階調)は忠実に再現される。
また非エツジ部Pは第45−1図と同様である。第45
−3図及び第45−4図の記録画像のエツジ部tは、中
間彩度判定のエツジ部である。この部分は第26図(c
)に示すようにM、 C,Yの現像色はv2信号を半分
だけ用い、BK現像色は■2信号とM2信号を各々半分
ずつ加算した信号を用いる。
この信号に対して弱いエツジ強調をかける。さらにガン
マ変換特性としてはDGAM=2の特性を用いるため黒
文字エツジではないまでも比較的文字エツジの信号変化
を急便にしている。そして、レーザ駆動信号はBK現像
材を用いる時だけt部を1画素単位のパルス巾変調信号
を用いる。
また、Y、M、Cの現像材を2画素単位のパルス中変調
信号で記録することでエツジ部の色味を保つようにして
いる。
これによりY、M、Cの現像材で中間彩度のt部の色味
を再現し、BKの現像材で文字エツジのシャープさを実
現している。
第45−5図及び第45−6図は色文字周辺部に色ズレ
によって中間彩度成分や黒成分が発生したものである。
この場合はCANI信号によって第45−1から第45
−4図に説明したエツジ部の処理が全てキャンセルされ
る。これにより、色ズレ成分が強調されて記録すること
を防いでいる。
ATLAS信号が1でコピーされると、微小な濃度変化
でも第45図のEDGE信号が発生する。そのため薄い
文字や色地中の文字でも、第45−1図〜第45−4図
に示すように黒文字2色文字、中間彩度文字それぞれが
シャープに記録される。したがって、めりはりのきいた
画像を得ることが出来る。
次に、第6図に示した操作部入力に応じて制御部401
がATLAS信号及びSEG信号を変化させる制御動作
を以下に説明する。
〔地図モード/標準モード〕
前述したように、地図モードは細かい文字や濃度の薄い
文字を文字エツジとして判定し易くしたモードである。
このモードを選択することで制御部はATLAS信号を
1とする。
その結果文字エツジ判定部107は第18−7図。
第20−2図において説明したように、白から黒までの
全濃度範囲に渡って微小な濃度変化を検出するようにな
る。この地図モードを選択するために、オペレータは第
6図613のイメージ・クリエイジョンキーを押す。(
第47図4702)。すると、制御部4.01は第47
図に示すように液晶表示部の表示を4701の標準画面
から4703のイメージ・クリエイジョンモード設定画
面に切り換える。
4701において4713は複写倍率を表示し、471
4は記録用紙サイズを表示し、4715はコピー設定枚
数を表示している。
4704においてオペレータが608の圃キーを1回押
す毎にカーソル4712は1段ずつ下に下がる。
キー608が3回押されると、表示画面を4705に切
り換え、さらにキー608が2回合計5回押されると、
カーソル4712を地図モードの設定箇所に移動する。
ここではOFF表示を明下地に暗表示し、ON表示を暗
下地に明表示しており、地図モードがOFF状態(設定
されていない状態)であることを示している。
ここで4707のように+キー611が押されると制御
部401は地図モード=OFFを識別してATLAS信
号をOとして4711のように標準画面に表示を戻す。
4705において区キー610が押されると制御部40
1は4708に示すように、地図モードのOFF表示を
暗下地に明表示し、ON表示を明下地に暗表示し、地図
モードをON状態(設定された状態)であることを示す
ここで4709のように+キー611が押されると制御
部401は地図モード=ONを識別してATLAS信号
を1として4711の標準画面に表示を戻す。
4708において区キー609が押されると制御部40
1は表示を4705の状態に戻し、地図モードがOFF
状態に戻されたことを示す。画面4711においてコピ
ースタートキー602が押されると制御部401は上記
のように設定したATLAS信号でコピー動作を行う。
表示状態4705.4708の各状態でコピースタート
キー602が押されると、制御部401は上述の地図モ
ードの表示状態に応じてATCAS信号を変化させると
ともに表示画面を4711に戻し、その後コピー動作を
開始する。
(SEG信号の制御〕 次に第6図の操作部のキー人力に応じて、制御部401
が文字エツジ判定部107に対するSEG信号を制御す
る動作を第48図を用いて説明する。
4801の標準画面において4802のようにアスタリ
スクキー612が押されると、制御部401は液晶表示
部の表示を4803の*モード設定画面に変更する。
ここで、文字/写真分離レベル6を選択すべくオペレー
タが例えば困キーを5回押すと、制御部401は表示を
4805にし、カーソル4815を文字/写真分離レベ
ル位置に表示する。ここでオペレータが困キー612も
しくは巨母キー611を押すと文字写真分離レベルを設
定する画面4807に表示を変える。
文字/写真分離レベルは図示ように9段階に分かれてお
り、各表示位置が各々SEG信号値に対応している。一
番左の位置では5EG=Oとなりカーソル4816の位
置が右にシフトするにつれ対応するSEG信号値も1つ
ずつ増加し、カーソルが一番右に来ると5EG=8とな
る。4807の表示状態では5EG=4である。480
8のように区キー609が2回押されると制御部401
は表示を4809のようにし、5EG=2を認識する。
4807において4810のように同キー610が3回
押されると表示を4811のようにし、5EG=7を認
識する。
4809、4811の各表示状態において4812.4
813のようにJキーが押されると制御部401はSE
G信号値を出力し、表示を4814に戻す。4807.
4809゜4811の各表示状態でコピースタートキー
602が押された場合も、制御部401はSEG信号値
を出力し、画面4814に戻してコピー動作を開始する
ATLAS=0の場合はSEG信号値を大きくすると第
18−6図のように網点エリア判定部の網点判定スライ
スレベルTlが小さくなり少しの網点特徴信号DOTO
でも網点判定し、第20−2図に示すようにエツジとし
て抽出されスライスレベルTl、 T2゜T3が大きく
なり文字エツジが抽出されにくくなる。
その結果記録画像中の文字エツジとしてシャープに記録
される箇所が減少し、全体的にソフトな写真を記録する
に適した処理が行われる。(写真優先)逆にSEG信号
値を小さくすると、Tlが大きくなり、網点信号DOT
が発生しにくくなり、Tl、 T2゜T3が小さくなる
ため文字エツジが抽出されやすくなる。その結果記録画
像中の文字エツジとしてシャープに記録される箇所が増
加し、微細な文字情報もシャープに記録される。(文字
優先)ATLAS=1の場合(地図モードON)も、S
EG信号の大小に応じてTI、T2.T3はATLAS
=0の場合と同様の傾向で変化する。そのためSEGを
大きくすると写真優先となり、SEGを小さくすると文
字優先となる。
ATLAS=1の場合、第18−1図に示したようにD
OT信号が無視され、さらに第20−2図に示す様にA
TLAS=Oに比べてT1、T2、T3の各値とも約半
分以下になっているためさらに微細な文字や第18−7
図の回路のために色地中の文字も抽出されている。
以上の説明において、カラー画信号の輝度信号としてG
の色分解信号を用いている。しかし、本明細にて説明し
ている文字エツジ抽出手段はカラー読取信号のみに限定
されるものではなく、ファクシミリ等の色分解を行わな
い白黒原稿読取装置の読取り信号にも適応可能である。
〔第2の実施例〕 前述の文字エツジ判定部107では、注目画素の前後の
画素のレベル差によって文字エツジを検出している。
しかし、第2図に示した原稿画像結像レンズ209の設
定位置のズレによりCCD210に結像される光学画像
にボケを生ずる。このボケのために同一の文字原稿を文
字エツジとして検出出来る場合と出来ない場合が生ずる
第49図(a)示すような0 、2 m、 m程度のピ
ッチで黒、白を繰り返す原稿に対して本実施例で用いて
いる結像レンズのベストピント状態においてGのCOD
出力で85%程度のMTFを持つ(図(b))。
量産時のバラツキを見るとこのMTFの平均値は約55
%となる(図(C))。
さらにボケによるMTFの最悪値は約40%にもなる(
d)。
本実施例では原稿をl 1nch25.5mm当り40
0dotで分解しているため、0.2mmは約3画素に
相当する。すなわち、第49図(a)の原稿の白と黒の
ピッチも約3画素である。
一方、本実施例での文字エツジ検出も、第19図に示す
ように、注目画素の左右、上下、ななめの画素のレベル
差を見るため約2画素の距離でのレベル差を検出してい
ることになる。
本実施例ではサンプリングの定理できりぎり分解出来る
。2画素周期より少し粗い3画素周期の原稿を用い、そ
の原稿でのG信号のMTF値により第20−2図に示し
たエツジ検出のスライスレベルT、、T2.T3及び第
18−6図の網点エリア判定スライスレベルT4を可変
としている。
第49図(a)の原稿は、濃度で2.0の黒であるが、
実際の原稿では例えば濃度0.2の黒情報で記録される
文字もありその場合黒レベルは170程度となり黒と白
のレンジは85レベルとなり、濃度2.0の黒情報の場
合の1/3となる。濃度0.2の黒情報を文字として判
定するため、測定によって求めた振幅値Wの1/3の値
を、第48図4807の文字/写真分離レベルのセンタ
ー値になるように制御部401はSEG信号を発生させ
る。
MTF55%の場合はW=145であるのでT、=1/
3WでATLAS=0においてT 、=48に一番近い
5EG=6を文字/写真分離レベルのセンター値として
対応させる。
MTF85%の場合はW=215であるので、T。
=71となる。そこでT、=71に一番近いT 、 =
80に対応する5EG=8を文字/写真分離レベルのセ
ンタ値に対応させる。
MTF=40%の場合はW=105となりT 、 =3
5なので5EG=4を文字/写真分離レベルのセンタに
対応させる。
本実施例では文字/写真分離レベルのセンタ値に対応す
るSEG値を5EG=4から5EG=8の5段階に限定
し、その各々をCENTER=OからCENTER=4
の5段階のCENTER値を対応させている。
第52図にCENTER値が0から4の場合に、第48
図4807の文字/写真分離レベルの表示目盛に対応し
て制御部401が選択するSEG値を示す。ここで文字
/写真分離レベル1は表示の左端を示し文字優先となる
。レベル9は表示目盛の右端を示し写真優先となる。
第53図に工場やサービスマンによるCENTER値の
入力フローを示す。
本実施例において5301. 5302.5303は操
作者により測定・計算されるものであるが、自動的にな
し得る様にしてもよい。
オペレータはテンキー604及びアスタリスクキー61
2を入力して文字/写真分離レベルセンタ値入力モード
に入る。このモード入力を認識して制御部401は53
05の表示を液晶表示部601に表示する。オペレータ
は5306において計算したCENTER値を入力する
(図では2を入力した場合で示す)。
制御部はこのテンキー人力によるCENTER値を認識
し5307のように表示する。
オペレータの臣短キー611人力によりこのCENTE
R値を図示しない不揮発メモリに記憶する。通常のコピ
ー動作では制御部401は第52図のCENTER値に
より文字/写真分離レベル入力に対応したSEG値を選
びこのSEG値をT4発生器1830とT1゜T2.T
3発生器2023に発生する。
なお、第2の実施例の構成は第1の実施例の構成とほぼ
同一であり1830のテーブルの値が第51図のように
、2023のテーブルの内容が第50図のようになって
いることが異なるだけである。第50図においてATL
AS=1の場合のTI−T3値はATLAS=0の場合
の半分以上となるように実験的に決めた値である。
第51図のT4値は第1の実施例における同−SEG値
でのT、、T2.T3.T4の値とほぼ同一となるよう
に決めており、第1の実施例同様実験的に決めた値であ
る。
このように第2の実施例では光学系のボケに対応して文
字エツジ検出レベルを可変とする手段を設けているため
光学系のMTFが異なる装置間でも同一の文字エツジ判
定信号EDGEを発生するようになる。
なお、本発明は第1図の構成においてG信号の1ライン
信号を記憶するメモリを付加し、さらに人間が原稿台に
第49図(a)の原稿を載置したことを制御部401に
識別させる手段を付加し、上記メモリに原稿によるG信
号を記憶させ、制御部401においてこの信号値の最大
値と最小値を用いて第53図のCENTER値を自動的
に設定させることも含むものである。
以上説明したように本実施例によれば、文字エツジの判
定レベルを可変とする手段を設けることにより写真原稿
を文字原稿と誤判定することによる写真記録画像中の濃
度の不連続やシャープな高濃度ドツトの発生を抑えるこ
とが可能となる。
また薄い文字情報や細かい文字情報もクリアに記録する
ことが可能となる。
また、地図等の色地中の文字や、網点中の文字もクリア
に記録することが可能となる。
また、装置間の原稿読取結像レンズのMTFのバラツキ
による文字エツジの判定の不均一性を補償することが可
能となる等の効果がある。
〔第3の実施例〕 第1の実施例における文字エツジ判定部107でEDG
Eとして判定されなかった領域には、第19図1903
に示すような網点原稿も含まれる。この網点原稿をCO
Dで画素単位に読むと、CCDの画素の規則性と、網点
原稿の規則性によりモアレ塙が発生してしまう。これを
防ぐために、本実施例では文字エツジとして判定されな
かった原稿領域(網点の可能性の高い領域)に対しては
FILTER回路117においてスムージングをかける
ように構成している。スムージングフィルタとしては第
41図に示すような注目画素1/2倍してその周辺の4
画素に対しては1/8倍して、それぞれを加算する平滑
フィルタを用いている。
第42図に本実施例におけるFILTER回路117の
詳細を示す。
ここでは、セレクタ3020のA入力に接続され、第3
2図(c)の条件で選択される注目画素V43の代りに
、第41図で示した平滑フィルタを通したSMG信号を
選択するようにしている。
加算器4201,4202.4203において注目画素
の周辺の4画素V41.V42.V44.V46が加算
される。その信号に対して加算器42o4によって注目
画素V43を4倍した信号V43Fを加算する。
その結果をビットシフトタイプの乗算器4205で1/
8することで平滑フィルタ信号SMっが得られる。
〔第4の実施例〕 本実施例は第1図のPWM変調部で、1画素周期のパル
ス巾変調信号を用いる現像色をBk(黒)に限定したも
のである。
第1の実施例でも述べたがシャープな文字エツジが必要
なもは黒文字エツジであり、色文字エッジの場合は原稿
の色調の再現の方が重要である。
一方において第25−1図に示すように黒文字エツジ部
にはM、C,Yのトナーは存在しない。また色文字には
UCR回路105の働きでBk)ナーはほとんど存在し
ない。また中間彩度文字エツジ部には第25−2図に示
すようにBk)ナーもM、 C。
Yトナーもほどほどに存在する。
以上の特徴を考慮して本実施例では文字エツジ判定部を
Bkトナー時に限ってレーザ駆動に1画素周期のパルス
白変調信号PW4を使用可能としたものである。
これによって、もともと色成分の少ない黒文字エツジは
第1の実施例と同等のシャープさが実現出来るし、色成
分の少し含まれた色文字エツジはBk戊成分みがシャー
プに記録され、色成分は階調性が保たれるため色再現性
も保証される。
第43図に本実施例に用いた色処理回路を示す。
本回路は第1図に対応しており、スクリン切換信号発生
部4301にPHASE信号が入力されている。第44
図に本実施例におけるスクリン切換信号発生部4301
の詳細に示す。
ゲート4401にて2bitのPHASE信号が3、す
なわち現像色がBkであることをデコードしている。
そしてNANDゲート4402の出力許可信号としてい
る。第44図の他のゲート部は第40図と同一であり、
これにより文字エツジ部でBk現像色時のみ、SCR信
号がOとなる。
以上説明したように本発明によれば、原稿の文字エツジ
判定と彩度判定を同時に行うことにより色文字部の色味
を保ったまま、無彩色文字部のシャープさを向上させた
り、黒文字部の色にごりを除去したり、網点原稿部のモ
アレ塙の発生を抑えつつ、文字部のシャープさを向上さ
せたり、黒文字部の黒色材量を増やし、明瞭な黒文字再
現が可能になる等の効果がある。
〔第5の実施例〕 第1の実施例において、走査速度ムラや結像倍率誤差に
起因する色文字周辺の色にじみによって中間彩度判定信
号UNKや黒判定信号BLが発生することについて述べ
た。
本発明は、原稿の黒部針や中間彩度部分を見つけ、その
部分を記録する際により多くの黒トナーを用いて、黒も
しくは中間彩度の画像をよりシャープに記録するよう意
図されたものである。
そのため、上記の色にじみによる誤判定で、UNK信号
やBL倍信号発生すると、記録画像の色文字縁部に黒ト
ナーが多量に用いられ見ぐるしい画像となってしまう。
これを防ぐために第1の実施例では注目画素周辺に光量
値の小さい色信号(COL)が存在することを検出して
CAN信号を発生させた。
そして、注目画素が中間彩度であったり、黒信号であっ
てもそれは第24−5図や第24図−6図に示すように
、色文字周辺の色にじみによるものだと判定して第26
図の表に示すような処理を行い黒トナーが多量に用いら
れるのを防いでいる。
第1の実施例では光量信号の検出にG信号を用いている
。しかし、グリーン色の原稿を読み取ったG信号は白原
稿と同様の最大の光量値を示してしまう。そのためグリ
ーン文字周辺に発生する色ズレ成分は、G信号において
はグリーン文字成分より信号値が小さくなってしまい、
CAN信号が発生しない。その結果、記録画像中のグリ
ーン文字の周辺には多量の黒トナーが用いられ、記録画
像が劣化する。
そこで本実施例では光量信号の検出にG信号の代りに、
色味に依存しない光量信号を用いている。
第55図に本実施例におけるCAN信号発生部を示す。
第55図は第1の実施例における第17−1図に対応す
るものである。そして、第17−1図のG信号の代りに
ND倍信号発生させて、3ラインメモリ1718゜17
19、 1720でND倍信号各lラインずつ遅延させ
たG2信号、G3信号、G4信号を発生させている。こ
のG2.G3.G4の各信号を第1の実施例と同一の演
算部1722に入力して、CAM信号を生成している。
ここでND倍信号色味に依存しない原稿の明るさを示す
信号であり、原稿の色分解信号R,G、  Bを各々乗
算器4501,4502.4503にて1/3にした後
、加算器4504で互いに加えることにより生成してい
る。このようにND倍信号R,G、 Bの各信号を各々
1/3ずつの比率で加え合わせているので全ての色成分
を持つ信号と言える。
このND倍信号明るさ信号として用いることで、演算部
l722から送出されるCAN信号を全ての色相の色文
字周辺に発生する色にごりに対して発生することになる
その結果として第26図の表に示すように、色にごりに
よって発生する中間彩度や黒判定がキャンセルされて、
色文字周辺に黒トナーが用いられることはなくなる。
〔第6の実施例〕 第56図に色分解信号読み取り時の時にごりが2画素に
及んだ例を示す。図では色文字の外縁に読み取り時の色
ズレに起因した黒信号が1画素分発生している。そして
さらにその外縁にわずかな色ズレ成分により中間彩度が
発生している。
第1.第2図の実施例では色判定信号COLが発生する
画素の周辺1画素までは中間彩度判定や黒判定を取り消
すCAN信号を発生することが出来る。
しかしながら、第56図に示しているCOL信号の2画
素外側のUNK信号はCAN信号が発生しないため残っ
てしまう。その結果、黒判定信号BLが発生する部分は
CAN信号も発生するため第26図に示すようにM、C
,Yの現像色でもBkの現像色でもU CR/ M a
 s k回路105で生成される色信号v2で記録され
る。それに対して中間彩度信号UNKが発生する部分は
CAN信号が発生しないため、第26図に示すようにM
、C,Yの現像色ではU CR/ M a s k回路
105で生成される色信号■2の半分のみが用いられ、
Bkの現像色に濃度信号M2が加わる。その結果、内縁
部の黒判定部より外縁部の中間彩度判定部の方がより多
量のBkトナーが用いられる場合も発生し、その場合色
文字の2ドツト周辺に黒い縁どりの存在する記録画像が
形成されることになる。
そこで第6の実施例では上記の色判定信号の2ドツト周
辺に発生するBL倍信号UNK信号を取り消すCAN信
号を生成するように構成したものである。その構成図を
第51図に示す。
この図は第1の実施例での第17−3図の代りとなる図
である。第5の実施例と同様にR信号とG信号とB信号
の平均値であるNDI信号が加算器45o4から出力さ
れる。この光量信号NDIをラインメモリ4701,4
702,4703.4704によってlラインずつ遅延
させて5ライン分の光量信号NDI、ND2゜ND3.
ND4.ND5を得る。この光量信号は演算部4705
に入力される。また、この時同時に各光量信号に対応し
た5ラインの色判定信号C0LI。
COI、2.C0L3.C0L4.C0L5が演算部4
7o5に入力される。
第58図に演算部47o5の詳細を示す。
5ライン分の光量信号NDI、ND2.ND3.ND4
゜ND5及び色判定信号C0LI、C0L2.C0L3
゜C0L4.C0L5は各々フリップフロップ4801
〜4812によって最大4クロツク遅延される。ここで
注目画素はND33及びC0L33となる。まず、第1
7−2図同様にコンパレータ4813.4814.48
15゜4816及びANDゲート4817.4818.
4819゜4820によって注目画素の周辺に注目画素
より光量が少なく(濃度が高く)色判定された画素があ
るか判定する。これにより注目画素の1画素周辺のチエ
ツクは終わる。
次に、コンパレータ4812.4822.4823.4
824及びANDゲート4825. 4826.482
7.4828により注目画素の1画素外側の画素のさら
に1画素外側に、光量値が少なく、色判定された画素が
あるか判定する。これは注目画素の外側に色ズレの特徴
を有する2画素が存在していることを判定している。
さらに、注目画素とその1画素周辺の画素の光量レベル
を比較し、注目画素の方が光量値が大きい(濃度が低い
)ということになれば、注目画素は2画素外側の色判定
画素の影響で誤判定している可能性のある画素というこ
とになる。
これを見るために、ANDゲート4825〜4828の
出力と、コンパレータ4813〜4816の出力はAN
Dゲート4818〜4832によって一致を取られる。
例えば注目画素の1画素上方の画素ND23とさらに1
画素上方の画素ND13はコンパレータ4821で大小
を比較される。もしND13の方がND23より光量値
が少なく(濃度が高く)、ND13が色判定画素(CO
L13=1)であれば、ND23は色画素ND13の色
ズレ画素となりANDゲート4825はIを出力する。
加えてND23の方が注目画素ND33より光量値が少
なければ、注目画素ND33は色画素ND13の2画素
外側の色ズレ画素ということになりANDゲー) 48
29はlを出力する。
このように注目画素の1画素外側に濃度の高い色画素が
存在していることを示すANDゲート4817〜482
0の出力と、2画素外側に濃度の高い色画素が存在して
いることを示すANDゲー) 4829〜4832の各
出力はORゲー)4833〜4837によって論理和を
とられCAM信号として出力される。
このCAN信号は第1図のCAN信号を同等に扱われ、
第56図に示すようにc o r、信号の2画素外側の
BL倍信号UNK信号をキャンセルするのに用いられる
以上説明したように本実施例によれば原稿の色エツジ部
周辺に含まれる色にごり成分と無彩色あるいは中間彩度
の信号とを区別することが可能となる。
これによって画像記録時に無彩色エツジ部は黒トナーを
より多く用いてシャープに記録することが出来る反面、
色エツジ部には不要の黒トナーを用いることなく、彩度
の高い画像記録が可能となる効果がある。
又、特に本実施例では文字エツジ部へ判別にR9G、 
Bの各信号を組み合わせた信号を用いているので例えば
緑単色文字の周辺の黒色のにじみを効果的に防止するこ
とが出来る。
〔第7の実施例〕 第42図に示す実施例においては、文字エツジ領域以外
の全ての領域においてスムージング処理を行っていた。
スムージング処理においては、網点のモアレを軽減でき
るという利点があるが、画像の鮮鋭度を損なうという欠
点もある。
第7の実施例はこの欠点を改善するもので、第59図の
様に、文字判定部107よりフィルタ制御信号発生部1
07に向けて、文字エツジ領域信号EDGEと共に、網
点領域信号DOTIを送り、第60図第61図に示すと
おりに、4つの領域に分けFiL (0)。
FiL (1)を生成する。尚第60図第61図は夫々
第31図、第32図の変形例である。フィルタ117は
、第62図に示すとおり、4通りの特性をもち、網点の
みをスムージングすることで、網点以外で画像の鮮鋭さ
を失うことを防いでいる。
〔第8の実施例〕 先の実施例においては、黒文字の再現を考慮して文字エ
ツジのみを黒単色で出力していた。
黒い網点の場合においても、黒単色で出力することによ
り黒い網点の色味(=グレーバランス)を忠実に再現す
る方法も考えらえる。そのとき乗算係数について第60
図に示す。すなわち、第26図における実施例に対し、
(i)で示す様にDOT−“1”かつBL1=“l”の
ときに黒単色で出力することにより、黒い文字及び黒い
網点画像も黒単色で出力することができる。
以上説明した実施例においてはカラー複写機を例にとっ
て本発明について説明したが、本発明はかかるカラー複
写機に限らず他の装置、例えばスキャナー単体の装置で
あっても適用可能であり、更にはスキャナ一部を有さず
に画像処理部単体の装置であってもよい。
又、本実施例においては画像処理を切り換える方法とし
て空間フィルタを切り換えたり、γを変えたり、或いは
スクリン(線数)を切り換えたが本発明においてはこれ
らの個々の処理であってもよい。
又、本発明においては電子写真方式のカラープリンタを
用いたが、これに限らず他のプリンタ例えばサーマルプ
リンタ或いはインクジェットプリンタ、もしくはバブル
ジェットプリンタであっても、本発明を適用することが
出来る。
〔第9の実施例〕 以下に説明する本発明の第9の実施例によれば、例えば
Y(イエロー)2M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk
(ブラック)の各々の現像色におけるシャープネスを独
立に設定し、M、C,YとBkにおいてそれぞれ適切な
シャープネスの値を選ぶことができる様にしたものであ
る。
また、文字シャープネスと写真シャープネスを独立に設
定し、文字部と写真部においてそれぞれ適切なシャープ
ネス値を選ぶことができる様にしたものである。
さらに上記問題に鑑み、濃度を有する画像信号中から、
注目画素及びその近傍画素中の濃度変化の連続性により
、文字エツジ領域を検知し、注目画素の周辺に相異なる
方向の濃度変化が存在することで網点を、前記文字エツ
ジ領域とは別々に検知し、検知された結果と操作者の意
志で選択されたモードにより処理を選択的に切りかえる
ものである。
本実施例の全体ブロック図である第67図は、第1の実
施例の第1図とほぼ共通であり、個々の回路の内容も共
通なものについては説明を省略する。後述する様に、M
ODO,MODI信号が制御部401から乗算係数発生
部108、フィルた制御信号発生部109、スクリーン
切換信号発生部111に入力されている点が第1図と異
なる。
〔操作部の説明〕
第6図に示した操作部l870の多観の詳細を第64図
に示す。
601はテンキーであり、コピー枚数やズームの倍率等
入力時、0〜9までの数値を入力する為のものである。
602は液晶で表示される表示パネルであり、現在の機
械の設定モードや用紙サイズ、コピー倍率等を操作者に
伝えるためのものである。
603はリセットキーであり、現在設定されているモー
ドを初期化する為のキーである。例えば、誤操作により
所望の設定が行えなかったときに用いる。
604はクリア/ストップキーであり、機械が作動中は
動作をストップし、機械が作動中でないときは枚数等テ
ンキーで設定された数値をクリアするときに用いる。
605はコピースタートキーであり、コピー動作をスタ
ートする場合に用いる。
606は用紙のサイズを選択し、選択された用紙のサイ
ズ(例えばA4)は表示パネル602に表示される。
607は濃度キーであり、コピーの濃度をうすいものか
ら濃いものへ調整するためのキーであり、608は9個
のLEDにより現在の濃度レベルを表示する。
609は原稿種類モードの選択キーであり、原稿の種類
に応じて文字モード、写真モード、文字/写真モードの
選択を行うものである。
610はLEDであり、それぞれ文字モード、写真モー
ド、文字/写真モードが選択されていることを示すもの
で、3つのうち1つのみが点燈する。
611はコントロールキーであり、OKキー612、上
矢印(囚)キー613、下矢印(図)キー614、右矢
印(ロ)キー615、左矢印(圃)キー616より構成
され、表示パネル602においてカーソルを移動し、各
モードを設定する場合に用いる。
617はイメージクリエイトキーであり、画像を加工し
て出力したい場合や、種々の画像処理条件を調整する場
合に用いる。
618はアスタリスクキーであり、用紙の大きさに合わ
せて倍率をきめたり、後述のようにコピーモードを登録
するときに用いる。
619はカラーモードキーであり、4色カラー(Y。
M、C,Bk印字)、3色カラー(Y、 M、 C印字
)、モノカラーなどのカラーモードを指定する。
620はカラー選択キーであり、AC3(白黒/カラー
自動認識)モード、ブラック(白黒印字)モード、フル
カラーモードのいずれかを選択する。
621はカラー選択表示部であり、カラー選択キーで設
定したカラーモードのランプが点燈する。
622はエリア指定キーであり、エディタ等の領域指定
手段を用いてエリア指定を行うときに使用する。
〔シャープネスについて〕
本実施例においては、原稿に対して文字部及び写真部を
自動的に判別し、又はマニュアルで設定し、その各々に
独立に画像の鮮鋭さやなめらかさを指定することができ
る。その機能をそれぞれ以下、「文字シャープネス」「
写真シャープネス」と呼び、指定方法と表示パネルの変
遷を第65図に示す。具体的には「鋭さ」はエツジ強調
により、「なめらかさ」はスムージングにより得ること
ができる。
701は標準画面であり、通常表示パネル602にはこ
の状態が表示されている。
ここでイメージクリエイトキー617が押されると、イ
メージクリエイトとしての種々の機能が表示される。そ
こで、図キー614を2回押下すると、画面中のカーソ
ルが順次下に降り、703の様に文字シャープネスの行
にカーソルが移り、文字シャープネスを指定することが
できる。即ち、この状態で吃キー615及び園キー61
6を押すことにより、文字シャープネスを弱(1)〜強
(5)まで5段階に指定することができる。
例えば703の状態は文字シャープネスが中央(3)値
であるが、同キーを押下することにより704の状態に
なり、文字シャープネスは(4)となり、この状態で園
キーを押すと703に戻る。
703又は704の状態で同キーを押すと、カーソルは
写真シャープネスの行に移り、文字シャープネスと同様
に同キーと園キーにより写真シャープネスを指定するこ
とができる。(705,706)。
703、 704. 705. 706の各場合におい
て、臣囚キー612を押すと標準画面701に戻る。
〔原稿モードの説明〕
第66図に各原稿モードを示す。
まず、文字モードにおいては、文字原稿をくっきりとコ
ピーすることに主眼を置き、写真モードは写真(網点を
含む)をリアルに再現するために原稿の色及び階調性を
重視する。
文字/写真モードにおいては、文字及び写真(網点を含
む)まじりの原稿において、文字と写真を分離して文字
は(っきりと、写真はリアルに再現する。
ここで、はとんどの原稿においては、文字/写真モード
においてコピーをすれば、写真部分はリアルに、文字部
分はくっきりとコピーされて問題はないが、一部の原稿
においては、例えば■細かく、かつこみいった文字等に
おいては文字エツジを捉えにくくなり、文字エツジを写
真(網点)の一部として認識してしまい、くっきりと再
現できないことがある。
一方、■写真中に鮮鋭なエツジ部分があった場合には文
字として認識され、不自然にエツジ強調され、見苦しく
なってしまうことがある。
更に■地図の様に、背景が網点中に文字が抽かれている
場合には、網点画像として検知されて文字を鮮明にコピ
ーできない恐れがある。
そこで■のような弊害に対しては、文字モードでコピー
することで対応し、全て文字シャープネスが適応され、
■のような弊害に対しては、写真モードで対応し、全て
写真シャープネスが適応される。■のような弊害に対し
ては、上述のよ・うな地図モードで対応することができ
る。原稿に応じて、原稿種類モードを選ぶことで、より
好ましいコピーをとることができる。
第68図に本実施例におけるエツジ領域判定手段110
3(第11図)のブロック図を示す。
第68図において、1801は濃度変化点検出部であり
、1802は濃度変化の連続性及び網点抽出手段であり
、18021は抽出された網点信号を領域判定する部分
であり、18022は、1802で検出された連続した
濃度変化と10821で検出された網点領域により最終
的に文字エツジ領域信号EDGEを形成する部分である
更に1871は、第1図の制御部の中のCPUであり、
操作部1870 (第1図407)による操作者の指示
に基づき、第66図に示す様なモード切換信号MODO
,MODIを発生し、各原稿の種類モードに応じて乗算
係数発生部108、フィルタ制御信号発生部109、ス
クリーン切換信号発生部111にMODO。
MODIを送る。
またCPU1871は各モードに応じて最適に定められ
た、しきい値データTI+  T2+  T3を濃度変
化点検出部1801に送る。
濃度変化点検出部1801の構成を示したのが第69図
である。第69図の構成と作用は大略第20−1図と同
様である。本実施例においては第20−1図において、
ATLUS信号、SEG信号をアドレスとしてデータT
、、T2.T3を出力するROMテーブルのかわりに第
60図ではCPU1871より直接T1.T2.T3デ
ータがレジスタ2023.2024゜2025にそれぞ
れセットされる点が第1の実施例と異なる。
ここでCPU1801は原稿種類モードに応じて文字モ
ード、写真モード、文字/写真モードのそれぞれに最適
なしきい値データ(T r、T2.T3)の組み合わせ
をレジスタ2023.2024.2025にセットする
このようにして、各モードにおける適切なAKI〜AK
8信号が濃度変化点検出部1801より出力される。即
ち、TI+  T2+  T3の値を変化させることに
より、文字エツジ検出の強さ、つまり文字をとらえる度
合いを変化させることができる。
上記AKI〜AK8は濃度変化連続検出、網点検出部1
802を経てEDGEO信号、DOTO信号が生成され
る。それぞれの信号はエツジ判定部18022、網点信
号領域処理部18021に入力される。DOTO信号は
18021でDOTI信号に変換される。この点は上述
の実施例1の場合と同様である。
第70図にEDGE信号形成部18022 (第68図
)を示す。
1841.1842はラインメモリであり、合わせて2
ラインの遅延をEDGEOに与え、DOTIとの副走査
2ライン分の周期合わせが行われる。1843はフリッ
プフロップにより構成され、EDGEOとDOT 1の
主走査の周期合わせが行われ、EDGEO’  とDO
TI’ が出力される。
1844はインバータ、1845はORゲート、184
6はANDゲートである。ここでATLAS信号はCP
U1871より送られ、地図モードであることを示すも
のである。
ATLUS信号のとき、すなわち地図モードでないとき
は、DOTI信号がインバータ1844で反転され、1
846でEDGEO’ 信号とANDゲートがとられる
。すなわち、エツジであり(EDGEO’ =1)かつ
網点てない(DOTI’ =O)の場合、エツジと判断
される(EDGE=1)。
これに対しATLAS=1のとき、すなわち地図モード
の場合には1845が常にHighとなり、ANDゲー
) 1846にはEDGEO’  L/かきかなくなり
、網点信号DOTI’  の影響がなくなる。
すなわち、地図モードの場合(ATLAS=1)には文
学部判定において網点検出の効果を除去するので、地図
のように色地に細かい文字がある場合でも文字を網点と
誤判定することなく、鮮明な文字を再生することができ
る。
かかる地図モードは網点検出の効果を除去して文字検出
処理を行うものなので、文字を判定する文字モード、文
字/写真モードで有効なものとなる。
以上で文字エツジで判定部107の説明が終了する。
〔乗算係数発生部〕
乗算係数発生部108は第71図に示す様に、ROM2
701及びアンドゲート2702、ナンバゲート270
3、インバータ2704より構成される。
まずゲート回路2704,2703,27021.:よ
りEDGE’ =EDGE  (MODI  MODO
)なる論理式でEDGE’ 信号が生成される。すなわ
ち、EDGE’ 信号は(文字モード又は文字/写真モ
ード)で、かっEDGE=1のときに1となる信号であ
る。言い換えると写真モードのときは常にEDGE’ 
=Oとなり、それ以外のときは文字エツジのところでE
DGE’ =1となる。
ROM27011:mは、BLI、UNKI、C0LI
、CANI及びEDGE’ の4つの判定信号及び、現
在M、 CY、Bkのうちどのトナーで現像しているか
を示すPHASE信号を了ドレスに入力し、それぞれに
対応する各3ピツ・づつの2つのゲイン信号GAINI
GAIN2信号をデータとして出力する。
〔空間フィルタ〕
次に本実施例で用いる空間フィルタについて説明する。
空間フィルタ117は、入力される画信号に対し、当該
画素を中心に周辺画素に対し重み係数をかけ合わせたも
のを加算(すなわち係数行列とのコンボリューション演
算)を行うことによって、文字をくっきり表現する様な
エツジ強調や高周波ノイズの除却や、網点画像における
モアレを除却する様なスムージングを行うことができる
本実施例における空間フィルタにおいては、第72図(
a)に示す様に、当該注目Xi、i (1:主走査方向
画素数、j:副走査方向ライン数)を中心に5×5のウ
ィンドウ内において、○印でかこんだ7画素についてコ
ンボリューション演算が可能である。
その係数マトリクスを第72図(b)に示すが、RO−
R3までの4種類の係数が独立に設定できる。
すなわち、 (出力)  = ROX (X1j−2+ Xi、++
2 ) + RI X Xi、1十R3x (X+−1
,1+X+++、H) + R2X(X ニー2、。
+ X ++2. i ) なる出力を出力する。
第72図(c)にフィルタ117のブロック図を示す。
入力画信号V4と後述する制御信号DFILが入力され
、処理された結果V5が出力される。
301、 302. 30:3. 304はFIFoメ
モリであり、それぞれlラインの遅延を与える。
305、 306.・・・、317. 318はそれぞ
れフリップフロップであり、CLKの立ち上りで入力デ
ータがラッチされ、1画素の遅延が与えられ、第72図
(a)で○印に示した演算に必要な画素が抽出される。
319、 320. 321. 322. 323. 
324は加算器であり、325. 326. 327.
 328は乗算器であり、空間フィルタリング演算を行
う。
329は係数発生器であり、空間フィルタの係数RO,
R1,R2,R3を発生し、結果として第(1)式で示
した演算を行い■5に出力する。本実施例においては、
RO−R3まで係数の微調整を可能にしたので、空間フ
ィルタリングにより、きめ細かに画像再現を行うことが
できる 第72図(d)に、係数発生器329のブロック図を示
す。
351〜366は16個のレジスタであり、制御部40
1において予め必要な値として、それぞれROO,RO
I。
・・・、R33がCPUl871より書き込まれ保持さ
れている。367、 368. 369. 370はそ
れぞれ4tolのセレクタである。各々第72図(e)
に示すゲート回路で構成され、第72図(f)に示す様
に2bitのセレクト信号(S (0)、  S (1
))が0. 1. 2゜3のとき、それぞれ4つの入力
の内A、  B、  C,Dを選択的に出力する。
従って、空間フィルタ部においては、注目画素(=当該
画素)と同期して入力されてくるDFIL信号に同期し
て係数マトリクスを切り換えることができる。
本実施例においては、フィルターの切換信号DFILに
対して、DFIL=0.1の場合には写真シャープネス
、DFIL=2.3の場合には文字シャープネスに対応
するフィルタ係数となる様に、予めレジスタ351〜3
56に所定の値をセットしておく。本実施例においては
、第72図(h)に示される様な係数マトリクスを得る
為に、第72図(g)に示す値をオペレータが入力し、
これによりCPUが設定したシャープネスの値に応じた
係数の組を各レジスタにセットしておく。シャープネス
はオペレータが操作部1870より所望の値を入力する
ことができ、またこの値は後述のように領域指定により
複数のエリアに対して異なる値を設定できる。
第72図(h)は選択可能な空間フィルタの組み合わせ
を示したものである。横方向はD F I L O〜4
、縦方向はシャープネス(本実施例では5段階に設定可
能)の強さを表す。例えばシャープネス3の所を見てみ
ると、DFIL=Oでスムージングがかかり、DFIL
=1でエツジ強調、D F I L 2 、 3と右へ
進むほどエツジ強調の度合いが強くなる。
またDFIL=Oの場合を見てみると、シャープネスl
が最もスムージングが強くシャープネス23となるにし
たがってスムージングの度合いが弱くなる。シャープネ
ス4はエツジ強調、シャープネス5は強い工・ツジ強調
がかかる。
このように、DFILの値、シャープネスの値が大きい
ほどエツジ強調の度合いが強く(スムージングの度合い
が弱く)なり、DFILの値、シャープネスの値が小さ
いほどスムージングの度合いが強く(エツジ強調の度合
いが弱く)なる。
なお、上述のフィルタ制御信号DFILについては次に
説明する。
〔フィルタ制御信号発生部〕
本実施例の第73図の場合も基本的には第31図と同じ
構成であるが、MODEO,MODEI及びPHASE
(0)、PHASE (1)の各信号に応じて、FIL
 (0)FIL (1)信号を制御している点が異なる
すなわち、文字モードの場合にはモード信号はMODO
=0.MODI=1なのでFIL (0)、  FIL
(1)の値はBL1信号(黒画素)、EDGE信号(エ
ツジ)にかかわらず強制的に1となり、写真モードの場
合にはN0DO=l、MODI=OなのでFIL (0
)。
FIL (1)の値は強制的にOになる。また文字/写
真自動判別モードでは、MODO=MODI=1なので
、FIL (0)、 FIL (1)の値は第31図と
同様にCANI、BLI、EDGE、UNKI、C0L
Iに依存することになる。
即ち、各原稿種類モードにおいて、文字モードのときは
MODO=0となり、常にFIL (0) = ”1”
FIL (1) =“1″となり、コピー全面において
強いエツジ強調をかけ、文字シャープネスが適応される
写真モードのときはMODO=“1″、MOD1=“O
Nとなり、FIL (0) =“ON又はO′、F I
 L(1)=“0”となり、コピー全面において写真シ
ャープネスが適応される。
文字/写真モードのときは、MODO=“1”、MOD
I=“l”となり、FIL (0)、FIL (1)が
画像域に応じて切り換わり、写真シャープネス、文字シ
ャープネスが画素ごとに適用される。
また第73図において、PHASE (0)、PHAS
E(1)が入力されており、PHASE (0)=PH
ASE(1) =1の場合、すなわちBkトナー現象の
場合であり、かつFIL (0) =0となる場合には
FIL (1)信号を常に1にしている。これはBk印
字の場合には他のY、M、Cの場合よりも、よりエツジ
強調をきかせた方が黒画素がくっきりと再現され、画像
がひきしまるからである。
Cフィルタ切換について〕 最初にFIL (0)、  FIL(1)の値とFII
、の値の対応を第74図(b)に示す。
次に第74図(a)にフィルタ切換信号FILと、各原
稿モードのときの適用状態を示す。第74図(a)にお
いて、文字モードの場合には、全画像域においてFIL
=3が適用される。
文字/写真モードの場合には、黒文字部(Bkl=1か
つEDGE=1)において、FTL=3が適用され、中
間色文字部(UNK=1かつEDGE=1)においては
、FIL=2が適用され、それ以外の平担部(EDGE
=0)及び有彩部(COLI=1かつEDGE=1)に
おいては、Bk)ナーで現像する場合(PHASE(0
) =PHASE (1) =l)にはFIL=1が、
C4M又はYトナーで現像する場合にはFTL=Oが適
用される。
写真モードの場合には、Bk)ナーで現像する場合には
、FIL=1が、C,M又はYトナーで現像する場合に
はFIL、=Oが適用される。
ココテ、FIL (DFIL) ノ値は3.2. 1.
0の順に鮮鋭度を強調し、0.1.2.3の順にスムー
ジングの効果を高める処理を行う。
即ち、FIL=3のフィルタは最も鮮鋭度を必要とされ
る場合に適用され、文字モードの全画像域及び文字/写
真モードの場合の原稿中の黒文字部に適用される。
FIL=2のフィルタは、FIL=3の次に鮮鋭度を必
要とされる場合に適用され、文字/写真モードの場合の
原稿中の中間色の文字部に適用される。
文字/写真モードにおける平担部及び有彩部又は、写真
モードにおける全画像域はFIL=O又はFIL=1が
適用されるがBkのトナーで現像する場合の鮮鋭度をY
、  M又はCのトナーで現像する場合の鮮鋭度よりも
強くすることで、画像全体のメリハリをつけることが可
能である為、Bkトナーで現像する場合にはFIL= 
]が、Y、 M又はCトナーで現像する場合にはFIL
=Oが適用される。
第74図(a)の備考欄に示すように、FIL=O。
FIL=1の場合は、写真シャープネスに対応し、前記
操作部1870によりシャープネスの値を5段階に切り
換える場合に、FIL=0とFIL=1のフィルタの係
数はCPU1871により連動して切り換えられる。ま
た同様にFIL=2. FIL=3は文字シャープネス
に対応し、連動して切り換えられる。
このように写真シャープネスと、文字シャープネスの2
つに分けて2つずつ連動させたのは、FIL=0.1の
場合は大部分が写真画像のと判定された場合であり、ま
たFIL=2.3の場合は大部分が文字画像と判定され
た場合なので、連動してシャープネスの強さを変えた方
が再生画像が不自然になるのを防止できる。
なお、このシャープネスの強さの設定は、FIL二〇〜
4についてそれぞれ独立に設定できるようにしてもよい
のは勿論である。特に、文字は極めてシャープネスを強
くし、写真部は極めてなめらかに再現したい場合には、
このような独立調整が効果的である。
〔スクリーン切換信号発生部〕
第75図はスクリーン切換信号発生部111の内容を示
す回路である。基本的な構成と作用は第39図の場合と
同様であるが、第75図においてはMODI。
MOD2の信号がCPU1871より送られる点が異な
る。
すなわち、第75図に示すORゲー) 8006、AN
Dゲート8001.8002.8003.8005、N
ORゲート8004の回路により文字モードの場合には
、MODI=l、MODO=Oであり、8001の出力
は0.8002の出力は1.8003の出力は0.80
04の出力は018005の出力は常に0となり、常に
5CR=Oとなる。すなわちPW4で常に印字される。
また、写真モードの場合にはMOD1=O,MODO=
lであり、8001の出力は0.8002の出力は0.
8003の出力は1.8004の出力は1.8006の
出力は常にlとなり、常に5CR=1となる。すなわち
pwで常に印字される。
さらに文字/写真モードの場合には、MODl=1゜M
ODO=1であり、5ooiの出力は0.8002の出
力は018003の出力は0.8004の出力は1とな
り、BLI、UNKl、CANI、EDGEに応じたS
CR信号が第39図の場合と同様に発生する。
すなわち、各原稿種類モードにおいて、文字モード(M
OD1=1.MODO=O)の場合は常に5CR=“0
”となり、常にPW4を選択するようにし、例えば高解
像度400dpi (dot  per  1nch)
で印字される。
また、写真モード(MOD1=O,MODO=1)の場
合は常に5CR=“l”となり、常にPWを選択し、例
えば高階調の200dpiで印字される。
一方、文字/写真モード(MODl=1.MODO=1
)のときは黒い文字領域において、PW4が選択され、
それ以外でPWが選択される。
このようにモード信号MODI、MODOに応じて印字
のためのレーザードライバーを高解像度と高階調に分け
て駆動する場合の入力信号のイネーブル回路を形威し、
画像の種類に応じた印字を行うことができる。
本実施例において、モードと判定条件、処理条件の組合
わせは、上記具体例に限るものではない。
例えば、第75図において、本実施例における3つのモ
ードに加えて別に地図モードを定義し、MODO二〇、
MODI=Oとするとき(他のモードは上述の実施例に
同じとする)、地図モードの場合にはBLI。
UNKI、CANIにかかわらずEDGE−“I“の場
合に5CR=OとなりPW4が選択され、地図特有の文
字の鮮鋭さが保たれる。
〔モード設定フロー〕
第76図に本実施例におけるモード設定のフローを示す
パワーオン(電源投入)後に4301でモード選択キー
が押された場合、4302において4つの原稿種類モー
ド(文字、写真、文字/写真、地図)が順次切り換わる
4303において、コピースタートキーが押された場合
、4304において、4302で最終的に選ばれている
原稿種類モードに応じて第42−1図に示す様に、MO
DO及びMODIが設定され、4305でコピー動作が
実行される。
〔処理フロー〕
第77図に本実施例における処理フローを示す。
Power  on (電源投入)後に、4301で原
稿モードキーが押された場合には4302で原稿モード
が切り換えられ、4306でシャープネス設定がされた
場合、4307でシャープネスの値が設定され保持され
る。このときシャープネス設定は、文字シャープネスと
写真シャープネスを独立して別々に設定することができ
る。
4303でスタートキーが押された場合には、43o2
において保持されている原稿モードに対応して43o4
でMODO,MODIが設定され、43o7におイテ保
持されているシャープネスの値に応じて43o8でRO
O〜R33の値がレジスタにセットされる。更に、43
05においてコピー動作が行われる。
以上説明した様に、本発明の上記実施例によれば、操作
者の意志により選択したモードと、検知された画像判定
結果に従い、画像処理を異ならしめることにより、操作
者の意図する画質を実現することができる。
特に、モード信号に応じて黒文字処理を変更することに
より、写真や文字画像、文字/写真混在画像などに細か
く対応し、各々最適な処理を行うことができる。
なお、モード設定は上述の例に限らず、例えば光沢モー
ドやつや消しモードなど様々なモードを考えることがで
きる。またモードに応じて変更する処理も黒文字処理(
文字エツジ検出、網点検出等)に限らず、スクリーン信
号を変更するなど他の様々な画像処理を対象とすること
ができる。
また、本実施例もデジタルカラー複写機を例として説明
したが、他の様々な画像処理装置に適用できるのは上述
の通りである。
また、本実施例によれば、M、C,Yのシャープネスと
Bkのシャープネスをそれぞれ独立に選択できる様に1
−・、特にBkのシャープネスを強くすることで適切な
画質が得られるようになる。
すなわち、Bk(黒色)を含む複数の色成分信号の鮮鋭
度を独立に設定可能としたことにより、例えば黒味の効
いた画像とするなど画質の向上を図ることかできる。
判制弁存拗1寸 更に本実施例によれば、文字部のシャープネスと写真部
のシャープネスをそれぞれ独立に選択できる様にしたこ
とにより、即ち、入力画像の種類(例えば文字画像や写
真、文字/写真混合画像など)に応じてその画像の鮮鋭
度を連続的に、かつ独立して設定可能としたことにより
用途や好みに応じて適切なシャープネスの画像を得るこ
とができる。
なお、シャープネスの強さの設定は操作部のキー人力で
行うほか、コンピュータと接続した場合にそのキーボー
ドから入力してもよい。
また、設定の幅も本実施例の具体例に限らない。
また空間フィルタの大きさ、形式、係数も自由に変更し
てよい。
(以下余白) 次に、文字部又はハーフトーン部であると判別すること
が難しい画像については領域指定を行い、指定された領
域について判別手段の制御を行うことによって文字又は
ハーフトーン部の判別能力を向上させることが出来る実
施例について説明する。
[操作部及びエディタ] 第78図に、本実施例の装置の立面図を示す。702は
、原稿押え200と兼用のエディタである。エディタ7
02上に置かれた原稿703に対し、エリアの対角2点
705.706をタッチベン704で指定すると、斜線
開部分のエリアを指定できる。
701はキーと表示部による操作部である。
[エリア指定についてコ 本実施例においては、最大4つのエリアを指定し、それ
ぞれ独立に原稿モードを選ぶことができる。
第79図にその例を示すが、8o1(■で示す)、80
2(■で示す)、8o3(■で示す)、8o4(■で示
す)4つの領域と■で示すそれ以外の領域に対して、独
立に原稿モードを選ぶことができる。ここで丸数字■〜
■はエディタにより設定した順と−致し、■と■、■と
■の領域には重なりがあるが、後から指定した領域を優
先とし、第79図に斜線で示す様に■〜■の4つの領域
が、一意的に指定される。
[原稿モードの指定について] 第79図に示した■〜■までの領域及び、それ以外の領
域■においてそれぞれ独立に原稿モードを指定できるが
、その指定方法についてのべる。
まず、領域■については、第6図における原稿モードキ
ー609を押下することにより、文字モード、文字/写
真モード、写真モードが順次切換わり、610に表示さ
れる。又原稿モードキー609を押下しない場合には装
置のデフォルトの領域■〜■についてはエディターで領
域を指定することにより指定する。このフローを第80
図に示す。
第80図において、901は標準画面であり、エリア指
定キー618を押下すると902の様な画面になる。
ここで、キーをおすと、903の様に0部分処理が選択
され、904の画面になる。
904の状態で、部分処理の内容が表示され、キーを5
回押すとカーソルが、原稿モードのところまで移動し9
05の画面となる。ここで弓キーを順次押下すると文字
モード(905)→文字/写真モード(906)−写真
モード(907)−>文字モード(905)→・・・の
様にサイクリックに原稿モードが切換わり、レキ−を押
すと逆順に切換わる。905.906.907の状態で
キーを押すと910の画面になり地図モードの選択に移
る。この状態で、ひキーと切キーで910(地図モード
0FF)と911(地図モードON)の切換えが行われ
る。
910、911の状態で、OKキー612が押下される
と、908の画面となり、この状態で909において、
タッチベン704により2点を指定した後にOKキー6
12を押下することによりひとつのエリアが指定され、
標準画面901に戻る。
エリアを■〜■まで4つ指定する場合には、以上の操作
を4回繰り返せばよい。
更に、第79図の■に相当する地図モードの0N10F
Fは第6図イメージクリエイトキー619を押下した後
に、キーを何回か押下し、第80図の910の画面にし
てから臣キーと切キーにより切換え、OKキーを押すと
標準画面901に戻る。
更に、文字モード及び、文字/写真モードの際は文字を
よりくっきり出す為に、地図モードを新たに設定できる
。(第44図) [モード設定フロー] 第81図に、本実施例における原稿モード設定のフロー
を示す。
4306で、第80図に示す様なエリアが設定されると
4037で、エリア内の原稿モードが設定される。
次いで4301でモード選択キーが押された場合、43
02において4つの原稿種類モード(文字、写真。
文字/写真、地図)が順次切換わる。4303において
、コピースタートキーが押された場合、4304におい
て、4302で最終的に選ばれている原稿種類モードに
応じて、第42−1図に示す様にMODO及びlが設定
され4305でコピー動作が実行される。
[信号の流れ] 次に第82図を用いて本実施例における全体の信号の流
れを示す。第82図は第4図の変形例であり第4図と共
通のものについては同一の番号で示す。
第82図において、406はCPUでありエディタ70
2及び操作部701から前述の方法で、領域と各領域に
おける原稿モードの入力を得る。
407はアドレス発生回路であり、同期信号に従い、主
走査アドレス(Yアドレス)、副走査アドレス(Xアド
レス)を発生する。408は、エリア信号発生器であり
、原稿スキャンに同期して第44図に示したMODO,
MODI、ATRAS信号を発生し、特徴抽出部403
にATRAS信号を色処理信号制御発生部404にMO
DO,MODIが入力される。
[エリア信号発生部コ 第84図に、アドレス発生回路407及びエリア信号発
生部408の詳細を示す。1001及び1002はアッ
プカウンタであり、第85図に示す様な主走査Y、副走
査Xの画素に対応したアドレスを発生する。
1003〜1006はウィンドコンパレータであり、C
PUによりあらかじめセットされた値と比較され、指定
されたエリア内にあるか否かの判定をする。
第84図に第83図示の1003〜1006のウィンド
コンパレータの内部を示すが、コンパレータ10101
〜10104及びレジスタ10105〜10108、ア
ンドゲート10109より残るレジスタ10105〜1
010Bには、CPUによりあらかじめ指定されたエリ
アに相当する値がセットされている。
すなわち、 10105には主走査の上限 YU 10106には主走査の下限 YL 10107には副走査の上限 XU 10108には副走査の下限 XL をセットしておくことで、結果的に、 出力は、 XL<X<XU かつ YL<Y<YU のときのみに1となり、矩形のエリア内にあるか否かの
信号を発生する。
第83図において、1003. 1004.1005.
 1006はそれぞれ第79図における■、■、■、■
の各エリア内にあるか否かの判定をし、 インバータ1008. 1009. 1010.アント
ゲ−)1011.1012.1013により、後指定優
先の処理が行われ、結果的に、A4.、A3.A2.A
lは第79図に示す■、■、■、■の各エリアに対応し
て“l”となり重複することはない。
更に、1014はCPU直結のレジスタであり、第79
図の■、■、■、■1■の5つの各エリアにおけるモー
ドに対応したATRAS、MODO,MODIがあらか
じめセットされており、インバータ1015〜1018
.77ドゲート1019〜1023.ORゲー) 10
24により■、■〜■の各エリアに対応するMODO,
MODI、ATRAS信号が出力される。
[第82図の他の実施例] 第86図に、第82図示の実施例の他の実施例を示す。
第82図示の実施例においては4つの矩形領域において
の指定であったが、領域の形状および個数はこれに限る
ものではない。
以下説明する第86図の実施例においては任意の形状の
領域を個数にこだわらずに指定できるものである。第8
6図において4601はCPUであり、4602はエデ
ィタであり、操作部4603と共に非矩形のエリア及び
、モードを設定できる。
その結果をビットマツプメモリ4605に書込む。
尚、ビットマツプメモリ4605は深さ方向が3ビツト
であり、夫々のビットは前述のMODO,MODI。
ATRASに対応している。4606は、407と同じ
アドレス発生部であり、4603及び4604はセレク
タである。尚第46図に示す部分は第82図の408゜
406.701,702に相当する。
CPU4601は、最初、セレクタ4603及び460
4をB側にセレクトすることで、ビットマツプメモリ4
605を自由にアクセスできエディタ4062によって
指定された非矩形エリアに相当して、ビットマツプメモ
リ4605にそのモードMODO,MODI。
ATRASを展開して書込む。
次に、CPUは、セレクタ4603及び4604をA側
にセレクトすることで、アドレス発生器46o60発生
するアドレスでビットマツプメモリ46o5をアクセス
することであらかじめ書込まれているMODO。
MODI、ATRASを読出することができる。
[他の実施例] 第82図、第86図実施例においては、原稿モード(文
字1文字/写真、写真の各モード)及び地図モードを領
域別に指定したが、これらのモードに限るものではなく
、他のパラメータをセットしてもよい。
第87図(a) (b)にかかる実施例について示す。
第87図において第80図と同じ画面は同一の番号で示
しである。第87図と同様に、地図モードの0N10F
Fの選択の画面910.911においてマキ−が押され
た場合第87図(b)の4703の画面に移りカーソル
が文字シャープネスに移り、ひキーで文字シャープネス
の指定が1つ増え(4703→4704)切キーで文字
シャープネスの指定が1つ減る(4704→4703)
具合に5段階に文字シャープネスを指定できる。
4703又は4704の状態でキーを押すと、カーソル
は写真シャープネスに移り、4703.4704と同様
に降キーと切キーとで写真シャープネスが5段階に指定
できる。(4705,4706)4705.40706
の状態で、キーが押されると、文字/写真の分離レベル
を設定することができ、ひキーと爛キーとにより9段階
に指定できる。(4707゜4708) 4703〜4708のいずれの場合においてもOKキー
を押すと第87図(a) 908へ移りエリア指定待ち
となる。(以上の動作をくり返すことによりエリアの個
数の制限なく指定できる。) 尚第79図の■の領域においては指定エリア外として通
常の操作で文字/写真分離レベル、及びシャープネスが
指定できる。
また、第88図に示す様にCPU406がアドレス発生
器407よりアドレスを受け、各アドレスに同期して、
MODO,MODI、ATRAS信号を発生してもよい
更に、CPUは各領域の文字シャープネス/写真シャー
プネスの値に相当するフィルタを構成する為にROO〜
R33の値を402に送り、文字/写真分離レベルの値
に応じてTl、T2.T3の値を403に送る。
第89図に処理フローを示すが、4901において、エ
リア指定されたとき49o2において、指定されたエリ
ア内においてモード(文字1文字/写真。
写真、地図、シャープネス、文字/写真分離レベル)が
指定される。
4903において通常のキー操作でモードが切替えられ
ると、第79図の■で示す指定エリアの外側のモード(
文9文/写、地図、シャープネス、分離レベル)が切替
えられる。
4905においてスタートキーが押された場合は49o
7において、コピー動作中、指定されたエリアに同期し
て、文字/写真分離レベルに応じてTI、  T2゜T
3がシャープネスに応じてROO−R33が原稿モード
に応じてMODO,MODI、ATRASが出力される
以上説明した第78図以降の実施例においては領域指定
した範囲内において文字/写真判別の判別基準を変える
ことによって、たとえ対象画像中に文字/写真の判別に
誤検出してしまう様な領域があったとしてもかかる範囲
を予め指定し、その範囲内で良好な判別が行われる様な
判別基準を入力することによって良好な画像判別を行う
ことができる。
又、本実施例においては文字/写真の判別の基準を変え
る様したが、これに限らず特定の領域については文字/
写真の判別を行わず一義的に前述の文字モード或いは写
真モードを設定する様にしてもよい。本実施例では対象
画像をカラー画像としており、網点カラー画像を処理す
る場合が多いので、上述した様な領域指定と文字/写真
判別の制御とを組み合せることによって極めて精度の高
い画像領域の判別を行うことが出来る。
又、本実施例では第87図(a) (b)に示す様に領
域指定した範囲内において、地図モードの設定文字シャ
ープネス、写真シャープネスを独立に設定することが出
来るので、対象画像中の強調したい領域、例えば商品カ
タログの様に文字と写真が重畳して混在する様な画像中
の文字部分についてはかかる部分を領域指定し、この領
域について文字シャープネスを強めにかける様に設定す
る、或いは地図モードを指定することによって文字部の
エツジが強調された所望の画像を得ることが出来る。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明に依れば対象画像中の指定さ
れた領域について文字部又はハーフトーン部を判別する
判別手段の判別条件を設定しているので、前述の判別に
おいて誤判別を行ってしまいそうな領域に関しては判別
手段を制御、例えば予めかかる領域に合った判別条件を
大刀することによって良好な判別を行うことが出来る。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路ブロックの構成を示す
図、 第2図は本発明の一実施例の複写装置の構成を示す図、 第3図は第1図示のセンサ210周辺の回路構成を示す
図、 第4図は第2図示の実施例の回路ブロックを示す図、 第5図は第4図示のクロックCLK、CLK4の波形を
示す図、 第6図は第2図示の複写装置の表示部を示す図、第7図
は後に示す第11図のエリア処理部の構成を示すブロッ
ク図、 第8図は第7図示のブロックの動作を説明する図、第9
図、第10図は色にじみの状態を示す図、第11図は第
1図示の色判定部106、文字エツジ判定部107の構
成を示す図、 第12図はセンサ210のR,G、 Bの相対感度を示
す図、 第13図は第11図示の色判定部106内の画素色判定
部1101の構成を示すブロック図、第14−1図、第
14−2図は第13図示ノMAx1M i N検知回路
の構成及び動作を示すブロック図、第15−1図、第1
5−2図は第13図示の各セレクタの構成及び動作を示
す図、 第16−1図、第16−2図は第13図示の画素色判定
部1101の動作を説明する図、 第17−1図は第11図に示すエリア処理部内に含まれ
るCAM信号信号部生部成を示すブロック図、第17−
2図は第17−1図に示す演算部1722の構成を示す
ブロック図、 第18−1図は文字エツジ判定部107の構成を示すブ
ロック図、 第18−2図は第18−1図に示す網点特徴抽出部18
27の構成を示すブロック図、 第18−3図は第18−1図に示す網点エリア判定部l
828の構成を示すブロック図、 第18−4図、第18−5図は第18−3図に示す回路
の動作を説明するための図、 第18−6図は第18−3図のテーブル1830の内容
を示す図、 第18−7図は第18−1図に示す信号変換テーブル1
826の構成を示す図、 第19図は文字エツジ判定部の動作を説明する図、第2
0−1図は第18図示の1805の内部構成を示すブロ
ック図、 第20−2図は第20−1図示のテーブル2023の入
力アドレスと出力データとの関係を示す図、第21図は
第19図に示す1905〜1912に示すパターンを示
す代表的なドツトの配列を示す図、第22−1図は第2
1図に示すドツト配列を検出するための検出用パターン
を示す図、 第22−2図は文字端部のパターンを示す図、第23−
1図は網点判定の状態を示す図、第23−2図は網点判
定の動作を説明する図、第24−1図、第24−2図、
第24−3図、第24−4図、第24−5図、第24−
6図、第24−7図は各種の文字を読取った場合におけ
る特徴抽出部403の出力を示す図、 第25−■図、第25−2図、第25−3図は夫々第2
4−1図、第24−3図、第24−4図の一部を拡大し
た図、 第26図は第1図示の乗算器114. 115、加算器
116及び乗算係数発生部の動作を示す図、第27図は
第1図示の乗算係数発生部108の構成を示す図、 第28図は第27図示のROMの入力アドレスと出力と
の関係を示す図、 第29図は第1図示の乗算器の構成を示す図、第30図
は第1図示のフィルタ117の内部構成を示す図、 第31図は第1図示のフィルタ制御信号発生部109の
構成を示す図、 第32図は第31図示のゲート回路の論理式を示す表、 第33図は第1図示のガンマ変換部118の構成を示す
図、 第34図は第33図示のROMの入力と出力との関係を
示す図、 第35図は第1図示のガンマ切換信号発生部110の構
成を示すブロック図、 第36図は第35図示のROMの入力と出力との関係を
示す図、 第37図は第1図示のRWM変調部119の構成を示す
ブロック図、 第38図は第37図示の各ブロックの動作を説明するた
めのタイミングチャート、 第39図は第1図示のスクリン切換信号発生部111の
内部の詳細を示すブロック図、 第40図は細かい色文字を記録する場合のスクリン切換
信号発生部111の内部の詳細を示すブロック図、 第41図は注目画素と周辺画素との位置関係を示す図、 第42図は第1図に示すフィルタ回路117の他の構成
例を示す図、 第43図は第42図に示すフィルタを用いる色処理回路
の他の構成例を示す図、 第44図は第43図示のスクリン切換信号発生部430
1の内部構成を示す図、 第45−1図、第45−2図、第45−3図、第45−
4図、第45−5図、第45−6図は第24−1図乃至
第24−6図の夫々に対応する図であり、各検出信号の
特性を示すタイミングチャート、第46−■図、第46
−2図は第45−1図の更に詳細を示す図、 第47図、第48図は第6図に示す操作部の表示例を示
す図、 第49図はC0D201 ノ出力17)MTFを示す図
、第50図は第20−1図のテーブル2o23の内容の
他の例を示す図、 第51図は第18−3図に示すテーブル1830の内容
の他の例を示す図、 第52図は第48図4807の文字/写真分離レベルの
表示目盛に対応して制御部401が選択するSEG値を
示す図、 第53図はCENTER値の入力フローを示す図、第5
4図は第1図の他の実施例を示す図、第55図、第57
図は第17−1図の他の実施例を示すブロック図、 第56図は第57図の実施例の動作を説明する図、第5
8図は第17−2図の他の実施例を示すブロック図であ
る。 第59図、第60図、第61図、第62図、第63図は
夫々第1図、第31図、第32図、第42図、第26図
の変形例を示す図、 第64図は操作部の外観図、 第65図はシャープネス設定を説明する図、第66図は
モード切換信号の説明図、 第67図は本発明の第9の実施例の全体ブロック図、 第68図は本発明の第9の実施例の基本ブロック図、 第69図は濃度変化点検出部の回路図、第70図はエツ
ジ判定部の回路図、 第71図は乗算係数発生部の回路図、 第72図は空間フィルタを説明する図、第73図はフィ
ルタ制御信号発生部の回路図、第74図はフィルタ切換
を説明する図、第75図はスクリーン切換信号発生部の
回路図、976図はモード設定のフローチャート、第7
7図はシャープネス値設定のフローチャート、第78図
は領域指定を行うための操作部を示す図、第79図は第
78図示の操作部によって指定された領域の例を示す図
、 第80図は第78図示の操作部の操作手順を示すフロー
チャート、 第81図は第80図の操作部の操作入力手順を示すフロ
ーチャート、 第82図は第4図の他の例であって、第78図の操作部
を有する装置の構成を示すブロック図、第83図は第8
2図示のアドレス発生器407、主すア信号発生部40
8の内部構成を示すブロック図、第84図は第83図示
の1003〜1006の内部構成を示すブロック図、 第85図は第78図のデジタイザ上の主走査方向。 副走査方向を示す図、 第86図は第82図示のエリア信号発生部の他の例を示
すブロック図、 第87図(a) (b)は第80図のフローチャートの
他の例を示すフローチャート、 第88図は第82図の更に他の例を示すブロック図、 第89図は第8I図の他の例を示すフローチャートであ
る。 210・・・CCDセンサ 403・・・特徴判定回路 108・・・乗算係数発生部 115、 114・・・乗算器 116・・・加算器 117・・・フィルタ 118・・・γ変換 −−一一◆シ庚長(〃農) t(1 KCイC C1K H3YNC 第13−2岡 、、/g27 第さ−2違 (4、ン 第7ノ図 1戎! (17) 2Z!;4 第23−2図 第30図 入力 #ρ/ 第4ノ図 末、0 菓SS図 CLK H,5yNc− CAM’−一丁]!]−一 第57図 & 〃Sいじ Ct’−2)(A (4−1)J −tA αfl)14 r(ザシ?)l、4゜ 第72図(e) 第72図(f) W、  72じヨ こSつ ((注)設定種1よ全で上記表の油とすゐ、)第 710 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対象画像中の文字部、又はハーフトーン部を判別
    する判別手段、 前記対象画像中の画像領域を指定する指定手段、 前記指定手段により指定された領域に関して、前記判別
    手段の動作を制御する制御手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. (2)前記対象画像はカラー画像であることを特徴とす
    る請求項(1)記載の画像処理装置。
  3. (3)前記制御手段は前記指定された領域に関して、前
    記判別手段の判別条件を設定する手段であることを特徴
    とする請求項(1)記載の画像処理装置。
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CN106327463A (zh) * 2015-06-17 2017-01-11 上海太阳能工程技术研究中心有限公司 太阳电池片的颜色识别方法

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