JPH0362202A - 制御プログラム開発装置 - Google Patents

制御プログラム開発装置

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JPH0362202A
JPH0362202A JP1196947A JP19694789A JPH0362202A JP H0362202 A JPH0362202 A JP H0362202A JP 1196947 A JP1196947 A JP 1196947A JP 19694789 A JP19694789 A JP 19694789A JP H0362202 A JPH0362202 A JP H0362202A
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JP
Japan
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computer
development
control program
microcomputer
developed
Prior art date
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Application number
JP1196947A
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English (en)
Inventor
Shinpei Nakaniwa
伸平 中庭
Hirohisa Najima
名島 宏久
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Priority to EP90114711A priority patent/EP0411584B1/en
Priority to DE69018538T priority patent/DE69018538T2/de
Priority to US07/560,774 priority patent/US5261078A/en
Publication of JPH0362202A publication Critical patent/JPH0362202A/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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    • G06F11/3664Environments for testing or debugging software

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は制御プログラム開発装置に関し、特に新規作成
した制御プログラムの動作チェックを行うプログラム開
発支援ツールを備えないコントロールユニット用コンピ
ュータの制御プログラムを効率的に新規開発し得る開発
装置に関する。
〈従来の技術〉 近年、自動車用の各種制御装置にはマイクロコンピュー
タが多用され、特にエンジン制御装置においてはエンジ
ン性能を向上させるためにマイクロコンピュータにより
複雑なロジックプログラムを実行させて、エンジンを制
御するようになってきている。
ところで、マイクロコンピュータによる制御におけるプ
ログラムをイ乍戒するに当たっては、C1FORTRA
N、PASCAL等の比較的人間言語に近い構成をもつ
プログラミング言語である高級言語を使用することが、
プログラマの負担を少なくし、また、誤りを減少させ得
ることから有利であるとされている。即ち、高級言語に
対して機械語により近いアセンブラ言語は、フローチャ
ートを書いて分かり易くしないとプログラムの流れがチ
ェックし難いが、高級言語では構造化形式のものが多い
ためプログラムの流れがチェックし易く、誤りの発見も
容易であるため、高級言語を使ってのプログラミングが
望ましいとされているものである。
また、高級言語で作成したプログラムをコンパイラで機
関言語に翻訳し、これにより、製品に組み込まれる被開
発用マイクロコンピュータの代わりに、これと同等の動
作を行い、同時にその動作内容を高級言語ベースでチェ
ックできる工くユレータを使用すると、効率良くプログ
ラムを開発できるものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、新しく高性能なCPtJが開発されると、こ
のCPUに対応した高級言語の開発は一般に遅れること
が多く、また、全く着手されない場合もある。このため
、高性能なCPUが開発されても、このコンパイラを備
えないCPUで新規な制御フロダラム開発しようとする
と、アセンブラ言語で制御プログラムを書く必要があり
、プログラマの負担が大きく然も誤りの発生率も高くな
ってしまい、制御プログラムの開発工数が大きくなると
いう問題があり、高級言語でのプログラミングを可能に
したいという要望があった。また、前記エミュレータも
この新しいCPUに対応できていない場合が多く、やは
り効率良くプログラムを開発を行うことが困難であった
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、新規作
成した制御プログラムの動作チェックを行うプログラム
開発支援ツールを備えないコントロールユニット用コン
ピュータの制御プログラムを、効率的に新規開発し得る
開発装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 そのため本発明にかかる制御プログラム開発装置では、
制御対象をコントロールするコントロールユニントを構
成する被開発コンピュータと、新規制御プログラムの動
作チェックを行うプログラム開発支援ツールを備えた開
発用コンピュータと、を備え、前記コンパイラに対応す
る高級言語で書かれた前記制御対象をコントロールする
ための新規制御プログラムを開発用コンピュータで実行
し、該開発用コンピュータの処理結果を被開発コンピュ
ータへ出力させることにより、高級言語で書かれた新規
制御プログラムによる制御対象の制御を実行させるよう
構成した。
ここで、前記被開発コンピュータと開発用コンピュータ
との間に、開発用コンピュータの処理結果が書き込まれ
るRAM及び被開発コンピュータの処理結果が書き込ま
れるRAMを備えたインタフェイス用コンピュータを設
けるようにすることが好ましい。
また、前記被開発コンピュータがRAMの特定アドレス
をアクセスしてその内容を書き変えたときに、開発用コ
ンピュータがその書き変えられた内容を読み込んで新規
制御プログラムに基づく演算を実行し、その結果を被開
発コンピュータに出力するよう構成することが好ましい
更に、インクフェイス用コ゛ンピュータは、開発用コン
ピュータが特定アドレスをアクセスしたときに割込処理
によって開発用コンピュータのデータを被開発コンピュ
ータ側へ転送する機能と、被開発コンピュータが特定ア
ドレスをアクセスしたときに割込処理によって被開発用
コンピュータのデータを開発用コンピュータ側へ転送す
る機能と、を備えるようにすることが好ましい。
〈作用〉 かかる構成によると、開発用コンピュータには、新規制
御プログラムの動作チェックを行うプログラム開発支援
ツールが備えられており、この開発用コンピュータにお
いて新規制御プログラムを実行させ、前記新規制御プロ
グラムによる処理結果を被開発コンピュータへ出力する
ことにより、開発用コンピュータでの処理結果に基づい
て制御対象の制御が実行される。従って、開発用コンピ
ュータが被開発用コンピュータの代わりに制御動作を行
い、かつ、その動作内容をチェックすることができる。
ここで、インタフェイス用コンピュータは、被開発コン
ピュータと開発用コンピュータとの間に設けられ、開発
用コンピュータの処理結果が書き込まれるRAM及び被
開発コンピュータの処理結果が書き込まれるRAMを備
えている。これにより、前記RAMを介して被開発コン
ピュータと開発用コンピュータとの間のデータ転送にお
けるリアルタイム性を維持できるようにした。
また、被開発コンピュータがRAMの特定アドレスをア
クセスしてその内容を書き変えたときには、開発用コン
ピュータがその書き変えられた内容を読み込んで新規制
御プログラムで処理した結果を被開発コンピュータに出
力する。これにより、制御プログラムの一部を開発用コ
ンピュータで新規開発する際に、被開発コンピュータで
実行されるその他の関連プログラムの処理状態を把握で
き、かかる処理状態に対応して開発用コンピュータでの
処理を実行させることができ、被開発コンピュータが本
来行う複数の制御プログラムの代わりに開発用コンピュ
ータが行うべき制御プログラムの選択ができ、かつ、開
発用コンピュータの制御プログラムの動作タイミングも
被開発コンピュータのそれと同期させることができる。
更に、被開発コンピュータと開発用コンピュータとの間
に設けられるインタフェイス用コンピュータは、開発用
コンピュータが特定アドレスをアクセスしたときに割込
処理によって開発用コンピュータのデータを被開発コン
ピュータ側へ転送すると共に、被開発コンピュータが特
定アドレスをアクセスしたときに割込処理によって被開
発用コンピュータのデータを開発用コンピュータ側へ転
送する。従って、インタフェイス用コンピュータを介し
て行われる被開発コンピュータと開発用コンピュータと
の間でのデータ転送が、それぞれ割込処理によって高速
に行わせることが可能となる。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。
第1図に本発明にかかる制御プログラム開発装置の一実
施例の全体概略構成を示しである。
ここで、コントロールユニットlは、製品として車両に
搭載されてエンジン2の燃料供給量や点火時期などの制
御対象を制御するものであり、被開発マイクロコンピュ
ータに相当する第1マイクロコンピユータ3を内蔵して
いる。この第1マイクロコンピユータ3は、CPU、R
OM、RAM。
Ilo、A/Dコンバータ等を備えて構成され、前記R
OMにエンジン制御用の各種プログラムが記憶されるよ
うになっている。
コントロールユニット1には、スロットル弁開度TVO
や機関回転速度N等のエンジン運転条件を検出する各種
のセンサからの検出信号が入力されるようになっており
、これらの検出信号に基づいて第1マイクロコンピユー
タは燃料供給量や点火時期の制?Il (iを決定し、
燃料噴射弁やパワートランジスタ等に制御信号出力する
尚、前記コントロールユニット1に内蔵されている第1
マイクロコンピユータ3のRAMに設定されている制御
プログラムは、アセンブラ言語で作成されたものを機械
言語に翻訳したものであり、高級言語で作成されたもの
を機械言語に翻訳したものではない。これは、第1マイ
クロコンビュ−タ3のCPUに対応する高級言語が開発
されていないことを前提としており、アセンブラ言語で
開発した制御プログラムをROMに設定しであるもので
ある。本実施例では、アセンブラ言語で開発され第1マ
イクロコンピユータ3に組込まれている制御プログラム
の一部を、代わりに高級言語で新規作成したプログラム
を機械言語に翻訳して本発明にかかる制御プログラム開
発装置で実行処理させて動作制御するものである。
製品段階では、前記コントロールユニットlは単独でエ
ンジン2を制御するが、コントロールユニット1の第1
マイクロコンピユータ3における制御プログラムを一部
変更開発するときには、図に示すように、インターフェ
イス用マイクロコンピュータ4を介して開発用マイクロ
コンピュータ5を接続し、この開発用マイクロコンピュ
ータ5において新規制御プログラムを実行させ、その結
果をインターフェイス用マイクロコンピュータ4を介し
てコントロールユニット1に出力することで、開発用マ
イクロコンピュータ5で処理された結果に基づいてエン
ジン2が制御されるようにしである。
前記開発用マイクロコンピュータ5は、第1マイクロコ
ンピユータ3のために作られるプログラムを代わりに実
行するものであり、この開発用マイクロコンピュータ5
で新規プログラムを実行させるべく、図示しない別のマ
イクロコンピュータで高級言語で新規プログラムを作威
し、これを機械言語に翻訳した後、開発用マイクロコン
ピュータ5に移植するようにする。尚、高級言語で新規
プログラムを作成するマイクロコンピュータには、第1
マイクロコンピユータ3用のプログラムをエミュレータ
によりバグを取るための充分な機器を備える一方、C,
FORTRAN、PASCAL等の高級言語を機械言語
に翻訳するコンパイラを備えている。
次に前記開発用マイクロコンピュータ5及びインターフ
ェイス用マイクロコンピュータ4の詳細を第2図及び第
3図に従って説明する。
開発用マイクロコンピュータ5は、第2図に示すように
、−膜内な構成としてCPUl0.RAM11、ROM
12.l10LS113.I/F14を備える一方、イ
ンターフェイス装置4にデータを出力するときに用いる
バッファn 15.汎用インタフェイス(CPIB)1
6、及び、インターフェイス用マイクロコンピュータ4
から送られるRAMデータを記憶するRAM117. 
このRAM117のアクセスアドレスをラッチするアド
レスラッチ18を備えている。また、前記1/F14に
は、キーボードやモニタ等のマンマシンインタフェイス
が接続される。
前記インターフェイス用マイクロコンピュータ4は、第
3図に示すように、プローブボックスAと、本体Bと、
コントロールボックスCとによって構成される。
プローブボックスAは、コントロールユニット1の第1
マイクロコンピユータ3に接続されるインタフェイスで
あり、第1マイクロコンピユータ3に開発用マイクロコ
ンピュータ5からのデータを読み込ませるためのエミュ
レーションRAM (EMST−RAM;64KBYT
E毎の2バンク構威としである)21と、本体B側から
このエミュレーションRAMをアクセスするためのRA
 M −、、)−10としてフォトカプラー22と、第
1マイクロコンピユータ3のRAMデータを本体B側に
出力するためのオプチカル・キャラクタ−・バッファ2
3とが備えられている。
このプローブボックスAとケーブルを介して接続される
本体Bには、前記プローブボックスAに設けられたフォ
トカプラー22と共にエミュレーションRAM21の1
0を構成するオプチカル・キャラクタ−・バッファ31
と、前記オプチカル・キャラクタ−・バッファ23から
の信号を変換しバッファ23と共にRAM−110を構
成するフォトカプラー32が設けられている。
前記フォトカプラー32には、第1マイクロコンピユー
タ3からのデータを開発用マイクロコンピュータ5に読
み込ませるためのエミュレーションRAM (EMST
−RAM)33が接続されており、このエミュレーショ
ンRAM33は64KBYTE毎の2バンク構成と共に
、8ビット語長のアドレス毎にフラグを設定するための
64KBITX2の記憶容量を持つ。
前記エミュレーションRAM33は、データバスCPU
34で制御され、データバスCPU34で読み出された
エミュレーションRAM33のRAMデータは、開発用
コンピュータインタフェイス35を構成するバッファ3
6を介して開発用マイクロコンピュータ5に出力され(
パラレル信号ラインC2)、開発用マイクロコンピュー
タ5のRAM117に記憶されるようになっている。
また、開発用コンピュータインタフェイス35には、開
発用マイクロコンピュータ5のバッファ■15及びパラ
レル信号ラインC1を介して出力されるROMデータを
記憶するRAM37と、このRAM37のアクセスアド
レスをラッチするアドレスラッチ38とが設けられてお
り、このRAM37及びアドレスラッチ38の内容が、
メインCPU39で読み出されるようになっている。前
記メインCPU39は、前記データバスCPU34と通
信可能に構成される一方、マンマシンインタフェイスで
あるコントロールユニットボックスCとの間でパラレル
信号の授受を行う。
一方、開発用マイクロコンピュータ5のバッファI[1
5を介して出力されるデータは、パラレル信号ラインC
3を介して、インタフェイス用マイクロコンピュータ4
のインタフェイス基板40に入力されるようになってお
り、メインCPU39で制御されるこのインタフェイス
基板40には、プリンター41やROMライター41.
42が接続される。
コントロールボックスCには、液晶表示(LCD)やテ
ンキーボードが備えられている。
かかる構成により、インタフェイス用マイクロコンピュ
ータ4を、コントロールユニット1の第1マイクロコン
ピユータ3に接続させると、第1マイクロコンピユータ
30CPUが、内蔵のRAMと同様にして、前記エミュ
レーションRAM21゜33をアクセスする一方、開発
用マイクロコンピュータ5へ第1マイクロコンピユータ
3のRAMデータをパラレルに出力し、また、開発用マ
イクロコンピュータ5の処理結果を第1マイクロコンピ
ユータ3に入力させる。
従って、第1マイクロコンピユータ3や開発用マイクロ
コンピュータ5に余分なハードウェアを追加しなくとも
、前記インタフェイス用マイクロコンピュータ4により
高速にパラレルデータ通信を行わせることが可能であり
、また、第1マイクロコンピユータ3にデパック用のハ
ードウェアを追加する必要もない。
次にかかる制御プログラム開発装置によるプログラム開
発の一例を説明する。まず、コントロールユニットlで
制御されるエンジン2の構成例を第4図に示す。
ここでエンジン2には、エアクリーナ52.吸気ダクト
53.スロットルチャンバ54及び吸気マニホールド5
5を介して空気が吸入される。スロ・ノトルチャンバ5
4には、図示しないアクセルペダルと連動してスロット
ルチャンバ54の開口面積をを可変制御するスロットル
弁57が設けられていて、吸入空気流量Qを制御する。
前記スロットル弁57には、その開度TVOを検出する
ポテンショメータと共に、その全閉位置(アイドル位置
)でONとなるアイドルスイッチ58Aを含むスロット
ルセンサ58が付設されている。
スロットル弁57上流の吸気ダクト53には、エンジン
2の吸入空気流IQを検出するエアフローメータ59が
設けられていて、吸入空気流量Qに応じた電圧信号Us
を出力する。
また、スロットル弁57下流の吸気マニホールド55の
各ブランチ部には、各気筒毎に電磁式の燃料噴射弁60
が設けられている。燃料噴射弁60は、コントロールユ
ニット1から機関回転に同期したタイミングで出力され
る駆動パルス信号によって所定時間開弁駆動し、図示し
ない燃料ポンプから圧送されプレッシャレギュレータに
より所定圧力に調整された燃料を吸気マニホールド55
内に噴射供給する。
更に、エンジン2の冷却ジャケット内の冷却水温度Tw
を検出する水温センサ61が設けられ、また、各気筒の
燃焼室にそれぞれ臨ませて点火栓56を設けである。
コントロールユニット1は、クランク角センサ62から
機関回転に同期して出力されるクランク単位角度信号P
O5を所定時間カウントして、又は、所定クランク角位
置毎に出力されるクランク基準角度信号REFの周期を
計測して機関回転速度Nを検出する。
ここで、コントロールユニットlは、上記各種のセンサ
から検出信号に基づいて燃料噴射量Tiを演算し、この
燃料噴射量Tiに相当するパルス巾の駆動パルス信号を
各燃料噴射弁60に所定タイ旦ングで出力することによ
って、各気筒別の燃料供給を制御するようになっている
次にコントロールユニット1の第1マイクロコンピユー
タ3で行われる上記燃料噴射量Tiの演算制御を第5図
及び第6図のフローチャートに示すプログラムに従って
説明する。尚、上記第5図及び第6図のフローチャート
は、アセンブラ言語で初期に開発作成されたものである
第5図のフローチャートに示すプログラムは、4ms毎
に実行されるものであり、このプログラムによって加重
平均吸入空気流i1 Q a vが演算される。
まず、ステップ1(図中ではSlとしである。
以下同様)では、エアフローメータ59から吸入空気流
fllQに応じて出力される電圧信号Usを人力する。
そして、次のステップ2では、ステップ1で人力した電
圧信号Usに対応する吸入空気流量Qを、予め設定した
マツプから検索して求める。
ステップ3では、制御プログラムの開発時に1がセット
されるフラグF laHの判別を行うが、コントロール
ユニット1単独による制御時には、前記フラグF la
gにはゼロがセットされるので、通常はステップ3から
ステップ4へ進む。
ステップ4では、今回ステップ2で得た吸入空気流量Q
と、前回実行時にこのステップ4で得た加重平均吸入空
気流量Qavとを、一定値である加重重み定数Xを用い
て下式に従い加重平均して新たに加重平均吸入空気流量
Qavを得る。
Qav+X−Qav+ (1−X) ・Q一方、第6図
のフローチャートに示すプログラムは、10m5毎に実
行されるものであり、このプログラムによって燃料噴射
量Tiが演算される。
まず、ステップ21では、スロットルセンサ58によっ
て検出されるスロットル弁開度TVO,水温センサ61
で検出される冷却水温度Tw、クランク角センサ62か
らの検出信号に基づいて算出された機関回転速度N等を
入力する。
ステップ22では、下式に従って基本燃料噴射量Tpを
演算する。
T p = K X Qav/ N ここで、Kは定数であり、また、Qavは上記第5図の
フローチャートで演算された加重平均吸入空気流量であ
る。
次のステップ23では、前記第5図のフローチャートで
も行ったフラグFlagの判別を行う。ここでも、制御
プログラムの開発を行わない通常時にはフラグF la
gがゼロであると判別されてステップ24へ進む。
ステップ24では、スロットル弁開度TVOの単位時間
当たりの変化率ΔTVOの演算を行う。
そして、ステップ25では、基本燃料噴射量Tp。
スロットル弁開度変化率ΔTVO,機関回転速度N、冷
却水温度Twそれぞれに対応する係数を、それぞれ予め
設定しであるマツプから検索して求め、これら相互を乗
算することにより燃料補正係数Kfuelを求める。
ステップ26では、ステップ22で演算した基本燃料噴
射量Tpと、ステップ25で演算された燃料補正係数K
fuelと、バッテリ電圧の変化による燃料噴射弁60
の有効開弁時間の変化を補正するための補正分子sとに
より最終的な燃料噴射量Ti(←TpXKfuel+T
s)を演算する。
ここで、第5図のフローチャートにおける吸入空気流量
Qの加重平均演算プログラム、及び第6図のフローチャ
ートにおける燃料補正係数Kfuelの演算プログラム
を改善すべく新たに開発する場合を想定すると、新たな
制御プログラムを作成し、この新たに作成した制御プロ
グラムを実際に実行させてエンジン2の運転制御性を実
験する必要がある。
そして、制御プログラムの実験結果をフィードバックさ
せて改善を加え、最終仕様の制御プログラムを決定する
が、コントロールユニット1単独で行おうとすると、ア
センブラ言語で新たに作成したプログラムを第1マイク
ロコンピユータ3のROMに設定して、このプログラム
の動作をチェックして制御プログラムを修正開発する必
要があって煩雑である。しかしながら、本実施の制御プ
ログラム開発装置では、開発用マイクロコンピュータ5
が高級言語で新規開発したプログラムの機械言語翻訳し
たものを第1マイクロコンピユータの代わりに実行する
ために、高級言語で新たな制御プログラムを作成してソ
フトウェア開発を効率良く進めることができる。
ここで、吸入空気流量Qの加重平均演算プログラム及び
燃料補正係数Kfuelの演算プログラムの開発を例と
して、制御プログラム開発装置の作用を次に説明する。
マス、第1マイクロコンピユータ3の制御プログラムの
一部を改善すべく開発用マイクロコンピュータ5で高級
言語で作成した新規プログラムを実行させて、その新規
プログラムをエンジン制御に用いる際には、第5図及び
第6図におけ′るフラグFlagに1をセットする。
これにより、第5図及び第6図のフローチャートにおけ
るフラグF lagの判別ステップにおいて、フラグF
lagが1であると判別されることにより、それぞれの
フローチャートにおいて吸入空気流量Qの加重平均演算
及び燃料補正係数Kfuelの演算が行われず、以下の
ような制御が実行される。
第5図のフローチャートの場合、ステップ3でフラグF
lagが1であると判別されると、ステップ11に進ん
で、開発用マイクロコンピュータ5から新たな制御プロ
グラムに基づいて演算された加重平均吸入空気流量Qa
vの結果が戻されたか否かを判別するためのフラグF 
lag2にゼロをセットする。
次のステップ12では、ステップ2で得た吸入空気流量
Qのデータを内蔵のRAMの所定アドレス位置にストア
する。このとき、インタフヱイス用マイクロコンピュー
タ4の本体BのエミュレーションRAM33が同様にア
クセスされて、吸入空気流IQのデータがストアされる
ここで、前記吸入空気流itQがストアされるアドレス
が、特定アドレスAdr(i)のひとつとして予め設定
されており、このエミュレーションRAM33の特定ア
ドレスAdr(i)がアクセスされると、この特定アド
レスAdr(i)に対応するフラグFAdr(i)に1
がセットされるようになっている。尚、前記フラグFA
dr(i)分の記憶容量が64KBIT×2で確保され
ている。
尚、第1マイクロコンピユータ3のチップイネプルτ丁
がローレベルであるときには、第1マイクロコンピユー
タ3で書き込み動作が行われず、第1マイクロコンピユ
ータ3内蔵のRAMとエミュレーションRAM33との
データレベルが同一であるから、チップイネプルてτが
ローレベルからハイレベルに立ち上がるときにエミュレ
ーションRAM33のバンクチェンジがなされるように
なっている。
前記フラグFAdr(i)に1がセットされると、その
特定アドレスAdr(i)の内容、即ち、吸入空気流I
Qのデータが、開発用コンピュータインタフェイス35
のバッファ36に送られ、このバッファ36を介した吸
入空気流量Qデータは、開発用マイクロコンピュータ5
のRAM117に格納され、開発用マイクロコンピュー
タ5のCPUl0で読み出させる状態となる。
かかる第1マイクロコンピユータ3のRAMデータの開
発用マイクロコンピュータ5への転送制御が、データバ
スCPU34で実行される第7図のフローチャートに示
しである。
即ち、予め設定された特定アドレスA d r (i 
)に対応したフラグFAdr(i)が1であるかゼロで
あるかを判別しくステップ101,103  ・・)、
1であるときには、その特定アドレスAdr(i)が第
1マイクロコンピユータ3でアクセスされたことを示す
ため、かかる第1マイクロコンピユータ3における処理
状態を開発用マイクロコンピュータ5に知らせるため、
アクセスされた特定アドレスAdr(i)の内容をバッ
ファ36に出力する(ステップ102゜104  ・・
・)。
インタフェイス用マイクロコンピュータ4のバッファ3
6を介して出力される特定アドレスAdr(i)の内容
は、開発用マイクロコンピュータ5のRAM117にス
トアされ、そのときの特定アドレスAdr(i)がアド
レスラッチ18にラッチされる。
このような制御を各特定アドレスAdr(i)毎に行っ
て、少なくとも新規開発プログラムに関わるRAMデー
タについては、第1マイクロコンピユータ3がアクセス
して書き変える毎に、開発用マイクロコンピュータ5に
パラレルに転送され、開発用マイクロコンピュータ5が
第1マイクロコンピユータ3の処理状態を把握できるよ
うになっている。
再び、第1マイクロコンピユータ3で行われる制御であ
る第5図のフローチャートに戻って説明すると、ステッ
プ12で吸入空気−1tqのRAMへのストアを実行す
ると、次のステップ13では、RAMの特定アドレスA
dr(i)に4+m5JOB(吸入空気流量の加重平均
プログラム)が実行されたことを指示するコードをスト
アする。
そして、次のステップ14では、ステップ11でゼロを
セットしたフラグF lag2が1になるまで判別を繰
り返し、1になったときに初めて本プログラムを終了さ
せる。
前記フラグF lag2に対する1のセットは以下のよ
うにして行われる。
前記ステップ13で、特定アドレスAdr(i)に4m
5JOBが実行されたことを指示するコードがストアさ
れると、吸入空気流11Qのストアを行ったときと同様
にして、工逅ニレ−ジョンRAM33の特定アドレスが
アクセスされ、このアクセスにより対応するフラグFA
dr(i)に1がセットされ、4a+5JOB実行コー
ドがバッファ36を介して開発用マイクロコンピュータ
5のRAM117にパラレル転送される。このときに、
4m5JOB実行コードがストアされる特定アドレスA
dr(i)がアドレスラッチ18にラッチされる。
開発用マイクロコンピュータ5のCPU10は、このア
ドレスラッチ18にラッチされた特定アドレスAdr(
i)が、4m5JOB実行コード又は後述する10m5
 J OB実行コードがストアされる特定アドレスであ
るときには、この特定アドレスラッチをタイミングとし
て割込実行される第8図のフローチャートに示すプログ
ラムを実行させ、第5図のフローチャートにおけるステ
ップ4の代わりとなる新規開発プログラム(高級言語で
作成された変更プログラム)に従って加重平均吸入空気
流量Qavを演算し、最後に前記フラグF lag2に
lをセットする。
即ち、前記フラグF lag2は、第1マイクロコンピ
ユータ3の代わりに開発用マイクロコンピュータ5が加
重平均吸入空気流fiQavを演算すると、1がセット
されるものであり、開発用マイクロコンピュータ5での
演算が終わると、第5図のフローチャートが終了する。
開発用マイクロコンピュータ5で演算された加重平均吸
入空気流11Qav及び1がセットされたフラグF l
ag2は、バッファl115に出力され開発用コンピュ
ータインタフェイス35のRAM37にストアされる。
ここで、前記加重平均吸入空気流量Qav及びフラグF
 lag2がストアされる特定アドレスAdr(i)が
、アドレスラッチ38でラッチされると、メインCPU
39は、吸入空気流量Qavの演算結果が開発用マイク
ロコンピュータ5から戻されたことを検知して、特定ア
ドレスのラッチを実行タイミングとする割込処理(第9
図のフローチャート参照)により加重平均吸入空気流量
Qav及びフラグF lag2のデータを、第1マイク
ロコンピユータ3でアクセスされるプローブボックスA
の工くニレ−ジョンRAM21にパラレル転送する。尚
、工【ニレ−ジョンRAM21へのデータ転送は、第1
マイクロコンピユータ3がアクセスしてない方のバンク
に行うようにする。
即ち、予め設定された特定アドレスがアクセスされると
、割込処理によって開発用マイクロコンピュータ5から
被開発マイクロコンピュータである第1マイクロコンピ
ユータ3へのパラレルデータ転送が行われると共に(第
9図参照)、割込処理によって第1マイクロコンピユー
タ3に変わる新規処理が実行される(第8図参照)ので
、第1マイクロコンピユータ3のみで演算処理を行うの
と同等な高速処理性が確保される。
同様な制御が、第6図のフローチャートに示すプログラ
ムでも行われる。即ち、ステップ23でフラグF la
gが1であると判別されるプログラム開発時には、ステ
ップ27へ進んでフラグF lag2に1をセットして
、開発用マイクロコンピュータ5での演算結果が戻るの
を待つようにする一方、ステップ2日で燃料補正係数K
fuelに関わる各種データ(TVO,N、 Tw、 
Qav、前回K fuel )をRAMにストアする。
かかるRAMへのストア制御によって、前記燃料補正係
数Kfuelに関わる各種データは、エミュレーション
RAM33及びバッファ36を介して開発用マイクロコ
ンピュータ5のRAM1にパラレルに転送される。
そして、次のステップ29では、10m5JOB(燃料
噴射量演算JOB)の実行を示すコードを特定アドレス
にストアする。かかる1(bus J OB実行コード
のRAMへのストアによって、第8図のフローチャート
に示すプログラムが開発用マイクロコンピュータ5でア
ドレスラッチをタイミングとして割込み実行され、ステ
ップ24.25の代わりの新規開発プログラムによって
燃料補正係数Kfuelが演算される。燃料補正係数K
fuelが開発用マイクロコンピュータ5側で新規プロ
グラムに基づいて演算されると、フラグF lag2に
1がセットされて、第1マイクロコンピユータ3側で処
理される第6図のフローチャートが終了する。
ここで、開発用マイクロコンピュータ5で処理される新
規開発の加重平均吸入空気流量Qav及び燃料補正係数
Kfuelの演算プログラムについて詳細に説明する。
尚、この新規開発された制御プログラムは、高級言語を
用いて新たに作成したものであり、アセンブラ言語を用
いて作成される場合に比べ、プログラマの負担を減少さ
せ、かつ、バグの発生を抑止して、効率的に開発され得
るものである。
4m5JOB又はLongs J OBの実行コードが
特定アドレスにストアされると、この特定アドレスがア
ドレスラッチ18にラッチされて、第8図のフローチャ
ートが実行される。
まず、ステップ41では、特定アドレスにストアされて
いるコードが10m5 J OBの実行を指示するもの
であるか否かを判別する。Iofms J OBの実行
コードでないときには、ステップ42へ進んで4m5J
OBの実行コードであるか否かを判別する。
ステップ42で4m5JOBの実行コードであると判別
されると、以下の加重平均吸入空気流量Qavを演算す
る新規のプログラムが実行される。
ステップ43では、機関回転速度Nと基本燃料噴射量T
pとで区分される運転領域毎に加重平均演算に用いる加
重重みXをそれぞれ設定しであるマツプから、該当する
加重重みXを検索して求める。
尚、ここでは、加重重みXを大、中、小の3種類として
あり、また、検索パラメータである機関回転速度Nと基
本燃料噴射MlTpのデータは、第1マイクロコンピユ
ータ3の処理結果を、エミュレーションRAM33を介
してRAMl17に取り込んだものを用いる。
そして、次のステップ44では、上記ステップ43で検
索して求められた加重重みXを用い、下式に従って加重
平均吸入空気流IQavを演算する。
Qav4−X−Qav+(1−X)・Qかかる演算式は
、第1マイクロコンピユータ3で処理される第5図のフ
ローチャートにおけるステップ4と同じであるが、新た
に運転領域に応じて加重重みXを変化させる処理を加え
たものである。尚、上記演算式で用いる最新吸入空気流
4iQのデータは、ステップ12の処理でRAMにトス
アされたデータである。
このように、第1マイクロコンピユータ3における処理
とは異なる処理で加重平均吸入空気流量Qavが演算さ
れると、ステップ45でフラグF lag2に1をセッ
トして、このフラグF 1ag2データを加重平均吸入
空気流11Qavデータと共にバッファ■15に出力す
ることにより、RAM37及び工くニレ−ジョンRAM
21を介して第1マイクロコンピユータ3側に開発用マ
イクロコンピュータ5での加重平均吸入空気流量Qav
演算が終了したことを検知させる。
一方、ステップ41で10m5 J OBの実行コード
であると判別されると、まず、ステップ46へ進んでス
ロットル弁開度TVOに基づいてスロットルチャンバ5
4の開口面積Aをマツプから検索して求める。
次のステップ47では、ステップ46で求めた開口面積
Aを機関回転速度Nで除算した値に基づき、予め設定し
たマツプから基本体積効率QHφを検索して求める。
ステップ48では、加重平均吸入空気流1tQavに基
づき、予め設定したマツプから加重重みXを検索して求
める。
ステップ49では、ステップ47で求めた基本体積効率
QHφと、前回実行時に求めた体積効率QCYLとを、
前記ステップ48で求めた加重重みXを用いて加重平均
して新たに体積効率QCYLを求める。
QCYL=QCYL−x+QHφ(1−x)ステップ5
0では、ステップ49で求めた体積効率QCYLと定数
にとを乗算して基本燃料噴射量α・NTpを演算する。
この基本燃料噴射量α・NTpは、開口面積Aと機関回
転速度Nとで予測される吸入空気量に対応した基本燃料
噴射量である。
次のステップ51では、今回新たに演算された基本燃料
噴射量α・NTpと、前回の演算結果α・NTPoto
との差であるΔα・NTpを演算する。
このΔα・NTpは、エンジンの過渡運転状態を示すデ
ータである。
ステップ52では、次回のステップ51での演算に用い
るために今回ステップ50で演算された最新の基本燃料
噴射量α・NTpを前回値α・NT p OLDにセッ
トする。
ステップ53では、冷却水温度Twに基づいて補正係数
Twfをマツプから検索して求め、次のステップ54で
は、燃料補正係数Kfuelの減少特性値decを機関
回転速度Nに基づいてマツプから検索して求める。
そして、ステップ55では、前回までの燃料補正係数K
fuel及びΔα・NTp、Twf、decを用い、下
式に従って燃料補正係数Kfuelを演算する。
Kfuel← Kfuel+TW f XΔtx ・NTp  Kfu
elXdecこのようにして、第1マイクロコンピユー
タ3での処理とは異なる方法で燃料補正係数Kfuel
を演算すると、次のステップ56ではフラグF lag
2に1をセットして、開発用マイクロコンピュータ5で
燃料補正係数Kfuelが演算されたことを第1マイク
ロコンピユータ3に検知させると共に、開発用マイクロ
コンピュータ5で演算した燃料補正係数Kfuelを用
いて第1マイクロコンピユータ3で燃料噴射11Tiが
演算されるようにする。
尚、前述のように、エミュレーションRAM33の特定
アドレスが第1マイクロコンピユータ3でアクセスされ
たときに、データバスCPU34はそのアドレスにスト
アされている内容をバッファ36に出力するが、どのア
ドレス、を特定アドレスとしてバッファ36に出力させ
るようにするかを予め設定しておく必要があり、かかる
特定アドレスの設定は、第10図のフローチャートに示
すようにして行われるようになっている。
第10図のフローチャートに示すプログラムは、インタ
フェイス用マイクロコンピュータ4のメインCPU39
でバックグラウンド処理されるものであり、まず、ステ
ップ71ではメインCPU39がイニシャルモードであ
るか否かを判別する。
ここでイニシャルモードであると判別されると、ステッ
プ72へ進み、開発用マイクロコノピユータ5からGP
IB16及びインタフェイス基板40を介して指示され
る特定アドレスをデータバスCPU34に指示する。
ステップ73では、特定アドレスが指示されたデータバ
スCP U34が、この特定アドレスを内蔵RAMに記
憶する。ここで記憶された特定アドレスと、エミュレー
ションRAM33で実際にアクセスされたアドレスとを
比較することによって、アクセスされたのが特定アドレ
スであるか否かを判別し、特定アドレスであるときには
、第8図及び第9図のフローチャートに示すプログラム
が割込実行されて、データの転送や新規開発された制御
プログラム実行が行われる。
以上のように、本実施例における制御プログラム開発装
置によると、第1マイクロコンピユータ3(被開発マイ
クロコンピュータ)の制御プログラムの一部を、高級言
語で新規作成し、その機械言語に翻訳したものを開発用
マイクロコンピュータ5側で実行し、この新規開発した
制御プログラムがあたかも第1マイクロコンピユータ3
で処理されているようにしてエンジン2の制御を行わせ
ることができる。このため、アセンブラ言語で初期設定
されている制御プログラムの一部改善する開発を行うと
きには、プログラミングの容易な高級言語で変更部分の
プログラムを作成でき、かつ、その開発した制御プログ
ラムに基づいて実際にエンジン2を制御させてみること
ができるため、制御プログラムが短時間に、かつ、誤り
を少なく開発できるようになる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によると、作成した新規制御
プログラムの動作チェックを行うプログラム開発支援ツ
ールを備えないコンピュータをもつコントロールユニッ
トにおける制御プログラムを開発するときに、高級言語
を用いて新規制御プログラムを作成でき、制御プログラ
ムを短時間にかつ誤りを少なく開発することができる。
また、被開発コンピュータと開発用コンピュータとの間
にインタフェイス用コンピュータを介装させることによ
り、被開発と開発用コンピュータとの間で高速にデータ
通信を行わせることができると共に、被開発コンピュー
タそれぞれに対応してデパック用のハードウェアを追加
する必要がない。
また、被開発コンピュータの処理状態を開発用コンピュ
ータで懇握でき、然も、相互のデータ通信を特定アドレ
スのラッチを実行タイくングとして割込処理するため、
被開発コンピュータのみで制御を行っているときと路間
等な制御速度を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる制御プログラム開発装置の一実
施例の全体構成を示すブロック図、第2図は第1図示の
開発用マイクロコンピュータの構成を示すブロック図、
第3図は第1図示のインタフェイス用マイクロコンピュ
ータの構成を示すブロック図、第4図は同上実施例にお
ける制御対象であるエンジンの構成を示すシステム概略
図、第5図〜第1O図はそれぞれ同上実施例において制
御プログラムの新規開発に関わる制御を説明するための
フローチャートである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)制御対象をコントロールするコントロールユニッ
    トを構成する被開発コンピュータと、新規制御プログラ
    ムの動作チェックを行うプログラム開発支援ツールを備
    えた開発用コンピュータと、を備え、前記コンパイラに
    対応する高級言語で書かれた前記制御対象をコントロー
    ルするための新規制御プログラムを開発用コンピュータ
    で実行し、該開発用コンピュータの処理結果を被開発コ
    ンピュータへ出力させることにより、高級言語で書かれ
    た新規制御プログラムによる制御対象の制御を実行させ
    るよう構成したことを特徴とする制御プログラム開発装
    置。
  2. (2)前記被開発コンピュータと開発用コンピュータと
    の間に、開発用コンピュータの処理結果が書き込まれる
    RAM及び被開発コンピュータの処理結果が書き込まれ
    るRAMを備えたインタフェイス用コンピュータを設け
    たことを特徴とする請求項1記載の制御プログラム開発
    装置。
  3. (3)前記被開発コンピュータがRAMの特定アドレス
    をアクセスしてその内容を書き変えたときに、開発用コ
    ンピュータがその書き変えられた内容を読み込んで新規
    制御プログラムに基づく演算を実行し、その結果を被開
    発コンピュータに出力するよう構成したことを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれかに記載の制御プログラム開
    発装置。
  4. (4)前記インタフェイス用コンピュータは、開発用コ
    ンピュータが特定アドレスをアクセスしたときに割込処
    理によって開発用コンピュータのデータを被開発コンピ
    ュータ側へ転送する機能と、被開発コンピュータが特定
    アドレスをアクセスしたときに割込処理によって被開発
    用コンピュータのデータを開発用コンピュータ側へ転送
    する機能と、を備えたことを特徴とする請求項2記載の
    制御プログラム開発装置。
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