JPH0360372B2 - - Google Patents

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JPH0360372B2
JPH0360372B2 JP1499985A JP1499985A JPH0360372B2 JP H0360372 B2 JPH0360372 B2 JP H0360372B2 JP 1499985 A JP1499985 A JP 1499985A JP 1499985 A JP1499985 A JP 1499985A JP H0360372 B2 JPH0360372 B2 JP H0360372B2
Authority
JP
Japan
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scanning
temperature
butt
welding
point
Prior art date
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Expired
Application number
JP1499985A
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English (en)
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JPS61173109A (ja
Inventor
Junichi Osada
Kazuhiko Fukutani
Toshitaka Ogiso
Tetsuya Koseki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP1499985A priority Critical patent/JPS61173109A/ja
Publication of JPS61173109A publication Critical patent/JPS61173109A/ja
Publication of JPH0360372B2 publication Critical patent/JPH0360372B2/ja
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電縫鋼管の溶接工程におけるオープン
パイプ突き合せエツジ部の温度測定により突き合
せ角と突き合せ点の位置を測定する測定装置に関
する。
(従来の技術) 従来、電縫鋼管の溶接工程における温度測定装
置としては、特開昭57−79084号「電縫鋼管の溶
接入熱制御方法」の中にワークコイル(またはコ
ンタクトチツプ)と溶接突き合せ点の間の所定位
置におけるエツジ部近傍の金属帯外周面をTVカ
メラで測温する装置や特開昭57−165188号「電縫
鋼管の溶接制御方法」の中にワークコイルと溶接
突き合せ点の間の任意の位置の板肉厚方向の温度
を測温する装置が公知である。
しかし前者は入熱制御に突き合せ角を取り入れ
た場合、その装置仕様による測定位置分解能が
0.4mm(外径91φ、48000本のフアイバーを使用)
となり、これまでの経験や操業上必要とされる測
定位置分解能は0.17mm以下であることから測定位
置分解能が満足されるものでなかつた。また後者
は、肉厚方向の温度をワークコイルと溶接突き合
せ点との間の任意の箇所で測温することを前提と
しているが、温度計で測温すべき電縫鋼管のエツ
ジ端面は、電縫鋼管の成形面の特徴から温度計が
全肉厚を視野内に収める事ができるような位置は
存在せず実機面では物理的に非常に困難であると
いう欠点を有する。
このような問題からエツジ部近傍の温度測定値
から突き合せ角や溶接突き合せ点の位置を測定し
てワークコイルの入熱制御に用いることは従来行
なわれていなかつた。
(本発明の目的) 本発明は上記の如き、従来技術の欠点を解消
し、ワークコイルの入熱制御の精度向上のために
なされたもので、電縫鋼管の溶接工程において、
ワークコイルと該鋼管の溶接突き合せ点の間で所
定間隔をおいて少なくとも2ヶ所のオープンパイ
プ外周面温度を測定し、測定した温度分布のエツ
ジコーナー温度の信号を用いて突き合せ角を測定
し、さらに正確な溶接突き合せ点の測定を行う装
置を提供することを目的とするものである。
(発明の構成・作用) 上記目的を達成するための本発明装置の特徴と
するところは、電縫鋼管の溶接工程において加熱
装置と溶接突き合せ点との間でオープンパイプの
上方に少なくとも2個の走査型温度計を所定の間
隔をおいて配置し、該オープンコイルの進行方向
に対し直角方向に該温度計を走査させ、該温度計
の測定値を温度分布に交換する温度交換器と該変
換器出力の温度分布より走査位置のオープンパイ
プのエツジ部間隔を演算し、該演算値をもとに突
き合せ角及び溶接突き合せ点の位置を演算する信
号処理位置とからなることを特徴とする電縫鋼管
の突き合せ角及び溶接突き合せ点の測定装置にあ
る。
以下、本発明装置を図面に基き、詳細に説明す
る。
第1図、第2図は本発明の装置構成を略示する
模式図である。図中1,2は走査型温度計で設定
された所定間隔をおいて配置され、オープンパイ
プの外周面温度を測定する。3は温度変換器で温
度計1,2からの信号を温度信号処理を行う。4
はエツジ間隔距離、突き合せ角、溶接突き合せ点
の位置を演算する信号処理装置。5はワークコイ
ル7の電源を制御する電源制御装置、6はワーク
コイル7用電源、7はオープンパイプ8を高周波
加熱するワークコイル、1′,2′は走査型温度
1,2の走査ラインである。10はオープンコイ
ルエツジ部の温度、エツジ間隔;突き合せ角、溶
接突き合せ角の位置測定装置である。
走査型温度計1,2で、ワークコイル7とオー
プンパイプ8の溶接突き合せ点(以後V点とい
う)の任意の間隔で少なくとも2ヶ所のオープン
パイプ8の外周面を走査して輝度を測定し、温度
変換器3で温度信号に変換すると第3図に示すピ
ーク点を持つた温度パターンがそれぞれの測定位
置の温度に従つて得られる。これらの温度パター
ンのピーク点は、オープンパイプ8のエツジコー
ナー部である。
これは高周波加熱の表皮効果によりエツジコー
ナー部の温度が最も高くなるためである。すなわ
ち、測定した温度パターンのピーク点間隔がオー
プンパイプ8の相対するエツジコーナー部の間隔
を示していることになる。第3図に示しているよ
うに走査型温度計1により得られる温度パターン
のピーク点間隔をl1、走査型温度計2により得ら
れる温度パターンのピーク点間隔をl2とすれば、
l1,l2はすなわち温度計の走査した位置のオープ
ンパイプ8のエツジ間隔であり、演算可能であ
る。また、走査型温度計1および2がオープンパ
イプ8を検知している間隔は走査型温度計の設置
時点で決まり、その間隔をLとすると突き合せ角
(以後アペツクス角θという)は下記に示す(1)式
によつて計算可能である。
θ=2tan-1(l1−l2/2L) ……(1) 但し θ:アペツクス角 l1、l2:オープンパイルのエツジ間隔(走査型温
度計位置における) L:走査型温度計1,2の走査間隔 すなわちエツジコーナー温度からエツジ間隔を
検知することによりアペツクス角を測定すること
ができる。
この時、アペツクス角θを±0.2度の精度で測
定することが操業上必要であり、走査型温度計の
位置分解能を△lとすると △l(=l1−l2)=2−Ltan0.2/2=0.17mm (但し、この時走査型温度計の走査間隔Lを50mm
とする。) であることが必要である。これを満足するために
走査型温度計の設置高さをオープンパイプ8のエ
ツジコーナー部から最低1500mm、最高2800mm(走
査型温度計の仕様による)とし、走査型温度計の
検出点を2048点、走査角7度のものを用いれば、
走査型温度計の走査位置分解能は 2×(1500〜2800)×tan7/2/2048=0.09〜0.17mm となり、これまでの経験や操業上必要とされる測
定位置分解能0.17mmを満足できるものである。
次にV点の測定は(1)式によりアペツクス角θが
わかつており、また走査型温度計1,2によるオ
ープンパイプ8のエツジコーナー部の検知位置は
固定されているものであるから、温度パターンに
よりl1、l2がわかるのでV点の測定は下記に示す
(2)式によつて表わされる。
A=l1/2(またはl2/2)/tanθ/2 ……(2) 但し A:エツジコーナー部間隔中心からV点までの距
離 θ:アペツクス角 l1、l2:走査型温度計の走査装置におけるオープ
ンパイプのエツジ間隔 以上に示す計算を信号処理装置4で行うことに
より、電縫鋼管の溶接工程におけるワークコイル
7とV点の間で少なくとも2ヶ所のオープンコイ
ル温度を検知してその検知温度からエツジコーナ
ー間隔l1、l2の測定を行い、上記間隔信号を用い
てアペツクス角θ、V点の位置測定が可能とな
る。
さらに電縫鋼管の溶接工程におけるワークコイ
ル用電源6の制御には、溶接温度T、電縫鋼管の
肉厚t、および溶接速度Sが制御因子として取り
入れられ、一方電縫鋼管の溶接工程の制御には、
制御因子としてアペツクス角θ、V点位置V、電
縫鋼管の材質Q、また鋼管外径R等が必要である
ことが発明者等の検討、研究によりわかり、また
操業上不可欠である。
アペクツク角θは、操業上測定精度±0.2度が
必要であり、その測定位置分解能は0.17mm以下必
要であることが前記したように発明者等の検討、
研究の結果わかつている。そこで信号処理装置4
により前記(1)式及び(2)式に示すアペクツス角θ及
びV点位置の演算を行い、その値はワークコイル
7の電源制御装置5へ出力され、ワークコイル7
の電源6の制御因子として新らたに用いられるも
のである。
この2つを新にワークコイル7の電源制御装置
5の制御因子として用いることにより、例えば今
までの制御精度が±2.6%であつたものが±0.8%
と向上するものである。またV点位置の測定によ
つてV点位置の変動を検知することが可能とな
り、溶接工程でのスクイズロールのスクイズ量の
測定に用いることも可能となる。
(発明の効果) 本発明装置の測定値を電縫溶接鋼管の入熱制御
に導入することにより、ワークコイル用電源を制
御する制御精度が向上し、今まで製造困難であつ
た電縫鋼管の厚肉化、高カーボン化、高合金鋼化
が可能となり、また溶接工程の高速化を可能とす
る等効果大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置構成を略示する模式図、
第2図は第1図の−′斜視図、第3図は走査
型温度計の走査位置の温度パターンを示す図であ
る。 1,2:走査型温度計、3:温度計変換器、
4:信号処理装置、5:ワークコイル用電源制御
装置、6:ワークコイル用電源、7:ワークコイ
ル、8:オープンパイプ、10:突き合せエツジ
コーナーの温度と突き合せ角測定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電縫鋼管の溶接工程において加熱装置と溶接
    突き合せ点との間でオープンパイプの上方に少な
    くとも2個の走査型温度計を所定の間隔をおいて
    配置し、該オープンコイルの進行方向に対し直角
    方向に該温度計を走査させ、該温度計の測定値を
    温度分布に変換する温度変換器と該変換器出力の
    温度分布より、走査位置のオープンパイプのエツ
    ジ部間隔を演算し、該演算値をもとに突き合せ角
    及び溶接突き合せ点の位置を演算する信号処理装
    置とからなることを特徴とする電縫鋼管の突き合
    せ角及び溶接突き合せ点の測定装置。
JP1499985A 1985-01-29 1985-01-29 電縫鋼管の突き合せ角及び溶接突き合せ点の測定装置 Granted JPS61173109A (ja)

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JP1499985A JPS61173109A (ja) 1985-01-29 1985-01-29 電縫鋼管の突き合せ角及び溶接突き合せ点の測定装置

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JPS61173109A JPS61173109A (ja) 1986-08-04
JPH0360372B2 true JPH0360372B2 (ja) 1991-09-13

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