JPH0358743A - 乾燥おからを用いた水吸収材 - Google Patents
乾燥おからを用いた水吸収材Info
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- JPH0358743A JPH0358743A JP1195197A JP19519789A JPH0358743A JP H0358743 A JPH0358743 A JP H0358743A JP 1195197 A JP1195197 A JP 1195197A JP 19519789 A JP19519789 A JP 19519789A JP H0358743 A JPH0358743 A JP H0358743A
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Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は漬け床等で生じる水分を吸収させる等の用途に
好適に用いられる乾燥おからを用いた水吸収材に関する
。
好適に用いられる乾燥おからを用いた水吸収材に関する
。
(従来の技術)
ぬか漬け、味噌漬け等の各種漬け物は、漬け床に野菜を
漬け、一定時間かけて発酵作用等を促すことによって得
られるが、野菜を漬けた際、野菜中の水分が漬け床に吸
収され、漬け床の表面に水が出てくる場合がある。
漬け、一定時間かけて発酵作用等を促すことによって得
られるが、野菜を漬けた際、野菜中の水分が漬け床に吸
収され、漬け床の表面に水が出てくる場合がある。
この漬け床の表面に出てきた水は食塩に対する水分量の
増加に伴い雑菌等の繁殖の原因となるので、できるだけ
取り除くようにしなければならない。漬け床は乳酸菌、
酵母菌等の有用菌類を繁殖させ雑菌を抑制することによ
って良い漬け床となるからである。
増加に伴い雑菌等の繁殖の原因となるので、できるだけ
取り除くようにしなければならない。漬け床は乳酸菌、
酵母菌等の有用菌類を繁殖させ雑菌を抑制することによ
って良い漬け床となるからである。
したがって、漬け床の表面に水が出てきたような場合は
、ふきん等で吸い取るなどして水を取り除き、また、ぬ
か漬けムどでは、ぬか床をかきまわして酸素を漬け床内
に補給して漬け床を良好な状態に保つようにしている。
、ふきん等で吸い取るなどして水を取り除き、また、ぬ
か漬けムどでは、ぬか床をかきまわして酸素を漬け床内
に補給して漬け床を良好な状態に保つようにしている。
(発明が解決しようとする課題)
上記のように漬け床の管理は、漬け床の表面に出てくる
水を11:除したりする等、かなり煩わしいものである
。したがって、このように水を吸い取ったりぜずに漬t
l物が得られれば、きわめて好都合であり、[ inな
管理で済まずことによって市1でも手軽に漬け物ができ
るようになる。
水を11:除したりする等、かなり煩わしいものである
。したがって、このように水を吸い取ったりぜずに漬t
l物が得られれば、きわめて好都合であり、[ inな
管理で済まずことによって市1でも手軽に漬け物ができ
るようになる。
また一方、豆乳製品を製造する際には大量のおからが従
来副コ1:.されており、これらおからの利川法が神々
検討されてきた。たとえば、村からを乾燥処理して菓子
材料あるいは各種食品の材料の部として利用したり、き
のこ培地の培地材として利用したりする等である。これ
ら従来の用途は、もっぱらおからを栄養源として利用す
るものであった。
来副コ1:.されており、これらおからの利川法が神々
検討されてきた。たとえば、村からを乾燥処理して菓子
材料あるいは各種食品の材料の部として利用したり、き
のこ培地の培地材として利用したりする等である。これ
ら従来の用途は、もっぱらおからを栄養源として利用す
るものであった。
しかしながら、本発明者−は、K%したおからがかなり
の保水性をイjずるこどに着LI L、従来の用途とは
まったく異なる乾燥おからの利川法k開発した。ずなわ
ち、本発1リ1は、漬け床に生じる水などのように不要
な水分な取り除くために好適トこ利川できる乾燥おから
を用いた水吸収相を捉供ずることを[1的としている。
の保水性をイjずるこどに着LI L、従来の用途とは
まったく異なる乾燥おからの利川法k開発した。ずなわ
ち、本発1リ1は、漬け床に生じる水などのように不要
な水分な取り除くために好適トこ利川できる乾燥おから
を用いた水吸収相を捉供ずることを[1的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記1−1的を達成するため次の構成をそなえ
る。
る。
すなわち、通水性材によって形成した袋体中に、乾燥お
からの粉休を土成分とする吸水性材を収納して成ること
を特徴とする。また、前記吸水性44が塩、醤浦製造0
、テに得ら4しるもろみの乾燥物、酒粕、味噌を含むも
のが効果的に用いられる。また,水吸収材はとくに漬1
′j床に適用して効果的である。
からの粉休を土成分とする吸水性材を収納して成ること
を特徴とする。また、前記吸水性44が塩、醤浦製造0
、テに得ら4しるもろみの乾燥物、酒粕、味噌を含むも
のが効果的に用いられる。また,水吸収材はとくに漬1
′j床に適用して効果的である。
(発明の概要)
本発明に係る乾燥おからを用いた水吸収材は、乾燥おか
らの吸水性を利用して水分を吸収するものであって、通
水性の袋体中に乾燥おからの粉休を主成分とする吸水性
材を収納したことを特徴としている。
らの吸水性を利用して水分を吸収するものであって、通
水性の袋体中に乾燥おからの粉休を主成分とする吸水性
材を収納したことを特徴としている。
乾燥おからは、豆乳製品を製造する際に得られるおから
を1″ft.燥させたものであるが、ここで用いる乾燥
おからは水分含有率を]O%以ドにまで乾燥させたもの
である。この乾燥おからは、乾燥が進んでいることによ
りきわめてさらさらとした細かい粉体であり、乾燥重量
の7倍B+,度の水分、たとえば、IOF,の乾燥おか
らであれば70gの水分を保有することができる。なお
、乾燥おからの製法としては本出願人による特開昭63
−263057号公報等がある。
を1″ft.燥させたものであるが、ここで用いる乾燥
おからは水分含有率を]O%以ドにまで乾燥させたもの
である。この乾燥おからは、乾燥が進んでいることによ
りきわめてさらさらとした細かい粉体であり、乾燥重量
の7倍B+,度の水分、たとえば、IOF,の乾燥おか
らであれば70gの水分を保有することができる。なお
、乾燥おからの製法としては本出願人による特開昭63
−263057号公報等がある。
−1二記乾燥おからを用いた水吸収材を漬【ノ床に用い
る場合は、潰L′j床の表面に水吸収材をひろげてのせ
ておくだりでよく、これによって漬け床の表面に出てき
た水が乾燥おからの粉休に吸収され、漬け床上に水がた
まらないようになる。
る場合は、潰L′j床の表面に水吸収材をひろげてのせ
ておくだりでよく、これによって漬け床の表面に出てき
た水が乾燥おからの粉休に吸収され、漬け床上に水がた
まらないようになる。
一般に吸水性材として用いられる材料には繊維状の材料
が多いが、この繊維状の材料はふつう塩分濃度が高くな
ると吸水性能が劣゛るという性質がある。しかしながら
、乾燥おからの場合は塩分濃度が高くなった場合でも吸
水性が低下することが( 5 ) ないという特徴があり、これによって漬け床の水吸収に
非邦゛にイf効に利用できるものである。
が多いが、この繊維状の材料はふつう塩分濃度が高くな
ると吸水性能が劣゛るという性質がある。しかしながら
、乾燥おからの場合は塩分濃度が高くなった場合でも吸
水性が低下することが( 5 ) ないという特徴があり、これによって漬け床の水吸収に
非邦゛にイf効に利用できるものである。
」二記のように、乾燥おからを用いた水吸収材は乾燥J
3からの粉体を袋体中に収納して成るから、漬け床に利
川する場合は、漬け床の表面全体を覆うようにたいらに
敷くようにおくのがよく、また、乾燥おからに効果的に
水分を吸収させるため、袋体を複数の小ブロッタに分け
、各ブロックに少しずつ乾燥おからを収納して乾燥おか
らがかたよらないようにするのがよい。
3からの粉体を袋体中に収納して成るから、漬け床に利
川する場合は、漬け床の表面全体を覆うようにたいらに
敷くようにおくのがよく、また、乾燥おからに効果的に
水分を吸収させるため、袋体を複数の小ブロッタに分け
、各ブロックに少しずつ乾燥おからを収納して乾燥おか
らがかたよらないようにするのがよい。
また、上記水吸収材は乾燥J3からが主或分であって、
おから白休は食品としても利川できるものであるから,
清番づ床のような食品関係の用途に用いてまったく害を
及ぼさないという利点があり、さらに、漬け床に川いた
場合は才よからの旨味が加わって一層良い漬げ床とする
ことができるという利点がある。
おから白休は食品としても利川できるものであるから,
清番づ床のような食品関係の用途に用いてまったく害を
及ぼさないという利点があり、さらに、漬け床に川いた
場合は才よからの旨味が加わって一層良い漬げ床とする
ことができるという利点がある。
なお、漬け床は使用とともに塩′分a度が低くなるから
、良ijIな状態に椎持ずるためには、適宜塩などを添
加して塩分濃度を調整する必要がある。
、良ijIな状態に椎持ずるためには、適宜塩などを添
加して塩分濃度を調整する必要がある。
( 6 )
上記乾燥おからに塩を混合しておくと、水吸収材で漬け
床」―の水分が吸収されるとともに、水吸収材から塩分
が漬け床に補給されて、漬け床の塩分調節ができきわめ
て効果的である。
床」―の水分が吸収されるとともに、水吸収材から塩分
が漬け床に補給されて、漬け床の塩分調節ができきわめ
て効果的である。
また、乾燥おからにはさらに他の材料を添加して吸水性
材とすることができ、たとえば、吸水性と併せて旨味を
加えるものとして、醤抽製造時に得られるもろみ、酒粕
あるいは味噌を混合させたもの等が好適に用いられる。
材とすることができ、たとえば、吸水性と併せて旨味を
加えるものとして、醤抽製造時に得られるもろみ、酒粕
あるいは味噌を混合させたもの等が好適に用いられる。
上記の添加物のうちで、醤抽製造時に得られるもろみを
混合したもの、及び味噌を混合させたものは旨味と同時
に塩分も補給できるという利点がある。
混合したもの、及び味噌を混合させたものは旨味と同時
に塩分も補給できるという利点がある。
なお、上記の醤抽製造時に得られるもろみはそれ自体で
は水分が75%程度もあるものであるが、これに乾燥お
からを加えて混合し、混合物を乾燥させることによって
好適な乾燥粉体とすることができる。また、酒粕、味噌
等は水分を放出しにくい食品で、それ自体を乾燥するこ
とはがなり困難であるが、乾燥おからと混合することに
よって乾燥させやすくすることができ、吸水性材として
利用できる乾燥粉体とすることができる。
は水分が75%程度もあるものであるが、これに乾燥お
からを加えて混合し、混合物を乾燥させることによって
好適な乾燥粉体とすることができる。また、酒粕、味噌
等は水分を放出しにくい食品で、それ自体を乾燥するこ
とはがなり困難であるが、乾燥おからと混合することに
よって乾燥させやすくすることができ、吸水性材として
利用できる乾燥粉体とすることができる。
上記乾燥おからを用いた水吸収材は、吸水性に優れると
ともに食品に安全に使用できるという特徴を生かして、
」二記以外の種々の利用が可能である。たとえば、パッ
ク詰め食品で貯蔵時に水分が出やすい食品に水吸収材と
して用いる例などが考えられる。
ともに食品に安全に使用できるという特徴を生かして、
」二記以外の種々の利用が可能である。たとえば、パッ
ク詰め食品で貯蔵時に水分が出やすい食品に水吸収材と
して用いる例などが考えられる。
(実施例)
以下本発明に係る屹燥おからを用いた水吸収材の好適な
実施例および使用例を添付図面に裁づいて説明する。
実施例および使用例を添付図面に裁づいて説明する。
第1図は、本発明に係る乾燥おからを用いた水吸収材1
0を示す平面図、第2図はその断面図である。
0を示す平面図、第2図はその断面図である。
乾燥おからを川いた水吸収材1oは、良好な通水性を有
する不織布等からなる包装材12によって包装されてお
り、包装材12には小ブロックに分離した複数の袋体部
14が設けられている。各袋体部14はのり付け部16
によってそれぞれ分離、区画される。
する不織布等からなる包装材12によって包装されてお
り、包装材12には小ブロックに分離した複数の袋体部
14が設けられている。各袋体部14はのり付け部16
によってそれぞれ分離、区画される。
各袋体部14には吸水性材として乾燥おから18が収容
されている。この乾燥おから18は細かい粉体状に作製
されたもので、実施例の水吸収材では各袋体部14にそ
れぞれ10gずつ収容されている。袋体部14は全部で
9個設けられているから、乾燥おからは全体で90g収
納されている。
されている。この乾燥おから18は細かい粉体状に作製
されたもので、実施例の水吸収材では各袋体部14にそ
れぞれ10gずつ収容されている。袋体部14は全部で
9個設けられているから、乾燥おからは全体で90g収
納されている。
乾燥おから18は粉休であるから、上記のように小ブロ
ックに分離することによって均等に分布させることがで
き、乾燥おからかがたよらないようにすることができる
。これにより、乾繰おからを用いた水吸収材10は全体
形状が薄形になり、のり付け部で簡単に折り返すことが
できるようになる。
ックに分離することによって均等に分布させることがで
き、乾燥おからかがたよらないようにすることができる
。これにより、乾繰おからを用いた水吸収材10は全体
形状が薄形になり、のり付け部で簡単に折り返すことが
できるようになる。
第3図は上記乾燥おからを川いた水吸収材1oを漬け床
に用いた使川例を示す説明図である。
に用いた使川例を示す説明図である。
20は漬け物を収容するための容器で、22は容器の蓋
である。24は漬け床で、26は漬け床24内に漬け込
まれたきゅうり、大根、ニンジン等の野菜である。漬け
床24はこのように容器2( 9 ) O内でたいらに入れる。
である。24は漬け床で、26は漬け床24内に漬け込
まれたきゅうり、大根、ニンジン等の野菜である。漬け
床24はこのように容器2( 9 ) O内でたいらに入れる。
」二記乾燥おからを用いた水吸収材10は、図のように
漬け床24の表面全体を覆うようにして漬け床24の表
面にひろげてのせる。
漬け床24の表面全体を覆うようにして漬け床24の表
面にひろげてのせる。
漬け床24の表面に出てきた水は袋体部l2から乾燥お
から18に浸透して吸収され、漬け床24表面には水が
たまらなくなる。
から18に浸透して吸収され、漬け床24表面には水が
たまらなくなる。
上記実施例の乾燥おからを用いた水吸収材10は全体で
600g程度の水を吸収でき、これによってかなり長期
間にわたって水を吸収する吸収材として川いることがで
きる。
600g程度の水を吸収でき、これによってかなり長期
間にわたって水を吸収する吸収材として川いることがで
きる。
このように乾燥おからを用いた水吸収材を用いれば水を
排除する手間がなくなり、雑菌等の繁殖が防止でき、漬
け床が常時良好な状態に維持されることによって、一層
容易に漬け物を得ることができる。また、漬け床24に
はおからの旨味が加わってさらに味のよい良い漬け床と
なる。
排除する手間がなくなり、雑菌等の繁殖が防止でき、漬
け床が常時良好な状態に維持されることによって、一層
容易に漬け物を得ることができる。また、漬け床24に
はおからの旨味が加わってさらに味のよい良い漬け床と
なる。
なお、吸水性材としては前述したように乾燥おからに塩
を添加したり、醤油製造時に得られるもろみ、酒粕、味
噌等を添加した混合物を用いるこ(10) とができる。
を添加したり、醤油製造時に得られるもろみ、酒粕、味
噌等を添加した混合物を用いるこ(10) とができる。
乾燥おからと醤814製造時に得られるもろみを用いた
実施例としては、もろみ(水分65%程度)3部に乾燥
おからを1部加えて混合し、この混合物を乾燥して乾燥
粉体としたものがあげられる。もろみはかなりの水分を
保有しているが、乾燥おからを加えることによって乾燥
おからかもろみの水分を吸収し、混合物を乾燥すること
によって吸水性のたかい乾燥粉体とすることができる。
実施例としては、もろみ(水分65%程度)3部に乾燥
おからを1部加えて混合し、この混合物を乾燥して乾燥
粉体としたものがあげられる。もろみはかなりの水分を
保有しているが、乾燥おからを加えることによって乾燥
おからかもろみの水分を吸収し、混合物を乾燥すること
によって吸水性のたかい乾燥粉体とすることができる。
この場合、乾燥後の粉体での固形分比は乾燥おからとも
ろみで1=1程度である。
ろみで1=1程度である。
また、酒粕あるいは味噌の場合は、上記もろみと比べて
水分量は少ないものの,水分を放出しにくいという特徴
があるから、まず乾燥おからと酒粕、味噌とを混合して
、水分を放出しやすくしてから乾燥させる。乾燥おから
と混合することによってこれらの食品の場合も乾燥しや
すくなる。
水分量は少ないものの,水分を放出しにくいという特徴
があるから、まず乾燥おからと酒粕、味噌とを混合して
、水分を放出しやすくしてから乾燥させる。乾燥おから
と混合することによってこれらの食品の場合も乾燥しや
すくなる。
乾燥おからと味噌との混合分量比の実施例としては1:
1程度、乾燥おからと酒粕との混合比ば1:3程度であ
る。
1程度、乾燥おからと酒粕との混合比ば1:3程度であ
る。
」―記3挿の混合粉体を吸水性材として用いる場合の固
形分比の」一眼は、乾燥おからをlとした場合、もろみ
、酒柏、味噌が2程度である。
形分比の」一眼は、乾燥おからをlとした場合、もろみ
、酒柏、味噌が2程度である。
乾燥おからは上記のように食品を乾燥させる機能から見
て、非常に優れたものであり、塩分濃度が高いものに対
しても吸水性が劣らないという特徴がある。したがって
、乾爆才2からと混合して用いることができる食品は上
記例に匝らず、きオ)めで多種のものを対象とすること
ができる。たとえば、みりん等の各種食品を製造する際
に得られる残搾を乾燥おからと混合させたもの、ぬか床
を別につくっておきこのぬか床を乾燥おからと混合させ
て乾燥させたもの等である。ぬか床を戊分として用いた
場合は、清むブ床の旨味を向上させることと塩分補給の
効果がある。
て、非常に優れたものであり、塩分濃度が高いものに対
しても吸水性が劣らないという特徴がある。したがって
、乾爆才2からと混合して用いることができる食品は上
記例に匝らず、きオ)めで多種のものを対象とすること
ができる。たとえば、みりん等の各種食品を製造する際
に得られる残搾を乾燥おからと混合させたもの、ぬか床
を別につくっておきこのぬか床を乾燥おからと混合させ
て乾燥させたもの等である。ぬか床を戊分として用いた
場合は、清むブ床の旨味を向上させることと塩分補給の
効果がある。
上記各実施例で用いている乾燥J3からは立乳製品を製
造する際に得られるおからを乾燥して得たものであるが
、通常のおからがかなり多量の水分を含有しているのと
比べて、水分含右率を10%程度以下の高い乾燥度まで
乾燥を進めたことを特徴としている。前述した大きな保
水性も乾燥おからの乾燥度が高いことに起因するもので
あり、水分を放出しにくい食品を水分を放出しやすくで
きるのも吸水性が高いことによっている。なお、乾燥お
からを漬け床にそのまま混合して用いることももちろん
でき、乾燥おからを混合した場合は、おからの旨味によ
ってthILけ床の味が良くなることと、乾M8おから
の保水作によって水の出かたを少なくすることができる
。
造する際に得られるおからを乾燥して得たものであるが
、通常のおからがかなり多量の水分を含有しているのと
比べて、水分含右率を10%程度以下の高い乾燥度まで
乾燥を進めたことを特徴としている。前述した大きな保
水性も乾燥おからの乾燥度が高いことに起因するもので
あり、水分を放出しにくい食品を水分を放出しやすくで
きるのも吸水性が高いことによっている。なお、乾燥お
からを漬け床にそのまま混合して用いることももちろん
でき、乾燥おからを混合した場合は、おからの旨味によ
ってthILけ床の味が良くなることと、乾M8おから
の保水作によって水の出かたを少なくすることができる
。
なお、t一記実施例ば漬{づ床の氷除去用に用いた例で
あるが、乾燥おからを用いた水吸収月の利用創象は漬け
床に限定されるものでないことばいうまでもなく、水を
排除あるいは吸収するための用途として適′i+:用い
得ることばいうまでもない。
あるが、乾燥おからを用いた水吸収月の利用創象は漬け
床に限定されるものでないことばいうまでもなく、水を
排除あるいは吸収するための用途として適′i+:用い
得ることばいうまでもない。
以−1−、本発明について好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
く、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し
掛るのはもちろんのことである。
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
く、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し
掛るのはもちろんのことである。
(発明の効果)
本発明によれば、」―述したように構威したこと( 1
3) によって、乾燥おからの吸水性を有効に利川して漬け床
の表面に生じる水の吸収材として、あるいは他の食品の
吸水材として+T適に用いることが1q能となる。とく
に、この水吸収材は乾燥おからによって水を吸収させる
ことにより、各種食品の吸水材として安全に用いること
ができるという効果がある。
3) によって、乾燥おからの吸水性を有効に利川して漬け床
の表面に生じる水の吸収材として、あるいは他の食品の
吸水材として+T適に用いることが1q能となる。とく
に、この水吸収材は乾燥おからによって水を吸収させる
ことにより、各種食品の吸水材として安全に用いること
ができるという効果がある。
また、乾燥おからに塩、YJfλ11製造時のもろみ、
酒粕、味噌等を加えることによってさらに好適な水吸収
材とすることができる。
酒粕、味噌等を加えることによってさらに好適な水吸収
材とすることができる。
また、この乾燥おからを用いた水吸収材は従来もっぱら
栄養源としてのみ用いられていたおからの新規な用途を
開発したものであり、これによっておからの有効利用を
図ることができるものとなる等の著効を奏する。
栄養源としてのみ用いられていたおからの新規な用途を
開発したものであり、これによっておからの有効利用を
図ることができるものとなる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る乾燥おからを用いた
水吸収材の−実施例を示す平面図および断面図、第3図
は乾燥おからを用いた水吸収材の使用例を示す説明図で
ある。 (14 ) 10・・・乾燥おからを用いた水吸収材、12・・・包
装材、 14・・・袋体部、 1・・・のり付け部、
18・・・乾燥おから、20・・・容器、 22・・
・蓋、 24・・漬け床、 26・・・野菜。 6
水吸収材の−実施例を示す平面図および断面図、第3図
は乾燥おからを用いた水吸収材の使用例を示す説明図で
ある。 (14 ) 10・・・乾燥おからを用いた水吸収材、12・・・包
装材、 14・・・袋体部、 1・・・のり付け部、
18・・・乾燥おから、20・・・容器、 22・・
・蓋、 24・・漬け床、 26・・・野菜。 6
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、通水性材によって形成した袋体中に、乾燥おからの
粉体を主成分とする吸水性材を収納して成ることを特徴
とする乾燥おからを用いた水吸収材。 2、吸水性材が塩を含むことを特徴とする請求項1記載
の乾燥おからを用いた水吸収材。 3、吸水性材が醤油製造時に得られるもろみの乾燥物を
含むことを特徴とする請求項1または2記載の乾燥おか
らを用いた水吸収材。 4、吸水性材が酒粕を含むことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の乾燥おからを用いた水吸収材。 5、吸水性材が味噌を含むことを特徴とする請求項1、
2または3記載の乾燥おからを用いた水吸収材。 6、漬け床の水吸収材である請求項1、2、3、4また
は5記載の乾燥おからを用いた水吸収材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1195197A JPH0358743A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | 乾燥おからを用いた水吸収材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1195197A JPH0358743A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | 乾燥おからを用いた水吸収材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0358743A true JPH0358743A (ja) | 1991-03-13 |
Family
ID=16337068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1195197A Pending JPH0358743A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | 乾燥おからを用いた水吸収材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0358743A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5671592A (en) * | 1994-10-21 | 1997-09-30 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Medicine packing apparatus |
JP2000217505A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-08 | Hideo Mitomi | 醤油粕及びオカラを利用した漬物床用粉末の製法 |
US7055072B2 (en) | 2000-11-16 | 2006-05-30 | Niigata Seimitsu Co., Ltd. | Memory system |
JP2006212346A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Tsugio Baba | 消火剤、消火器ならびに難燃剤、防炎シート、難燃繊維 |
US9240237B2 (en) | 2013-03-13 | 2016-01-19 | Nagase & Co., Ltd. | Semiconductor device and method of writing/reading entry address into/from semiconductor device |
-
1989
- 1989-07-27 JP JP1195197A patent/JPH0358743A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5671592A (en) * | 1994-10-21 | 1997-09-30 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Medicine packing apparatus |
JP2000217505A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-08 | Hideo Mitomi | 醤油粕及びオカラを利用した漬物床用粉末の製法 |
US7055072B2 (en) | 2000-11-16 | 2006-05-30 | Niigata Seimitsu Co., Ltd. | Memory system |
JP2006212346A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Tsugio Baba | 消火剤、消火器ならびに難燃剤、防炎シート、難燃繊維 |
JP4630682B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2011-02-09 | 二夫 馬場 | 消火剤、消火器ならびに難燃剤、防炎シート、難燃繊維 |
US9240237B2 (en) | 2013-03-13 | 2016-01-19 | Nagase & Co., Ltd. | Semiconductor device and method of writing/reading entry address into/from semiconductor device |
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