JPH035774A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等に利用さ
れ、装置本体に対して着脱自在の現像装置に関する。

〔従来の技術〕

現像装置の現像部にトナーや現像剤を供給する場合、こ
れまでトナーボトルからホッパーにトナーを補給する方
式がとられてきた。しかし、ユーザの汚れ防止に対する
要求や操作性に対する要求が厳しくなり、最近ではトナ
ーカートリッジを使用する複写機が増えてきた。

さらに、最近では現像部とトナーカートリッジ（トナー
貯蔵部）を一体で構成し、ユーザが装置本体より着脱し
て交換することのできる現像装置が提案されている。

そしてこの種の現像装置は、物流段階で現像部の中にト
ナーが混入しないように、両者の間をシール部材で仕切
り使用直前にこのシールを取り除く方式となっている（
例えば特開昭５９−６１８６１号公報、米国特許第３９
９９６５４号明細書。

米国特許第４０６５３３５号明ｔｔＪ！ｊ＠等）。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来装置において、そのシールを取り除くにはシール部
の接着層を剥がす必要があり、そのためにかなり大きな
力を必要とし、また、シールを外に引き出すときシール
面に付着し拭い切れなかつたトナーで手や機内が汚れる
という問題があり、ユーザから改善の要求が強かった。

本発明の目的は、シールを取り除く力を軽減し、シール
取り除き時のトナーによる汚れを防止することのできる
現像装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、現像部とトナー貯蔵部から構成される装置
本体に対して着脱可能な現像装置において、現像部とト
ナー貯蔵部とを仕切る開閉可能なシャッタ部材と、シャ
ッタ部材とトナー貯蔵部を形成する壁とに接着されたシ
ール部材と、シャッタ部材と壁との境目に設けられ、外
部からの引っ張り力によりシール部材を切断するＩＩＨ
線状あるいは幅狭の帯状のシール切断部材とを備えたこ
とによって達成される。

〔作用〕

シャッタ部材と、壁と、この両者の隙間を埋めるように
貼られたシール部材とで現像部とトナー貯蔵部とを完全
に分離し、かつシール切断部材を引いてシール部材を切
断した後、シャッタ部材を開放して、現像部にトナーを
混入する。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第８図は複写機本体と現像装置の外観斜視図であって、
複写機本体１に対してその手前側から現像装置２が着脱
できるようになっている。

第１図は本発明による現像装置の一実施例の構成図であ
って、２ａは現像部（現像室）、２ｂはトナー貯蔵部（
トナー室）、３はシャッタ部材、３ａはその回転軸、３
ｂは外方に突出するレバーである。また現像部２ａは内
部に磁石を配した現像ローラ４、現像ローラ４上の現像
剤の層を規制するドクター５、現像ローラ４に現像剤を
供給し、トナー貯蔵部２ｂより補給されたトナーを攪拌
するパドルホイール６、現像部２ａの外壁にあって現像
剤中のトナー濃度を検出するセンサ７で構成される。

またトナー貯蔵部２ｂには軸８により回転するトナー補
給・攪拌・トナーエンド検知部材９が内蔵されている。

現像部２ａとトナー貯蔵部２ｂとを仕切るシャッタ部材
３は軸３ａを中心に回転可能で、その操作は軸３ａと実
質的に一体のレバー３ｂによって行われ、シャッタ部材
３が閉じられた状態ではレバー３ｂにより現像部π２の
本体ｌへのセットが阻止される。

シャッタ部材３が閉じられた状態（第１図の状態）では
シャッタ部材３の先端（下端）はトナー貯蔵部を形成す
る壁１０の先端（上端）と僅かな間隙を以て対向してお
り、かつこの間隙をシール部材１１で塞ぐようにしであ
る。このように、現像装置２の製造段階で現像部２ａと
トナー貯蔵部２ｂとはシール部材１１で完全に分離され
、現像部２ａには現像剤が、またトナー貯蔵部２ｂには
トナーが封入される。このシール部材１１は使用する直
前に除去される。

第２図はシール部材の斜視図であって、紙や樹脂フィル
ムなどで構成されるシール部材１１はシャッタ部材３と
壁１０にまたがって両者に貼り付けられているが、シャ
ッタ部材３と壁１０との境目部分でシール部材１１を周
回するように糸１２が、一端を現像側板の外で弾性部材
１３で抜は止めされ、他端をフック１４に接続されて設
けられている。

この糸１２の強度はシール部材１１を切断できる程度の
ものである。

第３図はシール部材１１を切断する状態の斜視図であっ
て、フック１４を手前に引くとシール部材１１が糸１２
により切断される。糸１２を引き抜く際、出口に設けた
スポンジなどの弾性部材１４でトナーが拭き取られるた
め、外部へ汚れを出すことはない。

第４図は装置本体ヘセットする状態の現像装置の構成図
であって、レバー３ｂを倒し、シャッタ部材３ａを開く
ことにより、現像部２ａにトナー貯蔵部２ｂ内のトナー
を補給することができる。

第５図は装置本体から引き出した状態の現像装置の構成
図であって、色替えなどの目的で現像装置２を本体から
引き出すとシャッタ部材３が閉じトナー貯蔵部２ｂ内の
トナーが不用意に現像部２ａに混入することを防止する
。

本実施例では現像部とトナー貯蔵部とが一体で形成され
た現像装置について述べたが、トナーカートリッジのシ
ールへの応用も可能である。

第６図、第７図は変形例によるシール部材の斜視図であ
って、この場合のシール部材１１は、引っ張り部１１ａ
を引っ張ると、この幅の分だけ裂ける性質のフィルムで
構成されている。使用に際しては引っ張り部１１ａを外
方から引っ張ることによりシール部材１１が切断される
。

なお、特許請求の範囲に記載したシール切断部材は糸１
２および引っ張り部１１ａがこれを構成する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、細線あるいは幅
狭の帯状のシール切断部材でシール部材をスリット状に
切断するので、それに要する力は軽くて済み、また、汚
れたシール部材の大部分は内部に残るので、外部に出る
トナー量を大幅に減らすごとができ、ユーザの手や衣服
また機械の内部を汚すことのない現像装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による現像装置の一実施例の構成図、第
２図はシール部材の斜視図、第３図はシール部材を切断
する状態の斜視図、第４図は装置本体ヘセットする状態
の現像装置の構成図、第５図は装置本体から引き出した
状態の現像装置の構成図、第６図および第７図は変形例
によるシール部材の斜視図、第８図は複写機本体と現像
装置の外観斜視図である。 ２ａ・・・現像部、２ｂ・・・トナー貯蔵部、３・・・
シャッタ部材、１０・・・壁、１１・・・シール部材、
ｌｌａ・・・引っ張り部、１２・・・糸。 第１図 ！１！４図 １１８２図 第３図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現像部とトナー貯蔵部から構成され、装置本体に対して
   着脱可能な現像装置において、現像部とトナー貯蔵部と
   を仕切る開閉可能なシャッタ部材と、シャッタ部材とト
   ナー貯蔵部を形成する壁とに接着されたシール部材と、
   シャッタ部材と壁との境目に設けられ、外部からの引つ
   張り力によりシール部材を切断する細線状あるいは幅狭
   の帯状のシール切断部材とを備えたことを特徴とする現
   像装置。