JPH035772A - コロナ放電装置 - Google Patents

コロナ放電装置

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JPH035772A
JPH035772A JP13917689A JP13917689A JPH035772A JP H035772 A JPH035772 A JP H035772A JP 13917689 A JP13917689 A JP 13917689A JP 13917689 A JP13917689 A JP 13917689A JP H035772 A JPH035772 A JP H035772A
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JP
Japan
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shield member
discharge
activated carbon
sheet
corona discharge
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Pending
Application number
JP13917689A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Chatani
清志 茶谷
Yasushi Tanaka
康司 田中
Atsushi Shikibe
色部 厚
Tomokazu Kurita
知一 栗田
Norichika Hirohashi
範親 広橋
Takashi Kanagawa
尚 神奈川
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野j この発明は、−様に帯電された感光体上に静電潜像を形
成して、画像の複写や記録等を行なう電子写真複写機や
プリンタ等の画像形成装置に用いられるコロナ放電装置
に関するものである。
[従来の技術1 従来、上記電子写真複写機等においでは、感光体、とし
てセレン系の感光性材料が主に使用されてきており、こ
の感光体は、プラスに一様帯電されて静電潜像が形成さ
れる。ところが、最近では、ユーザー側で廃棄が可能な
無害の有機系の感光性材料(OPC)を用いた感光体が
主流となりつつある。
上記有機系の感光性材料は、現在のところほとんどマイ
ナス帯電のものが実用化されており、有機系の感光性材
料を用いた感光体は、コロナ放電装置によってマイナス
に一様帯電された後、画像が露光されて静電潜像が形成
される。
ところが、コロナ放電装置をマイナスに放電させた場合
には、マイナスのコロナ放電に伴って空気中の酸素(0
2)が電離しやすく、電離した酸素がさらに酸素や窒素
等と反応して、オゾン(03)や窒素酸化物(NOx)
等が多量に発生する。
これらのオゾン等を含む空気は、電子写真複写機内に配
置された排気ファンによって機外に排出されるが、オゾ
ンは非常に臭いの強い気体であり、オゾンの濃度がo、
ippm程度存在する空気中に人が長時間接していると
、息切れ、目まい、頭痛、吐き気などの生理作用が認め
られることがあり、人体に対し有害であって、電子写真
複写機等の事務81器が抱える問題点とされている。
そればかりか、コロナ放電装置から発生したオゾン(0
3)や窒素酸化物(NOx)は、対向する感光体ドラム
等の表面に付着し、高湿度環境下において吸湿し1感光
体ドラムの表面抵抗を低下させ、トナー像のかぶりや像
流れ等を発生させるという問題点があった。また、オゾ
ンは強い化学作用があり、感光体と化学反応を生じ、本
来の電子写真特性が時間とともに損われていくという問
題点があった。
これらの問題点を解決するため、電子写真複写機から排
出されるオゾン等を除去、低減する手段として、例えば
オゾンを含む空気を排出する開口部にオゾン分解物質を
充填又は不織布などに係留させて接触面積を大きくした
フィルターを設けたり、エアーフローを工夫したりして
、フィルターによってオゾン等を分解あるいは放出を防
止する方法が採られている。
しかし、こうした場合には、特殊なフィルターを使用し
たり、複写機等の排気構造を変えたりする必要があるた
め、コストアップになるという問題点があった。また、
コロナ放W1装置で発生したオゾン等が、直接感光体ド
ラムに付着するのを効率良く防止することができないと
いう問題点もあった。
そこで、コストアップ等を招くことなく、効率良くオゾ
ン等を分解除去する手段として、コロナ放電装置のシー
ルドの内外面に活性炭シートを接着剤により貼付けたり
、活性炭を塗布したりすることにより、オゾン等を分解
除去することが提案され、実施もされている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来技術の場合には、次のような問題点を
有している。すなわち、コロナ放電装置のシールドの内
外面に活性炭シートを貼付けた場合には、高tMaI湿
時等に接着剤が剥がれたり活性炭シートが吸湿して反り
や波打ち等の変形を生じ、放電ワイヤとシールドの内面
に貼り付けられた活性炭シートの距離がばらついて、放
電ムラや異常放電が発生するという問題点があった。ま
た、活性炭シートにケバ立ち等が生じると、放電ワイヤ
との間で火花放電が発生し、場合によっては放電ワイヤ
が切断するという問題点があった。
また、活性炭シートには、オゾン等の吸着や吸収能力に
寿命があるため、活性炭シートが寿命によってオゾン等
の吸着能力が低減した場合には、活性炭シートを交換す
る必要がある。しかし、活性炭シートは、接着剤によっ
てシールドに接着されているため、活性炭シートのみを
交換することが困難であり、コロナ放電装置全体を交換
しなければならず、不経済であるという問題点があった
[111題を解決するための手段] そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、活性
炭シート等のシート状の放電生成物除去部材が吸湿して
変形した場合でも、放電ムラや異常放電等が発生するの
を防止することができ、しかも活性炭シート等のシート
状の放電生成物除去部材に寿命がぎた場合には、放電生
成物除去部材のみを容易に交換することができ、装置の
ランニングコストを低減することが可能なコロナ放電装
置を提供することにある。
すなわち、この発明は、一対の絶縁部材間に張架された
放電ワイヤと、この放電ワイヤに対向して配置されるシ
ールド部材とからなるコロナ放電装置において、上記シ
ールド部材の全面に通気孔を多数穿設するとともに、こ
のシールド部材の外面をシート状の放電生成物除去部材
によって被覆し、このシート状の放電生成物除去部材を
押え部材によってシールド部材の外面側に保持するよう
に構成されている。
上記シールド部材には、例えば小さな円形状の通気孔が
同一間隔で穿設されるが、通気孔の形状としては、これ
に限定されるわけではなく、六角形状あるいは矩形状な
ど任意の形状で良いことは勿論である。
また、シート状の放電生成物除去部材としては、例えば
活性炭シートが用いられるが、これに限定されるもので
はなく、オゾンや窒素酸化物等の放電生成物を除去可能
なものであれば他のものを用いても勿論良い。他のシー
ト状の放電生成物除去部材としては、例えば、オゾンや
窒素酸化物等の分解効果のあるニッケル、アルミ、銅等
の金属をメツキあるいは蒸着などにより表面に形成した
シートなどを用いても良い。
なお、ここで、放電生成物の除去とは、放電生成物を吸
着、吸収あるいは分解等することにより、放電生成物を
除去することができるものをすべて含む概念である。
さらに、活性炭シートには、必要に応じて粉末状の金属
や金R酸化物を担持させても良い。この金属酸化物とし
ては、例えば酸化マンガンが用いられる。
しかし、これ以外にも、金属としては、Pt1Pd、A
g、Ru、 、Rh等の貴金属を使用することができる
。また、酸化マンガン以外の金属酸化物としては、Ti
、VlCrlMnlFe。
C01N+、W等の遷移金属の酸化物を使用することが
できる。さらに、それ以外に、ゼオライト、活性アルミ
ナ、シリカゲル等を活性炭シートに担持させたり、ある
いはこれらのものを必要に応じて単独で使用しても良い
また、上記シート状の放電生成物除去部材を押える押え
部材としては、例えば薄い金属板からなるものが用いら
れるが、シート状の放電生成物除去部材を保持可能なも
のであれば、他のものでも勿論良い。
[作用] この発明においては、シールド部材の全面に通気孔を多
数穿設するとともに、このシールド部材の外面をシート
状の放電生成物除去部材によって被覆し、このシート状
の放電生成物除去部材を押え部材によってシールド部材
の外面側に保持するようにしたので、コロナ放電によっ
て発生したオゾン等は、シールド部材に穿設された通気
孔を通して、シールド部材の外側に保持されたシート状
の放電生成物除去部材に到達する。
そして、オゾン等は、このシート状の放電生成物除去部
材によて吸着分解され、除去される。また、上記このシ
ート状の放電生成物除去部材は、押え部材によってシー
ルド部材の外面側に保持されているので、放電生成物除
去部材に寿命がきた場合には、押え部材を外して放電生
成物除去部材のみを新たなものと交換するようになって
いる。
[実施例] 以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第7図はこの発明に係るコロナ放電装置を適用し得る電
子写真複写機を示すものCある。図において、1は図示
しないプラテンガラス上に載置された原稿の画像が露光
される感光体ドラムであり、この感光体ドラム1は、図
示しない駆動手段によって矢印方向に回転可能となって
いる。この感光体ドラム1としては、例えば有機系の感
光性材料(OPC)を用いたものが使用され、この有機
系の感光性材料を用いた感光体ドラム1は、次に述べる
ようにその表面がマイナスに一様帯電されて静電WJl
lEIが形成される。
上記感光体ドラム1は、原稿の画像露光に先だって一次
帯電器2によりマイナスの所定電圧に一様帯電され、そ
の後原稿の画像が露光されて静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、現像器3によって現像されてトナー像と
なり、このトナー像は、転写帯電器4の帯電によって転
写用紙5上に転写される。転写用紙5は、給紙カセット
6から所定のタイミングで、感光体ドラム1表面へと供
給される。一方、トナー像が転写された転写用紙5は、
分離帯電器7の帯電によって感光体ドラム1の表面から
分離された後、搬送ベルト8によって定着器9に送られ
る。そして、この定着器9によってトナー像が転写用紙
5上に定着され、転写用紙5は、機外に設けられた図示
しない排出トレイ上に排出される。また、転写工程終了
後、感光体ドラム1の表面に残留する未転写トナーは、
クリーニング装置10によって感光体ドラム1の表面か
ら除去される。さらに、感光体ドラム1は、除電ランプ
11により露光を受けて残留電荷が除去され、次の複写
工程に備えられる。
この発明の一実施例に係るコロナ放電装置は、例えば上
記−数帯電器2として使用されるが、これに限定される
ものではなく、他の転写帯電器や分離帯電器、あるいは
転写前帯電器、除電帯電器等として用いても勿論良い。
第1図はこの発明に係るコロナ放電装置の一実施例を示
すものである。図において、12はコロナ放電装置であ
り、このコロナ放電装置12は、ステンレス等からなる
金属板により細長い箱体状に形成されたシールド部材1
3を備えている。このシールド部材13は、第2図及び
第6図に示すように、両側!114.15と天井壁16
とにより断面コ字形状に形成されており、その下側面に
は、開口部17が設けられている。また、シールド部材
13の天井壁16は、両端に延長されており、この延長
部16a、16bには、次に説明するように絶縁ブロッ
ク18.19が取付けられるようになっている。
上記シールド部材13の両端には、その延長部16a、
16bに1対の絶縁ブロック18.19がネジ止め等の
手段によって固着されており、両絶縁ブロック18.1
9間には、細いタングステンワイヤ等からなる放電ワイ
ヤ20が張架されている。図中、22は放電ワイヤ20
に高電圧を印加するための端子を示している。
そして、上記電圧印加用の端子22を介して放電ワイヤ
20にマイナスの高電圧を印加するとともに、シールド
部材13をアースに接続することによって、放電ワイヤ
20からシールド部材13に向かってコロナ放電が発生
し、このコロナ放電に伴って放出されるイオンにより、
感光体ドラム1の表面をマイナスに一様帯電りるもので
ある。
その際、コロナ放電に伴ってオゾン(03)や窒素酸化
物(NOx)等の放電生成物も同時に放出される。
ところで、この実施例では、上記シールド部材の全面に
通気孔を多数穿設するとともに、このシールド部材の外
面をシート状の放電生成物除去部材によって被覆し、こ
のシート状の放電生成物除去部材を押え部材によってシ
ールド部材の外面側に保持するように構成されている。
すなわち、シールド部材13は、第2図に示すように、
その全面に円形状の小さな通気孔23.23・・・が、
同一径かつ同一間隔で一様に多数穿設されている。この
ように、シールド部材13に通気孔23.23・・・を
全面に多数穿設することによって、上記のごとくコロナ
放電によって発生する放電生成物が通気孔23.23・
・・を通過し、後述する放電生成物除去部材によって吸
着除去される。
また、シールド部材13に通気孔23.23・・・を全
面に多数穿設することによって、次のような作用をも奏
する。すなわち、コロナ放電が経時的に進行すると、シ
ールド部材13の内面に放電生成物が付着し、シールド
部材13の内面が部分的に絶縁化することが知られてい
る。
その結果、放電ワイヤ20からの電気力線が部分的に絶
縁化したシールド部材13の両側壁14.15及び天井
壁16へ選択的に発生するようになるため、感光体ドラ
ム1の表面への放電分布がムラになり易い。また、コロ
ナ放電装置の電源として通常用いられる定電流電源を使
用した場合には、上述した経時変化の影響によって放電
ワイヤ20に流れる電流も増加するため、定電流電源と
して容量の大きなものを用いる必要があり、コスト高に
なる。
それに対して、シールド部材13に通気孔23.23・
・・を全面に多数穿設した場合には、放電ワイヤ20か
らの電気力線が通気孔23.23・・・のエツジ部に向
かうため、シールド部材13が平板状のときに比べて経
時的障害を受は難くなる。そのため、シールド部材13
の内面に放電生成物が付着し、シールド部材13の内面
が部分的に絶縁化した場合でも、放電ワイヤ20からの
電気力線が通気孔23.23・・・のエツジ部に向かっ
て発生するので、放電ムラや放電電流の増加等が発生す
るのを防止することができる。
また、上記シールド部材13の外面には、シート状の放
電生成物除去部材としての活性炭シート24が被覆され
ている。この活性炭シート24は、紙材の表面に細粒状
の活性炭を保持させたものであり、活性炭シート24と
しては、例えば東洋紡績(株)社製の活性炭シート:型
番P−165Nを使用することができる。
上記活性炭シート24は、第3図に示すように、シール
ド部材13の両側壁14.15及び天井壁16のすべて
を被覆するように、両側壁25.26及び天井!!27
とから断面コ字形状に折曲形成されている。
さらに、上記活性炭シート24は、押え部材28によっ
てシールド部材13の外面側に保持されるようになって
いる。この押え部材28は、第4図に示すように、バネ
性を有する薄い金属板あるいは合成樹脂板等によって、
シールド部材13の形状に対応した細長い直方体の枠状
に形成されている。さらに、詳述すると、押え部材28
は、第1図に示すように、絶縁ブロック18.19の外
周に取付けられる取付は部29.30と、両取付は部2
9.30間に架設される押え板部31.32とから構成
されている。
上記取付は部29.30は、第1図に示すように、絶縁
ブロック18.19の周囲を三方から囲繞するとともに
、絶縁ブロック18.19の残りの一方を短い腕片33
.34によって抱持するように形成されている。また、
押え板部31.32は、取付けtS29.30の活性炭
シート24の両IIM!25.26先端に位置する部分
に架設された平板35.36と、取付は部29.30の
活性炭シート24の両側壁25.26と天井!27との
折曲部に位置し、上記取付は部29.30の腕片33.
34に連続した断面し字形状のL字形板37.38とか
ら形成されている。
そして、上記押え部材28は、第1図に示すように、シ
ールド部材13の外周を活性炭シート24によって被覆
した状態で、この活性炭シート24の外側を押えるよう
になっている。その際、上記押え部材28は、バネ性を
有する材料によって形成されているため、押え部材28
を装着する際には、そのL字形板37.38どうしを外
側に拡げた状態で、第1図に示すように、押え板部31
.32を絶縁ブロック18.19の外周に装着する。
こうすることによって、シールド部材13の外周に被覆
された活性炭シート24は、第6図に示すように、押え
部材28の平板35.36及びl−字形板37.38に
よって、シールド部材13の外周に保持される。
以上の構成において、この実施例に係るコロナ放電装置
では、次のようにしてオゾン等の放電生成物が除去され
る。すなわち、上記コロナ放電装置12は、電子写真複
写機等に装着された状態で、端子22を介して放電ワイ
ヤ20にマイナスの高電圧を印加することによって、放
電ワイヤ20からシールド部材13に向かってコロナ放
電が発生する。その際、コロナ放電に伴って前述したよ
うに、オゾンや窒素酸化物等の放電生成物が発生する。
ところで、上記シールド部材13には、第2図に示すよ
うに、通気孔23.23・・・を全面に多数穿設されて
いるため、放電ワイヤ20からの電気力線は、第8図に
示すように、通気孔23.23・・・のエツジ部に向か
って主に発生する。そのため、上記電気力線に沿って発
生するイオン風は、シールド部材13に穿設された通気
孔23.23・・・を通過する方向に発生する。
したがって、このイオンによってコロナ放電によって発
生したオゾン等の放電生成物も、シールド部材13の通
気孔23.23・・・へと運ばれ、放電生成物の大部分
は、シールド部材13゛の外面に保持された活性炭シー
ト24によって吸着分解等されて除去される。よって、
コロナ放電装M12のコロナ放電に伴って発生したオゾ
ン等の放電生成物が、感光体ドラム1に付着して感光体
の特性を低下させたり、放電生成物が複写機の外部に放
出されて人体に悪影響を及ぼすのを防止することができ
る。
その際、高湿度環境下においては、活性炭シート24が
吸湿して、活性炭シート24に反りや波打ち等の変形が
生じることがある。しかし、上記活性炭シート24は、
押え部材28によってシールド部材13の外面に保持さ
れているため、シールド部材13に通気孔23.23・
・・が穿設されていても、変形した活性炭シート24や
そのケバ立ちがシールド部材13の内側に飛出したりす
ることがない。そのため、たとえ活性炭シート24に反
り等の変形が生じた場合でも、放電ムラや火花放電等の
異常放電が生じることはない。
また、上記活性炭シート24のオゾン等の除去能力には
、寿命があるが、この活性炭シート24は、シールド部
材13の外側に押え部材28によって保持されているだ
けであるので、押え部材28を手で外して活性炭シート
24のみを新しいものと容易に交換することができる。
そのため、従来のように、活性炭シートに寿命がきたと
きにコロナ放電装置ごと新たなものと交換する必要がな
いので、複写機等のランニングコストを低減することが
できる。
なお、上記実施例では、シールド部材13に穿設された
通気孔23.23・・・が円形状の場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、第9図に示すよ
うに六角形状でも、あるいは第10図に示すように矩形
状などでも良いことは勿論である。
第11図はこの発明のさらに他の実施例を示すものであ
り、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施例では、シールド部材の内部に強i
ll的に空気の流れを発生さU゛ることによって、シー
ルド部材の外面に保持された放電放電生成物除去部材を
効率良く使用することができるようになっている。
すなわち、電子写真複写機等には、ff!12図に示す
ように、内部で発生したオゾン等を機外に排出したり、
機内を冷u1するために排気ファン40が設けられてい
る。この排気ファン40は、通常大きな熱良を発生させ
る定着器9側の側壁に配設される。そのため、上記排気
ファン40によって複写機の機内には、第12図に矢印
で承りような空気の流れが生じる。
したがって、この実施例に係るコロナ放電装置12を複
写機の一次帯電器2として使用した場合、コロナ放電装
置12内では、上記の空気の流れによって第13図に示
すような気流を生じる。よって、コロナ放電によって発
生したオゾン等の放電生成物は、前述したようにイオン
風によってシールド部材13の通気孔23.23・・・
へと運ばれるが、同時に上記気流の影響を受けて、第1
3図に示すように、シールド部材13の一方の側壁側へ
と偏って搬送される。
そのため、シールド部材13の両側壁の活性炭シート2
4には、放電生成物の吸着量の差が生じ、放電装置11
2内の風下側の活性炭シート24の放電生成物の吸着量
が多くなる。よって、活性炭シート24の片側の側壁の
み寿命が短く、活性炭シート24を本来の寿命に比べて
早く交換しなければならない。
そこで、この実施例では、第11図に示すように、シー
ルド部材13の天井壁に開口部41を設け、この開口部
41から補助ファン42によって強制的に空気を送り込
むことによって、シールド部材13内の圧力を高め、第
11図に示すように、シールド部材13の両側壁15.
16から略均−に流出する空気の流れを発生させる。図
中、43はダクトを示している。
こうすることによって、複写機等の内部に排気ファン4
0の排気に伴う空気の流れが存在する場合でも、コロナ
放電装置12の内部では、第11図に示すように、シー
ルド部材13の両側壁15.16に向かって略等しく流
れる気流を生じさせることができるので、シールド部材
13の外面に被覆される活性炭シート24を効率良く使
用することができ、オゾン等の除去効率が高まるととも
に、長寿命化が可能となる。
第14図及び第15図はこの発明のさらに他の実施例を
示すものであり、前記実施例と同一の部分には同一の符
号を付して説明すると、この実施例ではコロナ放電装置
に発光素子を組込むことによって装置の小型化を図って
いる。
すなわち、電子写真複写機においては、第16図に示す
ように、感光体ドラムのコロナ放電による帯電と同時に
露光による除電を行なう場合がある。この場合には、コ
ロナ放電装置12と露光装置50とが併用される。しか
し、第16図に示すように、コロナ放電装置112と露
光装置50とを感光体ドラム1の周方向に沿って配置し
た場合には、大きなスペースをとり、又、第17図又は
第18図に示づように、コロナ放電装置12と露光装置
50と部分的に一体化させた場合でも、装置の小型化は
不十分である。
そこで、この実施例では、第14図及び第15図に示す
ように、コロナ放電装置12のシールド部材13の内面
に発光素子としてエレクトロルミネッセンス(EL)板
51を一体的にしたものである。このEL板51を取付
ける位置としては、第19図又は第20図に示すように
しても良い。
こうすることによって、装置の小型化を図ることができ
る。
第21図はこの発明のさらに他の実施例を示すものであ
り、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付して説
明する。この実施例では、シールド部材13の両端に絶
縁ブロック18.19を取付けるのに、第23図に示す
ように、ビス55によって取付けるのではなく、第22
図に示すように、シールド部材13の端部に切欠部56
を設けるとともに、絶縁ブロック18.19の背面に上
記切欠部56と係合する係合用の突起57を形成する。
そして、絶縁ブロック18.19を係合用の突起57を
介して、第22図に示すように、シールド部材13の切
欠部56に係合することによって、絶縁ブロック18.
19をシールド部材13の両端に容易に取付けることが
できるようになっている。
なお、第21図中、58.59は絶縁ブロックに設けら
れた突起及びシールド部材に穿設された係合孔をそれぞ
れ示しており、これら突起58及びシールド部材59に
よって絶縁ブロック18.19の移動を防止している。
また、この実施例では、絶縁ブロック18.19に蓋体
60が設けられているが、この蓋体60は、第24図に
示すように、別体となっているのではなく、第25図に
示すように、ヒンジ部60aを介して一体的に形成され
ている。
ざらに、この実施例では、絶縁ブロック18.19に放
電ワイヤ20の端部を固定するために、第26図に示す
ように、金属製の固定端子61をその基端部によつ−(
絶縁ブロック18.19に植設し、この端子61に放電
ワイヤ20の端部に固着された座金62を引掛けるので
はなく、第27図に示すように、絶縁ブロック18.1
9の内部に突設された突起63に゛放電ワイヤ20の端
部に固着された座金62を引掛けた状態で、第27図に
示すように蓋体60に突設され、突起63と係合する円
筒64によって、第28図に示すように、座金62を挟
持することによって放電ワイヤ20の端部を絶縁ブロッ
ク18.19の端部に固定するようになっている。
しかし、これ以外にも、第29図に示すように、絶縁ブ
ロック18.19の内部に形成されたV字形の溝部65
に、放電ワイヤ20の端部を載dした状態で、蓋体60
に形成された2枚の平行な板66.66によって、第3
0図に示すように挟むことによって、放電ワイヤ20の
端部を絶縁ブロック18.19に固定するようにしても
良い。
また、この実施例では、コロナ放電装置12を複写機の
本体に装着するためのレール70を、第31図に示すよ
うに、シールド部材13と別部材によって形成して溶接
等によってシールド部材13に固@づるのではなく、第
32図に示すように、シールド部材13と一体的に形成
するようになっている。すなわち、シールド部材13の
天井壁16を第33図に示すように切欠いて、外側に向
けて断面コ字形状に折曲することによって、レール70
をシールド部材13と一体的に形成するように構成され
ている。
[発明の効果J この発明は以上の構成及び作用よりなるもので、活性炭
シート等のシート状の放電生成物除去部材が吸湿して変
形した場合でも、放電ムラや異常放電等が発生するのを
防止することができ、しかも活性炭シート等のシート状
の放電生成物除去部材に寿命がきた場合には、放電生成
物除去部材のみを容易に交換することができ、装置のラ
ンニングコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るコロを放電装置を示
す斜視図、第2図はシールド部材を示す斜視図、第3図
は活性炭シートを示す斜視図、第4図は押え部材を示す
斜視図、第5図は第1図の絶縁ブロック部の断面図、第
6図は第1図のシールド部材の部分の断面図、第7図は
この発明に係るコロナ放電装置適用し得る電子写真複写
機を示す構成図、第8図はこの発明の作用を示す断面図
、第9図及び第10図は通気孔の他の例をそれぞれ示す
平面図、第11図はこの発明の他の実流例を示す断面図
、第12図は複写機を示す構成図、第13図はコロナ放
電装置内の空気の流れを示す断面図、第14図及び第1
5図はこの発明のさらに他の実施例を示す断面図及び平
面図、第16図は複写機を示す構成図、第17図及び第
18図は露光装置と帯電装置の組合せをそれぞれ示す構
成図、第19図及び第20図はこの例の変形例をそれぞ
れ示す断面図、第21図及び第22図はユ“、この発明
のさらに他の実施例を示す斜視図及び分解斜視図、第2
3図は従来例を示す斜視図、第24図は異なった従来例
を示す斜視図、第25図はこの発明のまたさらに他の実
施例を示す斜視図、第26図は従来の装置を示す断面図
、第27図及び第28図はこの発明の他の実施例を示す
分解斜視図及び断面図、第29図及び第30図はこの実
施例の変形例を示す分解斜視図及び断面図、第31図は
従来の装置を示づ゛断面図、第32図及び第33図はこ
の発明のさらに他の実施例を示す斜視図及び断面図であ
る。 [符号の説明] 12・・・コロナ放電装置 13・・・シールド部材 18.19・・・絶縁ブロック 20・・・放電ワイヤ 24・・・活性炭シート 28−・・押え部材 12、コロナ放電装置 特 許 出 願 人  富士ゼロックス株式会社代 理
 人 弁理士  中村 智廣(外1名)第 図 27 第 図 第4 図 第 図 第 図 第10囚 0 第 図 第 図 第11囚 第12 図 第 図 第13 図 L 第14図 0 3 第15図 1 第21図 第22図 第16囚 第17図 第18 図 第19図 第20図 第23図 第24図 第25図 第26図 第27図 第30図 第31図 0 「 第29図 第33図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一対の絶縁部材間に張架された放電ワイヤと、この放電
    ワイヤに対向して配置されるシールド部材とからなるコ
    ロナ放電装置において、上記シールド部材の全面に通気
    孔を多数穿設するとともに、このシールド部材の外面を
    シート状の放電生成物除去部材によつて被覆し、このシ
    ート状の放電生成物除去部材を押え部材によってシール
    ド部材の外面側に保持するようにしたことを特徴とする
    コロナ放電装置。
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